JP2000271098A - 介護システム - Google Patents

介護システム

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JP2000271098A
JP2000271098A JP11845599A JP11845599A JP2000271098A JP 2000271098 A JP2000271098 A JP 2000271098A JP 11845599 A JP11845599 A JP 11845599A JP 11845599 A JP11845599 A JP 11845599A JP 2000271098 A JP2000271098 A JP 2000271098A
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caregiver
signal
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幸治 高田
Kiyoshi Wakabayashi
潔 若林
Noboru Hasegawa
登 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】被介護者がベッドから離れた場合に管理室等
にいる介護者に文字や音声で被介護者がベッドから離れ
たことを報知し、介護者が常に監視手段を見ている必要
がなく、介護者の負担の軽減が図れる介護システムを提
供する。 【解決手段】ベッド上の被介護者の臥床状態を検出し、
ベッド上の被介護者の存在を検出したときに検出信号を
出力する臥床検出手段(10)と、介護者が存在するこ
とを示す介護者信号を通報手段(50A,50C)に送
信する送信機(40)と、ベッド毎に付与された識別コ
ードを予め記憶し、送信機(40)から送信される介護
者信号を受信する通報手段(50A,50C)と、通報
手段(50A,50C)が出力する識別コードが入力す
ると、当該識別コードの入力を報知する監視手段(6
0)とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院、老人介護施
設、在宅等において、介護者が被介護者、例えば病人、
痴呆老人の介護を行う際に、被介護者がベッドから離れ
たときに、そのことを介護者に知らせる介護システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院や老人ホームなどの施設で
は、病人、痴呆老人等が介護者の介助なしにベッドから
降りることを防止するため、ベッドにベッド柵を設けて
患者がベッドから離れ介護者の介護のもとを離れること
を防止している。
【0003】また、例えば病院の各病室において、被介
護者がベッドに臥床しているか否か、あるいは、臥床し
ているベッド上の被介護者の姿勢を監視するために、病
室にカメラを設置し、通例病室とは離れた場所(位置)
にある介護者のいる管理室等にカメラからの画像を表示
し、この画像を管理室にいる介護者が監視することによ
り被介護者を監視している。
【0004】また更に、図15及び図16に示すよう
に、ベッド101のマットレス102上、あるいは、ベ
ッド101の脚130a,130bの下に感圧センサ1
10a,110b,110c,110d,110e,1
10f,110g、120a、120bを複数個敷設あ
るいは配設し、例えば、腰部分の感圧センサのみに圧力
が加わる場合には被介護者がベッドから起上がりベッド
から離れようとしていると判断し、また、いずれの感圧
センサ110a,110b,110c,110d,11
0e,110f,110g、120a、120bにも所
定値以上の圧力が加わらない場合には介護者がベッドか
ら離れたと判断し、ベッドが置かれた病室と離れた場所
にある介護者のいる管理室等に警報を表示するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものにあっては、 介護者がベッド柵をベッド枠の側部に設けた柵受に支
持しセットしたとしても、被介護者が勝手にベッド柵を
柵受から取外してしまうことがあり、被介護者がベッド
を離れるのを確実に防ぐことができない; 病室に設置したカメラの画像を監視する場合、カメラ
からの画像を常時介護者が監視していなければならず、
その分介護者の労働負担が増える; 敷設した感圧センサに偏って圧力が加わる場合(例え
ば、腰部分の感圧センサのみに圧力が加わる場合)、被
介護者がベッドから起上がりベッドから離れようとして
いるのか、あるいはベッド上で単に小さくなって横にな
っているのか等、被介護者の姿態を識別することができ
ないため、管理室等では不要な警報を表示してしまう; 被介護者が介護者の介助のもとにベッドから離れた場
合であっても、管理室等では警報が表示されるため、介
護者は、被介護者を入浴等のためにベッドから連れ出す
たびに、このシステムを解除するかあるいはインタホン
等により管理室にいる他の介護者に連絡しなければなら
ず、介護者の手間がかかり、この点でも介護者に負担を
強いることになる;という問題点があった。
【0006】従って、本発明の目的は、被介護者がベッ
ドから離れた場合に管理室等にいる介護者に文字や音声
で被介護者がベッドから離れたことを報知し、介護者が
常に監視手段を見ている必要がなく、介護者の負担の軽
減が図れる介護システムを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、被介護者がベッドか
ら起上がってベッドから離れようとしているのか、ある
いは、ベッド上で単に小さくなって横になっているのか
等、被介護者の姿態を確実に把握することができ、しか
も管理室等で不要な警報を表示することがない介護シス
テムを提供することにある。
【0008】本発明のもう一つ他の目的は、被介護者が
ベッドから離れた場合であっても、付近に介護者がいる
場合には管理室等に設置した監視手段へは警報が表示さ
れず、介護者がシステムを解除したり、インタホン等に
より管理室にいる他の介護者に連絡する等の手間がかか
らない介護システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載された介護システムは、ベッド上の
被介護者の臥床状態を検出し、ベッド上の被介護者の存
在を検出したときに検出信号を出力する臥床検出手段
と、介護者が存在していることを示す介護者信号を通報
手段に送信する送信機と、ベッド毎に付与された識別コ
ードを予め記憶し、前記臥床検出手段からの検出信号に
基づき被介護者がベッド上に存在しないと判断したとき
に、前記送信機から送信される介護者信号を受信してい
ない場合には、記憶した対応するベッドの識別コードを
監視手段に出力し、一方前記送信機から送信される介護
者信号を受信している場合には、記憶した対応するベッ
ドの識別コードの出力をキャンセルする通報手段と、該
通報手段が出力する識別コードが入力すると、当該識別
コードの入力を報知する監視手段とから構成されること
を特徴としている。
【0010】請求項2に記載された介護システムは、感
圧センサ群を形成する複数の感圧センサにより構成さ
れ、被介護者の使用するベッドに加えられる圧力に応じ
た検出信号を出力する臥床検出手段と、所定の高さ位置
に配設されて人体の存否を検知し、人体を検知したとき
には人体検知信号を出力する人体検知センサと、ベッド
毎に付与された識別コードを予め記憶し、前記臥床検出
手段からの検出信号に基づきベッド上の圧力分布を求
め、ベッド上の圧力分布に偏りが発生し、かつ前記人体
検知センサから人体検知信号が入力したときには、予め
記憶している識別コードを出力する通報手段と、該通報
手段が出力する識別コードが入力すると、当該識別コー
ドの入力を報知する監視手段とから構成されることを特
徴としている。
【0011】請求項3に記載された介護システムは、介
護者が存在することを示す介護者信号を上記通報手段に
送信する送信機を更に備え、上記通報手段は、ベッド上
の圧力分布に偏りが発生し、かつ上記人体検知センサか
ら人体検知信号が入力したときに上記送信機からの介護
者信号を受信している場合には、識別コードの出力をキ
ャンセルすることを特徴としている。
【0012】請求項4に記載された介護システムは、被
介護者用にベッドに設けたベッド柵と、このベッド柵を
支持する柵受との支持状態を検知する柵検知手段と、ベ
ッド毎に付与された識別コードを予め記憶し、ベッド柵
が柵受に支持されていないことを前記柵検知手段が検知
したときには、予め記憶した識別コードを出力する通報
手段と、該通報手段からの識別コードが入力すると、当
該識別コードの入力を報知する監視手段とから構成され
ることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載された介護システムは、介
護者が存在することを示す介護者信号を上記通報手段に
送信する送信機を更に備え、上記通報手段は、ベッド柵
が柵受に支持されていないことを上記柵検知手段が検知
し、かつ上記送信機からの介護者信号を受信している場
合には、識別コードの出力をキャンセルすることを特徴
としている。
【0014】請求項6に記載された介護システムは、感
圧センサ群を形成する複数の感圧センサより構成され、
被介護者の使用するベッドに加えられる圧力に応じた検
出信号を出力する臥床検出手段と、被介護者用にベッド
に設けたベッド柵と、このベッド柵を支持する柵受との
支持状態を検知する柵検知スイッチと、ベッド毎に付与
された識別コードを予め記憶し、前記臥床検出手段から
の検出信号に基づきベッド上の被介護者の存否を判断
し、ベッド上に被介護者が存在する状態から存在しない
状態に変化したとき、あるいは、ベッド上に被介護者が
存在しない状態から存在する状態に変化したときに、ベ
ッド柵が柵受に支持されていることを前記柵検知手段が
検知する場合には識別コードを出力する通報手段と、該
通報手段からの識別コードが入力すると、当該識別コー
ドの入力を報知する監視手段とから構成されることを特
徴としている。
【0015】請求項7に記載された介護システムは、介
護者信号を上記通報手段に送信する送信機を更に備え、
上記通報手段は、ベッド上に被介護者が存在する状態か
ら存在しない状態に変化したとき、あるいは、ベッド上
に被介護者が存在しない状態から存在する状態に変化し
たときに、ベッド柵が柵受に支持されていることを上記
柵検知手段が検知し、かつ上記送信機からの介護者信号
を受信している場合には、上記識別コードの出力をキャ
ンセルすることを特徴としている。
【0016】請求項8に記載された介護システムは、上
記監視手段は、上記通報手段が記憶している識別コード
に対応する、ベッドを使用する被介護者の個別情報を予
め記憶し、上記通報手段からの識別コードが入力する
と、当該識別コードに対応する個別情報を報知すること
を特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本願に係る介護システムにあって
は、臥床検出手段、人体検知センサ、ランプ、送信機、
通報手段、監視手段、柵検知手段を具備するとよい。
【0018】臥床検知手段は、ベッド上の被介護者の存
否を検出し、ベッド上の被介護者の存在を検出したとき
には検出信号を出力する。この臥床検出手段は、ベッド
のマットレス上に敷設した複数個の感圧センサにより、
あるいは、ベッドの脚の下に敷設した複数個の感圧セン
サにより、圧力を検出する臥床検出手段として構成する
とよい。
【0019】人体検知センサは、所定の高さ位置に配設
されて人体の存否を検知し、人体を検知したときには人
体検知信号を出力する。
【0020】ランプは、ベッドが置かれた病室の出入口
や当該ベッド付近に設置され、通報手段からの点灯信号
が入力すると点灯する。
【0021】送信機は、介護者が存在することを示す介
護者信号を通報手段に送信する。この送信機は、通報手
段に対し、常に介護者信号を送信するか、あるいは通報
手段の付近で所定の区域に入ったときに介護者信号を送
信するものを用いる。
【0022】通報手段は、ベッド毎に付与された識別コ
ードを予め記憶し、送信機から送信される介護者信号を
受信する。
【0023】監視手段は、通報手段が記憶している識別
コードに対応する、ベッドを使用する被介護者の個別情
報を予め記憶し、通報手段が出力する識別コードが入力
すると、当該識別コードに対応する被介護者の個別情報
を報知する。
【0024】柵検知手段は、被介護者用にベッドに設け
たベッド柵と、このベッド柵を支持する柵受との支持状
態を検知する。この柵検知手段は柵検知スイッチにより
構成することができる。
【0025】
【実施例】以下に、本願の介護システムの実施例につい
て図面を用いて説明する。 (実施例1) [構成]図1に介護システムの第1の実施例の概念構成
図を、図3に介護システムの第1の実施例のブロック構
成図を示す。図1、図3において、介護システム1A
は、介護室(例えば、病室)に設置された臥床検出手段
10、人体検知センサ20、ランプ30、送信機40、
通報手段50Aと、監視手段60を具備している。
【0026】このうち、前記臥床検出手段10は、介護
者が使用するベッド101のマットレス102上に敷設
した、感圧センサ群を形成する複数の感圧センサ10
a,10b,10c,10d,10eによって構成され
る。各感圧センサ10a,10b,10c,10d,1
0eは、ベッド101上で臥床している被介護者Mを検
出し、ベッド101(マットレス102)上の被介護者
Mの存在を検知したときは、ベッド(マットレス)に加
えられる圧力に応じた検出信号を前記通報手段50Aに
出力する。符号103はシーツである。
【0027】前記人体検知センサ20は、ベッド付近の
壁面の所定高さ位置に設置され、所定の高さの人体(特
に被介護者)Mの存否を検知し、人体を検知したときに
は人体検知信号を前記通報手段50Aへ出力する。当該
人体検知センサ20は、ベッド上に座った被介護者Mの
存否を検知する高さ位置に配設され、図1の斜線で示さ
れるように人体検知領域Zを有する。
【0028】前記ランプ30は、ベッドが置かれた病室
の出入口や当該ベッド付近に設置され、前記通報手段5
0Aからの点灯信号が入力すると点灯する。
【0029】前記送信機40は、介護者Sのポケット9
0に入れられるサイズに形成され(図1、図2参照)、
常時介護者Sが携帯(保持)し、前記通報手段50Aに
対して常に介護者信号を送信する。
【0030】前記通報手段50Aは、信号処理部51
A、識別コード記憶部52、受信部53を具備してい
る。
【0031】前記信号処理部51Aは、前記臥床検出手
段10を構成する感圧センサ群からの検出信号に基づき
ベッド上の圧力分布を求める。そして、ベッド上の圧力
分布に偏りがあり、かつ前記人体検知センサ20から人
体検知信号が入力している場合には、前記受信部53か
ら介護者信号が入力しているか否かを確認する。このと
き、前記受信部53から介護者信号が入力していれば処
理は終了し、一方前記受信部53から介護者信号が入力
していなければ、前記識別コード記憶部52に記憶して
いる識別コードを読み込み、前記監視手段60に対し当
該識別コードを出力する。
【0032】前記識別コード記憶部52は、前記臥床検
出手段10を設置したベッド毎に付与された識別コード
を予め記憶している。
【0033】前記受信部53は、前記送信機40から送
信される介護者信号を受信し、当該介護者信号を前記信
号処理部51Aに出力する。
【0034】前記監視手段60は、病室とは離れた場所
にある管理室に設置され、信号処理部61、表示部6
2、個別情報記憶部63とから構成されている。
【0035】前記信号処理部61は、前記通報手段50
Aからの識別コードが入力すると、前記個別情報記憶部
63に記憶している個別情報のうち当該識別コードに対
応する個別情報を読み込み、前記表示部62に出力す
る。
【0036】前記表示部62は、前記信号処理部61か
らの個別情報が入力すると、当該個別情報を表示する。
【0037】前記個別情報記憶部63は、前記臥床検出
手段10が設置されているベッドを使用している被介護
者の氏名や部屋番号等の個別情報を当該ベッドに付与さ
れている識別コードに対応させて記憶している。
【0038】[動 作]次に、介護システム1Aの動作
を、図4に示す通報手段50Aのフローチャート、図5
に示す監視手段60のフローチャート、及び図6に示す
通報手段50Aのタイムチャートを用いて説明する。
【0039】通報手段50Aの信号処理部51Aは、予
め被介護者が就寝状態にあるときの各感圧センサ10
a,10b,10c,10d,10eからの検出信号
(各感圧センサ10a,10b,10c,10d,10
eに加えられる圧力値)を予め記憶している。
【0040】今、被介護者が起上がり、ベッド上の頭部
側に座ると、頭部側に配設された感圧センサ、例えば、
10a,10bに比較的大きな圧力が加わり、足下の感
圧センサ10d,10eへの圧力の加重がなくなる。こ
のため、通報手段50Aの信号処理部51Aにてベッド
上の圧力分布に偏りが発生したことが検出される(S1
1)。
【0041】信号処理部51Aは、ベッド上の圧力分布
に偏りが発生したと判断すると、人体検知センサ20か
らの人体検知信号が入力しているか否かを判断する(S
12)。
【0042】その後、被介護者がベッドから降りようと
してベッド上に座ると、人体検知センサ20がこの介護
者を検知し、人体検知信号を出力する。
【0043】通報手段50Aの信号処理部51Aは、人
体検知センサ20からの人体検知信号が入力すると、受
信部53から介護者信号が入力しているか否か(このベ
ッド付近に介護者がいるか否か)を判断する(S1
3)。
【0044】付近に介護者がいる場合は、介護者が常に
保持している送信機40から送信される介護者信号が受
信部53を介して信号処理部51Aに入力しており、信
号処理部51Aは、人体検知センサ20からの人体検知
信号が入力しても監視手段60に対して識別コードの出
力は行わない。
【0045】一方、信号処理部51Aは、人体検知セン
サ20からの人体検知信号が入力したときに受信部53
から介護者信号が入力していない場合は(ベッド付近に
介護者がいない場合は:S13)、識別コード記憶部5
2に記憶している識別コードを読み込み(S14)、当
該識別コードを監視手段60に出力するとともに(S1
5)、ランプ30に対し点灯信号を出力する(S1
6)。
【0046】ランプ30は、通報手段50Aからの点灯
信号が入力すると、点灯する(S16)。
【0047】監視手段60の信号処理部61は、通報手
段50Aからの識別コードが入力すると(S21)、個
別情報記憶部63に記憶している個別情報のうち、当該
識別コードに対応する個別情報を読み込み(S22)、
表示部62に出力する。
【0048】表示部62は、信号処理部61からの個別
情報が入力すると、当該個別情報を表示する(S2
3)。
【0049】通報手段50Aの信号処理部51Aは、ス
テップ15で監視手段60へ識別コードを出力した後、
または介護者の介護のもとで、被介護者がベッドから離
れ感圧センサ10a,10b,10c,10d,10e
への圧力の加重がなくなった(S18)後、被介護者が
再度ベッドに戻り感圧センサに圧力が加わると(S1
7)、最初の処理に戻り、感圧センサからの検出信号に
基づきベッド上の圧力分布に偏りが発生したか否かの判
断を行う。
【0050】実施例1は以上の如く構成され動作するも
のであり、実施例1によれば次のことが可能となる。 臥床検出手段10からの検出信号および人体検知セン
サ20からの人体検知信号の入力に基づき、被介護者が
ベッドから離れたことを検出した場合は、管理室等で警
報を表示するように構成されているため、被介護者がベ
ッドから離れたことを介護者に報知することが可能であ
る。 臥床検出手段10からの検出信号に加え、人体検知セ
ンサ20からの人体検知信号が入力したときにのみ被介
護者がベッドから離れたと判断しているため、例えば、
被介護者が起き上がりベッドから離れようとしているの
か、ベッド上で小さくなって横になっているのかを識別
することが可能であり、管理室等で不要な警報を表示し
てしまうことを防ぐことができる。 通報手段50Aは、被介護者がベッドから離れたと判
断した場合であっても、介護者が携帯(保持)する送信
機40からの信号を受信しているとき、すなわち被介護
者の付近に介護者のいることが確認されたときは、被介
護者は介護者の介護のもとにベッドから離れたと判断
し、管理室等で不要な警報を表示してしまうことを回避
できる。
【0051】(実施例2)図7に介護システムの第2の
実施例の概念構成図を、図9に介護システムの第2の実
施例のブロック構成図を示す。 〔構 成〕図7、図9において、介護システム1Bは、
ランプ30、送信機40、通報手段50B、監視手段6
0、柵検知手段70を具備している。実施例2が、 (1)ランプ30を具備している点; (2)送信機40を具備している点: (3)信号処理部51B、識別コード記憶部52、受信
部53を備えた通報手段50Bを具備している点; (4)信号処理部61、示部62、個別情報記憶部63
を備えた監視手段60を具備している点;は第1の実施
例と同じであるが、実施例2が、 (5)被介護者用にベッド101に設けた左右一対のベ
ッド柵91,92と、このベッド柵91,92の柵部9
3a,93b,93c、94a,94b,94cを支持
する柵受95a,95b,95c(柵部94a,94
b,94cを支持する柵受は図示せず)との支持状態を
検知する柵検知手段70を具備している点(柵検知手段
70は、柵受に設置された柵検知スイッチにより構成さ
れる(図8参照)。この柵検知手段70は、就寝中に被
介護者がベッドから落下したり、被介護者が介護者の介
護なしにベッドから降りることを防止するために設けた
ベッド柵が、ベッド枠に設けた柵受に支持されているか
否かを検知する。そして、柵検知手段70は、ベッド柵
が柵受に支持されているときにはON信号を、ベッド柵
が柵受から取外され支持されていないときにはOFF信
号を出力する。); (6)通報手段50Bを構成する識別コード記憶部52
は第1の実施例と同様にベッド毎に付与された識別コー
ドを予め記憶しているが、通報手段50Bを構成する信
号処理部51Bが、前記柵検知手段70からの入力信号
がON信号からOFF信号に変化したときには前記受信
部53から介護者信号が入力しているか否かを確認し、
この際、前記受信部53から介護者信号が入力していれ
ば処理を終了し、一方前記受信部53から介護者信号が
入力していなければ識別コード記憶部52に記憶してい
る識別コードを読み込んで、前記監視装置60に対し当
該識別コードを出力する処理を行う点;が第1の実施例
と異なる。
【0052】〔動 作〕次に、介護システム1Bの動作
を、図10に示す通報手段50Bのフローチャート、図
5に示す監視手段60のフローチャート、及び図11に
示す通報手段50Bのタイムチャートを用いて説明す
る。
【0053】通報手段50Bの信号処理部51Bは、柵
検知手段70から入力しているON信号がOFF信号に
変化したか否か(上述の通り、被介護者が就寝中に落下
したり介護者の介護なしにベッドから降りることを防止
するためにベッドに設けたベッド柵が、柵受に支持され
ているか否か)を確認している。
【0054】今、被介護者が、ベッドから離れるために
ベッド柵91を柵受け95a,95b,95cから取外
すと、柵検知手段70からOFF信号が出力される。す
なわち、通報手段50Bの信号処理部51Bには、柵検
知手段70からON信号に変えてOFF信号が入力する
ことになる。
【0055】信号処理部51Bは、柵検知手段70から
の入力信号がON信号からOFF信号に変化すると(S
31)、受信部53から介護者信号が入力しているか否
か(このベッド付近に介護者がいるか否か)を判断する
(S32)。
【0056】付近に介護者がいる場合は、介護者が常に
保持している送信機40から送信される介護者信号が受
信部53を介して信号処理部51Bに入力しているた
め、信号処理部51Bは、監視手段60に対して識別コ
ードの出力を行わない。
【0057】一方、信号処理部51Bは、受信部53か
ら介護者信号が入力していない場合(ベッド付近に介護
者がいない場合)は、識別コード記憶部52に記憶して
いる識別コードを読み込み(S33)、当該識別コード
を監視手段60に出力するとともに(S34)、ランプ
30に対し点灯信号を出力する(S35)。そして、最
初の処理に戻り、柵検知スイッチ70からの入力信号が
ON信号からOFF信号に変化したか否かの判断を行
う。
【0058】ランプ30は、通報手段50Bからの点灯
信号が入力すると、点灯する。
【0059】監視手段60の信号処理部61は、通報手
段50Bからの識別コードが入力すると(S21)、個
別情報記憶部63に記憶している個別情報のうち、当該
識別コードに対応する個別情報を読み込み(S22)、
表示部62に出力する。
【0060】表示部62は、信号処理部61からの個別
情報が入力すると、当該個別情報を表示する(S2
3)。
【0061】実施例2は以上の如く構成され動作するも
のであり、実施例2によれば次のことが可能となる。 通報手段50Bは、柵検知手段70からのON信号、
OFF信号の入力に基づいて、被介護者がベッド柵を柵
受から取外してベッドから離れようとしている、あるい
は、ベッドに上がろうとしていると判断し、この場合に
は管理室等で警報を表示するようにしているため、被介
護者がベッドの上り下りを行おうとしていることを確実
に介護者に報知することが可能となる。 通報手段50Bは、被介護者がベッドの上り下りを行
おうとしていると判断した場合であっても、介護者が保
持する送信機40からの信号を受信しているときは(被
介護者の付近に介護者がいることが確認されたとき
は)、被介護者は介護者の介護のもとにベッドの上り下
りを行っていると判断し、管理室等で不要な警報を表示
することを回避できる。
【0062】(実施例3)図12に介護システムの第3
の実施例のブロック構成図を示す。 〔構 成〕図12において、介護システム1Cは、臥床
検出手段10、ランプ30、送信機40、通報手段50
C、監視手段60、柵検知手段70を具備している。
【0063】臥床検出手段10、ランプ30、送信機4
0は実施例1のそれぞれの手段と同じ構成をとり、また
柵検知手段70は実施例2のその手段と同じ構成をとる
ため、ここでは、これらの手段の説明は省略する。ま
た、監視手段60は実施例1、実施例2のその手段と同
様、信号処理部61、表示部62、個別情報記憶部63
を具備している。
【0064】通報手段50Cは、信号処理部51C、識
別コード記憶部52、受信部53とから構成されてい
る。なお、識別コード記憶部52および受信部53の構
成は、実施例1と同じであるので、ここではこれらの各
部の説明は省略する。
【0065】前記信号処理部51Cは、前記柵検知手段
70からON信号が入力された状態で前記臥床検出手段
10を構成する感圧センサ10a,10b,10c,1
0d,10eからの検出信号に基づき、ベッド上に加わ
る圧力が変化した場合に(所定値以上の圧力が加わって
いる状態から圧力が所定値以下になった、または、圧力
値が所定値以下の状態から所定値以上になった場合
に)、前記受信部53から介護者信号が入力しているか
否かを確認する。この際、前記受信部53から介護者信
号が入力していれば処理は終了するが、前記受信部53
から介護者信号が入力していなければ、前記識別コード
記憶部52に記憶している識別コードを読み込み、前記
監視手段60に対し当該識別コードを出力する。
【0066】〔動 作〕次に、介護システム1Cの動作
を、図13に示す通報手段50Cのフローチャート、図
5に示す監視手段60のフローチャート、及び図14に
示す通報手段50Cのタイムチャートを用いて説明す
る。
【0067】通報手段50Cの信号処理部51Cは、ま
ず、臥床検出手段10からの検出信号に基づき、感圧セ
ンサ10a,10b,10c,10d,10eに圧力が
加えられているか否か、すなわち、ベッド上に被介護者
がいるか否かを判断する(S41)。感圧センサ10
a,10b,10c,10d,10eに圧力が加えられ
ていれば、ベッド上に被介護者がいると判断しステップ
42に進み、感圧センサ10a,10b,10c,10
d,10eに圧力が加えられていなければ、ベッド上に
被介護者がいないと判断しステップ48に進み、それぞ
れ、柵検知手段70からのON信号が入力しているか否
か(就寝中に被介護者が落下するのを防止するためにベ
ッド枠に立てるベッド柵が柵受に支持されているか否
か)を確認する(S42、S48)。
【0068】今、ベッド上にいる被介護者が、柵が立て
られた状態のままベッドから離れようとすると、感圧セ
ンサ10a,10b,10c,10d,10eに加わっ
ている圧力がなくなる。すると、通報手段50Cを構成
している信号処理部51Cに、柵検知手段70からのO
N信号が入力するとともに(S42)、変化した感圧セ
ンサ10a,10b,10c,10d,10eの検出信
号が入力する(S43)。
【0069】また、ベッドから離れていた被介護者が、
柵が立てられた状態のままベッドに戻ろうとすると、感
圧センサ10a,10b,10c,10d,10eに圧
力が加わる。すると、通報手段50Cを構成している信
号処理部51Cに、柵検知手段70からON信号が入力
するとともに(S48)、変化した感圧センサ10a,
10b,10c,10d,10eの検出信号が入力する
(S49)。
【0070】信号処理部51Cは、変化した感圧センサ
10a,10b,10c,10d,10eの検出信号が
入力すると(S43、S49)、受信部53から介護者
信号が入力しているか否か(このベッド付近に介護者が
いるか否か)を判断する(S44)。
【0071】付近に介護者がいる場合は、介護者が常に
保持している送信機40から送信される介護者信号が受
信部53を介して信号処理部51Cに入力しているた
め、信号処理部51Cは、監視手段60に対して識別コ
ードの出力は行わない。
【0072】一方、信号処理部51Cは、受信部53か
ら介護者信号が入力していない場合は(ベッド付近に介
護者がいない場合は:S44)、識別コード記憶部52
に記憶している識別コードを読み込み(S45)、当該
識別コードを監視手段60に出力するとともに(S4
6)、ランプ30に対し点灯信号を出力する。そして、
最初の処理に戻り、感圧センサ10a,10b,10
c,10d,10eからの検出信号に基づきベッド上に
被介護者がいるか否かの判断を行う。
【0073】ランプ30は、通報手段50Aからの点灯
信号が入力すると、点灯する(S47)。
【0074】監視手段60の信号処理部61は、通報手
段50Cからの識別コードが入力すると(S21)、個
別情報記憶部63に記憶している個別情報のうち、当該
識別コードに対応する個別情報を読み込み(S22)、
表示部62に出力する。
【0075】表示部62は、信号処理部61からの個別
情報が入力すると、当該個別情報を表示する(S2
3)。
【0076】実施例3は以上の如く構成され動作するも
のであり、実施例3によれば次のことが可能となる。 通報手段50Cは、臥床検出手段10からの検出信号
および柵検知手段からのON信号、OFF信号の入力に
基づいて、被介護者がベッド柵を立てたままベッドから
離れようとしている、あるいは、ベッドに上がろうとし
ていると判断した場合は、管理室等で警報を表示するよ
うにしているため、被介護者がベッド柵を立てたままベ
ッドの上り下りを行おうとしていることを確実に介護者
に報知することが可能となる。 通報手段50Cは、被介護者がベッドの上り下りを行
おうとしていると判断した場合であっても、介護者が保
持する送信機40からの信号を受信しているときは(被
介護者の付近に介護者がいることが確認されたとき
は)、被介護者は介護者の介護のもとにベッドの上り下
りを行っていると判断し、管理室等で不要な警報を表示
することを回避できる。
【0077】
【発明の効果】本発明は以上の通り構成され、本発明に
よれば次の効果を奏する。 被介護者がベッドから離れた場合に管理室等にいる介
護者に文字や音声で被介護者がベッドから離れたことを
報知し、介護者が常に監視手段を見ている必要がなく、
介護者の負担の軽減が図れる介護システムが得られる。 被介護者がベッドから起上がってベッドから離れよう
としているのか、あるいは、ベッド上で単に小さくなっ
て横になっているのか等、被介護者の姿態を確実に把握
することができ、しかも管理室等で不要な警報を表示す
ることがない介護システムが得られる。 被介護者がベッドから離れた場合であっても付近に介
護者がいる場合には管理室等に設置した監視手段へは警
報が表示されず、介護者がシステムを解除したり、イン
タホン等により管理室にいる他の介護者に連絡する等の
手間がかからない介護システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る介護システムの第1の実施例の
概念構成図である。
【図 2】図1の介護システムを構成する送信機が介護
者の衣服のポケットに保持されていることを示す正面略
図である。
【図 3】本発明に係る介護システムの第1の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図 4】図3に示す介護システムを構成している通報
手段の動作を示すフローチャートである。
【図 5】図3、図9、図12に示す介護システムを構
成している監視手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【図 6】図3に示す介護システムを構成している通報
手段の動作を示すタイムチャートである。
【図 7】本発明に係る介護システムの第2の実施例の
概念構成図である。
【図 8】図7に示す介護システムを構成している柵検
知手段を示す部分拡大正面略図である。
【図 9】本発明に係る介護システムの第2の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す介護システムを構成している通報
手段の動作を示すフローチャートである。
【図11】図9に示す介護システムを構成している通報
手段の動作を示すタイムチャートである。
【図12】本発明に係る介護システムの第3の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示す介護システムを構成している通
報手段の動作を示すフローチャートである。
【図14】図12に示す介護システムを構成している通
報手段の動作を示すタイムチャートである。
【図15】感圧センサの従来例を示す平面略図である。
【図16】感圧センサの他の従来例を示す側面略図であ
る。
【符号の説明】
10 臥床検出手段 10a 感圧センサ 10b 感圧センサ 10c 感圧センサ 10d 感圧センサ 10e 感圧センサ 20 人体検知センサ 30 ランプ 40 送信機 50A 通報手段 50B 通報手段 50C 通報手段 51A 信号処理部 51B 信号処理部 51C 信号処理部 52 識別コード記憶部 53 受信部 60 監視手段 61 信号処理部 62 表示部 63 個別情報記憶部 70 柵検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 登 東京都港区元赤坂一丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 Fターム(参考) 4C341 LL30 5C086 AA60 BA07 CA19 CB20 DA14 FA06 FA17 5C087 AA03 AA10 AA37 BB02 BB74

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上の被介護者の臥床状態を検出し、
    ベッド上の被介護者の存在を検出したときに検出信号を
    出力する臥床検出手段と、 介護者が存在することを示す介護者信号を通報手段に送
    信する送信機と、 ベッド毎に付与された識別コードを予め記憶し、前記臥
    床検出手段からの検出信号に基づき被介護者がベッド上
    に存在しないと判断したときに、前記送信機から送信さ
    れる介護者信号を受信していない場合には、記憶した対
    応するベッドの識別コードを監視手段に出力し、一方前
    記送信機から送信される介護者信号を受信している場合
    には、記憶した対応するベッドの識別コードの出力をキ
    ャンセルする通報手段と、 該通報手段が出力する識別コードが入力すると、当該識
    別コードの入力を報知する監視手段とから構成されるこ
    とを特徴とする介護システム。
  2. 【請求項2】感圧センサ群を形成する複数の感圧センサ
    により構成され、被介護者の使用するベッドに加えられ
    る圧力に応じた検出信号を出力する臥床検出手段と、 所定の高さ位置に配設されて人体の存否を検知し、人体
    を検知したときには人体検知信号を出力する人体検知セ
    ンサと、 ベッド毎に付与された識別コードを予め記憶し、前記臥
    床検出手段からの検出信号に基づきベッド上の圧力分布
    を求め、ベッド上の圧力分布に偏りが発生し、かつ前記
    人体検知センサから人体検知信号が入力したときには、
    予め記憶している識別コードを出力する通報手段と、 該通報手段が出力する識別コードが入力すると、当該識
    別コードの入力を報知する監視手段とから構成されるこ
    とを特徴とする介護システム。
  3. 【請求項3】介護者が存在することを示す介護者信号を
    前記通報手段に送信する送信機を更に備え、 前記通報手段は、 ベッド上の圧力分布に偏りが発生し、かつ前記人体検知
    センサから人体検知信号が入力したときに前記送信機か
    らの介護者信号を受信している場合には、識別コードの
    出力をキャンセルすることを特徴とする請求項2に記載
    の介護システム。
  4. 【請求項4】被介護者用にベッドに設けたベッド柵と、
    このベッド柵を支持する柵受との支持状態を検知する柵
    検知手段と、 ベッド毎に付与された識別コードを予め記憶し、ベッド
    柵が柵受に支持されていないことを前記柵検知手段が検
    知したときには、予め記憶した識別コードを出力する通
    報手段と、 該通報手段からの識別コードが入力すると、当該識別コ
    ードの入力を報知する監視手段とから構成されることを
    特徴とする介護システム。
  5. 【請求項5】介護者が存在することを示す介護者信号を
    前記通報手段に送信する送信機を更に備え、 前記通報手段は、 ベッド柵が柵受に支持されていないことを前記柵検知手
    段が検知し、かつ前記送信機からの介護者信号を受信し
    ている場合には、識別コードの出力をキャンセルするこ
    とを特徴とする請求項4に記載の介護システム。
  6. 【請求項6】感圧センサ群を形成する複数の感圧センサ
    より構成され、被介護者の使用するベッドに加えられる
    圧力に応じた検出信号を出力する臥床検出手段と、 被介護者用にベッドに設けたベッド柵と、このベッド柵
    を支持する柵受との支持状態を検知する柵検知手段と、 ベッド毎に付与された識別コードを予め記憶し、前記臥
    床検出手段からの検出信号に基づきベッド上の被介護者
    の存否を判断し、ベッド上に被介護者が存在する状態か
    ら存在しない状態に変化したとき、あるいは、ベッド上
    に被介護者が存在しない状態から存在する状態に変化し
    たときに、ベッド柵が柵受に支持されていることを前記
    柵検知手段が検知する場合には識別コードを出力する通
    報手段と、 該通報手段からの識別コードが入力すると、当該識別コ
    ードの入力を報知する監視手段とから構成されることを
    特徴とする介護システム。
  7. 【請求項7】介護者信号を前記通報手段に送信する送信
    機を更に備え、 前記通報手段は、 ベッド上に被介護者が存在する状態から存在しない状態
    に変化したとき、あるいは、ベッド上に被介護者が存在
    しない状態から存在する状態に変化したときに、ベッド
    柵が柵受に支持されていることを前記柵検知手段が検知
    し、かつ前記送信機からの介護者信号を受信している場
    合には、前記識別コードの出力をキャンセルすることを
    特徴とする請求項6に記載の介護システム。
  8. 【請求項8】前記監視手段は、 前記通報手段が記憶している識別コードに対応する、ベ
    ッドを使用する被介護者の個別情報を予め記憶し、前記
    通報手段からの識別コードが入力すると、当該識別コー
    ドに対応する個別情報を報知することを特徴とする請求
    項1、2、4、6のいずれか一項に記載の介護システ
    ム。
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