JPH08123177A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH08123177A
JPH08123177A JP6279880A JP27988094A JPH08123177A JP H08123177 A JPH08123177 A JP H08123177A JP 6279880 A JP6279880 A JP 6279880A JP 27988094 A JP27988094 A JP 27988094A JP H08123177 A JPH08123177 A JP H08123177A
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JP
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toner
developing sleeve
magnetic
developer
supply roller
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JP6279880A
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Katsuaki Kobayashi
克彰 小林
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像スリーブに対する磁性ブレードの対向位
置やトナー供給ローラの当接位置、その外径、スリーブ
内マグネット等の磁極位置、磁気力等を規定することに
より、一成分現像剤である磁性トナーの物性変化やブロ
ッキングを防止し、それによる濃度の低下やカブリ等の
ない高品質の画像を得ることが可能な現像装置である。 【構成】 現像装置は、現像スリーブ3の回転方向に関
し、現像領域の上流側でスリーブ3の表面に近接した磁
性ブレード5と、ブレード5の上流側でスリーブ3と当
接して同方向に回転し、磁性トナーの剥ぎ取りおよび供
給を行なう、少なくとも表面が単泡性の発泡体からなる
供給ローラ6とを備えてなる。その供給ローラ6の回転
中心がスリーブ3の回転中心よりも下方に位置し、かつ
スリーブ3に対するブレード5の近接部の中心と供給ロ
ーラ6の当接部の中心とが、スリーブ3の回転中心に対
してなす角度θが、90°≦θ≦120°を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置、画像形成記
録装置、プリンタ、ファクシミリ等において、像担持体
上に形成された潜像を現像するのに使用する現像装置に
係り、特にその現像剤担持体に回転可能に当接する現像
剤供給ローラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置、画像形成記録装置、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、電子写
真感光体や静電記録誘電体などからなる像担持体上に形
成された潜像を、現像装置により現像してトナー像とし
て可視化することを行なっている。
【0003】このような現像装置の一つとして、乾式一
成分現像装置が種々提案されまた実用化されている。し
かし、いずれの現像装置でも、現像剤担持体上に一成分
現像剤であるトナーの薄層を形成することが極めて難し
い。しかるに、画像の鮮明度、解像度等の向上が求めら
れている現在、トナーの薄層形成法およびその装置に関
する開発は必須となっており、これに応えていくつかの
方策が提案されている。
【0004】たとえば磁性トナーを使用するとともに、
定形粒子によるブラスト処理により表面を比較的滑らか
な凹凸を有する平滑面にした現像スリーブと、この現像
スリーブと間隙を開けて配設した磁性ブレードとを用い
ることにより、現像スリーブ上に適正な帯電電荷が付与
されたトナーの薄層を形成することができる。
【0005】ところで、さらなる高画質化、および複写
動作のクイックスタートを目的として、トナーを小粒径
で低融点とすることが試みられるが、このトナーは従来
のトナーと比較して凝集度が高い。このため、磁性ブレ
ード近傍でトナーのブロッキングが生じ易く、高湿環境
下においては、ムラやカブリの多い画像が生じることが
ある。また、低湿環境においては、ブロッキングに加
え、チャージアップによって現像スリーブ上に局所的な
トナーの凝集、付着が生じ(ブロッチ現象)、それが画
像上に出ることがある。
【0006】上記の対策として、特公昭63−1673
6等では、現像剤規制部材としてゴム、樹脂もしくは金
属の弾性ブレードを現像スリーブに軽圧接触させ、その
接触部で現像スリーブ上にこびりついたトナーを剥ぎ取
りながら規制するようにしている。これによれば、均一
なトナー薄層の形成が実現可能となり、かつブレードか
らの摩擦帯電電荷の付与により、現像スリーブ上のトナ
ー層が上層も下層も十分な帯電電荷を有するようにな
り、その結果、ムラ、カブリのない良好な画像が提供で
きる。
【0007】また他の対策として、磁性ブレードの現像
スリーブ近接部よりも現像スリーブ回転方向の上流側位
置で、現像スリーブに当接して回転する連泡性ポリウレ
タンフォームのローラ(スポンジローラ)、或いはファ
ーブラシ構造のローラを配設することにより、現像スリ
ーブ上にこびりついたトナーをその接触部で揺動させ、
現像スリーブから剥れ易くするとと同時に、トナーへの
摩擦帯電電荷の付与を行なう。またブレード近傍にブロ
ッキングしたトナーをローラの回転によりほぐし、良好
な流動性を維持させるものである。その結果、弾性ブレ
ードを用いたときと同様、ブロッチ、ムラ、カブリ等の
ない良好な画像が提供できる。
【0008】しかし、上記2つの対策(弾性ブレードを
用いる場合、連泡性スポンジ等のローラを用いる場合)
を講じても、数万枚の連続複写動作を行なうと、複写動
作後半やトナー補給時に次のような問題が生じる。
【0009】(1)弾性ブレードと現像スリーブとの当
接部へのトナー凝集塊の局所的な詰まりにより、現像ス
リーブ上にトナーの塗布ムラが生じる; (2)弾性ブレードの現像スリーブとの当接面にトナー
が融着し、弾性ブレードからのトナーへの摩擦帯電電荷
の付与能力が低下する; (3)連泡性スポンジローラ内へのトナー詰まりによる
ローラの硬質化が生じ、それによる現像スリーブへのト
ナー塗布、掻き取り力の低下やスポンジローラのほつれ
が発生する。
【0010】これらの解決手段として、特願平5−20
4562に開示されるような現像装置が提案されてい
る。この現像装置では、磁性ブレードに近接配置したト
ナー供給ローラとして、その内部へのトナーの詰まりの
ない単泡性発泡体ゴムを用いており、連泡性ゴムローラ
と比較して、供給ローラの現像スリーブに対する侵入量
が同じでも、実質的な接触面積が増し、その結果、現像
スリーブに対するトナーの塗布および掻き取り、またト
ナーへの電荷付与等が、数万枚の複写動作においても良
好に維持できるようになった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像装
置が、現像スリーブにトナーをその上方或いは横方から
定量的に供給するような装置構成の場合、磁性ブレード
の現像スリーブへの対向位置と、トナー供給ローラの現
像スリーブへの当接位置や現像スリーブ内マグネットの
磁極位置等により、以下のような画像上の問題が生じ
た。
【0012】今、例えば図6において、現像スリーブ3
に対する磁性ブレード5の近接部中心と現像スリーブ3
の回転中心とを通る直線gと、現像スリーブ3に対する
トナー供給ローラ6の当接部中心と現像スリーブ3の回
転中心とを通る直線hとがなす角度をθとする。
【0013】(1)図6のようにθが小さい場合:一般
に、トナー供給ローラ6の回転により現像スリーブ3の
表面近傍へ供給されたトナーは、現像スリーブ3の回転
により磁性ブレード5の近接部へ搬送され、そこで適正
な層厚に規制されて現像領域へ搬送されるものと、現像
容器2内へ戻されて循環するものに分けられる。このと
き、トナー供給ローラ6が現像スリーブ3と同方向に回
転しており、かつ上記θが小さいと、容器2内へ戻され
たトナーは、すぐにまたトナー供給ローラ6上に落下し
て、再び現像スリーブ3との当接部へ供給されるという
小循環を形成する。
【0014】このような小循環を繰り返したトナーは、
現像容器2内の新たなトナーとの入れ換わりが困難とな
り、トナー供給ローラ6から過大な負荷を何度も受け、
徐々にその物性が劣化したり、現像スリーブ上のトナー
付着量が徐々に低下するようになる。その結果、画像的
には濃度低下や非画像部へのトナー付着(カブリ)が発
生する。この現象は供給ローラ6の回転中心が現像スリ
ーブ3の回転中心よりも上方にある場合や、供給ローラ
6の外径が現像スリーブ3の外径よりも大きい場合に顕
著に発生する。また高画質化を目的としてトナーを微粒
子化すると流動性が悪化するので、それを防止するため
にシリカ等の流動性補助材を多量に外添することがある
が、その場合にも顕著に発生する。
【0015】(2)図7のようにθが大きい場合:上記
(1)に述べたように、現像スリーブ3に当接するトナ
ー供給ローラ6が設置されている場合には、供給ローラ
6の回転、現像スリーブ3の回転および磁性ブレード5
の規制により、現像領域へ搬送されるトナーと、容器2
内へ戻り新たなトナーとの入れ換わりを行なう循環を形
成するトナーがある。このとき、上記θが非常に大きい
と、磁性ブレード5の近傍に働く供給ローラ6の回転の
影響力が小さくなるので、トナー循環が滞り、角度θの
間の領域にトナーが徐々に詰まるいわゆるブロッキング
現象が発生する。その結果、現像領域へ搬送されるトナ
ー量が適正化されず、画像的にはカブリや濃度変化が発
生する。
【0016】この現象は、現像スリーブ3内マグネット
4の磁極が角度θ内に多数配置され、トナー2(磁性ト
ナーである)を現像スリーブ3の表面上に磁気的に吸着
し易い場合、或いはマグネット4の現像スリーブ3周方
向の磁気力が、供給ローラ6の現像スリーブ3との当接
部で現像スリーブ3の回転方向に強く働く場合、また現
像スリーブ3の表面が砥粒等による粗面化処理で凹凸が
大きい場合に、より顕著に発生する。
【0017】従って本発明の目的は、磁性ブレードの現
像スリーブの対向位置や、トナー供給ローラの現像スリ
ーブとの当接位置、その外径、或いは現像スリーブ内マ
グネットの磁極位置、および磁気力等を規定することに
より、一成分現像剤である磁性トナーの経時的な物性変
化による画像濃度の低下やカブリがなく、トナーのブロ
ッキングによる画像劣化もない高品質の画像を得ること
を可能とした現像装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
る現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、供
給された一成分磁性現像剤を担持して回転することによ
り、現像剤を像担持体と対向した現像領域へ搬送する、
複数の磁極を有する磁界発生手段を内蔵した現像剤担持
体と、前記現像剤担持体の回転方向に関して、現像領域
の上流側において現像剤担持体の表面に近接した、現像
剤担持体上に担持された現像剤の量を規制する磁性を有
する規制部材と、規制部材の上流側において現像剤担持
体と当接して同方向に回転することにより、現像剤担持
体に対する現像剤の剥ぎ取りおよび供給を行なう、少な
くとも表面が単泡性の発泡体からなる供給ローラとを備
えた現像装置において、前記供給ローラの回転中心が現
像剤担持体の回転中心よりも下方に位置し、かつ現像剤
担持体に対する規制部材の近接部の中心と供給ローラの
当接部の中心とが、現像剤担持体の回転中心に対してな
す角度θが、 90°≦θ≦120° を満たすことを特徴とする現像装置である。
【0019】本発明によれば、前記磁界発生手段が形成
する現像剤担持体表面における周方向の磁気力が、供給
ローラの当接部において現像剤担持体の回転方向と逆方
向に働く。また前記磁界発生手段の複数の磁極のうちの
1極の磁極のみが前記角度θの領域内に位置する。前記
供給ローラの外径R1 と現像剤担持体の外径R2 が、 0.5R2 ≦R1 ≦R2 の関係を満たす。前記現像剤担持体の表面は、砥粒によ
る粗面処理を施さない疑似的鏡面を有する。前記供給ロ
ーラの現像剤担持体との接触幅が0.5〜6.0mmで
あり、そして供給ローラの密度が0.15〜0.35g
/cm3 、ピース硬度がアスカーC、300g荷重で8
°〜30°およびセル数が100〜400個/inch2
ある。
【0020】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す概略断面図
である。図1において、符号2は一成分現像剤である磁
性トナー7を収容した現像容器で、本現像装置は、現像
容器2内に、現像剤担持体として現像スリーブ3を有す
る。この現像スリーブ3は、図中矢印a方向に回転する
感光ドラム1と対向配置され、容器2内のトナー7を感
光ドラム1に対向した現像領域に搬送し、感光ドラム1
上に形成された静電潜像の現像に供し、潜像をトナー像
として可視化させるようになっている。
【0021】上記の感光ドラム1としては、例えばカー
ルソンプロセスにより静電潜像を形成する、いわゆるゼ
ログラフィー感光体、特開昭42−23910号に記載
の表面に絶縁層を有したNPプロセスにより静電潜像が
形成される感光体、静電記録法により静電潜像を形成す
る絶縁体、転写法により静電潜像を形成する絶縁体、そ
の他適宜の方法により静電潜像(電位潜像を含む)を形
成する部材が使用される。
【0022】現像容器2は、装置の長手方向(図1の紙
面に直角方向)に延在する開口部を有し、その開口部に
上記の現像スリーブ3が設置される。現像スリーブ3
は、たとえばアルミニウム、SUS等の材料からなる。
現像スリーブ3は、開口部の図で見て右略半周面を容器
2内に突入し、左略半周面を容器2外へ露出し、感光ド
ラム1と対向するようにして、回転自在に横設されてい
る。現像スリーブ3と感光ドラム1との間には僅かな微
小間隙が設けられ、現像スリーブ3は、感光ドラム1の
回転方向aに対し、矢印b方向に回転駆動される。
【0023】なお、現像剤担持体としては、現像スリー
ブ3のようなスリーブ状の円筒体に限らず、回動される
無端ベルト状形態のものを用いることができ、また導電
性のゴムローラを用いることもできる。
【0024】現像スリーブ3内には、磁界発生手段とし
てマグネット4が設けられており、本実施例では、マグ
ネット4は永久磁石からなっている。このマグネット4
は、現像スリーブ3の回転に係わらず、固定的な磁界を
発生できるように、現像スリーブ3内に非回転に配置さ
れている。
【0025】現像容器2内の現像スリーブ3の上方位置
には、現像剤規制部材として現像スリーブ3にエッジ部
を近接させた磁性ブレード5が設けられ、この磁性ブレ
ード5に、マグネット4の磁極のうちの1極が略対向す
るように位置されている。現像スリーブ3の回転方向の
磁性ブレード5よりも上流側の位置には、トナー供給ロ
ーラ6が回転可能に設置されている。本発明によれば、
この供給ローラ6は芯金8上に単泡性発泡体ゴムからな
る弾性層を設けてなっている。
【0026】現像装置は、上記構成にて、トナー供給ロ
ーラ6が現像スリーブ3と同方向の図の矢印c方向に回
転し、この供給ローラ6の回転により容器2内の磁性ト
ナー7を現像スリーブ3の近傍に供給し、供給ローラ6
と現像スリーブ3とが当接するニップ部において、トナ
ー7が供給ローラ6および現像スリーブ3と摺擦され
る。これによりトナー7が十分に摩擦帯電され、それに
よる静電気力とマグネット4の磁気力とにより、現像ス
リーブ3上に付着、担持される。供給ローラ6の現像ス
リーブ3および磁性ブレード5との位置関係、これらの
外径については後述する。
【0027】現像スリーブ3上に担持された磁性トナー
7は、その後、現像スリーブ3の回転にともない、磁性
ブレード5の現像スリーブ対向部に搬送される。そして
磁性ブレード5と現像スリーブ3の間隙に形成された磁
気的な規制により層厚を規制されて、現像スリーブ3上
に薄層に形成された後、規制部を抜け出して感光ドラム
1と微小間隙を開けて対向した現像領域へと搬送され
る。現像領域において現像スリーブ3と感光ドラム1と
の間に、現像バイアスとして直流に交流を重畳した交互
電圧を印加することにより、現像スリーブ3上のトナー
7が感光ドラム1上の静電潜像に対応して転移、付着し
て、静電潜像をトナー像として可視化、現像する。
【0028】現像領域において現像に消費されずに現像
スリーブ3上に残存したトナー7は、現像スリーブ3の
回転とともに容器2の開口部の下部より容器2内に回収
される。この回収されたトナーは、供給ローラ6によっ
て現像スリーブ3上から当接部で剥ぎ取られる。これと
同時に供給ローラ6の回転により現像スリーブ3に新た
なトナー7が供給され、この新たなトナーは、現像スリ
ーブ3の回転にともない、再び磁性ブレード5の現像ス
リーブ対向部に搬送される。上記の剥ぎ取られたトナー
の大部分は、供給ローラ6の回転により容器2内のトナ
ー中に搬送されて混ざり合い、剥ぎ取られたトナーの帯
電電荷が分散される。
【0029】次に本実施例における磁性ブレード5とト
ナー供給ローラ6の位置関係等について詳述する。
【0030】本実施例において、図2に示すように、供
給ローラ6の回転中心O2 を現像スリーブ3の回転中心
1 よりも下方に位置させ、かつ現像スリーブ3に対す
る磁性ブレード5の近接部(対向部)中心Dと現像スリ
ーブの回転中心O1 を通る直線gと、現像スリーブ3に
対する供給ローラ6の当接部中心Eと現像スリーブの回
転中心O1 を通る直線hとがなす角度をθとする。この
角度θを、 90°≦θ≦120° の範囲に設定した。
【0031】この構成によって、現像容器2から供給ロ
ーラ6の近傍に送られた磁性トナー7は、その後、供給
ローラ6の回転、現像スリーブ3の回転、現像スリーブ
3内マグネット4の及ぼす磁気力、および磁性ブレード
5の近接部における磁気的な規制により、磁性ブレード
5と現像スリーブ3の間隙を通過して、現像領域で現像
に供されるものと、図2中矢印dで示すように、間隙を
通過せずに循環を形成するものとに分かれる。
【0032】この循環が、供給ローラ6上の現像スリー
ブ3の近傍での閉じた小循環であると、トナーにかかる
負荷が過剰となり、トナー劣化を引き起こす。一方、ト
ナーが循環せず滞ると、現像スリーブ3の近傍へトナー
が詰まるブロッキング現象を生じる。
【0033】本発明者の実験によると、上記のように、
90°≦θ≦120°に設定すると、磁性ブレード5の
隙間を通過せずに容器2内に戻ったトナーが、容器2か
ら送られる新たなトナーとの入れ換わりをスムーズに行
ないながら、滞ることなくトナー循環を形成する。その
結果、トナー劣化およびブロッキング現象が発生せず、
画像上も濃度低下、カブリ等のない良好な画像がつねに
安定して得られることが分かった。
【0034】このとき、供給ローラ6の外径R1 と現像
スリーブ3の外径R2 の関係を、 0.5R2 ≦R1 ≦R2 とすると、上記のトナー循環がさらに良好に形成され
る。R1 <0.5R2 であると、供給ローラ6の回転に
よる影響力が低下してトナー循環が滞るようになり、逆
にR1 >R2 になると、トナー循環が小さく閉じたもの
になり易く、その結果、トナー劣化の発生を招く。
【0035】次に、本実施例における実験例について述
べる。トナー供給ローラ6は、金属の芯金8を支軸と
し、その外側に、シリコーンゴム、EPDMゴム、CR
ゴム、ネオプレンゴム等を発泡させたゴム層をローラ状
に設けてなっており、その発泡形態は、隣り合う気泡部
の壁面同士が連通していない単独発泡になっている。
【0036】トナー供給ローラ6は、現像スリーブ3と
当接して、矢印c方向に回転駆動し摺擦させている。ま
たこの供給ローラ6の当接条件であるが、本発明者の実
験によれば、マグネットの磁力によるトナーの付着、お
よび現像スリーブ表面での磁力の強弱を利用してのトナ
ーの剥ぎ取りが可能となるため、従来のトナーの供給お
よび剥ぎ取りにマグネットの作用を利用していない現像
装置、特に非磁性トナーを用いた現像装置の場合より
も、供給ローラ6の当接条件の許容範囲が広がる、また
は弊害が出にくい範囲に設定できるという利点がある。
【0037】数値で言えば、 (1)供給ローラの現像スリーブとの接触幅=0.5〜
6.0mm (2)供給ローラのゴム密度=0.15〜0.35g/
cm3 (3)供給ローラのゴムピース硬度(アスカーC、30
0g荷重)=8〜30° (4)供給ローラ表面の発泡性ゴムのセル数=100〜
400個/平方インチにすることができる。
【0038】上記の(1)の接触幅が0.5mmよりも
小さくなると、トナーの塗布ムラが発生し、逆に6.0
mmよりも大きくなると、現像スリーブへのトナー融着
や駆動トルクの上昇が生じる。(3)のゴム硬度が8°
よりも小さいと、供給ローラからの低分子オイルの滲み
出しが生じて、それによる現像スリーブ汚染が発生し易
く、30°よりも大きくなると、供給ローラの当接圧の
過大から現像スリーブ上トナーの融着、および現像スリ
ーブの駆動トルクの上昇が生じる。(2)のゴム密度お
よび(4)の発泡性ゴムのセル数についても、上記と同
じ理由付けで決定したものである。
【0039】本実施例における供給ローラ6の一具体例
を示せば、外径7mmの金属芯金8上に、アスカーC硬
度(300g荷重)が12°、密度0.25g/cm
3 、セル数200個/inch2 のネオプレンゴム単泡性発
泡体を肉厚4mmでローラ状に被覆した。ローラ外径は
15mmである。この供給ローラ6を現像スリーブ3に
当接幅4.0mmで当接し、これと同方向かつ等速で回
転させた。また図2の直線gとhとがなす角度θ=10
0°となるように、供給ローラ6の回転中心O2を現像
スリーブ3の回転中心O1 よりも下方において位置設定
した。
【0040】本実施例においては、現像スリーブ3は、
表面に適度な凹凸粗面を形成して、トナーの搬送性を向
上させている。
【0041】本発明のような単泡性ゴムの供給ローラ6
を用いていない現像装置においては、この現像スリーブ
表面の凹凸粗面は、トナーの搬送性低下防止と、現像ス
リーブ上トナーが局所的に異常にチャージアップするブ
ロッチ現象の防止のため、余り細かくできず、その結
果、高湿環境下などでは、摩擦帯電電荷不足によるカブ
リが発生することがあった。
【0042】本発明においては、単泡性ゴムローラであ
る供給ローラ6の作用により、現像スリーブ3の表面粗
さを細かくしても、ブロッチ現象は確実に防止でき、ま
たトナーの現像スリーブ3への機械的付着力も向上して
いるので、搬送力の低下もなく、従ってさらなる帯電電
荷の付与性能向上があるので、現像スリーブ3の表面粗
さを細かくすることが可能となる。
【0043】上記の現像スリーブ3表面の凹凸粗面は、
表面粗さRzが1〜5μmとなるように、現像スリーブ
の表面に不定形のアランダム砥粒によりサンドブラスト
処理するか、定形のガラスビーズによるサンドブラスト
処理を施すかによって得ることができる。或いは単独で
凸部を形成し得る例えば金属酸化物の粒子、グラファイ
ト、カーボン等の導電性粒子を用いて、現像スリーブの
表面に凸部粗面を形成し、この凸部粗面を形成する粒子
をフェノール樹脂、フッ素樹脂等の結着樹脂で結着し
て、結着樹脂表面で凹部を形成し、これにより現像スリ
ーブ表面に凹凸粗面を得るようにすることもできる。
【0044】本実施例では、具体的には、現像スリーブ
3は、基体として直径20mmのSUSスリーブを用
い、これの表面に定形のガラスビーズ(#600)によ
るブラスト処理を施して、表面粗さRzを約2.0μm
とした。
【0045】マグネット4は、一体成型のプラスチック
マグネットからなっており、外径16mmで4極の磁極
を有する。マグネット4の磁極のうちの1極が磁性ブレ
ード5に対向していることは前述した通りである。マグ
ネット4は永久磁石に代えて電磁石を使用してもよい。
【0046】磁性トナー7は、スチレン樹脂やアクリル
樹脂、ポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂中に、フェラ
イト等の磁性体を分散してなっている。本実施例では、
磁性トナー7は、スチレン−アクリル共重合体とスチレ
ン−ブタジエン共重合体、おおび磁性体からなる平均粒
径6μmのトナー粉体に、コロイダルシリカ0.5%を
外添したものを用いた。
【0047】本実施例において、上記構成の現像装置を
キヤノン(株)製GP−55複写機に組込み、バイアス
電源として、周波数2000Hz、ピーク・ピーク電圧
1400Vの交流電圧に−550Vの直流電圧を重畳さ
せたものを用い、感光ドラム1上の潜像の表面電位を明
部暗部−700V、暗部−250Vとし、現像スリーブ
3と感光ドラム1の間隙を300μmに設定し、数千枚
の複写動作を行なったときの、ベタ濃度および非画像部
へのトナー付着(カブリ)の反射率の推移を図3に示
す。比較例として、前述のθが60°と150°の場合
の結果も図3に合わせて示す。
【0048】図3に示されるように、本実施例において
は、濃度およびカブリがともに良好であった。比較例で
は、トナー劣化やブロッキング現象による濃度低下、カ
ブリを引き起こした。
【0049】さらに上記現像装置を4000枚ごとにト
ナーを補給しながら100万枚の連続画像形成を行なっ
たところ、現像スリーブ上に均一なトナー薄層を良好に
形成でき、画像的にもも、トナー補給時の画像を含め最
終画像に至るまで、反射濃度1.4で、カブリ、濃度ム
ラ等がない良好な画像が得られた。なお、トナーの帯電
量は一貫して−15〜−20μC/gであり、十分な値
であった。
【0050】実施例2 本実施例は、実施例1において、現像スリーブ3内マグ
ネット4の磁極位置を規定したことを除き、その他の点
は実施例1と同様にした。
【0051】即ち、図4に示すように、前述の角度θ内
に、マグネット4の磁性ブレード5に略対向した磁極N
1 のみを配設し、マグネット4のその他の磁極S2 等は
位置しないようにしている。これによれば、トナー供給
ローラ6の現像スリーブ3との当接部よりも現像スリー
ブ回転方向上流側に位置する磁極S2 と、磁性ブレード
5との略対向部の磁極N1 とが形成する磁界により、角
度θ内での矢印dの向きのトナー循環がさらにスムーズ
になり、角度θの領域内でのトナー詰まりの防止等がさ
らに向上する。
【0052】また角度θ内に他の磁極が存在しないの
で、θ内に他の磁極が存在するときのような、θ内の磁
極N1 と他の磁極およびトナーで形成される磁気回路
と、現像スリーブの回転とによって生じるトナー小循環
が形成されることがなく、従ってトナーの劣化等もさら
に改善される。
【0053】実施例3 本実施例は、トナー供給ローラ6の現像スリーブ3との
当接部位おいて、マグネット4が形成する現像スリーブ
周方向の磁気力の方向を規定している。その他は実施例
2と基本的に同様にした。
【0054】即ち、図4において、磁性ブレード5に略
対向する磁極N1 と、トナー供給ローラ6の現像スリー
ブ3との当接部よりも現像スリーブ回転方向上流側に位
置する磁極S2 とによって形成される現像スリーブ周方
向の磁気力(これをFt とする)を、図5に示すよう
に、供給ローラの当接部で現像スリーブの回転方向と逆
方向に規定した。つまり、磁気力Ft がトナーの逆方向
搬送力となるようににした。
【0055】このような磁極力の規定によれば、供給ロ
ーラ6の現像スリーブ3との当接部での現像スリーブ上
の未現像トナーの機械的掻き取り作用に加え、磁気的な
掻き取り作用が加えられるので、トナーの除去がさらに
効率的になり、その結果、未現像トナーへの過負荷を防
止して、その劣化を低減でき、また供給ローラ6の当接
部にブロッキング現象が発生するのを防止できる。
【0056】以上では、実施例2に適用した場合を説明
したが、本実施例を実施例1に組合せることもできる。
【0057】実施例4 本実施例においては、現像スリーブの表面を疑似的鏡面
にすることが特徴である。本実施例のその他の構成は、
実施例1、2または3と同様にできる。
【0058】即ち、本実施例では、現像スリーブ3は、
スリーブ基体の表面に砥粒等による粗面化処理を施さ
ず、表面研摩により疑似的鏡面を形成して現像スリーブ
としたものである。具体的には、現像スリーブ基体とし
てSUS製のパイプを使用し、グラインダー研摩により
粗さRz≒1.5μmの疑似的鏡面を形成した。
【0059】このような疑似的鏡面では微少な凹凸がす
くないので、トナー供給ローラ6の当接部での未現像ト
ナー、特にそのトナー微粉の掻き取り効率が向上し、実
施例3と同様、トナー除去が効率的になる。さらに現像
スリーブ3上のトナー層の薄層化が達成され、現像スリ
ーブとの摩擦による帯電量も上昇しかつその分布もシャ
ープになり、より良好な画像が提供できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
は、一成分磁性現像剤の磁性トナーを担持して感光ドラ
ムと対向した現像領域へ搬送する、複数の磁極を有する
マグネットを内蔵した現像スリーブと、現像スリーブの
回転方向に関して、現像領域の上流側において現像スリ
ーブの表面に近接した、現像スリーブ上に担持された現
像剤の量を規制する磁性ブレードと、ブレードの上流側
において現像スリーブと当接して同方向に回転し、現像
スリーブに対するトナーの剥ぎ取りおよび供給を行な
う、少なくとも表面が単泡性の発泡体からなる供給ロー
ラとを備えてなっている。
【0061】そして、本発明は、上記供給ローラの回転
中心が現像スリーブの回転中心よりも下方に位置し、か
つ現像スリーブに対するブレードの近接部の中心と供給
ローラの当接部の中心とが、現像スリーブの回転中心に
対してなす角度θ、或いは供給ローラと現像スリーブの
外径、ブレードと供給ローラの位置関係、マグネットの
磁気力、現像スリーブの表面状態を適正に規定したの
で、ブレード近傍におけるトナートナーの循環を良好に
し、経時的なトナーの物性劣化やブロッキング現象を防
止できる。従って濃度低下やカブリ等のない高品質な画
像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す概略断面図
である。
【図2】図1の現像装置における磁性ブレードと供給ロ
ーラとの位置関係等の規定を説明する断面図である。
【図3】本発明の現像装置の他の実施例における濃度等
の効果を示すグラフである。
【図4】図1の現像装置における現像スリーブ内マグネ
ットの磁極位置等の規定を説明する断面図である。
【図5】本発明の現像装置の更に他の実施例における現
像スリーブ内マグネットの供給ローラ当接部での磁力の
方向を説明するグラフである。
【図6】従来の現像装置における現像スリーブと供給ロ
ーラとの関係等を説明する断面図である。
【図7】従来の他の現像装置における現像スリーブと供
給ローラとの関係等を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 現像容器 3 現像スリーブ 4 マグネット 5 磁性ブレード 6 トナー供給ローラ 7 磁性トナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された一成分磁性現像剤を担持して
    回転することにより、現像剤を像担持体と対向した現像
    領域へ搬送する、複数の磁極を有する磁界発生手段を内
    蔵した現像剤担持体と、前記現像剤担持体の回転方向に
    関して、現像領域の上流側において現像剤担持体の表面
    に近接した、現像剤担持体上に担持された現像剤の量を
    規制する磁性を有する規制部材と、規制部材の上流側に
    おいて現像剤担持体と当接して同方向に回転することに
    より、現像剤担持体に対する現像剤の剥ぎ取りおよび供
    給を行なう、少なくとも表面が単泡性の発泡体からなる
    供給ローラとを備えた現像装置において、前記供給ロー
    ラの回転中心が現像剤担持体の回転中心よりも下方に位
    置し、かつ現像剤担持体に対する規制部材の近接部の中
    心と供給ローラの当接部の中心とが、現像剤担持体の回
    転中心に対してなす角度θが、 90°≦θ≦120° を満たすことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生手段が形成する現像剤担持
    体表面における周方向の磁気力が、供給ローラの当接部
    において現像剤担持体の回転方向と逆方向に働く請求項
    1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記磁界発生手段の複数の磁極のうちの
    1極の磁極のみが前記角度θの領域内に位置する請求項
    1又は2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記供給ローラの外径R1 と現像剤担持
    体の外径R2 が、 0.5R2 ≦R1 ≦R2 の関係を満たす請求項1、2又は3の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体の表面は、砥粒による
    粗面処理を施さない疑似的鏡面を有する請求項1、2、
    3又は4の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記供給ローラの現像剤担持体との接触
    幅が0.5〜6.0mmであり、そして供給ローラの密
    度が0.15〜0.35g/cm3 、ピース硬度がアス
    カーC、300g荷重で8°〜30°およびセル数が1
    00〜400個/inch2 である請求項1、2、3、4又
    は5の現像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265600A (ja) * 2008-04-02 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
KR101510500B1 (ko) * 2010-12-24 2015-04-08 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치

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