JP2000270738A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JP2000270738A JP11085471A JP8547199A JP2000270738A JP 2000270738 A JP2000270738 A JP 2000270738A JP 11085471 A JP11085471 A JP 11085471A JP 8547199 A JP8547199 A JP 8547199A JP 2000270738 A JP2000270738 A JP 2000270738A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電動リールに関し、バックラッシュ
を防止しつつ、仕掛けを速やかに降下させることのでき
る電動リールを提供することを目的とする。 【解決手段】 ギヤ減速機構によりスプールを駆動する
モータと、モータ作動指令手段と、スプールを巻取り,
繰出し状態に切り換える切換機構と、釣糸の繰出し状況
の検出手段と、異常設定条件とモータ出力復帰条件を記
憶する記憶手段と、切換機構によるスプールの繰出し状
態で検出手段の検出結果と異常設定条件とを比較し、検
出結果が異常設定条件になった時にモータ作動指令手段
に検出信号を送出する比較手段を備え、モータ作動指令
手段は、釣糸繰出し時にモータを釣糸巻取り回転と同方
向へ設定出力で作動させると共に、比較手段からの検出
信号でモータ出力を設定出力より下げ、復帰条件でモー
タ出力を設定出力に復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックラッシュを
防止しつつ、仕掛けの速やかな降下を図った魚釣用電動
リールに関する。
【0002】
【従来の技術】船釣り等、一般に深場の魚層を対象とし
た魚釣りを行う場合、電動の魚釣用リールが広く用いら
れている。従来周知のようにこの魚釣用電動リール(以
下、「電動リール」という)は、スプール駆動モータ
(以下、「モータ」という)の駆動で釣糸の巻取り操作
を行うもので、昨今では、スプール内にモータとその回
転をスプールに伝達させるギヤ減速機構を組み込んで、
リール本体の小型化を図った電動リールが広く普及して
いる。
【0003】ところで、従来、この種の電動リールにあ
っては、仕掛けの降下に伴う釣糸の繰出しによってスプ
ールが回転すると、これに噛合するギヤ減速機構のギヤ
列も回転するため、ギヤ列の駆動トルクや軸受部の摩擦
抵抗がスプールに制動力として作用し、これが仕掛けの
降下速度を遅くする一因となっていた。
【0004】そして、斯かる不具合は、モータをリール
本体の側板間に装着して、モータとスプールとの間にギ
ヤ減速機構を装着した電動リールにも共通する欠点であ
った。そこで、本出願人は、先に実公平7−46150
号公報に於て、クラッチ機構のクラッチレバーをクラッ
チOFFに操作したことを検知する検知手段と、当該検
知手段からの検知信号に基づき、モータを所定の速度で
釣糸巻取り回転と同方向へ回転制御し、また、検知手段
からの検知信号に基づいてモータの回転速度を所定の釣
糸繰出し速度に制御する制御手段を備えた電動リールを
開示した。
【0005】而して、斯かる電動リールによれば、釣糸
の繰出し時にモータが釣糸巻取り回転と同方向へ回転す
るため、スプールに作用するギヤ減速機構の駆動トルク
や軸受部の摩擦抵抗が排除されて、スプールフリーに伴
う仕掛けの降下速度が向上することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際の釣り
場の状況は、船上での波や風の影響,仕掛けの重さ等に
よって仕掛けの降下速度、即ち、釣糸の繰出し速度は一
定せず、このため、釣糸の繰出し速度をスプールの回転
速度が瞬間的に追い越してバックラッシュが生ずること
がある。
【0007】そして、上記実公平7−46150号公報
で開示された電動リールは、釣糸の繰出し時に単にモー
タを所定の速度で回転させたり、所定の釣糸繰出し速度
となるようにモータの回転速度を制御する構造上、実釣
時に変化する釣り場の様々な状況に十分に対応できず、
このため、バックラッシュを防止しつつ、所定の棚位置
へ仕掛けを迅速に降下させることのできる電動リールが
望まれていた。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、バックラッシュを防止しつつ、所定の棚位置に仕掛
けを速やかに降下させることのできる電動リールを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る電動リールは、リール本体に回転可
能に支持したスプールをギヤ減速機構を介して巻取り駆
動するモータと、当該モータを作動させるモータ作動指
令手段と、上記スプールを釣糸巻取り状態と釣糸繰出し
状態とに切り換える動力伝達切換機構と、上記スプール
から繰り出される釣糸の繰出し状況を検出する検出手段
と、釣糸の繰出し状況の変化をバックラッシュの発生に
よる異常変化状態と見なす異常設定条件及びモータ出力
を設定出力に復帰させる復帰条件とを記憶する記憶手段
と、上記動力伝達切換機構でスプールが釣糸繰出し状態
に切り換えられて釣糸が繰り出された状態に於て、上記
検出手段の検出結果と異常設定条件とを比較し、当該検
出結果が異常設定条件になった時にモータ作動指令手段
に検出信号を送出する比較手段とを備え、上記モータ作
動指令手段は、釣糸繰出し時にモータを釣糸巻取り回転
と同方向へ設定出力で作動させると共に、上記比較手段
からの検出信号に基づきモータのモータ出力を設定出力
より下げ、上記記憶手段で記憶された復帰条件で再びモ
ータ出力を設定出力に復帰させることを特徴とする。
【0010】そして、請求項2に係る発明は、リール本
体に回転可能に支持したスプールをギヤ減速機構を介し
て巻取り駆動するモータと、当該モータを作動させるモ
ータ作動指令手段と、上記スプールを釣糸巻取り状態と
釣糸繰出し状態とに切り換える動力伝達切換機構と、上
記スプールから繰り出される釣糸の繰出し状況を検出す
る検出手段と、釣糸の繰出し状況の変化をバックラッシ
ュの発生による異常変化状態と見なす異常設定条件及び
モータ出力を増加方向に復帰させる復帰条件とを記憶す
る記憶手段と、上記動力伝達切換機構でスプールが釣糸
繰出し状態に切り換えられて釣糸が繰り出された状態に
於て、上記検出手段の検出結果と異常設定条件とを比較
し、当該検出結果が異常設定条件になった時に上記モー
タ作動指令手段に検出信号を送出する比較手段とを備
え、上記モータ作動指令手段は、釣糸繰出し時にモータ
を釣糸巻取り回転と同方向へ設定出力で作動させ、上記
比較手段からの検出信号に基づきモータのモータ出力を
下げると共に、記憶手段で記憶された復帰条件で再びモ
ータ出力を増加方向に復帰し、上記記憶手段は、上記異
常設定条件到達前のバックラッシュが生じ難いモータの
最大出力を学習記憶して、これを新たな設定出力とする
ことを特徴としている。
【0011】(作用)請求項1に係る発明によれば、実
釣時に釣人が動力伝達切換機構によりスプールを釣糸繰
出し状態に切り換えると、仕掛けの重量でスプールが繰
出し方向へ回転して釣糸が繰り出されると共に、モータ
作動指令手段はモータを釣糸巻取り回転と同方向へ設定
出力で作動させる。
【0012】そして、検出手段は、スプールから繰り出
される釣糸の繰出し状況を検出して検出結果を比較手段
に送出し、比較手段はこの検出結果と記憶手段に記憶さ
れた異常設定条件とを比較する。そして、検出結果が異
常設定条件になると、比較手段はモータ作動指令手段に
検出信号を送出し、モータ作動指令手段は、比較手段か
らの検出信号に基づきモータのモータ出力を設定出力よ
り下げて、ギヤ減速機構の駆動トルクや軸受部の摩擦抵
抗をスプールに制動力として作用させる。
【0013】この後、モータ作動指令手段は、記憶手段
で記憶された復帰条件で再びモータ出力を設定出力に復
帰させることとなる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、実釣時に釣人が動力伝達切換機構によりスプールを
釣糸繰出し状態に切り換えると、仕掛けの重量でスプー
ルが繰出し方向へ回転して釣糸が繰り出されると共に、
モータ作動指令手段はモータを釣糸巻取り回転と同方向
へ設定出力で作動させる。
【0014】そして、検出手段は、スプールから繰り出
される釣糸の繰出し状況を検出して検出結果を比較手段
に送出し、比較手段はこの検出結果と記憶手段に記憶さ
れた異常設定条件とを比較する。そして、検出結果が異
常設定条件になると、比較手段はモータ作動指令手段に
検出信号を送出し、モータ作動指令手段は、比較手段か
らの検出信号に基づきモータのモータ出力を設定出力よ
り下げて、ギヤ減速機構の駆動トルクや軸受部の摩擦抵
抗をスプールに制動力として作用させる。
【0015】この後、モータ作動指令手段は、記憶手段
で記憶された復帰条件で再びモータ出力を増加方向に復
帰し、記憶手段は、異常設定条件到達前のバックラッシ
ュが生じ難いモータの最大出力を学習記憶して、これを
新たな設定出力とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0017】図1は請求項1に係る電動リールの一実施
形態を示し、図に於て、1,3はリール本体5のフレー
ム7に装着された左右の側板、9はスプール11と軸線
を一致させて当該スプール11内に組み込んだモータ
で、モータ9はモータホルダー13を介してその一端が
フレーム7に支持されており、当該モータホルダー13
の外周に、スプール11の一端側がブラケット15と軸
受17を介して回転可能に支持されている。
【0018】そして、モータ9の防水を確実なものとす
るため、モータ9の両端側には、ゴムやシリコン等の可
撓性を有する薄肉な断面略コ字状の弾性体19,21が
密着されているが、従来、モータ9の発熱による内外の
温度差によってスプール11内のモータ収納部23に結
露が発生し、この結露によりモータ9に錆が発生して故
障の原因となる虞がある。
【0019】そこで、本実施形態は、モータ9の外周ま
たは図示しないがスプール11のモータ収納部23の内
周に除湿・乾燥剤25を取り付けて、モータ収納部23
内での結露の発生を防止している。尚、除湿・乾燥剤2
5に代えて、モータ収納部23内に不活性ガス(窒素)
等を封入してもよい。
【0020】また、図中、27はモータ9のモータ軸9
aに装着された一方向クラッチ、29はフレーム7から
突出するモータホルダー13の螺刻部13aに螺着され
たナットで、当該ナット29を螺刻部13aに螺着して
モータホルダー13がフレーム7に固定されている。一
方、図示するようにスプール11の他端側は、これに固
定したブラケット31と、フレーム7に取り付けたセッ
トプレート33の軸受35によって当該フレーム7に回
転可能に支持されている。
【0021】そして、側板3側に突出するモータ9のモ
ータ軸9aとスプール11間は、遊星歯車37aや太陽
歯車37b等からなる従来周知のギヤ減速機構37で連
結されて、モータ9の回転がスプール11に伝達される
ようになっている。そして、当該ギヤ減速機構37を構
成する遊星歯車支持体37cは、ブラケット31内に相
対回転可能に嵌合されている。
【0022】39はスプール巻上げ用のハンドルで、当
該ハンドル39は、セットプレート33に回転可能に取
り付くハンドル軸41の側板3外突出端に連結されてい
る。そして、ハンドル軸41にはスプール逆転止め用の
ラチェット43が取り付くと共に、ドライブギヤ45が
回転可能に嵌挿されており、ドライブギヤ45とハンド
ル軸41はドラグ装置47によって摩擦結合されてい
る。
【0023】また、図中、49はドライブギヤ45に噛
合するピニオンで、当該ピニオン49は、モータ9のモ
ータ軸9aの軸線上に於て上記遊星歯車支持体37cの
中心と側板3間に横架状態に支持したピニオン軸51に
回転可能且つその軸方向へ移動可能に支持されており、
ピニオン49とこれに対向する遊星歯車支持体37c間
には、両者のクラッチ結合を係脱するクラッチプレート
53が装着されている。
【0024】クラッチプレート53は、モータ9からの
巻取り動力をスプール11に伝達/遮断させるクラッチ
機構55の一構成要素で、従来と同様、側板3に挿着し
たクラッチレバー57の操作でピニオン49と上記遊星
歯車支持体37cとのクラッチ結合を係脱して、スプー
ル11を釣糸巻取り状態(クラッチON)と釣糸繰出し
状態(クラッチOFF)とに切り換えるようになってい
る。
【0025】また、上記クラッチレバー53にはマグネ
ット59が装着されると共に、当該マグネット59でO
Nとなるリードスイッチ61がクラッチOFFの位置に
対応してフレーム7に取り付けられており、図1及び図
2に示すように当該リードスイッチ61のクラッチOF
F信号が、リール本体5上部の側板1,3間に装着した
制御ボックス63内の制御手段65に入力されるように
なっている。
【0026】図2に示すように制御手段65はマイクロ
コンピュータからなり、この制御手段65は、プログラ
ムメモリ,データメモリ及び入出力装置を制御管理して
与えられたジョブを処理すべく必要な演算,転送処理を
実行するCPU67と、演算処理プログラム,糸長計算
式及び後述する異常設定条件やモータ出力を設定出力に
復帰させる復帰条件等を格納したROM69と、CPU
67での演算結果等のデータを記憶するRAM71と、
入,出力インターフェース73,75及びアップ・ダウ
ンカウンタ77とで構成されている。
【0027】また、図1中、79,81はフレーム7に
装着された一対のリードスイッチ、83はこれらに対向
してスプール11の一端部に装着されたマグネットで、
図2に示すようにリードスイッチ79,81は入力イン
ターフェース73を介してCPU67に接続されてい
る。そして、CPU69は従来周知の糸長計測装置と同
様、リードスイッチ79,81がマグネット83によっ
ていずれか先にON/OFFされることで得られるスプ
ール11の正転,逆転の判定信号を取り込んで釣糸の繰
出しか巻取りかを判定すると共に、リードスイッチ7
9,81から取り込むスプール11の回転パルス信号を
アップ・ダウンカウンタ77でカウントして、この計数
値を基にROM69に記憶された糸長計算式を演算実行
するようになっており、この演算結果が、釣糸の繰出し
量(糸長)として制御ボックス63の操作パネル85上
に設けたデジタル表示器87に表示されるようになって
いる。
【0028】また、上記入力インターフェース73に
は、操作パネル85上に設けたオートスイッチ89やマ
ニュアルスイッチ91が接続されており、釣人がオート
スイッチ89を操作すると、CPU67はモータ駆動回
路93を介して釣糸の繰出し量が「0m」になるまでモ
ータ9を作動し、また、マニュアルスイッチ91やハン
ドル39を操作すれば、その操作中に釣糸がスプール1
1に巻き取られるようになっている。
【0029】而して、本実施形態に係る電動リール95
は、上述の如き従来と同様の構成に加え、以下の如き特
徴を有する。上述したようにクラッチレバー57を操作
してクラッチOFFにすると、スプール11が釣糸繰出
し状態(スプールフリー状態)となって、仕掛けの重量
でスプール11が繰出し方向(正転方向)へ回転して釣
糸が繰り出されていくが、リードスイッチ61のクラッ
チOFF信号を入力したCPU67は、釣糸が所定量
(例えば5m)繰り出されると、モータ駆動回路93を
介してモータ9を設定出力(モータ出力100%)で釣
糸巻取り回転と同方向へ回転させて、スプール11に作
用するギヤ減速機構37の駆動トルクや軸受部等の摩擦
抵抗を排除するようになっている。
【0030】しかし、電動リールは「電動胴付き」と称
されるように船に固定して使用されることが多く、上述
したようにクラッチOFFの操作で釣糸が繰り出されて
いくが、波の揺れで船が下降して釣糸に弛みが生じ、こ
の弛んだ釣糸がスプール11に巻き込まれた後、釣糸が
再び引き出されると、スプール11が釣糸巻取り方向
(逆転方向)へ回転してバックラッシュが発生すること
が知られている。
【0031】そこで、本実施形態は、釣糸の繰出し時に
於けるスプール11の「1回/秒の逆回転」をバックラ
ッシュ発生による異常変化状態と見なして、これを異常
設定条件としてROM69に格納している。そして、リ
ードスイッチ61のクラッチOFF信号を入力したCP
U67は、釣糸が所定量(例えば5m)繰り出される
と、図示しないタイマの計測値と上記リードスイッチ7
9,81の検出結果からスプール11の回転方向と異常
設定条件とを比較し、そして、図3のA点でスプール1
1の1回/秒の逆回転を検出すると、CPU67は設定
出力の10%のモータ出力でモータ9が釣糸巻取り回転
と同方向へ回転するように、モータ駆動回路93を介し
てモータ9をデューティ制御するようになっている。
【0032】また、ROM69には、斯様にデューティ
制御されたモータ出力を設定出力に復帰させる復帰条件
として、図3に示すように10%のデューティ制御で釣
糸が所定量(5m)繰り出されると、モータ出力を設定
出力に復帰させるようにデータが組み込まれており、本
実施形態は仕掛けが所定の棚位置に降下するまで、斯か
る制御が繰り返されるようになっている。
【0033】本実施形態はこのように構成されているか
ら、実釣時に釣人がクラッチレバー57を操作してクラ
ッチOFFにすると、仕掛けの重量でスプール11が繰
出し方向へ回転して釣糸が繰り出され、これに伴い糸長
計測が行われてその計測値がデジタル表示器87に表示
されるが、リードスイッチ61のクラッチOFF信号を
入力したCPU67は、釣糸が5m繰り出されると、モ
ータ駆動回路93を介してモータ9を設定出力で釣糸巻
取り回転と同方向へ回転させるため、スプール11に作
用するギヤ減速機構37の駆動トルクや軸受部の摩擦抵
抗がなくなって仕掛けは速やかに降下していくこととな
る。
【0034】また、これと同時にCPU67は、タイマ
の計測値とリードスイッチ79,81の検出結果を基
に、スプール11の回転方向と異常設定条件とを比較す
る。そして、図3のA点でスプール11の1回/秒の逆
回転を検出すると、CPU67は設定出力の10%のモ
ータ出力でモータ9が釣糸巻取り回転と同方向へ回転す
るように、モータ駆動回路93を介してモータ9をデュ
ーティ制御するので、ギヤ減速機構37の駆動トルクや
軸受部の摩擦抵抗がスプール11に制動力として作用
し、これによりスプール11の回転速度が低下してバッ
クラッシュの発生が防止されることとなる。
【0035】而して、斯様に10%のデューティ制御の
状態で釣糸が更に5m繰り出されると、CPU67は、
図3に示すようにモータ出力を設定出力に復帰し、そし
て、以後、仕掛けが所定の棚位置に降下するまで、上述
した制御を繰り返して行くこととなる。このように、本
実施形態は、釣糸の繰出し時にモータ9を釣糸巻取り回
転と同方向へ回転させて、スプール11に作用するギヤ
減速機構37の駆動トルクや軸受部の摩擦抵抗を排除す
ると共に、スプール11の逆回転を検出したときに、モ
ータ出力を設定出力の10%にデューティ制御してギヤ
減速機構37の駆動トルクや軸受部の摩擦抵抗をスプー
ル11の制動力として作用させるようにしたので、釣り
場の状況で様々に変化する釣糸の繰出し操作を、釣糸の
繰出しに対するスプール過回転によって発生するバック
ラッシュの確実な防止を図り乍ら、所定の棚位置へ仕掛
けを迅速に降下させることができることとなり、この結
果、手際の良い釣り操作が可能となって満足のいく釣果
が得られることとなった。
【0036】また、本実施形態によれば、初心者でも釣
糸の繰出し操作に気を使う必要がなくなるので、安心し
て釣りを楽しめる利点を有する。更にまた、本実施形態
は、図1に示すようにモータ9の外周に除湿・乾燥剤2
5を取り付けてモータ収納部23内での結露の発生を防
止しているため、結露によってモータ9に錆が発生して
しまうこともない。
【0037】図4は請求項2の一実施形態に係る電動リ
ールの制御ブロック図、図5は本実施形態に於けるモー
タのデューティ制御図を示し、以下、本実施形態を図面
に基づき説明するが、発明部分を除く構成は図1に示す
実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を
付してそれらの説明は省略する。図4に示すように本実
施形態に於ける制御手段65-1もマイクロコンピュータ
からなり、本実施形態に於ても、釣糸の繰出し時に於け
るスプール11の「1回/秒の逆回転」をバックラッシ
ュ発生による異常変化状態と見なし、これを異常設定条
件としてROM69-1に格納している。
【0038】そして、リードスイッチ61のクラッチO
FF信号を入力したCPU67-1は、図示しないタイマ
の計測で所定の時間(例えば5秒)が経過すると、モー
タ駆動回路93を介してモータ9を設定出力(モータ出
力100%)で釣糸巻取り回転と同方向へ回転させると
共に、リードスイッチ79,81の検出結果からスプー
ル11の回転方向と異常設定条件とを比較するようにな
っている。
【0039】而して、この釣糸繰出し状態で、図5のA
点でスプール11の1回/秒の逆回転を検出すると、C
PU67-1は先ず、設定出力の10%のモータ出力でモ
ータ9が釣糸巻取り回転と同方向へ回転するように、モ
ータ駆動回路93を介してモータ9をデューティ制御す
るようになっている。そして、ROM69-1には、図5
に示すようにモータ出力の低下後、所定の時間(例えば
5秒)が経過すると、低下したモータ出力を設定出力の
90%まで復帰させる復帰条件が組み込まれている。
【0040】そして、CPU67-1は、斯様に90%デ
ューティの状態でモータ9を作動させて釣糸の繰出しを
したところ、図5のB点で再びスプール11の逆回転を
検出したとき、設定出力の20%のモータ出力でモータ
9を釣糸巻取り回転と同方向へ回転させ、20%のデュ
ーティ制御後、所定の時間(5秒)が経過すると、設定
出力の80%のモータ出力でモータ9をデューティ制御
し、そして、斯かる状態で釣糸の繰出しをしたところ、
再び図5のC点でスプール11の逆回転を検出したとき
には、設定出力の30%のモータ出力でモータ9を釣糸
巻取り回転と同方向へ回転させるようになっている。そ
して、所定の時間(5秒)が経過すると、CPU67-1
が次に設定出力の70%のモータ出力でモータ9を釣糸
巻取り回転と同方向へ回転させるようにデータが組み込
まれており、斯かる70%のデューティ制御でスプール
11の逆回転が検出されないときには、70%デューテ
ィが、バックラッシュが生じ難いモータ9の最大出力で
あると学習して、これを新たなモータ9の設定出力とし
てRAM71-1に格納し、この70%デューティによっ
て再投入時にCPU67-1がモータ9を作動させて、上
述した制御を再現するようになっている。
【0041】本実施形態はこのように構成されているか
ら、実釣時に釣人がクラッチレバー57を操作してクラ
ッチOFFにすると、仕掛けの重量でスプール11が繰
出し方向へ回転して釣糸が繰り出されていくが、リード
スイッチ61のクラッチOFF信号を入力したCPU6
7-1は、クラッチOFFの操作後、タイマの計測で所定
の時間(5秒)が経過すると、モータ駆動回路93を介
してモータ9を設定出力で釣糸巻取り回転と同方向へ回
転させるため、スプール11に作用するギヤ減速機構3
7の駆動トルクや軸受部の摩擦抵抗がなくなって仕掛け
は速やかに降下していくこととなる。
【0042】また、これと同時にCPU67-1は、タイ
マの計測値とリードスイッチ79,81の検出結果を基
に、スプール11の回転方向と異常設定条件とを比較す
る。そして、図5のA点でスプール11の1回/秒の逆
回転を検出すると、CPU67-1は、設定出力の10%
のモータ出力でモータ9を釣糸巻取り回転と同方向へ回
転させて釣糸の繰出しを行うので、ギヤ減速機構37の
駆動トルクや軸受部の摩擦抵抗がスプール11に制動力
として作用し、これによりスプール11の回転速度が低
下してバックラッシュの発生が防止されることとなる。
【0043】而して、斯様にモータ出力の低下後、所定
の時間(5秒)が経過すると、CPU67-1は低下した
モータ出力を設定出力の90%まで復帰させるが、斯か
る90%デューティの状態で釣糸の繰出しをしたとこ
ろ、図5のB点で示すように再びスプール11の逆回転
を検出すると、CPU67-1は設定出力の20%のモー
タ出力でモータ9を釣糸巻取り回転と同方向へ回転させ
て釣糸の繰出しを行うので、同様にギヤ減速機構37の
駆動トルクや軸受部の摩擦抵抗がスプール11に作用し
てバックラッシュの発生が防止されることとなる。
【0044】そして、斯様に20%のデューティ制御
後、所定の時間(5秒)が経過すると、設定出力の80
%のモータ出力でモータ9が釣糸巻取り回転と同方向へ
回転し、そして、斯かる状態で釣糸の繰出しをしたとこ
ろ、図5のC点で再びスプール11の逆回転を検出した
とき、CPU67-1は、設定出力の30%のモータ出力
でモータ9を釣糸巻取り回転と同方向へ回転させ、所定
の時間(5秒)が経過すると、次に設定出力の70%の
モータ出力に復帰させることとなる。
【0045】そして、斯かる70%のデューティ制御で
スプール11の逆回転が検出されないとき、70%のデ
ューティ制御でモータ9が作動し続けると共に、斯かる
70%デューティがバックラッシュが生じ難いモータ9
の最大出力であると学習して、これが新たなモータ9の
設定出力としてRAM71-1に格納され、この70%デ
ューティによって再投入時にCPU67-1がモータ9を
作動させて、上述した制御を再現することとなる。
【0046】このように、本実施形態は、釣糸の繰出し
時にモータ9を釣糸巻取り回転と同方向へ回転させてス
プール11に作用するギヤ減速機構37の駆動トルクや
軸受部の摩擦抵抗を排除させると共に、スプール11の
逆回転を検出したときに、モータ出力を下げ、そして、
ROM69-1に記憶された復帰条件で再びモータ出力を
増加方向に復帰させ乍ら、異常設定条件到達前のバック
ラッシュが生じ難いモータ9の最大出力を学習して、こ
れを新たな設定出力としてRAM71-1に記憶させるよ
うにしたので、本実施形態によっても、釣り場の状況で
様々に変化する釣糸の繰出し操作を、釣糸の繰出しに対
するスプール過回転によって発生するバックラッシュの
確実な防止を図り乍ら、所定の棚位置へ仕掛けを迅速に
降下させることができることとなり、この結果、手際の
良い釣り操作が可能となって満足のいく釣果が得られる
こととなった。
【0047】尚、上記各実施形態に於けるモータ出力の
デューティ制御の数値は例示であって、斯かる数値に限
定されるものでないことは勿論であるし、クラッチレバ
ー57のクラッチOFFの操作と同時に、モータ9が釣
糸巻取り回転方向と同方向に回転するように構成しても
よい。
【0048】また、上記各実施形態では、クラッチレバ
ー57の操作によるリードスイッチ61のクラッチOF
F信号で釣糸の繰出し状態を認識するようにしたが、例
えば糸長計測装置による計測値(釣糸の繰出しでスプー
ルが所定回転数釣糸繰出し方向へ回転した時)を基に釣
糸の繰出し状態を認識させてもよい。更にまた、上述し
た各実施形態では、釣糸の繰出し時に於けるスプール1
1の「1回/秒の逆回転」をバックラッシュ発生による
異常変化状態と見なしたが、例えば、リードスイッチ7
9,81の検出結果を基に、CPU67で釣糸繰出し時
の単位時間当たりのスプール回転数の変化量を計測する
と共に、一定域の基準値から外れる釣糸繰出し時の単位
時間当たりのスプール回転数の変化量を異常設定条件と
してROM69に記憶し、CPU69は計測値がこの異
常設定条件に合致したときに、釣糸巻取り回転と同方向
に回転するモータ9のモータ出力をデューティ制御する
ようにしてもよく、斯かる実施形態によっても、上記各
実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能であ
る。
【0049】また、本出願人は、特開平4−27651
0号公報に於て、送信用超音波センサからスプールの釣
糸巻回面に発射された超音波が受信用超音波センサに受
信されるまでの時間差をタイマが測定して、この時間差
を基に制御手段のCPUが巻回面と両超音波センサとの
間の距離を計算式で演算し、そして、スプールに巻回さ
れた釣糸の糸巻径を同じく計算式で算出した後、糸長計
算式から糸長を演算する糸長計測装置を提案したが、上
記ROM69に基準値から外れる釣糸繰出し時のスプー
ル回転数に対する糸巻径の変化量を異常設定条件として
記憶し、計測された糸巻径計測値が基準値内であるか否
かをCPU67が比較し、計測値がこの異常設定条件に
合致したとき、バックラッシュが発生したとして釣糸巻
取り回転と同方向に回転するモータ9のモータ出力をデ
ューティ制御するように構成してもよい。
【0050】而して、この実施形態によっても、上述し
た各実施形態と同様、バックラッシュの確実な防止を図
り乍ら、所定の棚位置へ仕掛けを迅速に降下させること
が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る電動
リールによれば、釣り場の状況で様々に変化する釣糸の
繰出し操作を、釣糸の繰出しに対するスプール過回転に
よって発生するバックラッシュの確実な防止を図り乍
ら、所定の棚位置へ仕掛けを迅速に降下させることがで
きるので、手際の良い釣り操作が可能となって満足のい
く釣果が得られることとなった。また、本発明によれ
ば、初心者でも釣糸の繰出し操作に気を使う必要がなく
なるので、安心して釣りを楽しめる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施形態に係る電動リールの断面
図である。
【図2】図1に示す電動リールの制御ブロック図であ
る。
【図3】図1に示す電動リールに装着したモータのデュ
ーティ制御図である。
【図4】請求項2の一実施形態に係る電動リールの制御
ブロック図である。
【図5】請求項2の一実施形態に係る電動リールに装着
したモータのデューティ制御図である。
【符号の説明】
5 リール本体 9 モータ 11 スプール 37 ギヤ減速機構 55 クラッチ機構 57 クラッチレバー 59 マグネット 61,79,81 リードスイッチ 65,65-1 制御手段 67,67-1 CPU 69,69-1 ROM 71,71-1 RAM 95 電動リール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持したスプー
    ルをギヤ減速機構を介して巻取り駆動するスプール駆動
    モータと、 当該スプール駆動モータを作動させるモータ作動指令手
    段と、 上記スプールを釣糸巻取り状態と釣糸繰出し状態とに切
    り換える動力伝達切換機構と、 上記スプールから繰り出される釣糸の繰出し状況を検出
    する検出手段と、 釣糸の繰出し状況の変化をバックラッシュの発生による
    異常変化状態と見なす異常設定条件及びモータ出力を設
    定出力に復帰させる復帰条件とを記憶する記憶手段と、 上記動力伝達切換機構でスプールが釣糸繰出し状態に切
    り換えられて釣糸が繰り出された状態に於て、上記検出
    手段の検出結果と異常設定条件とを比較し、当該検出結
    果が異常設定条件になった時にモータ作動指令手段に検
    出信号を送出する比較手段とを備え、 上記モータ作動指令手段は、釣糸繰出し時にスプール駆
    動モータを釣糸巻取り回転と同方向へ設定出力で作動さ
    せると共に、 上記比較手段からの検出信号に基づきスプール駆動モー
    タのモータ出力を設定出力より下げ、上記記憶手段で記
    憶された復帰条件で再びモータ出力を設定出力に復帰さ
    せることを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 リール本体に回転可能に支持したスプー
    ルをギヤ減速機構を介して巻取り駆動するスプール駆動
    モータと、 当該スプール駆動モータを作動させるモータ作動指令手
    段と、 上記スプールを釣糸巻取り状態と釣糸繰出し状態とに切
    り換える動力伝達切換機構と、 上記スプールから繰り出される釣糸の繰出し状況を検出
    する検出手段と、 釣糸の繰出し状況の変化をバックラッシュの発生による
    異常変化状態と見なす異常設定条件及びモータ出力を増
    加方向に復帰させる復帰条件とを記憶する記憶手段と、 上記動力伝達切換機構でスプールが釣糸繰出し状態に切
    り換えられて釣糸が繰り出された状態に於て、上記検出
    手段の検出結果と異常設定条件とを比較し、当該検出結
    果が異常設定条件になった時に上記モータ作動指令手段
    に検出信号を送出する比較手段とを備え、 上記モータ作動指令手段は、釣糸繰出し時にスプール駆
    動モータを釣糸巻取り回転と同方向へ設定出力で作動さ
    せ、上記比較手段からの検出信号に基づきスプール駆動
    モータのモータ出力を下げると共に、上記記憶手段で記
    憶された復帰条件で再びモータ出力を増加方向に復帰
    し、 上記記憶手段は、上記異常設定条件到達前のバックラッ
    シュが生じ難いスプール駆動モータの最大出力を学習記
    憶して、これを新たな設定出力とすることを特徴とする
    魚釣用電動リール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083481A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 General Electric Co <Ge> 航空機着陸装置用電気機械式アクチュエータのブリーザ装置
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