JP2000276650A - カップ式飲料自動販売機の原料供給装置 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の原料供給装置

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JP2000276650A
JP2000276650A JP11235180A JP23518099A JP2000276650A JP 2000276650 A JP2000276650 A JP 2000276650A JP 11235180 A JP11235180 A JP 11235180A JP 23518099 A JP23518099 A JP 23518099A JP 2000276650 A JP2000276650 A JP 2000276650A
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canisters
cup
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Yoshinori Miyakoshi
嘉則 宮腰
Kimimichi Kuboyama
久保山  公道
Katsumi Mizutani
克己 水谷
Kenzo Ichiishi
健三 一石
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原料供給装置のコスト削減を狙いに機内に装備
した複数基のキャニスタに対し1台の駆動モータを使用
するだけて、飲料販売時の商品選択に対応した指定のキ
ャニスタを駆動して粉末原料を搬出できるようにする。 【解決手段】カップ搬送経路に沿って複数基のキャニス
タ(粉末原料箱)1を並置配備し、販売時の商品選択で
指定したキャニスタから粉末原料を搬出するようにした
原料供給装置において、各キャニスタに共通な1台の駆
動モータ11と、該モータの動力を指定のキャニスタに
伝達する動力伝達手段を装備し、その動力伝達手段とし
て、タイミングベルト13を敷設するとともに、各キャ
ニスタごとにタイミングベルトとキャニスタのフィーダ
駆動歯車1gとの間にソレノイド14dで切換え操作す
るクラッチ機構14を介装し、制御部15からの指令に
よりクラッチ機構を作動してモータの動力を指定キャニ
スタに伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式飲料自動
販売機に搭載しキャニスタから粉末原料を搬出する原料
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記したカップ式飲料自動販売機とし
て、機内にカップ搬送装置を装備し、カップ供給機構か
ら搬出したカップをベンドステージに送り出す搬送経路
の途上でカップに粉末原料(インスタントコーヒー,コ
コアなど),湯,水,氷などを順に投入し、さらにカッ
プ内で原料を攪拌して飲料を調合した後、飲料入りカッ
プをベンドステージに送出して販売に供するよう構成し
たカップミキシング方式の飲料自動販売機が公知であ
る。
【0003】図6は前記したカップミキシング方式によ
るカップ式飲料自動販売機の機内構成を示す図であり、
図において、1は粉末原料を収容したキャニスタ(原料
箱)、2はカップ供給機構、3は温水タンク、4は原料
攪拌器、5はベンドステージ、6はカップ搬送機構、7
はキャニスタ1に付属してキャニスタからの吐出し原料
を一時保留するシャッタ付き原料投入シュータである。
なお、前記のキャニスタ1はコーヒー,ココアなどの各
種粉末原料を種類別に分けて収容した複数基が横一列に
並んで配置されている。また、図示例ではキャニスタ1
として3基のキャニスタ#1〜#3が描かれているが、
実際には各種飲料のキャニスタのほか、砂糖,ミルクな
どの飲料添加物のキャニスタも装備しており、キャニス
タの総数はこれよりも多い。
【0004】かかる構成で、飲料販売指令が与えられる
と、カップ搬送機構6をホームポジション(原点位置)
から移動してカップハンド6cをカップ供給機構2にア
クセスし、この位置でカップ供給機構2から落下搬出し
たカップ8を受け取る。一方、販売指令に基づき客の選
択した飲料に対応する指定のキャニスタ1からカップ一
杯分の粉末原料を搬出して原料投入シュータ7の中に保
留しておく。続いてカップ搬送機構6をカップ供給機構
2の位置から原料箱1に向けて移動し、ここでカップ8
が指定のキャニスタの位置に到達すると、このアクセス
位置で原料投入シュータ7のシャッタを開放し、シュー
タ7内に保留しておいた粉末原料を放出してカップ8の
中に投入する。なお、砂糖,ミルクについてもそのキャ
ニスタ1にカップ9を順にアクセスして原料投入を行
う。
【0005】また、カップ8への粉末原料投入が済む
と、次にカップ搬送機構6が原料攪拌器4の位置に移動
し、この位置で温水タンク3から定量の湯をカップ8に
注入した後、攪拌器4の攪拌羽根4aをカップ8の中に
挿入して原料を攪拌し、カップ内で飲料を調合する。な
お、コールド飲料を選択した場合には、この位置で少量
の湯を投入,攪拌して原料を溶かした後、続いて冷水,
氷を投入しコールド飲料に仕上げる。最後にカップ搬送
機構6をベンドステージ5の位置に移動し、飲料入りカ
ップ8をベンドステージ5に送り出してカップハンド6
cを外した後、カップ搬送機構6が原点位置に復帰す
る。なお、ベンドステージ5の前方には商品取出扉(図
示せず)を備えており、飲料入りカップがベンドステー
ジ5に送出されると商品取出扉を開放する。
【0006】次に、前記した各基のキャニスタ1の従来
構造を図7に示す。すなわち、キャニスタ1は、底部側
の前方に原料吐出口を開口したホッパ形の原料箱1a
と、原料吐出口に向けて原料箱1aの底部側に組み込ん
だスクリュー式フィーダ1bと、該フィーダ1bの回転
に従動して原料箱1aに収容した粉末原料10をフィー
ダ1bへ円滑に送り込む歯車式の攪拌ホイール1cと、
原料箱1aから背後に引き出したフィーダの駆動軸端に
継手1dを介して各基のフィーダごとに連結したギアボ
ックス付きの駆動モータ1eとから構成されている。
【0007】かかるキャニスタ1の動作は周知であり、
原料供給指令に基づいて駆動モータ1eを始動すると、
スクリュー式フィーダ1bが回転して粉末原料10を前
方に送り出して原料吐出口から搬出する。
【0008】なお、カップ式飲料自動販売機としては、
前記したカップミキシング方式のほか、キャニスタから
搬出した粉末原料をミキシングボール内で湯水と攪拌し
て飲料を調合した上でミキシングボールからベンドステ
ージに搬出したカップへ供給するようにしたミキシング
ボール方式の自動販売機もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の原料供給装置では次に記すような問題点がある。す
なわち、昨今の飲料自動販売機では、飲料種類の多様化
に合わせて機内に配備するキャニスタ1の設置数も多く
なる傾向にある。かかる点、図7で示したように各基の
キャニスタ1ごとに駆動モータ1dを付設した従来構造
の原料供給装置ではキャニスタの設置台数分の駆動モー
タが必要であり、自動販売機で併売する飲料の種類が増
すとそれに相応して駆動モータの台数が増してコスト高
となる。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、コスト削減を狙いに機内に装備した複数基のキャニ
スタに対して1台の駆動モータを使用するだけて、飲料
販売時の商品選択に対応した指定のキャニスタを駆動し
て粉末原料を供給できるように改良したカップ式飲料自
動販売機の原料供給装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、粉末原料と湯水を原料に機内で製
造した飲料をカップに入れて販売するカップミキシング
方式,あるいはミキシングボール方式のカップ式飲料自
動販売機に搭載した原料供給装置であり、機内に各種粉
末原料を収容した複数基のキャニスタを並置配備し、販
売時の商品選択に対応した指定のキャニスタのスクリュ
ー式フィーダを駆動して粉末原料を搬出するようにした
ものにおいて、前記の各キャニスタに共通な1台の駆動
モータと、該駆動モータと各キャニスタのフィーダ駆動
軸との間を選択的に連結してモータの動力を指定のキャ
ニスタに伝達する動力伝達手段を装備し、商品選択に合
わせて指定のキャニスタを前記モータで駆動するよう構
成する(請求項1)ものとし、具体的には動力伝達手段
を次記のような態様で構成することができる。
【0012】(1) 動力伝達手段を、キャニスタの配列に
沿って敷設したモータ駆動のタイミングベルトと、各キ
ャニスタごとに前記タイミングベルトに対向してフィー
ダ駆動軸に結合した駆動歯車と、タイミングベルトと各
キャニスタの駆動歯車との間に介装し、商品選択指令に
より作動して駆動モータの動力を指定のキャニスタに伝
達する歯車式クラッチ機構との組合せから構成する(請
求項2)。
【0013】(2) 動力伝達手段を、キャニスタの配列に
沿って敷設したモータ駆動のタイミングベルトと、各キ
ャニスタごとに前記タイミングベルトに対向してフィー
ダ駆動軸に結合した駆動歯車と、商品選択指令により作
動して前記タイミングベルトを指定のキャニスタの駆動
歯車に直接押しつけて駆動モータの動力を伝達するプッ
シャ式クラッチ機構との組合せから構成する(請求項
3)。
【0014】(3) 動力伝達手段を、駆動モータを搭載し
てキャニスタの配列に沿って移動し、商品選択指令によ
り指定のキャニスタにアクセスする自走式の走行ユニッ
トと、各キャニスタごとに走行ユニットの走行経路に対
向してフィーダ駆動軸に結合した駆動歯車と、走行ユニ
ットに搭載して前記駆動モータの動力を指定のキャニス
タのアクセス位置でキャニスタの駆動歯車に伝達する歯
車式クラッチ機構との組合せから構成する(請求項
4)。
【0015】(4) 動力伝達手段として、走行駆動/キャ
ニスタ駆動兼用の駆動モータを搭載してキャニスタの配
列経路に沿い走行移動する自走式の走行ユニットを備
え、該走行ユニットに、ラック/ピニオン式の走行機
構,およびキャニスタへのアクセス位置でそのフィーダ
駆動軸の軸継手に連結するクラッチ機構と、アクチュエ
ータ操作により前記駆動モータの動力伝達を前記走行機
構,クラッチ機構へ選択的に切り換える動力伝達切換機
構とを装備する(請求項5)。
【0016】(5) 前項(4) において、各基のキャニスタ
に対するアクセス位置で走行ユニットを係止保持する位
置決め機構とを装備する(請求項6)。 (6) 前項(4) におけるクラッチ機構は、その駆動側,
従動側のクラッチ部品の一方が先端周縁に噛み合い歯列
を形成した円筒体、他方が前記円筒体の歯列と噛み合う
ように軸上から半径方向に突出すピンである噛み合い式
クラッチとして構成する(請求項7)。
【0017】(7) 前項(4) において、各基のキャニスタ
ごとにその原料吐出口に常閉の開閉蓋を設け、該開閉蓋
を走行ユニットのアクセス位置でアクチュエータ操作で
開放するようにする(請求項8)。
【0018】上記のように機内に並置配備した複数基の
キャニスタに対して、共通な駆動モータの動力を販売時
の商品選択に合わせて作動する動力伝達手段を介して指
定のキャニスタに伝達して選択的に駆動することによ
り、キャニスタの台数に関係なく原料搬出用の駆動モー
タを最小限の1台備えるだけで各種飲料の選択に対応し
てキャニスタから粉末原料を供給することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
実施例に基づいて説明する。 〔実施例1〕図1(a),(b) は本発明の請求項2に対応す
る実施例を示すものである。この実施例においては、先
に図6で述べたように左右一列に並べてカップ搬送機構
6の移動経路上に配列した複数基のキャニスタ1(#1
〜#3)に対して、各基のキャニスタごとに専属の駆動
モータ1d(図7参照)が付設されてなく、各基のキャ
ニスタ1と切り離して各基に共通な1台の駆動モータ1
1が設置されており、かつキャニスタ1の背後側で前記
駆動モータ11に連結したスプロケット12aと他方の
スプロケット12bとの間に跨がりキャニスタ1の配列
に沿って歯付きのタイミングベルト13が敷設されてい
る。また、各基のキャニスタ(#1〜#3)ごとに、図
7に示した駆動モータ1dの代わりにスクリュー式フィ
ーダ1bの駆動軸に動力伝達用の駆動歯車1gを結合し
て前記タイミングベルト13に対向させている。そし
て、各基のキャニスタ(#1〜#3)ごとに、前記タイ
ミングベルト13と各基のキャニスタ1の駆動歯車1g
との間には、次記の構成になる歯車式クラッチ機構14
がそれぞれ介装されている。
【0020】すなわち、この歯車式クラッチ機構14
は、タイミングベルト13と噛み合って従動する歯車1
4aと、該歯車14aと同軸上に軸支した揺動式レバー
14bと、レバー14bの先端に軸支して歯車14aに
噛み合い結合した歯車14cと、レバー14bの他端に
連結したアクチュエータとしてのソレノイド14dとか
らなり、前記歯車14cがキャニスタ1の背後に突き出
た駆動歯車1gに対向している。なお、14d-1はソレ
ノイド14dの復帰ばね、15は自動販売機の販売制御
部である。
【0021】かかる構成で、販売待機時には図1(a) で
示すように、駆動モータ11,各組のクラッチ機構14
のソレノイド14dは共にOFFであり、タイミングベ
ルト13は停止し、クラッチ機構14のレバー14bは
起立して歯車14cとキャニスタ1の駆動歯車1gとの
間が離脱している。
【0022】一方、飲料販売時には、制御部15からの
指令により駆動モータ11が始動してタイミングベルト
13を周回させるとともに、客の選択した飲料に対応す
る指定のキャニスタ#1に粉末原料の供給指令が与えら
れと、この供給指令に基づいて指定キャニスタ#1に付
属するクラッチ機構14のソレノイド14dがONとな
り、その吸引動作によりレバー14bが図1(b) で表す
ように時計方向に揺動し、歯車14cをキャニスタ#1
の駆動歯車1gに押し当てて歯車間を噛み合い結合す
る。なお、指定のキャニスタ#1を除く他のキャニスタ
#2,#3に付属するクラッチ機構14のソレノイド1
4dはOFFのままである。
【0023】これにより、図1(b) で示すように、駆動
モータ11の動力がタイミングベルト11,クラッチ機
構14の歯車14a,14c,および駆動歯車1gを介
してキャニスタ#1のフィーダ駆動軸に伝達し、図7で
述べたスクリュー式フィーダ1dを回転して粉末原料1
0を搬出する。なお、1回の販売動作で搬出する粉末原
料の量を定量化するために、スクリュー式フィーダ1d
の駆動時間があらかじめタイマで設定されており、この
所定時間が経過すると駆動モータ11,およびクラッチ
機構14のソレノイド14dがOFFとなって図1(a)
の待機状態に復帰する。なお、商品選択に合わせてキャ
ニスタ#2,あるいは#3が指定されると、前記と同様
な動作でキャニスタ#2,あるいは#3に付属するクラ
ッチ機構14のソレノイド14dがON動作して指定の
キャニスタ1を駆動して定量の粉末原料を搬出する。
【0024】なお、図1の実施例では、各基のキャニス
タ#1〜#3に付属する複数組のクラッチ機構14に対
し個々にソレノイド(アクチュエータ)14dを備えて
いるが、別な応用実施例として、複数組のクラッチ機構
14に対し、そのアクチュエータとして共通な1基のソ
レノイドを備えるとともに、該ソレノイドと各組のクラ
ッチ機構のレバー14bとの間を切換機構(図示せず)
を介して連繋し、商品選択に合わせて指定キャニスタの
クラッチ機構を動力伝達位置に駆動するようにすること
もできる。
【0025】〔実施例2〕図2(a),(b) は本発明の請求
項3に対応する実施例を示すものである。この実施例に
おいては、先記実施例1と同様に各基のキャニスタ1
(#1〜#3)に共通な1台の駆動モータ11、および
キャニスタ#1〜#3の配列に沿って敷設したモータ駆
動のタイミングベルト13と、各キャニスタ#1〜#3
ごとにタイミングベルト13に対向してフィーダ駆動軸
に結合した駆動歯車1gとを備えている。なお、タイミ
ングベルト13を掛けた一方のスプロケット12bは張
力調整機構12b-1を介して左右へ移動可能に軸支され
ている。さらに駆動モータ11の動力を指定のキャニス
タ1の駆動歯車1gに伝達するための手段として、商品
選択指令により作動してタイミングベルト13をキャニ
スタ1の駆動歯車1gに直接押し付ける次記構成のプッ
シャ式クラッチ機構16を装備しいてる。
【0026】すなわち、このプッシャ式クラッチ機構1
6は、キャニスタ1の配列に合わせてその下方側に敷設
した案内シャフト(レール)17aに沿って移動する自
走式の走行ユニット17と、該走行ユニット17に搭載
してタイミングベルト13と連繋させたガイドローラ付
きのリンク機構18と、該リンク機構18を待機位置と
動力伝達位置に駆動するアクチュエータとしてのソレノ
イド19との組合せからなる。
【0027】ここで、走行ユニット17は走行モータ1
7b,および走行モータ17bに連結して前記案内シャ
フト17aと並行に敷設したラック17cと噛み合うピ
ニオン17dを搭載しており、走行モータ17bの駆動
で左右に走行移動する。また、リンク機構18は、左右
一対の揺動リンク18aと、該揺動リンク18aとソレ
ノイド19との間を連結した駆動リンク18bと、揺動
リンク18aの両端に軸支してこの間にタイミングベル
ト13を通したガイドローラ18cとからなる。なお、
20は走行ユニット17の位置決め板であって、各基の
キャニスタ#1〜#3に対応した位置に凹溝20aが切
欠き形成されている。また、20bは位置決め板20を
挟んで走行ユニット17に搭載した位置検知センサ(発
光素子と受光素子を組合せたフォトインターラプタ)で
ある。
【0028】かかる構成で、販売待機時には図2(a) で
示すように、駆動モータ11,走行ユニット17,リン
ク機構18の駆動ソレノイド19は共にOFFであり、
タイミングベルト13は各基のキャニスタ#1〜#3に
対して、その駆動歯車1gと離間した状態に停止してい
る。
【0029】一方、飲料販売時には制御部(図示せず)
からの指令により駆動モータ11が始動してタイミング
ベルト13を周回させるとともに、客の選択した飲料に
対応する指定のキャニスタ,例えばキャニスタ#2に粉
末原料の供給指令が与えられと、走行ユニット17が位
置検知センサ20bの信号を基にキャニスタ#2と対向
する位置にアクセスしていることを確認した上でソレノ
イド19をONとし、その吸引動作でリンク機構18を
待機位置から動力伝達位置に押し上げる。これにより、
図2(b) で示すようにリンク機構18のガイドローラ1
8cの間に通したタイミングベルト13が局部的に上方
へ押し上げられてキャニスタ#2の駆動歯車1gと噛み
合い、駆動モータ11の動力がキャニスタ#2のスクリ
ュー式フィーダ1d(図7参照)に伝達されてキャニス
タ#2から粉末原料が搬出する。なお、この場合のタイ
ミングベルト13の変位はスプロケット12bの張力調
整機構12b-1で吸収される。また、キャニスタ1から
定量の粉末原料が搬出されるとソレノイド19が復帰動
作し、駆動モータ11も停止して図2(a) の待機状態に
復帰する。
【0030】また、飲料販売時の商品選択でキャニスタ
#1,あるいは#3を指定すると、制御部からの指令で
走行ユニット17がキャニスタ#1,あるいは#3の位
置に移動して停止、この位置で前記動作と同様にリンク
機構18を駆動してタイミングベルト13をキャニスタ
の駆動歯車1gに押し付けて指定のキャニスタを駆動す
る。
【0031】〔実施例3〕次に、本発明の請求項4に対
応する実施例を図3(a),(b) で説明する。この実施例に
おいては、動力伝達手段が、各基のキャニスタ#1〜#
3に共通な1台の駆動モータ11を搭載して各キャニス
タ#1〜#3の配列に沿って移動する先記実施例2と同
様な自走式の走行ユニット17と、各キャニスタ#1〜
#3ごとに走行ユニット17の走行経路に対向してフィ
ーダ駆動軸に結合した駆動歯車1gと、走行ユニット1
7に搭載して駆動モータ11の動力を指定のキャニスタ
のアクセス位置でキャニスタの駆動歯車1gに伝達する
歯車式クラッチ機構21との組合せからなる。なお、走
行ユニット17に搭載した駆動モータ11は先記実施例
2における走行モータを兼用しており、走行ユニット1
7の走行機構,位置決め機構は図2に示した実施例2と
基本的に同様な構成である。
【0032】ここで、前記の歯車式クラッチ機構21
は、駆動モータ11の軸に連結した歯車21aと、該歯
車21aと同軸上に軸支したV字形の揺動アーム21b
と、該アーム21bの先端に軸支して前記歯車21aと
噛み合い結合した歯車21cと、アーム21bの他端に
連結したアクチュエータとしてのソレノイド21dとか
らなり、ソレノイド21dの動作で揺動アーム21bを
揺動操作することにより、歯車21cがキャニスタ1に
装備の駆動歯車1g,もしくは走行ユニット17に搭載
した走行用ピニオン17dと噛み合うように切換え動作
する。
【0033】かかる構成で、販売待機時には図3(a) で
示すように、駆動モータ11,クラッチ機構21のソレ
ノイド21dが共にOFFであり、この待機状態では走
行ユニット17は停止し、歯車21cはキャニスタ1側
の駆動歯車1gから離間して走行ユニット17の走行用
ピニオン17dと噛み合っている。
【0034】一方、飲料販売時に客の選択した飲料に対
応する指定のキャニスタ,例えばキャニスタ#2に粉末
原料の供給指令が与えられと、この供給指令に基づき、
走行ユニット17が位置検知センサ20bの信号を基に
キャニスタ#2と対向する位置にアクセスしていること
を確認した上で、制御部(図示せず)からの指令により
ソレノイド21dをON動作して揺動アーム21bを図
2(b) の動力伝達位置に駆動して歯車21cとキャニス
タ#2の駆動歯車gとを噛み合わせるとともに、駆動モ
ータ11を始動する。これにより、駆動モータ11の動
力が歯車21a,21c,キャニスタ側の駆動歯車1g
に伝達し、キャニスタ#2のスクリュー式フィーダ1d
(図7参照)を回転駆動して粉末原料を搬出する。な
お、定量の粉末原料が搬出されると、駆動モータ11が
停止するとともに、ソレノイド19も復帰動作して図3
(a) の待機状態に戻る。
【0035】また、飲料販売時の商品選択でキャニスタ
#1,あるいは#3を指定すると、制御部からの指令で
駆動モータ11を始動し、歯車21aを介してピニオン
17dを正転,あるいは逆転して走行ユニット17を待
機位置から走行移動し、位置検知センサ20bの信号を
基に指定のキャニスタ位置にアクセスして停止、この位
置で前記動作と同様にソレノイド21dの動作により揺
動アーム21bを反転させて駆動モータ11の動力をキ
ャニスタの駆動歯車1gに押し付けて指定のキャニスタ
を駆動する。
【0036】〔実施例4〕次に、本発明の請求項5,6
に対応する実施例を図4,および図5(a) 〜(e)で説明
する。この実施例は、基本的には先記の実施例3の方式
と同様であり、キャニスタ1の下方に走行/キャニスタ
駆動兼用の駆動モータ(DCサーボモータ)11,およ
び後記の各種機構を搭載した走行ユニット22を配備
し、飲料販売時に走行ユニット22を原点(ホームポジ
ション)から移動して指定のキャニスタ1にアクセス
し、このアクセス位置で駆動モータ11の動力をキャニ
スタ1のスクリューフィーダ1bに伝えて粉末原料の吐
出しを行うようにしている。
【0037】すなわち、走行ユニット22は、図4で示
すように移動ベース22aが各基のキャニスタ1の配列
に沿って敷設した一対の案内シャフト(レール)22b
に案内支持されており、かつ案内シャフト22bと平行
して敷設したラック23に駆動モータ11の動力で回転
するピニオン24を噛み合わせて自走する。
【0038】また、走行ユニット22には、キャニスタ
1とのアクセス位置で各基のキャニスタ1から背後に突
き出たスクリューフィーダ軸の軸継手1eに噛み合い連
結するキャニスタクラッチ25、およびアクチュエータ
(プランジャ式電磁ソレノイド)26の操作で駆動モー
タ11の動力伝達を前記の走行用ピニオン24からキャ
ニスタクラッチ25に切り換える動力伝達切換機構を搭
載している。すなわち、移動ベース22aの後端部には
歯車ボックス27を搭載し、ここに駆動モータ11の出
力軸に結合した歯車27a〜27dが組み込まれてお
り、かつ歯車27dの軸上に滑りキーを介して前記のキ
ャニスタクラッチ25が前後方向へスライド可能に装着
されている。
【0039】なお、このキャニスタクラッチ25は噛み
合い式クラッチとして構成されており、前記の歯車ボッ
クス27の出力軸に取付けた駆動側のクラッチ部品は、
その先端周縁に波状の噛み合い歯列を形成した円筒体2
5a、キャニスタ1のフィーダ駆動軸に連結した従動側
のクラッチ部品が前記円筒体25aの歯列と噛み合うよ
うに従動軸から半径方向へ突出した1本のピン25bと
してなる。このような構造の噛み合いクラッチ25を採
用することにより、駆動側の軸と従動側の軸との軸中心
が多少ずれていても、円筒体25aをピン25bに向け
てスライドさせた状態では、クラッチピン25bが円筒
体25aの歯列と確実に噛み合って動力を伝達できる。
【0040】また、歯車27bの軸上先端にはクラッチ
ピン27b-1を取付け、このクラッチピン27を前記ピ
ニオン24の軸上に滑りキーを介してスライド可能に結
合した噛み合いクラッチ24aに対向させている。な
お、この噛み合いクラッチ24aも前記したキャニスタ
クラッチ25と同様な構成になる。
【0041】一方、前記アクチュエータ26には後部に
向けて延在する移動板26aが連結されている。この移
動板26aはL字型に屈曲した先端部が前記したキャニ
スタクラッチ25の根元部分に形成した周溝に嵌め合い
係合している。さらに、移動板26aの下面には支軸を
介して前後方向へ移動可能に支持されたスライダ26b
が取付けてあり、かつこのスライダ26bから上下に突
き出したローラ形ドグ26b-1,26b-2のうち、下側
のドグ26b-1がピニオン24のクラッチ24aに形成
した周溝に嵌まり込み、上側のドグ26b-2が図4で表
すようにキャニスタ1の配列に沿ってその取り付けベー
スの後縁側に設けた位置決め板20に対向している。な
お、移動板26aはスライダ26bとともにその案内軸
上に嵌挿した復帰ばね(圧縮コイルばね)26c により
後方にばね付勢されている。
【0042】また、図4で示すように各基ごとに原料シ
ュータ7に通じるキャニスタ1の原料吐出口にはスライ
ド式の開閉蓋1fを備えている。この開閉蓋1fは引っ
張りばね1gで蓋が閉じる方向にばね付勢され、さらに
蓋に一端を固定した操作棒1hがキャニスタ容器の側方
を通って背後側に引き出してあり、その先端が図5で示
すように前記移動板26aの前方に対向している。
【0043】次に、前記構成になる走行ユニット22の
動作について説明する。まず、販売待機時には、走行ユ
ニット22が原点(ホームポジション)に待機してお
り、図5(a) のようにアクチュエータの移動板26a,
およびスライダ26bが復帰ばね26cのばね付勢によ
り後方に押され、この位置でキャニスタクラッチ25が
後退し、ピニオン側のクラッチ24aが歯車ボックス2
7の歯車27bに連結したクラッチピン27b-1に噛み
合い結合している。
【0044】この状態で、販売指令が与えられると駆動
モータ11(図4参照)が始動し、そのモータ動力が歯
車27a,27b,クラッチ24aを経てピニオン24
に伝達され、ピニオン24の回転により走行ユニット2
2が原点からラック23に沿って選択されたキャニスタ
1に向けて移動する。ここで、走行ユニット22が選択
されたキャニスタ1の位置に到達すると、続いてアクチ
ュエータ(電磁ソレノイド)26を動作させる。これに
より、移動板26a,ソレノイド26bは復帰ばね26
cに抗して前方に引き寄せられ、その過程でまず図5
(b) で示すようにソレノイド26bの下側に設けたドグ
26b-1がクラッチ24aをクラッチピン27b-1から
引き離し、続いて上側のドグ26b-2が図5(c),(d) お
よび (e)で表すように位置決め板20の凹溝20aに入
り込んで移送ユニット22をこのアクセス位置に位置決
めした後は動かないように拘束保持する。おな、各基の
キャニスタ1に対応して位置決め板20に切り欠き形成
した凹溝20aは前記ドグ26b-2を引き入れ易くする
ために、図5(e) で示すようにその開口縁を斜めに拡大
している。
【0045】この状態になると、図5(d) のように移動
板26aの後端がキャニスタクラッチ25を前方に押し
出してキャニスタ側の軸継ぎ手1dに噛み合い結合させ
るとともに、同時に移動板26aの先端が図4で述べた
操作棒1hを前方に押してキャニスタ1の原料吐出口に
被せた開閉蓋1fを開く。そして、駆動モータ11を始
動すると、モータの回転力が歯車27aからキャニスタ
クラッチ25に伝達され、該クラッチ25と噛み合った
軸継ぎ手1dを介してキャニスタ1のスクリューフィー
ダ1b(図7参照)を回転させて原料を吐出す。なお、
原料の吐出量は駆動モータ11の運転時間をタイマ制御
して調整する。
【0046】また、原料の吐出しが終了すると、アクチ
ュエータ26の電磁ソレノイドを通電をOFFにする。
これにより、移動板26a,スライダ26bが復帰ばね
26cのばね力を受けて後方に押し戻され、各クラッチ
24a,25が図5(a) の状態に復帰する。また、走行
ユニット22は次の原料キャニスタ1に移動して同じ動
作を繰り返す。そして、指定された全ての原料吐き出し
が終了すると、移送ユニット22が原点に戻って次の販
売指令を待つ。
【0047】なお、先記した駆動モータ11として通常
のDCモータはその停止位置決めの精度は±5mm程度で
あることから、図示実施例では位置決め板20,および
ドグ26b-1を使用しているが、駆動モータ11にパル
スモータを採用すれば、その位置決め精度が±0.5mm
まで高まるので、これにより位置決め板20,およびド
グ26b-1を省略することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、機内に装備した複数基のキャニスタに対し、キャニ
スタの設置台数に関係なく各キャニスタに共通な1台の
駆動モータを備えるだけで商品選択に合わせて指定のキ
ャニスタから粉末原料を搬出することができ、各基のキ
ャニスタごとに駆動モータを付属させた従来方式と比べ
て駆動モータの使用台数を大幅に削減してコストの低減
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する原料供給装置の構
成図であり、(a),(b) はそれぞれ販売待機状態,および
飲料販売時における原料供給動作の状態を表す図
【図2】本発明の実施例2に対応する原料供給装置の構
成図であり、(a),(b) はそれぞれ販売待機状態,および
飲料販売時における原料供給動作の状態を表す図
【図3】本発明の実施例3に対応する原料供給装置の構
成図であり、(a),(b) はそれぞれ販売待機状態,および
飲料販売時における原料供給動作の状態を表す図
【図4】本発明の実施例4に対応する原料供給装置の構
成斜視図
【図5】図4の構成で駆動モータの動力をユニット走行
からキャニスタ駆動に切り換える過程の動作説明図であ
り、(a) 〜(d) はそれぞれ異なるクラッチ動作状態を表
す図、(e) は位置決め動作を表す図
【図6】従来の原料供給装置を搭載したカップミキシン
グ式飲料自動販売機の機内構成図
【図7】図6におけるキャニスタの従来例の構成断面図
【符号の説明】
1 キャニスタ 1b スクリュー式フィーダ 1d 軸継手 1f 吐出口の開閉蓋 2 カップ供給機構 3 温水タンク 4 原料攪拌器 5 ベンドステージ 6 カップ搬送機構 8 カップ 10 粉末原料 11 駆動モータ 13 タイミングベルト 14 歯車式クラッチ機構 16 プッシャ式クラッチ機構 17 走行ユニット 20 走行ユニットの位置決め板 21 歯車式クラッチ機構 22 走行ユニット 23 ラック 24 ピニオン 25 キャニスタクラッチ 26 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 克己 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 一石 健三 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E047 AA02 CC04 DA01 DB03 DB09 EB01 GA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末原料と湯水を原料に機内で製造した飲
    料をカップに入れて販売するカップ式飲料自動販売機の
    原料供給装置であり、機内に各種粉末原料を収容した複
    数基のキャニスタを並置配備し、販売時の商品選択に対
    応した指定のキャニスタのスクリュー式フィーダを駆動
    して粉末原料を搬出するようにしたものにおいて、前記
    の各キャニスタに共通な1台の駆動モータと、該駆動モ
    ータと各キャニスタのフィーダ駆動軸との間を選択的に
    連結してモータの動力を指定のキャニスタに伝達する動
    力伝達手段を装備し、商品選択に合わせて指定のキャニ
    スタを前記モータで駆動するようにしたことを特徴とす
    るカップ式飲料自動販売機の原料供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原料供給装置において、動
    力伝達手段が、キャニスタの配列に沿って敷設したモー
    タ駆動のタイミングベルトと、各基のキャニスタごとに
    前記タイミングベルトに対向してフィーダ駆動軸に結合
    した駆動歯車と、タイミングベルトと各キャニスタの駆
    動歯車との間に介装し、商品選択指令により作動して駆
    動モータの動力を指定のキャニスタに伝達する歯車式ク
    ラッチ機構との組合せからなることを特徴とするカップ
    式飲料自動販売機の原料供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の原料供給装置において、動
    力伝達手段が、キャニスタの配列に沿って敷設したモー
    タ駆動のタイミングベルトと、各基のキャニスタごとに
    前記タイミングベルトに対向してフィーダ駆動軸に結合
    した駆動歯車と、商品選択指令により作動して前記タイ
    ミングベルトを指定のキャニスタの駆動歯車に直接押し
    つけて駆動モータの動力を伝達するプッシャ式クラッチ
    機構との組合せからなることを特徴とするカップ式飲料
    自動販売機の原料供給装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の原料供給装置において、動
    力伝達手段が、駆動モータを搭載してキャニスタの配列
    に沿って移動し、商品選択指令により指定のキャニスタ
    にアクセスする自走式の走行ユニットと、各基のキャニ
    スタごとに走行ユニットの走行経路に対向してフィーダ
    駆動軸に結合した駆動歯車と、走行ユニットに搭載して
    前記駆動モータの動力を指定のキャニスタのアクセス位
    置でキャニスタの駆動歯車に伝達する歯車式クラッチ機
    構との組合せからなることを特徴とするカップ式飲料自
    動販売機の原料供給装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の原料供給装置において、動
    力伝達手段として、走行駆動/キャニスタ駆動兼用の駆
    動モータを搭載してキャニスタの配列経路に沿い走行移
    動する自走式の走行ユニットを備え、該走行ユニット
    に、ラック/ピニオン式の走行機構,およびキャニスタ
    へのアクセス位置でそのフィーダ駆動軸の軸継手に連結
    するクラッチ機構と、アクチュエータ操作により前記駆
    動モータの動力伝達を前記走行機構,クラッチ機構へ選
    択的に切り換える動力伝達切換機構とを装備したことを
    特徴とするカップ式飲料自動販売機の原料供給装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の原料供給装置において、各
    基のキャニスタに対するアクセス位置で走行ユニットを
    係止保持する位置決め機構とを装備したことを特徴とす
    るカップ式飲料自動販売機の原料供給装置。
  7. 【請求項7】請求項5,または6記載の原料供給装置に
    おいて、クラッチ機構は、その駆動側,従動側のクラッ
    チ部品の一方が先端周縁に噛み合い歯列を形成した円筒
    体、他方が前記円筒体の歯列と噛み合うように軸上から
    半径方向に突出すピンである噛み合い式クラッチである
    ことを特徴とするカップ式飲料自動販売機の原料供給装
    置。
  8. 【請求項8】請求項5ないし7のいずれかに記載の原料
    供給装置において、各基のキャニスタごとにその原料吐
    出口に常閉の開閉蓋を設け、該開閉蓋を走行ユニットの
    アクセス位置でアクチュエータ操作で開放するようにし
    たことを特徴とするカップ式飲料自動販売機の原料供給
    装置。
JP11235180A 1999-01-18 1999-08-23 カップ式飲料自動販売機の原料供給装置 Withdrawn JP2000276650A (ja)

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JP865399 1999-01-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU766303B2 (en) * 2001-02-19 2003-10-16 Samsung Kwangju Electronics Co., Ltd. Cup transfer device for vending machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU766303B2 (en) * 2001-02-19 2003-10-16 Samsung Kwangju Electronics Co., Ltd. Cup transfer device for vending machine

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