JP3933891B2 - 電動モータの給電部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等に搭載される電装品を構成するための電動モータの給電部構造の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種電動モータのなかには、電動モータの配設スペースの関係から、ヨークの形状を、径方向に対向し一対の磁石が固着される円弧状部と、これら円弧状部のあいだに形成され互いに平行面となる平板状部とを備えた形状とすることで、平板状部における径を小さくして小型化したものが知られている。このようなものにおいて、特開平10−51993号公報に示すように、ヨークの開口端にケーシングを突当て状に組込む構成としたものがある。このものでは、ケーシングの外径部に外部電源からのカプラを接続してブラシに給電するためのカプラ受け部を突出形成するとともに、該ケーシングに、ブラシとブラシに給電するためのターミナル端子とが配されたブラシステーが組込まれるが、ターミナル端子はリテーナを介してカプラ受け部に収納支持されるように構成されており、これによって、ブラシ、およびターミナル端子の組込みが簡略化されるとともに、部品点数の削減が計れるようにしている。さらに、このものではカプラ受け部を有底状に形成し、外部電源側のカプラを抜き差しする場合に、該抜き差し作動における荷重(負荷)をカプラ受け部の底部が受けるように(ケーシングに作用するように)して、ブラシステー側に荷重がかからないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来の電動モータは、ヨークとケーシングとを、円弧状部においてそれぞれ一箇所づつ螺子止めすることで固定する構成とするため、カプラ受け部を、一方のヨーク円弧状部の周回り方向一側部に対向して偏寄した状態で形成している。このため、ヨークとケーシングとを径方向対向する箇所において固定したとしても、該固定力(締結荷重)が周回り方向においてアンバランスとなってしまい、ヨークとケーシングとのシール性が劣ってしまうという問題がある。さらに、カプラ受け部には外部からのカプラが差し込まれるため、カプラ受け部に対して外部負荷が作用するようなことがあり、このようになると前記アンバランスが助長されてヨークに傾きが発生しやすくなり、ヨークが傾いてしまったような場合では、モータ軸のこじりが発生して出力特性の低下や軸受耐久性の低下等が生じる惧れがあるうえ、異音の発生や振動が大きくなってしまう等の問題もある。また、このようにカプラ受け部を偏寄して設けた場合、出力軸の配設方向との関係が限定され、左右勝手違いのものを構成するには別途必要な部品を形成する必要があるという問題もあり、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、径方向に対向し一対の磁石が固着される円弧状部、これら円弧状部のあいだに位置し互いに平行な平板状部、およびヨーク開口端外周に外径側に突設されたフランジ部を備えたヨークと、ブラシステーが内装されるブラシケース部、外径側に突設されたフランジ部、ヨーク開口端よりは小径になって嵌入状に組込まれる円弧状部および平板状部を備えたケーシングとから成り、前記ヨーク側フランジ部とケーシング側フランジ部とを突き当てて組み付けるよう設定した電動モータにおいて、ケーシング側円弧状部の周回り方向中央部外径側には、ケーシング側フランジ部とヨーク側フランジ部とのそれぞれよりも外径側に突出するよう位置してカプラが差し込まれるカプラ受け部を形成すると共に、該カプラ受け部には、軸線方向に一端が開口する凹溝部、および該カプラ受け部と前記一方のケーシング側円弧状部とのあいだに連通溝を形成し、前記ブラシステーには、ブラシケース部に組込まれるステー本体と、ブラシステーと一体形成されると共にブラシに給電するべく外部カプラに接続される導通部材を位置決め状に連通溝を介してカプラ受け部に支持するための端子支持部とを設け、かつ、ケーシングとヨークとを、それぞれのフランジ部のカプラ受け部形成部位を挟む周回り方向両側部と、他方の円弧状部対向部位とで螺合固定した電動モータの給電部構造である。
請求項2の発明は、請求項1において、ブラシステーに形成される支持部には、U 字形状に折返し折曲された導通部材が設けられ、該導通部材に作用する接続負荷を、折返し折曲部を介してカプラ受け部が受けるように構成されている電動モータの給電部構造である。
そして、このようにすることにより、ケーシングにカプラ受け部を形成したものでありながら、ヨークとケーシングとをバランス良く封止することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1〜図6の図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両用電装品を構成する電動モータであって、該電動モータ1はモータ部2と、該モータ部2の出力を減速するためのギア部3とを備えて構成されている。前記モータ部2は、有底筒状に形成されたヨーク4、該ヨーク4に内装されるアーマチュア5、一端がヨーク4の底部に形成された軸受部4aに回動自在に支持されるアーマチュア軸5a、ヨーク4内周面に径方向に対向して固着される一対の永久磁石6等の部材を用いて構成されている。さらに、前記ヨーク4は、前記永久磁石6固着部位となる円弧状の円弧状部4b、これら円弧状部4bとのあいだに位置し互いに平行な関係となっている平板状部4cとが形成された扁平筒状になっており、これによって、ヨーク4は平板状部4cにおける外径が小さくなってコンパクト化が計られている。
【0006】
7は、前記ギア部3を構成し、ヨーク4の開口端(軸方向他端)に突当て状に組込まれるケーシングであって、該ケーシング7は、一端側に位置し後述するブラシステー8が内装されるブラシケース部7aと、他端側に位置し前記ギア部3を構成するギアケース部7bとが一体形成されたものとなっている。前記ギアケース部7bは略ボックス形状に形成され、底部には、前記アーマチュア軸5aの他端が回動自在に軸承されるが、該アーマチュア軸5aの他端部にはウォームギア5bが刻設されている。さらに、ギアケース部7bには、前記ウォームギア5bに噛合してアーマチュア軸2aの出力を減速した状態で出力するためのウォームホイール5cが内装されており、該ウォームホイール5cの回転軸となる出力軸5d先端部が、ギアケース部7bの側面に形成される貫通孔を介して外部に突出され、該突出端部5dにアクチュエータを連動連結することで、適宜電装品が構成されるように設定されている。
【0007】
一方、前記ブラシケース部7aには、ギアケース部7bとのあいだを連通する細径状の凹部7cと、開口側の大径凹部7dとが形成され、開口端部にはヨーク4の開口端よりは小径となって嵌入状に組込まれる嵌入部として、円弧状部7eと平板状部7fとが形成されており、これによって開口がヨーク4開口に対向する扁平筒形状となっている。さらに、嵌入部の軸方向他端側における外周面からは、外径側に突出するフランジ部7gが形成され、ヨーク4の開口端にブラシケース部7aの嵌入部を嵌入組込みしたとき、該フランジ部7gと、ヨーク4の開口端外周に外径側に向けて突設されたフランジ部4dとが突当てられるように設定されている。さらに、ブラシケース部7aには、嵌入部を構成する一方の円弧状部7eの周回り方向中央部外径側に位置してカプラ受け部9が一体形成されているが、該カプラ受け部9は、ケーシング7がヨーク4に組込まれたときそれぞれのフランジ部7g、4dよりも外径側に突出するよう位置して形成され、軸方向一端側が開口する凹溝部9aが形成されている。さらに、カプラ受け部凹溝部9aと前記一方の円弧状部7eとのあいだには溝浅状の連通溝7hが形成され、該連通溝7hに対向する円弧状部7eを切欠くことで、ブラシケース部7aの大径凹部7dと凹溝部9aとが連通状となるように設定されている。
【0008】
前記ブラシステー8は、樹脂材で一体型成形されたステー本体8aに、一対のブラシ装置10が固定されたものに構成されるが、前記ステー本体8aは中央にアーマチュア軸5aが貫通する貫通孔8bが形成され、外形はブラシケース部7aの大径凹部7dと略同形状になるべく扁平部を備えた円板状に形成されていて、図4に示すようにブラシケース部7aに組込まれている。さらに、ステー本体8aのブラシケース7aの円弧状部7eに対向する部位は、該円弧状部7eよりは大径で、ヨーク4の開口端よりは小径に設定されており、嵌入部先端に対して突当て状に配されるように設定されている。尚、ブラシステー8のブラシケース部7aへの固定は、ブラシケース部7aの連通溝7hに開設された二箇所の螺子孔7jに、対向するブラシステー8に開設された二箇所の貫通孔8fを介して螺子8cを螺合することでなされている。
【0009】
一方、前記ブラシ装置10は、L字形に折曲形成された板バネ10bと、該板バネ10bの一端に固定されたブラシ10aから構成されている。そして、このような一対のブラシ装置10が、前記ステー本体8aの貫通孔8bの周縁部に固定されるが、各板バネ10bは、互いにステー本体8aの径方向に対向し、かつ、他方の面部がステー本体8aの一端側面に固定されており、これによって、各ブラシ10aは、ステー本体8aの他端側で、貫通孔8bの孔径よりも内側部位に位置するように設定されている。そして、貫通孔8bにアーマチュア軸5aを貫通させたとき、アーマチュア軸5aに一体固定されたコンミテータ5eに対し、ブラシ10aが板バネ10bの付勢力を受ける状態で弾圧状に当接するように設定されている。
【0010】
さらにブラシステー8には、ブラシケース部7aのカプラ受け部9形成部位に対向して、端子支持部8dが外径方向に突出する状態で一体形成されている。この端子支持部8dは、カプラ受け部9と、該カプラ受け部9に至る凹溝部7iとに収容されるべく、ステー本体8aよりも軸方向に段差を存して形成されている。さらに、端子支持部8dは突出端(外径側)部位に肉薄状の位置決め部8eが形成されるが、該位置決め部8eは、カプラ受け部9の溝底部9bに当接状に配される設定となっている。
一方、前記ブラシステー8のステー本体8aには、前記各ブラシ装置10に導通し、かつ、端子支持部8d近傍に至るように形成されたリードステー11が配されており、これらリードステー11は、端子支持部8d近傍において互いに絶縁状、かつ軸方向を向いて配されたターミナル端子12の一端側部位と電気的に接続されている。そして、これら各ターミナル端子12の他端側部位はU字形に折曲され、該折曲部が端子支持部8dの他端側面に沿って迂回し、そしてターミナル端子12の折曲端部12aが、位置決め部8eに形成された貫通孔8fを他端側から一端側に向けて貫通することで、各折曲端部12aが一端側を向く状態で外部に突出するように設定され、これによって、各折曲端部12aは、位置決め部8eによる位置決め状の支持を受けるように設定されている。
【0011】
このとき、前記ターミナル端子12の各折曲端部12aはカプラ受け部9の凹溝部9a内に位置しており、外部電源から引出されたカプラ13を凹溝部9aに差し込み、折曲端部12aとの接続をすることで電気的な接続がなされるように設定されている。これによって、カプラ受け部9にカプラ13を差し込むときの負荷や、差し込まれたカプラ13に負荷が作用したような場合に、これら負荷をカプラ受け部9、つまりケーシング7により受けることができて、ブラシステー8側にはかからないように構成されている。また、カプラ13の差込み時において折曲端部12aに負荷が作用したような場合では、該負荷はU字形状に折曲されて端子支持部8dの他端側面に沿うよう配された折曲片部12bに作用するが、該折曲片部12bは、カプラ受け部9の溝底部9bに当接しており、折曲片部12aに対する負荷をカプラ受け部9の溝底部9b、つまりはケーシング7により受けることができるように構成されている。
【0012】
そして、ブラシケース部7aは開口端にブラシステー8が組込まれた後、ブラシケース7aをヨーク4に固定することで、ケーシング7とヨーク4との固定がなされるが、このものでは、ブラシケース部7aのフランジ部7gをヨークフランジ部4dに突当て、ブラシケース側フランジ部7gに開設された三箇所の螺子孔7k、7m、7nに対し、ヨーク側フランジ部4dに開設された三箇所の螺子孔(図示せず)に挿通させた螺子14a、14b、14cを用いて螺合固定されている。このとき、螺合箇所は、一方の円弧状部7eのカプラ受け部9形成部位を挟む両側部における二箇所の螺子14b、14cと、他方の円弧状部7eの周回り方向中央部の一箇所の螺子14aとにより都合三箇所において螺合されており、これによって、ケーシング7のブラシケース部7aの外径部にカプラ受け部9を形成したものでありながら、ヨーク4とブラシケース部7aとをバランス良く封止することができるように設定されている。
【0013】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、電動モータ1を構成するヨーク4は扁平筒状となってコンパクト化が計られたものとなっているが、このものにおいて、ヨーク4の開口端に突当て状に固定されるケーシング7に形成されるカプラ受け部9は、一方の円弧状部7eの周回り方向中央に対向する外径部に形成されている。そして、ケーシングフランジ部7gをヨークフランジ部4dに突合せて固定する場合に、フランジ部7g、4dのカプラ受け部9形成部位の両側部における二箇所の螺子14b、14cと、他方の円弧状部7eの周回り方向中央部における一箇所の螺子14aとにより、都合三箇所が螺合されることになって、該螺合により生じる締結荷重がヨーク4とケーシング7との当接部(各フランジ部4d、7gとのあいだ)に対してバランスよく作用し、アーマチュア軸5aの軸芯度が保たれるとともに、三箇所の螺子締結によって均等な締めつけが作用してシール性を保つことができる。しかも、カプラ受け部9に負荷が作用したとしても、カプラ受け部9が傾いてしまうような不具合もなくなる。従って、アーマチュア軸5aのこじりに基づく出力特性の低下や軸受耐久性の低下等を回避できるとともに、異音の発生や振動の低減を計ることができて、高性能な電動モータ1を提供できる。
しかもこのものでは、カプラ受け部9がブラシケース部7aの円弧状部7eの周回り方向中央に位置して形成されているので、出力軸5dの配設方向との関係で左右勝手違いのものを構成する場合に、前記ブラシステー8はそのまま用いることができ、部材の共通化を計ることができる。
【0014】
さらに本実施の形態においては、ブラシステー8に、カプラ受け部9に引き出されるターミナル端子12を支持するための支持部材8dが一体形成されているため、ブラシケース部7aにブラシステー8を組込む作業で、ブラシ10a及びターミナル端子12のカプラ受け部9への引出しもなされることになって、部品点数が削減されるうえ、作業工程数が減少され、もって作業性の向上を計ることができる。
【0015】
しかも、このものでは、前述したように、カプラ受け部9にカプラ13を差し込むときの負荷や、該差し込まれたカプラ13に負荷が作用したような場合に、該負荷は、カプラ受け部9の溝底部9b、つまりはカプラ受け部9が一体形成されるケーシング7に作用することになって、ブラシステー8側に作用することがなく、この結果、カプラ13を介した負荷により、ブラシ10aの位置が不安定となって作動不能状態になってしまうような不具合を防止することができる。
【0016】
また、このものでは、ターミナル端子12はU字形に折曲された折曲端部12aがカプラ受け部9内に突出し、該折曲端部12aにおいて外部電源との電気的接続がなされる構成となっているので、カプラ13の差込み時に折曲端部12aに負荷が作用したとして、該負荷は折曲片部12bが受けることになり、該折曲片部12bを支持するケーシング7により負荷を受けることができ、ブラシ10a側に作用することがなくなって、より信頼性の高い電動モータ1とすることができる。
【0017】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、カプラ受け部の開口方向はヨーク側ではなくギアケース側にすることもできる。つまり、カプラ受け部の開口方向は、出力軸の配設方向、車体側のカプラ配設方向等により、適宜設定することが可能であり、これに対応するべくカプラ受け部の開口方向を適宜設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)はそれぞれ電動モータの平面図、正面図である。
【図2】図1(B)の側面図である。
【図3】図1(B)のX−X断面図である。
【図4】図4(A)、(B)はそれぞれケーシングにブラシステーを組込んだ状態の側面図、正面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれケーシングの側面図、正面断面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれブラシステーの側面図、一部断面正面図、側面図である。
【符号の説明】
1 電動モータ
2 モータ部
3 ギア部
4 ヨーク
4b 円弧状部
4c 平板状部
4d フランジ部
5a アーマチュア軸
5e コンミテータ
7 ケーシング
7a ブラシケース部
7g フランジ部
8 ブラシステー
8a ステー本体
8d 端子支持部
8e 位置決め部
9 カプラ受け部
10a ブラシ
12 ターミナル端子
12b 折曲片部
13 カプラ
Claims (2)
- 径方向に対向し一対の磁石が固着される円弧状部、これら円弧状部のあいだに位置し互いに平行な平板状部、およびヨーク開口端外周に外径側に突設されたフランジ部を備えたヨークと、ブラシステーが内装されるブラシケース部、外径側に突設されたフランジ部、ヨーク開口端よりは小径になって嵌入状に組込まれる円弧状部および平板状部を備えたケーシングとから成り、前記ヨーク側フランジ部とケーシング側フランジ部とを突き当てて組み付けるよう設定した電動モータにおいて、ケーシング側円弧状部の周回り方向中央部外径側には、ケーシング側フランジ部とヨーク側フランジ部とのそれぞれよりも外径側に突出するよう位置してカプラが差し込まれるカプラ受け部を形成すると共に、該カプラ受け部には、軸線方向に一端が開口する凹溝部、および該カプラ受け部と前記一方のケーシング側円弧状部とのあいだに連通溝を形成し、前記ブラシステーには、ブラシケース部に組込まれるステー本体と、ブラシステーと一体形成されると共にブラシに給電するべく外部カプラに接続される導通部材を位置決め状に連通溝を介してカプラ受け部に支持するための端子支持部とを設け、かつ、ケーシングとヨークとを、それぞれのフランジ部のカプラ受け部形成部位を挟む周回り方向両側部と、他方の円弧状部対向部位とで螺合固定した電動モータの給電部構造。
- 請求項1 において、ブラシステーに形成される支持部には、U 字形状に折返し折曲された導通部材が設けられ、該導通部材に作用する接続負荷を、折返し折曲部を介してカプラ受け部が受けるように構成されている電動モータの給電部構造。
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JP4875910B2 (ja) * | 2006-03-16 | 2012-02-15 | 株式会社ミツバ | モータの給電部構造 |
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2001
- 2001-07-03 JP JP2001202283A patent/JP3933891B2/ja not_active Expired - Lifetime
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