JP2000197333A - モ―タ - Google Patents

モ―タ

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JP2000197333A
JP2000197333A JP37357698A JP37357698A JP2000197333A JP 2000197333 A JP2000197333 A JP 2000197333A JP 37357698 A JP37357698 A JP 37357698A JP 37357698 A JP37357698 A JP 37357698A JP 2000197333 A JP2000197333 A JP 2000197333A
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JP
Japan
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motor
rotor
stator
shaft
bearing
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JP37357698A
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English (en)
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Seiji Kawabata
聖司 河端
Hideya Yokouchi
秀弥 横内
Koji Niioka
光司 新岡
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフトを支持する軸受けの負担を軽減し、
軸受けの破損防止、シャフトの垂直度、固定強度の向上
を図る。 【解決手段】モータ1は、ステータ2と、基板押さえ部
材5と、軸固定部材6と、これに固定されたシャフト6
0と、基板7と、取付板8と、ロータ9と、ビス10
と、ワッシャー11とを有している。ステータ2のステ
ータコア3は、放射状に配置された複数の磁極31を有
する。各磁極31は、コイルを巻回する腕部32と、腕
部32に対しほぼ垂直に折り曲げて形成された板状の磁
極端部33とで構成されている。ロータ9は、円筒形状
の永久磁石91と、カップ状のヨーク92と、ヨーク9
2に一体化されたプーリー95と、プーリー95の内側
に嵌入された軸受け94とで構成されている。軸受け9
4内には、シャフト60が挿入され、回転可能に支持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータとロータ
とを備えるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、従来のアウターロ
ータ型のモータ200は、中心部から放射状に配置され
た複数の磁極を有するステータコアを備えたステータ2
10と、ヨーク230およびその内周面に固定された永
久磁石とを備え、前記ステータコアの外周において回転
するロータ220とで構成されている。
【0003】このモータ200は、ロータ220側にシ
ャフト(回転軸)240が固定されている。すなわち、
シャフト240は、ブッシュ250を介して、ヨーク2
30に同心的に固定されている。一方、ステータ210
側には、シャフト240を回転可能に支持する軸受け
(滑り軸受け)が設置されている。
【0004】また、シャフト240のヨーク230より
突出した部分(図10中上端部)には、モータ200の
回転を他所へ伝達するためのプーリー260が例えば圧
入により、嵌入、固定されている。
【0005】しかしながら、このような構成の従来のモ
ータ200では、プーリー260に図10中横方向の荷
重が作用した場合、プーリー260と軸受けとの距離が
遠いため、軸受けのシャフト摺接面(内周面)に大きな
負荷がかかり、軸ずれ(軸の倒れ)や軸受けの破損が生
じ易くなる。
【0006】これにより、シャフト240の垂直度が低
下し、シャフト240の固定強度が低くなる。このよう
な欠点は、モータの振動、騒音の増大や出力の低下、さ
らには、モータ寿命の低下を招くこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シャ
フトを支持する軸受けの負担を軽減することができるモ
ータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(17)の本発明により達成される。
【0009】(1) ステータとロータとを有するモー
タにおいて、モータの出力となる回転力を他所へ伝達す
る回転力伝達部材が前記ロータに一体的に形成されてい
ることを特徴とするモータ。
【0010】(2) ステータとロータとを有するモー
タにおいて、前記ステータ側にシャフトが固定され、前
記ロータ側に前記シャフトを回転可能に支持する軸受け
が設置され、モータの出力となる回転力を他所へ伝達す
る回転力伝達部材が前記ロータに一体的に形成されてい
ることを特徴とするモータ。
【0011】(3) 前記軸受けは、前記回転力伝達部
材の近傍に設置されている上記(2)に記載のモータ。
【0012】(4) 前記軸受けは、前記回転力伝達部
材の内側に回転力伝達部材と同心的に設置されている上
記(2)に記載のモータ。
【0013】(5) ステータとロータとを有するモー
タにおいて、前記ロータ側にシャフトが固定され、前記
ステータ側に前記シャフトを回転可能に支持する軸受け
が設置され、モータの出力となる回転力を他所へ伝達す
る回転力伝達部材が前記ロータに一体的に形成されてい
ることを特徴とするモータ。
【0014】(6) 前記ロータは、ヨークと、ヨーク
の内側に固定された永久磁石とを有し、前記回転力伝達
部材は、前記ヨークに一体的に形成されている上記
(1)ないし(5)のいずれかに記載のモータ。
【0015】(7) 前記ステータは、放射状に配置さ
れた複数の磁極を有するステータコアを備えている上記
(1)ないし(6)のいずれかに記載のモータ。
【0016】(8) 前記ステータは、放射状に配置さ
れた複数の磁極を有する一対のステータコアを備え、両
ステータコアは、それらの磁極同士の位置がロータ回転
軸方向に一致するように固定されている上記(1)ない
し(6)のいずれかに記載のモータ。
【0017】(9) 前記磁極は、コイルを巻回する腕
部と、前記腕部の先端に位置し、ロータの永久磁石に対
面する磁極端部とを有し、前記磁極端部のロータ回転軸
方向の長さが前記腕部の厚さより大きい上記(7)また
は(8)に記載のモータ。
【0018】(10) 前記磁極端部は、前記腕部に対
しほぼ垂直に配置された板状の部材で構成される上記
(9)に記載のモータ。
【0019】(11) 前記磁極端部は、前記腕部と一
体的に形成され、かつ、前記腕部に対しほぼ垂直に折り
曲げて形成されたものである上記(9)に記載のモー
タ。
【0020】(12) 前記各腕部および各磁極端部
は、1枚の金属板を成形して得られたものである上記
(9)ないし(11)のいずれかに記載のモータ。
【0021】(13) 前記磁極端部の永久磁石と対面
する面は、平面または円弧状の面である上記(9)ない
し(12)のいずれかに記載のモータ。
【0022】(14) 前記ロータは、前記ステータの
外周側で回転する上記(1)ないし(13)のいずれか
に記載のモータ。
【0023】(15) 前記ステータ側に把持部を有す
る上記(1)ないし(14)のいずれかに記載のモー
タ。
【0024】(16) 前記把持部は、前記ロータの一
部を覆うように設置された湾曲板状の部材である上記
(15)に記載のモータ。
【0025】(17) 前記把持部は、モータの内部へ
の異物の侵入を防止する機能を有するものである上記
(15)または(16)に記載のモータ。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のモータを、添付図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明のモータの実施例を斜め上
方から見た状態を示す分解斜視図、図2は、本発明のモ
ータの実施例を斜め下方から見た状態を示す分解斜視
図、図3は、本発明のモータの実施例を示す縦断面図、
図4は、本発明のモータの他の実施例を示す縦断面図、
図5は、本発明のモータに使用されるステータコアの構
造を示す斜視図である。なお、以下の説明で、ロータの
回転軸方向(図1〜図4中の上下方向)を、単に「軸方
向」と言う。
【0028】図1〜図4に示すモータ1は、DCブラシ
レスモータであり、ステータ2と、基板押さえ部材5
と、軸固定部材6と、これに固定されたシャフト60
と、基板7と、取付板8と、ロータ9と、ビス(螺子)
10と、ワッシャー11とを有している。以下、これら
の構造について、詳述する。
【0029】ステータ2は、一対のステータコア3と、
絶縁部材4と、図示しない励磁用のコイル(巻線)とで
構成されている。
【0030】一対の同形状のステータコア3は、それら
の底面36同士を接合するように、かつ、両ステータコ
ア3における磁極31同士の位置(磁極端部33同士の
位置)が軸方向に一致するようにして固定される。な
お、ステータコア3の構造については、後に詳述する。
【0031】両ステータコア3には、例えば樹脂材料で
成形された絶縁部材4が装着される。この場合、絶縁部
材4は、ステータコア3の隣接する磁極31同士の間に
侵入し、腕部32を覆うように装着される。この絶縁部
材4の上から巻線を施すことにより、コイルとステータ
コア3との絶縁状態が確保される。
【0032】なお、絶縁部材4は、両ステータコア3を
結合した状態で装着されるが、爪41を有し、該爪41
がステータコア3の腕部32に係合することにより、両
ステータコア3を結合(仮止め)する機能を有してい
る。
【0033】ステータコア3の中心部に形成された開口
34には、軸固定部材6の図中上部(小径部)が挿通さ
れる。
【0034】シャフト(回転軸)60は、ステータ2側
に固定されている。すなわち、シャフト60は、軸固定
部材6の中心孔に例えば圧入により嵌入され、固定され
ている。
【0035】この軸固定部材6は、軸方向の途中に段差
部61を有し、段差部61より図中下側の部分が上側の
部分に比べ、その外径が大きくなっている。この段差部
61には、下側のステータコア3の開口34の周囲の部
分が当接する。
【0036】軸固定部材6の下部(大径部)の外周部に
は、軸方向に沿って延在する複数の溝62が形成されて
いる。このうちの3つの溝62には、ビス10が挿通さ
れる。
【0037】この軸固定部材6の下部(大径部)は、基
板押さえ部材5の内側に位置している。
【0038】基板押さえ部材5は、ほぼ円筒状をなす部
材であり、その上部には、内側に向かって突出するリン
グ状のフランジ51が形成されている。このフランジ5
1の内側には、3個のビス逃げ孔52が形成されてい
る。ビス逃げ孔52には、ビス10が通過する。
【0039】また、基板押さえ部材5の下部外周部に
は、下方に向かって突出する3個の突起53が形成され
ている。この突起53が基板7の孔72内にそれぞれ挿
入されることにより、基板7に対する位置決めおよび固
定がなされる。
【0040】基板7には、軸固定部材6の下部が挿通さ
れる開口71と、突起53が挿入される3個の孔72と
が形成されている。
【0041】また、開口71の縁部には、3個の切欠き
73と、3個のビス逃げ孔74とが形成されている。ビ
ス逃げ孔74には、ビス10が通過する。切欠き73に
は、取付板8の上面(内面)に形成された突起(ダボ)
83が挿入され、基板7の取付板8に対する位置決め、
固定がなされる。
【0042】また、基板7上には、3個のホール素子7
5が搭載されている。これらのホール素子75は、ロー
タ9の永久磁石91の下面に対面する位置に設置され、
磁力線の通過によりロータ9の回転状態(位置等)を検
出する。
【0043】また、基板7上には、ステータ2のコイル
へ給電し、モータ1を駆動するための駆動回路(駆動制
御回路)76が搭載されている。
【0044】モータ1の最下部に位置する取付板8に
は、シャフト60が通過する軸孔81と、3個のネジ孔
82と、3個の突起(ダボ)83とが形成されている。
ステータ2等を固定する3本のビス10の下端部(先端
部)は、それぞれ、対応するネジ孔(雌ネジ)82に螺
合する。
【0045】また、取付板8の縁部には、モータ1を把
持するための把持部84が立設されている。この把持部
84は、円弧状に湾曲した板状部材で構成されており、
ロータ9のヨーク92の下端部外周面を覆う。従って、
把持部84は、モータ1の内部に塵、埃等の異物が侵入
するのを防止する機能をも有している。これにより、別
途防塵用のカバー等を設置する必要がなく、モータ1の
部品点数の削減に寄与する。
【0046】このような把持部84が設けられているこ
とにより、ロータ9を把持しなくてすむ。そのため、ロ
ータ9を把持することにより軸受け94のシャフト摺接
面(内周面)941に負荷がかかり、軸ずれ(軸の倒
れ)や軸受け94の破損が生じることを防止する。これ
により、シャフト60の垂直度や固定強度が向上する。
【0047】また、把持部84は、取付板8と一体的に
形成されている。すなわち、取付板84の縁部をほぼ垂
直に曲げることにより形成されている。そのため、取付
板8を成形する際に、把持部84も同時に成形すること
ができ、よって、製造工程の増大、部品点数の増大が防
止され、コストダウンに寄与する。
【0048】ロータ9は、ステータ2の外周側で回転す
るように設置される、いわゆるアウターロータであっ
て、円筒形状の永久磁石91と、カップ状のヨーク92
と、軸受け94と、プーリー95とで構成されている。
【0049】永久磁石91は、ヨーク92の内周面に固
着され、ヨーク92と一体となって回転する。
【0050】ヨーク92の頂部中心部には、プーリー9
5が、ヨーク92と一体的に形成されている。このプー
リー95は、モータ1の出力となるロータ9の回転力を
他所へ伝達する回転力伝達部材の一例である。図示のプ
ーリー95は、例えば、次のように使用される。プーリ
ー95と、図示しない他のもう一つのプーリーとの間に
コッグドベルト(エンドレスベルト)を掛け回し、該コ
ッグドベルトを介して、プーリー95から他のもう一つ
のプーリーへと回転力を伝達する。
【0051】なお、プーリー95以外の回転力伝達部材
としては、例えば、歯車、スプロケットホイール、ロー
ラ、リール、車輪、滑車等が挙げられる。
【0052】プーリー95をヨーク92(ロータ9)と
一体化したことにより、部品点数の減少が図れると共
に、プーリー95の固定強度が増す。
【0053】また、プーリー95の内側には、プーリー
95と同心的に軸受け94が嵌入(圧入)、固定されて
いる。この軸受け94内には、シャフト60の上部が挿
入され、シャフト60を相対的に回転可能に支持してい
る。
【0054】この軸受け94は、例えば焼結体よりなる
滑り軸受けで構成されている。なお、軸受けの種類、形
態は特に限定されず、例えば、含油軸受け、ベアリング
による軸受けを用いてもよい。
【0055】このような構成とすることにより、プーリ
ー260をシャフト240およびブッシュ250を介し
てヨーク230に固定する従来の構造に比べ、プーリー
95と軸受け94との軸方向の距離を小さくすること
(特に、図示の構成では、当該距離を0とすること)が
できるため、プーリー95に図3中横方向の荷重が作用
した場合でも、軸受け94のシャフト摺接面(内周面)
941に作用する応力(負荷)が小さく、よって、軸ず
れ(軸の倒れ)によるロータ9の偏心や軸受け94の破
損が防止される。
【0056】また、軸固定部材6の上端と軸受け94の
下端との間には、ワッシャー(リング状部材)11が挿
入されている。
【0057】永久磁石91としては、磁気特性に優れた
ものが用いられ、例えば、希土類元素と遷移金属とを基
本成分とするもの(例:Sm−Co系磁石)、あるいは
希土類元素と遷移金属とボロンとを基本成分とするもの
(例:Nd−Fe−B系磁石)のような各種希土類磁石
が好適に使用される。また、永久磁石92の形態(種
類)は、例えばボンド磁石、焼結磁石、鋳造磁石等、い
ずれのものでもよい。
【0058】この永久磁石91は、ラジアル方向に多極
着磁されている。
【0059】ステータコア3は、放射状に配置された複
数の磁極31を有する。また、ステータコア3の中心部
には、軸固定部材6の上部が挿入される開口34が形成
され、該開口34の周囲には、ビス10が挿通される3
個のネジ孔35が形成されている。
【0060】各磁極31は、コイル(図示せず)を巻回
する部分である腕部32と、該腕部32の先端(外周
端)に位置し、ロータ9の永久磁石91の内周面に対面
する磁極端部33とで構成されている。この場合、各腕
部32および各磁極端部33は、好ましくは1枚の金属
板を成形(例えば、プレス成形加工、ヘッダ成形加工、
曲げ加工)して得られたものである。
【0061】各磁極端部33は、ロータ9の回転中心
(シャフト60)から等距離に、すなわち、同心円上に
配置されている。
【0062】このようなステータコア3では、磁極端部
33の軸方向の長さは、腕部32の厚さ(軸方向の長
さ)より大きく設定されている。以下、詳述する。
【0063】腕部32は、断面が四角形の棒状の部材で
あり、磁極端部33は、腕部32に対しほぼ垂直に配置
された板状の部材で構成されている。この場合、磁極端
部33は、腕部32と一体的に形成され、かつ、腕部3
2に対しほぼ垂直に折り曲げて形成されたものである。
【0064】このような構成のステータコア3は、図9
に示すステータコア100のように、多数枚の鋼鈑を積
層し、固定する工程がないので、製造が容易である。特
に、1枚の金属板を成形して得られるので、部品点数が
少なく、製造が容易であり、量産にも適する。
【0065】また、磁極端部33の軸方向の長さを腕部
32の厚さより大きく設定したことにより、次のような
作用・効果が生じる。
【0066】まず、磁極端部33の軸方向の長さ、すな
わち磁極端部33の永久磁石91と対面する面(外周
面)331の面積を大きくとることができ、ロータ9と
の間(特に、ヨーク92の頂部との間)や基板7との間
のデッドスペースを小さくしつつ、モータ1のトルクの
向上に寄与する。その上で、腕部32の厚さは小さくす
ることができるので、コイルが収納される空間(磁極端
部33の軸方向の長さと腕部32の厚さの差に相当する
部分の空間)を広くとることができ、巻線の巻き数(タ
ーン数)を多くすることができる。
【0067】また、腕部32の厚さが小さいので、コイ
ルを構成する巻線の全長を一定とした場合、従来のステ
ータコア100に比べ、巻線の巻き数を多くすることが
できる。逆に、従来のステータコア100を用いた場合
と同じ巻き数とする場合、巻線の全長をより短くするこ
とができ、その分の電気抵抗の低減を考慮して、より細
い巻線を用いることができる。その結果、限られたコイ
ルの設置空間内で、電気抵抗を増大することなく巻線の
巻き数を多くすることができ、モータ1のトルクの向上
を図ることができる。
【0068】なお、図示のステータコア3においては、
磁極端部33の永久磁石91と対面する面331は、平
面となっているが、この面331は、円弧状、特に、永
久磁石91の内周面の曲率に対応する円弧状の面であっ
てもよい。この場合には、面331と永久磁石91の内
周面と間の隙間(ギャップ)をより小さくすることがで
き、モータ1のトルクの向上に寄与する。
【0069】面331を円弧状とするには、例えば平板
状の磁極端部33に対し、プレス加工等を施して、磁極
端部33を塑性変形させる方法が挙げられる。
【0070】なお、本実施例のように、面331を平面
状とする場合には、前記の磁極端部33を塑性変形させ
る工程が不要であるため、ステータコア3の製造をより
容易に行うことができるという利点がある。
【0071】ステータコア3を構成する金属材料として
は、例えば、珪素鋼板、冷間圧延鋼板(SPC)、電磁
軟鉄板(SUYP)等が挙げられる。
【0072】ステータコア3を構成する金属材料の透磁
率としては、特に限定されないが、初透磁率が1000
以上であるのが好ましく、15000以上であるのがよ
り好ましい。
【0073】また、ステータコア3の表面には、防錆処
理、塗装等を施してもよい。
【0074】以上のようなモータ1の組み立ては、次の
ようにして行われる。
【0075】両ステータコア3を、それらの底面36同
士が接合し、かつ両ステータコア3における磁極31同
士の位置が軸方向に一致するようにして合わせ、次い
で、これらに絶縁部材4を装着し、各磁極31の腕部3
2に巻線を施し、コイルを形成する。これにより、ステ
ータ2が完成する。
【0076】また、軸固定部材6の中心孔に、シャフト
60を嵌入、固定しておく。このとき、軸固定部材6の
上端からは、シャフト60が所定長さ突出している。こ
のシャフト60の突出部分には、ワッシャー11を挿通
しておく。
【0077】また、取付板8上に基板7を置き、各突起
83と対応する切欠き73とを嵌合させる。次に、基板
7の開口71内に軸固定部材6を挿入し、その上から基
板押さえ部材5を被せる。このとき、基板押さえ部材5
の各突起53を対応する孔72に挿入し、位置合わせを
行う。
【0078】さらに、組み立てられたステータ2を、軸
固定部材6の上部が両ステータコア3の開口34に挿入
されるように装着する。この状態で、軸固定部材6の段
差部61に、下側のステータコア3の開口34の周囲の
部分が当接する。
【0079】上側のステータコア3の3個のネジ孔35
からそれぞれビス10を挿入する。各ビス10は、両ス
テータコア3のネジ孔35、溝62およびビス逃げ孔5
2、74を順次通過し、その雄ネジが形成された下端部
が、ネジ孔82に螺合する。
【0080】各ビス10を回転して締め付けることによ
り、ステータ2と取付板8との距離が接近し、これらの
間に軸固定部材6、基板押さえ部材5および基板7が挟
持され、固定される。
【0081】コイルの巻線の両端を、例えば半田付けに
より、駆動回路76上の所定の端子と電気的に接続す
る。
【0082】一方、ロータ9は、ヨーク92の内周面に
永久磁石91を固着し、プーリー95の内側に軸受け9
4を嵌入、固定することにより組み立てられる。ロータ
9は、部品点数が少ないため、この組み立ては極めて容
易に行うことができる。
【0083】このようにして組み立てられたロータ9
は、軸受け94の内腔にシャフト60が挿入されるよう
にして、ステータ2の上から被せられ、装着される。
【0084】ロータ9の装着が完了した状態では、軸受
け94の下端は、ワッシャー11を介して軸固定部材6
の上端に当接し、ステータ2に対するロータ9の軸方向
の位置決めがなされる。この位置決めされた状態では、
ロータ9の下端は、取付板8に接近し、特に、永久磁石
91の下端は、ホール素子75に非接触で接近する。ま
た、ロータ9の下端部外周面は、把持部84により覆わ
れる。
【0085】以上のようにして、モータ1の組み立てが
完了する。
【0086】モータ1の駆動回路76により、ステータ
2に設置されたコイル(巻線)に通電すると、該コイル
が励磁されて磁極31に磁束が生じ、ロータ9を回転駆
動するトルクが発生する。
【0087】図4は、本発明のモータの他の実施例を示
す縦断面図である。以下、図4に示すモータ1’につい
て、前述したモータ1との共通点については説明を省略
し、主な相違点を説明する。
【0088】モータ1’は、DCブラシレスモータであ
り、前記と同様のステータ2と、基板押さえ部材5と、
ステータ2側に固定された軸受け12と、基板7と、取
付板8と、ロータ9と、ビス(螺子)10と、ワッシャ
ー11とを有している。
【0089】前記軸固定部材6と代わる位置(軸固定部
材6と同位置)には、軸受け12が設置されている。こ
の軸受け12は、軸方向の途中に段差部13を有し、段
差部13より図中下側の部分が上側の部分に比べ、その
外径が大きくなっている。この段差部13には、下側の
ステータコア3の開口34の周囲の部分が当接する。
【0090】軸受け12の下部(大径部)の外周部に
は、軸方向に沿って延在する複数の溝14が形成されて
いる。このうちの3つの溝14には、ビス10が挿通さ
れる。
【0091】この軸受け12の下部(大径部)は、基板
押さえ部材5の内側に位置している。
【0092】この軸受け12は、例えば焼結体よりなる
滑り軸受けで構成されている。なお、軸受けの種類、形
態は特に限定されず、例えば、含油軸受け、ベアリング
による軸受けを用いてもよい。
【0093】ロータ(アウターロータ)9は、円筒形状
の永久磁石91と、カップ状のヨーク92と、ヨーク9
2の頂部中心部にヨーク92と一体的に形成されたプー
リー(回転力伝達部材)95と、シャフト93とで構成
されている。この場合、プーリー95と軸受け12と
は、近接した位置に設置されている。
【0094】シャフト93の図4中上部は、プーリー9
5の内側に、プーリー95と同心的に嵌入(圧入)、固
定されている。そして、シャフト93のプーリー95よ
り下方に突出した部分は、ステータ2側に固定された軸
受け12の中心孔に挿入され、回転可能に支持される。
【0095】このような構成のモータ1’では、プーリ
ー95をヨーク92(ロータ9)と一体化したことによ
り、部品点数の減少が図れると共に、プーリー95の固
定強度が増す。
【0096】また、プーリー260をシャフト240お
よびブッシュ250を介してヨーク230に固定する従
来の構造に比べ、プーリー95と軸受け12との軸方向
の距離を小さくすることができるため、プーリー95に
図4中横方向の荷重が作用した場合でも、軸受け12の
シャフト摺接面(内周面)15に作用する応力(負荷)
が小さく、よって、軸ずれ(軸の倒れ)によるロータ9
の偏心や軸受け12の破損が防止される。
【0097】本発明のモータの用途は、特に限定され
ず、例えば、プリンターのヘッド送り、プリンターの紙
送り、ファクシミリ、スキャナー、コピー機、ディスク
駆動装置等に用いることができる。
【0098】次に、本発明のモータに用いられるステー
タコアの他の構成例を説明する。この場合、前述したス
テータコアとの共通点については説明を省略し、主な相
違点を説明する。
【0099】図6は、本発明のモータに用いられるステ
ータコアの他の構成例を示す斜視図である。同図に示す
ステータコア3aは、放射状に配置された複数の磁極3
1を有する。各磁極31は、コイル(図示せず)を巻回
する部分である腕部32と、該腕部32の先端(外周
端)に位置し、ロータ9の永久磁石91の内周面に対面
する磁極端部33とで構成されている。
【0100】磁極端部33の軸方向の長さは、腕部32
の厚さ(軸方向の長さ)より大きく設定されている。腕
部32は、断面が四角形の棒状の部材であり、磁極端部
33は板状の部材である。この場合、磁極端部33は、
腕部32の端部に、腕部32に対しほぼ垂直に配置され
ている。腕部32と磁極端部33とは、一体形成されて
いても、別部材を例えば溶接、ろう接等により接合した
ものでもよい。
【0101】ステータコア3aの底面36側において
は、開口34の外周の円環状の部分と、腕部32と、磁
極端部33とが同一平面を構成している。これにより、
一対のステータコア3aをそれらの底面36同士が接合
するように合わせたとき、両ステータコア3aの対応す
る磁極端部33同士の間に隙間がほとんどできないかま
たは、隙間が小さいものとなる。これにより、スペース
効率がさらに向上し、小型化に寄与する。
【0102】なお、図6に示すステータコア3aでは、
磁極端部33の永久磁石91と対面する面(外周面)3
31は、円弧状の面(特に、永久磁石91の内周面の曲
率に対応する円弧状の面)となっているが、平面であっ
てもよい。
【0103】また、一対のステータコア3aによりステ
ータ2を構成する場合の他、1個のステータコア3aで
ステータを構成してもよい。
【0104】図7は、本発明のステータコアのさらに他
の構成例を示す斜視図、図8は、図7に示すステータコ
アの縦断面図である。
【0105】これらの図に示すステータコア3bは、放
射状に配置された複数の磁極31を有する。各磁極31
は、コイル(図示せず)を巻回する部分である腕部32
と、該腕部32の先端(外周端)に位置し、ロータ9の
永久磁石91の内周面に対面する磁極端部33とで構成
されている。
【0106】磁極端部33の軸方向の長さは、腕部32
の厚さ(軸方向の長さ)より大きく設定されている。腕
部32は、断面が四角形の棒状の部材であり、磁極端部
33は板状の部材である。この場合、磁極端部33は、
腕部32の端部に、腕部32に対しほぼ垂直に配置され
ている。腕部32と磁極端部33とは、一体形成されて
いても、別部材を例えば溶接、ろう接等により接合した
ものでもよい。
【0107】図8に示すように、磁極端部33は、腕部
32に対し、軸方向上方および軸方向下方のそれぞれの
方向に突出している。このような構成のステータコア3
bは、1個のステータコア3bで、前述した一対のステ
ータコア3または一対のステータコア3aと同等の機能
を発揮する。従って、部品点数の減少、スペース効率の
向上、モータの性能の向上に寄与する。
【0108】なお、図7および図8に示すステータコア
3bでは、磁極端部33の永久磁石91と対面する面
(外周面)331は、円弧状の面(特に、永久磁石91
の内周面の曲率に対応する円弧状の面)となっている
が、平面であってもよい。
【0109】また、本発明において、ステータコアは、
図5〜図8に示すような特殊な形状のものに限らず、図
9に示すような、通常用いられている形状、構造のもの
でもよい。
【0110】図9に示すステータコア100は、中心部
から放射状に配置された複数の磁極110を有するもの
であり、鋼鈑を所望の形状に打ち抜いたものを例えば6
〜12枚程度重ねて固定したものである。各磁極110
は、コイルを巻回する腕部120と、該腕部120の外
周側端部に位置する磁極端部130とで構成され、各磁
極端部130は、ロータ9の永久磁石91の内周面に対
面する。
【0111】以上、本発明のモータを図示の各実施例に
基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるも
のではなく、特に、モータを構成する各構成要素は、同
様の機能を生じ得る任意のものに適宜置換することがで
きる。
【0112】例えば、ステータコアにおける磁極の形状
や数は、図示のものに限定されず、いかなるものでもよ
い。
【0113】また、図示の実施例では、DCブラシレス
モータを挙げて説明したが、これに限らず、例えば、D
Cブラシ付モータ、ACモータ、ステッピングモータ
(ハイブリッド型、VR型、PM型)等の、種々のモー
タに適用することができる。
【0114】また、図示の実施例では、アウターロータ
型のモータを挙げたが、本発明は、インナーロータ型
(ステータの内側でロータが回転する構造)のモータに
適用することもできる。
【0115】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
ャフトを支持する軸受けの負担を軽減することができ、
これにより、軸受けの破損を防止すると共に、シャフト
の垂直度、固定強度を高めることができる。その結果、
ロータの偏心回転等よるモータの振動、騒音を防止し、
より高い出力(トルク)を発生させることができる。
【0116】また、本発明によれば、部品点数を削減で
きるとともに、製造、組み立ての工程数を減らすことが
でき、よって、ステータコアの製造、組み立てを容易に
行うことができ、歩留まりも向上する。
【0117】また、ステータコアの構造を工夫すること
により、デッドスペースを少なくし、モータの小型化を
図ることができる。そして、モータのトルクを向上する
ことができ、より高性能なモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの実施例を斜め上方から見た状
態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のモータの実施例を斜め下方から見た状
態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明のモータの実施例を示す縦断面図であ
る。
【図4】本発明のモータの他の実施例を示す縦断面図で
ある。
【図5】本発明のモータに用いられるステータコアの構
成を示す斜視図である。
【図6】本発明のモータに用いられるステータコアの他
の構成例を示す斜視図である。
【図7】本発明のモータに用いられるステータコアの他
の構成例を示す斜視図である。
【図8】図7に示すステータコアの縦断面図である。
【図9】本発明のモータに用いられるステータコアの他
の構成例を示す斜視図である。
【図10】従来のモータの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モータ 1’ モータ 2 ステータ 3 ステータコア 3a ステータコア 3b ステータコア 31 磁極 32 腕部 33 磁極端部 331 面 34 開口 35 ネジ孔 36 底面 4 絶縁部材 41 爪 5 基板押さえ部材 51 フランジ部 52 ビス逃げ孔 53 突起 6 軸固定部材 60 シャフト 61 段差部 62 溝 7 基板 71 開口 72 孔 73 切欠き 74 ビス逃げ孔 75 ホール素子 76 駆動回路 8 取付板 81 軸孔 82 ネジ孔 83 突起 84 把持部 9 ロータ 91 永久磁石 92 ヨーク 93 シャフト 94 軸受け 941 シャフト摺接面 95 プーリー 10 ビス 11 ワッシャー 12 軸受け 13 段差部 14 溝 15 シャフト摺接面 100 ステータコア 110 磁極 120 腕部 130 磁極端部 200 モータ(従来) 210 ステータ 220 ロータ 230 ヨーク 240 シャフト 250 ブッシュ 260 プーリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新岡 光司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5H019 AA06 AA07 AA09 AA10 BB01 BB05 BB15 BB20 BB22 CC04 CC09 DD01 EE01 EE13 FF00 FF01 FF03 GG01 5H607 AA00 AA04 AA06 AA12 BB01 BB09 BB14 BB17 CC01 CC05 CC07 DD09 DD14 EE29 EE31 EE51 FF11 GG05 GG09 HH01 HH09 KK03 5H621 BB07 GA02 GA04 GA12 HH01 JK04 JK07 JK14 JK15 JK19

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータとロータとを有するモータにお
    いて、 モータの出力となる回転力を他所へ伝達する回転力伝達
    部材が前記ロータに一体的に形成されていることを特徴
    とするモータ。
  2. 【請求項2】 ステータとロータとを有するモータにお
    いて、 前記ステータ側にシャフトが固定され、前記ロータ側に
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受けが設置され、 モータの出力となる回転力を他所へ伝達する回転力伝達
    部材が前記ロータに一体的に形成されていることを特徴
    とするモータ。
  3. 【請求項3】 前記軸受けは、前記回転力伝達部材の近
    傍に設置されている請求項2に記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記軸受けは、前記回転力伝達部材の内
    側に回転力伝達部材と同心的に設置されている請求項2
    に記載のモータ。
  5. 【請求項5】 ステータとロータとを有するモータにお
    いて、 前記ロータ側にシャフトが固定され、前記ステータ側に
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受けが設置され、 モータの出力となる回転力を他所へ伝達する回転力伝達
    部材が前記ロータに一体的に形成されていることを特徴
    とするモータ。
  6. 【請求項6】 前記ロータは、ヨークと、ヨークの内側
    に固定された永久磁石とを有し、前記回転力伝達部材
    は、前記ヨークに一体的に形成されている請求項1ない
    し5のいずれかに記載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記ステータは、放射状に配置された複
    数の磁極を有するステータコアを備えている請求項1な
    いし6のいずれかに記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記ステータは、放射状に配置された複
    数の磁極を有する一対のステータコアを備え、両ステー
    タコアは、それらの磁極同士の位置がロータ回転軸方向
    に一致するように固定されている請求項1ないし6のい
    ずれかに記載のモータ。
  9. 【請求項9】 前記磁極は、コイルを巻回する腕部と、
    前記腕部の先端に位置し、ロータの永久磁石に対面する
    磁極端部とを有し、 前記磁極端部のロータ回転軸方向の長さが前記腕部の厚
    さより大きい請求項7または8に記載のモータ。
  10. 【請求項10】 前記磁極端部は、前記腕部に対しほぼ
    垂直に配置された板状の部材で構成される請求項9に記
    載のモータ。
  11. 【請求項11】 前記磁極端部は、前記腕部と一体的に
    形成され、かつ、前記腕部に対しほぼ垂直に折り曲げて
    形成されたものである請求項9に記載のモータ。
  12. 【請求項12】 前記各腕部および各磁極端部は、1枚
    の金属板を成形して得られたものである請求項9ないし
    11のいずれかに記載のモータ。
  13. 【請求項13】 前記磁極端部の永久磁石と対面する面
    は、平面または円弧状の面である請求項9ないし12の
    いずれかに記載のモータ。
  14. 【請求項14】 前記ロータは、前記ステータの外周側
    で回転する請求項1ないし13のいずれかに記載のモー
    タ。
  15. 【請求項15】 前記ステータ側に把持部を有する請求
    項1ないし14のいずれかに記載のモータ。
  16. 【請求項16】 前記把持部は、前記ロータの一部を覆
    うように設置された湾曲板状の部材である請求項15に
    記載のモータ。
  17. 【請求項17】 前記把持部は、モータの内部への異物
    の侵入を防止する機能を有するものである請求項15ま
    たは16に記載のモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088108A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Tokai Rika Co Ltd プリテンショナ機構
JP2021170912A (ja) * 2020-04-17 2021-10-28 シナノケンシ株式会社 動力伝達部付アウターロータ型モータ

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US11677285B2 (en) 2020-04-17 2023-06-13 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Outer rotor type motor capable of improving withstand load performance in relation to external load and lifespan

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