JP2000263733A - フェノール樹脂積層板及びその製造方法 - Google Patents
フェノール樹脂積層板及びその製造方法Info
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- JP2000263733A JP2000263733A JP11074970A JP7497099A JP2000263733A JP 2000263733 A JP2000263733 A JP 2000263733A JP 11074970 A JP11074970 A JP 11074970A JP 7497099 A JP7497099 A JP 7497099A JP 2000263733 A JP2000263733 A JP 2000263733A
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- phenol resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハロゲン系難燃剤を使用せず、難燃性、半
田耐熱性及び打抜き加工性が良好な難燃性フェノール樹
脂積層板を提供すること 【解決手段】 リン酸エステルのマイクロカプセル、又
はリン酸エステルのマイクロカプセルとマイクロカプセ
ル化されていないリン酸エステルとが配合されてなるこ
とを特徴とするフェノール樹脂積層板。
田耐熱性及び打抜き加工性が良好な難燃性フェノール樹
脂積層板を提供すること 【解決手段】 リン酸エステルのマイクロカプセル、又
はリン酸エステルのマイクロカプセルとマイクロカプセ
ル化されていないリン酸エステルとが配合されてなるこ
とを特徴とするフェノール樹脂積層板。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、民生用電子機器の
プリント配線板に使用されるフェノール樹脂積層板の製
造方法を提供するものである。
プリント配線板に使用されるフェノール樹脂積層板の製
造方法を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、フェノール樹脂積層板の難燃
化の方法として、テトラブロモビスフェノールＡ(ＴＢ
ＢＡ)、ＴＢＢＡ・エポキシオリゴマー等のハロゲン系
難燃剤に、リン酸エステル等のリン系難燃剤やメラミン
樹脂、ユリア樹脂等の含窒素化合物等の１種又は複数種
を併用してＵＬ燃焼性９４Ｖ−０レベルの難燃性を維持
している。しかし、近年の環境問題等の取り組みからハ
ロゲン系難燃剤を使用しないハロゲンフリー積層板が開
発されている。本出願人においても、トリフェニルホス
フェート、クレジルジフェニルホスフェート等のリン酸
エステル、メラミン樹脂等の含窒素化合物を併用するこ
とにより、ＵＬ９４Ｖ−０を達成している。しかしなが
ら、この難燃システムでは、添加型のリン酸エステルを
多量に添加しているので、繊維基材への含浸・乾燥工程
において蒸散等によるロスが多い。また、積層板厚みが
標準の１．６ｍｍより薄くなった場合（例えば、１.２
ｍｍ、１.０ｍｍ）に十分な耐燃性を発揮できない。
化の方法として、テトラブロモビスフェノールＡ(ＴＢ
ＢＡ)、ＴＢＢＡ・エポキシオリゴマー等のハロゲン系
難燃剤に、リン酸エステル等のリン系難燃剤やメラミン
樹脂、ユリア樹脂等の含窒素化合物等の１種又は複数種
を併用してＵＬ燃焼性９４Ｖ−０レベルの難燃性を維持
している。しかし、近年の環境問題等の取り組みからハ
ロゲン系難燃剤を使用しないハロゲンフリー積層板が開
発されている。本出願人においても、トリフェニルホス
フェート、クレジルジフェニルホスフェート等のリン酸
エステル、メラミン樹脂等の含窒素化合物を併用するこ
とにより、ＵＬ９４Ｖ−０を達成している。しかしなが
ら、この難燃システムでは、添加型のリン酸エステルを
多量に添加しているので、繊維基材への含浸・乾燥工程
において蒸散等によるロスが多い。また、積層板厚みが
標準の１．６ｍｍより薄くなった場合（例えば、１.２
ｍｍ、１.０ｍｍ）に十分な耐燃性を発揮できない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事実
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ハ
ロゲン系難燃剤を使用せず、難燃性、半田耐熱性及び打
抜き加工性が良好な難燃性フェノール樹脂積層板を提供
することである。
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ハ
ロゲン系難燃剤を使用せず、難燃性、半田耐熱性及び打
抜き加工性が良好な難燃性フェノール樹脂積層板を提供
することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、リン酸エステ
ルのマイクロカプセルが配合されてなることを特徴とす
るフェノール樹脂積層板であり、繊維基材にリン酸エス
テルのマイクロカプセルを配合したフェノール樹脂ワニ
スを含浸し、得られたフェノール樹脂含浸基材を１枚又
は複数枚重ね合わせ、必要により金属箔を重ね合わせ、
加熱加圧成形することにより得られる。即ち、フェノー
ル樹脂ワニスにリン酸エステルをそのまま添加する代わ
りにリン酸エステルのマイクロカプセルを配合すること
を特徴とするものである。
ルのマイクロカプセルが配合されてなることを特徴とす
るフェノール樹脂積層板であり、繊維基材にリン酸エス
テルのマイクロカプセルを配合したフェノール樹脂ワニ
スを含浸し、得られたフェノール樹脂含浸基材を１枚又
は複数枚重ね合わせ、必要により金属箔を重ね合わせ、
加熱加圧成形することにより得られる。即ち、フェノー
ル樹脂ワニスにリン酸エステルをそのまま添加する代わ
りにリン酸エステルのマイクロカプセルを配合すること
を特徴とするものである。
【０００５】本発明のフェノール樹脂積層板において
は、ハロゲン系難燃剤を使用せずに難燃性が優れたもの
とするために、リン酸エステルのマイクロカプセルを配
合するが、カプセル化する化合物としては、特に限定す
るものではないが、積層板の難燃性を効果的に発揮させ
るために、メラミン及びメラミン樹脂等のアミノ系樹脂
が望ましい。リン酸エステルとしては、特に限定するも
のではないが、コスト面から汎用性の高いトリフェニル
ホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、トリ
クレジルホスフェートが好ましい。かかるリン酸エステ
ルのマイクロカプセルをフェノール樹脂ワニスに配合す
ることにより、乾燥工程においてリン酸エステルのロス
がなくなり、十分な耐燃焼性が発揮できる。
は、ハロゲン系難燃剤を使用せずに難燃性が優れたもの
とするために、リン酸エステルのマイクロカプセルを配
合するが、カプセル化する化合物としては、特に限定す
るものではないが、積層板の難燃性を効果的に発揮させ
るために、メラミン及びメラミン樹脂等のアミノ系樹脂
が望ましい。リン酸エステルとしては、特に限定するも
のではないが、コスト面から汎用性の高いトリフェニル
ホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、トリ
クレジルホスフェートが好ましい。かかるリン酸エステ
ルのマイクロカプセルをフェノール樹脂ワニスに配合す
ることにより、乾燥工程においてリン酸エステルのロス
がなくなり、十分な耐燃焼性が発揮できる。
【０００６】従来のリン・窒素系による耐燃化システム
では、垂直法ＵＬ燃焼性試験において１回目の着火時よ
りも２回目の着火時に燃焼しやすい傾向がある。これ
は、リン系の燃焼システムでは、炭化層生成による保護
膜効果が２回目まで継続しない為と思われる。しかし、
マイクロカプセルを使用した場合には、１回目の着火で
カプセルが壊れ、２回目の着火で従来のリン系難燃剤の
効果、即ち、炭化層生成による保護膜効果が現れる。こ
の為、リン酸エステルのマイクロカプセルとマイクロカ
プセル化されていないリン酸エステルを併用した場合、
耐燃性がより効果的に発現する。また、耐燃性効果がよ
り優れているため、積層板厚みが薄い場合でも十分な耐
燃性を発揮できる。
では、垂直法ＵＬ燃焼性試験において１回目の着火時よ
りも２回目の着火時に燃焼しやすい傾向がある。これ
は、リン系の燃焼システムでは、炭化層生成による保護
膜効果が２回目まで継続しない為と思われる。しかし、
マイクロカプセルを使用した場合には、１回目の着火で
カプセルが壊れ、２回目の着火で従来のリン系難燃剤の
効果、即ち、炭化層生成による保護膜効果が現れる。こ
の為、リン酸エステルのマイクロカプセルとマイクロカ
プセル化されていないリン酸エステルを併用した場合、
耐燃性がより効果的に発現する。また、耐燃性効果がよ
り優れているため、積層板厚みが薄い場合でも十分な耐
燃性を発揮できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
「部」は「重量部」を示す。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
「部」は「重量部」を示す。
【０００８】［未変性レゾール型フェノール樹脂（ワニ
スａ）の合成］フェノール１０００部、３７％ホルムア
ルデヒド水溶液９８０部、トリエチルアミン２０部から
なる混合物を６０℃で２時間反応させ、次に減圧下で濃
縮し、これをメタノールで希釈して樹脂分５０％のレゾ
ール型フェノール樹脂ワニスを得た。
スａ）の合成］フェノール１０００部、３７％ホルムア
ルデヒド水溶液９８０部、トリエチルアミン２０部から
なる混合物を６０℃で２時間反応させ、次に減圧下で濃
縮し、これをメタノールで希釈して樹脂分５０％のレゾ
ール型フェノール樹脂ワニスを得た。
【０００９】［油変性レゾール型フェノール樹脂（ワニ
スｂ）の合成］フェノール１６００部と桐油１４０部を
パラトルエンスルホン酸の存在下、９５℃で２時間反応
させ、更にパラホルムアルデヒド６５０部、ヘキサメチ
レンテトラミン３０部、トルエン２０００部を加えて９
０℃で２時間反応後、減圧下で濃縮し、これをトルエン
とメタノールの混合溶媒で希釈して樹脂分５０％の油変
性レゾール型フェノール樹脂ワニスを得た。
スｂ）の合成］フェノール１６００部と桐油１４０部を
パラトルエンスルホン酸の存在下、９５℃で２時間反応
させ、更にパラホルムアルデヒド６５０部、ヘキサメチ
レンテトラミン３０部、トルエン２０００部を加えて９
０℃で２時間反応後、減圧下で濃縮し、これをトルエン
とメタノールの混合溶媒で希釈して樹脂分５０％の油変
性レゾール型フェノール樹脂ワニスを得た。
【００１０】［ノボラック型フェノール樹脂（ワニス
ｃ）の合成］フェノール１０００部とホルマリン１１２
０部をシュウ酸の存在下、還流温度で１時間反応し、次
に塩酸を加えて更に３５分間縮合させた。水を１３０部
添加して反応を停止させ３０分間放置後水を蒸留した
後、更に樹脂温度１１５℃で脱水する。脱水終了後、樹
脂を冷却し、メタノールに溶解させて樹脂分５０％のノ
ボラック型フェノール樹脂ワニスを得た。
ｃ）の合成］フェノール１０００部とホルマリン１１２
０部をシュウ酸の存在下、還流温度で１時間反応し、次
に塩酸を加えて更に３５分間縮合させた。水を１３０部
添加して反応を停止させ３０分間放置後水を蒸留した
後、更に樹脂温度１１５℃で脱水する。脱水終了後、樹
脂を冷却し、メタノールに溶解させて樹脂分５０％のノ
ボラック型フェノール樹脂ワニスを得た。
【００１１】《実施例１》ワニスａ１００部、ワニスｂ
８０部、ノボラック型フェノール樹脂１３０部、トリフ
ェニルホスフェイトのマイクロカプセル（メラミン樹脂
でカプセル化）２２０部、及びメチロール化メラミン樹
脂（樹脂分５０％）１７０部を配合したワニスを樹脂含
浸率５５％（樹脂含浸紙基材に対する割合）となるよう
に紙基材を含浸させてプリプレグを得た。このプリプレ
グ８枚とその表裏両面に接着剤つき銅箔を重ね合わせ、
加熱加圧成形して厚さ１．６ｍｍのフェノール樹脂積層
板Ａを得た。また、このプリプレグ５枚とその表裏両面
に接着剤つき銅箔を重ね合わせ、加熱加圧成形して厚さ
１．０ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｄを得た。
８０部、ノボラック型フェノール樹脂１３０部、トリフ
ェニルホスフェイトのマイクロカプセル（メラミン樹脂
でカプセル化）２２０部、及びメチロール化メラミン樹
脂（樹脂分５０％）１７０部を配合したワニスを樹脂含
浸率５５％（樹脂含浸紙基材に対する割合）となるよう
に紙基材を含浸させてプリプレグを得た。このプリプレ
グ８枚とその表裏両面に接着剤つき銅箔を重ね合わせ、
加熱加圧成形して厚さ１．６ｍｍのフェノール樹脂積層
板Ａを得た。また、このプリプレグ５枚とその表裏両面
に接着剤つき銅箔を重ね合わせ、加熱加圧成形して厚さ
１．０ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｄを得た。
【００１２】《実施例２》実施例１において、クレジル
ジフェニルホスフェートのマイクロカプセル２２０部の
うち、１１０部をマイクロカプセル化されていないトリ
フェニルホスフェートに変更した以外は実施例１と同様
の方法にて厚さ１．６ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｂ及
び厚さ１．０ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｅを得た。
ジフェニルホスフェートのマイクロカプセル２２０部の
うち、１１０部をマイクロカプセル化されていないトリ
フェニルホスフェートに変更した以外は実施例１と同様
の方法にて厚さ１．６ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｂ及
び厚さ１．０ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｅを得た。
【００１３】《比較例１》実施例１において、クレジル
ジフェニルホスフェートのマイクロカプセルを全てマイ
クロカプセル化されていないトリフェニルホスフェート
に変更した以外は実施例１と同様の方法にて厚さ１．６
ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｃ及び厚さ１．０ｍｍのフ
ェノール樹脂積層板Ｆを得た。
ジフェニルホスフェートのマイクロカプセルを全てマイ
クロカプセル化されていないトリフェニルホスフェート
に変更した以外は実施例１と同様の方法にて厚さ１．６
ｍｍのフェノール樹脂積層板Ｃ及び厚さ１．０ｍｍのフ
ェノール樹脂積層板Ｆを得た。
【００１４】以上の方法により得られたそれぞれの積層
板の特性を測定し、その結果を表１及び表２に示す。
板の特性を測定し、その結果を表１及び表２に示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】
【表２】
【００１７】
【発明の効果】本発明のフェノール樹脂積層板は、ハロ
ゲン系難燃剤を用いることなく優れた難燃性を有してお
り、ＵＬ規格における「Ｖ−０」を達成するものであ
る。そして、半田耐熱性及び打ち抜き加工性等の積層板
特性も従来のものと同等以上に優れている。
ゲン系難燃剤を用いることなく優れた難燃性を有してお
り、ＵＬ規格における「Ｖ−０」を達成するものであ
る。そして、半田耐熱性及び打ち抜き加工性等の積層板
特性も従来のものと同等以上に優れている。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０８Ｌ 61/06 Ｃ０８Ｌ 61/06 // Ｂ２９Ｋ 61:04 105:08 Ｆターム(参考） 4F100 AB17 AB33 AH10A AH10H AK33A AK36A AK36K BA01 CA08A DE04A DG01A DH01A DJ10A EA051 EA061 EH072 EJ172 EJ422 EJ822 GB43 JJ03 JJ07 JL00 JL01 4F204 AA22 AA37 AB05 AB28 AG03 AH36 FA01 FB01 FB11 FF06 FG03 4J002 CC031 CC041 EW046 FB286 FD136 GF00
Claims (5)
- 【請求項１】 リン酸エステルのマイクロカプセルが配
合されてなることを特徴とするフェノール樹脂積層板。 - 【請求項２】 リン酸エステルのマイクロカプセルとマ
イクロカプセル化されていないリン酸エステルとが配合
されてなることを特徴とするフェノール樹脂積層板。 - 【請求項３】 リン酸エステルが、トリフェニルホスフ
ェート、クレジルジフェニルホスフェート及び又はトリ
クレジルホスフェートである請求項１又は２記載のフェ
ノール樹脂積層板。 - 【請求項４】 マイクロカプセルが、メラミンまたはメ
ラミン樹脂でカプセル化されたものである請求項１，２
又は３記載のフェノール樹脂積層板。 - 【請求項５】 リン酸エステルのマイクロカプセル、又
はリン酸エステルのマイクロカプセルとマイクロカプセ
ル化されていないリン酸エステルとを配合したフェノー
ル樹脂ワニスを繊維基材に含浸し、得られたフェノール
樹脂含浸基材を１枚又は複数枚重ね合わせ加熱加圧成形
することを特徴とするフェノール樹脂積層板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074970A JP2000263733A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | フェノール樹脂積層板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074970A JP2000263733A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | フェノール樹脂積層板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263733A true JP2000263733A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13562674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11074970A Pending JP2000263733A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | フェノール樹脂積層板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263733A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1733827A1 (en) * | 2004-02-26 | 2006-12-20 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Flame-retardant porous sheets, moldings thereof, and flame-retardant acoustical absorbents for automobiles |
| WO2011154332A1 (de) | 2010-06-07 | 2011-12-15 | Basf Se | Eingekapselte fs-mittel für polymere |
| US8859643B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-10-14 | Basf Se | Encapsulated flame retardants for polymers |
| CN107877979A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-06 | 烟台柳鑫新材料科技有限公司 | 一种钻孔用阻燃板材及其制备方法 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11074970A patent/JP2000263733A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1733827A1 (en) * | 2004-02-26 | 2006-12-20 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Flame-retardant porous sheets, moldings thereof, and flame-retardant acoustical absorbents for automobiles |
| EP1733827A4 (en) * | 2004-02-26 | 2008-03-26 | Nagoya Oilchemical | FLAME-RESILIENT POROUS SURFACE PATTERNS, PARTS THEREFROM AND FLAME-RESISTANT SOUND ABSORPTION VEHICLES FOR MOTOR VEHICLES |
| WO2011154332A1 (de) | 2010-06-07 | 2011-12-15 | Basf Se | Eingekapselte fs-mittel für polymere |
| US8859643B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-10-14 | Basf Se | Encapsulated flame retardants for polymers |
| CN107877979A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-06 | 烟台柳鑫新材料科技有限公司 | 一种钻孔用阻燃板材及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060310 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081021 |