JP7180597B2 - 発報制御システム、検知ユニット、ケアサポートシステムおよび発報制御方法 - Google Patents

発報制御システム、検知ユニット、ケアサポートシステムおよび発報制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、対象者の日常の生活を支援するケアサポートシステムに適用され、スタッフが所持する端末への発報を制御する発報制御システムと、その発報制御システムを含む検知ユニットと、その発報制御システムを含むケアサポートシステムと、発報制御方法とに関するものである。
従来から、病院等の医療機関や介護施設などにおいて、患者や被介護者(以下、対象者とも称する)の行動を監視し、必要に応じて警報を発するシステムが提案されている。例えば特許文献1のシステムでは、対象者が就寝または入床すべき時間帯(夜間)において、対象者がベッドから起き上がって離れると、この行動が、ベッドに設置された離床センサによって検出され、サーバーに離床検知信号が送信される。そして、サーバーから、スタッフが所持する携帯端末に対して、離床警報通知情報が送信される。これにより、スタッフは、迅速に対象者のもとへ駆け付けることが可能となる。
特開2010-286971号公報(段落〔0010〕、〔0022〕~〔0025〕、図1等参照)
ところが、特許文献1のシステムでは、夜間に対象者の離床を検知した時点で警報を発するため、スタッフが必要以上に対象者のもとに駆け付ける頻度が多くなり、スタッフの作業負担が増大するおそれがある。特に、夜間は昼間に比べてスタッフの数が少なくなることから、スタッフの作業負担の増大は顕著となる。例えば、夜間において、対象者がトイレに行くために離床した場合、対象者はトイレを済ませた後、ベッドに戻って就寝する。したがって、この場合、対象者の離床を検知した時点で、スタッフが対象者のもとにすぐに駆け付けなければならない緊急性はないと言える。また、夜間において、対象者が睡眠から一時的に覚醒した場合も、上記した一時的な離床の場合と同様に、スタッフがすぐに駆け付けなければならない緊急性はない。したがって、これらの場合は、スタッフの作業負担軽減の観点から、スタッフが所持する端末への発報を制限することが望ましい。しかし、このように発報を制限するシステムは未だ提案されていない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、対象者が就寝または入床すべき時間帯において、対象者の覚醒や離床を検知した場合でも、一定の条件でスタッフが所持する端末への発報を制限することにより、スタッフの駆け付け頻度を減らして作業負担を軽減することができる発報制御システムと、その発報制御システムを含む動体検知ユニットと、その発報制御システムを含むケアサポートシステムと、発報制御方法とを提供することにある。
本発明の一側面に係る発報制御システムは、居室内の状態および前記居室内の対象者の状態を検知する検知部と、時間を計時する計時部と、前記計時部での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフが所持する端末への警報の発報を制御する発報制御部とを備え、前記発報制御部は、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報する。
本発明の他の側面に係る検知ユニットは、前記居室内に設置される検知ユニットであって、上述した発報制御システムを含む。
本発明のさらに他の側面に係るケアサポートシステムは、上述した発報制御システムを含むケアサポートシステムであって、前記居室内に設置される検知ユニットと、前記検知ユニットから出力される情報を管理する管理サーバーとを含み、前記検知ユニットが、前記検知部を含み、前記管理サーバーが、前記計時部および前記発報制御部を含む。
本発明のさらに他の側面に係る発報制御方法は、検知部が居室内の対象者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する覚醒/離床判定工程と、現在時刻が、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯に含まれるか否かを判定する時間帯判定工程と、前記検知部の検知結果に基づき、前記第1の時間帯において、スタッフが所持する端末に警報を発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する発報制御工程とを含む。
対象者が就寝または入床すべき時間帯(第1の時間帯、夜間)において、対象者の覚醒または離床状態が検知された場合に、その検知が所定時間続いた後に、発報制御部はスタッフが所持する端末に発報する。つまり、対象者の覚醒または離床が所定時間続いていない場合は、端末への発報が制限される。これにより、覚醒または離床の検知時点で直ちに端末に発報する制御に比べて、発報の頻度を減らすことができる。したがって、対象者のもとへのスタッフの駆け付け頻度を減らして、スタッフの作業負担を軽減することができる。
本発明の実施の一形態に係る施設型のケアサポートシステムの概略の構成を示す説明図である。 上記ケアサポートシステムの動体検知ユニットが設置された居室内の様子を模式的に示す説明図である。 上記動体検知ユニットの概略の構成を示すブロック図である。 上記動体検知ユニットの光学検出部の詳細な構成を示すブロック図である。 訪問型のケアサポートシステムの概略の構成を示す説明図である。 上記施設型のケアサポートシステムが有する管理サーバーの詳細な構成を示すブロック図である。 上記ケアサポートシステムにおける発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。 上記ケアサポートシステムにおける他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。 上記ケアサポートシステムにおけるさらに他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。 上記ケアサポートシステムにおけるさらに他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本明細書において、スタッフとは、医療、介護または看護に従事する従事者(医師、介護士(介護者)、看護師など)を指し、対象者とは、スタッフによってケアされる対象となる者(被介護者、患者など)を指す。また、ケアとは、医療、介護または看護に関して対象者を世話することを指す。
本実施形態の発報制御システムおよび発報制御方法は、以下で示すケアサポートシステムまたはそのケアサポートシステムに含まれる動体検知ユニットに適用可能である。上記ケアサポートシステムには、大きく分けて、施設型と、訪問型(訪問医療型、訪問介護型、訪問看護型を含む)とがある。以下、各タイプのケアサポートシステムについて順に説明する。
〔ケアサポートシステム(施設型)〕
図1は、本実施形態の施設型のケアサポートシステム1の概略の構成を示す説明図である。ケアサポートシステム1は、介護施設に入居している被介護者や、病院に入院している患者(被看護者)の日常の生活を支援するためのシステムであり、見守りシステムとも呼ばれている。被介護者および被看護者は、ケアサポートシステム1による支援の対象者である。ここでは、例として、ケアサポートシステム1が介護施設内で構築されている場合について説明する。
介護施設Sには、スタッフステーション100および居室101が設けられている。スタッフステーション100は、介護施設Sで過ごす被介護者の生活をサポートするスタッフTのいわゆる詰め所である。このスタッフステーション100には、管理サーバー100aが設けられている。管理サーバー100aは、通信回線200を介して、居室101に設置される後述の動体検知ユニット10と通信可能に接続されており、中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)を含んで構成される。上記の通信回線200は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、インターネット回線などで構成される。
管理サーバー100aは、通信回線200を介して、動体検知ユニット10から送信される各種の情報(例えば居室101内の撮影画像や被介護者の生体情報(例えば呼吸状態を示すバイタルデータ)を受信して管理するとともに、受信した情報を表示部100b1に表示させる。これにより、スタッフステーション100内では、スタッフTは、表示部100b1に表示された情報を見て、被介護者の状態(例えば転倒の有無や呼吸状態)を把握することができる。表示部100b1は、例えば管理サーバー100aと通信可能に接続されるパーソナルコンピュータ100bのディスプレイで構成することができる。なお、管理サーバー100aは、パーソナルコンピュータ100bと一体的に構成されてもよい。なお、管理サーバー100aの詳細な構成については後述する。
また、スタッフTは、管理サーバー100aと通信回線200を介して無線通信可能な端末300を所持しているため、端末300を操作して管理サーバー100aにアクセスして、種々の情報を取得することが可能である。さらに、スタッフTは、管理サーバー100aから端末300に送信される各種情報を、端末300の画面に表示させて、被介護者の状態を把握することも可能である。なお、上記の端末300としては、例えば、タブレットやスマートフォンなどの多機能型携帯端末や、ノート型パーソナルコンピュータを想定することができる。
居室101は、介護施設Sにおいて少なくとも1つ設けられており、図1では例として居室101が2つ設けられている場合を示している。居室101内には、被介護者が使用するベッド102が1つ設置されている。なお、居室101として、ここでは1人部屋を想定しているが、2人部屋や4人部屋等の多床室であってもよい。多床室の場合、居室101内で過ごす被介護者の数だけ、ベッド102が設置される。
図2は、動体検知ユニット10が設置された居室101内の様子を模式的に示す説明図である。図1および図2に示すように、動体検知ユニット10は、各居室101の天井部101aに設置され、通信回線200と通信可能に接続されている。なお、居室101内に複数のベッド102が設置されている場合、動体検知ユニット10は、居室101内のベッド102に対応する数だけ設置される。
〔動体検知ユニット〕
次に、動体検知ユニット10について説明する。図3は、動体検知ユニット10の概略の構成を示すブロック図である。動体検知ユニット10は、被介護者(対象者)の居室101内に設置され、居室101内の状態(例えば居室101内に複数人が存在するか否か)を検知するとともに、居室101内の被介護者の状態(例えば身体状態)を被介護者とは非接触で検知する非接触センサである。この動体検知ユニット10は、画像認識システム20、電波検出部30、ユニット制御部40および計時部45を備えている。動体検知ユニット10は、電波検出部30をはじめ、後述する光学検出部23など、種々のセンサを備えていることから、センサボックスとも呼ばれる。計時部45は、時間を計時するタイマーで構成されている。
(電波検出部)
電波検出部30は、電波の放射および受信によって、居室101内での被介護者の状態を検知するセンサである。電波検出部30は、不図示の放射部および受信部を備えており、例えば24GHz帯のマイクロ波を放射し、被介護者にて反射してドップラーシフトした反射波を受信するマイクロ波ドップラーセンサによって構成される。これにより、電波検出部30は、受信した反射波から、被介護者の呼吸状態(呼吸数)、睡眠状態(睡眠または覚醒)、心拍数などを生体情報(バイタルデータ)として検出することができる。
なお、被介護者が呼吸しているとき(睡眠中も含む)、被介護者の呼吸による体の微小な動き(微体動)が生じる。このため、被介護者の呼吸状態や睡眠状態を検出することは、被介護者の微体動を検出するのと同じである。このことから、電波検出部30は、被介護者(被検者)の微体動を検出する微体動検出部として機能しているとも言うことができる。
また、電波検出部30は、電波(マイクロ波)を放射し、被介護者にて反射してきた電波(反射波)の周波数と、放射した電波の周波数とを比較することにより、被介護者の身体の動き(体動)を検出することもできる。なお、電波検出部30は、体動および微体動のどちらか一方のみを検出するセンサであってもよい。
(ユニット制御部)
ユニット制御部40は、画像認識システム20および電波検出部30の動作を制御するとともに、画像認識システム20および電波検出部30から得た情報に対して画像処理や信号処理を行い、得られた結果を被介護者の状態に関する情報として管理サーバー100aに出力する制御基板である。
ユニット制御部40は、主制御部41、情報処理部42、インターフェース部43、記憶部24および画像認識部25を備えている。記憶部24および画像認識部25は、ここではユニット制御部40に設けられているが、ユニット制御部40とは独立して設けられていてもよい。なお、記憶部24および画像認識部25の詳細については後述する。
主制御部41は、動体検知ユニット10内の各部の動作を制御するCPUで構成されている。情報処理部42および画像認識部25は、上記のCPUで構成されてもよいし(主制御部41と一体化されていてもよいし)、他の演算部や、特定の処理を行う回路で構成されてもよい。
情報処理部42は、画像認識システム20の後述する光学検出部23から出力される情報(例えば画像データ)や、電波検出部30から出力される情報(例えば呼吸状態に関するデータ)に対して、所定のアルゴリズムに基づいた信号処理を行う。信号処理によって得られた情報は、画像認識システム20(特に画像認識部25)での画像認識に利用される。
インターフェース部43には、通信回線200のネットワークケーブル(不図示)が電気的に接続される。画像やマイクロ波に基づいて動体検知ユニット10が検出した被介護者の状態に関する情報は、インターフェース部43および通信回線200を介して管理サーバー100aに送信される。
(画像認識システム)
画像認識システム20は、照明部21、照明制御部22および光学検出部23を備えている。
照明部21は、暗闇での撮影を可能にすべく、赤外線(例えば近赤外光)を発光するLED(Light Emitting Diode)を含んで構成されており、居室101の天井部101aに位置して、居室101内を照明する。例えば、照明部21は、複数のLEDを有しており、居室101内の床面101b(図2参照)や、天井部101aと床面101bとをつなぐ壁を照明する。照明部21による照明(赤外線の発光)の制御は、照明制御部22によって行われる。
光学検出部23は、照明部21の照明のもとで居室101内を撮影して画像を取得する撮像部であり、特に、居室101内の被介護者を撮影して赤外画像を取得する赤外画像センサである。光学検出部23で取得された居室101内の画像の情報(画像データ)は、後述する記憶部24に一時的に記憶された後、例えば管理サーバー100aからの送信要求に基づいて管理サーバー100aに送信される。光学検出部23の詳細な構成は、以下の通りである。
図4は、光学検出部23の詳細な構成を示すブロック図である。光学検出部23は、居室101の天井部101aに、照明部21と隣接して配置されており、撮影によって視野方向が直下である直上視点の画像を取得する。この光学検出部23は、レンズ51、撮像素子52、AD(analog/digital)変換部53、画像処理部54および制御演算部55を備えている。
レンズ51は、例えば固定焦点レンズであり、一般的な超広角レンズや魚眼レンズで構成されている。超広角レンズとしては、対角画角が150°以上のレンズを用いることができる。これにより、天井部101aから床面101bに向かって居室101内を撮影することが可能となる。
撮像素子52は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)といったイメージセンサで構成されている。撮像素子52は、真っ暗な環境でも被介護者の状態が画像として検出できるように、IRカットフィルタを除去して構成されている。撮像素子52からの出力信号は、AD変換部53に入力される。
AD変換部53は、撮像素子52によって撮像された画像のアナログの画像信号を受信し、そのアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する。AD変換部53から出力されるデジタルの画像信号は、画像処理部54に入力される。
画像処理部54は、AD変換部53から出力されるデジタルの画像信号を受信し、そのデジタルの画像信号に対して、例えば黒補正、ノイズ補正、色補間、ホワイトバランスなどの画像処理を実行する。画像処理部54から出力される画像処理後の信号は、画像認識部25に入力される。
制御演算部55は、撮像素子52の制御に関する例えばAE(Automatic Exposure)などの演算を実行するとともに、撮像素子52に対して露光時間やゲインなどの制御を実行する。また、制御演算部55は、必要に応じて、照明部21に対して好適な光量設定や配光設定などの演算を実行するとともに、制御を実行する。なお、制御演算部55に、上述の照明制御部22の機能を持たせるようにしてもよい。
上記した画像認識システム20は、さらに、上述した記憶部24および画像認識部25を備えている。
記憶部24は、ユニット制御部40が実行する制御プログラムや各種の情報を記憶するメモリであり、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリなどで構成されている。
画像認識部25は、光学検出部23にて取得された画像の画像データに対して画像認識処理を行う。より具体的には、画像認識部25は、光学検出部23の画像処理部54が画像処理を実行した後の画像データに対して、例えば対象物の輪郭を抽出してパターンマッチング等の手法で形状を認識する画像認識処理を実行する。これにより、画像認識部25は、居室101内にいる被介護者の状態を認識することができる。居室101内にいる被介護者の状態としては、起床、離床、入床(臥床)、転倒などを想定できる。その他、画像認識部25は、パターンマッチング等によって人間の頭部の形状を認識することができ、これによって、居室101内に存在する人間の数(特に居室101内に複数人が存在するか否か)を検知(把握)することもできる。
上記した画像認識システム20(特に光学検出部23および画像認識部25)と、電波検出部30とは、居室101内の状態および居室101内の被介護者の状態を検知する検知部を構成している。
〔ケアサポートシステム(訪問型)〕
図5は、訪問型のケアサポートシステム1の概略の構成を示す説明図である。訪問型のケアサポートシステム1は、被介護者や被看護者などの、健康を管理する対象者のそれぞれの自宅(例えば居室110)に上述した動体検知ユニット10を設置し、各動体検知ユニット10を、通信回線200を介して管理サーバー100aと通信可能に接続して構成されており、建物ごとに動体検知ユニット10を設置した点を除けば、施設型のケアサポートシステム1と基本的な構成は同じである。
〔管理サーバーの詳細な構成〕
次に、上述した管理サーバー100aの詳細な構成について説明する。なお、以下では、施設型のケアサポートシステム1を例として説明するが、訪問型のケアサポートシステム1でも同様の構成を適用することができる。
図6は、管理サーバー100aの詳細な構成を示すブロック図である。管理サーバー100aは、記憶部501と、通信部502と、位置判定部503と、計時部504と、制御部505とを含んでいる。計時部504は、時間を計時するタイマーで構成されている。
記憶部501は、例えばハードディスクで構成されており、動体検知ユニット10から送信される各種情報、および制御部505が実行するプログラムを記憶している。上記各種情報には、例えば、被介護者の日々の体温、体動(動き、単位時間あたりの動きの回数、動きの量を含む)、微体動(呼吸数)、血圧、睡眠状態などの生体情報(バイタルデータ)や、光学検出部23での撮影によって取得された画像情報および画像認識部25での画像認識結果などが含まれる。なお、上記各種情報は、管理サーバー100a(例えば全体制御部511)からの情報の送信要求に応じて、動体検知ユニット10から管理サーバー100aに送信されてもよいし、動体検知ユニット10から自動的に管理サーバー100aに送信されてもよい。
また、記憶部501は、被介護者のケアに関して記録されたケア記録情報(介護記録情報)を記憶するケア情報記憶部として機能している。このケア記録情報には、例えば被介護者の食事や水分の摂取状態に関してスタッフが記録する情報が含まれる。例えば、被介護者が居室101内で食事や水分を摂取する場合に、スタッフTがその摂取を補助するケアを実施した場合、スタッフTはそのケアの実施状況(内容)をケア記録情報として端末300に入力する。入力されたケア記録情報は、端末300から管理サーバー100aに送信され、記憶部501に記憶される。したがって、例えば制御部505(特に後述する発報制御部512)は、ケア記録情報を参照することにより、被介護者に対してケアが実施されたかどうか、つまり、被介護者が居室101内に在室しているか否かを判断することが可能となる。なお、上記のケア記録情報は、管理サーバー100aと接続されるパーソナルコンピュータ100b(図1参照)で入力されて記憶部501に記憶されてもよい。
また、記憶部501は、被介護者の居室101への入居時に予め登録された、被介護者に関する登録情報を記憶する登録情報記憶部としても機能している。上記の登録情報は、例えばパーソナルコンピュータ100bでの操作によって入力され、記憶部501に記憶されてもよいが、スタッフTの端末300で入力されて管理サーバー100aに送信され、記憶部501に記憶されてもよい。
被介護者の登録情報には、例えば、被介護者(氏名)と居室101(部屋番号)との対応関係のほか、被介護者が寝たきりかどうか、外床不可かどうかの情報も含まれる。外床不可とは、例えば被介護者が感染症(例えばインフルエンザ)に罹患している場合や骨折している場合のように、被介護者が容易に動くことができず、外室が許可されない状態を指す。したがって、制御部505(特に発報制御部512)は、上記の登録情報に基づいて、被介護者が入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判断することが可能となる。
通信部502は、外部(例えば動体検知ユニット10、端末300)との間で情報の入出力を行うためのインターフェースであり、送信回路、受信回路、アンテナなどを含んで構成される。
位置判定部503は、動体検知ユニット10(特に検知部)による居室101内の状態の検知結果に基づいて、スタッフTの位置を判定するとともに、居室101に対するスタッフTの入退室の有無を判定するブロックであり、例えばCPUで構成される。スタッフTの入退室の判定方法の詳細は、以下の通りである。
動体検知ユニット10では、上述のように、光学検出部23で取得された画像に対する画像認識部25での画像認識の結果から、居室101内に複数人が存在するか否かを検知することができる。ここで、1人部屋の居室101内に複数人が存在すると、居室101内には、被介護者以外にスタッフTが含まれる可能性が高い。また、居室101が多床室である場合でも、居室101内で過ごす被介護者の数よりも多い人数が検知された場合、居室101内には、複数の被介護者以外にスタッフTが含まれる可能性が高い。したがって、位置判定部503は、動体検知ユニット10にて、居室101内で過ごす被介護者の数よりも多い人数が検知された場合に、スタッフTが居室101に入室したと判定することができる。
制御部505は、全体制御部511および発報制御部512を含む。全体制御部511は、管理サーバー100aの各部の動作を制御するブロックであり、例えばCPUで構成されている。発報制御部512は、計時部504での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフTが所持する端末300への警報の発報(通知)を制御するブロックであり、例えばCPUで構成されている。なお、全体制御部511および発報制御部512は、同一のCPUで構成されてもよい。また、全体制御部511および発報制御部512の少なくとも一方が、上記した位置判定部503を兼ねていてもよい。
以下、発報制御部512による端末300への発報制御の具体例について説明する。
〔具体例1〕
図7は、本実施形態のケアサポートシステム1における発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態のケアサポートシステム1において実現される発報制御方法は、入床/臥床判定工程(S1)と、覚醒/離床判定工程(S3、S5)と、時間帯判定工程(S7)と、発報制御工程(S9、S11)とを含む。
(S1;入床/臥床判定工程)
S1では、発報制御部512は、動体検知ユニット10から送信される検知信号に基づき、動体検知ユニット10の検知部が(画像認識によって)被介護者の入床または臥床を検知したか否かを判定する。S1にて、検知部が被介護者の入床または臥床を検知したと判定した場合、次のS3に移行する。一方、S1にて、検知部が被介護者の入床または臥床を検知していないと判定した場合、後述するS11に移行する。
(S3、S5;覚醒/離床判定工程)
S3では、発報制御部512は、動体検知ユニット10から送信される検知信号に基づき、検知部が(微体動検知または画像認識によって)居室101内の被介護者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する。そして、S3にて、覚醒または離床を検知したと判定した場合、発報制御部512は、さらに、S3での覚醒または離床の検知が所定時間続いたか否か(覚醒または離床が所定時間続いたか否か)を判定する(S5)。ここで、上記の所定時間としては、例えば被介護者が離床後にトイレに行って戻ってくるのに十分な時間(例えば15分)を想定することができる。なお、上記所定時間は、被介護者に応じて設定されればよく、被介護者ごとに異なる時間に設定されてもよい。上記所定時間の設定は、例えばパーソナルコンピュータ100bの操作によって予め行うことができ、設定された時間情報は、記憶部501に記憶される。
S5にて、覚醒または離床の検知が所定時間続いたと判定した場合、次のS7に移行する。一方、S3にて、被介護者の覚醒または離床を検知していないと判定した場合、および、S5にて、覚醒または離床の検知が所定時間続いていないと判定した場合(覚醒または離床の検知後、所定時間内に睡眠または入床が検知されたと判定した場合)、後述するS11に移行する。
(S7;時間帯判定工程)
S7では、管理サーバー100aの発報制御部512は、計時部504での計時に基づき、現在時刻が、被介護者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯(例えば21時00分~翌朝の6時59分)に含まれるか、第1の時間帯とは異なる第2の時間帯(例えば7時00分~10時59分)に含まれるかを判定する。なお、第1の時間帯は、被介護者に応じて設定されればよく、被介護者ごとに異なる時間に設定されてもよい。また、上記第1の時間帯の設定は、例えばパーソナルコンピュータ100bの操作によって予め行うことができ、設定された時間情報は、記憶部501に記憶される。また、第2の時間帯は、第1の時間帯の設定に応じて変動する。
S7にて、現在時刻が第1の時間帯(夜間)に含まれると判定した場合、次のS9に移行し、現在時刻が第1の時間帯に含まれない(第2の時間帯に含まれる)と判定した場合、S11に移行する。
(S9、S11;発報制御工程)
S9では、発報制御部512は、スタッフTの端末300に警報を通知(発報)する。これにより、スタッフTは、警報に基づいて、被介護者が危険な状態(例えばベッドからの落下、転倒)の可能性が高いことを認識し、居室101に駆け付けて被介護者の状態を確認し、必要に応じて適切な措置を講じる(例えば医師への連絡、ベッドへの入床の補助を行う)ことが可能となる。
一方、S11では、発報制御部512は、端末300への発報を停止する。例えば、S1にて、被介護者の入床または臥床が検知されていない場合、被介護者が最初から居室101にいない場合(例えば居室101が元々空室である場合)や、被介護者が居室101内のベッド外の領域で用事をしている場合(テレビを見ている場合、体操をしている場合)が想定され、被介護者が危険な状態にあるとは考えにくい。さらに、S3にて、被介護者が入床後に覚醒または離床が検知されていない場合、被介護者が睡眠状態に入っており、被介護者が危険な状態である可能性は低い。また、S5にて、覚醒または離床の検知が所定時間続いていない場合、被介護者が覚醒または離床後に用事(例えばトイレ)を済ませてベッドに戻り、睡眠状態に入ったことが想定され、やはり、被介護者が危険な状態である可能性は低いと考えられる。また、S7にて、現在時刻が第2の時間帯に含まれる場合、被介護者の行動パターンは第1の時間帯(夜間)と異なるため、被介護者の離床等が所定時間続いても、被介護者が危険な状態であるとは一概には言えない(例えばイベント参加のために被介護者が退室している場合がある)。したがって、これらの場合に、端末300への発報を停止することにより、被介護者が危険な状態である可能性が低いときのスタッフTの(不必要な)駆け付けを無くすことができる。
以上のように、発報制御部512は、第1の時間帯(夜間)において端末300に発報する場合に、動体検知ユニット10の検知部によって被介護者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報する(S3、S5、S7、S9)。言い換えれば、発報制御部512は、第1の時間帯で被介護者の覚醒や離床が検知されても、その検知が所定時間続かない場合は、端末に発報しない(S7、S11)。このように、第1の時間帯では、被介護者の覚醒や離床が所定時間続かない場合に、スタッフTの端末300への発報が制限されるため、発報に基づいてスタッフTが被介護者のもとへ駆け付ける頻度を減らして、スタッフTの作業負担を軽減することができる。特に、夜間は昼間に比べてスタッフTの数が少なくなることから、夜間における上記発報制御によるスタッフTの作業負担の軽減効果は非常に高くなる。
また、端末300への発報が制限される間(覚醒または離床の検知から所定時間の間)は、端末300にて発報(警報の通知)を受けないため、例えば離床の検知時点で発報する制御に比べて、通知を受けることによる煩わしさも低減される。また、第1の時間帯では、被介護者の覚醒または離床の検知が所定時間続いた後に発報されるため、スタッフTは、発報を受けて迅速に被介護者のもとに駆け付けて適切な措置を講じることができ、被介護者を危険な状態で放置し続ける事態を回避することができる。
また、例えば居室101が最初から空室である場合、その居室101のベッドの上には誰もいないため、被介護者が(元から不在であるにもかかわらず)離床したと動体検知ユニット10(検知部)が検知し、この検知の状態が所定時間続くと、端末300に発報される。この場合の発報は、被介護者が危険な状態にあることを通知するものではなく、誤報である。上記のように、発報制御部512が、第1の時間帯において端末300に発報する場合において、検知部によって被介護者の入床または臥床が一度検知された後に(S1)、被介護者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報することで、上記の誤報の通知を無くすことができる。つまり、検知部が、被介護者が居室101内にいる状態(特にベッド上にいる状態)を先に検知してから覚醒や離床を検知し、それが所定時間続いた後に発報することで、居室101内での被介護者の状態の変化(睡眠状態からの覚醒や離床)を確実に検知して適切な発報を行うことが可能となる。
また、上述のように、昼夜では被介護者の行動パターンが異なる場合が多く、昼間(例えば第2の時間帯)では、イベントなどにより、被介護者が居室101にいない時間が多くなる。このような場合に、検知部が被介護者の離床を所定時間検知しても、被介護者が危険な状態にあるわけではなく、端末300への発報は不要である。そこで、発報制御部512が、第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において、検知部によって被介護者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合に、端末300への発報を停止することにより(S7、S11)、第2の時間帯における不要な発報を無くすことができる。
また、昼夜での被介護者の行動パターンの差を考慮して、昼夜で発報制御を変えることにより、そのような差を考慮せずに昼夜で同じ発報制御を行う場合に比べて、昼夜のそれぞれにおいて、より正確で適切な発報が可能となる。特に、夜間については、被介護者の夜間特有の行動パターンがあるため、それを考慮した適切な発報が可能となる。つまり、第1の時間帯と第2の時間帯とで、発報制御のアルゴリズムを変えることにより、第1の時間帯および第2の時間帯のそれぞれに応じた適切な発報制御が可能となる。
また、昼夜では、スタッフTの人数や行動パターンも異なり、誤報に対する許容度が異なる(夜間のほうがスタッフTの数が少なく、誤報に対する許容度が小さい)。昼夜での誤報に対する許容度の差を考慮して、昼夜で発報制御を変えることにより、そのような差を考慮せずに昼夜で同じ発報制御を行う場合に比べて、昼夜のそれぞれにおいて、スタッフTの人数や行動パターンに応じた適切な発報が可能となる。特に、夜間については、夜間特有の許容度があるため、その許容度に応じた適切な発報が可能となる。
また、動体検知ユニット10の検知部(光学検出部23、画像認識部25、電波検出部30を含む)は、居室101内の被介護者の状態(例えば睡眠/覚醒、入床/離床)を非接触で検知する。この場合、検知部は、居室101内で被介護者の行動を何ら制限することなく、被介護者の状態を検知することができる。つまり、被介護者の状態を検知するにあたって、例えば特許文献1のように、被介護者に特殊な履物(歩行センサ付きスリッパ)の着用を強制する必要がない。また、被介護者の状態を被介護者に気付かれずに非接触で検知するため、被介護者に対して監視による圧迫感や不安を与えることもない。
また、ケアサポートシステム1は、居室101内に設置される動体検知ユニット10と、動体検知ユニット10から出力される情報を管理する管理サーバー100aとを含み、動体検知ユニット10は、上記検知部を含み、管理サーバー100aは、計時部504および発報制御部512を含む。このようなケアサポートシステム1の構成において、管理サーバー100aの発報制御部512が上述の発報制御を行うことにより、上述の効果を得ることができる。
以上のことから、動体検知ユニット10(特に検知部)と、管理サーバー100aとで端末への発報を制御する発報制御システムが構成されており、ケアサポートシステム1は、上記発報制御システムを含む構成であると言うことができる。
なお、以上では、時間帯判定工程(S7)を、覚醒/離床判定工程(S3、S5)の後で行っているが、覚醒/離床判定工程(S3、S5)の前に行ってもよく、入床/臥床判定工程(S1)の前に行ってもよい。この点は、以下の具体例でも同様である。
〔具体例2〕
図8は、本実施形態のケアサポートシステム1における他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。本具体例では、具体例1の入床/臥床判定工程(S1)の代わりに、対象者在室判定工程(S1-2)を行い、さらに、スタッフ入退室判定工程(S8-1)を行っている。そして、発報制御工程では、スタッフの入退室の判定結果に基づいて発報を制御している(S8-2、S9、S11)。以下、具体例1と異なる点について説明する。
(S1-2;対象者在室判定工程)
S1-2では、発報制御部512が、記憶部501に記憶されたケア記録情報に基づいて、被介護者が居室101内に在室しているか否かを判定する。S1-2にて、被介護者が不在であると判定した場合はS11に移行し、被介護者が居室101内に在室していると判定した場合はS3に移行する。
(S8-1;スタッフ入退室判定工程)
S8-1は、S7の時間帯判定工程の後に行われる。S7にて、現在時刻が第1の時間帯(夜間)であると判定された場合、位置判定部503は、動体検知ユニット10の検知部による居室101内の状態の検知結果に基づいて、居室101に対するスタッフTの入退室の有無を判定する。なお、スタッフTの入室の判定は、上述のように、検知部での画像認識により、居室101内で過ごす被介護者の数よりも多い人数が検知されたか否かに基づいて行うことができる(検知された場合はスタッフ入室の判定となる)。また、スタッフの退室は、検知部での画像認識により、居室101内で過ごす被介護者の数と同じ人数が検知されたか否かに基づいて行うことができる(同じ人数が検知された場合はスタッフ退室の判定となる)。
(S8-2、S9、S11;発報制御工程)
S8-1にて、居室101に対するスタッフTの入退室がなければ、S9に移行し、発報制御部512は、端末300に対して発報する。つまり、発報制御部512は、第1の時間帯において(S7)、検知部によって被介護者の覚醒または離床が検知され(S3)、その検知が所定時間続いた後に(S5)、端末300に発報することになる(S9)。
一方、S8-1にて、居室101に対するスタッフTの入退室があれば、S8-2に移行する。S8-2では、発報制御部512は、S3での検知部による被介護者の離床の検知が、スタッフTの退室と同時であるか否かを判定する。被介護者の離床の検知が、スタッフTの退室と同時である場合、被介護者はスタッフTに連れられて一緒に退室した可能性が高いと言える(いわゆる共連れ)。この場合、被介護者がナースステーションなどでスタッフによる看護や介護を受けることが想定されるため、被介護者が離床によって転倒等の危険な状態にあるわけではないと言える。したがって、この場合はS11に移行し、発報制御部512は、端末300への発報を停止する。また、S8-2にて、被介護者の離床の検知が、スタッフTの退室と同時でない場合(例えばスタッフTの退室後に被介護者の離床が検知された場合)、被介護者が転倒等の危険な状態にある可能性が高いため、S9に移行し、発報制御部512は、端末300に発報する。
以上のように、発報制御部512は、第1の時間帯において(S7)、位置判定部503によって居室101に対するスタッフTの入退室があったことが判定され(S8-1)、さらに、スタッフTの退室時に検知部によって被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には(S3、S5、S8-2)、端末300への発報を停止する(S11)。つまり、第1の時間帯において、被介護者がスタッフTに連れ出されている期間は、第2の時間帯と同様の発報制御(発報停止)が行われる。上述のように被介護者がスタッフTと共連れで退室した場合には、被介護者が危険な状態ではない可能性が高い。したがって、この状態で端末300に発報すると、誤報となる。発報制御部512が上記の発報制御を行うことにより、上記誤報の通知を防止することができる。
また、発報制御部512は、第1の時間帯において、居室101に対するスタッフTの入退室がなかった場合には、具体例1と同様に、離床等の検知から所定時間経過後に端末300に発報する(S3、S5、S7、S8-1、S9)。離床等の検知から所定時間の間は、端末300への発報が制限され、発報が頻繁に行われなくなるため、発報による通知を何度も受けることによる煩わしさを低減することができる。また、上記の発報により、スタッフTは迅速に被介護者のもとに駆け付けて適切な措置を講じることができ、被介護者を危険な状態で放置し続ける事態を回避することができる。
また、位置判定部503は、動体検知ユニット10の検知部による居室101内の状態の検知結果(例えば画像認識結果)に基づいて、居室101内に存在する人間の数(居室101内に複数人が存在するか否か)を把握することができるため、被介護者以外の人間(すなわちスタッフT)が居室101に対して入退室したか否かを確実に判定することができる。
また、発報制御部512は、第1の時間帯において(S7)、ケア記録情報に基づいて被介護者が居室101内に在室していると判定し(S1-2)、その後、位置判定部503によって居室101に対するスタッフTの入退室があったことが判定され(S8-1)、さらに、スタッフTの退室時に被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には(S3、S5、S8-2)、端末300への発報を停止する。このように、被介護者が居室101内に在室している状態から、検知部による離床検知が行われ、その検知結果に基づいて発報が制御されるため、被介護者が居室101にいない場合の動体検知ユニット10(検知部)の離床検知に基づく誤報の発報を防止することができる。すなわち、本具体例の対象者在室判定工程(S1-2)は、具体例1のS1-1の入床/臥床判定工程に対応しており、入床/臥床判定を行うことによる効果と同様の効果を得ることができる。
また、発報制御部512は、ケア記録情報に基づいて被介護者の在室の有無を判定するため、ケア記録情報が更新されていない場合には、居室101内で被介護者に対してケアが実施されていない、つまり、被介護者がイベント等から居室101に戻ってきていないと判断することができ、その旨を端末300に通知することも可能となる。
〔具体例3〕
図9は、本実施形態のケアサポートシステム1におけるさらに他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。本具体例では、具体例2の制御において、現在時刻が第1の時間帯でない場合(第2の時間帯である場合)、さらに、対象者管理判定工程(S8-3)を行い、その結果に応じて、発報制御を切り替えている。なお、具体例2のS8-1、S8-2の各工程は、本具体例では削除しているが、そのまま残しておいてもよい。以下、具体例2と異なる点について説明する。
(S8-3;対象者管理判定工程)
S7にて、現在時刻が第1の時間帯でなく、第2の時間帯である場合、S8-3に移行し、発報制御部512は、記憶部501に記憶された被介護者に関する登録情報、つまり、被介護者の居室101への入居時に予め登録された登録情報に基づいて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある被介護者であるか否かを判定する。なお、「入床状態で管理する必要のある被介護者」とは、上述のように、例えば寝たきりの被介護者や、外床不可の被介護者などを想定することができる。以下では、説明の便宜上、「入床状態で管理する必要のある被介護者」のことを「重度の被介護者」とも称する。
(S9、S11;発報制御工程)
S8-3にて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、重度の被介護者である場合には、S9に移行し、発報制御部512は端末300に対して発報する。一方、S8-3にて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のない通常の被介護者である場合には、S11に移行し、発報制御部512は端末300への発報を停止する。
重度の被介護者である場合、たとえ第2の時間帯(例えば昼間)であっても、被介護者の離床が検知されると、被介護者がベッドから転倒しているなど、危険な状態である可能性が高い。このため、本具体例では、発報制御部512は、上記登録情報に基づいて、被介護者が重度の被介護者であると判断した場合には、第2の時間帯において、検知部によって被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、端末300に発報する(S3、S5、S7、S8-3、S9)。つまり、重度の被介護者である場合、第2の時間帯であっても、第1の時間帯と同様の発報制御(終日第1の時間帯の発報制御)が行われる。これにより、第2の時間帯であっても、重度の被介護者を危険な状態で放置し続ける事態を回避することができる。また、第2の時間帯において、離床の検知から所定時間の間は、端末300にて発報(通知)を受けないため、離床の検知時点で発報する構成に比べて、スタッフTが発報を受けることによる煩わしさも低減される。一方、第2の時間帯において、被介護者が重度の被介護者でない場合は、端末300への発報が停止される(S7、S8-3、S11)。これにより、具体例1と同様に、第2の時間帯で被介護者が危険な状態である可能性が低い場合の、不要な発報を無くすことができる。
また、本具体例では、S1-2にて、対象者在室判定工程が行われる。そして、発報制御部512は、被介護者が重度の被介護者である場合には、第2の時間帯において、ケア記録情報に基づいて被介護者が居室101内に在室していると判定され、検知部によって被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、端末300に発報する(S1-2、S3、S5、S7、S8-3、S9)。これにより、重度の被介護者について、第2の時間帯でベッドに入床していることを確認した上で、離床検知およびその検知から所定時間経過後の発報を行うことができる。したがって、例えば、重度の被介護者が入浴、洗髪等のために居室101から出ており、まだ居室101に戻ってきていない場合に、被介護者が離床していると検知部が検知(誤検知)し、被介護者が危険な状態でないにもかかわらず、離床検知から所定時間経過後に発報され、誤報が通知されるのを防止することができる。
〔具体例4〕
図10は、本実施形態のケアサポートシステム1におけるさらに他の発報制御による処理の流れを示すフローチャートである。本具体例では、対象者管理判定工程(S8-3)を、対象者管理判定工程(S8-4)に置き換えた以外は、具体例3と同様である。以下、具体例3と異なる点について説明する。
(S8-4;対象者管理判定工程)
S7にて、現在時刻が第1の時間帯でなく、第2の時間帯である場合、S8-4に移行し、発報制御部512は、記憶部501に記憶された被介護者のケア管理情報に基づいて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、重度の被介護者であるか否かを判定する。
(S9、S11;発報制御工程)
S8-4にて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、重度の被介護者である場合には、S9に移行し、発報制御部512は端末300に対して発報する。一方、S8-4にて、被介護者が第1の時間帯および第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のない通常の被介護者である場合には、S11に移行し、発報制御部512は端末300への発報を停止する。
本具体例では、発報制御部512は、上記ケア記録情報に基づいて、被介護者が重度の被介護者であると判断した場合には、第2の時間帯において、検知部によって被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、端末300に発報する(S3、S5、S7、S8-4、S9)。これにより、具体例3と同様に、第2の時間帯であっても、被介護者を危険な状態で放置し続ける事態を回避することができる。また、第2の時間帯において、離床の検知から所定時間の間は、端末300にて発報(通知)を受けないため、離床の検知時点で発報する構成に比べて、スタッフTが発報を受けることによる煩わしさも低減される。
また、発報制御部512は、被介護者が重度の被介護者である場合には、第2の時間帯において、ケア記録情報に基づいて被介護者が居室101内に在室していると判定され、検知部によって被介護者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、端末300に発報する(S1-2、S3、S5、S7、S8-4、S9)。これにより、重度の被介護者について、第2の時間帯でベッドに入床していることを確認した上で、離床検知およびその検知から所定時間経過後の発報を行うことができる。したがって、被介護者が居室101外の風呂場から居室101に戻ってきていない場合に、被介護者が離床していると検知部が検知(誤検知)し、被介護者が危険な状態でないにもかかわらず、離床検知から所定時間経過後に発報され、誤報が通知されるのを防止することができる。
ところで、以上の各具体例では、動体検知ユニット10と管理サーバー100aとを含むケアサポートシステム1全体が、端末300への発報を制御する発報制御システムを構成している例について説明したが、動体検知ユニット10単独で発報制御システムを構成することも可能である。例えば、動体検知ユニット10のユニット制御部40(例えば主制御部41)が、管理サーバー100aの上述した発報制御部512と同じ機能を備えていてもよい。そして、主制御部41が、管理サーバー100aを介して、あるいは直接、端末300に対して発報を制御してもよい。この場合、主制御部41は、動体検知ユニット10内の計時部45での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフTが所持する端末300への警報の発報を制御する発報制御部を構成する。したがって、発報制御システムとしての動体検知ユニット10は、上述した検知部(光学検出部23、画像認識部25、電波検出部30を含む)と、計時部45と、発報制御部としての主制御部41とを備え、主制御部41は、対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において端末300に発報する場合に、検知部によって対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報する構成であると言うことができる。
同様に、動体検知ユニット10の主制御部41は、管理サーバー100aの上述した位置判定部503と同じ機能を備えていてもよい。また、動体検知ユニット10の記憶部24は、管理サーバー100aの上述した記憶部501と同様に、対象者の登録情報を記憶する登録情報記憶部として機能してもよく、対象者のケア記録情報を記憶するケア記録記憶部として機能してもよい。
したがって、以上の各具体例で説明したケアサポートシステム1における発報制御は、動体検知ユニット10単独での発報制御にも適用できると言える。
〔その他〕
以上で説明した本実施形態の発報制御システム、検知ユニット、ケアサポートシステムおよび発報制御方法は、以下のように表現することができる。
すなわち、以上で説明した発報制御システムは、居室内の状態および前記居室内の対象者の状態を検知する検知部と、時間を計時する計時部と、前記計時部での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフが所持する端末への警報の発報を制御する発報制御部とを備え、前記発報制御部は、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報する。
上記の発報制御システムにおいて、前記発報制御部は、前記第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の入床または臥床が検知された後に、前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報してもよい。
上記の発報制御システムにおいて、前記発報制御部は、前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止してもよい。
上記の発報制御システムは、前記検知部による前記居室内の状態の検知結果に基づいて、前記居室に対する前記スタッフの入退室の有無を判定する位置判定部をさらに備え、前記発報制御部は、前記第1の時間帯において、前記位置判定部によって前記居室に対する前記スタッフの入退室があったことが判定され、さらに、前記スタッフの退室時に前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止してもよい。
上記の発報制御システムは、前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報を記憶するケア情報記憶部と、前記検知部による前記居室内の状態の検知結果に基づいて、前記居室に対する前記スタッフの入退室の有無を判定する位置判定部とをさらに備え、前記発報制御部は、前記第1の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記位置判定部によって前記居室に対する前記スタッフの入退室があったことが判定され、さらに、前記スタッフの退室時に前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止してもよい。
上記の発報制御システムは、前記対象者の前記居室への入居時に予め登録された前記対象者に関する登録情報を記憶する登録情報記憶部をさらに備え、前記発報制御部は、前記登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定し、入床状態で管理する必要のある対象者である場合には、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御システムは、前記対象者のケアに関するケア記録情報を記憶するケア情報記憶部をさらに備え、前記発報制御部は、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御システムは、前記対象者のケアに関するケア記録情報を記憶するケア情報記憶部をさらに備え、前記発報制御部は、前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定し、入床状態で管理する必要のある対象者である場合には、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御システムにおいて、前記発報制御部は、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御システムにおいて、前記検知部は、居室内の対象者の状態を非接触で検知してもよい。
以上で説明した検知ユニットは、前記居室内に設置される検知ユニットであって、上述した発報制御システムを含む。
以上で説明したケアサポートシステムは、上述した発報制御システムを含むケアサポートシステムであって、前記居室内に設置される検知ユニットと、前記検知ユニットから出力される情報を管理する管理サーバーとを含み、前記検知ユニットが、前記検知部を含み、前記管理サーバーが、前記計時部および前記発報制御部を含む。
以上で説明した発報制御方法は、検知部が居室内の対象者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する覚醒/離床判定工程と、現在時刻が、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯に含まれるか否かを判定する時間帯判定工程と、前記検知部の検知結果に基づき、前記第1の時間帯において、スタッフが所持する端末に警報を発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する発報制御工程とを含む。
上記の発報制御方法は、前記検知部が前記対象者の入床または臥床を検知したか否かを判定する入床/臥床判定工程をさらに含み、前記発報制御工程では、前記第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の入床または臥床が検知された後に、前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に発報してもよい。
上記の発報制御方法の前記発報制御工程では、前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止してもよい。
上記の発報制御方法は、前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程と、前記検知部による前記居室内の状態の検知結果に基づいて、前記居室に対する前記スタッフの入退室の有無を判定するスタッフ入退室判定工程とをさらに含み、前記発報制御工程では、前記第1の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記居室に対する前記スタッフの入退室があったことが判定され、さらに、前記スタッフの退室時に前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止してもよい。
上記の発報制御方法は、前記対象者の前記居室への入居時に予め登録された前記対象者に関する登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定する対象者管理判定工程をさらに含み、前記発報制御工程では、前記登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であると判定された場合に、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御方法は、前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程をさらに含み、前記発報制御工程では、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御方法は、前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定する対象者管理判定工程をさらに含み、前記発報制御工程では、前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であると判定された場合に、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
上記の発報制御方法は、前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程をさらに含み、前記発報制御工程では、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報してもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。例えば、各具体例1~4で示した制御や処理を適宜組み合わせたり、相互に置き換えることも可能である。
本発明は、例えば対象者の日常の生活を支援するケアサポートシステムに利用可能である。
1 ケアサポートシステム(発報制御システム)
10 動体検知ユニット(検知ユニット、発報制御システム)
23 光学検出部(検知部)
25 画像認識部(検知部)
30 電波検出部(検知部)
41 主制御部(発報制御部、位置判定部)
45 計時部
100a 管理サーバー
101 居室
300 端末
501 記憶部(登録情報記憶部、ケア情報記憶部)
503 位置判定部
504 計時部
512 発報制御部
T スタッフ

Claims (11)

  1. 居室内の対象者の状態を検知する検知部と、
    時間を計時する計時部と、
    前記計時部での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフが所持する端末への警報の発報を制御する発報制御部とを備えた発報制御システムであって、
    前記発報制御部は、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が前記対象者の状態として検知され、その検知が所定時間続いた後に発報し、
    前記検知部は、前記居室内に複数人が存在するか否かを、前記居室内の状態としてさらに検知し、
    前記発報制御システムは、
    前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報を記憶するケア情報記憶部と、
    前記検知部による前記居室内の状態の検知結果に基づいて、前記居室に対する前記スタッフの入退室の有無を判定する位置判定部とをさらに備え、
    前記発報制御部は、前記第1の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記位置判定部によって前記居室に対する前記スタッフの入退室があったことが判定され、さらに、前記スタッフの退室時に前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止する、発報制御システム。
  2. 居室内の対象者の状態を検知する検知部と、
    時間を計時する計時部と、
    前記計時部での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフが所持する端末への警報の発報を制御する発報制御部とを備えた発報制御システムであって、
    前記発報制御部は、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が前記対象者の状態として検知され、その検知が所定時間続いた後に発報し、
    前記発報制御システムは、
    前記対象者の前記居室への入居時に予め登録された前記対象者に関する登録情報を記憶する登録情報記憶部と、
    前記対象者のケアに関するケア記録情報を記憶するケア情報記憶部と、をさらに備え、
    前記発報制御部は、前記登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定し、入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、発報制御システム。
  3. 居室内の対象者の状態を検知する検知部と、
    時間を計時する計時部と、
    前記計時部での計時に基づいて把握される複数の時間帯のそれぞれにおいて、スタッフが所持する端末への警報の発報を制御する発報制御部とを備えた発報制御システムであって、
    前記発報制御部は、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯において前記端末に発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が前記対象者の状態として検知され、その検知が所定時間続いた後に発報し、
    前記発報制御システムは、
    前記対象者のケアに関するケア記録情報を記憶するケア情報記憶部をさらに備え、
    前記発報制御部は、前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定し、入床状態で管理する必要のある対象者である場合には、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、発報制御システム。
  4. 前記発報制御部は、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定し、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、請求項3に記載の発報制御システム。
  5. 前記検知部は、前記居室内の対象者の状態を非接触で検知する、請求項1から4のいずれかに記載の発報制御システム。
  6. 前記居室内に設置される検知ユニットであって、
    請求項1から5のいずれかに記載の発報制御システムを含む、検知ユニット。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の発報制御システムを含むケアサポートシステムであって、
    前記居室内に設置される検知ユニットと、前記検知ユニットから出力される情報を管理する管理サーバーとを含み、
    前記検知ユニットが、前記検知部を含み、
    前記管理サーバーが、前記計時部および前記発報制御部を含む、ケアサポートシステム。
  8. 検知部が居室内の対象者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する覚醒/離床判定工程と、
    現在時刻が、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯に含まれるか否かを判定する時間帯判定工程と、
    前記検知部の検知結果に基づき、前記第1の時間帯において、スタッフが所持する端末に警報を発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する発報制御工程と、
    前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程と、
    前記検知部による前記居室内に複数人が存在するか否かの検知結果に基づいて、前記居室に対する前記スタッフの入退室の有無を判定するスタッフ入退室判定工程と、を含み、
    前記発報制御工程では、前記第1の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記居室に対する前記スタッフの入退室があったことが判定され、さらに、前記スタッフの退室時に前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた場合には、前記端末への発報を停止する、発報制御方法。
  9. 検知部が居室内の対象者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する覚醒/離床判定工程と、
    現在時刻が、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯に含まれるか否かを判定する時間帯判定工程と、
    前記検知部の検知結果に基づき、前記第1の時間帯において、スタッフが所持する端末に警報を発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する発報制御工程と、
    前記対象者の前記居室への入居時に予め登録された前記対象者に関する登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定する対象者管理判定工程と、
    前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程とを含み、
    前記発報制御工程では、前記登録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であると判定された場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、発報制御方法。
  10. 検知部が居室内の対象者の覚醒または離床を検知したか否かを判定する覚醒/離床判定工程と、
    現在時刻が、前記対象者が就寝または入床すべき時間帯として予め設定された第1の時間帯に含まれるか否かを判定する時間帯判定工程と、
    前記検知部の検知結果に基づき、前記第1の時間帯において、スタッフが所持する端末に警報を発報する場合に、前記検知部によって前記対象者の覚醒または離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する発報制御工程と、
    前記対象者のケアに関して記録されたケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であるか否かを判定する対象者管理判定工程とを含み、
    前記発報制御工程では、前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記第1の時間帯および前記第2の時間帯の両方において、入床状態で管理する必要のある対象者であると判定された場合に、前記第2の時間帯において、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、発報制御方法。
  11. 前記ケア記録情報に基づいて、前記対象者が前記居室内に在室しているか否かを判定する対象者在室判定工程をさらに含み、
    前記発報制御工程では、前記対象者が入床状態で管理する必要のある対象者である場合に、前記第2の時間帯において、前記ケア記録情報に基づいて前記対象者が前記居室内に在室していると判定され、前記検知部によって前記対象者の離床が検知され、その検知が所定時間続いた後に、前記端末に発報する、請求項10に記載の発報制御方法。
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