JPH01182814A - 画像検出方法 - Google Patents

画像検出方法

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JPH01182814A
JPH01182814A JP466088A JP466088A JPH01182814A JP H01182814 A JPH01182814 A JP H01182814A JP 466088 A JP466088 A JP 466088A JP 466088 A JP466088 A JP 466088A JP H01182814 A JPH01182814 A JP H01182814A
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堀 久満
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、CCDラインセンサなどのイメージセンサを
用いて合焦判別するオートフォーカス装置の画像検出方
法に関するものである。
(発明の技術的背景) CCDラインセンサなどのイメージセンサを用いたオー
トフォーカス方法が種々提案されている。しかしこのオ
ートフォーカス動作にはその動作に適した画像領域の投
影光がイメージセンサに入力されていることが前提とな
る。例えば単一明度の画像領域や濃度変化の頻度が少な
い領域では正しいオートフォーカス動作ができず誤動作
の原因となる。
そこでオートフォーカス動作に先行してオートフォーカ
スに適する画像領域であるか否かを判断する方法が提案
されている。例えばラインセンサの出力信号を所定の二
値化レベルで二値化し、その極性反転回数換言すれば白
黒反転回数を求め所定回数以上であれば画像有りとする
ものがある。
しかしこの方法は白黒反転回数が全てのフォーカスゾー
ンで所定回数に達しない場合にオートフォーカスできな
いという問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、白
黒反転回数の全てのフォーカスゾーンで所定回数に達し
ない場合であっても最も良好なフォーカスゾーンを選出
してオートフォーカス動作をするよ゛うにした画像検出
方法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は1画像投影光をイメージセン
サにより走査して得られるイメージセンサの出力信号を
用いて、投影レンズを合焦位置に制御するオートフォー
カス装置の画像検出方法において、下記の各ステップ、
すなわち、(a)前記イメージセンサの出力信号をネガ
用およびポジ用の各二値化レベルと比較し各二値化レベ
ルに対する極性反転回数を別々に積算するステップ; (b)各極性反転回数の一方がそれぞれネガ用およびポ
ジ用の一定値以上であれば画像有りとしてオートフォー
カス動作を行うステップ; (c)各極性反転回数が共にネガ用およびポジ用の一定
値以下であれば各極性反転回数をフォーカスゾーン位置
と共に記憶し、フォーカスゾーンを変更して(a)  
、 (b)の動作を行うステップ;(d)各極性反転回
数が全てのフォーカスゾーンに対して前記一定値以下で
あれば、極性反転回数が最大のフォーカスゾーンを求め
るステップ;(e)前記ステップ(d)において、極性
反転回数が最大たなる単一 のフォーカスゾーンがある
場合にはそのフォーカスゾーンにイメージセンサを戻し
てオートフォーカス動作を行 うステップ;(f)前記
ステップ(°d)において、極性反転回数が最大となる
フォーカスゾーンが複数ある場合には、イメージセンサ
に近い方のフォーカスゾーンにイメージセンサを戻して
オートフォーカス動作を行うステップ; の各ステップを有することを特徴とする画像検出方法に
より達成・される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例であるリーグプリンタの全体
概略図、第2図はそのオートフォーカス制御装置のブロ
ック図、第3図は動作の流れ図、また第4図は各部出力
波形図、第5図は二値化レベルをヒストグラムから求め
る原理説明図でありそのN−1,N−2はネガに対する
出力信号Vとヒストグラムを、P−1,P−2はポジに
対するものを示すものである。
第1.2図において符号lOはマイクロフィッシュやマ
イクロロールフィルムなどのマイクロ写真の原画である
。12は光源であり、光源12の光はコンデンサレンズ
14、防熱フィルタ16、反射鏡18を介して原画lO
の下面に導かれる。
リーダモードにおいては、原画lOの透過光(画像投影
光)は、投影レンズ20、反射鏡22.24.26によ
って透過型スクリーン28に導かれ、このスクリーン2
8に原画lOの拡大投影像を結像する。プリンタモード
においては、反射鏡24は第1図仮想線位置に回動し、
投影光は反射鏡22.30.32によってPPC方式の
スリット露光型プリンタ34に導かれる。プリンタ34
の感光ドラム36の回転に同期して反射鏡22.30が
移動し、感光ドラム36上に潜像が形成される。この潜
像は所定の極性に帯電されたトナーにより可視像化され
、このトナー像が転写紙38に転写される。
50はフォーカス制御用光学系であり、画像投影光の光
軸上に配置された半透鏡52と、投影レンズ54と、イ
メージセンサとしてのCCDラインセンサ56と、サー
ボモータ58とを備える。
投影レンズ20を通過した投影光の一部は半透鏡52に
より投影レンズ54を通してラインセンサ56に導かれ
る。ラインセンサ56はモータ58により光軸に直交す
る方向へ移動可能となっている。また投影レンズ54は
、投影光がスクリーン28あるいは感光ドラム36の投
影面上に合焦する位置に投影レンズ20を置いた時に、
ラインセンサ56の受光面上にも正確に結像するように
、その焦点距離が決められている。
オートフォーカス機構は投影レンズ20を光軸方向に進
退動させるサーボモータ60を備え、投影光がスクリー
ン28あるいは感光ドラム36の投影面上に正しく結像
するように制御手段48により焦点制御される。
制御手段48は第2図に示すように構成される。すなわ
ちクロック62が出力するクロックパルスに同期してC
ODドライバ64はラインセンサ56を駆動する。この
ラインセンサ56はその一走査毎に各画素の入射光量に
対応して電圧変化するパルス電圧を出力する。このパル
ス電圧は、各画素の特性のバラツキなどのために同じ光
量が投影されていても各画素毎に変動する。信号処理回
路66は各画素のこの特性のバラツキを補正し、かつ波
形整形して第4図および第5図N−1、P−1の出力信
号Vとする。
このように信号処理された出力信号VはA/D変換器6
8でデジタル信号に変換され、入力インターフェース7
0を介してCPU72に入力される。
第2図で74はCPU72の制御プログラム等を記憶す
るROM、76はRAM、78は出力インターフェース
、80および82はD/A変換器、84.86はそれぞ
れモータ58.60を駆動するドライバである。
第2図で100.102は比較器であり、各比較器10
0.102の非反転入力端には出力信号■が入力され、
反転入力端にはそれぞれ後記するようにしてCPU72
で求めたネガ用およびポジ用の二値化レベルa、bが入
力される(第5図参照)。従ってこれら比較器100.
102の出力は第4図c、dで示すようにV)a、V>
bの範囲でHレベルとなる。108.110は単安定マ
ルチバイブレータであり、比較器100.102の出力
c、dの波形の立上がりに同期して一定時間幅の極性反
転パルスe、fを出力する。
これらの極性反転パルスe、fはラインセンサ56の一
走査毎にカウンタ112.114で積算される。これら
のカウント値N n * N Pはそれぞれ極性反転回
数を示し、それぞれ設定器116゜118で設定された
一定値M、、Mpと比較器120.122において比較
される。そして各カウント値Nn、Npが一定値M n
 、 M pに達すると比較器120,122は画像有
りとしてHレベルとなる信号g、hを出力する。ここに
一定値M n 、 M pは画像のゴミやキズによる影
響を含めた値に設定しておくのが望ましい。信号り1g
はオア回路124に入力され、信号り、Hのいずれかが
Hレベルとなれば適正な画像有りとしてCPU72に信
号を送る一方、これらの信号g。
hはCPU72に入力され、Hレベルとなる信号gまた
はhに対応して原画のネガ・ポジを判断し、対応した二
値化レベルaまたはbを用いてオートフォーカス動作を
行う。
次に本実施例の動作を説明する。制御手段48は、CP
U72で設定されたゾーンに対応する領域の投影光がラ
インセンサ56に入射するようにサーボモータ58を制
御する。使用者は反射鏡24を第1図実線位置においた
リーダモードを選択し、目標原画をスクリーン28に投
影させる(第3図のステップ200)、この投影光の一
部は半透鏡52によってラインセンサ56に導かれる。
制御手段48は次にラインセンサ56の出力信号Vを読
み込んで記憶する一方(ステップ202)、この出力信
号Vに基づいて露光量測定を行う(ステップ204)、
すなわち信号処理回路66の出力信号Vはインターフェ
ース70を介してCPU72に読込まれ、CPU72で
露光量制御が行われる。露光量が適正でなければ(ステ
ップ206)光量を変更しくステップ208)、再度露
光量測定を行う、この露光量の調整は、例えばラインセ
ンサ56の各画素の出力信号電圧のうち、バックグラウ
ンド領域に対応する画素の電圧を選んでこれが所定電圧
になるように光源12の光量を調整゛することにより行
われる。
次に制御手段48はラインセンサ56に入力された投影
光に適切な画像が含まれるか否かを判断する。すなわち
出力信号Vに基づき第4図N−2、P−2に示すヒスト
グラムを求め、その最大値が設定値%以下であれば(ス
テップ210)適正な画像が有るとして(ステップ21
2)制御手段48は芽−トフォーカス制御を行う(ステ
ップ214)、ここでその理由を説明しておく、 第5
図1のN−1,P−1はマイクロリーダプリンタにおけ
るCCDラインセンサの出力信号Vの時間tに対する変
化を、また同図N−2、P−2はそれぞれのヒストグラ
ムを示している。ここにN−1,N−2は原画がネガフ
ィルムの場合、P−11,P−2はポジフィルムの場合
である。
一般に原稿の黒化率は6%程度であり、高くても20〜
30%が限界である。従ってラインセンサ上ではバック
グラウンドに対応する画素が圧倒的に多くなる。またこ
のバックグラウンドの濃度は同一のフィルムであればそ
の変動が少なく比較的安定している。従って出力信号V
(濃度りに対応している)に対する画素数Nを示すヒス
トグラム(N−2、P−2)は、バックグラウンド濃度
DI、D2に大きな山A%Bを持つことになる。
そして適切な画像が含まれていなければその最大値は著
しく高くなり、また画像が含まれていれば低くなると共
に広がることになる。なお各ヒストグララムの面積はラ
インセンサの画素数に対応して一定である。
本実施例ではこのような点に着目し、ヒストグラムの最
大値が設定値%以下となる場合には画像有りとし、設定
値%以上の時には画像無しと゛するものである。
このようにして画像有りとした場合のオートフォーカス
制御の方法は種々のものが適用可能であり、例えば出力
信号Vからコントラストが最大となる投影レンズ20の
位置を求め、その位置を合焦とする(ステップ218)
この合焦状態でプリンタモードにすれば(ステップ21
8)、反射鏡24が第1図仮想線位置に回動し、転写紙
38に画像が転写されてハードコピーが得られる。
ステップ212においてヒストグラムの最大値が設定値
%以上になれば適切な画像が無いものとして制御手段4
8はこのヒストグラムを用いてネガ用およびポジ用に二
値化レベルa、bを求める(ステップ220)、すなわ
ちヒストグラムの最大値の山が設定値χ0と交わる2点
のうち大きい方の点の濃度に一定値αを加算してネガ用
のレベルaを、小さい方の濃度から一定値βを減算して
ポジ用のレベルbを求める。この原理を第5図に基づき
説明する。
第5図に示すように、ネガ原稿の時にはヒストグラムが
最大となる濃度D1より濃い側に画像が有り、反対にポ
ジ原画の時には濃度D2より薄い側に画像が有る。従っ
てヒストグラムの最大値の山が一定の□設定値χ0と交
わる2点のうち大きい点の濃度に一定値αを加算した濃
度aをネガの二値化レベルに、また小さい点の濃度から
一定値βを減算した濃度すをポジの二値化レベルに採用
すれば、これらの二値化レベルa、bはバックグラウン
ド濃度の影響を受けず常に原画に最適な二値化レベルと
なる。
本実施例ではヒストグラムの最大値が設定値%以上とな
って画像無しと判断した時には、このヒストクラムを用
いて前記のように二値化レベルa、bを求め、以後はフ
ォーカスゾーンを変更しながら、リアルタイムでライン
センサの出力信号を二値化し、その極性反転回数が一定
以上あるいは最大となるフォーカスゾーンを求めるもの
である。
このような原理に基づきネガ用およびポジ用の各二値化
レベルa、bを求めた後(ステップ220)、CPU7
2はラインセンサ56をモータ58により移動して異な
るフォーカスゾーンを選定しくステップ222)、新た
に走査して得られる出力信号Vを前記の二値化レベルa
、bによりリアルタイムで二値化しくステップ224)
、その極性反転回数N、、Npをカウンタ112.11
4で積算する(ステップ226)、そしてカウント値N
n、Npが一定値M。、Mpより大きければ比較器12
0.122は画像有りとするHレベルの信号gまたはh
をCPU72およびオア回路124に出力する(ステッ
プ228)。
CPU72は信号g、hのいずれもがHレベルにならず
オア回路124の出力がLレベルであれば画像無しとし
てこの時のカウント値Nn、Npをフォーカスゾーンの
位置と共にRAM76にメモリする。そして全てのフォ
ーカスゾーンにラインセンサ56を移動させステップ2
22〜230の動作を繰り返す、信号g、hのいずれか
がHレベルであれば適正な画像有りとしくステップ22
8)制御手段48はオートフォーカス制御を行う(ステ
ップ214,216)。
全てのフォーカスゾーンに対して信号g、hが共にHレ
ベルにならなければ(ステップ232)、CPU72は
RAM76にメモリしたカウント値Nn、N、の最大値
を求め、この最大値となるフォーカスゾーン位置が複数
有るか否かを検出する(ステップ234)。このカウン
ト値最大のフォーカスゾーンが単数であればCPUはこ
のゾーン位置にラインセンサ56を位置合わせすること
により(ステップ236)オートフォーカス動作を行う
(ステップ214.216)。カウント値最大のフォー
カスゾーンが複数存在する時には(ステップ234)、
CPU72はその時のラインセンサ56の位置とこれら
のフォーカスゾーンとの距離を求め、ラインセンサ56
に近い方のフォーカスゾーンにラインセンサ56を移動
しくステップ238)、オートフォーカス動作を行う(
ステップ214.216)。そしてプリンタモードにす
ればハードコピーが得られる(ステップ128)。
この実施例ではヒストグラムの最大値が一定値%以下と
なることから予備的に画像の有無を判断しくステップ2
10,212)、このヒストグラムを利用して二値化レ
ベルa、bを求めているので(ステップ220)、二値
化レベルa、bの設定が高精度に行える。しかし本発明
はこれらのステップ210.212.220を省いても
よく、予め設定した一定の二値化レベルを用いてステッ
プ222〜236の各動作を行うものも包含する。
なおイメージセンサはCCDラインセンサに限られるも
のではなく、MO3型ラインセンサ、あるいはエリアセ
ンサであってもよい。
(発明の効果) 本発明は以上のように、イメージセンサの出力信号をネ
ガ用およびポジ用の二値化レベルで二値化した時の極性
反転回数を積算し、これら積算値がネガ用およびポジ用
の一定値以上になれば画像有りとする一方、一定値以下
であればその積算値と共にフォーカスゾーン位置をメモ
リし、全てのフォーカスゾーンに対して積算値が前記の
一定値以下となった場合には積算値が最大となったフォ
ーカスゾーン位置をメモリから読出してこの位置へイメ
ージリーグを戻し、積算値最大のフォーカスゾーン位置
が複数存在する場合にはイメージセンサに近い方のフォ
ーカスゾーンに移動させて、オートフォーカス動作を行
う。従って全てのフォーカスゾーンにおいて極性反転回
数の積算値が一定値に達しなくても、最も良好なフォー
カスゾーンを選出してオートフォーカス動作を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるリーグプリンタの全体
概略図、第2図はそのオートフォーカス制御装置のブロ
ック図、第3図は動作の流れ図。 第4図は各部の出力波形図、第5図は原理を説明するた
めのイメージセンサの出力信号およびそのヒストグラム
を示す図である。 lO・・・原画。 20・・・投影レンズ。 56・・・−次元固体イメージセンサ。 a、b・・・二値化レベル、 Nn、Np・・・極性反転回数、 M n 、 M p・・・一定値。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 1)文 雄 (他1名) 第1図 第4図 第5図 −8′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像投影光をイメージセンサにより走査して得られるイ
    メージセンサの出力信号を用いて、投影レンズを合焦位
    置に制御するオートフォーカス装置における画像検出方
    法において、 下記の各ステップを有することを特徴とする画像検出方
    法: (a)前記イメージセンサの出力信号をネガ用およびポ
    ジ用の各二値化レベルと比較し各二値化レベルに対する
    極性反転回数を別々に積算するステップ; (b)各極性反転回数の一方がそれぞれネガ用およびポ
    ジ用の一定値以上であれば画像有りとしてオートフォー
    カス動作を行うステップ; (c)各極性反転回数が共にネガ用およびポジ用の一定
    値以下であれば各極性反転回数をフォーカスゾーン位置
    と共に記憶し、フォーカスゾーンを変更して(a)、(
    b)の動作を行うステップ; (d)各極性反転回数が全てのフォーカスゾーンに対し
    て前記一定値以下であれば、極性反転回数が最大のフォ
    ーカスゾーンを求めるステップ。 (e)前記ステップ(d)において、極性反転回数が最
    大たなる単一のフォーカスゾーンがある場合にはそのフ
    ォーカスゾーンにイメージセンサを戻してオートフォー
    カス動作を行うステップ; (f)前記ステップ(d)において、極性反転回数が最
    大となるフォーカスゾーンが複数ある場合には、イメー
    ジセンサに近い方のフォーカスゾーンにイメージセンサ
    を戻してオートフォーカス動作を行うステップ。
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