JP2000276977A - スイッチの操作ノブ構造と車両のリヤパワーウインドウスイッチ装置 - Google Patents

スイッチの操作ノブ構造と車両のリヤパワーウインドウスイッチ装置

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JP2000276977A
JP2000276977A JP11081869A JP8186999A JP2000276977A JP 2000276977 A JP2000276977 A JP 2000276977A JP 11081869 A JP11081869 A JP 11081869A JP 8186999 A JP8186999 A JP 8186999A JP 2000276977 A JP2000276977 A JP 2000276977A
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seat
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rear power
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Norio Kubota
紀夫 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏両方向からスイッチ操作が行える上、裏
側からのスイッチ操作が表側からのスイッチ操作と同じ
で操作性に支障を来さないようにする。そして、車両の
リヤパワーウインドウスイッチとして、後席に乗員がい
ない場合は前席に座った乗員による操作が容易で、後席
に乗員がいる場合には後席に座った乗員による操作が容
易となるようする。 【解決手段】 スイッチ5の操作ノブ6を支持部材3に
対し支軸を支点Oに回動操作可能に組み付けた構造であ
って、点対称形状の操作部61,62を有する操作ノブ
6とするとともに、この操作ノブ6の操作部61,62
を支持部材3の表裏面にそれぞれ露出させる。操作ノブ
6は、操作部61,62を押し引き操作する方式のもの
である。このような操作ノブ6の構造によるリヤパワー
ウインドウスイッチ5として、その操作ノブ6を、アー
ムレスト3またはコンソールカバー3の前部側に表裏両
方向から操作可能に組み付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表裏両方向から操
作可能なスイッチの操作ノブ構造と、このような操作ノ
ブ構造によるスイッチを利用し、車両の前席側と後席側
の乗員による操作が何れも可能となるようにしたリヤパ
ワーウインドウスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フロント及びリヤともにパワーウインド
ウとした乗用車等の車両は、通常、各ドアに各々のパワ
ーウインドウスイッチを設けるとともに、全てのパワー
ウインドウスイッチを集約して運転席側のドアまたはセ
ンターコンソールの前部に設けている。また、低コスト
化を図った車両として、フロントパワーウインドウスイ
ッチはフロントドアに設けるが、リヤパワーウインドウ
スイッチをセンターコンソールの後端部に並べて設けた
ものがある。
【0003】そして、パワーウインドウスイッチとし
て、指先で前部または後部を押してパワーウインドウを
開閉操作する従来からのスイッチノブに代わり、パワー
ウインドウの開閉方向に合わせて指先で上下操作する指
向性を持たせたスイッチノブが現在主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、リヤパワーウインドウスイッチをセンターコンソ
ールの後端部に並設した場合、前席側と後席側の乗員に
よる操作性が何れも非常に悪いものとなっていた。即
ち、前席に座った乗員がリヤパワーウインドウスイッチ
を操作する場合、腕を後に曲げてセンターコンソール後
端部まで伸ばす必要があり、しかも、運転者の場合に
は、手探りになるため、非常に操作しにくかった。ま
た、後席に座った乗員がリヤパワーウインドウスイッチ
を操作する際、センターコンソールまで手が届きにくい
ため、その都度、腰を上げるような動作が必要となって
いた。
【0005】このような観点から、アームレストを後席
側に回転可能なものにし、そのアームレストの前部側に
リヤパワーウインドウスイッチを表裏両方向から操作可
能に設けることが考えられる。しかし、アームレストを
後席側に倒してリヤパワーウインドウを開閉操作する場
合、裏返した状態のアームレストの後部上面にあるスイ
ッチノブの操作方向が、通常は前席側に倒して使用され
るアームレストの前部上面にあるスイッチノブの操作方
向と反対になってしまうと、後席に座った状態にとって
パワーウインドウの開閉方向を間違えやすく、かつ、操
作がしづらいものとなってしまうことになる。
【0006】そこで、本発明の目的は、表裏両方向から
スイッチ操作が行える上、裏側からのスイッチ操作が表
側からのスイッチ操作と同じで操作性に支障を来さない
ようにしたスイッチの操作ノブ構造を提供することにあ
る。そして、本発明は、後席に乗員がいない場合は前席
に座った乗員による操作が容易で、後席に乗員がいる場
合には後席に座った乗員による操作が容易となるように
した車両のリヤパワーウインドウスイッチ装置を提供す
ることも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、スイッチの操作ノブを支持部材
に対し支軸を支点に回動操作可能に組み付けた構造であ
って、点対称形状の操作部を有する操作ノブとするとと
もに、この操作ノブの操作部を支持部材の表裏面にそれ
ぞれ露出させた構成、を特徴としている。
【0008】ここで、スイッチの操作ノブの形態として
は、指先で前後部を押す方式のものや上下操作する指向
性を持たせたものが挙げられる。
【0009】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、支持部材に対し回動操作可能に組み付けた操作ノブ
の点対称形状の操作部を、支持部材の表裏面にそれぞれ
露出させた構造なので、操作ノブの支持部材表裏面に露
出した操作部をそれぞれ操作して、表裏両方向からスイ
ッチ操作が行える。そして、操作ノブの操作部が点対称
形状なので、表側からのスイッチ操作と同じに裏側から
のスイッチ操作が行えて、裏側からの操作性が良好とな
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
イッチの操作ノブ構造であって、操作ノブが、操作部を
押し引き操作する方式のものである構成、を特徴として
いる。
【0011】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の操作部を押し引き操作する方式の操
作ノブなので、車両のパワーウインドウスイッチで現在
主流の指向性スイッチとして使用可能である。
【0012】そして、請求項3記載の発明は、運転席及
び助手席間に位置して後席側に回転可能なアームレスト
と、後席用のリヤパワーウインドウスイッチと、を備え
る車両であって、リヤパワーウインドウスイッチを請求
項1または2記載の操作ノブ構造として、アームレスト
の前部側に操作ノブを表裏両方向から操作可能に組み付
けた構成、を特徴としている。
【0013】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、車両の運転席及び助手席間に位置して後席側に回転
可能なアームレストの前部側に、請求項1または2記載
の操作ノブ構造によるリヤパワーウインドウスイッチの
操作ノブを表裏両方向から操作可能に組み付けたので、
後席に乗員がいない場合は、前席の運転席及び助手席に
座った乗員が、直ぐ横に位置したアームレスト前部側の
操作ノブの操作部を操作してリヤパワーウインドウスイ
ッチを容易に操作できる。また、後席に乗員がいる場合
には、アームレストを後席側に回転して倒すことで、後
席に座った乗員が手前側に延びて位置したアームレスト
後部側の操作ノブの操作部を操作してリヤパワーウイン
ドウスイッチを容易に操作できる。そして、請求項1記
載の発明のように、表側からのスイッチ操作と同じに裏
側からのスイッチ操作が行えて、裏側からの操作性が良
好なので、後席側の乗員によるリヤパワーウインドウの
開閉方向の誤操作を防止できる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、運転席及び
助手席間に設置したセンターコンソールボックスと、こ
のセンターコンソールボックスに対し回転自在に後端部
でヒンジ結合して後席側に突出可能なコンソールカバー
と、後席用のリヤパワーウインドウスイッチと、を備え
る車両であって、リヤパワーウインドウスイッチを請求
項1または2記載の操作ノブ構造として、コンソールカ
バーの前部側に操作ノブを表裏両方向から操作可能に組
み付けた構成、を特徴としている。例えば、コンソール
カバーは、アームレスト兼用のものであっても良い。
【0015】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、車両の運転席及び助手席間に設置したセンターコン
ソールボックスに対し回転自在に後端部でヒンジ結合し
て後席側に突出可能なコンソールカバーの前部側に、請
求項1または2記載の操作ノブ構造によるリヤパワーウ
インドウスイッチの操作ノブを表裏両方向から操作可能
に組み付けたので、後席に乗員がいない場合は、前席の
運転席及び助手席に座った乗員が、直ぐ横に位置したコ
ンソールカバー前部側の操作ノブの操作部を操作してリ
ヤパワーウインドウスイッチを容易に操作できる。ま
た、後席に乗員がいる場合には、コンソールカバーを後
席側に回転して倒すことで、後席に座った乗員が手前側
に延びて位置したコンソールカバー後部側の操作ノブの
操作部を操作してリヤパワーウインドウスイッチを容易
に操作できる。そして、請求項1記載の発明のように、
表側からのスイッチ操作と同じに裏側からのスイッチ操
作が行えて、裏側からの操作性が良好なので、後席側の
乗員によるリヤパワーウインドウの開閉方向の誤操作を
防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るスイッチの
操作ノブ構造と車両のリヤパワーウインドウスイッチ装
置の実施の形態例を図1から図7に基づいて説明する。
先ず、図1は本発明を適用した一例としてのアームレス
ト兼用のコンソールカバーを設けたセンターコンソール
ボックスの構成例を示す概略斜視図で、図2と図3は図
1の矢印A−A線及び矢印B−B線に各々沿った拡大断
面図である。また、図4は図1のコンソールカバーを後
席側に倒した状態を示した斜視図で、図5はその矢印C
−C線に沿った拡大断面図である。これらの図1から図
5において、1はセンターコンソールボックス、2はヒ
ンジ金具、3はコンソールカバー(アームレスト)、4
は組込穴、5はリヤパワーウインドウスイッチ、6は操
作ノブ、7はスイッチユニット、8はハーネス、9はカ
ップホルダーである。
【0017】図1及び図4に示すように、センターコン
ソールボックス1の上面開口部には、ヒンジ金具2によ
り後端部でコンソールカバー3が回転自在に組み付けら
れている。このコンソールカバー3は、センターコンソ
ールボックスの両側方に設置される図示しない運転席及
び助手席に座った乗員用のアームレスト兼用となってお
り、図4に示したように、ヒンジ金具2を中心として図
示しない後席側へほぼ水平に倒した状態が得られるよう
になっている。そして、図1に示すように、センターコ
ンソールボックス1の上面開口部を閉じた状態のコンソ
ールカバー3の前部には、上下方向に貫通する左右の組
込穴4,4が形成されていて、この左右の組込穴4,4
の部分がリヤパワーウインドウスイッチ5,5となって
いる。
【0018】即ち、左右の組込穴4,4の内部には、左
右で対をなす操作ノブ6,6が各々設けられている。こ
の左右の操作ノブ6,6は、組込穴4,4を囲むように
してコンソールカバー3の内部に組み込まれたスイッチ
ユニット7に回動操作可能に備えられている。従って、
コンソールカバー3は、リヤパワーウインドウスイッチ
5の支持部材を兼ねている。具体的には、組込穴4は、
図2に示すように、コンソールカバー3の上面(表面)
の前側に連続する凹部41と、コンソールカバー3の下
面(裏面)の後側に連続する凹部42を有している。こ
のような表裏両面の凹部41,42は、指先を挿入する
ためのものである。
【0019】そして、操作ノブ6は、組込穴4の内部に
おいて、図3に示すように、支軸63によりその中心O
を支点として回動操作可能に組み込まれている。この操
作ノブ6は、図2に示したように、コンソールカバー3
表面側の凹部41に向けて位置する操作部61と、コン
ソールカバー3裏面側の凹部42に向けて位置する操作
部62とを、点対称形状に形成してなるものである。な
お、スイッチユニット7には、図示しない電源とリヤウ
インドウ側のコントローラ及びモータ等との間におい
て、電源線及び信号線をつなぐハーネス8が接続されて
いる。また、図4に示した例では、コンソールカバー3
の裏面にカップホルダー9が設けられている。
【0020】このようにして、コンソールカバー3の前
部にリヤパワーウインドウスイッチ5,5を表裏両方向
から操作可能に設けた乗用車等の車両によれば、後席に
乗員がいない場合は、図1に示したように、センターコ
ンソールボックス1上にコンソールカバー3を重ねた状
態にして、その両側方の運転席及び助手席に座った乗員
が、直ぐ横に位置したアームレスト兼用のコンソールカ
バー3前部側のリヤパワーウインドウスイッチ5,5を
容易に操作できる。即ち、図2に示すように、センター
コンソールボックス1上のコンソールカバー3上面(表
面)の凹部41に上方から指先を入れて、操作ノブ6の
操作部61を、矢印Uで示したように、押し上げたり、
または、矢印Dで示したように、引き下げたりして、上
下方向に操作することにより、前席乗員がリヤウインド
ウを開閉操作できる。
【0021】また、後席に乗員がいる場合には、図4に
示したように、コンソールカバー3を後席側に回転して
倒すことで、後席に座った乗員が、ほぼ水平に裏返し状
態となって後席の直ぐ前まで延びたコンソールカバー3
後部のリヤパワーウインドウスイッチ5,5を容易に操
作できる。即ち、図5に示すように、後席側に倒した状
態のコンソールカバー3上面(裏面)の凹部42に上方
から指先を入れて、操作ノブ6の操作部62を、矢印U
で示したように、押し上げたり、または、矢印Dで示し
たように、引き下げたりして、上下方向に操作すること
により、前席乗員がほぼ座った姿勢のまま腰を上げずに
リヤウインドウを容易に開閉操作できる。なお、この状
態のコンソールカバー3下面の凹部41に下方から指先
を入れて操作部61を押し引き操作することもできる。
【0022】以上の通り、コンソールカバー3に設けた
リヤパワーウインドウスイッチ5として、その操作ノブ
6のコンソールカバー3表裏面の凹部41,42に各々
位置する操作部61,62をそれぞれ操作することによ
って、コンソールカバー3に対し表裏両方向からスイッ
チ操作が行えるものである。そして、操作ノブ6の操作
部61,62が点対称形状となっているため、図2及び
図5に示したように、表側からのスイッチ操作と同じに
裏側からのスイッチ操作が行えるものであり、つまり、
裏側からの操作性が良好なものとなっている。従って、
後席側の乗員によるリヤパワーウインドウの開閉方向の
誤操作を防止できるものである。
【0023】ところで、後席の乗員が左右に移動する際
には、図1に示したように、センターコンソールボック
ス1上にコンソールカバー3を重ねた状態に戻すこと
で、横移動が支障無く行える。また、後席にセンターア
ームレストを備えるものにおいては、後に倒した状態の
コンソールカバー3の高さを後席センターアームレスト
の高さにほぼ揃えることで、センターアームレストに後
席乗員が腕を置いた状態でコンソールカバー3後部の操
作ノブ6を容易に操作できる。なお、コンソールカバー
3の左右の組込穴4,4の内部に操作ノブ6,6を各々
配置して、組込穴4,4を囲むようにしてコンソールカ
バー3内にスイッチユニット7を同一面に配置したの
で、コンソールカバー3の薄型化が図れる。
【0024】図6は一体タイプの操作ノブの構成例を示
したもので、この操作ノブ6は、図示のように、点対称
形状の操作部61,62を樹脂一体成形したもので、中
心部に支軸差込穴64を有するとともに、周方向四分割
の空間部65a,65b,65c,65dを有してい
る。このように、支軸差込穴64及び空間部65a,6
5b,65c,65dを有して点対称形状の操作部6
1,62が一体タイプの操作ノブ6を用いても良い。
【0025】図7は分割タイプの操作ノブの構成例を示
したもので、この操作ノブ6は、図示のように、一方の
操作部61を有する操作ノブ半体66と、他方の操作部
62を有する操作ノブ半体67とを、支軸63に対し
て、その直径方向に設けた凸部63a,63aを上下の
操作ノブ半体66,67に形成した穴部66a,67a
にそれぞれ差し込むことで、点対称形状の操作部61,
62を一体化したものである。このように、点対称形状
の操作部61,62を有する操作ノブ半体66,67を
支軸63に組み付けた分割タイプの操作ノブ6を用いて
も良い。この場合、操作ノブ半体66,67として、通
常の指向性スイッチ部品を流用可能である。
【0026】なお、以上の実施の形態例においては、ア
ームレスト兼用のコンソールカバーとしたが、本発明は
これに限定されるものではなく、アームレスト単体やコ
ンソールカバー単体であってもよい。また、アームレス
トまたはコンソールカバーやスイッチノブの形状や構成
等も任意であり、その他、具体的な細部構造等について
も適宜に変更可能であることは勿論である。さらに、実
施の形態例では、操作ノブ構造をリヤパワーウインドウ
スイッチに適用したが、操作ノブ構造は、他のパワーウ
インドウスイッチに適用しても良く、また、パワーウイ
ンドウスイッチや車両用に限らず、他のスイッチ・用途
に適用しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るスイッチの操作ノブ構造によれば、支持部材に対し回
動操作可能に組み付けた操作ノブの点対称形状の操作部
を、支持部材の表裏面にそれぞれ露出させたため、操作
ノブの支持部材表裏面に露出した操作部をそれぞれ操作
して、表裏両方向からスイッチ操作を行うことができ、
しかも、操作ノブの操作部が点対称形状のため、裏側か
らのスイッチ操作を表側からのスイッチ操作と同様に行
うことができ、従って、裏面からの良好な操作性を得る
ことができる。
【0028】請求項2記載の発明に係るスイッチの操作
ノブ構造によれば、請求項1記載の操作部を押し引き操
作する方式のため、車両のパワーウインドウスイッチで
現在主流の指向性スイッチとして使用することができ
る。
【0029】そして、請求項3記載の発明に係る車両の
リヤパワーウインドウスイッチ装置によれば、後席に乗
員がいない場合は、前席の運転席及び助手席に座った乗
員が、直ぐ横に位置したアームレスト前部側の操作ノブ
の操作部を操作してリヤパワーウインドウスイッチを容
易に操作することができ、また、後席に乗員がいる場合
には、アームレストを後席側に回転して倒すことによっ
て、後席に座った乗員が手前側に延びて位置したアーム
レスト後部側の操作ノブの操作部を操作してリヤパワー
ウインドウスイッチを容易に操作することができる。し
かも、請求項1記載の発明のように、表側からのスイッ
チ操作と同じに裏側からのスイッチ操作が行えて、裏側
からの操作性が良好なため、後席側の乗員によるリヤパ
ワーウインドウの開閉方向の誤操作を防止することがで
きるといった利点が得られる。
【0030】また、請求項4記載の発明に係る車両のリ
ヤパワーウインドウスイッチ装置によれば、後席に乗員
がいない場合は、前席の運転席及び助手席に座った乗員
が、直ぐ横に位置したコンソールカバー前部側の操作ノ
ブの操作部を操作してリヤパワーウインドウスイッチを
容易に操作することができ、また、後席に乗員がいる場
合には、コンソールカバーを後席側に回転して倒すこと
によって、後席に座った乗員が手前側に延びて位置した
コンソールカバー後部側の操作ノブの操作部を操作して
リヤパワーウインドウスイッチを容易に操作することが
できる。しかも、請求項1記載の発明のように、表側か
らのスイッチ操作と同じに裏側からのスイッチ操作が行
えて、裏側からの操作性が良好なため、後席側の乗員に
よるリヤパワーウインドウの開閉方向の誤操作を防止す
ることができるといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのアームレスト兼
用のコンソールカバーを設けたセンターコンソールボッ
クスの構成例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の矢印A−A線に沿った拡大断面図であ
る。
【図3】図1の矢印B−B線に沿った拡大断面図であ
る。
【図4】図1のコンソールカバーを後席側に倒した状態
を示した斜視図である。
【図5】図4の矢印C−C線に沿った拡大断面図であ
る。
【図6】一体タイプの操作ノブの構成例を示した斜視図
である。
【図7】分割タイプの操作ノブの構成例を示した斜視図
である。
【符号の説明】
1 センターコンソールボックス 2 ヒンジ金具 3 コンソールカバー(アームレスト;支持部材) 4 組込穴 41,42 凹部 5 リヤパワーウインドウスイッチ 6 操作ノブ 61,62 操作部 63 支軸 7 スイッチユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月6日(1999.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、後席に乗員がいる場合には、図4に
示したように、コンソールカバー3を後席側に回転して
倒すことで、後席に座った乗員が、ほぼ水平に裏返し状
態となって後席の直ぐ前まで延びたコンソールカバー3
後部のリヤパワーウインドウスイッチ5,5を容易に操
作できる。即ち、図5に示すように、後席側に倒した状
態のコンソールカバー3上面(裏面)の凹部42に上方
から指先を入れて、操作ノブ6の操作部62を、矢印U
で示したように、押し上げたり、または、矢印Dで示し
たように、引き下げたりして、上下方向に操作すること
により、席乗員がほぼ座った姿勢のまま腰を上げずに
リヤウインドウを容易に開閉操作できる。なお、この状
態のコンソールカバー3下面の凹部41に下方から指先
を入れて操作部61を押し引き操作することもできる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチの操作ノブを支持部材に対し支軸
    を支点に回動操作可能に組み付けた構造であって、点対
    称形状の操作部を有する操作ノブとするとともに、この
    操作ノブの操作部を支持部材の表裏面にそれぞれ露出さ
    せたこと、を特徴とするスイッチの操作ノブ構造。
  2. 【請求項2】操作ノブは、操作部を押し引き操作する方
    式のものであること、を特徴とする請求項1記載のスイ
    ッチの操作ノブ構造。
  3. 【請求項3】運転席及び助手席間に位置して後席側に回
    転可能なアームレストと、後席用のリヤパワーウインド
    ウスイッチと、を備える車両であって、リヤパワーウイ
    ンドウスイッチを請求項1または2記載の操作ノブ構造
    として、アームレストの前部側に操作ノブを表裏両方向
    から操作可能に組み付けたこと、を特徴とする車両のリ
    ヤパワーウインドウスイッチ装置。
  4. 【請求項4】運転席及び助手席間に設置したセンターコ
    ンソールボックスと、このセンターコンソールボックス
    に対し回転自在に後端部でヒンジ結合して後席側に突出
    可能なコンソールカバーと、後席用のリヤパワーウイン
    ドウスイッチと、を備える車両であって、リヤパワーウ
    インドウスイッチを請求項1または2記載の操作ノブ構
    造として、コンソールカバーの前部側に操作ノブを表裏
    両方向から操作可能に組み付けたこと、を特徴とする車
    両のリヤパワーウインドウスイッチ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293204A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Clarion Co Ltd 車載用操作装置
CN114454693A (zh) * 2022-02-24 2022-05-10 浙江吉利控股集团有限公司 前排中央扶手、汽车及车窗控制方法

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