JPH03253A - 枚葉印刷機の版締め装置 - Google Patents

枚葉印刷機の版締め装置

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JPH03253A
JPH03253A JP13548489A JP13548489A JPH03253A JP H03253 A JPH03253 A JP H03253A JP 13548489 A JP13548489 A JP 13548489A JP 13548489 A JP13548489 A JP 13548489A JP H03253 A JPH03253 A JP H03253A
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teeth
biting
butt
cam shaft
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Yasutaka Kojima
小島 泰隆
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AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
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AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1枚葉印刷機の版締め装置に関する1従来の技
術】 多色刷の枚葉印刷機では同一の枚葉紙に多色の印刷が施
されるので、優美な印刷物を得るには1版胴に版をいか
に歪な(装着して、各印刷ユニットで印刷される絵柄の
位置を一致させるかが課題となる。この版取り付けは、
従来の枚葉印刷機では以下のようにして行なわれる。こ
の版取り付けの状況を第6図乃至第9図に基づいて説明
する。
第6図は従来の枚葉印刷機の版締め装置の平面図を示し
、この版締め装置1°は、版胴2の軸方向に設けられた
凹部3に収納され1版4を取り付けるための咬え側版締
め部5及び尻側版締め部6と、版胴2に取り付けた版4
を張るための版張り部7とを主要構成要素としている。
この咬え側版締め部5は、咬え側止歯(4分割されてい
る)8と咬え側下歯9とがあり、その間に弾発ばね15
及び咬え側カム軸10が挿入されている。これら咬λ側
上歯及び下歯8及び9と咬え側カム軸lOとは球面ボル
トaにて組み立てられ、更に咬λ側下歯9には微調整ボ
ルト26が設けられている。
又、尻側版締め部6は、尻側上歯(4分割されている)
27と尻側下歯28とがあり、その間に弾発ばね34及
び尻側カム軸29が挿入されている。これら尻側上歯及
び下歯27及び28と尻側カム軸29とは球面ボルトb
にて組み立てられ、更に尻側下歯28には微調整ボルト
45が設けられている。
更に、版張り部7は、尻側版締め部6の尻側下歯28と
版胴2の0字状溝46との間に版張りカム軸47が設け
られ、咬え側下歯9と尻側下歯28との間に弾発ばね4
8が設けられ、前述の微調整ボルト45の先端部が版張
りカム軸47のカム47aに当接してなっている。
このように構成された従来の版締め装置lによる版4の
取り付けと取り外しとは、第6図乃至第8図に示すよう
に、咬え側カム軸10の軸方向の中央部に設けられた工
具掛部22゛ と、尻側カム軸29の工具掛部41゛ 
とに工具(図示せず)を掛け、手動操作により咬え及び
尻側カム軸lO及び29を回動させて行なう6 又、版張りは、版張りカム軸47の端部に設けられた工
具掛部49゛に工具(図示せず)を掛は手動操作により
版張りカム軸47を回動させて行なう。
版4の取り付けを詳述すれば、まず、版締め装置l°を
第7図の状態にする。つまり、工具掛部22゛及び41
’ に工具を掛けて咬え側及び尻側カム軸10及び29
の切欠部10b及び29bを夫々上向きにすることによ
り、球面ボルトa及びbを支点として1弾発ばね15及
び34により咬え側及び尻側上歯8及び27の先端が上
方向に上げられて開く、更に、工具掛部49°に工具を
掛けて版張りカム軸47の切欠部47bを微調整ボルト
45の先端部方向に向けると1弾発ばね48により微調
整ボルト45の先端部が版張りカム軸47に押し付けら
れるので、尻側版締め部6が左側に寄った状態になる(
第7図参照)。
次に、咬え側版締め部5に版4を取り付けやすい位置ま
で版胴2を回動し、咬え側止歯8と咬λ側下歯9との間
に版4の一端4aを差し込み、咬え側カム軸lOを手動
にて時計方向に回転して咬え側止歯8を閉じて版4の一
端4aを締めつける。
更に、咬え側版締め部5による版4の締め付けが完了し
たら、版4を版胴2表面に密着させながら、尻側版締め
部6に版4を取り付けやすい位置まで版胴2を回動させ
、尻側上歯27と尻側下歯28との間に版4の他端4b
を差し込み、尻側カム軸29を手動にて反時計方向に回
転して、尻側上歯27を閉じて版4の他端4bを締めつ
ける(第8図参照)。
そして、咬え及び尻側版締め部5及び6による版4の両
端4a及び4bの締め付けが完了したら、版張りカム軸
47を手動にて反時計方向に回転して、尻側版締め部6
を第9図中右側に移動させ、版4を版胴2表面に密着さ
せて、版4の版胴2への取り付けが完了する(第9図参
照)。
版4の取り外しは、上述の版4の取り付けの順序の逆を
行なえばよい。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の版締め装置1゜の咬え側及
び尻側版締め部5及び6は、いずれも、咬え側及び尻側
上歯8及び27が1球面ボルトa及びbの球面を支点と
して、それらの後方に設けられている咬え及び尻側カム
軸10及び29を回動させて、咬え側及び尻側上歯8及
び27を開いたり閉じたりする。しかし、咬え側及び尻
側上歯8及び27が開いた状態においては、咬え側及び
尻側上歯8及び27と咬え側及び尻側下歯9及び28と
の隙間は、それらの先端部が広(、球面ボルトa及びb
に近い方が狭い状態となっている。このため、このよう
な版締め装置l。
においては、咬え側及び尻側上歯8及び27と咬え側及
び尻側下歯9及び28とに版4の一端4a及び他端4b
を夫々差し込み、咬え側及び尻側上歯8及び27を閉じ
るときに、咬え側及び尻側上歯8及び27の球面ボルト
a及びbに近い部分が。
先に版4の一端4a及び他端4bに接触して1版4を押
し出す状態で咬え側及び尻側上歯8及び27と咬え側及
び尻側下歯9及び28とによって締めつけられるのであ
る。
従って、従来の版締め装置l゛では、版4を版胴2に対
して平行に締めつけることができず、多色刷の場合、各
印刷ユニットで印刷される絵柄の位置を一致させること
ができず、優美な印刷物を得ることができない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
版胴に版を歪みなく装着して、多色刷であっても優美な
印刷物を得ることが出来る枚葉印刷機の版締め装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため1本発明の枚葉印刷機の版締め
装置は1版胴に設けられた凹部内に、咬え側カム軸を回
動させて咬λ側上歯及び下歯にて版を咬え若しくは放す
咬え側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及
び下歯にて前記版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、
該尻側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張りカム軸
を回動させることにより移動させる版張り部とを夫々装
着してなる枚葉印刷機の版締め装置において、前記咬え
側版締め部は、前記咬え側上歯及び下歯をこれらの版咬
え面が相互に垂直方向に接離するように形成し、これら
咬λ側上歯及び下歯のいずれかを垂直方向に付勢する弾
性部材を設け、該弾性部材の付勢力に抗して前記咬え側
カム軸を回動させることにより前記咬え側上歯及び下歯
を垂直方向に移動させ、版を咬え若しくは放してなり、
且つ、前記尻側版締め部は、前記尻側上歯及び下歯をこ
れらの版咬え面が相互に垂直方向に接離するように形成
し、これら尻側上歯及び下歯のいずれかを垂直方向に付
勢する弾性部材を設け、該弾性部材の付勢力に抗して前
記尻側カム軸を回動させることにより前記尻側上歯及び
下歯を垂直方向に移動させ、前記版を咬え若しくは放し
てなるものである。
〔作  用〕
上記構成の枚葉印刷機の版締め装置によれば、咬え側及
び尻側版締め部は、咬え側及び尻側カム軸を弾性部材の
付勢力に抗して夫々回動させることにより、咬え側上歯
及び下歯の版咬え面が相互に垂直方向に接離すると共に
尻側上歯及び下歯の版咬え面が相互に垂直方向に接離し
、版を咬え若しくは放すことが出来る。
〔実施例1 以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図に基づいて詳
述する。
第1図は本発明の枚葉印刷機の版締め装置の斜視図、第
2図は枚葉印刷機の版締め装置の平面図、第3図は第2
図のA−A線に沿う断面を示すもので咬え側及び尻側上
歯を閉じ版締めを行なっている状態の断面図、第4図は
第2図のB−B線に沿う断面図、第5図は第2図のA−
A線に沿う断面を示すもので咬え側及び尻側上歯を開い
た状態の断面図である1図面において1は枚葉印刷機の
版締め装](以下単に版締め装置という)を示し、該版
締め装置lは、版胴2の軸方向に設けられた凹部3に収
納され。
版4の一端4aを取り付ける咬え側版締め部5と、版4
の他端4bを取り付ける尻側版締め部6と、版胴2に取
り付けた版4を張るための版張り部7とを主要構成要素
としている。
前記咬え側版締め部5には、咬λ側上歯(4分割されて
いる)8及び咬λ側、下歯9と、咬え側上歯8を垂直方
向に進退移動させる咬え側カム軸10とがある。これら
の咬え側上歯及び下歯8及び9には、版4の一端4aを
挟むための版咬え面8a及び9aが夫々形成されている
。咬え側上歯8の下部には咬λ側上歯固定ビン11がボ
ルト12により固定されている。この咬え側上歯固定ビ
ン11は軸部11aに鍔部11bを設けてなり、この軸
部11aは前述の版咬え面8aに対して直角に固定され
ている。
咬え側下歯9には摺動孔13及び該摺動孔13よりも大
径の収納穴14が同心的に穿設されている、この摺動孔
13には咬え側上歯固定ビン11の軸部11aが摺動可
能に嵌挿され、収納穴14には鍔部11bが移動可能に
嵌挿されている。更に、収納穴14の底面と鍔部11b
との間には弾発ばね(弾性部材)15が収納されている
又、この咬え側下歯9の下面には、第4図に示すように
、浅い底面16a及び深い底面16bを夫々有する切込
部16が設けられている。切込部16の浅い底面16a
には案内板17が深い底面16b側に一部張り出した状
態で、しかも咬え側下歯9の下面と同一面となるように
皿ボルト18により螺着されている。深い底面16bと
案内板17との間に挟まれた状態で摺動可能な案内ff
119が、版胴2の凹部3の底面にボルト20により螺
着されている。従って、のちに詳述する咬え側カム軸l
Oのカムloaによる咬え側下歯9の浮き上りが規制さ
れている。
前記咬え側カム軸10は、版胴2の凹部3の底面に版胴
2の軸方向に設けられたU字状溝21に収納されている
。咬え側カム軸lOは、その両端が版胴2の側壁2aを
夫々貫通して突出しており一端には工具掛部22がテー
パービン23により固定され、他端にはワッシャ24が
キヤ・シブボルト25により固定されている。従って、
咬え側カム軸IOは、工具掛部22及びワッシャ24に
より軸方向への移動を規制されると共に、工具掛部22
により回動させられる。そして、この咬え側カム軸IO
には、カム10aが咬え側上歯8に設けられた咬λ側上
歯固定ビン11に対応して設けられている。
この咬え側カム軸IOのカム10aは、咬え側下歯9の
摺動孔13内を上下方向に摺動する上歯固定ビン11の
鍔部11bに当接している。従って、工具掛部22に工
具を掛けて、咬え側カム軸lOを回動させることにより
、カム10aが弾発ばね15のばね力に抗して、咬え側
下歯9の摺動孔13内における咬え側上歯固定ビン11
の軸部11aを摺動させて進退させ、咬λ側上歯8の版
咬え面8aと咬え側下歯9の版咬え面9aとが相互に垂
直方向に接離する。
この咬え側下歯9には微調整ボルト26が設けられ、こ
の微調整ボルト26により、版胴2の凹部3における咬
え側下歯9の版張り方向の微調整が行なわれる。
前記尻側版締め部6は、前述の咬え側版締め部5と略同
様な構成で、謄手違いの点で行なっている。すなわち、
前記尻側版締め部6には、尻側上歯(4分割されている
。)27及び尻側下歯28と、尻側上歯27を垂直方向
に進退移動させる尻側カム軸29とがある。これらの尻
側上歯及び下歯27及び28には版4の他端4bを挟む
ための版咬え面27a及び28aが夫々形成されている
尻側上歯27の下部には尻側上歯固定ビン30がボルト
31により固定されている。この尻側上歯固定ビン30
は軸部30aに鍔部30bを設けてなり。
この軸部30aは前述の版咬え面27aに対して直角に
固定されている。
尻側下歯28には摺動孔32及び該摺動孔32より大径
の収納穴33が同心的に穿設されている。この摺動孔3
2には尻側上歯固定ビン30の軸部30aが摺動可能に
嵌挿され、収納穴33には鍔部30bが移動可能に嵌挿
されている。更に、収納穴33の底面と鍔部30bとの
間には弾発ばね(弾性部材)34が収納されている。
又、この尻側下歯28の下面には、第4図に示すように
、浅い底面35a及び深い底面35bを夫々有する切込
部35が設けられている。切込部35の浅い底面35a
には案内板36が深い底面35b側に一部張り出した状
態で、しかも尻側下歯28の下面と同一面となるように
皿ボルト37により螺着され、深い底面35bと案内板
36との間に挟まれた状態で摺動可能な案内板19が版
胴2の凹部3の底面にボルト20により螺着されている
。従って、後述の尻側カム軸29のカム29aによる尻
側下歯28の浮き上りが規制されている。
前記尻側カム軸29は1版胴2の凹部3の底面に版胴2
の軸方向に設けられたU字状溝40に収納されている。
尻側カム軸29は、その両端が版胴2の側壁2aを夫々
貫通して突出しており、端には工具掛部4Iがテーパー
ビン42により固定され、他端にはワッシャ43がキャ
ップボルト44により固定されている。
従って、尻側カム軸29は、工具掛部41及びワッシャ
43により軸方向への移動を規制されると共に、工具掛
部41により回動させられる。そして、この尻側カム軸
29には、カム29aが尻側上歯27に設けられた尻側
上歯固定ビン30に対応して設けられている。
この尻側カム軸29のカム29aは、尻側上歯28の摺
動孔32内を上下方向に摺動する尻側上歯固定ビン30
の鍔部30bに当接している。従って、工具掛部41に
工具を掛けて、尻側カム軸29を回動させることにより
、カム29aが弾発ばね34のばね力に抗して、尻側下
歯28の摺動孔32内における尻側上歯固定ビン30の
軸部30aを摺動させて進退させ、尻側上歯27の版咬
え面27aと尻側下歯28の版咬え面28aとが相互に
垂直方向に接離する。
この尻側下歯28には、微調整ボルト45が設けられ、
この微調整ボルト45により1版胴2の凹部3における
尻側下歯28の版張り方向の微調整が行なわれる。
前記版張り部7は、尻側版締め部6の尻側下歯28と版
胴2のU字状溝46との間に版張りカム軸47が設けら
れ、咬λ側下歯9と尻側下歯28との間に弾発ばね48
が設けられ、i¥iI述の微調整ボルト45の先端部が
版張りカム軸47のカム47aに当接してなっている。
そして、版張りカム軸47は、その両端が版胴2の側壁
2aを夫々貫通しており、一端には工具掛部49がテー
パービン50により固定され、他端にはワッシャ51が
キャップボルト52により固定されている。従って、版
張りカム軸47は、工具掛部49及びワッシャ51によ
り軸方向への移動を規制させると共に、工具掛部49に
より回動させられる。そして、この版張りカム軸47は
、そのカム47aが前記微調整ボルト45の先端部に当
接しているから、工具掛部49に工具を掛けて、版張り
カム軸47を回動させることにより、カム47aが弾発
ばね48のばね力に抗して尻側版締め部6の尻側下歯2
8を版張り方向に進退させることが出来る。
尚、第1図中53は版胴2の回転軸54を支持する軸受
であり、該軸受53は本体フレーム55にボルト56に
より強固に固定さている。
次に上記構成になる枚葉印刷機の版締め装置lの使用方
法について述べる。
版の取り付けは、まず版締め装置lを第5図の状態にす
る。つまり、咬え側及び尻側カム軸lO及び29に設け
られた工具掛部22及び41に工具を夫々掛けて、咬え
側及び尻側カム軸IO及び29を夫々回動させて、カム
10a及び29aの切欠部tob及び29bを第5図の
ように斜め左上方向に夫々向ける。これにより、咬え側
及び尻側上歯固定ビン11及び30は1弾発ばね15及
び34のばね力に抗して垂直方向上方に夫々押し上げら
れ、咬久側及び尻側上歯8及び27が上方に持ち上げら
れて夫々開く。
次に2版張りカム軸47に設けられた工具掛部49に工
具を掛けて、版張りカム軸47を回動させて、カム47
aの切欠部47bを第5図のように右方向に向けると1
弾発ばね48により微調整ボルト45の先端部が版張り
カム軸47に押し付けられているので、尻側版締め部6
が左側に寄った状態になる(第5図参照)。
次に、咬え側版締め部5に版4を取り付けやすい位置ま
で版胴2を回動させ1版4の一端4aを咬え側上歯8と
咬え側下歯9との間に差し込む、そして、咬え側カム軸
10の工具掛部22に工具を掛け、咬え側カム軸10を
時計方向に回転し、咬え側カム軸10に設けられたカム
10aの切欠部lObを上方向に向けると、弾発ばね1
5のばね力にて咬え側止歯固定ビン11が垂直方向に押
し下げられて咬え側止m8を閉じる。
この際、咬え側止歯8の版咬え面8aは、咬え側下歯9
の版咬え面9a上に載っている版4の一端4aに対して
垂直方向に押し下げられて、版4の一端4aを締め付け
るから、版4はこれら咬え側止歯及び下歯8及び9の版
咬え面8a及び9a上から移動しない。
咬λ側版締め部5による版4の締め付けが完了したら、
版4を版胴2表面に密着させながら、尻側版締め部6に
版4を取り付けやすい位置まで版胴2を回動させ1版4
の他端4bを尻側上歯27と尻側下歯28との間に差し
込む、そして、尻側カム軸29の工具掛部41に工具を
掛け、尻側カム軸29を時計方向に回転し、尻側カム軸
29に設けられたカム29aの切欠部29bを上方向に
向けると、弾発ばね34のばね力にて尻側上歯固定ビン
30が垂直方向に押し下げられて尻側上歯27を閉じる
この際、尻側上歯27の版咬^面27aは、尻側下歯2
8の版咬え面28a上に載っている版4の他端4bに対
して垂直方向に押し下げされて2版4の他端4bを締め
付けるから1版4はこれら尻側上歯及び下歯27及び2
8の版咬え面27a及び28a上から移動しない。
咬え側及び尻側版締め部5及び6による版4の両端4a
及び4bの締め付けが完了したら、版張りカム軸47を
反時計方向に回転し1版張りカム軸47に設けられたカ
ム47aの切欠部47bを斜め右上方向に向けると、尻
側版締め部6を第3図中右側に移動させ、版4の弛みを
なくし版11ii12表面に密着させて1版4の版胴2
への取り付けが完了する(第3図参照)。
版4の取り外しは、上述の版4の取り付けの順序の逆を
行なえば良い。
[発明の効果1 以上詳述したように、本発明の枚葉印刷機の版締め装置
によれば、咬え側及び尻側版締め部は、これらの咬え側
及び尻側カム軸を弾性部材の付勢力に抗して夫々回動さ
せることにより、咬え側止歯及び下歯の版咬え面が相互
に垂直方向に接離する共に尻側上歯及び下歯の版咬え面
が相互に垂直方向に接離し1版を咬え若しくは放すこと
ができる。
従って1本発明は、咬え側及び尻側上歯が垂直方向に上
下動することにより版を締め付けているので、版を締め
付けるときに版を押し出す状態は全くなく、版胴に対す
る版の取り付は精度が向上して版胴に版を装着した際版
の歪みがな(、各印刷ユニットで印刷される絵柄の位置
を一致させることが出来、多色刷であっても優美な印刷
物を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は本発明の枚葉印刷機の版締め装置の斜視図、第2図
は枚葉印刷機の版締め装置の平面図、第3図は第2図の
A−A線に沿う断面を示すもので咬え側及び尻側上歯を
閉じ版締めを行なっている状態の断面図、第4図は第2
図のB−Bliに沿う断面図、第5図は第2図のA−A
線に沿う断面を示すもので咬え側及び尻側上歯を開いた
状態の断面図である。第6図乃至第9図は従来例を示す
もので5第6区は従来の枚葉印刷機の手動式による版締
め装置の平面図、第7図は第6図のC−C線に沿う断面
を示すもので咬え及び尻側上歯を開いた状態の断面図、
第8図は第6図のD−D線に沿う断面を示すもので咬え
側及び尻側上歯を閉じ版締めを行なっている状態の断面
図、第9図は第6図のC−C線に沿う断面図を示すもの
で版張りカム軸を回動して版を張っている状態の断面図
であるl・・・−・枚葉印刷機の版締め装置 2・・・−・・版胴      3・・・・・−凹部4
・・・−・・版 5・・・・・・咬え側版締め部 6・・・・・・尻側版
締め部7−・・・・・版張り部 8a−・−・・−版咬λ面 8・・−・・・咬え側止歯 9・・・・・・咬え側下歯 IO−・・・・・咬え側カム軸 15・−・・・弾発ばね(弾性部材) 27・・・−・・尻側上歯    27a28・・・・
・・尻側下歯    28a29・・・・・・尻側カム
軸 34・・・・・・弾発ばね(弾性部材)47−・・・−
版張りカム軸 9a・・・・・・版咬え面 ・・−・・版咬え面 ・−・・−版咬え面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)版胴に設けられた凹部内に、咬え側カム軸を回動
    させて咬え側上歯及び下歯にて版を咬え若しくは放す咬
    え側版締め部と、尻側カム軸を回動させて尻側上歯及び
    下歯にて前記版を咬え若しくは放す尻側版締め部と、該
    尻側版締め部を張り側若しくは緩め側に版張りカム軸を
    回動させることにより移動させる版張り部とを夫々装着
    してなる枚葉印刷機の版締め装置において、前記咬え側
    版締め部は、前記咬え側上歯及び下歯をこれらの版咬え
    面が相互に垂直方向に接離するように形成し、これら咬
    え側上歯及び下歯のいずれかを垂直方向に付勢する弾性
    部材を設け、該弾性部材の付勢力に抗して前記咬え側カ
    ム軸を回動させることにより前記咬え側上歯及び下歯を
    垂直方向に移動させ、版を咬え若しくは放してなり、且
    つ、前記尻側版締め部は、前記尻側上歯及び下歯をこれ
    らの版咬え面が相互に垂直方向に接離するように形成し
    、これら尻側上歯及び下歯のいずれかを垂直方向に付勢
    する弾性部材を設け、該弾性部材の付勢力に抗して前記
    尻側カム軸を回動させることにより前記尻側上歯及び下
    歯を垂直方向に移動させ、前記版を咬え若しくは放して
    なることを特徴とする枚葉印刷機の版締め装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04278355A (ja) * 1990-12-21 1992-10-02 Heidelberger Druckmas Ag 高速クランプ装置
DE4214206A1 (de) * 1992-04-30 1993-11-04 Roland Man Druckmasch Vorrichtung zum betaetigen einer klemmschiene gegenueber der spannschiene des plattenzylinders einer rotationsdruckmaschine, insbesondere bogenoffsetdruckmaschine
DE4410385A1 (de) * 1994-03-25 1995-09-28 Roland Man Druckmasch Vorrichtung zum Befestigen von Druckplatten

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