JP2000272096A - 枚葉印刷機の刷版取付け方法とその機構 - Google Patents

枚葉印刷機の刷版取付け方法とその機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印刷機による版締め装置を改良する。 【解決手段】 咬え側版締め部と尻側版締め部とから構
成される枚葉印刷機の版締め方法において、刷版の咬え
定位置で刷版を咬え側の版万力に差し込みかつ締着する
工程と、版胴とブラン胴とに印圧を加えかつ機械本体を
回転させて版胴に刷版を密着させる工程と、刷版の版尻
定位置で機械本体を停止させかつ印圧により刷版の版尻
を尻側の刷万力へ自然に挿入する工程と、前記挿入の尻
側版万力を締め付けて自動的に版張する工程とからなる
枚葉印刷機の刷版取付け方法とその機構の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枚葉印刷機の版締め
装置に関するが、詳しくは咬え側カム軸を回動させて咬
え側上歯及び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬え
側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び尻
側下歯にて版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該尻
側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張りカムを回動
かつ移動させて版張り部とを夫々装着してなる枚葉印刷
機の刷版取付け方法とその機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉印刷機では、ある種類の印刷物が終
了し次の印刷物を印刷する場合、版胴に装着されている
版を交換する必要がある。この版交換は従来の枚葉印刷
機では手作業の場合が多い。従来の版締め機構として
は、図8に示すように版を取り付けるための咬え側版締
め部1及び尻側版締め部7と、版胴Aに取り付けた版を
張るための版張り部とを主要構成要素としている。咬え
側版締め部1は、咬え側下歯22と咬え側上歯23とが
あり、その間に咬え側弾発ばね26及び咬え側カム軸2
4が挿入されている。一方、尻側版締め部27は、尻側
下歯28と尻側上歯29との間に尻側弾発バネ32及び
尻側カム軸30が挿入されている。
【0003】このように構成されている従来の手動式版
締め機構は、咬え側カム軸の軸方向の中央部に設けられ
た工具掛部と、尻側カム軸の工具掛部とに工具を掛けて
手動操作により咬え及び尻側カム軸を回動させて行なう
ように構成されているので、版の交換が手作業であるた
めに長時間必要として枚葉印刷機の稼働率を向上させる
ことができず、しかも版交換作業の中で版締めと版張作
業が狭い場所で行なうために作業姿勢も悪く危険な作業
であった。
【0004】そこで、本願出願人が開発して公示されて
いる版締め装置(特公平6−98746号)がある。こ
の装置は、版胴に設けられた凹部内に、咬え側カム軸を
回転させて咬え側上歯及び下歯にて版を咬え若しくは放
す咬え側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯
及び下歯にて前記版を咬え若しくは放す尻側版締め部
と、該尻側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張りカ
ムを回動させることにより移動させる版張り部とを夫々
装着してなる枚葉印刷機の版締め装置において、前記咬
え及び尻側カム軸に前記版胴の端面から外側に位置させ
て設けた咬え及び尻側カムフォロアと、該両カムフォロ
ア近傍の前記版胴の回転軸に回動自在に設けかつ前記版
胴に設けた係合体により版胴と一体に回動する動力伝達
体と、該動力伝達体に固着し溝に前記両カムフォロアを
通過させることで前記咬え及び尻側カム軸を版の咬え側
又は放し側に回転させる溝カムと、前記係合体の係合力
を超えて前記動力伝達体を回動させる駆動部とからなる
ことを特徴とする版締め装置である。この従来装置にお
いては、刷版の尻側はいちいち人の手でもって挿入しな
ければならず、操作上においても問題があるばかりか作
業効率上においても課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の版締め装
置に改良を加えて、従来の問題点を解決しようとすると
ころに本発明が解決しようとする課題を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、咬え側版締め
部と尻側版締め部とから構成される枚葉印刷機の版締め
方法において、刷版の咬え定位置で刷版を咬え側の版万
力に差し込みかつ締着する工程と、版胴とブラン胴とに
印圧を加えかつ機械本体を回転させて版胴に刷版を密着
させる工程と、刷版の版尻定位置で機械本体を停止させ
かつ印圧により刷版の版尻を尻側の刷万力へ自然に挿入
する工程と、前記挿入の尻側版万力を締め付けて自動的
に版張する工程とからなることを特徴とする枚葉印刷機
の刷版取付け方法の提供にあり、また咬え側版締め部と
尻側版締め部とから構成される枚葉印刷機の版締め方法
において、刷版の取り外し定位置で版張りを緩めて尻側
及び咬側の版万力を自動的に緩めかつ刷版の反力により
自然に刷版が尻側版万力から外れる工程と、機械本体を
逆転させて版抜取り定位置で停止させ刷反を抜き取る工
程とからなることを特徴とする枚葉印刷機の刷版取外し
方法の提供にある。
【0007】また本発明は、咬え側カム軸を回動させて
咬え側上歯及び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬
え側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び
尻側下歯にて版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該
尻側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張りカムを回
動かつ移動させて版張り部とを夫々装着してなる枚葉印
刷機の版締め機構において、前記尻側版締め部の尻側上
歯と尻側下歯とが尻側球面ボルトで締着し、該尻側球面
ボルトの支点を変えて尻側上歯角度の自在調整により版
尻を自動的に締着かつ解放可能にしたことを特徴とする
枚葉印刷機の刷版着脱機構の提供にあり、また咬え側カ
ム軸を回動させて咬え側上歯及び咬え側下歯にて版を咬
え若しくは放す咬え側版締め部と、尻側カム軸を回動さ
せて尻側上歯及び尻側下歯にて版を咬え若しくは放す尻
側版締め部と、該尻側版締め部を張り側若しくは締め側
に版張りカムを回動かつ移動させて版張り部とを装着し
てなる枚葉印刷機の版締め機構において、前記咬え側版
締め部の版胴に刷版を咬え側の版万力に押入して締着し
て版胴とブラン胴間に印圧を加え、更に機械本体を回転
させて版胴に刷版を密着させて版尻の定位置で停止させ
て印圧により自然に刷版の版尻を尻側の版万力に自動的
に挿入かつ版張し、一方取り外しの定位置で版張りを緩
めると共に尻側と咬え側の版万力を自動的に緩めて刷版
の反力により版尻が自然に尻側の版万力から取り外さ
れ、更に機械本体を逆転させて版抜き取りの定位置で停
止させて刷版を抜き取ることを特徴とする枚葉印刷機の
刷版抜取り機構の提供にある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実態形態は、咬え側版締
め部と尻側版締め部とから構成される枚葉印刷機の版締
め方法において、刷版の咬え定位置で刷版を咬え側の版
万力に差し込みかつ締着する工程と、版胴とブラン胴と
に印圧を加えかつ機械本体を回転させて版胴に刷版を密
着させる工程と、刷版の版尻定位置で機械本体を停止さ
せかつ印圧により刷版の版尻を尻側の刷万力へ自然に挿
入する工程と、前記挿入の尻側版万力を締め付けて自動
的に版張する工程とからなる刷版取付け方法であり、ま
た咬え側版締め部と尻側版締め部とから構成される枚葉
印刷機の版締め方法において、刷版の取り外し定位置で
版張りを緩めて尻側及び咬側の版万力を自動的に緩めか
つ刷版の反力により自然に刷版が尻側版万力から外れる
工程と、機械本体を逆転させて版抜取り定位置で停止さ
せ刷反を抜き取る工程とからなる刷版取外し方法である
から、従来の方法による問題点を解決すると共に優れた
方法といえる。
【0009】また本発明の実施形態は、咬え側カム軸を
回動させて咬え側上歯及び咬え側下歯にて版を咬え若し
くは放す咬え側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻
側上歯及び尻側下歯にて版を咬え若しくは放す尻側版締
め部と、該尻側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張
りカムを回動かつ移動させて版張り部とを夫々装着して
なる枚葉印刷機の版締め機構において、前記尻側版締め
部の尻側上歯と尻側下歯とが尻側球面ボルトで締着し、
該尻側球面ボルトの支点を変えて尻側上歯角度の自在調
整により版尻を自動的に締着かつ解放可能にした刷版着
脱機構であり、また咬え側カム軸を回動させて咬え側上
歯及び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬え側版締
め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び尻側下歯
にて版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該尻側版締
め部を張り若しくは締め側に版張りカムを回動かつ移動
させて版張り部とを装着してなる枚葉印刷機の版締め機
構において、前記咬え側版締め部の版胴に刷版を咬え側
の版万力に押入して締着して版胴とブラン胴間に印圧を
加え、更に機械本体を回転させて版胴に刷版を密着させ
て版尻の定位置で停止させて印圧により自然に刷版の版
尻を尻側の版万力に自動的に挿入かつ版張し、一方取り
外しの定位置で版張りを緩めると共に尻側と咬え側の版
万力を自動的に緩めて刷版の反力により版尻が自然に尻
側の版万力から取り外され、更に機械本体を逆転させて
版抜き取りの定位置で停止させて刷版を抜き取る刷版抜
取り機構であるから、従来の機構よりも簡単容易に版締
め操作が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。図1から図5は、本発明からなる枚葉印刷機
の版締め機構を示したものである。図中、1は咬え側版
締め部、2は咬え側上歯、3は咬え側下歯、4は咬え側
カム軸、5は咬え側球面ボルト、6は咬え側弾発ばね、
7は尻側版締め部、8は尻側上歯、9は尻側下歯、10
は尻側カム軸、11は尻側球面ボルト、12は尻側弾発
ばねは、Aは版胴である。
【0011】本図からも明らかのように、本発明の基本
的な構造は図8に示すような従来の版締め装置と同じで
あるから、基本的な機構については従来技術のところで
述べているので、ここでは図8の従来機構と相異すると
ころを説明する。まず、根本的に異る点は、図1に示す
ように尻側版締め部の尻側球面ボルトの配設にある。従
来の尻側球面ボルト11は、尻側上8と尻側下歯9とが
ほぼ垂直状に締着されているのに対して、本発明の尻側
球面ボルト11は傾斜状に締着されている。従って、こ
の尻側球面ボルト11の傾斜角を調整して尻側上歯8を
尻側下歯9に締め付けることによって、尻側上歯8の角
度を自在にセットすることができる。その結果、尻側弾
発ばね12を介して尻側上歯8の上下移動が自在とな
る。この尻側上歯8によって、図2の(a)、(b)、
(c)、(d)に示すように版胴Aに版を自動かつ自然
に着脱をさせることができる。
【0012】次に、図6と図7によって本発明機構によ
る版締め方法を説明する。図中、Aは版胴、Bはブラン
胴、Cは圧胴、Pは刷版、Sは版胴の咬え側版万力、W
は版胴胴Aの尻側版万力である。まず、図6は版胴に版
を取り付ける方法を示したものであり、版胴Aの咬え
側の定位置で刷版Pを咬側版万力に差し込み自動的に咬
側版万力を締め付ける、ついで版胴Aとブラン胴Bと
の間に印圧(図6(b)の矢印方向)を加えてると共に
機械本体を回転させて版胴Aに刷版Pを密着させる、
更に版胴Aの版尻の定位置で機械本体を停止させた後に
印圧(図6(b)の矢印方向)により刷版の版尻は自然
(スムーズ)に尻側版万力Wに挿入される、そして尻
側版万力Wを締め付ければ自動的に版張を行なうことが
できる。
【0013】一方、図7は版胴Aから刷版Pを取り外す
方法を示したものであり、版胴Aの尻側の取り外しの
定位置で版張りを締めると共に尻側版万力Wと咬え側版
万力Sを自動的に緩める、その状態にすれば刷版の反
力により版尻が自然(スムーズ)に尻側版万力Wから外
ずれる、その後は機械本体を逆転させて版抜き取りの
定位置で停止させて刷版Pを版胴Aから抜き取ることが
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、咬え側版締め部と尻側版締め
部とから構成される枚葉印刷機の版締め方法において、
刷版の咬え定位置で刷版を咬え側の版万力に差し込みか
つ締着する工程と、版胴とブラン胴とに印圧を加えかつ
機械本体を回転させて版胴に刷版を密着させる工程と、
刷版の版尻定位置で機械本体を停止させかつ印圧により
刷版の版尻を尻側の刷万力へ自然に挿入する工程と、前
記挿入の尻側版万力を締め付けて自動的に版張する工程
とからなることを特徴とする枚葉印刷機の版締め方法で
あり、また咬え側版締め部と尻側版締め部とから構成さ
れる枚葉印刷機の刷版取付け方法において、刷版の取り
外し定位置で版張りを緩めて尻側及び咬側の版万力を自
動的に緩めかつ刷版の反力により自然に刷版が尻側版万
力から外れる工程と、機械本体を逆転させて版抜取り定
位置で停止させ刷版を抜き取る工程とからなる刷版取外
し方法であり、更に咬え側カム軸を回動させて咬え側上
歯及び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬え側版締
め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び下歯にて
版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該尻側版締め部
を張り側若しくは緩め側に版張りカムを回動かつ移動さ
せて版張り部とを夫々装着してなる枚葉印刷機の版締め
機構において、前記尻側版締め部の尻側上歯と尻側下歯
とが尻側球面ボルトで締着し、該尻側球面ボルトの支点
を変えて尻側上歯角度の自在調整により版尻を自動的に
締着かつ解放可能にした刷版着脱機構であり、また咬え
側カム軸を回動させて咬え側上歯及び咬え側下歯にて版
を咬え若しくは放す咬え側版締め部と、尻側カム軸を回
動させて尻側上歯及び尻側下歯にて版を咬え若しくは放
す尻側版締め部と、該尻側版締め部を張り側若しくは締
め側に版張りカムを回動かつ移動させて版張り部とを装
着してなる枚葉印刷機の版締め機構において、前記咬え
側版締め部の版胴に刷版を咬え側の版万力に挿入して締
着して版胴とブラン胴間に印圧を加え、更に機械本体を
回転させて版胴に刷版を密着させて版尻の定位置で停止
させて印圧により自然に刷版の版尻を尻側の版万力に自
動的に挿入かつ版張し、一方取り外しの定位置で版張り
を緩めると共に尻側と咬え側の版万力を自動的に緩めて
刷版の反力により版尻が自然に尻側の版万力から取り外
され、更に機械本体を逆転させて版抜き取りの定位置で
停止させて刷版を抜き取る刷版抜取り機構であるから、
従来の版締め装置では困難若しくは不可能とされていた
版尻を自動でしかも自然な状態でスムーズに締め付けて
固着することができると共に緩めて解放することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明から構成される枚葉印刷機の版締め機構
を示した一部拡大断面図。
【図2】図1に示した本発明機構による版締め作動説明
図。
【図3】図1に示した本発明機構による版締め作動説明
図。
【図4】図1に示した本発明機構による版締め作動説明
図。
【図5】図1に示した本発明機構による版締め作動説明
図。
【図6】本発明からなる枚葉印刷機の版締め方法を示し
た説明概要図。
【図7】本発明からなる枚葉印刷機の版締め方法を示し
た説明概要図。
【図8】従来の枚葉印刷機における版締め機構を示した
図1との対比図。
【符号の説明】
1、21 咬え側締め部 2、22 咬え側上歯 3、33 咬え側下歯 4、24 咬え側カム
軸 5、25 咬え側球面ボルト 6、26 咬え側弾発
ばね 7、27 尻側版締め部 8、28 尻側上歯 9、29 尻側下歯 10、30 尻側カム
軸 11、31 尻側球面ボルト 12、32 尻側弾発
ばね A 版胴 B ブラシ胴 C 圧胴 P版板 S 咬え側版万力 W 尻側版万力

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 咬え側版締め部と尻側版締め部とから構
    成される枚葉印刷機の版締め方法において、刷版の咬え
    定位置で刷版を咬え側の版万力に差し込みかつ締着する
    工程と、版胴とブラン胴とに印圧を加えかつ機械本体を
    回転させて版胴に刷版を密着させる工程と、刷版の版尻
    定位置で機械本体を停止させかつ印圧により刷版の版尻
    を尻側の刷万力へ自然に挿入する工程と、前記挿入の尻
    側版万力を締め付けて自動的に版張する工程とからなる
    ことを特徴とする枚葉印刷機の刷版取付け方法。
  2. 【請求項2】 咬え側版締め部と尻側版締め部とから構
    成される枚葉印刷機の版締め方法において、刷版の取り
    外し定位置で版張りを緩めて尻側及び咬側の版万力を自
    動的に緩めかつ刷版の反力により自然に刷版が尻側版万
    力から外れる工程と、機械本体を逆転させて版抜取り定
    位置で停止させ刷版を抜き取る工程とからなることを特
    徴とする枚葉印刷機の刷版取外し方法。
  3. 【請求項3】 咬え側カム軸を回動させて咬え側上歯及
    び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬え側版締め部
    と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び尻側下歯にて
    版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該尻側版締め部
    を張り側若しくは緩め側に版張りカムを回動かつ移動さ
    せて版張り部とを夫々装着してなる枚葉印刷機の版締め
    機構において、前記尻側版締め部の尻側上歯と尻側下歯
    とが尻側球面ボルトで締着し、該尻側球面ボルトの支点
    を変えて尻側上歯角度の自在調整により版尻を自動的に
    締着かつ解放可能にしたことを特徴とする枚葉印刷機の
    刷版着脱機構。
  4. 【請求項4】 咬え側カム軸を回動させて咬え側上歯及
    び咬え側下歯にて版を咬え若しくは放す咬え側版締め部
    と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び尻側下歯にて
    版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該尻側版締め部
    を張り側若しくは締め側に版張りカムを回動かつ移動さ
    せて版張り部とを装着してなる枚葉印刷機の版締め機構
    において、前記咬え側版締め部の版胴に刷版を咬え側の
    版万力に押入して締着して版胴とブラン胴間に印圧を加
    え、更に機械本体を回転させて版胴に刷版を密着させて
    版尻の定位置で停止させて印圧により自然に刷版の版尻
    を尻側の版万力に自動的に挿入かつ版張し、一方取り外
    しの定位置で版張りを緩めると共に尻側と咬え側の版万
    力を自動的に緩めて刷版の反力により版尻が自然に尻側
    の版万力から取り外され、更に機械本体を逆転させて版
    抜き取りの定位置で停止させて刷版を抜き取ることを特
    徴とする枚葉印刷機の刷版抜取り機構。
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