JP2000278910A - モータアクチュエータ - Google Patents

モータアクチュエータ

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JP2000278910A
JP2000278910A JP7992999A JP7992999A JP2000278910A JP 2000278910 A JP2000278910 A JP 2000278910A JP 7992999 A JP7992999 A JP 7992999A JP 7992999 A JP7992999 A JP 7992999A JP 2000278910 A JP2000278910 A JP 2000278910A
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JP
Japan
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gear
motor
shaft
stepping motor
case
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JP7992999A
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English (en)
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Norihisa Takeuchi
徳久 竹内
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Denso Corp
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Denso Corp
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータ4の回転軸9と減速歯車
11の歯車軸6との軸間ピッチ精度を向上するという点
に着目し、歯車軸6の中心線の延長線上でステッピング
モータ4のブラケット5とギヤケース2、3との位置決
めを行うことにより、ピニオンギヤ10と減速歯車11
との良好な噛み合い状態を確保する。 【解決手段】 ステッピングモータ4の回転軸9に固定
されたピニオンギヤ10と噛み合う減速歯車11を内蔵
したギヤケース2の天井壁の外側面に、ステッピングモ
ータ4を外付けしてなるモータアクチュエータ1におい
て、ステッピングモータ4のブラケット5の歯車軸6の
中心線の延長線上に嵌合穴64を設け、ギヤケース2の
天井壁の外側面よりモータ側に突出させた歯車軸6の一
端部を嵌め合わすことにより、ステッピングモータ4の
回転軸9と減速歯車11の歯車軸6との軸間ピッチが直
接決まるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転出力
を歯車式減速装置を介して取り出すようにしたモータア
クチュエータに関するもので、特に歯車式減速装置を内
蔵したギヤケースの外側にステッピングモータを外付け
してなるモータアクチュエータに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用空調装置の空調
ダクト内に設けられた各種ドアの位置調整のために使用
されるモータアクチュエータ(特開平9−329215
号公報等)がある。このモータアクチュエータは、歯車
式減速装置を内蔵したギヤケースの外側にステッピング
モータが外付けされており、そのステッピングモータの
回転出力をギヤケースに内蔵されている歯車式減速装置
の歯車に与え、その歯車式減速装置の出力軸から所定の
低回転出力を得るように構成されている。そして、従来
のモータアクチュエータは、上述のように、ギヤケース
の外側にステッピングモータを外付けすることにより、
ステッピングモータの放熱を良好に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のモータアクチュエータにおいては、ステッピン
グモータをギヤケースにねじ止め等により固定した時
に、ステッピングモータ側での回転軸の中心位置とねじ
止め穴の中心位置とのずれや、ねじ挿入穴の内径と取付
用ねじの外径とのがた、およびギヤケースのねじ止め穴
の位置ずれ等により、ギヤケース内に挿入されたステッ
ピングモータの回転軸が所定の位置からずれてしまうこ
とが有り得る。
【0004】この結果、ステッピングモータの回転軸の
先端部外周に固定されたピニオンギヤとギヤケース内の
歯車式減速装置の歯車との噛み合い状態が悪くなり、歯
車および歯車軸がスムーズに回転しなかったり、ピニオ
ンギヤと歯車との噛み合いが外れたりする等の現象が生
じることにより、モータアクチュエータの性能が損なわ
れてしまう。したがって、従来のモータアクチュエータ
では、ステッピングモータの取り付け時に、ピニオンギ
ヤと歯車との良好な噛み合い状態を確保するための位置
調整に細心の注意を払う必要がある。これにより、モー
タアクチュエータの組立コストを上昇させてしまう。
【0005】
【発明の目的】本発明は、モータの回転軸と歯車軸との
軸間ピッチ精度を向上するという点に着目し、歯車軸の
中心線の延長線上でモータとギヤケースとの位置決めを
行うことにより、上記問題点を解決することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、モータの回転軸に設けられたピニオンギヤとこ
のピニオンギヤに噛み合う歯車とを内蔵したギヤケース
の外側にモータを外付けしてなるモータアクチュエータ
において、歯車が設けられる歯車軸の中心線の延長線上
に、モータの回転軸に対する歯車軸の位置決めを行う位
置決め部をモータに設けることにより、モータの回転軸
と歯車の歯車軸との軸間ピッチが直接決まるため、それ
らの軸間ピッチが向上し、ピニオンギヤと歯車との良好
な噛み合い状態を得ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、モータを
ギヤケースに外付けするためのブラケットの歯車軸の中
心線の延長線上に設けた嵌合部に、ギヤケースよりモー
タ側に突出した歯車軸の一端部を嵌め合わすことによ
り、モータの回転軸と歯車の歯車軸との軸間ピッチが直
接決まるため、それらの軸間ピッチが向上する。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、ギヤケー
スと一体的に歯車軸を設け、更に、モータをギヤケース
に外付けするためのブラケットの歯車軸の中心線の延長
線上に設けた嵌合部に、ギヤケースよりモータ側に突出
した歯車軸の一端部を嵌め合わすことにより、モータの
回転軸と歯車の歯車軸との軸間ピッチが直接決まるた
め、それらの軸間ピッチが向上する。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、モータを
ギヤケースに外付けするためのブラケットの歯車軸の中
心線の延長線上に設けた嵌合部に、軸受部の中心線の延
長線上に位置するギヤケース外壁を嵌め合わすことによ
り、モータの回転軸と歯車の歯車軸との軸間ピッチが直
接決まるため、それらの軸間ピッチが向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態の構成〕図1およ
び図2は本発明の第1実施形態を示したもので、図1お
よび図2はモータアクチュエータの全体構成を示した図
である。
【0011】本実施形態のモータアクチュエータ1は、
例えば車両用空調装置の空調ダクト内に設けられた吸込
口モード切替用ドア、エアミックスドアまたは吹出口モ
ード切替用ドア等の各種ドアの位置調整のために用いら
れる。このモータアクチュエータ1は、下述する歯車式
減速装置が内蔵されているギヤケース2、3の外側にス
テッピングモータ4が外付けされている。
【0012】先ず、本実施形態の歯車式減速装置の構成
を図1および図2に基づいて簡単に説明する。
【0013】歯車式減速装置は、入力側より出力側に向
けて、金属製のピニオンギヤ10と、歯車軸(歯車の回
転軸)6の外周に回転自在に取り付けられた減速歯車1
1と、歯車軸(歯車の回転軸)7の外周に回転自在に取
り付けられた減速歯車12と、歯車軸(歯車の回転軸)
8の外周に回転自在に取り付けられた減速歯車13と、
この減速歯車13と噛み合う減速歯車14とから構成さ
れている。
【0014】ピニオンギヤ10は、ステッピングモータ
4の回転軸9の先端部外周に圧入等により固定されてい
る。減速歯車11は、ピニオンギヤ10と噛み合う大径
ギヤと、減速歯車12と噛み合う小径ギヤとを一体成形
した樹脂成形品である。また、減速歯車12は、減速歯
車11の小径ギヤと噛み合う大径ギヤと、減速歯車13
と噛み合う小径ギヤとを一体成形した樹脂成形品であ
る。
【0015】そして、減速歯車13は、減速歯車12の
小径ギヤと噛み合う大径ギヤと、減速歯車14と噛み合
う小径ギヤとを一体成形した樹脂成形品である。また、
減速歯車14は、円筒形状の出力軸15を図示上方側に
一体成形した樹脂成形品である。なお、歯車軸6の一端
部は、ギヤケース2の天井壁の外側面よりモータ側に突
出させている。そして、ギヤケース2よりも突出した歯
車軸6の一端部は、ステッピングモータ4のブラケット
5に設けられた嵌合穴64内に嵌め合わされる被嵌合部
を構成する。
【0016】次に、本実施形態のギヤケース2、3の構
成を図1および図2に基づいて簡単に説明する。
【0017】ギヤケース2、3は、内部に歯車式減速装
置および歯車軸6〜8を内蔵し、複数個の組付用ねじ2
1で一体的に組み付けられている。そのギヤケース2の
天井壁の周縁部には、車両用空調装置の空調ダクトの外
壁面に取り付けるための複数個の取付用ねじ(図示せ
ず)が挿通するねじ挿入穴22と、ステッピングモータ
4を外壁面に取り付けるための複数個の取付用ねじ23
がねじ込まれるねじ止め穴24とが設けられている。
【0018】そして、ギヤケース2の天井壁には、ステ
ッピングモータ4の回転軸9および歯車軸6の一端部を
支持するための穴部25、26と、歯車軸7、8の一端
部を支持するための凹部(図示せず)と、出力軸15を
回転自在に支持するための穴部27とが設けられてい
る。なお、穴部26は、ギヤケース2の天井壁の内側面
より内部側に突出する凹部(軸受部)20内に形成され
ている。
【0019】一方、ギヤケース3の側壁には、空調ダク
トの外壁面に取り付けるための複数個の取付用ねじが挿
通するねじ挿入穴31と、複数個の組付用ねじ21が挿
通するねじ挿入穴32とが設けられている。そして、ギ
ヤケース3の底壁には、歯車軸6の他端部を支持するた
めの凹部33と、歯車軸7、8の他端部を支持するため
の凹部(図示せず)と、出力軸15の他端部を回転自在
に支持するための凹部(図示せず)とが設けられてい
る。なお、歯車軸6〜8は、ギヤケース2、3に設けた
穴部26および凹部33に軽く圧入されている。
【0020】次に、本実施形態のステッピングモータ4
の構成を図1および図2に基づいて簡単に説明する。
【0021】ステッピングモータ4は、磁界を作るため
のヨークハウジング41およびステータ42と、通電さ
れるとヨークハウジング41およびステータ42を励磁
する界磁巻線43と、外周に界磁巻線43を巻装した絶
縁性樹脂製のコイルボビン44と、アルミニウム製のセ
ンターピース45を外周に圧入した回転軸9と、センタ
ーピース45の外周に装着された複数極の永久磁石46
と、回転軸9の一端部および他端部を回転自在に支持す
るための軸受け47と、外部接続端子48を保持する絶
縁性樹脂製のコネクタ49とから構成されている。
【0022】なお、センターピース45は、複数極の永
久磁石46の保持固定、および回転軸9のセンタリング
を行うものである。そして、センターピース45の先端
側の外周部には、センターピース45のスラスト方向の
がた付きを抑えるためのコイルスプリング50が装着さ
れている。また、軸受け47は、銅の焼結体よりなる。
【0023】そして、外部接続端子48は、絶縁性樹脂
製のインシュレータ51に保持固定されたリード線5
2、抵抗53やダイオード等の電気回路(図示せず)を
介して界磁巻線43に電気的に接続されたターミナルで
ある。そのインシュレータ51は、抵抗53やダイオー
ド等の保持固定、および図示上端側の軸受け47の保持
固定を行う。また、コネクタ49の図示上端部に設けた
凹部54は、ヨークハウジング41の図示右方向の開口
端に嵌め合わされ、コネクタ49の図示下端部に設けた
凸部55は、ブラケット5の穴部61に嵌め合わされ
る。
【0024】ここで、ステッピングモータ4は、放熱性
能を向上させるために、ギヤケース2の天井壁の外側面
に外付けされている。このため、ステッピングモータ4
をギヤケース2の外壁面に取り付けるためのブラケット
5を、ヨークハウジング41の開口側に組み付けてい
る。このブラケット5には、コネクタ49の図示下側お
よびヨークハウジング41の図示下側に設けた複数個の
凸部55とそれぞれ嵌合する複数個の穴部61が形成さ
れている。また、ヨークハウジング41とブラケット5
とは、かしめにより固定するため、ブラケット5(また
はヨークハウジング41)に複数の爪部66が形成され
ている。なお、ブラケット5をヨークハウジング41に
溶接またはろう付けにより接合しても良い。
【0025】ブラケット5には、ステッピングモータ4
をギヤケース2、3に締め付け固定するための複数個の
取付用ねじ23が挿通するねじ挿入穴62が形成されて
いる。そして、ブラケット5の中央部には、軸受け47
を介して回転軸9を回転自在に支持するための穴部63
が形成されている。
【0026】また、ブラケット5には、歯車軸6の一端
部(先端部、被嵌合部)を嵌め込むための嵌合穴(本発
明の嵌合部に相当する)64が形成されている。この嵌
合穴64の形成位置は、歯車軸6の中心線の延長線上に
位置するように、しかも穴部63の中心位置から所定の
寸法の場所に位置するように設定されている。すなわ
ち、嵌合穴64の形成位置は、歯車軸6の中心位置と回
転軸9の中心位置との距離が所定の軸間ピッチAとなる
ように設定されている。
【0027】〔第1実施形態の作用〕次に、本実施形態
のモータアクチュエータ1の作用を図1および図2に基
づいて簡単に説明する。
【0028】ステッピングモータ4に内蔵された界磁巻
線43が通電されると、ヨークハウジング41およびス
テータ42が励磁されるので、複数極の永久磁石46、
センターピース45および回転軸9が回転を開始する。
このステッピングモータ4の回転出力は、回転軸9の外
周に固定されたピニオンギヤ10から減速歯車11へ、
更に、減速歯車11から減速歯車12へ、更に、減速歯
車12から減速歯車13へ、更に、減速歯車13から減
速歯車14へ順に伝達される。
【0029】そして、減速歯車14の図示上端側に一体
成形された出力軸15より外部に取り出されたステッピ
ングモータ4の回転出力は、例えば車両用空調装置の空
調ダクト内に設けられた吸込口モード切替用ドア、エア
ミックスドアまたは吹出口モード切替用ドア等のいずれ
かのドアに伝達されることで、ドアの位置調整が行われ
る。
【0030】〔第1実施形態の効果〕以上のように、本
実施形態のモータアクチュエータ1において、ステッピ
ングモータ4をギヤケース2、3の外壁面に外付けする
場合には、ピニオンギヤ10と減速歯車11との噛み合
い状態にずれが生じないようにする目的で、減速歯車1
1の歯車軸6の一端部をギヤケース2、3よりステッピ
ングモータ4側に突出させ、ステッピングモータ4のブ
ラケット5に設けた嵌合穴64と嵌合させることによ
り、歯車軸6の中心線の延長線上で、ギヤケース2、3
に対するステッピングモータ4の位置決めを行うように
している。
【0031】それによって、ステッピングモータ4の回
転軸9と減速歯車11の歯車軸6との軸間ピッチAが直
接決まるため、軸間ピッチ精度が向上する。ステッピン
グモータ4の回転軸9の先端部外周に固定されたピニオ
ンギヤ10と歯車軸6の外周に回転自在に支持された減
速歯車11との良好な噛み合い状態を得ることができ
る。
【0032】したがって、ステッピングモータ4をギヤ
ケース2、3にねじ止め等により組み付ける時に、ステ
ッピングモータ4の回転軸9の中心位置とギヤケース
2、3のねじ止め穴24の中心位置とのずれや、ブラケ
ット5のねじ挿入穴62の内径と取付用ねじ23の外径
とのがた、およびギヤケース2、3のねじ止め穴24の
位置ずれ等の要因により、ギヤケース2、3内に挿入さ
れたステッピングモータ4の回転軸9が所定の位置から
ずれても、ピニオンギヤ10と減速歯車11との位置調
整に細心の注意を払うことなく、ピニオンギヤ10と減
速歯車11との良好な噛み合い状態を得ることができる
ので、モータアクチュエータ1の組立コストを減少させ
ることができる。
【0033】〔第2実施形態〕図3は本発明の第2実施
形態を示したもので、モータアクチュエータの主要構成
を示した図である。
【0034】本実施形態では、ステッピングモータ4の
回転軸9の先端部外周に固定されたピニオンギヤ10と
噛み合う減速歯車11の歯車軸6を、ギヤケース3と一
体成形している。すなわち、歯車軸6は、ギヤケース3
の底壁の内側面に設けた凸部34より図示上方側(底壁
に対して直交する方向)に延長されて、先端部(被嵌合
部)がギヤケース2の外側面よりもモータ側に突出する
ように設けられている。
【0035】そして、第1実施形態と同様に、歯車軸6
の先端部を、ステッピングモータ4のブラケット5に設
けた嵌合穴64と嵌合させることにより、ピニオンギヤ
10と噛み合う減速歯車11の歯車軸6の中心線の延長
線上で、ギヤケース2、3に対するステッピングモータ
4の位置決めを行うようにしている。
【0036】以上のように、本実施形態のモータアクチ
ュエータ1によれば、ステップモータ4とギヤケース
2、3とを組み付ける際に、ステッピングモータ4の回
転軸9と減速歯車11の歯車軸6との軸間ピッチが直接
決まり軸間ピッチ精度が向上するので、ピニオンギヤ1
0と減速歯車11との良好な噛み合い状態を確保するた
めの位置調整が不要となり、モータアクチュエータ1の
組立コストを低減できるという効果を備える。
【0037】〔第3実施形態〕図4は本発明の第3実施
形態を示したもので、モータアクチュエータの主要構成
を示した図である。
【0038】本実施形態では、ギヤケース2の天井壁の
外側面において歯車軸6の中心線の延長線上に位置する
部位に凸状の被嵌合部28を一体成形している。なお、
30は、ギヤケース3の底壁の内側面より内部側に突出
する凹部(軸受部)で、歯車軸6の他端部を支持してい
る。
【0039】そして、第2実施形態と同様に、ギヤケー
ス2に設けた被嵌合部28を、ステッピングモータ4の
ブラケット5に設けた嵌合穴64と嵌合させることによ
り、ピニオンギヤ10と噛み合う減速歯車11の歯車軸
6の中心線の延長線上で、ギヤケース2、3に対するス
テッピングモータ4の位置決めを行うようにしている。
これにより、第2実施形態と同様な効果を得ることがで
きる。
【0040】〔第4実施形態〕図5は本発明の第4実施
形態を示したもので、モータアクチュエータの主要構成
を示した図である。
【0041】本実施形態では、ステッピングモータ4の
ブラケット5の外側面(ケース側面)において歯車軸6
の中心線の延長線上に位置する部位に凸状の嵌合部65
を設けている。また、ギヤケース2の天井壁の外側面に
おいて歯車軸6の中心線の延長線上に位置する部位に凹
状の被嵌合部29を一体成形している。
【0042】そして、第3実施形態と同様に、ギヤケー
ス2に設けた被嵌合部29に、ステッピングモータ4の
ブラケット5に設けた嵌合部65を嵌合させることによ
り、ピニオンギヤ10と噛み合う減速歯車11の歯車軸
6の中心線の延長線上で、ギヤケース2、3に対するス
テッピングモータ4の位置決めを行うようにしている。
これにより、第3実施形態と同様な効果を得ることがで
きる。
【0043】〔他の実施形態〕本実施形態では、本発明
を、車両用空調装置の空調ダクト内に設けられた吸込口
モード切替用ドア、エアミックスドアまたは吹出口モー
ド切替用ドア等の各種ドアの位置調整のために使用され
るモータアクチュエータ1に適用した例を説明したが、
本発明を、ドアロック操作装置、窓の開閉装置等の従動
部品を駆動するために使用されるモータアクチュエータ
に適用しても良い。
【0044】本実施形態では、本発明を、ギヤケース
2、3にステッピングモータ4を組み付ける時の位置決
め構造に適用した例を説明したが、本発明を、サーボモ
ータ等の他のモータを組み付ける時の位置決め構造に適
用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータアクチュエータの全体構成を示した断面
図である(第1実施形態)。
【図2】モータアクチュエータの全体構成を示した分解
図である(第1実施形態)。
【図3】モータアクチュエータの主要構成を示した断面
図である(第2実施形態)。
【図4】モータアクチュエータの主要構成を示した断面
図である(第3実施形態)。
【図5】モータアクチュエータの主要構成を示した断面
図である(第4実施形態)。
【符号の説明】
A 軸間ピッチ 1 モータアクチュエータ 2 ギヤケース 3 ギヤケース 4 ステッピングモータ 5 ブラケット 6 歯車軸 7 歯車軸 8 歯車軸 9 回転軸 10 ピニオンギヤ 11 減速歯車 15 出力軸 28 被嵌合部 29 被嵌合部 64 嵌合穴(嵌合部) 65 嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J063 AA01 AB02 AC01 BA01 BA05 BB27 BB46 BB48 CA01 CB13 CB14 CB41 CB57 CD01 CD41 CD43 CD46 XA05 5H607 BB01 BB14 CC03 CC09 DD03 DD08 DD09 DD19 EE31 EE36 HH01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を有するモータと、 このモータの回転軸に略平行に配置された歯車軸、前記
    モータの回転軸に設けられたピニオンギヤ、およびこの
    ピニオンギヤに噛み合うと共に、前記歯車軸に設けられ
    た歯車を内蔵するギヤケースとを備え、 前記モータは、前記歯車軸の中心線の延長線上に、前記
    回転軸に対する前記歯車軸の位置決めを行う位置決め部
    を設けていることを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のモータアクチュエータに
    おいて、 前記位置決め部は、前記モータを前記ギヤケースに外付
    けするためのブラケットの前記歯車軸の中心線の延長線
    上に設けた嵌合部であり、 前記歯車軸の一端部は、前記ギヤケースより前記モータ
    側に突出して前記嵌合部に嵌め合わされることを特徴と
    するモータアクチュエータ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のモータアクチュエータに
    おいて、 前記位置決め部は、前記モータを前記ギヤケースに外付
    けするためのブラケットの前記歯車軸の中心線の延長線
    上に設けた嵌合部であり、 前記歯車軸は、前記ギヤケースと一体的に設けられ、 前記歯車軸の一端部は、前記ギヤケースより前記モータ
    側に突出して前記嵌合部に嵌め合わされることを特徴と
    するモータアクチュエータ。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のモータアクチュエータに
    おいて、 前記位置決め部は、前記モータを前記ギヤケースに外付
    けするためのブラケットの前記歯車軸の中心線の延長線
    上に設けた嵌合部であり、 前記ギヤケースは、前記歯車軸を支持する軸受部を有
    し、 前記軸受部の中心線の延長線上に位置するギヤケース外
    壁は、前記嵌合部に嵌め合わされることを特徴とするモ
    ータアクチュエータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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