JP3050727B2 - 画像形成装置及び現像装置 - Google Patents

画像形成装置及び現像装置

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JP3050727B2 JP20456293A JP20456293A JP3050727B2 JP 3050727 B2 JP3050727 B2 JP 3050727B2 JP 20456293 A JP20456293 A JP 20456293A JP 20456293 A JP20456293 A JP 20456293A JP 3050727 B2 JP3050727 B2 JP 3050727B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写装置、プリ
ンター、ファクシミリ等とされる電子写真式或は静電記
録式の画像形成装置及び現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置、プリンター、ファクシミリ等
の画像形成装置においては、電子写真感光体や静電記録
装置などからなる像担持体上に形成した潜像を、現像装
置により現像してトナー像として可視化することを行な
っている。
【0003】このような現像装置の一つとして、乾式1
成分現像装置が種々提案され又実用化されている。しか
し、いずれの現像装置でも、現像剤担持体上に1成分現
像剤のトナーの薄層を形成することが極めて難しい。然
るに、画像の鮮明度、解像度等の向上が求められている
現在、トナーの薄層形成法及びその装置に関する開発は
必須となっており、これに応えていくつかの方策が提案
されている。
【0004】例えば、磁性1成分トナーを使用して、定
形粒子によるブラストにより、その表面を比較的滑らか
な凹凸を有する平滑面とした現像スリーブと、この現像
スリーブと間隙を有して配置された磁性ブレードとを用
いることで、現像スリーブ上に適正なトリボが付与され
たトナーの薄層を形成することが提案されている。
【0005】ところで、更なる高画質化、及び複写動作
のクイックスタートを目的として、トナーを小粒径で低
融点とした場合、従来トナーと比較して凝集度が高いた
め、磁性ブレード近傍でトナーのブロッキングが生じ易
く、それにより高湿環境下においてはムラやカブリの多
い画像、または低湿環境においてはブロッキングに加
え、チャージアップによって、現像スリーブ上に局所的
にトナーが凝集付着する、いわゆるブロッチ現象が発生
し、それが画像上に出てしまう現象が生じる場合があ
る。
【0006】上記現象の対策としては、特公昭63−1
6736号公報等に記載されているように、ブレードと
して、ゴム、樹脂もしくは金属の弾性ブレードを現像ス
リーブに軽圧接触させ、その接触部で現像スリーブ上に
凝集付着したトナーを剥ぎ取りながら規制する、いわゆ
る弾性ブレード系により、均一なトナー薄層形成を実現
可能とし、かつブレードからの摩擦帯電電荷付与により
現像スリーブ上トナー層が上層も下層も充分均一なトリ
ボを有するようになり、その結果としてムラ、カブリ等
の無い良好な画像が提供できる。
【0007】また他の対策として、磁性ブレードの現像
スリーブ近接部よりも現像スリーブ回転方向上流側の位
置で現像スリーブに当接して回転する連泡性ポリウレタ
ンフォーム、或はファーブラシ構造のローラを配設す
る、いわゆるローラ接触系により、現像スリーブ上に凝
集付着したトナーをその接触部で揺動させ現像スリーブ
から剥がれ易くすると同時にトナーへのトリボ付与を行
い、またブレード近傍にブロッキングしたトナーを上記
ローラの回転によりほぐし、良好な流動性を維持できる
ようになり、その結果として、前述の弾性ブレード系と
同様にブロッチ、ムラ、カブリ等の無い良好な画像を提
供できるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性ブ
レード系又はローラ接触系による上記対策を実施する際
に、数万枚の連続複写動作を行う場合、複写動作後半や
トナー補給時に、以下のような問題が生じることがあっ
た。
【0009】[1]弾性ブレード系 複写動作が進むにつれ、ブレードと現像スリーブの当接
ニップ部にトナーの凝集塊や粗粉トナー、或はゴミ、ケ
バ等がはさまり、上記ニップ部を通過できずに留まるよ
うになる。その結果、現像スリーブ上のその部分にはト
ナーがコーティングされず、画像上もその部分が筋状に
白くヌケる様になる。
【0010】また、弾性ブレードの現像スリーブへの当
接圧が強く、トナーとしても融点が低い場合は特に、複
写動作が進むにつれトナーがブレードに融着してしま
い、その結果ブレード部での規制ムラや、ブレードから
のトナーへのトリボ付与不足、ムラが発生し、画像上に
もムラ、カブリ、濃度ウス等が発生する。この現象は、
トナー補給直後にスリーブ近傍に未帯電のフレッシュト
ナーが送られてきた時に顕著に発生する。
【0011】[2]ローラ接触系 複写動作が進むにつれ、ローラ内部にトナーが徐々に詰
まっていくことで(連泡性の発泡体の場合は連通してい
る気泡を通過して、ファーブラシの場合には各繊維の間
に)、ローラが硬質化したり、また現像スリーブへの摺
動回数が増すことで発泡体のセルのホツレ、ファーブラ
シのへたりが発生する結果、現像スリーブ接触部でのロ
ーラ当接不良によるトナーの剥ぎ取り不足、剥ぎ取りム
ラが発生する。またローラ表面もトナーで被われること
になり現像スリーブとの接触部でのトナーへのトリボ付
与も減少する。その結果、前述したようなブロッチ、画
像濃度ムラ、カブリ、濃度ウス等が生じる。
【0012】その他ローラの硬質化によって、現像スリ
ーブへの当接圧が過大となり、現像スリーブ回転駆動ト
ルクが過剰にアップするという現象も生じる。
【0013】上述した長期画出し耐久によって生じる問
題点に加え、弾性ブレード系においては、現像スリーブ
上のトナー層厚及び帯電量が、ブレードの現像スリーブ
への侵入量の微妙な変化に敏感に反応するため、侵入量
の設定及び安定維持に関して厳格さが要求されるように
なった。
【0014】従って、本発明の目的は、現像剤担持体に
当接して現像剤を供給する現像剤供給部材を備え、そし
て現像剤規制部材で現像剤担持体上の現像剤の量を規制
する現像装置において、長期画出し耐久によってもブロ
ッチ現象や地カブリ、濃度低下、濃度ムラ等の無い良好
な画像を安定して得ることのできる画像形成装置及び現
像装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば、本発明の第1の
態様によれば、現像剤を担持して現像領域へ搬送する現
像剤担持体と、前記現像剤担持体に担持された現像剤の
量を規制する現像剤規制部材と、前記現像剤規制部材と
略対向して設けられた第1磁極と、前記現像剤担持体の
移動方向上流側に前記第1磁極に隣接して設けられた第
2磁極とを備え、前記現像剤担持体内に設けられた磁界
発生手段と、前記現像剤担持体へ現像剤を供給する単発
泡性発泡体からなる現像剤供給部材と、を有する現像装
置において、前記現像剤供給部材は、前記第1磁極と前
記第2磁極との間の位置であって、前記第1磁極と前記
第2磁極のうち前記第2磁極により近い位置において、
前記現像剤担持体に当接していることを特徴とする現像
装置が提供される。本発明の一実施態様によると、前記
現像剤は、1成分磁性現像剤である。又、他の実施態様
によると、前記第1磁極の磁束密度は、前記第2磁極の
磁束密度と同じか、又はより大きく、且つ前記第1磁極
の極性と前記第2磁極の極性が互いに異なる構成とされ
る。
【0016】本発明の第2の態様によると、一成分現像
剤を担持して現像領域へ搬送する現像剤担持体と、前記
現像剤担持体に担持された一成分現像剤の量を規制する
現像剤規制部材と、前記現像剤規制部材と略対向して設
けられた第1磁極と、前記現像剤担持体の移動方向上流
側に前記第1磁極に隣接して設けられた第2磁極とを備
え、前記現像剤担持体内に設けられた磁界発生手段と、
前記第1磁極と前記第2磁極との間の位置で前記現像剤
担持体に当接し、前記現像剤担持体へ一成分現像剤を供
給する単発泡性発泡体からなる現像剤供給部材と、を有
する現像装置において、前記第1磁極の磁束密度は、前
記第2磁極の磁束密度と同じか、又はより大きいことを
特徴とする現像装置が提供される。本発明の一実施態様
によると、前記現像剤規制部材は、磁性を有する部材で
ある。又、他の実施態様によると、前記現像剤供給部材
の前記現像剤担持体との接触巾を0.5〜6.0mm、
前記現像剤供給部材の密度を0.15〜0.35g/c
3、硬度をアスカーC、300g荷重で8°〜30
°、セル数を100〜400個/inchとすることが
できる。更に他の実施態様によると、前記現像剤供給部
材に当接して、該現像剤供給部材上の現像剤の剥ぎとり
を行うスクレープ部材を有する。
【0017】本発明の第3の態様によると、潜像を担持
する像担持体と、上記記載の現像装置とを備え、前記像
担持体と前記現像剤担持体との間に交互電圧が印加され
ることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。尚、次に説明する実施例にて
は、図5に示されるような電子写真式画像形成装置に具
現化されるものとして説明するが、これに限定されるも
のではない。
【0025】図5にて、電子写真式画像形成装置は、静
電潜像保持体とする導電基板上に、光導電層を塗布して
構成されるドラム状の電子写真感光体1を回転自在に設
け、この感光ドラム1を帯電器12で一様に帯電し、次
に例えばレーザーのような発光素子13によって第1の
情報信号を露光して、静電潜像を形成し、現像装置14
で可視化する。次に可視像を転写帯電器18により転写
紙19へ転写し、更に定着装置20により定着する。
又、感光ドラム1上の転写残トナーはクリーニング装置
17によってクリーニングされる。
【0026】実施例1 図1を参照して、本発明による画像形成装置の第1実施
例について説明する。同図において、1成分現像剤とし
ての磁性トナー7を収容した現像容器2の内部には、図
中矢印a方向に回転する像担持体である感光体1と対向
設置された現像剤担持体としての現像スリーブ3を備
え、感光体1上の静電潜像を現像してトナー像として可
視化するように構成されている。現像スリーブ3の内部
には複数の磁極4a、4b、4c、4dを有する磁界発
生手段としての磁石4が固定されている。
【0027】上記感光体1としては、例えばカールソン
プロセスにより静電潜像を形成する所謂ゼログラフィー
感光体、特開昭42−23910号公報に記載のNPプ
ロセスにより静電潜像を形成する表面に絶縁層を有した
感光体、静電記録法により静電潜像を形成する絶縁体、
転写法により静電潜像を形成する絶縁体、その他適宜の
方法により静電潜像(電位潜像を含む)を形成する部材
が使用される。
【0028】上記現像容器2は、現像装置の長手方向
(紙面に直角方向)に延在する開口部を有し、その開口
部に上述した現像スリーブ3が設けられる。
【0029】現像スリーブ3は、例えばアルミニウム、
SUS等の材料からなる。又、現像スリーブ3は、上記
開口部の、図上右略半周面を現像容器2内に突入し、左
略半周面を現像容器2外へ露出して、感光体1に対向す
るようにして、回転自在に横設されている。又、現像ス
リーブ3と感光体1との間には僅かな微小間隙が設けら
れる。尚、現像スリーブ3は、感光体1の回転方向aに
対して逆方向となる矢印b方向に回転駆動される。
【0030】尚、現像剤担持体は、上記現像スリーブ3
のような中空円筒体に限らず、回転駆動される無端ベル
トの形態にしてもよい。また導電性のゴムローラを用い
てもよい。
【0031】磁石4は、現像スリーブ3内に設けられ、
本実施例では固定された永久磁石であり、現像スリーブ
3が回転駆動された場合も、固定位置および姿勢を維持
し、固定的な磁界を発生する。
【0032】更に、上記現像容器2内には、現像スリー
ブ3の上方位置に、そのエッジ部を近接させて現像剤規
制部材としての磁性ブレード5が設けられ、又磁性ブレ
ード5よりも現像スリーブ3の回転方向上流側の位置に
現像剤供給部材としての単泡性発泡体ゴムからなるトナ
ー供給ローラ6が回転可能に設けられる。
【0033】現像装置14は、撹拌棒10により磁性ト
ナー7を供給ローラ6に搬送し、上記構成にて、供給ロ
ーラ6が図中矢印c方向に回転し、この供給ローラ6の
回転と現像スリーブ3内の磁石の磁界作用により、磁性
トナー7を現像スリーブ3の近傍に供給し、現像スリー
ブ3と供給ローラ6とが当接するニップ部において、磁
性トナー7が、供給ローラ6及び現像スリーブ3と摺擦
されることにより、充分に摩擦帯電され、それによる静
電気力と現像スリーブ3内の磁石の磁力により現像スリ
ーブ3上に付着する。尚、上記供給ローラ6の現像スリ
ーブ3との当接部での動作については後に詳述する。
【0034】その後現像スリーブ3の回転に伴い、現像
スリーブ3上に付着した磁性トナー7は磁性ブレード5
と現像スリーブ3の間隙で生じる磁気的な規制部を抜け
出して、現像スリーブ3上に磁性トナー7の薄層を形成
し、感光体1との間に微小間隙をおいて対向した現像部
へと搬送される。そして現像部において現像スリーブ3
と感光体1との間に、現像バイアスとして直流に交流を
重畳した交互電圧を印加することにより、現像スリーブ
3上の磁性トナー7が感光体1の静電潜像に対応して転
移し、静電潜像に付着、現像してトナー像として可視化
する。
【0035】現像部において現像に消費されずに現像ス
リーブ3上に残存した磁性トナー7は、現像スリーブ3
の下部より現像容器2内に回収される。この回収トナー
7は、供給ローラ6によって現像スリーブ3との当接部
で現像スリーブ3から剥ぎとられる。同時に供給ローラ
6の回転により現像スリーブ3上に新たな磁性トナー7
が供給され、新たな磁性トナー7は、再び現像スリーブ
3の回転に伴い、磁性ブレード5との近接部へ搬送され
る。
【0036】一方、上記の剥ぎとられた磁性トナーの大
部分は、供給ローラ6の回転に伴い現像容器2内のトナ
ー中に搬送されて混ざり合い、剥ぎとられたトナーの帯
電電荷が分散させる。
【0037】次に、本発明の特徴部分である、単泡性発
泡体ゴムからなるトナー供給ローラと磁性ブレードの組
み合わせにおける作用について詳しく説明する。図2は
本実施例における供給ローラの概略断面図である。図2
に示すように、金属の芯金8を支軸とし、その外側に、
シリコンゴム、EPDMゴム、CRゴム、ネオプレンゴ
ム等、その気泡部9の壁面が隣り合う気泡部と連通して
いない単泡性の発泡体をローラ状にしたものであり、図
1中矢印C方向に回転駆動させ現像スリーブに摺接させ
ている。この単泡性発泡体ゴムからなる供給ローラ(以
下、単泡ローラ)6を使用することで、従来の連泡性の
ローラやファーブラシローラに比べ、現像スリーブへの
侵入量を同等にしても、その表面が密なため、実質的な
接触面積が上がり、その結果、現像スリーブ3へのトナ
ー塗布、及び剥ぎ取りが良好に行える様になる。
【0038】よって、磁性ブレードを使用し、単泡ロー
ラを配設しない場合に生じていたブロッチ現象も完全に
防止できる。
【0039】更に、単泡ローラ6の現像スリーブ3との
当接部で、トナーが充分に摩擦帯電され、電荷を保持で
きるので磁性ブレード5を規制部材として使用した場合
に、弾性ブレードに比べ、その規制部でのトナーへのト
リボ付与能力が劣っていても、上記の単泡ローラ6の効
果により、弾性ブレードを抜け出たトナーのトリボは両
者同等の値を示す。
【0040】また、ローラ6の気泡が単泡であるため、
ローラ6内へトナーが詰まることがなく、長期動作によ
るローラの硬質化や、その結果として生じるホツレ、欠
損等も防止でき、長期に亘り、安定して、ローラの作用
効果を維持することが可能となる。
【0041】そして、ローラ表面の気泡による適度な凹
凸と、ローラ自身の回転により、現像スリーブとの当接
部に異物が混入してもすぐにその当接部から抜け出るた
め、弾性ブレード当接の系で生じていた現像スリーブ上
の白スジ等も発生しない。上記ローラ表面の適度な凹凸
は、トナーの搬送力が向上することにより、その他の効
果としてローラ表面或いは、現像スリーブ表面へのトナ
ー融着をも防止することが可能となる。
【0042】次に本発明に用いる単泡ローラと現像スリ
ーブ内磁石との磁極位置関係について詳しく説明する。
図3は本実施例における現像スリーブと磁性ブレードと
単泡ローラとの間の関係を示す模式図である。
【0043】図3に示すように、現像スリーブ3に内包
された磁石4の磁極N1(4a)は磁性ブレード5と略
対向しており、前述の様に、現像スリーブ3上に磁性ト
ナーの薄層を形成するための磁極である。磁石4の磁極
S1(4d)は、感光体に略対向しており、静電潜像に
トナーを現像する時の余分なカブリや飛散したトナーを
引き戻す働きをする。磁石4の磁極S2(4b)は現像
容器内からのトナーの洩れを防止する。磁束密度分布2
0は磁石4の磁極により発生するスリーブ径方向の磁束
密度分布であり、トナーはこの磁束密度の極大点近傍で
磁気ブラシ状の穂立ちを形成する。
【0044】また、磁束密度の極大点近傍は磁極位置に
対応し、磁気力による現像スリーブ3表面へのトナー取
込みが起こる。磁極N1(4a)は磁性ブレード5と略
対向しており、トナーが密に充填されているため、電荷
付与されていないホッパーからの新トナーが取り込まれ
ず、ほとんど現像容器内の磁極S2(4b)近傍で取り
込まれ易い。通常トナー量が多い場合はこの現象は発生
しづらいが、環境が低湿でかつ、極端にトナー量が少な
い場合はこの現象が発生し、電荷付与されていないトナ
ーが現像されるため、地カブリ及び濃度低下及び濃度ム
ラが顕著になる。
【0045】そのため、特に単泡ローラ6は磁極N1
(4a)と磁極S2(4b)との間に配置し、第3図中
矢印C方向に回転駆動させ現像スリーブ3に摺接させ
る。
【0046】これにより、たとえ磁極S2(4b)に、
電荷付与されていない新トナーが取り込まれても、前述
の様に単泡ローラ6と現像スリーブの摺接によりその当
接部で、トナーが充分に摩擦帯電され、電荷保持できる
ので、上述の地カブリ及び濃度低下及び濃度ムラは発生
しない。
【0047】実際に低湿環境下で耐久を行い、極端にト
ナー量を少なくしてトナー補給をし、その時のカブリを
反射濃度計で測定した。反射濃度計は市販のTOKYO
DENSHOKU CO,LTD製反射濃度計を用
い、未使用の転写紙の反射率と転写後ベタ白部の反射率
の差分で示す。単泡ローラがない現像器では最悪4.5
%であり、本実施例で単泡ローラ6を磁極N1(4a)
と磁極S2(4b)との間に配置した現像器では最悪
1.5%であった。尚、反射率差分が4%以上の場合、
目視で地カブリがわかり良好な画像と言えない。
【0048】また画像濃度に関しても、単泡ローラがな
い現像器ではトナー補給時1.4から1.25まで濃度
低下が発生したが、本実施例で単泡ローラ6を磁極N1
(4a)と磁極S2(4b)との間に配置した現像器で
はトナー補給時も1.4のままで全く変化しなかった。
【0049】この様に非常に厳しい条件の耐久によって
もほとんど地カブリ及び濃度薄及び濃度ムラも発生せ
ず、良好な画像を形成することが可能となった。
【0050】尚、単泡ローラ6と磁極N1(4a)が近
い場合、磁極N1(4a)は磁性ブレード5と略対向し
ており、トナーが密に充填されているため、単泡ローラ
6の回転によりトナーをさらに磁性ブレード5と単泡ロ
ーラ6の間に凝集させることとなり、長期に亙る複写工
程でトナー劣化を起こし、濃度低下及びカブリを生じさ
せてしまい、画質を著しく劣化させる。
【0051】そのため、単泡ローラ6と磁極N1(4
a)と磁極S2(4b)との詳しい位置関係は、単泡ロ
ーラ6が磁極N1(4a)よりスリーブ回転方向上流側
に離れており、磁極S2(4b)に近い位置に当接させ
るのが好ましい。
【0052】本発明者らの実験によれば、単泡ローラ6
を磁極S2(4b)のスリーブ径方向の磁束密度分布の
極大点近傍からスリーブ回転方向下流側に少しずれた位
置から磁極N1(4a)と磁極S2(4b)のスリーブ
径方向の磁束密度分布が交わる付近の間に当接させるこ
とで、上記の問題が発生しないことを確認した。
【0053】次に、上記構成、つまり、現像スリーブ内
の磁石の磁界を利用し磁性ブレードで現像スリーブ上の
トナー層厚を規制し、単泡ローラで現像スリーブ上への
トナー塗布、及び現像スリーブ上トナーの剥ぎ取りを行
なう系での、単泡ローラの当接条件について説明する。
【0054】本発明者らの実験によれば、従来、マグネ
ットローラの効果を用いない系(特にノンマグトナーを
使用した系)において許容されていた範囲に比べ、本発
明では、マグネットローラの作用により、磁気的な力に
よるトナー塗布、そして現像スリーブ表面での磁力の強
弱を利用してのトナー剥ぎ取りが可能となるため、許容
範囲が広がる、又は弊害が出にくい範囲にできるという
利点がある。
【0055】つまり、 スリーブとの接触巾:0.
5〜6.0mm ローラの密度 :0.15〜0.35g/cm
3 ローラ硬度(アスカーC、300g荷重):8°〜
30° ローラ表面のセル数:100〜400個/inch とすることができる。上記に関しては、0.5mmよ
り小さくなるとスリーブコーティングムラが発生し、逆
に6.0mmより大きくなると、現像スリーブへのトナ
ー融着や駆動トルクアップという問題が生じる。また
に関しても、8°より小さいと、低分子オイルのしみ出
しによるスリーブ汚染が発生し易くなり、30°より大
きくなると、当接圧過大からスリーブ上トナー融着、駆
動トルクアップが生じる。に関しても同様な理由で
範囲が決定される。
【0056】尚、本実施例における単泡ローラとして
は、外径8mmの金属芯体に硬度12°(アスカーC、
300g荷重)、密度0.25g/cm3 、セル数20
0個/inchのネオプレンゴム発泡体を肉厚4mmで
ローラ状に被覆した、外径16mmのものを用い現像ス
リーブに対して80mm/secの相対速度を有し、当
接巾4.0mmで当接させた。
【0057】次に本発明に用いるその他の構成部材につ
いて説明する。
【0058】まず、前述した現像スリーブの表面には、
適度な凹凸粗面が形成されており、これによりトナーの
搬送性を向上させている。この凹凸粗面は、本発明の単
泡ローラを用いない現像装置においては、トナーの搬送
力低下防止と、現像スリーブ上のトナーの、ある部分が
局所的に異常にチャージアップするブロッチ現象の防止
のため、あまり細かくできず、その結果、高湿環境下な
どでは、トリボ不足によるカブリが発生することがあっ
た。しかし本発明においては、単泡ローラの作用によ
り、スリーブ表面粗さを細かくしても、上記ブロッチ現
象は確実に防止でき、またトナーのスリーブへの機械的
付着力も向上しているので搬送力の低下もなく、よっ
て、さらなるトリボ付与向上からスリーブ表面粗さを細
かくすることが可能となる。上記凹凸粗面は、表面粗さ
Rzが1〜5μmとなるように、現像スリーブの表面に
不定形のアランダム砥粒によりサンドブラスト処理を施
すか、定形のガラスビーズによるサンドブラスト処理を
施すかによって得ている。或いは、単独で凸部を形成し
得る例えば金属酸化物の粒子、グラスファイト、カーボ
ン等の導電性粒子を用いて、現像スリーブの表面に凸部
粗面を形成し、この凸部粗面を形成する粒子をフェノー
ル樹脂、フッ素樹脂等の結着樹脂で結着して、結着樹脂
表面が凹部を形成し、これにより現像スリーブの表面に
凹凸粗面を得るようにしてもよい。
【0059】本実施例における現像スリーブは、基体と
して直径20mmのSUSスリーブを用い、これの表面
に定形のガラスビーズ(#400)によるブラスト処理
を施して、表面粗さRzが約1.5μmとしたものを用
いた。
【0060】磁性トナー7は、磁性1成分現像剤として
使用されるもので、スチレン樹脂やアクリル樹脂、ポリ
エチレン樹脂等の各種熱可塑性樹脂中に、フェライト等
の磁性体を分散させたものである。本実施例ではトナー
として、スチレン/アクリル樹脂とスチレン、ブタジエ
ン樹脂の共重合体及び磁性体からなる平均粒径8μmの
トナー粉体に、コロイダルシリカ0.5%を外添したも
のを用いた。
【0061】以上のような単泡ローラを有する現像装置
を、キャノン株式会社製、NP−2020複写機に組み
込み、バイアス電源として、周波数1800Hz、ピー
ク・ピーク電圧1300Vの交流電圧に、−300Vの
直流を重畳させたものを用い、感光体ドラム1上の潜像
の表面電位を暗部−700V、明部−150Vにし、現
像スリーブ3と感光体ドラム1の間隔を300μmに設
定して非接触現像を行なった。その結果、現像スリーブ
上に良好なトナー薄層を均一に形成することができ、画
像としても、反射濃度1.4の良好な画像を得られた。
この時トナーの帯電量は+15μc/gであり、この値
は十分な値である。
【0062】更に、10万枚の画像形成を、2000枚
ごとにトナーを補給しながら、連続的に行なったとこ
ろ、トナー補給時を含め、最終の画像形成に至るまで、
ブロッチ濃度ムラ、カブリ、濃度低下等のない良好な画
像を維持することができた。
【0063】実施例2 次に、本発明による画像形成装置の第2実施例につい
て、特に図3を再度参照して説明する。尚、本実施例
は、磁極N1(4a)と磁極S2(4b)の磁束密度の
強さに特徴がある。
【0064】磁極N1(4a)は、磁性ブレード5と現
像スリーブ3の間隙に磁気的な規制力を発生させ、現像
スリーブ3上に磁性トナー7の薄層を形成するために、
ある程度強い磁束密度が必要である。次に磁極S2(4
b)の磁束密度の強さを磁極N1(4a)の磁束密度の
強さに比べて大きくすると磁極S2のトナー保持力が増
大し、単泡ローラと磁極S2の間にトナー滞留が発生
し、ひどい場合は現像器下部からトナーボタ落ちが発生
する事が判明した。これは単泡ローラ6のトナーの搬送
力が磁極N1のトナー保持力に助長されており、磁極S
2のトナー保持力との力関係でトナー搬送性が決まると
考えられる。そして磁極S2(4b)の磁束密度の強さ
を磁極N1(4a)の磁束密度の強さに比べて同等か又
は、小さくすることで上述の問題を解決できた。
【0065】本実施例では、磁極N1(4a)の磁束密
度を約1000Gaussとし、磁極S2(4b)の磁
束密度の強さを約700Gaussとして第1の実施例
と同様の耐久を行い、最終の画像形成に至るまで、ブロ
ッチ、濃度ムラ、カブリ、濃度低下等のない良好な画像
を維持することができた。
【0066】また単泡ローラの表面粗さをある程度変化
させたが、トナー滞留及び現像器下部からトナーボタ落
ちも発生しなかった。
【0067】実施例3 次に本発明による画像形成装置の第3実施例について説
明する。
【0068】本実施例は、トナー供給ローラたる単泡性
発泡体ローラの材質を、その摩擦帯電極性が使用するト
ナーの極性と逆極性となる様に選定する点に特徴があ
る。このような構成とすることにより、現像スリーブと
供給ローラとの摺擦部でのトナーへのトリボ付与効果が
向上するのみならず、現像に寄与せず現像容器内に回収
される未現像トナーをクーロン力により、供給ローラに
付着させる力が増すことで、剥ぎ取り能力も向上する。
よって、特に高湿環境下での長期放置直後の複写におけ
るカブリ防止に有効である。
【0069】尚、本実施例においては、トナーとして、
ポジ帯電特性を有するスチレン−アクリル樹脂を用い、
単泡性発泡体ローラとしては、上記トナーと逆のネガ帯
電性を有するシリコンゴム単泡ローラを用いた。
【0070】実施例4 次に本発明による画像形成装置の第4実施例について、
図3を用いて説明する。
【0071】本実施例においては、単泡ローラの現像ス
リーブへの当接部と、現像スリーブ内磁石の磁極位置と
の関係を示すことにより、単泡ローラの作用を更に向上
させている。
【0072】つまり、図3に示す様に、磁性ブレード5
の現像スリーブ3近接位置と単泡ローラ6の現像スリー
ブ3との当接部の間に少なくとも1つの磁極(4a)を
配設し、より好ましくは、単泡ローラ6の現像スリーブ
3との当接部は磁極を対向させない様に構成する。この
様な構成にすることにより、まず単泡ローラ当接部近傍
では現像スリーブ内磁石の磁極による、現像スリーブ径
方向の磁力が少ないため、そこでのトナーの現像スリー
ブへの付着力が低く、単泡ローラで剥ぎ取り易い。ま
た、同時に磁極直上のトナー穂立ち部に比べ、トナー層
が密であるため、単泡ローラの特徴の1つである、トナ
ーへのトリボ付与能力及び確率も向上する。更に、磁性
ブレード近接部とローラ当接部の間に少なくとも1つ、
磁極を有することで、単泡ローラへのトナー供給及び現
像スリーブ上トナー搬送力が向上し、ベタ黒画像の追従
性が一段とアップするという効果がある。
【0073】実施例5 次に本発明による画像形成装置の第5実施例について、
図4を用いて説明する。
【0074】本実施例は、図4に示すようにトナー供給
ローラ表面に軽圧接触させたスクレープ部材11を配設
させた点に特徴がある。
【0075】前述したように、単泡性発泡体ゴムローラ
は、その構造上、内部にトナーが詰まることはないが、
6μ以下の微小粒径トナーを用いて、数万枚の複写動作
を行なう場合、その表層に微粉トナーが付着する場合が
あり、その結果、ローラの機能が若干低減する場合があ
る。この現象を防止するために、供給ローラ表層に軽圧
接触させたスクレープ部材11を配設することで、供給
ローラ自身の回転により、その接触部で、上記微粉トナ
ー等が剥ぎ取られ、長期的に安定した機能を維持できる
様になる。
【0076】尚、本実施例においては、金属性のブラシ
を、ローラに対して軸方向に均一に軽圧接触させ、ロー
ラの回転により、ブラシを揺動させ、トナーを剥ぎ取る
様にした。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
本発明は、現像剤を担持して現像領域へ搬送する現像剤
担持体と;現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制
する現像剤規制部材と;現像剤規制部材と略対向して設
けられた第1磁極と、現像剤担持体の移動方向上流側に
第1磁極に隣接して設けられた第2磁極とを備え、現像
剤担持体内に設けられた磁界発生手段と;現像剤担持体
へ現像剤を供給する単発泡性発泡体からなる現像剤供給
部材と;を有する現像装置及びこの現像装置を使用し且
つ像担持体と現像剤担持体との間に交互電圧が印加され
る画像形成装置において、現像剤供給部材は、第1磁極
と第2磁極との間の位置であって、第1磁極と第2磁極
のうち第2磁極により近い位置において、現像剤担持体
に当接している構成とされるので、現像剤担持体との当
接部で、現像剤担持体上の現像剤を十分に摩擦帯電して
現像剤に電荷を付与することができ、しかも、長期画出
し耐久によっても現像剤劣化を生じさせることもなく、
地カブリ、濃度薄及び濃度ムラも発生させず、良好な画
像を形成することができる。第2の本発明は、一成分現
像剤を担持して現像領域へ搬送する現像剤担持体と;現
像剤担持体に担持された一成分現像剤の量を規制する現
像剤規制部材と;現像剤規制部材と略対向して設けられ
た第1磁極と、現像剤担持体の移動方向上流側に第1磁
極に隣接して設けられた第2磁極とを備え、現像剤担持
体内に設けられた磁界発生手段と;第1磁極と第2磁極
との間の位置で現像剤担持体に当接し、現像剤担持体へ
一成分現像剤を供給する単発泡性発泡体からなる現像剤
供給部材と;を有する現像装置及びこの現像装置を使用
し且つ像担持体と現像剤担持体との間に交互電圧が印加
される画像形成装置において、第1磁極の磁束密度は、
第2磁極の磁束密度と同じか、又はより大きい構成とさ
れるので、長期画出し耐久によっても最終の画像形成に
至るまでブロッチ、濃度ムラ、地カブリ、濃度低下など
のない良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の現像装置の第1実
施例を示す概略断面図である。
【図2】第1実施例における単泡性トナー供給ローラを
示す概略断面図である。
【図3】本発明による画像形成装置の第3実施例におけ
る現像装置の単泡ローラ当接部近傍を示す拡大断面図で
ある。
【図4】本発明による画像形成装置の現像装置の第5実
施例を示す概略断面図である。
【図5】本発明を具現化する電子写真式画像形成装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 現像容器 3 現像スリーブ(現像剤担持体) 4 磁石(磁界発生手段) 4a、4b、4c、4d 磁極 5 磁性ブレード(現像剤規制手段) 6 トナー供給ローラ(現像剤供給部材) 7 磁性トナー(現像剤) 8 芯金 9 気泡 11 スクレープ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−35067(JP,A) 特開 平5−181352(JP,A) 特開 平2−79878(JP,A) 特開 平4−299372(JP,A) 特開 平3−39980(JP,A) 特開 昭63−103276(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持して現像領域へ搬送する現
    像剤担持体と、 前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現
    像剤規制部材と、 前記現像剤規制部材と略対向して設けられた第1磁極
    と、前記現像剤担持体の移動方向上流側に前記第1磁極
    に隣接して設けられた第2磁極とを備え、前記現像剤担
    持体内に設けられた磁界発生手段と、 前記現像剤担持体へ現像剤を供給する単発泡性発泡体か
    らなる現像剤供給部材と、 を有する現像装置において、 前記現像剤供給部材は、前記第1磁極と前記第2磁極と
    の間の位置であって、前記第1磁極と前記第2磁極のう
    ち前記第2磁極により近い位置において、前記現像剤担
    持体に当接していることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤は、1成分磁性現像剤である
    ことを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1磁極の磁束密度は、前記第2磁
    極の磁束密度と同じか、又はより大きく、且つ前記第1
    磁極の極性と前記第2磁極の極性が互いに異なることを
    特徴とする請求項1又は2の現像装置。
  4. 【請求項4】 一成分現像剤を担持して現像領域へ搬送
    する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体に担持された一成分現像剤の量を規制
    する現像剤規制部材と、 前記現像剤規制部材と略対向して設けられた第1磁極
    と、前記現像剤担持体の移動方向上流側に前記第1磁極
    に隣接して設けられた第2磁極とを備え、前記現像剤担
    持体内に設けられた磁界発生手段と、 前記第1磁極と前記第2磁極との間の位置で前記現像剤
    担持体に当接し、前記現像剤担持体へ一成分現像剤を供
    給する単発泡性発泡体からなる現像剤供給部材と、 を有する現像装置において、 前記第1磁極の磁束密度は、前記第2磁極の磁束密度と
    同じか、又はより大きいことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤規制部材は、磁性を有する部
    材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項
    に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤供給部材の前記現像剤担持体
    との接触巾を0.5〜6.0mm、前記現像剤供給部材
    の密度を0.15〜0.35g/cm3、硬度をアスカ
    ーC、300g荷重で8°〜30°、セル数を100〜
    400個/inchとしたことを特徴とする請求項5の
    現像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤供給部材に当接して、該現像
    剤供給部材上の現像剤の剥ぎとりを行うスクレープ部材
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項
    に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 潜像を担持する像担持体と、請求項1〜
    7のいずれかの項に記載の現像装置とを備え、前記像担
    持体と前記現像剤担持体との間に交互電圧が印加される
    ことを特徴とする画像形成装置。
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