JPH0559663B2 - - Google Patents

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JPH0559663B2
JPH0559663B2 JP62179809A JP17980987A JPH0559663B2 JP H0559663 B2 JPH0559663 B2 JP H0559663B2 JP 62179809 A JP62179809 A JP 62179809A JP 17980987 A JP17980987 A JP 17980987A JP H0559663 B2 JPH0559663 B2 JP H0559663B2
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JP
Japan
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rotor
bearing
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bearings
base plate
Prior art date
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JP62179809A
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JPS63121443A (ja
Inventor
Toshihiko Okamura
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軸直交組立式のモータ組立方法に関
し、特に超小型直流モータに適用して最適なもの
である。
小型電子機器の駆動電力源として電磁プランジ
ヤーの代わりに超小型直流ブラシモータが用いら
れることがある。第1図はこのような超小型直流
モータ(マイクロモータ)の従来例を示す分解斜
視図である。周知の如くこの種の直流モータはハ
ウジング1(固定子)、回転子2及びブラシ部3
(固定子)から成つている。
ハウジング1は永久磁石とヨークとから成り、
側端面の中心部に軸受4を備えている。回転子2
はモータ軸5に固定された電機子鉄心6と、この
鉄に巻装された電機子巻線7と、整流子片8から
成つている。ブラシ部3は軸受9及びブラシ10
から成つている。
第1図のマイクロモータの組立ては、ハウジン
グ1に回転子2を挿入し、更にブラシ部3を軸5
に挿通させることによつて行わせる。そして組立
て後に軸受9の芯出しを行つて回転子がスムース
に回るようにする。このような軸方向の組立て作
業は極めて面倒であり、自動組立装置または量産
組立治具の製作が困難になる要素を本質的に備え
ている。例えば、ハウジング1の内部には界磁用
永久磁石が取付けられているので、回転子2を自
在に(フリーに)ハウジング1内に挿入すること
は困難であり、またブラシ10の間隔を外力で広
げた状態で回転子2に装着させなければならな
い。
本発明は上述の問題にかんがみ、組立て作業が
極めて容易なモータ組立方法を提供し、量産組立
てまたは自動組立てを行い得るようにすることを
目的とする。
本発明の軸直交組立式のモータ組立方法は、回
転子の回転軸心の両端側に夫々軸受部を装着し、
固定部に設けられた軸受支持部にて上記回転軸に
対して直交する方向に上記軸受部を夫々支持さ
せ、上記回転子の最大径よりも夫々巾広の底面側
開口部及び該開口部に連なる界磁空間を形成す
る、回転軸に直交した断面が略コ字状の界磁部材
を、上記回転軸に対して直交する方向から上記固
定部に装着し、この際、上記回転軸の軸受が上記
軸受支持部に支持された状態で、上記界磁部材が
上記底面側開口部を経て上記界磁空間内に上記回
転子を配置するようにしたことを特徴とし、これ
により平面上に積み重ねて組立てることを可能と
している。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明を適用したモータの平面図で、
第3図は部分的に破断された側面図、第4図は正
面図である。このモータは2個の回転子13,1
4を備える2連モータで、夫々別個のモータとし
て動作する。なお本発明は単体のモータにも適用
され得る。
回転子13,14は鉄板等で形成されたベース
板15に後述の如く軸受17a,17b,17c
を介して回動自在に装着され、更にその周囲に界
磁ヨーク16が配置される。各回転子13,14
の軸18a,18bにはウオームギヤ19a,1
9b等の動力伝達手段が固着される。
第5図はベース板5の平面図、第6図は界磁ヨ
ーク16の拡大断面図、第7図は第3図の−
線拡大断面図、第8図は回転子13の拡大平面図
を夫々示している。また第9図は第1図〜第3図
に示すモータの一方のモータの斜視図で、第10
図及び第11図は回転子13の組立て方法を示す
平面図、第12図はモータ全体の組立て図であ
る。
第5図及び第12図に示すようにベース板15
は両端にほぼ直角に折り曲げられた支持部21
a,21bを備えている。これらの支持部21
a,21bはU字状の開口23a,23bを備え
ていて、ここに軸受17a,17cが上方から装
着される。またベース板15の中央部にはブラシ
組立体24が爪部25a,25bのかしめによつ
て固定されている。ブラシ組立体24は合成樹脂
の支持部材26を備え、この支持部材上に固定さ
れた夫々一対ずつの2組のブラシ27a,27b
及び28a,28bが固定されている。
支持部材26の中央部にはU字状の開口29を
有する支持部30が形成され、ここに軸受17b
が上方から装着される。軸受17bは2本のモー
タ軸18a,18bに関して共用されている。
第6図に示すように界磁部材を成すヨーク16
は断面コ字状で、その内側面には一対の界磁マグ
ネツト32a,32bが接着固定されている。各
マグネツト32a,32bは断面が円弧状の磁極
面を有し、夫々互いに逆極性(N極とS極)に着
磁されている。マグネツト32a,32bが固定
された界磁ヨーク16は第12図のように回転子
13の真上から装着されるので、第7図の断面で
示すように、マグネツト32a,32bの最小間
隔x、即ち、界磁ヨーク16及び界磁マグネツト
32a,32bから成る界磁部材の底面側開口部
31の巾よりも回転子13の最大外径yの方が幾
分小さくなつている。
第7図に示すように、界磁ヨーク16は回転子
13または14の電機子鉄心33の軸方向の巾に
対応する上面が開口34になつている。またベー
ス板15の鉄心33に対応する部分も開口35が
形成されている。このためベース板15から界磁
ヨーク16の上面までの高さが電機子鉄心33の
最大外径yとほぼ同じくらいあつても、回転子と
固定子とが接触することがなく、モータ全体の高
さ寸法を極力小さくすることが可能である。界磁
ヨーク16の磁路は第9図の点線で示す如くヨー
ク16の開口34及びベース板15の開口35を
避けて形成される。
電機子鉄心33は第7図に示すように3つのポ
ールフエースを持つスロツト形の積鉄心でもつて
構成され、3つのスロツト内に3相巻線36a〜
36cが巻装されている。各巻線36a〜36c
の引出し線は整流子片37a〜37cに接続され
る。回転子13の軸18aには第10図の如くに
ウオームギヤ19aが圧入嵌合される。このとき
軸18aの下端は治具等の平坦面38で受けるこ
とができる。
なお第1図に示すような従来のマイクロモータ
では、ハウジング1、回転子2及びブラシ部3を
全部組立ててから、軸5にウオームギヤ等の動力
伝達手段を装着するので、ハウジング1の軸受4
としてピポツト軸受を使用することができない。
即ち、ピポツト軸受を使用すると、動力伝達手段
を軸に圧入するときの応力でピポツト軸受が破損
する恐れがある。従つてピポツト軸受の無い第1
図のマイクロモータでは軸5に大きなスラスト負
荷をかけることができない。
一方、本実施例によれば、第10図のように軸
18aに軸受を装着しない状態でウオームギヤ1
9a等を圧入し、その後に第11図に示す如く軸
受17a,17bを挿入するので、軸受17a,
17bとしてピポツト軸受を使用することができ
る。
軸受17a,17bが装着された回転子13
は、第12図の如く上下方向に組立てられる。即
ち、ベース板15の支持部21aのU字状開口2
3a及びブラシ組立体24の支持部30のU字状
開口29に軸受17a,17bの外周に沿つて形
成された溝部39a,39bが夫々挿入されて、
これによつて回転子13がベース板15に回転自
在に支持される。軸受17a,17bは接着等に
よつて支持部21a,30に固定される。
マグネツト32a,32bを有する界磁ヨーク
16は更に第12図の如く回転子2の上から被せ
る様にして組立てられる。界磁ヨーク16とベー
ス板15とは例えばスポツト用熔接等により固定
することができる。界磁ヨーク16を実施例のよ
うに上下方向に組立てる場合には、上記空隙長は
或る程度は大きくしなければならないので、これ
による発生トルクの損失を考慮して置く必要があ
る。
第13図及び第14図は夫々回転子13の構造
及び組立て方法の変形例を示す平面図である。第
13図ではプーリー41を動力伝達手段として用
いている。また第14図では平ギヤ42を用いて
いる。何れの変形例も、軸受17aを先ず軸18
に挿通してからプーリー41または平ギヤ42を
圧入し、その後で軸受17bを装着する。従つて
この場合、軸受17aはラジアル軸受で、軸受1
7bのみがピポツト軸受となる。これらの変形例
においてもプーリー41または平ギヤ42等を軸
18に圧入するときにピポツト軸受17bが損傷
を受けるようなことは全くない。また回転子13
が上下方向に組立てられるので、第11図と同じ
くプーリー41または平ギヤ42を装着した後で
軸受17aを軸18に装着してもよい。また軸受
17aの外径よりもプーリー41または平ギヤ4
2の外径が大であつても、組立てに何らの支障が
生ずることはない。
次に第15図はベース板15の変形例を示す斜
視図である。この変形例では、U字状の開口23
a,23bを有する支持部21a,21bがベー
ス板15の開口35を形成するときにこの開口の
内側に形成され、この支持部21a,21bを直
角に折り曲げて軸受の支持体としている。ベース
板15はテープレコーダ等のメカシヤーシを用い
ることができる。
次に第16図は回転子13の回転支持方法の別
の変形例を示す斜視図である。この変形例では回
転子の軸18aに挿入される軸受43に凸部44
が形成され、この凸部44をベース板15の穴4
5に挿入して固定することにより軸受43を支持
するようにしている。固定方法は接着、熱変形、
カシメ等を用いることができる。
なお本発明は直流ブラシレスモータ等にも適用
することができる。また実施例では軸受17a,
17bが挿入された回転子を上方向からベース板
15に回動自在に装着するようにしたが、横方向
または斜方向から装着してもよい。また実施例で
は一対の軸受17a,17bが用いられているが
一本の軸18aに対して更に別の軸受を装着して
もよい。軸のラジアル負荷が大きいときには複数
の軸受を用いた方が良く、例えば第13図の実施
例でプーリー41の両側に軸受を装着することが
可能である。この場合、ベース板15の軸受支持
部が増加するだけで、モータの組立てには何らの
支障も生じない。
また実施例のように軸受17a,17bに溝部
39a,39bを夫々形成せずに、単に接着する
だけで軸受をベース板15の支持部21a,21
bに固定するようにしてもよい。この場合、支持
部21a,21bのU字開口23a,23bの軸
方向の巾を大きくして軸受支持面積を広げるのが
好ましい。
本発明は上述の如く、モータの回転子及び界磁
部材を回転軸と直交する方向に組立て得るように
したので、従来のような軸方向の通し作業を行う
ことなく、軸方向と直交した平面的な積み重ね作
業で組立てを行うことができる。従つて組立てが
極めて容易になり、大量生産及び自動生産に極め
て適し、低コスト化を図ることができる。また回
転軸に取付ける回転伝達機構要素は軸受の内側ま
たは外側(軸方向)の何れに装着されてもよく、
或いは軸受の外側に軸受の外径より大きい回転伝
達機械要素を取付けても組立てに支障が生ずるこ
とが無いから、設計の自由度が大きく、特に超小
型電子装置の動力源モータに適用して最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイクロモータの従来例を示す分解斜
視図、第2図は本発明を適用した小型電子装置用
モータの平面図、第3図は第2図の部分的に破断
された側面図、第4図は正面図、第5図は第2図
〜第4図に示すモータのベース板の平面図、第6
図は界磁ヨークの拡大断面図、第7図は第3図の
−線拡大断面図、第8図は回転子の拡大平面
図、第9図は第1図〜第3図に示すモータの一方
のモータの斜視図、第10図及び第11図は回転
子の組立て方法を示す平面図、第12図はモータ
全体の組立て図、第13図及び第14図は夫々回
転子の構造及び組立て方法の変形例を示す平面
図、第15図はベース板の変形例を示す斜視図、
第16図は回転子の支持方法の変形例を示す斜視
図である。 なお図面に用いた符号において、13……回転
子、15……ベース板、16……界磁ヨーク、1
7a,17b……軸受、18a,18b……軸、
21a,21b,30……支持部、31……開口
部、32a,32b……界磁マグネツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転子の回転軸心の両端側に夫々軸受部を装
    着し、 固定部に設けられた軸受支持部にて上記回転軸
    に対して直交する方向に上記軸受部を夫々支持さ
    せ、 上記回転子の最大径よりも夫々巾広の底面側開
    口部及び該開口部に連なる界磁空間を形成する、
    回転軸に直交した断面が略コ字状の界磁部材を、
    上記回転軸に対して直交する方向から上記固定部
    に装着し、 この際、上記回転軸の軸受が上記軸受支持部に
    支持された状態で、上記界磁部材が上記底面側開
    口部を経て上記界磁空間内に上記回転子を配置す
    るようにした軸直交組立式のモータ組立方法。
JP62179809A 1987-07-18 1987-07-18 軸直交組立式のモ−タ組立方法 Granted JPS63121443A (ja)

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JPS63121443A JPS63121443A (ja) 1988-05-25
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