JP2000259228A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JP2000259228A
JP2000259228A JP6283199A JP6283199A JP2000259228A JP 2000259228 A JP2000259228 A JP 2000259228A JP 6283199 A JP6283199 A JP 6283199A JP 6283199 A JP6283199 A JP 6283199A JP 2000259228 A JP2000259228 A JP 2000259228A
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data
monitoring
display
control device
symbol
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Application number
JP6283199A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kaneko
剛 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視画面に用いる各シンボルに、互いに連結
し関連付ける機能を持たせ、もって、監視画面を容易に
作成でき、かつ監視能力に優れた監視制御装置を提供す
ること。 【解決手段】 シンホ゛ル表示を監視画面4で実行するための
描画コントロール手段、及びフ゜ロセスの運転情報が格納されたテ゛ー
タソース60から自己のフ゜ロセステ゛ータを取得する第1のテ゛ータ取得
手段、及び第1のテ゛ータ取得手段によって取得されたフ゜ロセ
ステ゛ータを出力するテ゛ータ出力手段を備えた対象オフ゛シ゛ェクト30
と、対象オフ゛シ゛ェクト30のテ゛ータ出力手段が出力したフ゜ロセステ゛ー
タを受け取る第2のテ゛ータ取得手段、及びこの取得したフ゜ロ
セステ゛ータを表示用テ゛ータに加工する演算手段、及び表示用テ゛
ータを監視画面4に表示する表示手段を備えた計器オフ゛シ゛ェク
ト20とを備えること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラント等
の監視制御を行う監視制御装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラント等を監視制御する監視制御装置
では、複数の監視画面を用意し、この監視画面上にプロ
セスデータ等を表示してプロセスの監視および制御を行
なっている。
【0003】図19は、従来から用いているこの種の監
視制御装置における監視画面の作成方法の一例を示すフ
ローチャートである。
【0004】図19に示すように、従来の監視制御装置
の監視画面は、予めその監視制御装置の監視画面作成ツ
ールを用いて、監視したいプラントフローなどを各グラ
フィックで1画面ずつ作成している。以下に、図19に
示すフローチャートの各ステップについて説明する。
【0005】監視画面は、グラフィックであるため、た
とえばタンクやボイラ、配管の図柄(シンボル)を表示
するためのプログラムを作成し(S21)、そのプラグ
ラムに従ってシンボルを画面に配置(S22)して作成
する。
【0006】これら個々のシンボルは、互いに独立した
単なる図柄であるため、これらシンボルの互いの関係
は、別途シンボル間の連携をプログラムにて実現(S2
3)させる必要があり、さらにプラントのプロセスデー
タとのリンクさせる(S24)ことによって、ようやく
1枚の監視画面が完成(S25)する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の監視制御装置では、監視画面をつくるために
は、かなり熟練したプログラミング技能やノウハウが必
要で、且つ手間のかかる作業である。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、監視画面に用いる各シンボルに、互いに連
結し関連付ける機能を持たせ、もって、監視画面を容易
に作成でき、かつ監視能力に優れた監視制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、プロセス
内の監視対象物をシンボル表示する監視画面を用いて、
プロセスを監視する監視制御装置において、シンボル表
示を監視画面で実行するための描画コントロール手段、
及びプロセスの運転情報が格納されたデータソースから
自己のプロセスデータを取得する第1のデータ取得手
段、及び前記第1のデータ取得手段によって取得された
プロセスデータを出力するデータ出力手段を備えた対象
オブジェクトと、対象オブジェクトのデータ出力手段が
出力したプロセスデータを受け取る第2のデータ取得手
段、及びこの取得したプロセスデータを表示用データに
加工する演算手段、及び表示用データを監視画面に表示
する表示手段を備えた計器オブジェクトとを備える。
【0011】従って、請求項1の発明の監視制御装置に
おいては、監視画面の対象物シンボルに計器オブジェク
トをインプレースすることで、自動的に測定値を監視画
面上に表示することができる。その結果、プラントの運
転状態を的確に、且つ定量的に監視できる監視制御装置
を実現することが可能となる。
【0012】請求項2の発明の監視制御装置において
は、請求項1の発明の監視制御装置において、表示手段
は、プロセスデータを演算手段において加工された結果
とともに表示する。
【0013】従って、請求項2の発明の監視制御装置に
おいては、プロセスデータと、演算結果との両方を監視
画面上に表示することが可能となる。
【0014】請求項3の発明の監視制御装置において
は、計器オブジェクトは、表示用データに基づく監視画
面上の表示を選択的に非表示状態にする非表示手段と、
非表示状態にされた表示を表示状態にする再表示手段と
を備えた請求項1または請求項2の発明の監視制御装置
とする。
【0015】従って、請求項3の発明の監視制御装置に
おいては、ある計器オブジェクトのシンボルを一旦表示
対象から外して別のオブジェクトの監視に注力したい場
合や、第1の実施の形態でフリッカしたシンボルなど
を、簡単に非表示状態にすることができる。その結果、
操作性を向上させた監視制御装置を実現することが可能
となる。
【0016】請求項4の発明の監視制御装置において
は、請求項1の発明の監視制御装置において、データソ
ースは、プロセスデータの履歴データを記憶する履歴記
憶部を含むとともに、対象オブジェクト及び計器オブジ
ェクトの各データ取得手段は、履歴データをも取得し、
表示手段は、履歴データを表示する。
【0017】従って、請求項4の発明の監視制御装置に
おいては、計器オブジェクトによって、プロセスデータ
の履歴データを監視画面上に表示することが可能とな
る。
【0018】請求項5の発明の監視制御装置において
は、請求項1の発明の監視制御装置において、対象オブ
ジェクトは、データソースに保存されたプロセスデータ
のアドレスを対象オブジェクト毎に管理するデータソー
スアドレス管理手段を備え、第1のデータ取得手段は、
データソースアドレス管理手段に管理されているアドレ
スに基づいてデータソースよりいずれかの対象オブジェ
クトの追加のプロセスデータを取得し、演算手段は、追
加のプロセスデータを追加表示用データに加工し、表示
手段は、追加表示用データを監視画面に表示する。
【0019】従って、請求項5の発明の監視制御装置に
おいては、計器オブジェクトは、接続していない対象オ
ブジェクトについての演算を行ない、その結果を監視画
面上から表示することも可能となる。
【0020】請求項6の発明の監視制御装置において
は、請求項1に記載の監視制御装置において、シンボル
表示の表示方式の情報を複数種類保持する描画テーブル
を備え、描画コントロール手段は、描画テーブルに保持
され、かつ選択されたいずれかの表示方式にてシンボル
表示を行う。
【0021】従って、請求項6の発明の監視制御装置に
おいては、監視画面上のシンボル表示に、写真データな
どを用いることができる。その結果、リアルな監視画面
を実現することが可能となる。
【0022】請求項7の発明の監視制御装置において
は、請求項1の発明の監視制御装置において、対象オブ
ジェクトおよび計器オブジェクトに、音声波形データを
出力する音声制御装置を設けるとともに、音声波形デー
タを受け取り音声に変換する変換手段と、変換手段にて
変換された音声を出力する出力手段とを備える。
【0023】従って、請求項7の発明に監視制御装置に
おいては、指定した対象オブジェクトや計器オブジェク
トに対応する音声を出力することができる。その結果、
簡単なガイダンスなどをオペレータに通知することが可
能となる。
【0024】請求項8の発明の監視制御装置において
は、請求項6の発明の監視制御装置において、シンボル
表示を動画によって行うための動画パターンデータを、
表示方式に対応するものとして1以上記憶する動画パタ
ーン記憶手段を備え、描画テーブルにおける表示方式の
情報は、動画パターンデータのいずれかを指すものであ
り、描画コントロール手段は、選択された表示方式に対
応する動画パターンデータを、監視画面に表示されたシ
ンボルにオーバーレイすることによりシンボルを動画表
示する。
【0025】従って、請求項8の発明の監視制御装置に
おいては、監視画面上でシンボルの動画表示を行なうこ
とができため、よりリアルで直感的な監視ができるよう
になり、より監視性に優れた監視制御装置を実現するこ
とが可能となる。
【0026】請求項9の発明の監視制御装置において
は、監視画面の保存および、保存された監視画面の呼出
しを行なう手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至
8のいずれか1項に記載の監視制御装置とする。
【0027】従って、請求孝の発明の監視制御装置にお
いては、監視画面の確認、分析等を容易に行なうことが
可能となる。
【0028】請求項10の発明の監視制御装置において
は、プロセス内の監視対象物をシンボル表示する監視画
面を用いてプロセスを監視する監視制御装置本体と、シ
ンボル表示を監視画面で実行するための描画コントロー
ル手段、プロセスの運転情報が格納されたデータソース
から自己のプロセスデータを取得する第1のデータ取得
手段、第1のデータ取得手段によって取得されたプロセ
スデータを出力するデータ出力手段を備えた対象オブジ
ェクト、および、対象オブジェクトのデータ出力手段が
出力したプロセスデータを受け取る第2のデータ取得手
段、この取得したプロセスデータを表示用データに加工
する演算手段、表示用データを監視画面に表示する表示
手段を備えた計器オブジェクトが分散配置された1以上
の計算機とが、ネットワークによって相互に接続されて
なるものとする。
【0029】従って、請求項10の発明の監視制御装置
においては、複数台のマシンにそれぞれ対象オブジェク
ト、計器オブジェクトならびに画面データを分散するこ
とができるため、一台のマシンに全データを保管してお
く必要が無くなる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0031】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態を図1から図6を用いて説明する。
【0032】図1は、本発明の実施の形態による監視制
御装置の全体構成の一例を示す構成図である。
【0033】本実施の形態の監視制御装置1は、ワーク
ステーション等の計算機からなり、プロセスを監視する
ための監視画面4を容易に作成する機能と、この監視画
面4においてプロセス状態を定量的に監視する機能とを
備えている。
【0034】更に、本実施の形態の監視制御装置1は、
ハードディスクなどの外部記憶装置(図示せず)を備え
ており、必要なデータの格納、および格納されたデータ
の呼び出しを行なう機能も備えている。
【0035】この監視画面作成機能は、コンテナオブジ
ェクト2と、後述する各種のオブジェクト20、30に
よって実現される。コンテナオブジェクト2は、監視画
面4を表示するページフレーム3と、監視対象とするオ
ブジェクト20、30を接続する為の多数のインタフェ
ース7を有したコントロールサイト6とを備えている。
【0036】また、これらの各部は、計算機のハードウ
ェア要素と、ソフトウェア要素が結びついて実現される
機能実現手段である。
【0037】監視対象とするプラントなどの多数の構成
要素データが、オブジェクト20(20a〜20e)、
30(30a〜30e)として、コントロールサイト6
のインタフェース7に接続されることにより、オブジェ
クト20、30が有するシンボル描画機能と計器機能と
がコンテナオブジェクト2のページフレーム3上で実現
され、監視画面4が作成される。
【0038】このような監視画面4はページ毎に表示す
る機能を有している。監視画面4上のページ番号選択部
5は、オペレータの選択したページ番号に基づき、監視
画面4を表示する。
【0039】図1では、ページ番号選択部5に示される
ように、監視画面4の第3ページが記されている。本実
施の形態では、全8ページ分の監視画面4がページフレ
ーム3のページ格納部(図示せず)に格納されている。
また、ページフレーム3は、監視画面4上に設けられた
ページ番号選択部5、ページメニュー8、オブジェクト
メニュー9上で実行される処理を実現する機能手段(図
示せず)を備えている。
【0040】次に、コンテナオブジェクト2に接続され
るオブジェクト20、30について説明する。
【0041】コンテナオブジェクト2に接続されるオブ
ジェクト20、30は、シンボル描画や計器表示等の機
能を備えている。しかしながら、オブジェクト20、3
0単体ではこれらの機能を実現することはできず、コン
テナオブジェクト2に接続されることによって、コンテ
ナオブジェクト2のページフレーム3上でシンボル描画
や計器表示等の機能を実現する。このようなオブジェク
トは一般にコントロールオブジェクトと呼ばれている。
【0042】図2は、このようなコントロールオブジェ
クト10の一例を示す構成図である。
【0043】すなわち、コントロールオブジェクト10
は、図2にその構成を示すように、コンテナオブジェク
ト2との情報のやり取りを行うアクティブオブジェクト
部11と、コンテナオブジェクト2との接続用のインタ
フェース15と、シンボル表示の制御を行なう描画コン
トロール部12と、描画コントロール部12の制御信号
をコンテナオブジェクト2に伝達するインタフェース1
6とを備えている。
【0044】さらに、コントロールオブジェクト10
は、接続したコンテナオブジェクト2上における自身の
アドレスを検索し、コンテナオブジェクト2との接続お
よび切断を制御する接続制御部13と、そのインタフェ
ース17、およびインスタンスを生成するクラスファク
トリ部14と、そのインタフェース18とを備えてい
る。
【0045】このようなコントロールオブジェクト10
の機能を基に、個別の機能を付加することにより、目的
に応じた種々のオブジェクトを作成することができる。
本発明では、図2に示すような一般的なコントロールオ
ブジェクト10に、更に演算表示機能を付加したコント
ロールオブジェクト10である計器オブジェクト20
と、計器オブジェクト20との接続が可能なコントール
オブジェクト10である対象オブジェクト30とを用い
ている。このような計器オブジェクト20と、対象オブ
ジェクト30の詳細について図3と図4とを用いて以下
に説明する。
【0046】図3は、計器オブジェクト20の一例を示
す構成図であり、図2と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ説
明する。
【0047】計器オブジェクト20は、対象オブジェク
ト30(後述する)と、コンテナオブジェクト2との両
方に接続されるものである。更に、接続された対象オブ
ジェクト30のプロセス量等を用いた種々の演算を行
い、その結果をコンテナオブジェクト2の監視画面4に
表示させる。
【0048】計器オブジェクト20の構成は、図3に示
すように、コントロールオブジェクト10の構成に更
に、対象オブジェクト30を介してデータソース60
(後述する)に保持されたプロセスデータ等を取得し、
このプロセスデータ等を用いた種々の演算を行い、この
演算結果を監視画面4から表示させる機能を有する演算
表示部21と、そのインタフェース22とを備えてい
る。この演算および表示は演算表示部21が有する演算
表示コードを用いて実行される。
【0049】計器オブジェクト20が、接続されたコン
テナオブジェクト2で選択されると、計器オブジェクト
20の描画コントロール部12によって、コンテナオブ
ジェクト2のページフレーム3に、当該計器オブジェク
ト20のシンボルが描画されるようになる。
【0050】また、シンボルの形状や色等の属性の変更
は、コンテナオブジェクト2から、当該計器オブジェク
ト20の描画パラメータの属性を変更することによって
なされる。
【0051】図4は、対象オブジェクト30の一例を示
す構成図であり、図2と同一部分には同一符号を付し、
図2の構成と異なる点のみについて説明を加える。
【0052】すなわち、図4に示す対象オブジェクト3
0は、図2に示すコントロールオブジェクト10の機能
を備えており、接続されたコンテナオブジェクト2の監
視画面4上にシンボル表示を行う。表示されるシンボル
としては、ボイラ、タンク、ポンプ、配管、バルブ等が
ある。これらのシンボル表示の描画パターンは、描画コ
ントロール部12において設定される。
【0053】また、対象オブジェクト30は、データソ
ースアクセス制御部31と、そのインタフェース32と
を備えている。データソースアクセス制御部31をイン
タフェース32を介してデータソース60に接続するこ
とにより、データソース60が格納しているプロセスデ
ータなどが、対象オブジェクト30へと送られるように
なる。即ち、データソースアクセス制御部31は、デー
タソース60から自己のプロセスデータを取得するデー
タ取得手段である。
【0054】図5は、データソースアクセス制御部31
が取り扱うデータソース60の一例を示すデータ構造図
であり、対象オブジェクト30を識別するデータソース
テーブル61、対象オブジェクト30の設定値を格納す
る設定値データテーブル63、対象オブジェクト30の
プロセス運転条件の上限値と下限値とを格納する上下限
テーブル64を備えている。
【0055】対象オブジェクト30は、データソースア
クセス制御部31のインタフェース32を介して、デー
タソース60から、対象オブジェクト30毎に格納され
た設定値、プロセス運転条件の上下限値等のデータを取
得する。
【0056】更に、対象オブジェクト30は、計器オブ
ジェクト20との接続を行なう計器コントロールサイト
33を備えている。計器コントロールサイト33は、イ
ンタフェース34を有しており、このインタフェース3
4を介して計器オブジェクト20と接続することによ
り、接続した計器オブジェクト20にデータを渡す。す
なわち、計器コントロールサイト33は、対象オブジェ
クト30が有しているデータを計器オブジェクト20に
出力するデータ出力手段である。
【0057】次に、上述したようなコンテナオブジェク
ト2、対象オブジェクト30、計器オブジェクト20を
接続してなる監視制御装置1の監視画面4の作成方法に
ついて、図6と、図7とを用いて説明する。
【0058】図6は、本実施の形態の監視制御装置にお
ける監視画面の作成手順を示すフローチャートである。
【0059】また、図7は、図6の作成手順に従って作
成される監視画面の一例を示す概念図である。
【0060】本実施の形態の監視制御装置1における監
視画面4を作成する場合、まず、コンテナオブジェクト
2のコントロールサイト6に、プロセスに用いられてい
る機器である対象オブジェクト30や、計器オブジェク
ト20を接続する(図6:S1)。このとき、対象オブ
ジェクト30は、図1に示すように、データソース60
と計器オブジェクト20とにも接続する。
【0061】なお、これらの接続作業および以下に説明
する各作業は、図示しない入力装置により作業者が図示
しない手段、あるいはコンテナオブジェクト2を介して
指示入力を与えることにより実現されるものである。
【0062】上記接続が完了することによって、監視画
面4上のオブジェクトメニュー9に、接続した計器オブ
ジェクト20や対象オブジェクト30が登録される(図
6:S2、図7(a))。オブジェクトメニュー9は、
コンテナオブジェクト2に接続された計器オブジェクト
20や対象オブジェクト30から、シンボル表示するオ
ブジェクト20、30の選択などを行うためのメニュー
である。
【0063】監視画面4において、対象オブジェクト3
0や計器オブジェクト20のシンボル表示を行う場合、
オブジェクトメニュー9から所定のオブジェクトを、マ
ウスクリック等により選択する(図6:S3)と、シン
ボル表示部40に描画パターンが表示される(図6:S
4)。図7(b)は、オブジェクトメニュー9におい
て、対象オブジェクト30aに対応するP1を選択し、
シンボル表示部40にP1の描画パターンが表示された
例である。
【0064】この描画パターンを用いてシンボル表示す
る場合(図6:S5)は、シンボル表示部40に表示さ
れた描画パターンを、マウスによりドラッグする等の方
法により監視画面4上の所定の座標に配置する(図6:
S6、図7(b))。
【0065】一方、シンボル表示部40に表示された描
画パターンを変更する場合(図6:S5)には、図7
(b)に示すシンボルプロパティスイッチ41から、描
画パターンの形状、大きさ、表示色などを選択すること
によって変更され(図6:S7)、S6に進む。
【0066】図7(c)に示すように、対象オブジェク
ト30および計器オブジェクト20の描画パターンをペ
ージフレーム3上に描画して行くことによって図7
(d)に一例として示すような監視画面4が完成する
(図6:S8)。
【0067】なお、新たな監視画面4を作成する場合
は、ページ番号選択部5から別のページを選択し、その
ページ上で監視画面4を作成する。完成した監視画面4
をページフレーム3に表示する場合においても、このペ
ージ番号選択部5からページ番号を選択することによっ
て、所望の監視画面4が表示される。
【0068】監視画面4の下部に配置されているぺージ
メニュー8は、監視画面4の保存や、オブジェクトメニ
ュー9の表示、消去などを行うメニューである。
【0069】次に、上述したような、本実施の形態にお
ける制御監視装置の作用について説明する。
【0070】本実施の形態の監視制御装置においては、
図7にその一例を示すように、コンテナオブジェクト2
に接続している対象オブジェクト30や計器オブジェク
ト20の描画機能を用いて、監視画面4は簡単に作成さ
れる。
【0071】また、対象オブジェクト30には、データ
ソース60から、自己のプロセス値やプロセス運転時の
上下限値等のプロセスデータが送られる。更に、対象オ
ブジェクト30に接続している計器オブジェクト20に
対しても、対象オブジェクト30を介してこれらのデー
タが送られる。
【0072】そして、データソース60に格納されてい
る設定値等は、計器オブジェクト20によってコンテナ
オブジェクト2の監視画面4から表示される。
【0073】更に、計器オブジェクト20は、演算表示
部21の演算表示コードによって、対象オブジェクト3
0を介して取得したプロセスデータを用いた演算い、そ
の結果もコンテナオブジェクト2の監視画面4から表示
される。
【0074】また、計器オブジェクト20は、演算表示
部21において、データソース60から取得した上下限
値データと、運転データとを比較する。その結果、運転
データが上下限値よりも大きく乖離しているような場合
においては、演算表示部21のインタフェース22を介
して監視制御装置1に通知したり、あるいは、描画コン
トロール部12のインタフェース16を介して監視画面
4に描画されている当該オブジェクトのシンボルをフリ
ッカ表示したり、シンボルの色を変化させる。
【0075】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置においては、上記のような作用により、監視画面4
を容易に作成できるとともに、計器オブジェクト20に
よりプロセス状態を監視画面に表示することができる。
計器オブジェクト20によるプロセス状態の表示は、単
にプロセスデータの表示だけではなく、プロセスの設定
値と運転データの比較表示や、シンボルをフリッカさせ
たり、色を変化させたりすることができる。
【0076】その結果、プラントの運転状態を的確に、
且つ定量的に監視できる監視制御装置を実現することが
可能となる。
【0077】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図8を用いて説明する。
【0078】図8は、本発明の実施の形態にかかる計器
オブジェクト20のシンボルの非表示および再表示を実
現するルーチンを示すフローチャートである。
【0079】本発明の第2の実施の形態における監視制
御装置は、第1の実施の形態の監視制御装置と同様に構
成されており、監視画面4において表示される計器オブ
ジェクト20のシンボル表示を表示状態から非表示状態
にする非表示機能と、非表示状態から表示状態に復帰さ
せる再表示機能とを備えている。
【0080】これらの機能は、計器オブジェクト20の
描画コントロール部12の描画プロパティを変更するこ
とによって実現される。
【0081】図8のフローチャートを用いて、本発明の
実施の形態における監視制御装置の非表示手段と、再表
示手段とを説明する。
【0082】計器オブジェクト20の描画コントロール
部12は、描画パターンの描画プロパティを備えてい
る。この描画プロパティは、通常は“表示”状態に設定
されている。
【0083】計器オブジェクト20の描画パターンを表
示状態から非表示状態に変更する場合、監視画面4か
ら、変更したい計器オブジェクト20のシンボルを選択
した後に、描画コントロール部12の描画プロパティ
を、“表示”から“非表示”に変更する。(S11)。
変更したい計器オブジェクト20の選択は、その計器オ
ブジェクト20のシンボルをマウスでクリックすること
によって行う。シンボルがクリックされると、描画プロ
パティが表示されるようになっており、オペレータは監
視画面4上で描画プロパティを変更できるようになって
いる。
【0084】描画プロパティを“表示”から“非表示”
に変更することによって、計器オブジェクト20の描画
機能が停止する(S12)。しかしながら、この状態で
は、未だ描画パターンの更新がなされていないため、当
該描画パターンは、監視画面4でそのまま表示された状
態となっている。
【0085】次に、計器オブジェクト20は、当該計器
オブジェクト20が接続している対象オブジェクト30
の計器コントロールサイト33に、そのインタフェース
34を介して、描画プロパティが“非表示”状態に変更
された旨を通知する(S13)。
【0086】このイベント通知を受けた対象オブジェク
ト30が、自分自身の描画パターンを監視画面4上で再
描画する(S14)ことによって、計器オブジェクト2
0の非表示化が完了する。
【0087】一旦非表示状態に変更された計器オブジェ
クト20を、表示状態に戻すには、、監視画面4上で計
器オブジェクト20の表示がなされていた元の位置をマ
ウスでクリックすることにより当該計器オブジェクト2
0を選択し、当該計器オブジェクト20の描画プロパテ
ィを表示状態に変更(S11)し、以降S12〜S14
のステップを繰り返す。
【0088】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置においては、上記のような作用により、監視画面上
において計器オブジェクト20のシンボルを、非表示状
態にしたり、逆に非表示状態から表示状態に復帰させる
ことができる。
【0089】その結果、ある計器オブジェクト20のシ
ンボルを一旦表示対象から外して別のオブジェクトの監
視に注力したい場合や、第1の実施の形態でフリッカし
たシンボルなどを、簡単に非表示状態にすることがで
き、もって、操作性を向上させた監視制御装置を実現す
ることが可能となる。
【0090】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態を図9を用いて説明する。
【0091】図9は、データアクセス制御部31が取り
扱うデータソース60の一例を示すデータ構造図であ
り、図5に示すデータ構造図に履歴データ管理テーブル
70を付加したものである。
【0092】本発明の第3の実施の形態における監視制
御装置は、データソース60の構成を除き第1の実施の
形態の監視制御装置とその構成を同一とし、監視画面4
上に、プロセスデータの履歴を表示する機能を備えてい
る。
【0093】これらの機能は、ソースデータ60に、予
め指定した運転データを、予め設定した時間周期でサン
プリングし、格納するための履歴記憶部である履歴デー
タ管理テーブル70を設けることによって実現される。
【0094】この履歴データ管理テーブル70には、サ
ンプリングにより得られる履歴データが逐次追加し保存
される。履歴データ管理テーブル70の容量が超過し、
もはや新たな履歴データを保存しきれなくなった場合、
過去の履歴データをハードディスクなどの外部記憶装置
90(図示せず)に移す。これにより、空いたエリアに
新たな履歴データが保存されるようになる。
【0095】次に、本実施の形態の監視制御装置の作用
について説明する。
【0096】ソースデータ60の履歴データ管理テーブ
ル70に蓄積された履歴データは、第1の実施の形態で
説明した方法にて、対象オブジェクト30に接続されて
いる計器オブジェクト20に取り込まれ、計器オブジェ
クト20の演算表示部21によって監視画面4上に表示
される。
【0097】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置においては、上記のような作用により、監視画面4
上に、単にプロセスの現在値のみならず履歴データの表
示も行うことができる。
【0098】その結果、監視能力の優れた監視制御装置
を実現することが可能となる。
【0099】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態を図10、図11を用いて説明する。
【0100】図10は、コントロールオブジェクト10
の一種である配管オブジェクト80の一例を示す構成図
であり、図4と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略し、ここでは異なる部分のみについて説明する。
【0101】本発明の第4の実施の形態における監視制
御装置は、第1の実施の形態の監視制御装置のコンテナ
オブジェクト2に、後述する配管オブジェクト80を接
続して構成される。これによって、1つの計器オブジェ
クト20によって、複数の対象オブジェクト30の、プ
ロセスデータおよびプロセスデータを用いて行った演算
の結果を表示する機能を備える。
【0102】配管オブジェクト80とは、対象オブジェ
クト30と接続可能な対象オブジェクト30であり、図
10に示すように、対象オブジェクト30に、データソ
ースアドレス管理部81を付加した構成をなしている。
【0103】このデータソースアドレス管理部81は、
配管オブジェクト80が接続している対象オブジェクト
30のデータソース60のアドレスの管理および保存を
行う機能を有するものであり、データソースアクセス制
御部31に接続している。
【0104】このような構成をなす配管オブジェクト8
0は、接続制御部13のインタフェース17を介して対
象オブジェクト30と接続可能になっており、接続して
いる対象オブジェクト30のデータソース60のアドレ
スを、データソースアドレス管理部81に格納する。
【0105】配管オブジェクト80は、計器コントロー
ルサイト33を備えているので計器オブジェクト20と
も接続可能になっている。
【0106】次に、上述したような配管オブジェクト8
0をコンテナオブジェクト2に接続して構成される本実
施の形態の制御監視装置の作用について図11を用いて
説明する。
【0107】図11(a)は、2つの対象オブジェクト
30a、30bが配管オブジェクト80bによって互い
に接続されている監視画面の一例を示す系統図である。
【0108】配管オブジェクト80aは、図示しない対
象オブジェクトと対象オブジェクト30aとを接続して
いる。また、配管オブジェクト80cは、対象オブジェ
クト30bと図示しない対象オブジェクトとを接続して
いる。
【0109】また、計器オブジェクト20a、20b、
20fはそれぞれ、対象オブジェクト30a、30b、
配管オブジェクト80bに接続されている。
【0110】図11(b)は、図11(a)の系統図中
におけるオブジェクト20a、20b、20f、30
a、30b、80bとコントロールサイト6内のインタ
フェース7との接続関係図である。図中の符号は、それ
ぞれ図11(a)に対応している。
【0111】配管オブジェクト80bは、対象オブジェ
クト30a、30bと、データソース60と、計器オブ
ジェクト20fと、コントロールサイト6のインタフェ
ース7とに接続されている。
【0112】このような配管オブジェクト80bは、接
続している対象オブジェクト30a、30bのデータソ
ース60のアドレスをデータソースアドレス管理部81
に格納しており、そのアドレスをデータソース60に問
い合わせることによって、両対象オブジェクト30a、
30bのデータがデータソース60から配管オブジェク
ト80bに送られるようになっている。
【0113】また、配管オブジェクト80bには、計器
オブジェクト20fが接続されているので、両対象オブ
ジェクト30a、30bのデータは配管オブジェクト8
0bから計器オブジェクト20fに送られる。
【0114】このようにして両対象オブジェクト30
a、30bのデータを取得した計器オブジェクト20f
においては、対象オブジェクト30aと、対象オブジェ
クト30bとに関する種々の演算が実行されるととも
に、得られた結果は、図11(c)に示す様に監視画面
4において計器オブジェクト20fが描画されている場
所にまとめて表示される。
【0115】これによって、監視画面4上の1つの計器
オブジェクト20fの描画場所に、複数のプロセスデー
タや、演算結果等を表示することができる。
【0116】その結果、データの比較等が容易となり、
監視能力の優れた監視制御装置の実現が可能となる。
【0117】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態を図12を用いて説明する。
【0118】図12は、本実施の形態の監視制御装置に
用いる描画テーブルの一例を示すデータ構造図である。
【0119】本発明の第5の実施の形態における監視制
御装置は、第1の実施の形態の監視制御装置とその構成
を同一とし、描画テーブル91に登録されている描画パ
ターンによって監視画面4上にシンボル表示する機能を
備えている。
【0120】これらの機能は、シンボル表示の表示パタ
ーン情報を保持する描画テーブル91と、描画コントロ
ール部12の描画機能によって実現される。
【0121】すなわち、本実施の形態の監視制御装置1
は、メモリまたはハードディスクなどの外部記憶装置9
0を備えており、外部記憶装置90に図12に示すよう
な描画テーブル91を格納している。
【0122】描画テーブル91は、更にビットマップデ
ータ92、ビットマップデータ92を管理するビットマ
ップ管理テーブル93、描画タイプパラメータテーブル
94、描画コントロールパラメータテーブル95とを備
える。
【0123】ビットマップデータ92は、描画パターン
表示用のビットマップパターンが格納されるエリアであ
り、予め作成したビットマップの描画パターンが、エリ
ア92a、92b、92c毎に格納される。
【0124】描画タイプパラメータテーブル94は、各
描画パターンのビットマップデータ92のアドレスを管
理するエリア94a、描画タイプを定義するエリア94
b、フォーマットを定義するエリア94cを備えてい
る。
【0125】描画コントロールパラメータテーブル95
は、対象オブジェクト30や計器オブジェクト20の描
画コントロール部12に引き渡されるデータが格納され
るエリアである。具体的には、描画タイプ情報を格納す
るエリア95aと、グラフィックパラメータテーブルア
ドレスを管理するエリア95bと、描画タイプパラメー
タテーブル94のアドレスを管理するエリア95cとを
備えている。
【0126】更に、描画タイプ情報格納エリア95aに
は、描画パターンをポリゴンで描画する(a方式)か、
ビットマップデータで描画する(b方式)かの選択情報
が格納される。また、グラフィックパラメータテーブル
アドレス格納エリア95bには、前記a方式の実行に必
要な各種グラフィックデータのアドレスが格納される。
ポインタアドレス格納エリア95cには、前記b方式の
実行に必要な描画タイプパラメータテーブル94のポイ
ンタアドレスが格納される。
【0127】対象オブジェクト30および計器オブジェ
クト20の描画コントロール部12が、描画タイプ情報
95aを読み取ることによって、描画タイプがa方式か
b方式か判別される。さらに、その描画タイプに必要な
情報が、グラフィックパラメータテーブルアドレス95
bまたはポインタアドレス95cから得られる。これに
よって、指定された描画タイプで描画されるようにな
る。
【0128】次に、以上のような本実施の形態の監視制
御装置の作用について説明する。
【0129】描画パターンとして、ポリゴンで描画する
a方式が選択されると、描画パターン上にグラフィック
データがオーバレイされ、描画パターンはアニメーショ
ンで表示される。
【0130】一方、描画パターンとして、ビットマップ
データで描画するb方式が選択されると、描画パターン
上にビットマップデータのアドレス、サイズ(bit per
pixel値)、フォーマット(JPEG方式等)の管理パ
ラメータが描画コントロール部12に与えられ、描画パ
ターンが写真等によって表示される。
【0131】本実施の形態の監視制御装置においては、
上述したような作用により、対象オブジェクト30と計
器オブジェクト20とを描画する場合、アニメーション
表示や写真データによる表示も可能となる。これによ
り、メータの指針や、物体の移動状態などを、アニメー
ションを用いて、よりリアルに表示することも可能とな
る。
【0132】その結果、よりリアルな監視画面を備えた
監視制御装置の実現が可能となる。
【0133】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態を図13、図14を用いて説明する。
【0134】図13は、本実施の形態による監視制御装
置が備える音声出力データテーブルの一例を示すデータ
構成図である。
【0135】また、図14は、音声出力手段を備えた本
実施の形態による監視制御装置の一例を示す略構成図で
ある。
【0136】本発明の第6の実施の形態における監視制
御装置は、外部記憶装置90に音声波形データ100を
格納していることと、音声波形データ変換装置106、
音声アプリケーション装置107、音声出力装置10
8、スピーカー109を備えていることと、対象オブジ
ェクト30および計器オブジェクト20に音声制御装置
105を備えていることが、第1の実施の形態の監視制
御装置の構成と異なる箇所である。
【0137】このような本実施の形態の監視制御装置
は、指定する対象オブジェクト30や計器オブジェト2
0からの情報を音声により出力する機能を備えている。
【0138】すなわち、本実施の形態による監視制御装
置1は、メモリまたはハードディスクなどの外部記憶装
置90を備えており、外部記憶装置90に、図13に示
すような音声データ100を格納している。
【0139】音声波形データ100は、更に音声出力用
波形データ101、音声データ管理テーブル102、音
声属性パラメータテーブル103、音声制御パラメータ
テーブル104を備えている。
【0140】音声出力用波形データ101は、描画パタ
ーン毎に、種々の音声データが格納されたエリアであ
る。音声データ管理テーブル102は、音声出力用波形
データ101のアドレスを格納するエリアである。音声
属性パラメータテーブル103は、音声データ管理テー
ブル102のアドレス、音声トーン、再生速度、ファイ
ルフォーマットを格納するエリアである。音声制御パラ
メータテーブル104は、音声属性パラメータテーブル
103のアドレス、その他音声に関する各種属性を格納
するエリアである。
【0141】更に図14に示すように、本実施の形態の
監視制御装置は、コンテナオブジェクト2(図示せず)
に接続している対象オブジェクト30や計器オブジェク
ト20に音声制御装置105を備えている。
【0142】一方、監視制御装置1本体は、音声波形デ
ータ100、音声波形データ変換装置106、音声アプ
リケーション装置107、音声出力装置108、スピー
カー109を備えている。
【0143】オペレータがコンテナオブジェクト2の監
視画面4からマウスクリック等することにより、対象オ
ブジェクト30や計器オブジェクト20に対して音声出
力の要求がなされると、その要求信号は選択された対象
オブジェクト30あるいは計器オブジェクト20内の音
声制御装置105に送られる。
【0144】音声制御装置105に要求信号が送られる
と、音声制御装置105から音声波形データ100に対
して、出力すべき音声データやプロパティの送信要求が
なされ、それに従って音声データやプロパティが音声制
御装置105に送られる。
【0145】このように音声制御装置105に取得され
た音声データやプロパティは、更に音声制御装置105
によって音声波形データ変換装置106に入力される。
音声波形データ変換装置106は、音声波形データ10
0を受け取り、それに必要な信号変換を行なう変換装置
であり、変換を行った後のデータを、音声アプリケーシ
ョン装置107に入力する。
【0146】音声アプリケーション装置107に入力さ
れたデータは、ここで音声出力が可能なデータに変換さ
れ、音声出力装置108に入力される。
【0147】このようにして、音声出力装置108に送
られた信号は、音声としてスピーカー109から出力さ
れる。
【0148】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置においては、指定する対象オブジェクト30や計器
オブジェト20からの情報を音声により出力することが
できる。
【0149】その結果、簡単なガイダンスなどを音声を
用いてオペレータに通知することが可能となる。
【0150】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態を図15、図16を用いて説明する。
【0151】図15は、本実施の形態による監視制御装
置が備える動画パターンデータ110の一例を示すデー
タ構造図である。
【0152】図16は、シンボルの動画表示機能を備え
た本実施の形態による監視制御装置の一例を示す略構成
図である。
【0153】本発明の第7の実施の形態における監視制
御装置は、外部記憶装置90に動画パターンデータ11
0を格納していることと、動画制御コントロール部11
5を備えていることと、対象オブジェクト30および計
器オブジェクト20に動画制御部116を備えているこ
とが、第1の実施の形態の監視制御装置の構成と異なる
箇所である。
【0154】このような本実施の形態の監視制御装置
は、監視画面4上に表示されているシンボルを、動画表
示する機能を備えている。
【0155】すなわち、本実施の形態による監視制御装
置1は、メモリまたはハードディスクなどの外部記憶装
置90を備えており、外部記憶装置90に図15に示す
ように動画パターンデータ110を格納している。すな
わち、外部記憶装置90は、動画パターンデータ110
を記憶する記憶手段である。
【0156】動画パターンデータ110は、シンボル描
画データ111、シンボル動画データ112、動画制御
テーブル113、動画対象テーブル114とを備えてい
る。
【0157】シンボル描画データ111は、シンボル表
示の元データ(静止データ)と、シンボル表示のうち変
化させて表示する部分のデータである動画データとを格
納するエリアである。シンボルの動画表示を行う場合、
多数の動画データを連続的に表示することによって行
う。従って、ある動作を細かく表現したい場合には、こ
の動画データを多数作成すれば良い。
【0158】シンボル動画データ112は、シンボル描
画データ111のアドレスや、動画データの表示座標
や、動画データの表示色を格納するエリアである。
【0159】動画制御テーブル113は、シンボル動画
データ112のアドレスや、シンボルの変化表示データ
や、シンボルのフリッカ数を定義したパラメータを格納
するエリアである。
【0160】動画対象テーブル114は、動画制御テー
ブル113のアドレスを格納するエリアである。
【0161】更に図16に示すように、本実施の形態の
監視制御装置は、コンテナオブジェクト2(図示せず)
に接続している対象オブジェクト30や計器オブジェク
ト20に動画制御部116を備えている。
【0162】一方、監視制御装置1本体は、動画制御コ
ントロール部115を備えている。
【0163】オペレータがコンテナオブジェクト2の監
視画面4からマウスクリック等することにより、対象オ
ブジェクト30や計器オブジェクト20に対してシンボ
ルを動画表示するよう要求がなされると、その要求信号
は、選択された対象オブジェクト30あるいは計器オブ
ジェクト20内の動画制御部116に送られる。
【0164】動画制御部116に要求信号が送られる
と、動画制御部116から動画パターンデータ110に
対して、動画表示すべき描画パターンが要求され、それ
に従って描画パターンやプロパティが動画制御部116
に取り込まれ、更に動画制御部116から動画制御コン
トロール部115に伝送される。
【0165】動画制御コントロール115は、取得した
描画パターンやプロパティから動画の変化データを生成
し、このデータに基づいて、選択された対象オブジェク
ト30または計器オブジェクト20の描画コントロール
部12が制御される。これによって、シンボルが、監視
画面4上において動画表示される。
【0166】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置においては、監視画面4上でシンボルを動画表示す
ることができる。これによって、よりリアルな監視画面
4を提供することができ、その結果、より監視能力の高
い監視制御装置を実現することが可能となる。
【0167】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態を図17を用いて説明する。
【0168】図17は、本実施の形態による監視制御装
置の機能を実現するルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0169】本発明の第8の実施の形態における監視制
御装置は、第1の実施の形態の監視制御装置と同様に構
成されており、監視画面4の保存、および保存された監
視画面を呼び出す機能を備えている。
【0170】これらの機能は、外部記憶装置90に監視
画面データを保存することによって実現される。
【0171】図17のフローチャートを用いて、本発明
の実施の形態における監視制御装置の機能を説明する。
【0172】本実施の形態による監視制御装置は、ま
ず、監視画面4に描画してあるシンボルの個数をカウン
トする(S131)。
【0173】次に、表示されているシンボルのオブジェ
クト毎に画面構成解析を行い、その結果を当該シンボル
に対応する画面構成解析データテーブルとして、図示し
ないメモリに一旦記憶する(S132)。なお、画面構
成解析とは、表示されているシンボルに対応するオブジ
ェクトの識別番号、および当該オブジェクトの他のオブ
ジェクトとの接続情報を取得することをいう。
【0174】このような画面構成解析を、監視画面4に
表示されている全てのシンボルについて実施する(S1
33)。
【0175】全てのシンボルについて、画面構成解析が
実施されたことが確認される(S134)と、画面識別
名と共に監視画面データを画面構成解析テーブルに追加
保存(S135)する。最後に、図示しないメモリに記
憶された画面構成解析テーブルを外部記憶装置90に保
存する(S136)。
【0176】次に、以上のような本実施の形態の監視制
御装置の作用について説明する。
【0177】上述したように、本実施の形態における監
視制御装置は、監視画面4および画面解析結果を格納し
た画面構成解析テーブルが外部記憶装置90に保存され
るので、オペレータは、必要に応じてそこから監視画面
データを取出すことができる。その結果、監視画面の確
認、分析等を容易に行なうことが可能となる。
【0178】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態を図18を用いて説明する。
【0179】図18は、本実施の形態による監視制御装
置の一例を示す構成図である。
【0180】本発明の第9の実施の形態における監視制
御装置は、監視制御に必要なデータの全てを特定の計算
機で持つ必要が無く、ネットワークを用いて合理的に運
用する機能を備えている。
【0181】この機能は、コンテナオブジェクト2を装
備した計算機140と、対象オブジェクト30を装備し
た計算機141と、計器オブジェクト20を装備した計
算機142とがネットワーク145を介して相互接続さ
れることによって実現される。
【0182】すなわち、本実施の形態による監視制御装
置は、その構成を図18に示すように、コンテナオブジ
ェクト2を装備した計算機140と、対象オブジェクト
30を装備した計算機141と、計器オブジェクト20
を装備した計算機142とがネットワーク145を介し
て相互接続されることによって構成されている。尚、図
18におけるコンテナオブジェクト2、対象オブジェク
ト30、計器オブジェクト20の構成は、既に説明した
構成と同じである。
【0183】各計算機140、141、142はそれぞ
れプロキシ143を備えている。このプロキシ143
は、ネットワーク145上のデータを等価にする正規化
プロトコルであり、これが各計算機に実装されることに
よって、同一のネットワーク145上に配置されたこれ
ら計算機は、あたかも同一の計算機のように機能するよ
うになる。
【0184】次に、以上のように構成した本実施の形態
の監視制御装置の作用について説明する。
【0185】計算機141に実装されている対象オブジ
ェクト30、および計算機142に実装されている計器
オブジェクト20に備えられている描画コントロール部
12(図示せず)の描画機能によって、同一ネットワー
ク145上に配置された計算機140の監視画面4上に
これらオブジェクト20、30のシンボルが表示され
る。
【0186】上述したように、本実施の形態の監視制御
装置は、ネットワーク145上に配置した計算機を、あ
たかも同一の計算機のように取り扱うことができる。
【0187】従って、監視制御に必要なデータを複数の
計算機に分散させることができるため、全てのデータを
特定の計算機で持つ必要が無くなり、ネットワークを用
いた合理的な運用が可能となる。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視制御
装置によれば、監視画面に用いる各シンボルに、他のシ
ンボルと互いに関連づける機能を持たせる。これによっ
て、監視画面を容易に作成でき、かつ監視能力に優れた
監視制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による監視制御装置
の全体構成の一例を示す構成図。
【図2】一般的なコントロールオブジェクトの一例を示
すシステム構成図。
【図3】計器オブジェクトの一例を示す構成図。
【図4】対象オブジェクトの一例を示す構成図。
【図5】データソースアクセス制御部が取り扱うデータ
ソースの一例を示すデータ構造図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の監視制御装置にお
ける、監視画面の作成手順を示すフローチャート。
【図7】図6の作成手順に従って作成された監視画面の
一例を示す概念図。
【図8】本発明の第2の実施の形態による計器オブジェ
クトのシンボルの非表示および再表示を実現するルーチ
ンを示すフローチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態による監視制御装置
のデータアクセス制御部が取り扱うデータソース60の
一例を示すデータ構造図。
【図10】本発明の第4の実施の形態による配管オブジ
ェクトの一例を示す構成図。
【図11】配管オブジェクトを用いて作成した監視画面
の一例を示す図と、その接続関係図、および計器オブジ
ェクトによる表示の一例を示す図。
【図12】本発明の第5の実施の形態による監視制御装
置に用いる描画テーブルの一例を示すデータ構造図。
【図13】本発明の第6の実施の形態による監視制御装
置が備える音声出力データテーブルの一例を示すデータ
構成図。
【図14】本発明の第6の実施の形態による音声出力手
段を備えた監視制御装置の一例を示す略構成図。
【図15】本発明の第7の実施の形態による監視制御装
置が備える動画パターンデータの一例を示すデータ構成
図。
【図16】本発明の第7の実施の形態による、シンボル
の動画表示機能を備えた監視制御装置の一例を示す略構
成図。
【図17】本発明の第8の実施の形態による監視制御装
置の機能を実現するルーチンの一例を示すフローチャー
ト。
【図18】本発明の第9の実施の形態による監視制御装
置の一例を示す構成図。
【図19】従来から用いている監視制御装置の監視画面
の作成方法の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…監視制御装置、 2…コンテナオブジェクト、 3…ページフレーム、 4…監視画面、 5…ページ番号選択部、 6…コントロールサイト、 8…ページメニュー、 9…オブジェクトメニュー、 10…コントロールオブジェクト、 11…アクティブオブジェクト部、 12…描画コントロール部、 13…接続制御部、 14…クラスファクトリ部、 20…計器オブジェクト、 21…演算表示部、 30…対象オブジェクト、 31…データソースアクセス制御部、 33…計器コントロールサイト、 40…シンボル表示部、 41…シンボルプロパティスイッチ、 60…データソース、 61…データソーステーブル、 63…設定値データテーブル、 64…上下限データテーブル、 70…履歴データ管理テーブル、 80…配管オブジェクト、 81…データソースアドレス管理部、 90…外部記憶装置、 91…描画テーブル、 92…ビットマップデータ、 93…ビットマップ管理テーブル、 94…描画タイプパラメータテーブル、 95…描画コントロールパラメータテーブル、 100…音声波形データ、 101…音声出力用波形データ、 102…音声データ管理テーブル、 103…音声属性パラメータテーブル、 104…音声制御パラメータテーブル、 105…音声制御装置、 106…音声波形データ変換装置、 107…音声アプリケーション装置、 108…音声出力装置、 109…スピーカー、 110…動画パターンデータ、 111…シンボル描画データ、 112…シンボル動画データ、 113…動画制御テーブル、 114…動画対象テーブル、 115…動画制御コントロール部、 116…動画制御部、 140、141、142…計算機、 143…プロキシ、 145…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 361 G05B 15/02 A Fターム(参考) 5C087 AA05 AA09 AA12 AA16 AA24 AA25 AA39 AA44 DD08 DD21 EE05 FF01 FF19 FF20 GG12 GG20 GG22 GG23 GG31 GG32 5E501 AA01 AC02 BA05 BA20 CA02 CA08 DA17 FA14 FA15 FA32 FA46 5H215 AA01 BB10 BB12 CC07 CC09 CX01 GG04 GG05 GG09 HH03 JJ14 JJ15 5H223 AA01 BB01 DD03 EE30 FF03 5K048 AA04 BA23 EB07 EB12 EB14 FB05 FB08 FB10 FB11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス内の監視対象物をシンボル表示
    する監視画面を用いて、前記プロセスを監視する監視制
    御装置において、 前記シンボル表示を前記監視画面で実行するための描画
    コントロール手段、及び前記プロセスの運転情報が格納
    されたデータソースから自己のプロセスデータを取得す
    る第1のデータ取得手段、及び前記第1のデータ取得手
    段によって取得されたプロセスデータを出力するデータ
    出力手段を備えた対象オブジェクトと、 前記対象オブジェクトのデータ出力手段が出力したプロ
    セスデータを受け取る第2のデータ取得手段、及びこの
    取得したプロセスデータを表示用データに加工する演算
    手段、及び前記表示用データを前記監視画面に表示する
    表示手段を備えた計器オブジェクトとを備えたことを特
    徴とする監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記表示手段は、前記プロセスデータを前記演算手段に
    おいて加工された結果とともに表示するようにしたこと
    を特徴とする監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記計器オブジェクトは、 前記表示用データに基づく前記監視画面上の表示を選択
    的に非表示状態にする非表示手段と、 非表示状態にされた前記表示を表示状態にする再表示手
    段とを備えたことを特徴とする前記請求項1または前記
    請求項2に記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記データソースは、プロセスデータの履歴データを記
    憶する履歴記憶部を含むとともに、 前記対象オブジェクト及び前記計器オブジェクトの各デ
    ータ取得手段は、前記履歴データをも取得し、 前記表示手段は、前記履歴データを表示することを特徴
    とする監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記対象オブジェクトは、前記データソースに保存され
    たプロセスデータのアドレスを対象オブジェクト毎に管
    理するデータソースアドレス管理手段を備え、 前記第1のデータ取得手段は、前記データソースアドレ
    ス管理手段に管理されているアドレスに基づいて前記デ
    ータソースよりいずれかの対象オブジェクトの追加のプ
    ロセスデータを取得し、 前記演算手段は、前記追加のプロセスデータを追加表示
    用データに加工し、 前記表示手段は、前記追加表示用データを前記監視画面
    に表示することを特徴とする監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記シンボル表示の表示方式の情報を複数種類保持する
    描画テーブルを備え、 前記描画コントロール手段は、前記描画テーブルに保持
    され、かつ選択されたいずれかの表示方式にてシンボル
    表示を行うことを特徴とする監視制御装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記対象オブジェクトおよび前記計器オブジェクトに、
    音声波形データを出力する音声制御装置を設けるととも
    に、 前記音声波形データを受け取り音声に変換する変換手段
    と、 前記変換手段にて変換された音声を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする前記請求項1に記載の監視制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項6に記載の監視制御装置にお
    いて、 前記シンボル表示を動画によって行うための動画パター
    ンデータを、前記表示方式に対応するものとして1以上
    記憶する動画パターン記憶手段を備え、 前記描画テーブルにおける表示方式の情報は、前記動画
    パターンデータのいずれかを指すものであり、 前記描画コントロール手段は、選択された表示方式に対
    応する動画パターンデータを、前記監視画面に表示され
    たシンボルにオーバーレイすることにより前記シンボル
    を動画表示することを特徴とする監視制御装置。
  9. 【請求項9】 前記監視画面の保存および、保存された
    監視画面の呼出しを行なう手段を備えたことを特徴とす
    る前記請求項1乃至8のいずれか1項に記載の監視制御
    装置。
  10. 【請求項10】 プロセス内の監視対象物をシンボル表
    示する監視画面を用いてプロセスを監視する監視制御装
    置本体と、 前記シンボル表示を前記監視画面で実行するための描画
    コントロール手段、前記プロセスの運転情報が格納され
    たデータソースから自己のプロセスデータを取得する第
    1のデータ取得手段、前記第1のデータ取得手段によっ
    て取得されたプロセスデータを出力するデータ出力手段
    を備えた対象オブジェクト、および、 前記対象オブジェクトのデータ出力手段が出力したプロ
    セスデータを受け取る第2のデータ取得手段、この取得
    したプロセスデータを表示用データに加工する演算手
    段、前記表示用データを前記監視画面に表示する表示手
    段を備えた計器オブジェクトが分散配置された1以上の
    計算機とが、 ネットワークによって相互に接続されてなることを特徴
    とする監視制御装置。
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