JPH0220848A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JPH0220848A
JPH0220848A JP62333393A JP33339387A JPH0220848A JP H0220848 A JPH0220848 A JP H0220848A JP 62333393 A JP62333393 A JP 62333393A JP 33339387 A JP33339387 A JP 33339387A JP H0220848 A JPH0220848 A JP H0220848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
focusing
pattern
lens
magnification
Prior art date
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Pending
Application number
JP62333393A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nakajima
昭夫 中島
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0220848A publication Critical patent/JPH0220848A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学変倍装置を有する画像読取装置に関する
(従来の技術) 光学的変倍読取機構をもつ画像読取装置においては、原
稿から撮像素子まで光路にレンズを配置し、撮像素子に
原稿の画像を縮小して結像させる。
レンズの位置を移動することにより光学的に読取の倍率
を変えることができる。倍率を変えるときは、レンズと
撮像素子との距離もピントが合う位置まで移動する。レ
ンズの移動量と撮像素子の移動mは所定の計算式で求め
られる。レンズと撮像素子の移動は、それぞれ、パルス
モータにより行画像読取の際は、光学系はピントが合っ
ているように調整されていなければならない。このため
、画像読取装置においては、立上り時(N源投入時)に
レンズと撮像素子の距離を変えてピントを調整する必要
がある。
(発明が解決しようとする問題点) ピント調整の際に、初期状態によってはピント調整がで
きないことがある。たとえば、ピントを合わせるために
用いるモータがストッパ位置まではずれていてモータを
作動させてもレンズと撮像素子との距離か変わらないこ
とがある。
ピント調整のために用いるランプの点灯は、ピント調整
が正常に終了するときは比較的短時間で終了する。しか
し、ピントR整が異常であれば、ランプか点灯しつづけ
るため、画像読取装置の温度上昇などの安全上の問題が
起こる。
本発明の目的は、ピント調整が異常な場合にランプ点灯
時間を抑えることができる画像読取装置を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る画像読取装置は、原稿に対してレンズを移
動しズーム機能により光学的に変倍を行う変倍手段と、
レンズをとおった原稿の反射光を撮像素子で検出し原稿
の画像を読み取る画像読取手段と、原稿読取領域の近傍
に設けた所定のパターンを何するパターン板と、画像読
取手段により読み取られたこのパターンの画像の間隔に
より倍率を測定し記憶する倍率測定手段と、レンズに対
し撮像素子を光軸方向へ移動するピント調整手段と、ピ
ントが合ったかどうかを判定するピント判定手段と、上
記ピントa整手段作動時における所定の調整時間または
所定の移動距離内に、上記ピント判定手段によってピン
トが合ったことか判定されない場合にピント調整不良と
判定するエラー検出手段と、エラー検出手段がピント調
整不良と判定したときに、ピント調整手段にピント調整
を中止させるピント調整制御手段とを備えたことを特徴
とする。
(作 用) ピント調整時に、ピント調整時間が所定の時間を越えた
場合、または、撮像素子が所定の距離を移動してもピン
ト調整が終了しないときは、ピント調整不良と判定する
。ピント調整不良と判定したときは、ピント調整を終了
する。
以下余白 (実施例) 以下、添付の図面を参照して次の順序で本発明の詳細な
説明4゛る。
(a)  画像読取装置の機構、 (b)  画像読取装置の内部機構、 (c)  焦点距離検出モード、 (d)  通常モードにおける動作。
(a)  画像読取装置の機構 第2図は、光学的変倍読取り機構を有する画像読取装置
の中央断面図を示す。
基本的な画像読取りのプロセスにおいて、照明ランプl
の光は反射鏡2.3により原稿載置ガラス4上の読取り
位置に集光され、原稿の反射光は、ミラー5及び6.7
で反射され、レンズ8でリニア撮像素子であるCCD9
に結像される。読取り時には、照明ランプl、ミラー5
とミラー6.7はそれぞれスライダにより2:l の速
度比で副走査方向(図で左方向)に走査される為、読取
り位置とレンズとの距Mat、:食化は生じず、結像状
態が保たれろ。C0D9上に結像された像はCOD 9
に上り光電変換され、後述の画像処理回路に送られ読取
りが完了する。
なお、読取り位置とレンズとの距離aは、レンズ8を取
り付けた台!0をガイド棒11にそって移動させるレン
ズモータ12により調節され、また、レンズ8とCCD
9との距離すは、台IOに取り付けたピントモータ13
により、CCD9を取り付けたCCD取付部14を光軸
方向に上記台10に対して相対的に移動して調節する。
(b)画像読取装置の内部構造 第3図は、原稿の濃度を検出するための回路のブロック
図である。
クロック発生回路40は、C0D9に対し必要なSHC
サンプルホールド)信号を与え、他方ではCPU42に
も接続され、クロック信号に用いられろ。CCD9は、
光信号を電気信号に変換する。
A/D変換器44は、CCD9のアナログ出力をディジ
タル信号に変換する。シェーディング回路46は、主走
査方向の光量むらやC0D9のビット間のバラツキを補
正するためのもので、CPU42からそのタイミングが
与えられる。シェーディング回路46の出力は、比較回
路48及びラインRAM50に入力される。ラインRA
M50は、シェーディング補正された一走査うイン分の
信号をメモリに記憶する。この書込み信号は、CPU4
2から出力され、CPU42は、このラインRAM50
を参照することにより、−ライン分のイメージ情報を得
る。
CPU42は、ドライバ70.72をそれぞれ介してレ
ンズモータ12とピントモータ13を駆動する。また、
CPU42は、倍率などを記憶するための不揮発性メモ
リであるEEPROM (Electrically 
Erasable Programable Read
Only Memory) 74に接続され、さらに、
動作のモードを設定するためのデイツプスイッチ76か
らの信号をうける。さらに、CPU42は、以上の信号
とモータ信号、ランプ信号、定位置信号等やコマンド信
号から全体を制御する。
属性RAM52には、図示しない操作パネルからコマン
ドの指定により属性データが記憶される。
デイザROM54は、デイザ選択時に属性情報d0の値
に応じてデイザパターンlまたはデイザパターン2の閾
値を発生させるものであり、閾値は(mXn)のマトリ
クスで発生される。セレクタ56は、属性情報d+に応
じてデイザROM54からの閾値と2値閾値回路58で
発生された2値の閾値を選択して比較回路48へ送る。
すなわち、属性がデイザであれば、デイザROM54か
らのデータを、属性が2値であれば、2値閾値情報を比
較回路48へ送る。比較回路48は、画像データとセレ
クタ56からの閾値とを比較して選択出力回路60に送
る。なお、属性情報d3が1である場合は、白のデータ
を送る。また、選択出力装置60へは、インバータ62
を介して反転したデータも送る。選択出力回路60は、
属性情報d、に応じて反転または非反転のデータを有効
画像信号に同期して、図示しないプリンタに出力する。
次に属性RAM52について説明する。
本実施例においては、画像をたとえば1mmXI闘単位
の領域に分割し、各領域についての2値/中間調等の属
性を属性RAM52に書き込み、編集を行う。
属性RAM52に書き込む属性データは、4ピツ) (
a3.dt、d+ 、d、)からなり、各ビットは、そ
れぞれ、第1表に示す属性情報を示す。すなわち、d。
は、2つのデイザパターンを指定する。d、は、2値処
理とデイザ処理のいずれかを指示する。d、は、白黒の
反転を指示する。d3は、白ぬきを指示する。
第1表 属性情報 白/有効画素 反転/非反転 2値/デイザ ディザパターン1/デイザパターン2 第1表に示す4ビツトの属性データを用いて、第2表に
示す8つの属性を与えることができる。
第2表 00×× Ol×× l 00× 10X 11 l 0 属性データ 白 黒 2値 デイザl デイザ2 反転、2値 反転、デイザ1 反転、デイザ2 (×・・・0.1いずれでもよい。) 以上に説明した属性RAM52を用いて、マスキング、
トリミング、白黒反転、2値/中間調切換等の編集が行
える。
第4図と第5図を用いて、−例を説明する。いま、第4
図に示すような原稿を読み込み、A−Dの各部について
次のように処理をして出力したいとする。すなわち、 A部(中間調画像)デイザパターンlによる中間調処理
(1010) 8部       文字の反転(110x)0部   
    白ぬき(00xx)0部(文字)    2値
処理(100x)E部(外側部分)  白(ooxx) そこで、属性RAM52に、lmmX1mmの領域ごと
に第5図に示すように属性データを書き込む(ここでは
×=0とした)。なお、原稿の外側(E部)は白とした
出力時には、後に説明するように、A部(写真)には中
間調処理を施し、0部(文字部)には、2値処理を施す
など、1mmX1mm単位の領域について属性RAM5
2のデータに対応して処理を施して出力する。すなわち
、CCD9のたとえば16画素がIIIに対応するとす
ると、16画素のCOD出力を読み出すごとに属性RA
M52の内容を読み出して画像処理を切換える。
ところで、原稿載置ガラス4上の原稿設置域の中央位置
は、第5図の上側に示すように、機械的誤差Pが存在す
るため必ずしもCCD9における計算上の中央位置(−
COD素子数/2)と一致しない。ずれは、編集単位l
IR以上になってしまうことがある。計算上の中央位置
に合わせて原稿画像が読み取るとすると、原稿有効域の
一部が読み取られず、また、余分なデータが読み取られ
ることになる。このとき、属性RAM52上では、CC
D9の出力の計算上の中央位置に合わせて編集用属性を
展開すると、精度のよい編集が行えない。
画像編集を精度よく行うためには、編集を開始する前に
画像読取の基準位置(本実施例では画像中央位置)がわ
かっている必要がある。そこで、本実施例では、パター
ン板16を用いて、変倍動作後に中央検出を自動的に行
う。これにより、たとえば第6図に示すように変倍動作
時に機械的にずれPが生じても常に正しい中央位置8a
、8bを基に編集用データを属性RAM52に書き込め
る。
なお、中央検出については、後で詳細に説明する。
また、中央検出機能を実行させるためのコマンドを用意
して、ホストコンピュータが必要と判断するときにのみ
中央検出を行わせてもよい。たとえば、全面同一属性を
指定したとき編集等を行わないので、中央検出は省略し
てもよいことが多い。
(C)  ピント調整 変倍時にはピントを合わせて倍率を測定しなければなら
ない。
読取り位置とレンズ8との距離aとレンズ8とCCD9
との距離すとは、次の光学的関係式を満たしていなけれ
ばならない。
a =「(1−1/Lβ)         (1)b
=r(1−β/L)           (2)ここ
に、fはレンズの焦点距離、Lは読取倍率、βは読取り
時のレンズ縮率である。
倍率とピントとは、原稿先端部に設けられた原稿スケー
ル15の裏側に描かれた倍率及びピント検出用のパター
ン16を用いて検出する。このパターンは、第6図の上
部に示すように、中央部に構成され一定間隔で交互に並
んだ白黒のパターン16aであるピント調整パターンと
このパターン16aを間にした一対の黒ベタパターン1
6b。
+6bからなる。なお、パターン夏6の原稿側は、シェ
ーディング補正用の白パターン板16cである。倍率は
、一対の黒ベタパターン16b、16b間の距離XをC
CD9により測定して検出できる。
ピントは、CCD9のピント検出パターン16aの白黒
出力値により検出される。
第7図にパターン16読取時のCCD9の出力を示すよ
うに、ビンぼけ状態(下段)では白と黒の中間値をとる
が、ピントが合った状態(中段)ではパターンに対応し
て白と黒の2つの値を交互にとる。したがって、所定の
閾値を境として白レベルと黒レベルの差が最大となるよ
うにピントモータ12を移動すればよい。 実際には等
倍読取が多いため、ピント調整は立上りごとに行う必要
がない。
そこで、本実施例では、変倍動作を行ったとき、その情
報をEEPROM74に書き込んでおく。
変倍後に電源が切られたときには、電源を切った状態で
レンズ8が前に出される可能性がある。そこで、再び電
源を供給したときにパターン16を読み、ピント調整が
必要であると判断した場合にのみピント調整を行う。ピ
ント状態であって、EEPROM74の内容より等倍で
あると判断すると、ピント調整を行わない。これにより
、不必要なピント調整をなくすことができ、画像読取の
立上りを早くできる。また、パターンを読み込んでピン
ト状態を確認してから立上げるので、ビンぼけ状態で立
上る心配もない。
なお、−度ピント調整が行われると、その後の変倍動作
において誤差はほとんど生じず、再調整の必要はない。
(d)  ピントR整不良の取扱い ピント調整の際、ピントモータ13の初期位置はどこに
あるかわからず、たとえばストッパ位置までずれていた
とすると、ピントが合わせられないことが起こり得る。
このような調整不良状態にあってら、ピントモータ13
を戻すか、回転方向を逆にすることによりピント調整が
可能になることがある。そこで、ピント調整の不良の場
合は、次のように取扱う。
調整不良状態は、ピント調整時間か所定の時間(たとえ
ば10秒)を越えたことにより検出する。
(なお、たとえば、ある一定距離をピントモータ!3で
動かしてもピントが合わなかったことで検出してもよい
。)調整不良状態は、たとえば、第2図において、CC
D9が右方向に出すぎてストッパに当たり、ピントモー
タ13をまわしてもそれ以上動かない状態である。
調整不良状態であることが検出されると、パターン16
を読み込む。パターンか検出されないときは、直ちにエ
ラーとしてピント調整を終了する。
ある程度のパターンが検出されたときは、たとえば、ピ
ントモータ13をもとの位置に戻し、所定の再調整回数
まではピント調整を繰り返す。
所定の再調整回数までにピント調整ができないときは、
エラーとしてピント調整を終了する。たとえば、ピント
調整時間を最大で10秒とし、再調整を5回までとする
と、最大で50秒でエラーとして終了することになる。
これにより、ピント調整のためにランプ!かつきっばな
しになるという現象がなくなるので、画像読取装置の安
全のために好ましい。
以下余白 (e)  画像読取のフロー 画像読取装置の動作は、第8図に示すフローに従って行
われる。
電源が投入されると、まず、照明ランプ1が点灯される
(ステップSt)。次に照明ランプ1を含む光学系(ス
ライダ)をパターン16を照射する位置へ移動する(ス
テップS2)。次に、ピントを調整して(ステップS3
)、倍率を検出する(ステップS4)。等倍でなければ
(ステップS5)、レンズモータ12を等借方向へ回転
して(ステップS6)、ピント調整(ステップS3)と
倍率検出(ステップS4)を繰り返す。これにより、等
倍ピント位置へレンズ8とCCD9を固定する。そして
、照明ランプ1を消灯しくステップS7)、初期設定(
全面を2値、中間El、中間調2のいずれか所定のモー
ドに設定)を行い(ステップ5ll)、コマンド待ちの
状態になる。
なお、電源投入後に画像読取を再スタートする場合は、
初期設定を行い(ステップ5it)、コマンド待ちの状
態になる。
コマンドには変倍、編集、スキャン要求等がある。コマ
ンドが入力されると(ステップS l 2)、コマンド
に従って分岐する(ステップ513)。
変倍コマンドでは、測定されたレンズ焦点距離fの値を
EEPROM74から読み出しその値をもとに移動量を
求め、移動を行う(ステップ514)。
編集コマンドでは、マスキング・トリミング・反転等の
内容を属性RAM52へ格納することにより編集を行う
(ステップS l 5)。
スキャンコマンドでは、画像読取装置は読取りを行う(
ステップ516)。
第9図は、パターン位置まで光学系(スライダ)を移動
するフロー(ステップS2)を示す。まず、CCD9の
シフト信号SHに同期して(ステップ531)、ライン
RAM書込信号を出しくステップ532)、データをラ
インRAM50に書き込む。
次のシフト信号5I−(に同期して(ステップ533)
、ラインRAM書込信号の出力を止める(ステップ53
4)。
次に、CCD9の中央±100の範囲の画素について黒
データを検出すると、光学系がパターン16aに達した
と判断する。まずシフト信号に同期して(ステップ53
5)、ラインRAM50のポインタのアドレスを中央値
−1OOとする(ステップ836)。そして、アドレス
を1つずつ増加しくステップ538)、黒のデータがあ
るか否かを調べる(ステップ537)。黒データが見出
されると中央のピント検出パターン16aに達したと判
断する。アドレスが中央値+100に達してもすべて白
であれば(ステップ539)、光学系がまだパターン1
6に達していないと判断し、ステップS31に戻り、以
上の過程を繰り返す。
第1図は、ピント調整(ステップS4)のフローを示す
。まず、ピント調整を開始したスタート時間を記憶する
(ステップ541)。次に、ピント検出パターン+6a
をCCD9で読み、ディジタル化し、ノエーディング補
正を行って、ラインRAM50に読み込む(ステップ5
42)。次に、ラインlAM50に記録されたピント検
出パターンI6aの多階調のデータから、ピント状態を
示す白黒のレベル差を計算しくステップ543)、白黒
のレベル差か所定の値より大きいか否かを判定する(ス
テップ544)。大きければピント状態かそれに近い状
態なので、次に、EEPROM74より今回の711源
投入前の倍率を読み出しくステップ545)、その倍率
が等倍であれば(ステップS46でYES)、等倍での
ピント状態にあるので、ピント調整を行わずにリターン
する。
ピント状態でなく、または、等倍でなかった場合(ステ
ップS44またはS46でNo)、次に、ピントモータ
13を所定の方向に回転しCCD9の位置を移動する(
ステップ551)。そして、ステップS42.S43と
同様に、ピント検出パターン16aを読み込み(ステッ
プ552)、ピント状態を示す白黒のレベル差を計算す
る(ステップ553)。白黒レベル差が増している限り
(ステップS54でYES)、ピントが合う方向にレン
ズ8が移動しているので、現在の時間を読み込み、スタ
ート時間との差を求め、差が所定のピントa整時間を越
えていなければ(ステップS55でN0)、ステップS
51に戻り、上の過程を繰り返す。所定の調整時間をす
ぎていれば(ステップS55でYES)、ピント調整を
中止し、チエツク(第1K図)を行う。
白黒レベル差か増加しない場合は(ステップS54でN
O)、ピントがあう位置はレンズ8の移動方向と反対の
方向なので、回転方向を逆にして(ステップ561)、
ピントモータI3を回転する(ステップ562)。そし
て、ステップS51.S52と同様にピント検出パター
ン16aを読み込み(ステップ563)、ピント状態を
示す白黒レベル差を計算する(ステップ564)。白黒
レベル差か増している限り(ステップS65でYES)
、ピントが合う方向にレンズ8が移動しているので、現
在の時間を読み込み、スタート時間との差を求め、差が
所定のピント調整時間を越えていなければ(ステップS
67でNo)、ステップS62に戻り、上の過程を繰り
返す。所定の調整時間をすぎていれば(ステップS67
でYES)、ピント調整を中止し、チエツク(第11図
)を行う。
再び白黒レベル差が増加しなくなると(ステップS65
でNO)、ピントが合う位置をすぎたので、白黒レベル
差の最大値の位置まで戻す(ステップ866)。
なお、ピントモータ13はパルスモータなので、ピント
モータ13の回転量はパルス数として与えられる。この
値は、ピントが合いやすいように適当に定める。
以上のピント合せの過程(第1図の(i )、(ii 
)(iii))において、白黒レベル差とCCD9の位
置は、第10図(a) 、 (b)に示すように変化す
る。
本実施例ではピント調整不良状態は、ピント調整時間で
判断したが、ピントモータ13による駆動距離(パルス
数)が所定の値を越えたことて判断してもよい。また、
時間と距離とを組合仕て、いずれか一方が所定値を越え
たことで判断してもよい。
第11図は、リトライチエツク(ステップS55、S6
7でYESのとき)のフローを示す。ピントモータ13
の初期位置の関係でピント調整がピント調整時間内にで
きなかった可能性があるので、このフローにおいて、再
度ピント調整をするのかやめるのかを判断する。
まず、くり返し回数を計数するためのリトライカウンタ
(初期値″0”)をインクリメントしくステップ570
)、ピント調整パターン16をCOD 9で読み(ステ
ップ571)、パターン!6が有るか否かを判定する(
ステップ572)。通常は、ピントがはずれていてもC
CD9の両端の黒部と中央の白部とではある程度の差が
生じる。ある程度の差が検出されればパターン16かあ
ると判定する。
パターン16が有れば、次に、リトライチエツクの繰り
返し回数が所定の回数を越えていない限り(ステップS
73でNO)、ピントモータ13によりCCD9を逆方
向に動かしくステップ574)、再度ピント調整を行う
その他の場合は、これ以上ピント調整を続けてもピント
合わせができない調整不良状態と判断して、エラーとし
、ピント調整を中止する。
本実施例では、ピント再調整のためピントモータを逆方
向に動かしたが(ステップ574)、所定のらとの位置
に戻すようにしてもよい。
第12図は、倍率検出(ステップS4)のフローを示す
。まず、パターン16の両側の黒ベタパターン16b、
16bの各内側エツジをCCD9で検出し、黒から白へ
或は白から黒へ変化するCCD9のアドレスを求める(
ステップ581)。次に、両エツジ間のドツト数を両ア
ドレスの差として求め(ステップ582)、両エツジ間
ドツト数と等低時のドツト数との比を求め倍率とする(
ステップ583)。そして、この倍率をEEPROM7
4に書き込む(ステップ584)。本実施例では、パタ
ーン16の両エツジ間隔を140mmにしているため、
等低時は、ドツト数は2205となる。
第13図はエツジ検出(ステップS81など)のフロー
を示す。まず、パターン16をCCD9で読み取り、そ
のデータをディジタル化し、シェーディング補正を行い
、ラインRAM50に書き込む(ステップ5IOI)。
次に、ラインRAM50を読み出すためのポインタのア
ドレスを0にする(ステップS 102)。そして、ポ
インタのさすアドレスのデータが白であるか否かを判断
する(ステップ5103)。パターン16の左端は黒ベ
タパターン16bが存在する。したがって、左端近傍で
は、データは黒のはずである。データが黒であれば、ア
ドレスを1だけ増加して(ステップ5t04)、再びそ
のアドレスのデータが白であるか否かを判断する(ステ
ップ5103)。白であると、パターンの左側で黒から
白へ変化するアドレスが求まったので、そのアドレスを
格納する(ステップS 105)。
次に、ポインタのアドレスを右端の値(たとえば500
0)としくステップS I 11)、そのアドレスの値
が白になるまで(ステップ5112)、アドレスを1つ
ずつ減らしていく(ステップS 113)。
黒から白に変化するアドレスが求まると、そのアドレス
は、右側の黒ベタパターン+6bのエツジである。この
右側エツジのアドレスら格納する(ステップ5114)
第14図は、変倍のフロー(ステップS!4)を示す。
本実施例では、変倍ごとに中央検出を行い、機械的ずれ
による変化を求めておく。変倍要求の場合は変倍コマン
ドと同時に設定すべき倍率り。
が指定されている。まず、EEFROM74に格納され
たレンズ焦点用fmrを読み出す(ステップ531)。
次に、移動量Δa、△bを次の式により計算する(ステ
ップS 132)。
△a= f ((11/ L tβ)−(1−1/Lβ
))△b=4((1−β/L、)−(+−β/I、))
 (10)ここに、Lは現在の倍率である。次に、レン
ズ8とCCD9をモータ12,13を回転して算出され
た移動量だけ移動する(ステップ5133)。そして、
中央と先端の検出を行う(ステップ5134)。
第15図は、中央・先端検出(ステップ5I34 )の
フローを示す。まず、照明ランプ1を点灯する(ステッ
プS 171)。光学系(スライダ)が定位置にあるか
否かを判断する(ステップS 172)。
図示しない定位置スイッチがオンであれば定位置にある
と判断する。定位置になければ図示しないスキャンモー
タを定位置までリターン方向に動かしくステップ517
3,5174)、スキャンモータを停止する(ステップ
S 175)。
次に、CCD9の出力をA/D変換しシェーディング回
路46によりシェーディング補正を行うため、まず、ス
キャンモータを作動して光学系をパターン16の白パタ
ーンの位置まで動かしくステップ8181)、シェーデ
ィングデータをシェーディング回路46の図示しないシ
ェーディング用RAMへ書込む(ステップS I 82
)。このシェーディングRAMの内容とA/D変換され
た生データとによりシェーディング補正されたデータが
出力されるようになっている。
次に、パターン位置まで光学系を移動する(ステップS
 l 91.第9図参照)。パターン位置から原稿先端
位置(原稿載置ガラス4上の原稿エリアの先端)までの
距離がわかっているので、その値をスキャンモータの移
動距離としてセットする(ステップ5192)。次に、
パターン16の黒ベタパターン+6bの両エツジを検出
しくステップ5193、第12図参照)、両エツジアド
レスよりCCD9における原稿画像の中央アドレスを計
算する(ステップ5I94)。これは、レンズ8を変倍
位置に移動したとき、第6図に図式的に示すようにレン
ズ8の読み取りの中心位置8a、8bか違っている可能
性があるので、補償するためである。
そして、照明ランプlを消灯しくステップ9195)、
スキャンモータにより光学系を定位置まで戻しくステッ
プ519G、5197)、スキャンモータを停止する(
ステップ519 B)。
第16図は編集のフロー(ステップS 15)を示す。
編集コマンドには、全面モードと矩形領域モードがある
。まず、全面モードであるか否かを判断する(ステップ
5251)。全面モードであれば、属性RAM52の全
体(全画面)に指定された同一属性(中間調など)をセ
ットする(ステップ5252)。全面モードでなければ
、矩形領域モードであり、座標2点で示される領域の内
(又は外)側に指定された属性(マスキング・トリミン
グ・部分属性セット等)を書込み、指定領域内と領域外
とで別の画像処理を施す(ステップ5253)。
第17図は、スキャン(ステップ516)のフローを示
す。まず、照明ランプlを点灯する(ステップ5271
  )。光学系(スライダ)か定位置にあるか否かを判
断する(ステップ5272)。図示しない定位置スイッ
チがオンであれば定位置にあると判断する。定位置にな
ければ図示しないスキャンモータを定位置までリターン
方向に動かしくステップ5273,5274)、スキャ
ンモータを停止する(ステップ5275)。
次に、CCD9の出力をA/D変換しシェーディング回
路46によりシェーディング補正を行うため、まず、ス
キャンモータを作動して光学系をパターン16の白パタ
ーンの位置まで動かしくステップ5281)、シェーデ
ィングデータをシェーディング回路46の図示しないシ
ェーディング用RAMへ書込む(ステップS 282)
。このシェーディングRAMの内容とA/D変換された
生データとによりシェーディング補正されたデータが出
力されるようになっている。
次に、パターン位置まで光学系を移動する(ステップ5
2911第9図参照)。パターン位置から原稿先端位置
(原稿塔載ガラス4上の原稿エリアの先端)までの距離
がわかっているので、その値をスキャンモータの移動距
離としてセットする(ステップS 292)。次に、パ
ターン16の黒ベタパターン16bの両エツジを検出し
くステップ5293、第12図参照)、両エツジアドレ
スよりCCD9の中央アドレスを計算する(ステップ5
294)。これは、レンズ8を変倍位置に移動したとき
、第6図に図式的に示すようにレンズ8の読み取りの中
心位置8a、8bか違っている可能性があるので、補償
するためである。次に、原稿先端位置までスキャンモー
タにより光学系を移動する(ステップS 295)。こ
の移動距離は予めわかっているので、変倍時にも正確に
原稿先端位置からスキャンか開始できる。
光学系が原稿先端位置に達すると、有効画像信号をオン
にして、CCD9による画像読取を開始すζ(ステップ
5301)。原稿後端位置に達すると(ステップ530
2)、有効画像信号をオフにし、画像読取を終了する(
ステップ5303)。そして、照明ランプlを消灯しく
ステップ5304)、スキャンモータにより光学系を定
位置まで戻しくステップ5305.9306)、スキャ
ンモータを停止する(ステップ5307)。
なお、本実施例においてはスキャン中に中央検出を行っ
ているが、スキャン館に光学系(スライダ)をパターン
位置へ移動して中央を検出してもよい。
また、変倍を行わないかぎり中央位置はかわらないので
変倍時のみ中央位置を検出するようにしてもよい。
以下余白 (発明の効果) ピント調整不良を検出したときは、ピント調整を終了し
、ランプ点灯を終了するので、ランプ点灯時間を抑える
ことができ、画像読取装置の安全上に大きな効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は、ピント調整のフローチャートである。 第2図は、画像読取装置の断面図である。 第3図は、画像読取回路のブロック図である。 第4図は、属性指定の一例の図である。 第5図は、属性データの一例の図である。 第6図は、レンズ、パターンおよびCODの位置を示す
図である。 第7図は、ピント検出の状況を示す図である。 第8図は、画像読取のフローチャートである。 第9図は、パターン位置までの移動のフローチャートで
ある。 第10図(a) 、 (b)は、それぞれ、ピント調整
の状況を示す図である。 第11図は、ピントリトライのフローチャートである。 第12図は、倍率検出のフローチャートである。 第13図は、エツジ検出のフローチャートチする。 第14図は、変倍のフローチャートである。 第15図は、中央先端検出のフローチャートである。 第16図は、編集のフローチャートである。 第17図は、スキャンのフローチャートである。 8・・・レンズ、     9・・・COD。 12・・・レンズモータ、13・・・ピントモータ、1
6・・・パターン、   42・・・CPU174・・
・EEPROMo 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代理人 弁理士
  青 山  葆 ほか2名第1 口 第11図 第6図 第7図 第10図 第14図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿に対してレンズを移動しズーム機能により光
    学的に変倍を行う変倍手段と、 レンズをとおった原稿の反射光を撮像素子で検出し原稿
    の画像を読み取る画像読取手段と、原稿読取領域の近傍
    に設けた所定のパターンを有するパターン板と、 画像読取手段により読み取られたこのパターンの画像の
    間隔により倍率を測定し記憶する倍率測定手段と、 レンズに対し撮像素子を光軸方向へ移動するピント調整
    手段と、 ピントが合ったかどうかを判定するピント判定手段と、 上記ピント調整手段作動時における所定の調整時間また
    は所定の移動距離内に、上記ピント判定手段によってピ
    ントが合ったことが判定されない場合にピント調整不良
    と判定するエラー検出手段と、 エラー検出手段がピント調整不良と判定したときに、ピ
    ント調整手段にピント調整を中止させるピント調整制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
JP62333393A 1987-12-25 1987-12-25 画像読取装置 Pending JPH0220848A (ja)

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JP62333393A JPH0220848A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 画像読取装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175429B1 (en) 1997-03-18 2001-01-16 Seiko Epson Corporation Document reader and method for adjusting its focus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175429B1 (en) 1997-03-18 2001-01-16 Seiko Epson Corporation Document reader and method for adjusting its focus

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