JP2000281386A - ガラスびんの表面処理装置 - Google Patents

ガラスびんの表面処理装置

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JP2000281386A
JP2000281386A JP11087723A JP8772399A JP2000281386A JP 2000281386 A JP2000281386 A JP 2000281386A JP 11087723 A JP11087723 A JP 11087723A JP 8772399 A JP8772399 A JP 8772399A JP 2000281386 A JP2000281386 A JP 2000281386A
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JP
Japan
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glass bottle
chuck
chuck mechanism
surface treatment
conveyor
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JP11087723A
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Tomoaki Aikawa
倫明 愛川
Hironaga Moritoki
廣長 森時
Takao Hara
隆夫 原
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Toyo Glass Co Ltd
MoonStar Co
Original Assignee
Toyo Glass Co Ltd
MoonStar Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/001General methods for coating; Devices therefor
    • C03C17/003General methods for coating; Devices therefor for hollow ware, e.g. containers
    • C03C17/005Coating the outside

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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスびんの大きさが大きいものでも、ガラ
スびんの表面処理の生産サイクルを低下させることがな
く、しかも表面処理済みのガラスびんの表面にきずを付
けることがない、ガラスびんの表面処理を提供する。 【解決手段】 搬入コンベアで搬入されるガラスびん3
を、昇降自在なローディング装置1に設けられたチャッ
ク機構5でチャックして、このローディング装置1を昇
降させて、ガラスびん3を無端搬送コンベア7に設けら
れたガラスびん把持具51に移し替える構成としたもの
において、ローディング装置1の昇降機構をサーボモー
タ45で駆動する構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガラスびん
の表面に樹脂コーティング層を形成するガラスびんの表
面処理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、搬入コンベアで搬入されるガラ
スびんを、昇降自在なローディング装置に設けられたチ
ャック機構でチャックし、このローディング装置を昇降
させてガラスびんを無端搬送コンベアに設けられたガラ
スびん把持具に移し替え、この無端搬送コンベアでのガ
ラスびんの搬送中に当該ガラスびんの表面にウレタン樹
脂等のカラー樹脂コーティング層を形成する処理を施
し、この表面処理済みのガラスびんを、昇降自在なアン
ローディング装置に設けられたチャック機構に移し替
え、このアンローディング装置を昇降させて硬化炉に移
し替える構成とした、ガラスびんの表面処理装置が知ら
れている。
【0003】この種のものでは、ガラスびんの表面にカ
ラー樹脂コーティング層が形成されるので、色の付いた
ガラスびんが提供されると共に、ガラスびんのリサイク
ル時には、色ガラスが使用されていないので、分別の必
要がなく回収が容易で、使い勝手のよいガラスびんが提
供される。
【0004】この従来のガラスびんの表面処理装置では
ローディング装置およびアンローディング装置がエアー
シリンダで昇降駆動される構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ローデ
ィング装置およびアンローディング装置が前述したよう
にエアーシリンダで昇降駆動される場合、従来のように
容量250cc程度の大きさのガラスびんの表面処理で
は問題ないが、例えば一升びんのように、ガラスびんの
大きさが大きいものでは、その分重量が重くなるので、
大きな慣性力が作用し、このガラスびんの一群をチャッ
ク機構でチャックして昇降させる時、当該チャック機構
を定位置に停止させるのが困難になるという問題があ
る。
【0006】この場合、ローディング装置およびアンロ
ーディング装置の昇降速度を減速させることで対応が可
能であるが、これではガラスびんの表面の処理サイクル
が低下して、ガラスびんの生産性が低下するという問題
がある。
【0007】また、従来の構成では、アンローディング
装置のチャック機構において、ガラスびんの胴部をチャ
ックしていたが、これでは表面処理済みのガラスびんの
当該胴部表面にきずが付きやすいという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、ガラスびんの大きさが大き
いものでも、ガラスびんの表面処理の生産サイクルを低
下させることがなく、しかも表面処理済みのガラスびん
の表面にきずを付けることがない、ガラスびんの表面処
理を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
搬入コンベアで搬入されるガラスびんを、昇降自在なロ
ーディング装置に設けられたチャック機構でチャック
し、このローディング装置を昇降させてガラスびんを無
端搬送コンベアに設けられたガラスびん把持具に移し替
え、この無端搬送コンベアでのガラスびんの搬送中に当
該ガラスびんの表面に処理を施し、この表面処理済みの
ガラスびんを、昇降自在なアンローディング装置に設け
られたチャック機構に移し替え、このアンローディング
装置を昇降させて硬化炉に移し替える構成とした、ガラ
スびんの表面処理装置において、ローディング装置の昇
降機構及び/又はアンローディング装置の昇降機構をサ
ーボモータで駆動する構成としたことを特徴とするもの
である。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、ローディング装置の昇降機構は、基礎に立
設された支柱と、この支柱に回転自在に支持されたねじ
軸と、このねじ軸を回転駆動するサーボモータと、この
ねじ軸の回転により当該ねじ軸に沿って上下動するブラ
ケットと、このブラケットに固定され、搬入コンベアに
より搬入されるガラスびんの一群をチャックするチャッ
ク機構とを備え、このチャック機構は前記サーボモータ
の駆動によって、ガラスびんのチャック位置と前記無端
搬送コンベアへのガラスびん移し替え位置との間を、昇
降自在に構成されていることを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、アンローディング装置の昇降機構は、基礎
に立設された支柱と、この支柱に回転自在に支持された
ねじ軸と、このねじ軸を回転駆動するサーボモータと、
このねじ軸の回転により当該ねじ軸に沿って上下動する
ブラケットと、このブラケットに固定され、前記無端搬
送コンベアで搬送される表面処理済みのガラスびんをチ
ャックするチャック機構とを備え、このチャック機構は
前記サーボモータの駆動によって、表面処理済みのガラ
スびんのチャック位置と前記硬化炉へのガラスびん移し
替え位置との間を、昇降自在に構成されていることを特
徴とするものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載のも
のにおいて、アンローディング装置のチャック機構は無
端搬送コンベアで搬送される表面処理済みのガラスびん
の口部をチャックする構成としたことを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1および図2において、1はローディン
グ装置を示している。このローディング装置1は、ガラ
スびん3の一群をチャックするチャック機構5を備え、
このチャック機構5は、搬入コンベア6を通じて矢印a
方向に搬入されるガラスびん3をチャックするチャック
位置Aと、無端搬送コンベア7へのガラスびんの移し替
え位置Bとの間を、昇降自在に構成されている。
【0015】搬入コンベア6を通じてガラスびん3が矢
印a方向に搬入されると、このガラスびん3の一群が、
ローディング装置1のチャック機構5でチャックされ、
その後に、このチャック機構5が上昇し、無端搬送コン
ベア7に設けられたガラスびん把持具(図示せず)に移
し替えられる。この無端搬送コンベア7は矢印b方向に
移動し、当該方向にガラスびん3が移送される。
【0016】このガラスびん3の搬送中には、ガラスび
ん3が洗びん部11で洗浄され、乾燥部12で乾燥さ
れ、水切り部13で水切りが行われる。
【0017】ついで、スプロケット14で反転された
後、ガラスびん3は第1のディッピング部15に送られ
る。このディッピング部15では、ディップ槽16中に
ウレタン樹脂等のカラー樹脂コーティング剤を満たして
おいて、このディップ槽16中に、ガラスびん3をびん
軸周りに回転させながらどぶ漬けすることによりディッ
ピングが行われる。この工程では、ガラスびん3の胴部
外周および底面に均一にカラー樹脂の塗膜が形成され
る。
【0018】ガラスびん3の表面にカラー樹脂の塗膜が
形成されたら、液切り部18に送られ、ここではガラス
びん3のヒールを下方に下げた状態で、ガラスびん3を
びん軸周りに回転させながら、無端搬送コンベア7で所
定距離搬送して、その間にディッピング液の液切りが行
われる。この工程では、ガラスびん3の表面のカラー樹
脂の塗膜が均一に薄く伸ばされる。
【0019】ついで、部分19で、ガラスびん3が水平
の状態に戻され、第1の乾燥部21に送られる。この
間、常に、ガラスびん3はびん軸周りに回転している。
第1の乾燥部21を出たガラスびん3は、第2のディッ
ピング部23および第2の乾燥部24に送られる。第2
のディッピング部23および第2の乾燥部24はダブル
コーティングする場合の工程であり、シングルコーティ
ングの場合、それぞれの工程23、24は省略される。
第2のディッピング部23および第2の乾燥部24で
は、第1回目と同じ手順で、ディッピングおよび乾燥が
行われる。
【0020】この表面処理が完了すると、無端搬送コン
ベア7で搬送されるガラスびん3の一群が、位置Cで、
アンローディング装置31に設けられたチャック機構3
3によってチャックされ、このチャック機構33が昇降
され、位置Dで、ガラスびん3の一群が硬化炉35に移
し替えられる。この硬化炉35を通ったガラスびん3
は、搬出コンベア36を通じて次工程に搬出される。
【0021】この実施形態では、前述したローディング
装置1およびアンローディング装置31の昇降機構に特
徴を有する。
【0022】ローディング装置1の昇降機構は、図3に
示すように、基礎41に立設された支柱42と、この支
柱42に回転自在に支持されたねじ軸43と、このねじ
軸43を回転駆動するサーボモータ45と、このねじ軸
43の回転により当該ねじ軸43に沿って上下動するブ
ラケット46と、このブラケット46に固定され、搬入
コンベア6により搬入されるガラスびん3の一群をチャ
ックするチャック機構5とを備え、このチャック機構5
はサーボモータ45の駆動によって、ガラスびん3のチ
ャック位置Aと、ガラスびん3の無端搬送コンベア7へ
の移し替え位置Bとの間を、昇降自在に構成されてい
る。
【0023】チャック機構5は、無端搬送コンベア7の
搬送方向bにスライド自在に、前述したブラケット46
に取り付けられている。このブラケット46にはエアー
シリンダ47の基端が連結され、このエアーシリンダ4
7のシリンダロッド47aの先端がチャック機構5に連
結されている。
【0024】このチャック機構5には、当該チャック機
構5と無端搬送コンベア7とを一時的に連結する連結機
構(図示せず)が設けられる。
【0025】ガラスびん3のチャック位置Aでガラスび
ん3をチャックした後、チャック機構5が、ガラスびん
3の無端搬送コンベア7への移し替え位置Bに向けて上
昇し、その位置Bの手前の待機位置に到達した時、当該
連結機構によってチャック機構5と無端搬送コンベア7
とが一時的に連結される。この場合、エアーシリンダ4
7への空気供給は遮断され、従って、背圧がかからず、
このチャック機構5は、前述した待機位置において無端
搬送コンベア7と一時的に連結され、当該無端搬送コン
ベア7の搬送方向bに一体になって移動する。
【0026】なお、大きなガラスびん3(例えば一升び
ん)が搬送される場合は、小さなびんが搬送される場合
に比べて、一本おきに搬送される。
【0027】このチャック機構5と無端搬送コンベア7
とが、この無端搬送コンベア7の搬送方向bに一体にな
って移動する間に、チャック機構5にチャックされた一
群のガラスびん3が、当該無端搬送コンベア7に設けら
れた多数のガラスびん把持具51に一度に移し替えられ
る。
【0028】この移し替えの手順を説明すると、まず、
チャック機構5が、待機位置から移し替え位置Bに向け
て上昇する。すると押圧部材53がガラスびん把持具5
1の頭部を下方に押圧し、チャックラバー51aの直径
を縮め、下方からチャック機構5にチャックされ上昇し
てきたガラスびん3の口部内にチャックラバー51aが
挿入される。その後、押圧部材53が上方に戻り押圧が
解除されチャックラバー51aの直径が膨らみ、ガラス
びん3の口部内で把持される。なお、押圧部材53はリ
ンク機構55を介して固定部56に連結され、この固定
部56にはエアーシリンダ57が固定され、このエアー
シリンダ57のロッドの伸縮動作によって、リンク機構
55を介して押圧部材53が上下に平行移動する構造に
なっている。
【0029】ガラスびん把持具51がガラスびん3を把
持した後には、連結機構が解除されて、チャック機構5
と無端搬送コンベア7の連結が解除される。それと同時
に、エアーシリンダ47に空気が供給されてシリンダロ
ッド47aが伸張し、チャック機構5がブラケット46
の所定位置に押し戻され、さらにはチャック機構5がガ
ラスびん3のチャック位置Aに降下される。
【0030】以上説明した手順に従って、チャック機構
5からガラスびん把持具51へのガラスびん3の移し替
えが行われるが、この場合のチャック機構5の昇降はサ
ーボモータ45の駆動によって行われる。
【0031】このサーボモータ45は制御性に優れ、特
にガラスびん3のチャック位置A、前述の待機位置、或
いは移し替え位置Bの手前での減速性能に優れる。
【0032】従って、この実施形態では、チャック機構
5でチャックしたガラスびん3が一升びん等の重量の重
いびんであったとしても、停止直前の減速性能に優れる
サーボモータ45を用いているので、生産サイクルを落
とすことなく、チャック位置A、前述の待機位置、或い
は移し替え位置Bに、当該チャック機構5を正確に停止
させることができる。
【0033】つぎに、アンローディング装置31の昇降
機構について説明する。この昇降機構は、図4に示すよ
うに、基礎61に立設された支柱62と、この支柱62
に回転自在に支持されたねじ軸63と、このねじ軸63
を回転駆動するサーボモータ65と、このねじ軸63の
回転により当該ねじ軸63に沿って上下動するブラケッ
ト66と、このブラケット66に固定され、無端搬送コ
ンベア7で搬送される表面処理済みのガラスびん3をチ
ャックするチャック機構33とを備え、このチャック機
構33はサーボモータ65の駆動によって、表面処理済
みのガラスびん3のチャック位置Cと硬化炉35へのガ
ラスびん移し替え位置Dとの間を、昇降自在に構成され
ている。
【0034】アンローディングの手順を説明すると、ま
ず、チャック位置Cで、図示を省略した連結機構によっ
て、前述と同様に、チャック機構33と無端搬送コンベ
ア7とが一時的に連結される。この場合には、エアーシ
リンダ77への空気供給が遮断され、従って、背圧がか
からず、このチャック機構33は、前述の待機位置にお
いて無端搬送コンベア7と一時的に連結され、当該無端
搬送コンベア7の搬送方向に一体になって移動する。
【0035】このチャック機構33と無端搬送コンベア
7とが、この無端搬送コンベア7の搬送方向に一体にな
って移動する間に、当該無端搬送コンベア7のガラスび
ん把持具51にチャックされた表面処理済みの一群のガ
ラスびん3が、チャック機構33に一度に移し替えられ
る。
【0036】この移し替えの手順を説明すると、まず、
チャック機構33が駆動され、ガラスびん把持具51に
チャックされて搬送される一群のガラスびん3の口部
が、このチャック機構33にチャックされる。
【0037】通常、ガラスびん3の胴部表面に樹脂コー
ティングする場合、口部表面にはコーティングしないの
が一般的である。また、硬化炉35に入る前の段階では
表面の樹脂コーティング層は軟らかく、従って傷がつき
やすい。
【0038】この実施形態では、コーティングされない
ガラスびん3の口部がチャックされるので、胴部表面の
コーティング層に傷を付けることがない。
【0039】チャック機構33にガラスびん3の口部が
チャックされた後、押圧部材83が下方に下げられ、こ
の押圧部材83がガラスびん把持具51の頭部を下方に
押圧する。このガラスびん把持具51の頭部が下方に押
圧されると、ガラスびん3の口部内で、チャックラバー
51aの直径が縮み、これによって、ガラスびん3の内
側からの把持が解除される。なお、押圧部材83はリン
ク機構85を介して固定部86に連結され、この固定部
86にはエアーシリンダ87が固定され、このエアーシ
リンダ87のロッドの伸縮動作によって、リンク機構8
5を介して押圧部材83が上下に平行移動する構造にな
っている。
【0040】ガラスびん3の内側からの把持が解除され
ると、連結機構が解除されて、チャック機構33と無端
搬送コンベア7の連結が解除される。
【0041】それと同時に、エアーシリンダ77に空気
が供給されてシリンダロッド77aが伸張し、チャック
機構33がブラケット76の所定位置に押し戻され、チ
ャック機構33が、サーボモータ65の駆動によって位
置Cから位置Dに降下される。この位置Dでは、チャッ
ク機構33が縦二列で受け取ったガラスびん3の配列を
横一列に変更した上で、硬化炉35に移し替える。
【0042】以上説明した手順に従って、ガラスびん把
持具51から硬化炉35へのガラスびん3の移し替えが
行われるが、この場合のチャック機構33の昇降はサー
ボモータ65の駆動によって行われる。
【0043】このサーボモータ65は制御性に優れ、特
に位置C、或いは位置Dの手前での減速性能に優れる。
従って、この実施形態では、チャック機構33でチャッ
クしたガラスびん3が一升びんで重量が重いびんであっ
たとしても、減速性能に優れるサーボモータ65を用い
ているので、生産サイクルを落とすことなく、位置C、
或いは位置Dに、当該チャック機構33を正確に停止さ
せることができる。
【0044】このようにローディング装置1およびアン
ローディング装置31はいずれもサーボモータによって
駆動されるので、従来のエアーシリンダによる駆動に比
べて、速度、位置制御等が容易になり、ガラスびん3の
大きさ、重量等に係わらず、正確な停止位置に位置決め
できるという効果を奏する。
【0045】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
【0046】
【発明の効果】本発明では、ローディング装置および/
またはアンローディング装置が、いずれもサーボモータ
によって駆動されるので、従来のエアーシリンダによる
駆動に比べて、速度、位置制御等が容易になり、ガラス
びんの大きさ、重量等に係わらず、正確な位置に、ガラ
スびんを位置決めすることができる。
【0047】また、アンローディング装置では、チャッ
ク機構によってガラスびんをチャックする場合に、当該
ガラスびんの口部をチャックするので、ガラスびんの胴
部表面に形成された被覆層に傷を付けることがない、等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガラスびんの表面処理装置の一実
施形態を示す正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】ローディング装置を示す図である。
【図4】アンローディング装置を示す図である。
【符号の説明】
1 ローディング装置 3 ガラスびん 5 チャック機構 6 搬入コンベア 7 無端搬送コンベア 11 洗びん部 12 乾燥部 13 水切り部 15 第1のディッピング部 16 ディップ槽 18 液切り部 21 第1の乾燥部 23 第2のディッピング部 24 第2の乾燥部 31 アンローディング装置 33 チャック機構 35 硬化炉 41、61 基礎 42、62 支柱 43、63 ねじ軸 45、65 サーボモータ 46、66 ブラケット 51 ガラスびん把持具 51a チャックラバー 53、83 押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 隆夫 神奈川県平塚市御殿2−4−22 Fターム(参考) 4G015 GD01 4G059 AA04 AB11 AB13 AB19 AC08 FA07 FA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入コンベアで搬入されるガラスびん
    を、昇降自在なローディング装置に設けられたチャック
    機構でチャックし、このローディング装置を昇降させて
    ガラスびんを無端搬送コンベアに設けられたガラスびん
    把持具に移し替え、この無端搬送コンベアでのガラスび
    んの搬送中に当該ガラスびんの表面に処理を施し、この
    表面処理済みのガラスびんを、昇降自在なアンローディ
    ング装置に設けられたチャック機構に移し替え、このア
    ンローディング装置を昇降させて硬化炉に移し替える構
    成とした、ガラスびんの表面処理装置において、 前記ローディング装置の昇降機構、及び/又は前記アン
    ローディング装置の昇降機構をサーボモータで駆動する
    構成としたことを特徴とするガラスびんの表面処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ローディング装置の昇降機構は、基
    礎に立設された支柱と、この支柱に回転自在に支持され
    たねじ軸と、このねじ軸を回転駆動するサーボモータ
    と、このねじ軸の回転により当該ねじ軸に沿って上下動
    するブラケットと、このブラケットに固定され、搬入コ
    ンベアにより搬入されるガラスびんの一群をチャックす
    るチャック機構とを備え、このチャック機構は前記サー
    ボモータの駆動によって、ガラスびんのチャック位置と
    前記無端搬送コンベアへのガラスびん移し替え位置との
    間を、昇降自在に構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のガラスびんの表面処理装置。
  3. 【請求項3】 前記アンローディング装置の昇降機構
    は、基礎に立設された支柱と、この支柱に回転自在に支
    持されたねじ軸と、このねじ軸を回転駆動するサーボモ
    ータと、このねじ軸の回転により当該ねじ軸に沿って上
    下動するブラケットと、このブラケットに固定され、前
    記無端搬送コンベアで搬送される表面処理済みのガラス
    びんをチャックするチャック機構とを備え、このチャッ
    ク機構は前記サーボモータの駆動によって、表面処理済
    みのガラスびんのチャック位置と前記硬化炉へのガラス
    びん移し替え位置との間を、昇降自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のガラスびんの表面処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アンローディング装置のチャック機
    構は無端搬送コンベアで搬送される表面処理済みのガラ
    スびんの口部をチャックする構成としたことを特徴とす
    る請求項3記載のガラスびんの表面処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110882A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Bando Kiko Co Ltd ガラス板の加工装置
WO2009063531A1 (ja) * 2007-11-13 2009-05-22 Bando Kiko Co., Ltd. ガラス板の加工装置
CN115108730A (zh) * 2022-04-07 2022-09-27 佛山市南海合丰橡胶制品有限公司 一种防爆玻璃瓶及其喷涂工艺

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