JP2000267426A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2000267426A
JP2000267426A JP6963899A JP6963899A JP2000267426A JP 2000267426 A JP2000267426 A JP 2000267426A JP 6963899 A JP6963899 A JP 6963899A JP 6963899 A JP6963899 A JP 6963899A JP 2000267426 A JP2000267426 A JP 2000267426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
developer
toner
image
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6963899A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Hara
伸明 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6963899A priority Critical patent/JP2000267426A/ja
Publication of JP2000267426A publication Critical patent/JP2000267426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微粒子トナーを用い、100万枚という長期
複写動作においても、現像スリーブ表面の形状を変えず
に、常に安定して現像スリーブ上のトナー塗布量を維持
でき、画像濃度が安定し、カブリを抑えた良好な画像を
得ることができ、現像スリーブ上にブロッチの発生しな
い現像装置、画像形成装置の提供。 【解決手段】 像担持体に対向して配置され、内部に磁
界発生手段が配置された非磁性金属材料からなる円筒状
の現像剤担持体を有し、該現像剤担持体が、像担持体に
対向する位置に現像剤を搬送して像担持体表面の静電潜
像を現像してトナー像を形成する現像装置において、現
像剤担持体が、非磁性金属材料によって形成され、その
外表面が擬似的鏡面を有し、該表面に金属メッキ処理が
施されて金属メッキ層が形成されている現像装置及びこ
れを用いた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写装
置、プリンタ、ファクシミリ等とされる電子写真式、或
いは静電記録式の画像形成装置に関し、特に、この場合
に使用される感光体上に形成された静電潜像を現像する
現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置、プリンタ、ファクシミリ等と
される画像形成装置においては、電子写真感光体や静電
記録誘電体等からなる像担持体上に形成した潜像を、現
像装置により現像してトナー像として可視化することが
行われている。このような現像装置の一つとして、乾式
一成分現像装置が種々提案され、又、実用化されてい
る。しかし、いずれの現像装置においても、現像剤担持
体上に一成分現像剤のトナーの薄層を形成することは極
めて難しいことであった。これに対して、画像の鮮明
度、解像度等の向上が求められている現在、現像剤担持
体上に均一なトナーの薄層を形成する方法及びこれを適
用した装置に関する開発は必須となっており、これに応
えていくつかの方策が提案されている。例えば、特公昭
63−16736号公報等に記載されているように、ブ
レードとして、ゴム、樹脂若しくは金属製の弾性ブレー
ドを現像スリーブ上に軽圧接触させ、その接触部で現像
スリーブ上にこびりついたトナーを剥ぎ取りながらトナ
ー層厚を規制することで、均一なトナー薄層形成を実現
可能としている。
【0003】ところで、更なる高画質化、及び複写動作
のクイックスタートを目的として、トナーを小粒径と
し、低融点材料で形成した場合には、従来のトナーと比
較して凝集度が高くなるため、ブレード近傍でトナーの
ブロッキングが生じ易く、それにより高湿環境下におい
ては、ムラやカブリの多い画像、又、低湿環境下におい
てはブロッキングに加え、チャージアップによって、ス
リーブ上に局所的にトナーが凝集付着する、所謂ブロッ
チ現象が発生し、その影響が画像上に出る現象が生じる
場合がある。特に、このブロッチ現象は、スリーブ表面
が滑らかで鏡面に近いほど、トナーとスリーブ表面との
接触面積が大きくなり、トナーが過度にチャージアップ
するために起こり易い。
【0004】このような現象に対する対策としては、磁
性ブレードの現像スリーブ近接部よりもスリーブ回転方
向の上流側の位置に、現像スリーブに当接して回転する
連泡性ポリウレタン製のローラや、ファーブラシ構造の
ローラを配設することで、現像スリーブ上にこびりつい
たトナーをその接触部で摺動させ、現像スリーブからト
ナーを剥がれ易くすると同時に、トナーヘのトリボ付与
を行うことが行なわれている。上記構成によって、ブレ
ード近傍にブロッキングしたトナーは、上記のようなロ
ーラの回転によりほぐされるので、良好な流動性を維持
できるようになり、その結果として、カブリ、ブロッチ
等のない良好な画像提供が可能となる。
【0005】しかしながら、本発明者の検討によれば、
上記の対策が施されているローラ接触系を用いた場合に
も、数万枚の連続複写を行うと、複写動作後半やトナー
補給時に以下のような問題点が生じることがわかった。
即ち、数万枚単位での連続複写を行うと、複写動作が進
むにつれて、上記ローラ内部にトナーが徐々に詰まって
いくことで(例えば、連泡性の発泡体の場合は連通して
いる気泡を通過して、ファーブラシの場合には各繊維の
間に)、ローラが硬質化したり、又、スリーブへの摺動
回数が増すことで、発泡体のセルのほつれ、ファーブラ
シのへたりが発生する結果、スリーブの摺動部でのロー
ラ当接不良によるトナーの剥ぎ取り不足、剥ぎ取りムラ
が発生する。又、ローラ表面もトナーで覆われることに
なるので、スリーブとの接触部でのトナーへのトリボ付
与の減少も生じる。その結果、画像濃度ムラ、カブリ、
濃度薄、ブロッチ等が生じる。その他、ローラの硬質化
によって、スリーブヘの当接圧が過大となり、現像スリ
ーブ回転駆動トルクが過剰に増大する現象も生じる。
【0006】これに対し、上記問題点を解決する手段と
して、定形粒子によるブラスト処理により、表面を比較
的滑らかな凹凸を有する平滑面とした現像スリーブと、
該スリーブに対して一定の間隙を有して配設された磁性
ブレードを用いることが行なわれており、トナーとスリ
ーブ表面との接触面積を適度に抑え、現像スリーブ上に
適正なトリボが付与されたトナー薄層の形成を可能とす
ることで、数万枚の複写動作においても、カブリ、ブロ
ッチのない良好な画像を維持できるようになってきてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、以上の
ような構成を有する現像装置を用い、更に高画質化を達
成させるために、トナーとして粒子径が8.0μm以下
の微粒子を用い、且つ、装置の長寿命化と画質安定性の
可能性を確認する目的で、100万枚の画出し耐久試験
を行った。この結果、以下のような問題が生じることが
わかった。 (1)現像スリーブとして、SUSからなる材質の円筒
管を用い、この表面に定形ビーズによるサンドブラスト
処理を行なって、その表面の粗さRaが0.6μmとな
るように調製したものを使用した態様の現像装置を用
い、低湿環境下で、画出し動作を行った。この結果、イ
ニシャルのベタ黒反射濃度が1.40、スリーブ上のト
ナーの帯電量の絶対値が10μC/g、スリーブ上のト
ナーの単位面積当たりの重量(以下、M/S量と称す)
が1.0mg/cm2であった。その後、数千枚の画出
しを行なった時点では、ベタ黒反射濃度が1.10、ト
ナー帯電量が5μC/gといずれも低下し、且つ、M/
S量が1.5mg/cm2と変動し、更に非画像部への
トナー付着(以下、カブリと称す)も増加した。しか
し、その後、更に画出しを続けると、画像濃度、カブリ
共に良化し、50万枚時点では、ベタ黒反射濃度が1.
3〜1.4、帯電量10μC/g、M/Sが1.0mg
/cm2となり、この状態で100万枚に達した。
【0008】(2)現像スリーブの材質として、アルミ
ニウム製(以下、Al製と称する)のものを用い、
(1)と同様に粗面化処理を施した態様の現像装置を用
い、(1)と同じように画出し動作を行った。この結
果、(1)と同様に、数千枚の画出し動作でベタ黒反射
濃度低下、カブリが発生したが、その後、この場合も、
ベタ黒反射濃度、カブリ共に良化し始め、1万枚以降は
安定した画像を維持し続けた。
【0009】上記現象の発生原因を調べたところ、SU
S製の現像スリーブを使用した場合に生じた数千枚での
ベタ黒画像濃度低下、カブリ増加は、微粒子トナー中に
混入している更なる微粉が現像スリーブの凹凸粗面にこ
びりつき、現像スリーブからのトナーヘの帯電付与の低
下と、こびりつきによるM/S量の上昇によって生じた
ものであることがわかった。又、画出しを続けるとその
後に良化していったのは、耐久試験が進むにつれ、徐々
にスリーブの表面凹凸が削れて滑らかになり、それと共
に、こびりつきトナーも一緒に削り取られることで、ト
ナーの帯電量が上がり、搬送性も安定化したためである
と考えられる。更に、(2)のAl製スリーブの場合
は、その材質が(1)のSUS製スリーブよりも軟らか
いため、より早く削れ、その結果SUS製スリーブを使
用した場合よりも早く良化したものと考えられる。
【0010】従って、本発明の目的は、8.0μm以下
の微粒子トナーを用い、100万枚という長期複写動作
を行った場合にも、現像スリーブの外表面の形状を変え
ずに常に安定して現像スリーブ上のトナー塗布量を維持
し、この結果、画像濃度が安定し、カブリを小さく抑え
た良好な画像を得ることができ、且つ、現像スリーブ上
にブロッチの発生しない現像装置、特に一成分磁性トナ
ーを用いた現像装置、更には、これらを有する画像形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明によって達成される。即ち、本発明は、表面に静電
潜像を形成するための像担持体に対向して配置され、内
部に磁界発生手段が配置された非磁性金属材料からなる
円筒状の現像剤担持体を有し、該現像剤担持体が、表面
に保持した現像剤を上記像担持体に対向する位置に搬送
して像担持体表面の静電潜像を現像してトナー像を形成
するための現像装置において、上記現像剤担持体が、非
磁性金属材料によって形成され、その外表面が擬似的鏡
面を有し、且つ、該表面に金属メッキ処理が施されて金
属メッキ層が形成されていることを特徴とする現像装
置、及びこれを用いた画像形成装置である。
【0012】好ましい形態としては、外表面の表面粗さ
Raが、回転方向及び軸方向共に0.01以上0.4μ
m以下である現像剤担持体を用いる。好ましい形態とし
ては、現像剤担持体の材質をステンレス鋼とし、その外
表面がグラインダー研磨によって平滑処理されているも
のを用いる。好ましい形態としては、現像剤担持体の材
質がアルミニウムであり、その外表面を、引き抜き成
形、切削、砥石による研磨のうちいずれか一つによって
平滑処理されているものを使用する。好ましい形態とし
ては、その外表面がパフ研磨により鏡面仕上げされてい
る現像剤担持体を用いる。好ましい形態としては、現像
剤として、一成分磁性トナーを使用する。
【0013】好ましい形態としては、金属メッキ層の硬
度がHv=450〜1000以下となるように調整され
ている現像剤担持体を用いる。好ましい形態としては、
現像剤担持体として、無電解Ni−Pメッキ、無電解N
i−Bメッキ、無電解Pd−P、電気Crメッキのいず
れかの金属メッキ処理が施されたものを使用する。好ま
しい形態としては、帯電極性が正の現像剤を用い、且
つ、現像剤の仕事関数と、金属メッキ層を構成している
金属の仕事関数を測定した場合に、下記式(1)の関係
が成立するように構成する。
【0014】
【数3】 好ましい形態としては、帯電極性が負の現像剤を用い、
且つ、現像剤の仕事関数と、金属メッキ層を構成してい
る金属の仕事関数を測定した場合に、下記式(2)の関
係が成立するように構成する。
【数4】 上記において、仕事関数とは、フェルミ準位にある金属
内電子を固体外部の真空へ移すのに必要な仕事と定義さ
れ、通常、電子ボルト(eV)単位で表される。
【0015】
【好ましい実施の形態】図lは、本発明の現像装置の一
例を示す概略断面図である。図1において、1は、矢印
a方向に回転する像担持体である感光ドラムである。現
像装置11は、該感光ドラム1に隣接して設けられる
が、その際、現像装置11を構成する現像剤担持体とし
ての現像スリーブ3が、図1に示したように、感光ドラ
ム1に対峙するように設けられる。この感光ドラム1と
現像スリーブ3とが対向した部分が現像領域になる。
又、現像装置11は、現像容器2を有し、本例では、現
像容器2内に一成分現像剤としての磁性トナー7が収容
されている。該磁性トナー7によって、上記現像領域に
おいて、感光ドラム1上の静電潜像が現像され、トナー
像として可視化するように構成されている。
【0016】更に、現像容器2には、現像装置11の長
手方向(紙面に直角方向)に延在する開口部が設けられ
ており、該開口部には、内部に磁界発生手段である磁石
4が固定配置されている現像剤担持体としての現像スリ
ーブ3が配置され、上述したように、感光ドラム1に対
向して設けられる。現像スリーブ3は、例えば、アルミ
ニウム、SUS等の材料からなる円筒状の部材である
が、上記開口部の、図で見て右略半周面を現像容器2内
に没入し、左略半周面を現像容器2外へ露出した状態で
配置され、感光ドラム1に対向して配置され、回転可能
に構成されている。現像スリーブ3と感光ドラム1との
間には僅かな微少間隙が設けられている。図1に示した
例では、現像スリーブ3は、感光ドラム1の回転方向a
に対し、矢印b方向に回転駆動しており、両者が対峙し
ている位置でみると同方向に回転している。尚、現像ス
リーブ3の表面材質、表面形状については後に詳述す
る。現像スリーブ3内に設けられている磁石4は、図1
に示した例では固定された永久磁石であり、現像スリー
ブ3が回転駆動された場合も固定位置及び姿勢が維持さ
れ、固定的な磁界が発生するように構成されている。更
に、図1に示した現像装置では、現像容器2内の現像ス
リーブ3の上方位置に、そのエッジ部を近接させた状態
で、現像剤規制部材としての磁性ブレード5が設けられ
ている。
【0017】以下、上記した構成を有する図1に示した
現像装置における磁性トナー7の動きについて説明す
る。現像容器2に収納されている磁性トナー7は、現像
スリーブ3上に付着され、その状態で現像スリーブ3の
回転に伴って運ばれ、磁性ブレード5と現像スリーブ3
の間隙に生じる磁気的な規制部を抜け出すことによって
現像スリーブ3上に磁性トナー7の薄層を形成し、感光
ドラム1と微少間隙を開けて対向している現像部へと搬
送される。そして現像部において、現像スリーブ3と感
光ドラム1との間に、現像バイアスとして直流に交流を
重畳した交互電圧が印加されることにより(不図示)、
現像スリーブ3上の磁性トナー7が感光ドラム1の静電
潜像に対応して転移し、静電潜像に付着して該潜像を現
像してトナー像として可視化する。
【0018】ここで、本発明の現像装置で用いる現像ス
リーブ3の構成について詳述する。本発明に用いる現像
スリーブは、例えば、SUS304製の円筒状のものか
らなり、その表面は、所望の径を出すために、グライン
ダー加工やバフ研磨が施され、擬似的鏡面が形成されて
いる。即ち、従来、一般に使用されているもののような
サンドブラスト等の粗面化処理がされておらず、表面に
微少凹凸面は形成されていない。これは、前述したよう
に、本発明が、ブラスト処理を施したスリーブを使用し
た場合において、特に耐久試験中に生じていたトナーの
トリボの変動、或いはM/S量の変動を小さくすること
を目的としているためである。
【0019】更に、本発明においては、上記のように、
外表面に擬似的鏡面が形成されている現像スリーブ表面
に金属メッキ処理が施されて、金属メッキ層が形成され
ているものを使用する。前述したように、表面にブラス
ト処理を施さない状態で、スリーブ基体としてAlやS
US等の材料を使用すると、低湿環境下において、現像
剤と現像スリーブ表面との接融面積が大きくなり過ぎ
て、現像剤が過度にチャージアップして、低湿環境下に
おいては「ブロッチ現象」が生じてしまう場合があっ
た。これに対して、本発明者が検討した結果、スリーブ
表面に金属メッキを施し、金属メッキ層が形成されてい
る場合は、スリーブ表面とトナーとの摩擦帯電性が変わ
るためブロッチ現象を有効に防止できることを知見して
本発明に至った。更に、この場合に最適な現像スリーブ
の表面状態、及び、現像剤の仕事関数と金属メッキ層を
構成している金属の仕事関数との関係を見いだした。
【0020】先ず、現像スリーブ表面の状態とトナーと
の摩擦帯電特性について詳しく調べた結果、以下のこと
がわかった。以下、現像剤の帯電が正の場合について、
数値を用いて説明する。
【0021】
【表1】表1:一成分磁性トナー(キヤノン製)と数種
の金属材質及び金属メッキについての仕事関数
【0022】上記表1は、一成分磁性トナー(キヤノン
製)についてと、数種の金属材料及び金属メッキ層につ
いての仕事関数を調べた結果である。測定は、光電効果
を利用した仕事関数測定装置(理研計器社製 表面分析
装置AC−1S)を用いて行った。尚、トナーの仕事関
数は、トナーをアルミニウム板の上に板状に融解したも
のを測定用試料とし、これについて測定を行なった。
【0023】一般に、二つの物を接触させた場合に、仕
事関数の小さいものの方が正に帯電する傾向にある。従
って、現像剤として正に帯電するトナーを用いる場合に
は、スリーブ表面に施すメッキ剤は、現像剤よりも仕事
関数が大きいものを使うべきである。そして、現像剤と
スリーブ表面のメッキ剤の仕事関数の差が、大きければ
大きいほどトナーの帯電量も大きくなると考えられる。
実際に図1の現像容器2を用いて、様々なトナーと、そ
の外表面が種々の金属材質、或いは各種材料で金属メッ
キされている現像スリーブとを組み合わせた場合におけ
るトナーの帯電量、及び両者の間の仕事関数(W.
F.)の差を測定し、結果を表2にまとめて示した。
【0024】
【表2】表2:現像スリーブに対するトナーの帯電量
【0025】又、図5に、上記表2の仕事関数の差を横
軸に、トナーの帯電量を縦軸にとったグラフを示した。
表2や図5のグラフから分かるように、トナーと、現像
スリーブ表面を形成している金属の仕事関数の差が大き
ければ大きいほど、トナーの帯電量が実際に大きくなっ
ていることが確認された。そこで、実際に、図2に示し
た電子写真記録装置を用い、トナーの仕事関数と現像ス
リーブ表面の仕事関数の差を適宜な値となるように調整
した現像スリーブとトナーの組み合わせでコピー画像の
出力を行ない、画像特性について調べた。上記の仕事関
数の差の調整は、表面に種々の金属メッキを施すことに
よって、或いは金属材料で形成した現像スリーブを用い
ることによって行なった。
【0026】図2に示した電子写真記録装置の構成につ
いて、以下に簡単に説明する。図2にて、電子写真記録
装置では、像担持体である感光ドラム1を回転自在に設
け、該感光ドラム1を1次帯電器12で一様に帯電し、
次に、レーザーに代表される発光素子13によって情報
信号を露光して感光ドラム1上に静電潜像を形成し、該
静電潜像を現像装置11で可視化する。次に、得られた
可視像を転写帯電器14により転写紙15上に転写し、
更に、定着装置16にて定着して定着画像を得る。又、
感光ドラム1上の転写残トナーは、クリーニング装置1
7により除去する。
【0027】表3に、トナーと種々の現像スリーブの組
み合わせで1分間に20枚出力できる中速のコピー機と
60枚出力できる高速のコピー機でコピー画像を出力し
た場合の、初期から1万枚までのコピー画像の平均濃
度、及び現像スリーブ上のトナーのブロッチの様子を調
べた結果をまとめて示した。表3において、画像濃度
は、反射濃度で1.20未満のものを×、1.20以上
1.30未満のものを△、1.30以上のものを○とし
て評価した。又、ブロッチは、スリーブ上にブロッチが
観察され、更に画像にも影響を及ぼしている場合を×、
スリーブ上に軽微なブロッチが観察されるが、画像には
影響を及ぼしていない場合を△、スリーブ上にブロッチ
が観察されない場合を○として評価した。
【0028】
【表3】表3
【0029】表3の結果から明らかなように、現像スリ
ーブ表面に金属メッキ層を施すことによって、ブロッチ
の発生を有効に抑えることができた。この理由は、トナ
ーの仕事関数と金属メッキ層を構成している金属の仕事
関数の差が、適切な値(表3から1.0以下)の場合に
は、トナーの帯電量が低湿環境下においても過度に大き
くならないためであると考えられる。しかし、仕事関数
の差が小さくなり過ぎた場合(上の表から0.1以下)
には、トナーの帯電量が小さくなり過ぎ、1分間で60
枚出力できる高速コピー機の場合、コピー画像の濃度が
でなくなってしまうことが起こる場合がある。しかし、
1分間で20枚出力できる中速コピー機の場合、実用上
問題のない濃度でコピー画像を出力することができた。
これは、前者の高速コピー機の場合、スリーブの回転速
度が後者の中速コピー機に比べて速いため、トナーがス
リーブと現像容器の間で力を受け、形状が変化したりし
て劣化し、トナーへの帯電が適切に行われなくなり、ト
ナーの帯電量がコピー枚数が進むにつれて落ちやすくな
るためと考えられる。よって、機械のより高速化を考え
た場合、トナーとスリーブ表面の金属メッキ層を形成し
ている金属の仕事関数の差が、0.1eV以上1.0e
V以下となるようにすることがより好ましい。
【0030】
【数5】 以上は、現像剤の帯電極性が正の場合で説明したが、現
像剤の帯電が負の場合も、数値の正負を以下のようにか
えるだけで同様に考えることができる。
【数6】
【0031】ここで、現像スリーブ表面に施す金属メッ
キ処理について説明する。本実施例のような、仕事関数
の調節を行う目的で施すメッキ処理の方法としては、種
々の方法があるが、例えば、無電解Ni−Pメッキ、無
電解Ni−Bメッキ、無電解Pd−Pメッキ、電気Cr
メッキ等によって良好に行うことができる。スリーブ表
面を形成する物質の物性としては、非磁性であることが
必要である。ニッケルは、単体では強磁性体であるが、
無電解メッキ中で、リン、或いはホウ素と結びつくこと
によって非結晶質となり非磁性化するため、本発明で使
用するスリーブ表面材質としての使用が可能となる。そ
の際のメッキ層中のリンの含有量は重量%で、無電解N
i−Pメッキ層に対して8〜10%、無電解Ni−Bメ
ッキ層に対して5〜7%、無電解Pd−Pメッキ層に対
して5〜9%であることが好ましい。
【0032】上記のような方法でメッキをする範囲は、
現像スリーブ表面全体に行ってもよいが、仕事関数を適
宜に調節する目的で、例えば、メッキの前処理としてマ
スキングをしてから、表面にメッシュ状にメッキをする
ことも考えられる。更には、これらのメッキ剤とスリー
ブ基体の密着性を高めるために、メッキ処理を行う前
に、スリーブ表面に亜鉛合金被膜を生成させる(ジンケ
ート処理)ことも好ましい。
【0033】更に、本発明においては、無電解メッキを
用いることが好ましく、以下の理由による。一般に、電
気メッキでは、凹凸粗面を有する表面に対しては、凸部
に優先的にメッキ剤が付着するため凸部のみがメッキ厚
になり、凹部には付着しづらいので、均一なメッキ層を
形成することが難しい。本発明においては、現像スリー
ブを構成する基体表面にはブラスト処理がされておらず
擬似的鏡面を有しているので、その外表面が滑らかでは
あるが、無電解メッキに比べた場合は、均一なメッキが
しずらいことに変わりはない。これに対し、無電解メッ
キでは、凹凸粗面に左右されずに、均一にメッキでき
る。
【0034】又、本発明においては、上記のようにして
金属メッキが施された現像スリーブ表面の金属メッキ層
の硬度が、Hv=450以上であることが望まれる。こ
うすることで、機械の耐久が進んだ時にも、現像スリー
ブの摩耗の程度を小さくすることができる。この結果、
現像スリーブ表面の削り粉等がスリーブとブレードの間
に挟まって画像に筋ができるといったことを生じること
がない。しかし、金属メッキの硬度を上昇させる代表的
な方法としてのアニールを用い、硬度をHv=1000
よりも大きくしようとした場合には、現像スリーブ全体
が熱で変形してしまい、画像ムラが生じてしまうことが
考えられる。従って、スリーブに施す金属メッキの硬度
はHv=450〜1000程度が適当である。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施例及び比較例を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。 (実施例1)本実施例の現像装置では、現像スリーブと
して下記のものを使用した。基体として、表面が鏡面処
理の代表例であるグラインダー研磨によって平滑処理さ
れたSUSを用い、該基体上に無電解Ni−Pメッキ処
理を施して10μmのメッキ層が形成されている現像ス
リーブを使用した。表面粗さを測定したところ、Ra=
0.3μmであった。この現像スリーブを組み込んで図
1に示した構成の本実施例の現像装置を得た。これを図
2に示したと同様の構成を有する画像形成装置に搭載
し、現像剤として、高画質化を目的とした微粒子トナー
である平均粒径が6.0μmのトナー(キヤノン社製)
を用い、低湿環境下で100万枚の画出し耐久試験を行
った。尚、現像スリーブのRaは、JIS−B0601
及びISO468に記載されている十点平均粗さによっ
て求めた。測定は、接触式表面粗さ測定器SE−330
0(小坂研究所社製)を用いて行った。
【0036】(比較例1)現像スリーブ表面に、定形ビ
ーズによるサンドブラスト処理を施し、金属メッキを施
していない現像スリーブを使用する以外は実施例1と同
様にして、低湿環境下で100万枚の画出しを行った。
使用した現像スリーブについて表面粗さを測定したとこ
ろ、Ra=0.5μmであった。
【0037】図3に、上記実施例1及び比較例1で行な
った低湿環境下での100万枚の画出し耐久試験の結果
得られた、耐久における『べた画像濃度』と『カブリ反
射率』の推移を示した。又、図4には、耐久における各
現像スリーブ上のトナー層のM/S量の推移を示した。
図3及び図4から明らかなように、実施例1では、擬似
的鏡面を有するスリーブを用いることで、比較例1の場
合に見られた耐久試験の数万枚の時点で生じた、スリー
ブ微少凹部への微粉のこびりつきによるスリーブ表面の
トナー汚染によって生じるトナーヘの帯電付与能の低下
(これによって生じる画像濃度低下)が有効に防止され
る。又、図4に示したように、実施例1では、現像スリ
ーブ表面を最初から粗面化処理していないために、比較
例1の場合と異なり、表面凹凸が耐久が進むにつれて削
れていくことから生じるスリーブ上のトナー層のM/S
量の変動による濃度変動も発生しない。
【0038】又、実施例1の現像装置を用いた場合は、
粗面化処理せずにスリーブ表面に施した無電解Ni−P
メッキによって、従来生じていたブロッチ現象が発生せ
ずに有効に防止された。更に、その外表面が鏡面化され
ていることで、現像スリーブからトナーへの帯電が速や
かな立ち上がりを見せ、高湿環境や長期放置後の過度の
カブリも生じず、良好な画像を安定に提供できた。尚、
現像スリーブの表面粗さは、鏡面化されればされるほ
ど、その表面形状の耐久試験による変化が少なく、且
つ、トナーヘの帯電付与能力が向上するため、製造上可
能な限り細かくした方が好ましい。本発明においては、
表面粗さをRaで示した場合に、スリーブ周方向、軸方
向共に、0.4μm以下になるように構成されているこ
とが好ましい。Raの値が0.4よりも大きくなって表
面が粗くなると、コピー機の出力スピードを高速化して
いった場合に、トナーがスリーブに埋め込まれやすくな
り、比較例で示したと同様の問題を生じる場合がある。
一方、Raの値が0.01μm未満となると、やはり、
コピー機の出力スピードを高速化していった場合に、ト
ナーがチャージアップしやすく、トナーと金属メッキの
仕事関数の調節をしてもブロッチ現象が生じ易くなる傾
向があるので、Raの値を上記のように制御することが
好ましい。
【0039】(実施例2)本実施例では、Al製の現像
スリーブを用い、その外表面を擬似的鏡面を有する構成
としたが、実施例1で使用したSUS製の現像スリーブ
を使用した場合に比べ、その効果が著しい。それは、A
l製スリーブは、SUS製のものに比べて硬度が低いた
めに、粗面化処理をしたものを用いた場合には、SUS
製のものよりもかなり早く、その表面形状が変化した
り、表面の削れによる削れ粉の発生でスリーブコーティ
ングむらが生じ易いという問題があった。しかし、本発
明の構成によってこれらを有効に防止できるようにな
る。尚、Al製スリーブ基体の表面加工は、例えば、以
下の方法によって行うことができる。 アルミニウムのインゴットを加熱し、円筒状の方から
押し出し、その後、所望の系のダイスを通し引き抜くこ
とで成型し、表面に無電解Ni−Bメッキを施して、2
0μmのメッキ層を形成した。その表面粗さを測定した
ところ、Ra=0.3であった。 アルミニウムのインゴットをバイトで切削し、円筒状
とし、その後、砥石による研磨を行ない、表面に無電解
Crメッキを施して、10μmのメッキ層を形成した。
その表面粗さを測定したところ、Ra=0.2であっ
た。上記の2つ以外の方法でも、基体表面が何らかの手
段で鏡面化処理されていれば構わない。以上のようにし
て形成したAl製スリーブを用いた本実施例の場合で
も、SUS製のものと同様に、8μm以下の平均粒径の
微粒子トナーを用いた系での100万枚の画出し耐久試
験においても、画像濃度、カブリの発生共に、SUS製
のものと同等の効果が得られた。更に、Al製の場合
は、SUS製のものに比べて低コストで製造できるとい
う別の利点もある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤担持体として、擬似的鏡面をもち、その表面に金
属メッキを施したものを使用することで、8.0μm以
下の微粒子トナーを用い、100万枚という長期複写動
作を行なっても、現像剤担持体の外表面の形状を変えず
に、常に安定した現像剤担持体上のトナー塗布量を維持
することができ、画像濃度変動やカブリ過多の生じない
良好な画像が安定して得られ、且つ、現像剤担持体上の
現像剤がブロッチを起こさない現像装置、及び画像形成
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の現像装置の概略断面図である。
【図2】本発明の一例の電子写真式画像形成装置の概略
構成図である。
【図3】本発明の実施例1の構成と比較例1の構成での
画出し耐久試験での、ベタ黒画像濃度、カブリ反射率の
推移を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例1の構成と比較例1の構成での
画出し耐久試験での、スリーブ上のトナー層のM/Sの
推移を示すグラフである。
【図5】仕事関数の差とトナーの帯電量の関係を表わす
グラフである。
【符号の説明】
1:現像装置 2:感光ドラム 3:現像スリーブ 4:磁石 5:磁石ブレード 7:磁性トナー 11:現像装置 13:発光素子 14:転写帯電器 15:転写紙 16:定着装置 17:クリーニング装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像を形成するための像担持
    体に対向して設けられ、内部に磁界発生手段が配置され
    た非磁性金属材料からなる円筒状の現像剤担持体を有
    し、該現像剤担持体が、表面に保持した現像剤を上記像
    担持体に対向する位置に搬送して静電潜像を現像してト
    ナー像を形成するための現像装置において、上記現像剤
    担持体が、非磁性金属材料によって形成され、その外表
    面が擬似的鏡面を有し、且つ、該表面に金属メッキ処理
    が施されて金属メッキ層が形成されていることを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体の外表面の表面粗さを表す
    Raの値が、現像剤担持体の回転方向及び軸方向共に
    0.01μm以上0.4μm以下の範囲内にある請求項
    1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤担持体が、ステンレス鋼を主成分
    とする材質で形成され、且つ、その外表面がグラインダ
    ー研磨によって平滑処理されて擬似的鏡面が形成されい
    る請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤担持体が、アルミニウムを主成分
    とする材質で形成され、且つ、その外表面が、引き抜き
    成形、切削、砥石による研磨のうちのいずれかにより平
    滑処理されて擬似的鏡面が形成されている請求項1又は
    請求項2に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 現像剤担持体の外表面がバフ研磨により
    鏡面仕上げされて擬似的鏡面が形成されている請求項1
    又は請求項2に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 現像剤が、一成分系磁性トナーである請
    求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 金属メッキ層の硬度がHv=450〜1
    000である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載
    の現像装置。
  8. 【請求項8】 金属メッキ層が、無電解Ni−Pメッ
    キ、無電解Ni−Bメッキ、無電解Pd−Pメッキ、電
    気Crメッキのいずれかの処理によって形成されている
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 現像剤の帯電極性が正であり、該現像剤
    の仕事関数と金属メッキ層を構成している金属の仕事関
    数との関係が下記式(1)で表される請求項1〜請求項
    8のいずれか1項に記載の現像装置。 【数1】
  10. 【請求項10】 現像剤の帯電極性が負であり、該現像
    剤の仕事関数と金属メッキ層を構成している金属の仕事
    関数との関係が下記式(2)で表される請求項1〜請求
    項9のいずれか1項に記載の現像装置。 【数2】
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装
    置。
JP6963899A 1999-03-16 1999-03-16 現像装置及び画像形成装置 Pending JP2000267426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6963899A JP2000267426A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 現像装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6963899A JP2000267426A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 現像装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000267426A true JP2000267426A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13408619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6963899A Pending JP2000267426A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 現像装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000267426A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008001463A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Cartouche de traitement et appareil de formation d'image
JP2014056081A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 現像装置、及び画像形成装置
JP2020101691A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 クリーニング装置、カートリッジ及び画像形成装置
JP2020101693A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008001463A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Cartouche de traitement et appareil de formation d'image
JPWO2008001463A1 (ja) * 2006-06-30 2009-11-26 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4764481B2 (ja) * 2006-06-30 2011-09-07 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2014056081A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 現像装置、及び画像形成装置
JP2020101691A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 クリーニング装置、カートリッジ及び画像形成装置
JP2020101693A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP7183029B2 (ja) 2018-12-21 2022-12-05 キヤノン株式会社 クリーニング装置、カートリッジ及び画像形成装置
JP7183030B2 (ja) 2018-12-21 2022-12-05 キヤノン株式会社 クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4866480A (en) Developing apparatus using one-component non-magnetic toner
US5311264A (en) Developing apparatus for developing electrostatic latent image using one component developer
JP3387560B2 (ja) 現像装置並びに現像方法並びに画像形成装置
JPH0611958A (ja) 現像装置
JP2000267426A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3104007B2 (ja) 画像形成装置における現像装置
US5621505A (en) Developing apparatus having rotatable developer supply member for developer carrying member
JP3726873B2 (ja) 現像装置
JPH0455872A (ja) 現像装置
US20040223789A1 (en) Developing apparatus
US5666620A (en) Developing device for peeling toner using peeling rotary member
EP1235119B1 (en) Developer-carrying member, and developing apparatus and image forming apparatus including the member
JPH0384570A (ja) 現像装置
JPH07181786A (ja) 現像装置
JP3726874B2 (ja) 現像装置
JPH0651618A (ja) 現像装置
JP3009336B2 (ja) 現像装置
JP3050727B2 (ja) 画像形成装置及び現像装置
JP4230325B2 (ja) 非磁性一成分現像装置及び画像形成装置
JP2000235302A (ja) 現像装置
JPH06102748A (ja) 現像装置
JP4261940B2 (ja) 画像形成方法、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH08160735A (ja) 画像形成装置
JPH028870A (ja) 静電像現像装置
JP3673678B2 (ja) 現像装置