JP2000261641A - ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2000261641A
JP2000261641A JP11061022A JP6102299A JP2000261641A JP 2000261641 A JP2000261641 A JP 2000261641A JP 11061022 A JP11061022 A JP 11061022A JP 6102299 A JP6102299 A JP 6102299A JP 2000261641 A JP2000261641 A JP 2000261641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sided
document
transmission
original
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11061022A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11061022A priority Critical patent/JP2000261641A/ja
Publication of JP2000261641A publication Critical patent/JP2000261641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面原稿の画像を小さなメモリ容量で効率よ
く読み取り、送受信できるようにする。 【解決手段】 読取回路14を原稿表裏両面の画像を同
時に読み取るように構成し、両面読み取り選択ボタン2
2で表裏両面の同時符号化伝送モードが指定されると、
CODEC26で読取回路14から交互に入力される表
面、裏面の画像1ラインを表面なら表面、裏面なら裏面
の連続する2ラインを用いて符号化させ、表、裏、両面
の同時符号化データを交互に出力させ、送信する。受信
側では、CODEC26で受信した両面の同時符号化デ
ータを同様に表面なら表面、裏面なら裏面の連続する2
ラインから復号化し、記録回路16で両面同時記録させ
る。受信側が同時符号化データを受信できなければ、
表、裏、両面の画像を順次片面づつ送信する両面交互伝
送を行ない両面への記録を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面原稿を送受信
可能なファクシミリ装置、その制御方法、その制御プロ
グラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿の両面の画像を読み取
り、伝送可能なファクシミリ装置が知られている。この
種のファクシミリ装置では、両面原稿の画像データを伝
送する場合、1ページ目の表面、1ページ目の裏面、2
ページ目の表面、2ページ目の裏面…nページ目の表
面、nページ目の裏面のように、表面、裏面の画像を順
次符号化して伝送していた。すなわち、片面伝送のファ
クシミリと異なるのは、両面の読み取り機構および記録
機構が設けられる点を除くと、ページの伝送形態は複数
ページの順次伝送と変るところがなく、表裏各面の画像
は、通常の1ページと同様に順次伝送され、それを両面
に印刷するかどうかを送受信機間の手順により取り決め
るだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両面原稿を読み取る場
合、読み取り機構として紙面の両側に光学センサを設け
るなどすれば、表裏両面の画像を同時に読み取ることが
でき、スループットの向上を期待できる。しかし、上記
の従来のような伝送方式を用いるものとすると表裏両面
の画像データを同時に、しかも別々に符号化を行なわな
ければならず、表裏両面の画像データのためにそれぞれ
独立した符号化回路が必要となりコスト高となる問題が
ある。
【0004】また、表裏それぞれの符号化量をあらかじ
め見積ることが困難であるから、表裏それぞれの符号化
データを格納するためのメモリ空間を独立して配置する
必要があり、大容量のメモリを必要とするとともにメモ
リ消費の無駄が大きい、という問題がある。
【0005】本発明の課題は、両面原稿の画像を小さな
メモリ容量で効率よく読み取り、送受信できるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、両面原稿を送受信可能なファクシ
ミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、原稿
表面および裏面の画像を読み取る読み取り手段により原
稿表面から読み取ったラインデータ、および原稿裏面か
ら読み取ったラインデータを符号化手段により符号化し
て交互に送受信する両面原稿情報同時符号化伝送を行な
う構成を採用した。
【0007】あるいはさらに、原稿表面から読み取った
ラインデータ、および原稿裏面から読み取ったラインデ
ータをそれぞれ直前に原稿表面から読み取った前ライン
データ、および原稿裏面から読み取った前ラインデータ
を用いて2次元符号化する構成を採用した。
【0008】あるいはさらに、送信機の読み取り手段に
より、原稿表面および裏面の画像をほぼ同時に、または
1ページづつ読み取り送信機から前記両面原稿情報同時
符号化伝送により符号化データを送信し、受信機におい
て復号化した符号化データを記録手段により記録紙の両
面に画像をほぼ同時に、または1ページづつ順次記録す
る構成を採用した。
【0009】あるいはさらに、送信機および受信機間
で、前記両面原稿情報同時符号化伝送による両面原稿を
送受信して記録紙の表面および裏面に同時記録する両面
原稿の同時送受信機能、および原稿表面および裏面の1
ページの画像を交互に符号化して送信し順次記録紙の表
面および裏面に順次記録する両面原稿の交互送受信機能
を識別し、前記識別により、受信機が前記両面原稿の同
時送受信機能を有していることが確認された場合、同機
能による両面原稿の同時送受信を行ない、受信機が前記
両面原稿の同時送受信機能を有しておらず、前記両面原
稿の交互送受信機能を有していることが確認された場
合、同機能による両面原稿の交互送受信を行なう構成を
採用した。
【0010】あるいはさらに、受信機が前記両面原稿の
同時送受信機能および前記両面原稿の交互送受信機能の
いずれも有していない場合、送信機から原稿表面および
裏面の1ページの画像を交互に符号化して送信し、受信
機においては順次記録紙の片面に記録させる構成を採用
した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1に本発明を採用した
ファクシミリ装置の構成をブロック図として示す。
【0012】図1において符号2は、NCU(網制御装
置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その
回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なった
り、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保
持を行うものである。また、NCU2は、制御回路20
からの信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、
電話回線2aを電話機側に接続し、信号レベルが「1」
であれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続す
るものである。なお、通常状態では、電話回線2aは電
話機4側に接続されている。
【0013】符号6はハイブリッド回路で、送信系の信
号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信
信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側か
らの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で変
復調器8に送るものである。
【0014】符号8は、ITU−T勧告V.8,V.2
1,V.27ter,V.29,V.17,V.34に
基づいた変調、及び復調を行う変復調器であり、信号線
20cにより、各伝送モードが指定される。8は信号線
20bに出力されている信号を入力し、変調データを信
号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信
号を入力し、復調データを信号線8bに出力する。
【0015】符号10は、ANSam信号(交換機の機
能を制御する音声応答信号)を送出する回路であり、信
号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されている
時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信号
線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている時
には、信号線10aに何も信号を出力しないように動作
する。
【0016】符号12は送信信号を加算する加算回路で
あり、信号線8a、10aおよび22aの情報を入力
し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0017】符号14は画像データの読取回路であり、
原稿搬送系、光学読み取り素子などから成る。本実施形
態においては、紙面の両側に光学センサを設けるなどの
構成となっており、表裏両面の画像を同時に読み取るこ
とができるようになっている。また、片面のみの読み取
り、および両面同時の読み取りのいずれも可能となって
おり、信号線20fに信号「0」が出力されている時は
原稿の表面のみの画像を読み取り、信号線20fに信号
「1」が出力されている時は原稿の裏面のみの画像を読
み取り、信号線20fに信号「2」が出力されている時
は原稿の両面の画像を読み取るようになっている。そし
て、原稿表面から読取られた画像データは信号線14a
を介して、また、原稿裏面から読取られた画像データは
信号線14bを介して後述のCODEC(符号/復号化
回路)26に出力される。
【0018】符号16は電子写真方式、インクジェット
方式などの各種の記録方式により構成された画像データ
記録のための記録回路であり、両面同時印刷が可能な構
成となっている。この両面同時印刷のために、記録回路
16には記録紙両面側に読み取りヘッドなどを設けるよ
うな構成を採用することが考えられるが、必ずしもその
ような構成でなくてもよく、たとえば、ファクシミリ通
信速度よりも充分高速な記録速度と大容量のバッファメ
モリを設けるなどして、後述のCODEC26から紙面
の表、裏のデータを並行的に入力し、記録処理できるも
のであればよい。なお、本明細書では、一貫して記録回
路16により記録を受ける媒体を指すものとして「記録
紙」との用語を用いるが、この「記録紙」の材質は必ず
しも文字通り「紙」である必要はなく、プラスチックシ
ートなどの他の材質であってよいのはいうまでもない。
【0019】記録回路16は、信号線20eに「0」が
出力されている時は、CODEC26から信号線26a
を介して入力される表面の画像を記録紙の表面に記録
し、信号線20eに「1」が出力されている時はCOD
EC26から信号線26bを介して入力される裏面の画
像を記録紙の裏面に記録し、信号線20eに「2」が出
力されている時はCODEC26から信号線26aを介
して入力される表面の画像を記録紙の表面に、また、信
号線26bを介して入力される裏面の画像を記録紙の裏
面に同時に記録する。
【0020】符号18はメモリ回路であり、ROM、R
AM、あるいはハードディスクなどの任意の記憶装置か
ら構成され、種々のデータの記憶に用いられる。特に、
画像情報の記憶に関しては、メモリ回路18は読取り画
像データの生情報、あるいは符号化した画像情報を格納
したり、また、生の受信画像情報、あるいは復号化した
画像情報等を格納するために使用される。本実施形態の
場合、このメモリ回路18は、本発明の記憶媒体に該当
する。
【0021】符号22は両面読み取り選択ボタンであ
り、原稿の両面読み取りを指定する時はこの両面読み取
り選択ボタン22を押下する。両面読み取り選択ボタン
22が押下されると、信号線22aにパルスが発生し、
このパルスにより両面読み取り表示回路24が制御され
る。
【0022】両面読み取り表示回路24は、両面読み取
り選択ボタン22による両面読み取りモードの指定状態
を表示するものであり、信号線20gにクリアパルスが
発生すると両面読み取りモードではない(片面読み取り
モード)旨の表示を行ない、以後、両面読み取り選択ボ
タン22の押下に応じて信号線22aにクリアパルスが
発生すると両面読み取りモードの表示がトグル切り換え
される。また、本実施形態では両面読み取り表示回路2
4は、両面読み取りモードの設定状態を記憶するレジス
タとしても用いられ、両面読み取りモード(両面読み取
りモードの表示中の時)では信号線24aに「1」が、
また両面読み取りモードではない(両面読み取りモード
の表示なし)時は信号線24aに「0」が出力される。
後述の制御回路20は、この信号線24aの状態を介し
てユーザの両面読み取りモードの指定状態を検出するこ
とができる。
【0023】符号26はCODEC(符号/復号化回
路)であり、MR(モデファイド・リード)などの2次
元符号化および復号化を行なうように構成されている。
符号化および復号化は連続する2ラインの画像データを
対象として行なわれる。すなわち、符号化の際は1つ前
のラインデータと現在のラインデータの変化分を用いる
ことにより画像データの冗長度圧縮を行ない、復号化の
際は1つ前のラインデータと符号化データから現在のラ
インデータが復元される。
【0024】CODEC26は、前述の読取回路14か
らエンコード対象である原稿の表面、裏面の画像を入力
する信号線14a、14b(エンコード入力)、記録回
路16にデコード済みの表面、裏面の画像を出力する信
号線26a、26b(デコード出力)と接続されてい
る。また、CODEC26は、制御回路20から受信し
た(あるいはコピー時に読取回路14から読み取った)
符号化データを入力するとともに(デコード入力)、符
号化済みのデータを制御回路20に出力する(エンコー
ド出力)ための信号線20hと接続されている。
【0025】また、CODEC26の入出力および符号
化/復号化の動作は制御回路20により信号線20iを
介して制御される。図1中、上部に表として示してある
ように、制御回路20からCODEC26に対して信号
線20iを介して2桁の制御データ(コマンド)が出力
される。上位桁および下位桁はそれぞれCODEC26
のエンコードおよびデコード動作を制御するもので、
「0」、「1」、「2」の値により、原稿画像の表、
裏、および表裏両面のエンコードおよびデコード動作が
有効化される。
【0026】すなわち、エンコードの場合、CODEC
26は、信号線20iの上位桁が「0」であれば信号線
14aの原稿表面の画像のみを入力し、1ライン前のデ
ータに対して符号化し、「1」であれば信号線14bの
原稿裏面の画像のみを入力し、1ライン前のデータに対
して符号化する。また、信号線20iの上位桁が「2」
であれば、まず信号線14aの原稿表面の画像(ライン
n)を1ライン入力し、次に信号線14bの原稿裏面の
画像(ラインn+1)を1ライン入力し、さらに信号線
14aの原稿表面の画像の次の1ライン(ラインn+
2)を入力、信号線14bの原稿裏面の画像の次の1ラ
イン(ラインn+3)を入力した後、原稿表面および原
稿裏面でそれぞれ連続する2ライン(ラインn+2とラ
インn、およびラインn+3とラインn+1の組合せ)
のデータを用いて符号化を行なう。つまり、この場合、
原稿表面および原稿裏面のそれぞれ1つ前のラインデー
タ(ラインn+3とn+2に対するラインnとn+1)
は、片面の処理の場合と異なり、実際には入力された2
ライン前のデータに相当している。符号化データは信号
線20hに出力される。この出力符号化データは、上記
から明らかなように原稿表面の画像の符号化データと原
稿裏面の画像の符号化データが交互に連続したものとな
る。
【0027】デコードの場合、上記のエンコードに対応
する動作が行われる。すなわち、CODEC26は、信
号線20iの下位桁が「0」であれば信号線20hの原
稿表面の符号化データを入力し、1ライン前のデータに
対して復号化し、「1」であれば信号線20hの原稿裏
面の符号化データを入力し、1ライン前のデータに対し
て復号化する。また、信号線20iの下位桁が「2」で
あれば、まず信号線20hの原稿表面の画像(ライン
n)を1ライン入力し、次に信号線20hの原稿裏面の
画像(ラインn+1)を1ライン入力し、さらに信号線
20hの原稿表面の画像の次の1ライン(ラインn+
2)を入力、信号線20hの原稿裏面の画像の次の1ラ
イン(ラインn+3)を入力した後、原稿表面および原
稿裏面でそれぞれ連続する2ラインのデータを用いて復
号化を行なう。原稿表面の画像の復号化データは信号線
26aに、また原稿裏面の画像の復号化データは信号線
26bに交互に出力される。
【0028】符号20は、マイクロプロセッサ、メモリ
などから構成された制御回路であり、装置全体の動作を
制御する。制御回路20は、内部のROMなどのメモ
リ、あるいはメモリ回路18のROM部などに格納され
た後述のプログラムに基づき装置全体の動作を制御す
る。制御回路20が行なう制御は概略次のようなもので
ある。
【0029】すなわち、上記のように、両面原稿を読み
取る読み取り回路14および両面記録を行なう記録回路
16を有し、画像データを同時符号化可能なCODEC
26を有し、両面原稿を送受信可能なファクシミリ装置
において、読み取り回路14により原稿表面から読み取
ったラインデータ、および原稿裏面から読み取ったライ
ンデータをCODEC26により符号化して交互に送受
信する両面原稿情報同時符号化伝送を行なわせる。
【0030】その際、読み取り回路14により原稿表面
から読み取ったラインデータ、および原稿裏面から読み
取ったラインデータはそれぞれ直前に原稿表面から読み
取った前ラインデータ、および原稿裏面から読み取った
前ラインデータに対してCODEC26により2次元符
号化される。
【0031】また、読取回路14により、原稿表面およ
び裏面の画像をほぼ同時に、または1ページづつ読み取
り前述のような両面原稿情報同時符号化伝送により符号
化データを送信し、受信側においては復号化した符号化
データを記録手段により記録紙の両面に画像をほぼ同時
に、または1ページづつ順次記録(表裏両面の交互記
録)させるように制御する。
【0032】さらに、送受信機間では、両面原稿情報同
時符号化伝送による両面原稿を送受信して記録紙の表面
および裏面に同時記録する両面原稿の同時送受信機能、
および原稿表面および裏面の1ページの画像を交互に符
号化して送信し順次記録紙の表面および裏面に順次記録
する両面原稿の交互送受信機能を相互に識別し、受信機
が前記両面原稿の同時送受信機能を有していることが確
認された場合、同機能による両面原稿の同時送受信を行
ない、また、受信機が前記両面原稿の同時送受信機能を
有しておらず、前記両面原稿の交互送受信機能を有して
いることが確認された場合、同機能による両面原稿の交
互送受信を行なうように制御する。
【0033】さらに、受信機が前記両面原稿の同時送受
信機能および前記両面原稿の交互送受信機能のいずれも
有していない場合、送信機から原稿表面および裏面の1
ページの画像を交互に符号化して送信し、受信機におい
ては順次記録紙の片面に記録させるように制御する。
【0034】次に図2〜図8を参照して、上記構成にお
ける動作につき説明する。図2〜8は、制御回路20が
実行する通信制御手順を示したもので、図示の手順は制
御回路20のプログラムとしてメモリ回路18のROM
部分などに格納される。図2〜8の同一番号の個所はそ
れぞれの位置で連続しているものとする。
【0035】図2において、ステップS0は所定のリセ
ット操作などにより開始される処理の始めを示してい
る。続くステップS2では、信号線20gにクリアパル
スを発生し、両面読み取り表示回路24で両面読み取り
表示を行なわないように制御する。つまり、非両面読み
取りモード(片面読み取りモード)を設定する。
【0036】ステップS4では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、NCU2のCMLリレーを
オフとし、回線2aを電話機側に接続する。
【0037】ステップS6では、信号線20dに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、ANSam信号送出回路1
0からANSam信号を送信しないように設定する。
【0038】ステップS8では、信号線20fに信号
「0」を出力し、読取回路14を表面のみの読み取りを
行なう状態に設定する。
【0039】ステップS10では、信号線20eに信号
「0」を出力し、記録回路16を表面のみの記録を行な
う状態に設定する。
【0040】ステップS12では、信号線20iに信号
「00」(上位、下位桁ともに0)を出力し、CODE
C26を表面のみの符号化および復号化を行なう状態に
設定する。
【0041】図3のステップS14およびS16では、
送信および受信処理が選択されたか否かがそれぞれ判定
される。送信/受信は不図示の操作部における所定操作
などに応じて、また受信は回線2aからの呼び出し信号
の受信や、タイマ送受信の場合は不図示のタイマの計時
などに応じて実行される。送信が選択されるとステップ
S20へ、受信が選択されると図7のステップS76に
進む。選択された処理が送信、受信のいずれでもない場
合には、ステップS18において原稿のコピー、その他
の通信管理に関する処理などを実行する。
【0042】送信が選択されると、ステップS20にお
いて、信号線24aを介して両面読み取り表示回路24
の表示状態(両面読み取りモードの設定状態)を判定
し、両面読み取りモードであればステップS30へ、両
面読み取りモードでなければステップS22へ進む。
【0043】両面読み取りモードでない場合には、ステ
ップS22において、NCU2のCMLリレーをオンと
し回線2aをファクシミリ装置側に接続する。
【0044】ステップS24では、ファクシミリ通信前
手順を実行する。ここでは、両面伝送を行なわないので
相手受信機との間では通常のファクシミリ通信前手順を
実行し、相手受信機には両面伝送モードを指定しない。
【0045】ステップS26では、原稿の表面のみの画
像を読取回路14で読み取り、CODEC26で符号化
して順次送信し、ステップS28でファクシミリ通信後
手順を実行してステップS4に戻る。
【0046】一方、両面読み取りモードにおいては、ス
テップS30でNCU2のCMLリレーをオンとし回線
2aをファクシミリ装置側に接続し、ステップS32で
ファクシミリ通信前手順を実行する。
【0047】そして、ステップS34で、相手受信機が
両面同時符号化伝送の機能、つまり、上述のようにして
原稿両面を同時符号化した画像データを受信する機能を
有しているか否かを判定し、相手受信機が両面伝送機能
を有していればステップS36に、有していなければ図
4のステップS46に移行する。
【0048】相手受信機が両面伝送機能を有している場
合、ステップS36において、相手受信機に通信モード
として両面伝送モードを指定し、原稿両面を同時符号化
した画像データを送信することを宣言する。ステップS
34の機能識別、およびステップS36における宣言
は、ファクシミリ通信前手順における非標準信号(NS
F/NSS信号など)のFIF(ファクシミリ情報フィ
ールド)を用いることなどによって可能である。
【0049】そして、ステップS38では、信号線20
fに信号「2」を出力し、読取回路14が前述の原稿表
裏両面の読み取りを行なうように設定する。
【0050】図4のステップS40では、信号線20i
の上位桁に「2」を出力し、CODEC26が前述の原
稿表裏両面の同時符号化処理を行なうように設定する。
【0051】ステップS42では、実際に読取回路14
およびCODEC26を作動させ、前述のように読取回
路14で原稿表面および裏面の画像を1ラインずつ交互
に読み取らせ、また、CODEC26で原稿表裏両面の
同時符号化処理を行なわせる。この同時符号化処理で
は、前述のように、CODEC26が1ラインずつ交互
に入力されるラインを1ラインおきに用いて符号化し、
制御回路20は信号線20hに出力される同時符号化デ
ータを変復調器8、加算回路12、ハイブリッド回路6
およびNCU2を介して相手受信機に送信する。受信側
の処理については後述する。
【0052】ステップS44では、ファクシミリ通信後
手順を実行してステップS4に戻る。
【0053】一方、ステップS34で、相手受信機の両
面伝送かつ同時符号化データの受信機能が否定された場
合には、ステップS46において原稿表裏両面の交互伝
送(従来例で説明した表面、裏面を順次1ページづつ送
受信する)機能を有しているかどうかを判定する。ステ
ップS46が肯定された場合にはステップS48へ、否
定された場合には図6のステップS74に移行する。
【0054】ステップS48および図6のステップS7
4では残りのファクシミリ後手順を実行するが、ステッ
プS48では原稿表面および裏面の画像を交互に送信す
る旨を相手受信機に通知し、ステップS74では通常の
片面伝送の場合と同じ後手順を行なう。つまり、ステッ
プS48で原稿表面および裏面の画像を交互に送信する
旨が通知される場合は、相手受信機は受信した1ページ
を記録紙の表、裏、表…と交互に記録し、ステップS7
4を経由しそのような通知が行われない場合は、受信し
た原稿表面および裏面の画像を単に記録紙の片面のみに
記録して順次出力することになる。
【0055】ステップS48および74の後、処理は図
5のステップS50に進み、メモリ回路18の所定領域
などに設定されたページカウンタの値を1に初期化す
る。このページカウンタの値は原稿の枚数を示すために
用いられる、つまり原稿表裏の処理がともに終了した時
にインクリメントされる。
【0056】ステップS52では、信号線20fに信号
「0」を出力し、読取回路14を原稿表面のみを読み取
るように設定する。
【0057】ステップS54では、信号線20iの上位
桁に「0」を出力し、CODEC26を表面のみの符号
化を行なう状態に設定する。
【0058】ステップS56では、ページカウンタの値
に該当するページの表面の情報を読取回路14で読み取
らせ、CODEC26で符号化して送信させ、ステップ
S58では、ファクシミリ中間手順(ページ間手順)を
実行する。
【0059】ステップS60では、信号線20fに信号
「1」を出力し、読取回路14を原稿裏面のみを読み取
るように設定する。
【0060】また、ステップS62では、信号線20i
の上位桁に「1」を出力し、CODEC26を裏面のみ
の符号化を行なう状態に設定する。
【0061】図6のステップS64では、ページカウン
タの値に該当するページの裏面の情報を読取回路14で
読み取らせ、CODEC26で符号化して送信させる。
【0062】ステップS66では後続のページがあるか
どうかを読取回路14の不図示の原稿センサの状態をモ
ニタすることなどにより判定し、後続のページがあれば
ステップS70でページカウンタをインクリメント(+
1)して再度ステップS72でファクシミリ中間手順
(ページ間手順)を実行し、ステップS52へループす
る。後続のページがなければステップS68でファクシ
ミリ通信後手順を実行してステップS4に戻る。
【0063】以上のようにして、通常の原稿の片面送
信、表裏両面の同時符号化送信、あるいは表裏両面の交
互(逐次)送信を行なえる。以下では、本装置が受信側
として動作する場合の処理につき説明する。
【0064】図3のステップS16で受信が選択される
と、図7のステップS76においてNCU2のCMLリ
レーをオンとし回線2aをファクシミリ装置側に接続
し、ステップS78においてファクシミリ通信前手順を
実行する。本装置の場合、ここでは、両面同時符号化伝
送機能、つまり、上述のようにして原稿両面を同時符号
化した画像データを受信する機能を有していることを宣
言する。
【0065】ステップS80では、送信機から両面同時
符号化伝送を行なう旨の通知(上述のステップS38に
対応)があったか否かを判定する。ステップS80が肯
定された場合にはステップS82に、否定された場合に
はステップS90に移行する。
【0066】ステップS82では、信号線20eに信号
「2」を出力し、記録回路16を表面および裏面の同時
記録を行なう状態に設定する。
【0067】ステップS84では、信号線20iの下位
桁に「2」を出力し、CODEC26を表面および裏面
の同時復号化を行なう状態に設定する。
【0068】ステップS86では、実際にCODEC2
6および記録回路16を作動させ、前述のように読取回
路14で原稿表面および裏面の画像を1ラインずつ交互
に読み取らせ、また、CODEC26で原稿表裏両面の
同時復号化処理を行なわせ、記録回路16で復号化され
た表、裏面のデータを同時記録させる。CODEC26
は1ラインずつ交互に入力されるラインを1ラインおき
に用いて復号化し、記録回路16は信号線26aおよび
26bの復号化データを記録紙の表、裏面にそれぞれ記
録する。
【0069】ステップS88では、ファクシミリ通信後
手順を実行してステップS4に戻る。
【0070】一方、ステップS80で両面同時符号化伝
送を行なう旨の通知がなかった場合、ステップS90に
おいて、送信機から原稿表裏両面の交互伝送が通知(上
述のステップS48に対応)されたかどうかを判定す
る。ステップS90が肯定された場合には図8のステッ
プS100に、否定された場合にはステップS92に移
行する。
【0071】原稿表裏両面の交互伝送が通知されなかっ
た場合は、受信したページを順次片面記録すればよいだ
けなので、まずステップS92において信号線20eに
信号「0」を出力し、記録回路16を表面のみの記録を
行なう状態に設定する。
【0072】ステップS94では、信号線20iの下位
桁に「0」を出力し、CODEC26を表面のみの復号
化を行なう状態に設定する。
【0073】そして、ステップS96では、通常のファ
クシミリ受信と同様に受信した原稿表面の画像をCOD
EC26で復号化し、記録回路16で順次記録紙の片面
に記録し、ステップS98でファクシミリ後手順を実行
してステップS4に戻る。
【0074】一方、原稿表裏両面の交互伝送が通知され
た場合は、図8のステップS100において、前述のペ
ージカウンタを1に初期化し、ステップS102におい
て信号線20eに信号「0」を出力し、記録回路16を
表面のみの記録を行なう状態に設定する。
【0075】ステップS104では、信号線20iの下
位桁に「0」を出力し、CODEC26を表面のみの復
号化を行なう状態に設定する。
【0076】ステップS106では、受信した表面の情
報をCODEC26で復号化し、記録回路16によりペ
ージカウンタの値に該当するページの記録紙の表面に記
録させる。ステップS108ではファクシミリ中間手順
(ページ間手順)を実行する。
【0077】さらに、ステップS110では、信号線2
0eに信号「1」を出力し、記録回路16を裏面のみの
記録を行なう状態に設定する。
【0078】ステップS112では、信号線20iの下
位桁に「1」を出力し、CODEC26を裏面のみの復
号化を行なう状態に設定する。
【0079】ステップS114では、受信した裏面の情
報をCODEC26で復号化し、記録回路16によりペ
ージカウンタの値に該当するページの記録紙の裏面に記
録し、ステップS116で中間手順を実行した後、ステ
ップS118において後続のページを受信すべきかどう
かを判定する。後続のページがあればステップS122
でページカウンタをインクリメント(+1)してステッ
プS102にループし、後続のページがなければステッ
プS120でファクシミリ通信後手順を実行してステッ
プS4に戻る。
【0080】以上のようにして、通常の原稿の片面受
信、表裏両面の同時符号化受信、あるいは表裏両面の交
互(逐次)受信を行なえる。
【0081】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、原稿表面および裏面の画像をほぼ同時に読み取り、
同時符号化して伝送し、受信側で記録紙の両面にほぼ同
時に記録する両面原稿の同時送受信を行なうことがで
き、送受信スループットを大きく向上し、効率の良い両
面原稿の送受信を行なうことができる。
【0082】特に、原稿表面および裏面の画像をほぼ同
時に読み取り、同時符号化するために、従来方式のよう
に表裏両面のためにそれぞれ別個の符号化回路を設ける
必要がなく、また、メモリも共通のものを用いることが
できる利点がある。すなわち、両面原稿の画像を小さな
メモリ容量で効率よく読み取り、効率よく同時送受信す
ることができる。
【0083】符号化に際しては、原稿表面から読み取っ
たラインデータ、および原稿裏面から読み取ったライン
データをそれぞれ直前に原稿表面から読み取った前ライ
ンデータ、および原稿裏面から読み取った前ラインデー
タを用いて符号化する2次元符号化を用いることがで
き、上記のように単一の符号化回路を用いて小容量のメ
モリで高効率な符号化圧縮が行なえる。
【0084】また、受信側が両面同時印刷機能を有して
いる、あるいは、受信側が両面印刷機能を有しているが
表裏両面の同時印刷までは不可能である、などのよう
に、受信側の通信機能が種々異なっている場合において
も、受信側の機能に応じて原稿表面および裏面の画像を
ほぼ同時に読み取って符号化するか、あるいはまたは1
ページづつ読み取って符号化するかを変更することがで
き、幅広い機種間で両面伝送による通信を行なうことが
できる。
【0085】また、送信機および受信機間で、両面原稿
の同時送受信機能、両面原稿の交互送受信機能の有無を
相互に識別することにより、たとえば、受信側が両面印
刷機能を有しているが表裏両面の同時印刷までは不可能
である、などのケースでは、上述の両面原稿の交互送受
信を行なうことができ、受信側で両面印刷された記録紙
を入手できる。すなわち、送信機および受信機間で、両
面原稿の同時送受信機能、両面原稿の交互送受信機能の
有無を相互に識別することにより、相互の機能に応じて
適切な両面伝送モードを選択することができ、幅広い機
種間で両面伝送による通信を実行することができる。
【0086】また、受信機が両面原稿の同時送受信、お
よび両面原稿の交互送受信のいずれの機能も有していな
ければ、送信機で両面原稿の交互送受信と同様の処理を
行ない、受信側では単に受信したページを順次記録する
通常ファクシミリ受信と同じ受信処理を行なうだけで、
片面記録による出力が可能である。
【0087】以上では、ファクシミリ専用機の構成を示
したが、本発明はファクシミリ専用機のみならず、他の
形態のファクシミリ装置に実施できるのはいうまでもな
い。たとえば、本発明は、パーソナルコンピュータのよ
うな汎用の端末にFAXモデムなどを外付け/内蔵し、
ソフトウェア制御によりファクシミリ通信を行なう構成
においても実施することができる。その場合、本発明の
制御プログラムは、前述のメモリ回路18のみならず、
ハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク、光
磁気ディスクやメモリカードなどのあらゆるコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に格納して供給することがで
きる。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、両面原稿を送受信可能なファクシミリ装置、
その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体において、原稿表面および
裏面の画像を読み取る読み取り手段により原稿表面から
読み取ったラインデータ、および原稿裏面から読み取っ
たラインデータを符号化手段により符号化して交互に送
受信する両面原稿情報同時符号化伝送を行なう構成を採
用しているので、従来方式のように表裏両面のためにそ
れぞれ別個の符号化回路を設ける必要がなく、また、メ
モリも共通のものを用いて、小さなメモリ容量で原稿表
面および裏面の画像をほぼ同時に読み取り、同時符号化
して伝送し、受信側で記録紙の両面にほぼ同時に記録す
る両面原稿の同時送受信を行なうことができ、送受信ス
ループットを大きく向上し、効率の良い両面原稿の送受
信を行なうことができる優れた効果がある。
【0089】また、原稿表面から読み取ったラインデー
タ、および原稿裏面から読み取ったラインデータをそれ
ぞれ直前に原稿表面から読み取った前ラインデータ、お
よび原稿裏面から読み取った前ラインデータを用いて2
次元符号化する構成を採用することにより、単一の符号
化回路を用いて小容量のメモリで高効率な符号化圧縮が
行なえる優れた効果がある。
【0090】また、送信機の読み取り手段により、原稿
表面および裏面の画像をほぼ同時に、または1ページづ
つ読み取り送信機から前記両面原稿情報同時符号化伝送
により符号化データを送信し、受信機において復号化し
た符号化データを記録手段により記録紙の両面に画像を
ほぼ同時に、または1ページづつ順次記録する構成を採
用することにより、受信側の通信機能が種々異なってい
るような場合においても、幅広い機種間で両面伝送によ
る通信を行なうことができ、受信側で両面印刷された記
録紙を入手できる優れた効果がある。
【0091】あるいはさらに、送信機および受信機間
で、前記両面原稿情報同時符号化伝送による両面原稿を
送受信して記録紙の表面および裏面に同時記録する両面
原稿の同時送受信機能、および原稿表面および裏面の1
ページの画像を交互に符号化して送信し順次記録紙の表
面および裏面に順次記録する両面原稿の交互送受信機能
を識別し、前記識別により、受信機が前記両面原稿の同
時送受信機能を有していることが確認された場合、同機
能による両面原稿の同時送受信を行ない、受信機が前記
両面原稿の同時送受信機能を有しておらず、前記両面原
稿の交互送受信機能を有していることが確認された場
合、同機能による両面原稿の交互送受信を行なう構成を
採用することにより、相互の機能に応じて適切な両面伝
送モードを選択することができ、幅広い機種間で両面伝
送による通信を実行することができる優れた効果があ
る。
【0092】あるいはさらに、受信機が前記両面原稿の
同時送受信機能および前記両面原稿の交互送受信機能の
いずれも有していない場合、送信機から原稿表面および
裏面の1ページの画像を交互に符号化して送信し、受信
機においては順次記録紙の片面に記録させる構成を採用
することにより、受信機が両面原稿の同時送受信、およ
び両面原稿の交互送受信のいずれの機能も有していなけ
れば、送信機で両面原稿の交互送受信と同様の処理を行
ない、受信側では単に受信したページを順次記録する通
常ファクシミリ受信と同じ受信処理を行なうだけで、片
面記録による出力が可能である、という優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図3】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図4】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図5】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図6】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図7】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【図8】図1の制御回路20の通信制御を示したフロー
チャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 両面読み取り選択ボタン 24 両面読み取り表示回路 26 CODEC

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面原稿を送受信可能なファクシミリ装
    置において、 原稿表面および裏面の画像を読み取る読み取り手段と、 画像データを符号化する符号化手段と、 前記読み取り手段により原稿表面から読み取ったライン
    データ、および原稿裏面から読み取ったラインデータを
    前記符号化手段により符号化して交互に送受信する両面
    原稿情報同時符号化伝送を行なう制御手段を有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿表面から読み取ったラインデータ、
    および原稿裏面から読み取ったラインデータをそれぞれ
    直前に原稿表面から読み取った前ラインデータ、および
    原稿裏面から読み取った前ラインデータを用いて2次元
    符号化することを特徴とする請求項1に記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信機の前記読み取り手段により、原稿
    表面および裏面の画像をほぼ同時に、または1ページづ
    つ読み取り送信機から前記両面原稿情報同時符号化伝送
    により符号化データを送信し、受信機において復号化し
    た符号化データを記録手段により記録紙の両面に画像を
    ほぼ同時に、または1ページづつ順次記録することを特
    徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 送信機および受信機間で、前記両面原稿
    情報同時符号化伝送による両面原稿を送受信して記録紙
    の表面および裏面に同時記録する両面原稿の同時送受信
    機能、および原稿表面および裏面の1ページの画像を交
    互に符号化して送信し順次記録紙の表面および裏面に順
    次記録する両面原稿の交互送受信機能を識別する識別手
    段を有し、 前記識別手段により、受信機が前記両面原稿の同時送受
    信機能を有していることが確認された場合、同機能によ
    る両面原稿の同時送受信を行ない、 受信機が前記両面原稿の同時送受信機能を有しておら
    ず、前記両面原稿の交互送受信機能を有していることが
    確認された場合、同機能による両面原稿の交互送受信を
    行なうことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ
    装置。
  5. 【請求項5】 受信機が前記両面原稿の同時送受信機能
    および前記両面原稿の交互送受信機能のいずれも有して
    いない場合、送信機から原稿表面および裏面の1ページ
    の画像を交互に符号化して送信し、受信機においては順
    次記録紙の片面に記録させることを特徴とする請求項4
    に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 両面原稿を送受信可能なファクシミリ装
    置の制御方法において、 原稿表面および裏面の画像を読み取る読み取り手段によ
    り原稿表面から読み取ったラインデータ、および原稿裏
    面から読み取ったラインデータを符号化手段により符号
    化して交互に送受信する両面原稿情報同時符号化伝送を
    行なう制御工程を有することを特徴とするファクシミリ
    装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 原稿表面から読み取ったラインデータ、
    および原稿裏面から読み取ったラインデータをそれぞれ
    直前に原稿表面から読み取った前ラインデータ、および
    原稿裏面から読み取った前ラインデータを用いて2次元
    符号化する制御工程を有することを特徴とする請求項1
    に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 送信機の読み取り手段により、原稿表面
    および裏面の画像をほぼ同時に、または1ページづつ読
    み取り送信機から前記両面原稿情報同時符号化伝送によ
    り符号化データを送信し、受信機において復号化した符
    号化データを記録手段により記録紙の両面に画像をほぼ
    同時に、または1ページづつ順次記録する制御工程を有
    することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装
    置の制御方法。
  9. 【請求項9】 送信機および受信機間で、前記両面原稿
    情報同時符号化伝送による両面原稿を送受信して記録紙
    の表面および裏面に同時記録する両面原稿の同時送受信
    機能、および原稿表面および裏面の1ページの画像を交
    互に符号化して送信し順次記録紙の表面および裏面に順
    次記録する両面原稿の交互送受信機能を識別する制御工
    程と、 前記識別により、受信機が前記両面原稿の同時送受信機
    能を有していることが確認された場合、同機能による両
    面原稿の同時送受信を行なう制御工程と、 受信機が前記両面原稿の同時送受信機能を有しておら
    ず、前記両面原稿の交互送受信機能を有していることが
    確認された場合、同機能による両面原稿の交互送受信を
    行なう制御工程を有することを特徴とする請求項1に記
    載のファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 受信機が前記両面原稿の同時送受信機
    能および前記両面原稿の交互送受信機能のいずれも有し
    ていない場合、送信機から原稿表面および裏面の1ペー
    ジの画像を交互に符号化して送信し、受信機においては
    順次記録紙の片面に記録させる制御工程を有することを
    特徴とする請求項9に記載のファクシミリ装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 両面原稿を送受信可能なファクシミリ
    装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体において、 原稿表面および裏面の画像を読み取る読み取り手段によ
    り原稿表面から読み取ったラインデータ、および原稿裏
    面から読み取ったラインデータを符号化手段により符号
    化して交互に送受信する両面原稿情報同時符号化伝送を
    行なう制御工程を制御プログラムの一部として格納した
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御プログラムを
    格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 原稿表面から読み取ったラインデー
    タ、および原稿裏面から読み取ったラインデータをそれ
    ぞれ直前に原稿表面から読み取った前ラインデータ、お
    よび原稿裏面から読み取った前ラインデータを用いて2
    次元符号化する制御工程を制御プログラムの一部として
    格納したことを特徴とする請求項1に記載のファクシミ
    リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 送信機の読み取り手段により、原稿表
    面および裏面の画像をほぼ同時に、または1ページづつ
    読み取り送信機から前記両面原稿情報同時符号化伝送に
    より符号化データを送信し、受信機において復号化した
    符号化データを記録手段により記録紙の両面に画像をほ
    ぼ同時に、または1ページづつ順次記録する制御工程を
    制御プログラムの一部として格納したことを特徴とする
    請求項1に記載のファクシミリ装置の制御プログラムを
    格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 送信機および受信機間で、前記両面原
    稿情報同時符号化伝送による両面原稿を送受信して記録
    紙の表面および裏面に同時記録する両面原稿の同時送受
    信機能、および原稿表面および裏面の1ページの画像を
    交互に符号化して送信し順次記録紙の表面および裏面に
    順次記録する両面原稿の交互送受信機能を識別する制御
    工程と、 前記識別により、受信機が前記両面原稿の同時送受信機
    能を有していることが確認された場合、同機能による両
    面原稿の同時送受信を行なう制御工程と、 受信機が前記両面原稿の同時送受信機能を有しておら
    ず、前記両面原稿の交互送受信機能を有していることが
    確認された場合、同機能による両面原稿の交互送受信を
    行なう制御工程を制御プログラムの一部として格納した
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置の
    制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  15. 【請求項15】 受信機が前記両面原稿の同時送受信機
    能および前記両面原稿の交互送受信機能のいずれも有し
    ていない場合、送信機から原稿表面および裏面の1ペー
    ジの画像を交互に符号化して送信し、受信機においては
    順次記録紙の片面に記録させる制御工程を制御プログラ
    ムの一部として格納したことを特徴とする請求項14に
    記載のファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP11061022A 1999-03-09 1999-03-09 ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2000261641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061022A JP2000261641A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061022A JP2000261641A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000261641A true JP2000261641A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13159279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11061022A Pending JP2000261641A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000261641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003094503A1 (en) * 2002-04-30 2003-11-13 Pfu Limited Image processing device and image processing method
US7710613B2 (en) * 2004-03-15 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Image information apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003094503A1 (en) * 2002-04-30 2003-11-13 Pfu Limited Image processing device and image processing method
CN100353743C (zh) * 2002-04-30 2007-12-05 株式会社Pfu 图象处理装置和图象处理方法
US7447363B2 (en) 2002-04-30 2008-11-04 Pfu Limited Image processing system with parallel input and restart marker
US7710613B2 (en) * 2004-03-15 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Image information apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000261641A (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100695354B1 (ko) 팩시밀리 통신을 행하는 전자 기기, 팩시밀리 통신을 행하는 전자기기의 제어 방법, 및 팩시밀리 통신을 행하는 전자기기의 제어 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체
JPH09252386A (ja) ファクシミリ装置
JP3323794B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2001103261A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP4378031B2 (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2002252737A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラム
JP2001320513A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2000151830A (ja) データ通信装置
JP2001103205A (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP3492293B2 (ja) ファクシミリ装置、およびファクシミリ装置の制御方法
JP4458317B2 (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2000156764A (ja) ファクシミリ装置
JP3922331B2 (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体
JP3564070B2 (ja) ファクシミリ通信を行なう電子機器、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御方法、ファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体、およびファクシミリ通信を行なう電子機器の制御プログラム
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP3707214B2 (ja) 通信端末装置及び記録媒体
JP2000156771A (ja) ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置
JP2000341470A (ja) ファクシミリ装置
JP2001119546A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2002165049A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2002314773A (ja) 通信装置
JPH11177796A (ja) 通信装置
JP2000151981A (ja) ファクシミリ装置
JP2001326800A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体