JP3173245B2 - 直流同期モータ - Google Patents
直流同期モータInfo
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- JP3173245B2 JP3173245B2 JP22146593A JP22146593A JP3173245B2 JP 3173245 B2 JP3173245 B2 JP 3173245B2 JP 22146593 A JP22146593 A JP 22146593A JP 22146593 A JP22146593 A JP 22146593A JP 3173245 B2 JP3173245 B2 JP 3173245B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- connector
- synchronous motor
- control circuit
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
る同期モータに係り、特に、モータの回転等を制御する
ための制御回路を有する直流同期モータに関する。
ステッピングモータを使用した場合と、永久磁石型同期
モータを直流電源で駆動した場合を例に挙げて順に説明
する。
着磁されたロータと、このロータの外側に配置された、
ロータとそれぞれ同数の極歯を有する2組のステータと
を備え、これら2組のステータはロータ軸方向に並べて
配置され、互いに1/2ピッチずつ極歯がずらされてい
る。また、ステータにはそれぞれ単相もしくは2重巻の
コイルが設けられ、これらのコイルはトランジスタ等の
スイッチング素子を介して電源に接続されている。スイ
ッチング素子の開閉は制御回路により行われ、更に、電
源電圧の変動によるロータ回転数の変動を防ぐため、電
源と制御回路の間には定電圧回路が備えられている。
には同数の極歯を有するステータが1組だけ設けられ、
ロータとステータの磁極は、ロータ始動を可能とするた
め非対称にされている。ステータは単相コイルで励磁さ
れるようになっており、コイルにはスイッチング素子が
接続され、かつスイッチング素子の開閉は制御回路によ
り制御される。また、このモータにおいても、制御回路
への供給電圧を一定化するため定電圧回路が備えられて
いる。
源を用いて同期モータを一定回転数で駆動する場合に
は、コイルにタイミングよく通電するためのスイッチン
グ素子や、スイッチングのタイミングを決定する制御回
路、更には直流電源に多少の電圧のふらつきがあっても
制御回路の発振数を一定にするための定電圧回路が必須
となっている。従って、上記従来の直流同期モータの場
合、これら制御回路や定電圧回路の収容スペースをモー
タ本体外に確保しておく必要があり、その結果、装置の
小型化が困難になるという問題があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、モータを小型化しつつ、
モータの組立を容易として製造コストを低減することが
でき、また、モータ搬送時のトラブルの防止等を図るこ
とのできる直流同期モータを提供することを目的とす
る。
する直流同期モータにおいて、コイルの巻回される筒状
の巻胴部と、この巻胴部の両端に垂直に形成された一対
のフランジ部とを有するボビンが設けられ、前記一対の
フランジ部の一方には、巻胴部と反対側の面に、前記制
御回路を有する回路基板が平行に固定されており、前記
回路基板の表面には前記制御回路の入力端子に接続され
たコネクタが固定されており、前記ボビン及び前記回路
基板を収容するケースが設けられ、前記ケースの前記コ
ネクタと対向する箇所には開口部が形成され、前記ケー
スの開口部を臨む前記コネクタの先端部には、先端側を
縮小してなる段部が形成され、この段部が前記ケースの
開口部の縁に係合して、前記コネクタの先端部が前記ケ
ースに支持されており、ケースの外部からこの開口部を
通して前記コネクタに外部電源を接続可能とされたこと
を特徴とするものである。
説明する。図1及び図2は本発明の一実施例に係る直流
同期モータを示し、これらの図において符号2はケース
(カップ)である。このケース2の中央部には、外周部
にロータマグネット6を有するロータ4が回動自在に設
けられており、ロータ4の外周部にはボビン14がケー
ス2に固定して設けられている。このボビン14は、コ
イル8の巻回される巻胴部10と、巻胴部10の両端に
垂直に形成された一対のフランジ部12とを有してい
る。ボビン14には極歯を有するヨーク16が固定して
設けられている。また、ケース2内には、ロータ4の回
転軸18の回転を順次伝達してモータ出力軸30に伝え
る減速ギア群20が設けられており、ケース2の裏側は
ギアカバー22で覆われている。
対側の面には、回路基板24がフランジ部12と平行に
固定されている。この回路基板24には、スイッチング
素子、制御回路、定電圧回路等を構成する複数の電子部
品26が搭載されている。また、回路基板24の表面に
はコネクタ28が片面実装されている。コネクタ28は
電子部品26の作る回路の入力端子に接続されており、
その先端部には先端側を縮小してなる段部28aが形成
されている。
所には、コネクタ28の先端28bを挿入可能な開口部
32が形成されている。そして、コネクタ28の段部2
8aが開口部32の縁に係合して、コネクタ28の先端
部がケース2に支持されており、開口部32を通してコ
ネクタ28に外部電源を接続可能とされている。但し、
ケース2の内側とボビン14との間には、樹脂等からな
るボビンカバー34が配設されており、このボビンカバ
ー34の一部がコネクタ28の先端28bと開口部32
との間に挟まれる状態とされている(図3)。
は、モータを小型化しつつ、モータの組立が簡単となっ
て製造コストが低減される。これに対して、コネクタ2
8を用いずにリード線を回路基板24に接続するように
した場合には、リード線の接続に手間がかかるととも
に、モータの他の部分を組み立てる時やモータを搬送す
る際に、リード線がじゃまになり非常に不便となる。ま
た、リード線を単に接続するだけでなく、引っ張り強度
を増加するための複雑な保持構造が必要となる。
は、コネクタ28とケース2との係合により、コネクタ
28の引き抜き強度が増加し、またケース2内の防塵を
図ることができる。さらに回路基板24が強固に固定さ
れて振動の防止を図ることもでき、これにより信頼性を
向上させることができる。
34を設けているが、図4に示すようにボビンカバーを
設けずに、コネクタ28とケース2を直接係合させても
よい。また、図5に示すようにケース2の開口部32を
ボビン14の径方向に形成し、コネクタ28の先端28
aを径方向に突出させるようにしてもよい。
流同期モータによれば、コイルの巻回される筒状の巻胴
部と、この巻胴部の両端に垂直に形成された一対のフラ
ンジ部とを有するボビンが設けられ、前記一対のフラン
ジ部の一方には、巻胴部と反対側の面に、前記制御回路
を有する回路基板が平行に固定されており、前記回路基
板の表面には前記制御回路の入力端子に接続されたコネ
クタが固定されており、前記ボビン及び前記回路基板を
収容するケースが設けられ、前記ケースの前記コネクタ
と対向する箇所には開口部が形成され、ケースの外部か
らこの開口部を通して前記コネクタに外部電源を接続可
能とされているので、モータを小型化しつつ、モータの
組立が簡単となって製造コストが低減される。また、回
路基板を電源に接続するためのリード線がないため、モ
ータ搬送時のトラブルを有効に防止できる。
ネクタの先端部には、先端側を縮小してなる段部が形成
され、この段部が前記ケースの開口部の縁に係合して、
前記コネクタの先端部が前記ケースに支持されているの
で、コネクタの引き抜き強度が増加し、またケース内の
防塵を図ることができ、さらに回路基板が強固に固定さ
れて振動の防止を図ることもでき、これにより信頼性を
向上させることができる。
側断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御回路を有する直流同期モータにおい
て、コイルの巻回される筒状の巻胴部と、この巻胴部の
両端に垂直に形成された一対のフランジ部とを有するボ
ビンが設けられ、前記一対のフランジ部の一方には、巻
胴部と反対側の面に、前記制御回路を有する回路基板が
平行に固定されており、前記回路基板の表面には前記制
御回路の入力端子に接続されたコネクタが固定されてお
り、前記ボビン及び前記回路基板を収容するケースが設
けられ、前記ケースの前記コネクタと対向する箇所には
開口部が形成され、前記ケースの開口部を臨む前記コネ
クタの先端部には、先端側を縮小してなる段部が形成さ
れ、この段部が前記ケースの開口部の縁に係合して、前
記コネクタの先端部が前記ケースに支持されており、ケ
ースの外部からこの開口部を通して前記コネクタに外部
電源を接続可能とされたことを特徴とする直流同期モー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22146593A JP3173245B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 直流同期モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22146593A JP3173245B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 直流同期モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775282A JPH0775282A (ja) | 1995-03-17 |
JP3173245B2 true JP3173245B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=16767147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22146593A Expired - Lifetime JP3173245B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 直流同期モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173245B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040825A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-03-06 | National Agriculture & Food Research Organization | 水力発電装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4548129B2 (ja) | 2005-01-26 | 2010-09-22 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両の駆動装置 |
JP4868442B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2012-02-01 | 矢崎総業株式会社 | 筐体内への異物浸入防止構造 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP22146593A patent/JP3173245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040825A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-03-06 | National Agriculture & Food Research Organization | 水力発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775282A (ja) | 1995-03-17 |
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