JP2008059487A - 看視装置及び看視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】看視者が付き添っているときと、付き添っていないときとで異なる監視を自動的に切り替えて行うことができる看視装置を提供する。
【解決手段】看視室1に設置され被看視者3の起き上がりを検出する被看視者用センサ10と、看視室1に設置され看視者6の存在を検出する看視者用センサ11と、報知手段18と、制御装置13とを備える。制御装置13は、被看視者用センサ10及び看視者用センサ11と有線又は無線でそれぞれ接続され、被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がりを検出し看視者用センサ11が看視者6の不在を検出したときのみ、制御装置13によって自動的に報知手段18が作動する。このため看視者6はベッド5より離れて用事を安心して行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】看視室1に設置され被看視者3の起き上がりを検出する被看視者用センサ10と、看視室1に設置され看視者6の存在を検出する看視者用センサ11と、報知手段18と、制御装置13とを備える。制御装置13は、被看視者用センサ10及び看視者用センサ11と有線又は無線でそれぞれ接続され、被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がりを検出し看視者用センサ11が看視者6の不在を検出したときのみ、制御装置13によって自動的に報知手段18が作動する。このため看視者6はベッド5より離れて用事を安心して行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、入院患者、要介護者及び乳幼児等の介護や保護する必要がある者がベッドや床に敷いた敷布団から離れるに当たり看視するため等に用いられる看視装置に関するものである。
従来、身体障害を持ち、自力での日常生活動作が困難で、かつ注意力障害を併せ持つ注意力障害の障害者は、ナースコールを押すことを忘れたり、一人でできるような気がして行動を起こす場合が多いが、このような場合であって、付き添いの人がいないときには、ナースコールを押さずに一人で車椅子やポータブルトイレに移ろうとしてベッドから離れた直後に転倒するという事故が生じやすい。このように身体障害を持ち、自力での日常生活動作が困難で、かつ注意力障害を併せ持つ患者の転倒事故発生を未然に防止するために、障害者がナースコールを押さなくても、ベッドから離れるという行動を起こし始めた時点で自動的に当該障害者の行動をナースセンタにて把握することができるものとして、基地局と別の部屋内のベッドに付設され、被介護者が当該ベッドから離れようとしていることを検出するセンサであって、前記ベッドのマットレスの下側で、被介護者の肩甲骨部と腰部を支える位置に設置され、被介護者の体重の移動を感知する体重センサを少なくとも含むセンサと、当該センサからの信号によって作動開始が制御される当該基地局と別の部屋に設置されている赤外線CCDカメラと、基地局に設置されていて前記赤外線CCDカメラと有線又は無線で接続されている中央制御装置と、当該中央制御装置に備えられていて、前記赤外線CCDカメラからの有線又は無線を介した信号に基づいて作動を開始し前記赤外線CCDカメラで捕らえた画像を表示する手段とで構成され、赤外線CCDカメラには赤外線照明装置が付設されている安全管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特許第3198412号公報
しかし、比較的重症の障害者の場合には、障害者に常時介護者が付き添う必要がある。そして、介護者が付き添っている場合には障害者を介護者が看視、すなわち警戒して見守って介護することになるので、機械的に監視、すなわち注意して見張る必要はない。しかしながら、介護者がトイレに行くなどの用事ができたときには、機械的に監視する必要がある。
従来技術においては、介護者が付き添っていても障害者の離床を検知し作動してしまうというおそれがあった。そのためには、介護者が付き添っている場合には、機械的に監視状態を解除するために看視装置の解除スイッチを操作しなければならず、一方再び付き添う場合には介護者がスイッチを入れなければならないという煩雑な作業をしなければならないばかりか、スイッチを入れ忘れると不測の事態になってしまうおそれもある。
解決しようとする問題点は、被看視者の移動を検出する被看視者用センサを備えた看視装置において、看視者が付き添っているときと、付き添っていないときとで異なる監視を自動的に切り替えて行うことができる看視装置を提供する点である。
請求項1の発明は、看視室に設置され被看視者を検出する被看視者用センサと、前記看視室に設置され看視者を検出する看視者用センサと、報知手段とを備え、前記被看視者用センサ及び看視者用センサと有線又は無線でそれぞれ接続され、前記被看視者用センサが被看視者を検出したとき前記看視者用センサが看視者を検出しないときに、又は前記看視者用センサが看視者を検出しないとき前記被看視者用センサが被看視者を検出したときに、前記報知手段を作動させる制御装置とを備えたことを特徴とする看視装置である。
請求項2の発明は、前記報知手段が前記看視室又は及び該看視室とは別の集中看視室に設けられたことを特徴とする請求項1記載の看視装置である。
請求項3の発明は、前記被看視者用センサがベッド又は床に敷いた敷布団の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の看視装置である。
請求項4の発明は、前記制御装置に有線又は無線で接続されている呼出し操作部が前記ベッド又は前記敷布団の近傍に設けられたことを特徴とする請求項3記載の看視装置である。
請求項5の発明は、前記被看視者用センサ及び看視者用センサの少なくとも一方が非接触式であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の看視装置である。
請求項6の発明は、前記センサが赤外線センサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の看視装置である。
請求項7の発明は、看視室に設置され被看視者を検出する被看視者用センサと、前記看視室に設置され看視者を検出する看視者用センサと、報知手段とを備え、前記被看視者用センサ及び看視者用センサと有線又は無線でそれぞれ接続され、前記被看視者用センサが被看視者を検出したとき前記看視者用センサが看視者を検出しないときに、又は前記看視者用センサが看視者を検出しないとき前記被看視者用センサが被看視者を検出したときに、前記報知手段を作動させることを特徴とする看視方法である。
請求項1の発明によれば、被看視者が起き上がって被看視者の監視エリアに入り、そして看視者が付き添っていない不在状態を看視者用センサが監視することで、制御装置は自動的に報知手段を作動せしめるので、看視者はベッドより離れて各種の用事を安心して行うことができる。
請求項2の発明によれば、看視室や看視者が常駐する集中看視室で、看視者が付き添っていないときに、被看視者が起き上がったことを看視者に確実に報知することができる。
請求項3の発明によれば、ベッド又は敷布団に伏している被看視者を被看視者用センサが確実に監視することができる。
請求項4の発明によれば、被看視者が呼出し操作部を操作することで制御装置を介して報知手段、集中報知手段を作動して、看視者を任意に呼ぶことができる。
請求項5の発明によれば、センサが非接触式であるので、センサを看視室の床、例えばベッド周りの床ではなく壁や天井或いは邪魔にならない床に配置でき、室内の移動を阻害するようなことを阻止できる。
請求項6の発明によれば、被看視者エリアや看視者エリアを確実に監視することができる。
請求項7の発明によれば、被看視者が起き上がって被看視者の監視エリアに入り、そして看視者が付き添っていない不在状態を看視者用センサが監視することで、自動的に報知手段を作動せしめ、看視者はベッドより離れて各種の用事を安心して行うことができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜3は実施例1を示しており、病院の病室、福祉関係や老人ホームなどの施設の部屋のような看視室1の床2上には、被介護者である被看視者3が寝起きする監視エリア(ターゲットエリア)4たるベッド5が配置されると共に、そのベッド5の脇には被看視者3に付き添う介護者である看視者6が座るための監視エリア(ターゲットエリア)7たる椅子8が配置されている。そして看視室1の壁9に被看視者用センサ10と看視者用センサ11が設けられている。これら被看視者用センサ10と看視者用センサ11はそれぞれ赤外線、超音波等電磁波式或いは電磁誘導式のような非接触式人体検知センサ(ターゲットセンサ)であって、具体的には赤外線焦電素子を備えた赤外線検地式センサによって形成されており、その検知エリアの挟角Aは概ね30度に設定されている。尚、被看視者用センサ10と看視者用センサ11の少なくとも一方が非接触式であればよい。
被看視者用センサ10はベッド5の近傍に配置されており、被看視者3の離床、すなわちベッド5から起き上がる被看視者3の移動を検出するものである。尚、被看視者用センサ10は被看視者3の離床のため起き上がるときを検知するために、被介護者検知エリアは、ベッド5よりもやや上方、すなわち被看視者3が起き上がったときにその頭部や肩を検知するような高さに設定されている。
看視者用センサ11は、被看視者用センサ10と取り付けケース12によって一体的となって、椅子8、ひいてはベッド5の近傍に配置されたものであって、看視者6が所定の監視エリア7に存在するか否かを検出するものであり、実施例の場合には椅子8に向かって監視エリア7が設定されている。尚、被看視者用センサ10、看視者用センサ11共に、継続して検知してもよいが、断続的に検知するようにしてもよい。
さらに、壁9にはボックス状の制御装置13が配置されている。尚、制御装置13は床2に設置してもよい。この制御装置13には、被看視者用センサ10及び看視者用センサ11と有線又は無線でそれぞれ接続されており、制御装置13は被看視者用センサ10及び看視者用センサ11との入力接続部14、該接続部14に接続するCPUなどの判定手段等とも称する演算部15、メモリ部16、該演算部15からの信号を出力するための出力接続部17、この出力を警報として報知するための通報手段、警報手段等とも称する報知手段18と、これら入力接続部14、演算部15、出力接続部17、報知手段18を作動させるために電源コード19に接続された電気を供給する電源部20とを備えている。尚、報知手段18としては音により報知するスピーカー、ブザーなど、或いは光により報知するランプ、LED、モニタなどディスプレー、さらには振動により報知する振動板、その他の看視者6に注意を促すものであればよい。
そして、制御装置13においては図3(A)に示すように被看視者用センサ10が被看視者3の離床、すなわち起き上がりを検出するとその情報が入力接続部14より演算部15に入力し、同時に看視者用センサ11が看視者6の有無、監視エリア7に看視者6の存在、或いは不在を検出するとその情報が入力接続部14より演算部15に入力する。そして、演算部15では被看視者3のベッド5で起き上がった状態で、看視者6が不在の状態の場合には、看視者6不在の信号を出すように演算し、その出力は出力接続部17を介して報知手段18を作動する。この報知手段18によって、被看視者3が起き上がっているが、そばに介護者が付き添っていない状態を、音、光或いは振動によって看視者6やその他の人に報知できるようになっている。また1、被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がりを検知したときであっても、看視者用センサ11が看視者6の存在を監視、検知している状態では、看視者6が被看視者3に付き添っていると判断するので制御装置13は報知手段18を作動しないようになっている。さらに、被看視者用センサ10が被看視者3の離床を検知しないときは、被看視者用センサ10が検知しない状態が続いて、看視者用センサ11が看視者6の存在、不存在いずれの検知状態であっても制御装置13は報知手段18を作動しない。
また、制御装置13にはナースコールスイッチ等と称する呼出し操作部21が接続されている。この呼出し操作部21は、ベッド5の脇に配置されており、制御装置13とは有線又は無線で接続されている。そして、呼出し操作部21の出力は、入力接続部14、演算部15、出力接続部17を介して報知手段18を作動できるようになっている。さらに、複数の被看視者3を集中して監視するためのナースセンタ等と称する集中看視室22に配置された報知手段18と同様な集中報知手段23に、それぞれの制御装置13の出力接続部17が有線又は無線で接続されている。
次に前記構成についてその作用を説明する。ベッド5に被看視者3が伏しており、椅子8(監視エリア7)に看視者6が座っているときには、被看視者用センサ10は離床、すなわち起き上がりを検出しない状態にあり、看視者用センサ11は看視者6の存在を検知した状態にある。このときには、被看視者用センサ10、看視者用センサ11からの送信により制御装置13によって報知手段18、集中報知手段23は作動しないように制御されている。
また、ベッド5に被看視者3が伏しており、椅子8(監視エリア7)に看視者6が座っていないときには、被看視者用センサ10は離床、すなわち起き上がりを検出しない状態にあり、看視者用センサ11は不在を検出する状態にある。このときには、制御装置13は、看視者6が不在であっても被看視者3が伏しているので報知手段18、集中報知手段23を作動しない。
そして、ベッド5から被看視者3が起き上がって離床すると、その被看視者3の頭部、肩、或いは腕などが被看視者の監視エリア4に入り被看視者用センサ10によって検知され、この検知が制御装置13に送信される。このとき椅子8(監視エリア7)に看視者6が座って付き添っている場合、すなわち看視者6の監視エリア7に入っているときには、看視者6の存在を検出する状態にある。このときには、制御装置13によって報知手段18、集中報知手段23は作動しないように制御されている。
一方、椅子8(監視エリア7)に看視者6が座っておらず、すなわち看視者6が監視エリア7におらずに付き添っていない場合には、ベッド5から被看視者3が起き上がって離床して被看視者3の監視エリア4に入ると、これを被看視者用センサ10は検知して制御装置13に送信する。そして看視者用センサ11は監視エリア7に不在のために看視者6の不在を検出してこの検出を制御装置13に送信する。この状態で制御装置13は、被看視者3が離床したにも拘らず看視者6が付き添っていないことを判断して、報知手段18を作動して音、光或いは振動等によって付き添いしている看視者6に報知する。この報知を知った看視者6はベッド5にいる被看視者3に戻って被看視者3を介護する。同時に看視者6が監視エリア7に戻るとこれを看視者用センサ11が検知すると共に、この検知を制御装置13に送信して看視者6の存在を検出し、報知手段18、集中報知手段23は作動しないように戻って制御される。
さらに、被看視者3が看視者6に付き添われてトイレなどに移動する場合には、監視エリア4に被看視者3は存在せず、このために被看視者用センサ10は検知しないでこれを制御装置13に送信する。また、看視者用センサ11は検知しないでこれを制御装置13に送信する。この送信によって制御装置13を介して報知手段18、集中報知手段23は作動しない。そして、被看視者3が看視者6に付き添われてベッド5に戻ってきて、ベッド5に乗ると、被看視者3の頭部、肩、或いは腕などが被看視者用センサ10によって検知され、この検知が制御装置13に送信される。このとき監視エリア7に看視者6が居て付き添っているので、看視者6の存在を検知し、制御装置13によって報知手段18、集中報知手段23は作動しないように制御されている。
尚、図3(B)に示すように、看視者用センサ11が看視者6の不在を検出し、そして被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がりを検出したときのみに報知手段18、集中報知手段23を作動させようにしてもよい。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、看視室1に設置され被看視者3の起き上がりを検出する被看視者用センサ10と、看視室1に設置され看視者6の存在を検出する看視者用センサ11と、報知手段18と、被看視者用センサ10及び看視者用センサ11と有線又は無線でそれぞれ接続され、被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がり、すなわち監視エリア4への侵入を被看視者用センサ10で検出したとき、看視者用センサ11が看視者6の不在、すなわち監視エリア7に看視者6が入っていない状態を看視者用センサ11が検出したときに、又は看視者用センサ11が看視者6の不在を検出したとき被看視者用センサ10が被看視者3の起き上がりを検出したときに、報知手段18を作動させる制御装置13とを備えたことによって、看視者6が付き添っていないときに、被看視者3が離床するときのみ、看視者用センサ11によって自動的に報知手段18が作動することができるようになるので、看視者6はベッド5より離れてトイレ等の用事を安心して行うことができる。
前記実施例では請求項2に対応して、報知手段18が看視室1又は及び該看視室1とは別の集中看視室22に設けられることによって、ベッド5が配置された看視室1や看視者が常駐する集中看視室22で、看視者6が付き添っていないときに、被看視者3が離床したことを報知できるので、看視者6に確実に報知することができる。
前記実施例では請求項3に対応して、被看視者用センサ10がベッド5の近傍に設けられて被看視者3の離床を検出することにより、ベッド5に伏している被看視者3を被看視者用センサ10が確実に監視することができる。
前記実施例では請求項4に対応して、制御装置13に有線又は無線で接続されている呼出し操作部21をベッド5の近傍に設けたことによって、ベッド5に伏している被看視者3が呼出し操作部21を操作することで制御装置13を介して報知手段18、集中報知手段23を作動して、看視者6を任意に呼ぶことができる。
前記実施例では請求項5に対応して、前記被看視者用センサ10及び看視者用センサ11の少なくとも一方が、電磁波式の非接触式であるので、床2に配置するマットのようなセンサに比較して看視室1に邪魔なものがなく、床2上を動きやすくできる。
前記実施例では請求項6に対応して、前記被看視者用センサ10及び看視者用センサ11がそれぞれ赤外線センサであるので、監視エリア4や監視エリア7を確実に監視することができる。
次に他の実施例について説明する。尚、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図4に示す実施例2では壁9に取り付けた被看視者用センサ10を、ベッド5の脇の床2に設定した監視エリア4に向けたものである。
従って、椅子8(監視エリア7)に看視者6が座っておらず付き添っていない場合、ベッド5から被看視者3が起き上がって、床2の監視エリア4に足が侵入すると、これを被看視者用センサ10は検知して制御装置13に送信する。そして看視者用センサ11は看視者6の不在を検出してこの検出を制御装置13に送信する。この状態で制御装置13は、被看視者3が離床したにも拘らず看視者6が付き添っていないことを判断して、報知手段18を作動して音、光或いは振動等によって付き添いしている看視者6に報知する。この報知を知った看視者6はベッド5にいる被看視者3に戻って被看視者3を介護する。同時に看視者6が監視エリア7に戻るとこれを看視者用センサ11が検知し、報知手段18、集中報知手段23は作動しない。
このように、被看視者用センサ10を、ベッド5の脇の床2に設定した監視エリア4に向けたことにより、足をつくとスイッチが作動するようなマットセンサーの機能を果たすが、その際には足元にマットセンサーが設けられずに済み、足元に邪魔なものがなくなる。
そして、実施例1と同様に看視者6が付き添っていないときに、被看視者3が離床するときのみ、看視者用センサ11によって報知手段18が作動することができるようになるので、看視者6はベッド5より離れてトイレ等の用事を安心して行うことができる。
図5に示す実施例3では看視室1の天井24に取り付けた被看視者用センサ10を、ベッド5の脇の床2に設定した監視エリア4に向け、さらに看視者用センサ11を、椅子8に設定した監視エリア7に向けたものである。
従って、椅子8(監視エリア7)に看視者6が座っておらず付き添っていない場合、ベッド5から被看視者3が起き上がって、床2の監視エリア4に足が侵入すると、これを被看視者用センサ10は検知して制御装置13に送信する。そして看視者用センサ11は看視者6の不在を検出してこの検出を制御装置13に送信する。この状態で制御装置13は、被看視者3が離床したにも拘らず看視者6が付き添っていないことを判断して、報知手段18を作動して音、光或いは振動等によって付き添いしている看視者6に報知する。
そして、実施例1と同様に看視者6が付き添っていないときに、被看視者3が離床するときのみ、看視者用センサ11によって報知手段18が作動することができるようになるので、看視者6はベッド5より離れてトイレ等の用事を安心して行うことができる。
以上のように本発明にかかる看視装置は、幼稚園や保育園、さらには一般の家庭など各種の用途に適用できる。また、被看視者用センサが床に敷いた敷布団の近傍に設けられるような場合でもよい。
1 看視室
3 被看視者
5 ベッド
6 看視者
10 被看視者用センサ
11 看視者用センサ
13 制御装置
18 報知手段
21 呼出し操作部
22 集中看視室
3 被看視者
5 ベッド
6 看視者
10 被看視者用センサ
11 看視者用センサ
13 制御装置
18 報知手段
21 呼出し操作部
22 集中看視室
Claims (7)
- 看視室に設置され被看視者を検出する被看視者用センサと、
前記看視室に設置され看視者を検出する看視者用センサと、
報知手段とを備え、
前記被看視者用センサ及び看視者用センサと有線又は無線でそれぞれ接続され、前記被看視者用センサが被看視者を検出したとき前記看視者用センサが看視者を検出しないときに、又は前記看視者用センサが看視者を検出しないとき前記被看視者用センサが被看視者を検出したときに、前記報知手段を作動させる制御装置とを備えたことを特徴とする看視装置。 - 前記報知手段が前記看視室又は及び該看視室とは別の集中看視室に設けられたことを特徴とする請求項1記載の看視装置。
- 前記被看視者用センサがベッド又は床に敷いた敷布団の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の看視装置。
- 前記制御装置に有線又は無線で接続されている呼出し操作部が前記ベッド又は前記敷布団の近傍に設けられたことを特徴とする請求項3記載の看視装置。
- 前記被看視者用センサ及び看視者用センサの少なくとも一方が非接触式であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の看視装置。
- 前記センサが赤外線センサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の看視装置。
- 看視室に設置され被看視者を検出する被看視者用センサと、
前記看視室に設置され看視者を検出する看視者用センサと、
報知手段とを備え、
前記被看視者用センサ及び看視者用センサと有線又は無線でそれぞれ接続され、前記被看視者用センサが被看視者を検出したとき前記看視者用センサが看視者を検出しないときに、又は前記看視者用センサが看視者を検出しないとき前記被看視者用センサが被看視者を検出したときに、前記報知手段を作動させることを特徴とする看視方法。
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