JP3263934B2 - 網構造表示編集装置 - Google Patents

網構造表示編集装置

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JP3263934B2
JP3263934B2 JP09246793A JP9246793A JP3263934B2 JP 3263934 B2 JP3263934 B2 JP 3263934B2 JP 09246793 A JP09246793 A JP 09246793A JP 9246793 A JP9246793 A JP 9246793A JP 3263934 B2 JP3263934 B2 JP 3263934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】最近、規模の大きな網構造のデー
タ、例えば人間・組織などの関係図、ソフトウェアの相
互依存図などを、人間にとってわかりやすく表示し、効
率よく容易に編集できるような装置が求められてきてい
る。
【0002】この発明は、表示手段の画面に表示される
複数のオブジェクトおよび各オブジェクトを連結する無
向線もしくは有向線もしくはその両方からなる網構造表
示編集装置の改良に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より網構造は、複雑に関係しあうオ
ブジェクトの依存関係等を表現するために用いられてい
る。つまり、オブジェクトをノードとし、依存関係等を
ノードとノードを結ぶ線で表現するものである。ところ
で、網構造表示編集装置は、電子計算機を使用して網構
造を画面に表示し、対話式に網の中のオブジェクトの作
成・削除およびオブジェクト相互の関係の作成・削除等
を行う装置である。
【0004】このような網構造表示編集装置において、
従来2 つのオブジェクト間の関係の作成を行う場合に
は、以下のような動作を行っていた。
【0005】まず、関係を作成したいオブジェクトの片
方を選択し、次に、もう片方のオブジェクトを選択する
ことによって、その2 つのオブジェクトの関係を作成す
る(Ceres Software 社製品Inspiration 参照) 。
【0006】また、このような網構造表示編集装置にお
いて、従来2 つのオブジェクト間の関係の削除を行う場
合には、以下のような動作を行っていた。
【0007】まず、2 つのオブジェクト間の関係を表す
連結線を選択する。次に、それについて削除の操作を指
定する(Ceres Software 社製品Inspiration 参照) 。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た作成の動作では、2 つのオブジェクトを結ぶ1 つの関
係を作成する際に、必ずオブジェクトの選択を2 回行わ
なければならず、ある1つのオブジェクトと他の多数の
オブジェクトとの関係を作成する場合、共通のオブジェ
クトとの関係を作成するにも関わらず、作成する関係の
数の2 倍の回数だけオブジェクトを選択しなければなら
ない。また、あらかじめ別の方法で指定されている複数
のオブジェクトと、ある一つのオブジェクトとの関係を
作成する場合も、同様に、作成する関係の数の2 倍の回
数だけオブジェクトを選択しなければならない。このよ
うな、1 対多の関係の作成は、網構造の編集において少
なくなく、これを多数回の操作に分割して行うことは、
知的作業を続ける上で、余計な負担となる。
【0009】また、前述した削除の動作では、2 つのオ
ブジェクト間の関係を表す連結線を表示装置上で選択し
なければならず、多数のオブジェクトが複雑に関係しあ
っている。大規模な網構造においては、表示装置上の連
結線を選択するのが困難となる。さらに、ある1 つのオ
ブジェクトについて、それと関係を持つ多数のオブジェ
クトとの関係を一括して削除することができず、削除す
る関係の数の2 倍の回数だけオブジェクトを選択しなけ
ればならず、これも知的作業を続ける上で、余計な負担
となる。
【0010】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、少ない手順で正確に網構造のオブジェクト間
の関係の作成・削除を実現でき、操作者の負担軽減を図
ることができる網構造表示編集装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、操作手段からの操作情報に
対応して表示手段の画面に示される複数のオブジェクト
および各オブジェクトを連結する無向線もしくは有向線
もしくはその両方からなる網構造の編集を行う網構造編
集手段を具備する網構造表示編集装置において、前記表
示手段の画面に表示する網構造情報を記憶した記憶手段
と、前記表示手段の画面に表示されたオブジェクトか
ら、一つまたは複数のオブジェクトを、新たに作成する
連結線の元もしくは連結線の先として指定し、また前記
表示手段の画面に表示されたオブジェクトから、片方の
端のオブジェクトが未指定である連結線の未指定端とし
てオブジェクトを選択する指定手段と、前記表示手段の
画面に表示された一つまたは複数のオブジェクトからの
連結線もしくは該オブジェクトへの連結線のもう片方の
端のオブジェクトが未指定であることを表示する表示駆
動手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0012】また、連結線の端として指定する指定手段
については、連結線が無向線であるならば、その端とし
て指定し、連結線が有向線であるならば、その元もしく
はその先もしくはその両方として指定することができる
ように、指定手段に付け加えることもできる。
【0013】また、その時点で注目している1 つまたは
複数のオブジェクトが、同じくその時点で未指定の端を
持つ連結線のオブジェクトとして、選択可能か否かを表
示する表示手段を加えて設けることもできる。
【0014】また、前記指定手段は、連結線の片方の端
のオブジェクトはすでに定められているが、もう片方が
定められていないときに、未決定の端のオブジェクトを
指定する際に、連結線の種類・向きを変更することがで
きるものであってもよい。
【0015】また、前記指定手段は、すでに両端が定ま
っている連結線について、その両端のオブジェクトを指
定することによって指定された連結線が、無向線ならば
それを有向線に、有向線ならば無向線もしくは逆方向の
有向線に変更することができるものであってもよい。
【0016】また、前記表示手段の画面のオブジェクト
から、1 つまたは複数のオブジェクトを、新たに削除す
る連結線の端として指定する指定手段を設けることもで
きる。
【0017】
【作用】以下に、上述した構成の各発明の作用を説明す
る。請求項1記載の網構造表示編集装置において、現
在、表示手段の画面に表示される複数のオブジェクトお
よび各オブジェクトを連結する連結線からなる網構造を
基にして、あるオブジェクトを他のオブジェクトに連結
するに際して、オペレータは操作手段を操作し、表示手
段の画面上の各オブジェクトの選択、切り離し、移動お
よび他のオブジェクトへの連結を意味する操作情報を入
力する。網構造編集手段は、操作手段からの操作情報に
対応して各オブジェクトの選択、切り離し、移動および
他のオブジェクトへの連結に関連する網構造情報の編集
を行う。記憶手段は、網構造情報およびオペレータによ
る操作を記憶する。表示駆動手段は、網構造編集手段の
編集状況、たとえば選択した時の状態、切り離した時の
状態、ある連結線の片方の端のオブジェクトが未指定で
あるときの状態、および他のオブジェクトへ連結したと
きの状態に応じて、表示パターンを作成して上記表示手
段の表示に供する。更に、表示駆動手段による表示手段
の表示はオペレータの指示した入力情報に基づき編集状
況をリアルタイムで表示してもよい。メニュー表示手段
は、記憶手段によって記憶されている網構造情報および
オペレータによる過去の操作に基づき、操作メニューを
作成して上記表示手段の表示に供する。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1 に示す本発明の実施例である網構造
表示編集装置1 は、この網構造表示編集装置1 全体の動
作プログラムを格納したプログラムメモリ2 および動作
プログラムに基づき全体の制御を行う制御部3 からなる
制御手段4 を具備し、制御部3 にキーボード6 およびポ
インティングデバイスの一つであるマウス5 からなる操
作手段7 を接続している。マウス5 は、オブジェクト選
択用の操作ボタン5a、選択するオブジェクトの追加用の
追加ボタン5b、メニュー表示用のメニューボタン5cを具
備している。なお、マウス5 の代わりに、タブレット、
トラックボール、アイトラッカー、スタイラスペン等を
用いることも、もちろん可能である。
【0019】また、網構造表示編集装置1 は、網構造の
画像を表示するCRT ディスプレイ、液晶ディスプレイ等
から選ばれる表示手段8 を具備している。網構造表示編
集装置1 の制御部3 は、網構造の画像およびマウス5 の
操作情報を表示手段8 に表示するための表示駆動手段1
0、オブジェクトについての連結線の作成、接続、削除
を一覧にして表す操作メニューを表示するメニュー表示
手段11、マウス5 からの操作情報に対応して各オブジェ
クトの選択および前記操作メニューにて指定された操作
を実行する網構造編集手段12、および、連結線の片方の
端が未指定である場合に、その連結線の未指定端とマウ
ス5 の画面上の座標位置を示す指標P とを連結する連結
手段13を具備する。
【0020】以下に上述した網構造表示編集装置1 の動
作を、図2 のフローチャートおよび図3 から図16を参照
して説明する。当初表示手段8 の画面には、図3 に示す
ように、6 つのオブジェクト20, 21, 22, 23, 24, 25
が、有向連結線30によって連結され、網構造を構成して
いる状態および、マウス5 の画面上の指標P が表示され
ている。
【0021】この状態から、オブジェクト22からオブジ
ェクト24へ、およびオブジェクト25からオブジェクト24
への有向連結線を作成する場合を例にとって以下の説明
を行う。
【0022】まず、図4 に示すように、マウス5 を操作
し、その指標P をオブジェクト22の位置に移動し、選択
ボタン5aを押下する。この押下により、網構造編集手段
は、全オブジェクトの位置および大きさより、どのオブ
ジェクトにおいて、選択ボタン5aが押下されたのかを検
出し、オブジェクト22の表示を、選択されたオブジェク
トとして他の選択されていないオブジェクトと区別でき
るよう、表示しなおす。図4 では、枠を太くすることに
よって、この他のオブジェクトとの区別可能な表示を行
っている。
【0023】次に、図5 に示すように、マウス5 のメニ
ューボタン5cを押下することによって、その時点で選択
されているオブジェクトについての、操作メニューをメ
ニュー表示手段11によって表示させる。メニューボタン
5cを押下した時点では、オブジェクト22を始点として連
結線を作成するか、もしくは終点として連結線を作成す
るかの2 通りの操作が可能であり、片端が未指定の連結
線がこの時点では存在していないため、オブジェクト22
を始点もしくは終点として接続することはできない。そ
のため、実行不可能もしくは実行が無意味な操作の欄
は、メニュー上で指定できないよう、異なる表示となっ
ている。
【0024】もちろん、このメニューに他の操作の名称
を追加したり、まれにしか使用されない操作の名称を削
除したものも実施可能である。
【0025】次に、図6 に示すように、マウス5 を操作
してメニュー上の実行する操作名が表示されているとこ
ろまで指標P を移動させ、そこで選択ボタン5aを押下す
る。この操作により、メニュー上で指定された項目が選
択され、網構造編集手段12および制御部3 によって、オ
ブジェクト22を始点とし、終点が未指定の連結線31が作
成される。図7 は、作成された連結線31が、連結手段13
によって、指標P を終点であるかのように表示されてい
る状態を表している。マウス5 を操作し、指標P が移動
するにつれて、連結線31は、指標P が終点であるかのよ
うに、更新され表示される。
【0026】同様に、図8 および図9 に示すように、マ
ウス5 および選択ボタン5aを操作し、オブジェクト25を
選択する。図10は、図5 についての上記説明と同様に、
オブジェクト25についての操作メニューを表示させたと
ころである。この時点では、片端が未指定である連結線
31が存在するため、表示されている操作メニューが図5
のものとは異なり、連結線31の未指定端をオブジェクト
25を終端として接続することが可能であることを示して
いる。
【0027】図11は、表示された操作メニューにおい
て、オブジェクト25を始点とする連結線を作成する操作
を選択しているところを表している。この選択により、
図12に示すように、オブジェクト25を始点とし、終点が
未指定である連結線32が作成される。
【0028】次に、マウス5 および選択ボタン5aを操作
することによって、上記説明と同様にオブジェクト24を
選択する。図13は、オブジェクト24を選択したところを
表している。
【0029】ここで、メニューボタン5cを押下すること
によって、図14に示すように、選択されているオブジェ
クト24についてのメニューが表示される。さらに、図15
に示されるように、マウス5 およびマウスボタン5aを操
作することによって、この時点で終点が未指定である連
結線31および32の終点を、選択されているオブジェクト
24として指定する。この指定を行い、片端が未指定であ
る連結線がなくなり、図3 と比較して、始点がオブジェ
クト22、終点がオブジェクト24の連結線と、始点がオブ
ジェクト25、終点がオブジェクト24の連結線が作成され
たことになる。
【0030】この実施例では、連結線を2 本作成したわ
けだが、オブジェクトの選択および操作メニュー上での
操作はオブジェクト22, 25, 24の順に 3回しか行う必要
がなかった。これは、図2 のフローチャートで示される
ように、S4およびS5で操作を指定されると、指定された
操作のみ実行し、その後S12 によって片端が未指定であ
る連結線を、未指定端を指標P を端点であるかのように
実時間表示し、S13 でイベント(操作入力)待ちループ
に戻るため、片端が未指定である連結線を複数の作成・
操作することができるためである。
【0031】また、マウス5 、選択ボタン5aおよび選択
追加ボタン5bを操作することによって、もしくは、操作
者が指定した条件に該当するオブジェクトを検索するな
どの、網構造表示編集装置にすでに具備されている複数
オブジェクトを選択する機能を使用することによって、
図17に示すように、編集中の網構造において、複数のオ
ブジェクトを同時に選択した状態におくことができる。
【0032】このような状態で、図18に示されるよう
に、メニューボタン5cを押下し、操作メニューを表示し
て操作の名称を選択することによって、片端が未指定で
ある連結線を一度に複数本作成することができる。図19
は、オブジェクト23, 24, 25をそれぞれ始点とし、終点
が未指定である連結線が3 本作成された状態を表してい
る。
【0033】ここで、図20に示されるように、オブジェ
クト20を選択し、図21に示されるように、この時点で終
点が未指定の連結線の終点をオブジェクト20と指定する
ことによって、図22に示されるように、始点がオブジェ
クト23、終点がオブジェクト20の連結線と、始点がオブ
ジェクト24、終点がオブジェクト20の連結線と、始点が
オブジェクト25、終点がオブジェクト20の連結線が新た
に作成されたことになる。この3 本の連結線を作成する
ために、操作メニューを表示し、操作の名称を選択する
操作は2 回しか行われていない。
【0034】このように、本実施例によれば、作成する
連結線の数に比して、少ない操作で、しかもメニュー画
面を参照しながら、複数の連結線を作成することがで
き、知的労力を軽減することができる。また、本実施例
では、各時点で実行可能な操作と実行不可能な操作とを
異なるよう表示しているが、メニュー表示手段11によっ
ては、まったく同じように表示し、実行不可能な操作に
ついては、選択された操作が実行不可能であることを別
個に警告表示したり、または、実行不可能な操作は操作
メニューにまったく表示しないなど、メニュー表示の方
法を変えることも、もちろん可能である。
【0035】なお、片端が未指定の連結線が存在する状
態でも、図2 のS8を選択することによって、連結線の作
成・接続以外の他の処理を行うことも可能である。
【0036】また、連結線の削除についても、連結線の
両端を指定する方法として、上述の連結線を作成する方
法と同様の方法を用いることによって、少ない操作で複
数の連結線を削除することが可能である。更に、前記指
定手段が、すでに両端が定まっている連結線について、
その両端のオブジェクトを指定することによって指定さ
れた連結線が、無向線ならばそれを有向線(両方向の2
本、または指定された方向の1本)に、有向線ならば無
向線もしくは逆方向の有向線に変更することができるも
のである場合には、連結してしまった後にそれを変更す
ることも可能である。
【0037】このように、本発明は、上述した実施例に
限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変
形を行ったり、従来より知られている網構造表示編集装
置の機能と組み合わせたりすることが可能である。例え
ば、操作メニューに、選択されたオブジェクトを始点か
つ終点とする連結線を作成する操作を加えることによっ
て、2 方向の有向連結線を作成することも可能である。
また、片端が未指定の連結線について、指定済みの端が
始点であるか終点であるかによって、未指定の端のオブ
ジェクトを指定した際に、操作者の判断を待つことな
く、それぞれ終点または始点として指定されたこととし
て、実行することも可能である。或いは、前記指定手段
が、連結線の片方の端のオブジェクトはすでに定められ
ているが、もう片方が定められていないときに、未決定
の端のオブジェクトを指定する際に、連結線の種類・向
きを変更することができるものである場合には、例えば
オブジェクトAからBに連結線を作成するときは、まず
Aを指定し、「ここから無向線を引く」と指示し、次に
Bを指定し「ここへの有向線として接続する」と指示す
ると、AからBへの有向線が引かれることになる。言い
換えれば、有向線・無向線の種類を、連結線の最初の端
を指定したときに決定するのか、若しくは2番目の端を
指定したときに決定するのかの2種類が考えられる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、上
述した構成としたので、以下の効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、少ない操作で、しかも編集画面を
視認しながら目的とするオブジェクトへつなぐことがで
き、さらに各時点において、実行可能な操作の一覧をメ
ニューで確認することもできるので、知的労力を軽減す
ることが可能な網構造表示編集装置を提供することがで
きる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、現在注目し
ているオブジェクトを、その時点で未指定の端を持つ連
結線の端として選択可能であるかどうかが表示されるた
め、操作の対象としてのオブジェクトの選択が容易とな
り、知的労力を軽減することが可能な網構造表示編集装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である網構造表示編集装置のブ
ロック図である。
【図2】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】実施例における表示手段の、オブジェクト選択
前の状態を示す説明図である。
【図4】実施例における表示手段の、1 個のオブジェク
トの選択状態を示す説明図である。
【図5】実施例における表示手段の、選択された1 個の
オブジェクトについての操作メニューの表示状態を示す
説明図である。
【図6】実施例における表示手段の、選択された1 個の
オブジェクトについての操作メニュー上のメニュー項目
が選択された状態を示す説明図である。
【図7】実施例における表示手段の、1 個のオブジェク
トが始点であり、終点が未指定である連結線が1 本存在
している状態を示す説明図である。
【図8】実施例における表示手段の、1 個のオブジェク
トが始点であり、終点が未指定である連結線が1 本存在
している状態で、新たに1 個のオブジェクトを選択しよ
うとしていることを示す説明図である。
【図9】実施例における表示手段の、1 個のオブジェク
トが始点であり、終点が未指定である連結線が1 本存在
している状態で、1 個のオブジェクトの選択状態を示す
説明図である。
【図10】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が1 本存
在している状態で、選択された1 個のオブジェクトにつ
いての操作メニューの表示状態を示す説明図である。
【図11】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が1 本存
在している状態で、選択された1 個のオブジェクトにつ
いての操作メニュー上のメニュー項目が選択された状態
を示す説明図である。
【図12】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が2 本存
在している状態を示す説明図である。
【図13】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が2 本存
在している状態で、新たな1 個のオブジェクトの選択状
態を示す説明図である。
【図14】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が2 本存
在している状態で、選択された1 個のオブジェクトにつ
いての操作メニューの表示状態を示す説明図である。
【図15】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が2 本存
在している状態で、選択された1 個のオブジェクトにつ
いての操作メニュー上のメニュー項目が選択された状態
を示す説明図である。
【図16】図3 に対して、新たな連結線2 本が作成され
た状態を示す説明図である。
【図17】実施例における表示手段の、3 個のオブジェ
クトの選択状態を示す説明図である。
【図18】実施例における表示手段の、選択された3 個
のオブジェクトについての操作メニューの表示状態を示
す説明図である。
【図19】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が3 本存
在している状態を示す説明図である。
【図20】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が3 本存
在している状態で、新たに1 個のオブジェクトの選択状
態を示す説明図である。
【図21】実施例における表示手段の、1 個のオブジェ
クトが始点であり、終点が未指定である連結線が3 本存
在している状態で、選択された1 個のオブジェクトにつ
いての操作メニュー上のメニュー項目が選択された状態
を示す説明図である。
【図22】図17に対して、新たな連結線3 本が作成され
た状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 網構造表示編集装置 2 プログラムメモリ 3 制御部 4 制御手段 5 マウス 5a マウスの選択ボタン 5b マウスの選択追加ボタン 5c マウスのメニューボタン 6 キーボード 7 操作手段 8 表示手段 9 記憶手段 10 表示駆動手段 11 メニュー表示手段 12 網構造編集手段 13 連結手段 20〜25 表示手段上に表示されたオブジェクト 30 表示手段上に表示された、オブジェクトを連結
している連結線 P 表示手段上に表示されたマウスの指標 M 表示手段上に表示された操作メニュー 31,32 表示手段上に表示された、片端のオブジ
ェクトのみが指定されている連結線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−196272(JP,A) 特開 昭63−214882(JP,A) ”OS IV GDP/EX説明書 (図形編集・出力プログラム)V10L20 用”,富士通株式会社,1991年 6月30 日,第1版,p.191−192 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06T 11/20 G06F 3/00 CSDB(日本国特許庁)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作手段からの操作情報に対応して表示
    手段の画面に示される複数のオブジェクトおよび各オブ
    ジェクトを連結する無向線もしくは有向線もしくはその
    両方からなる網構造の編集を行う網構造編集手段を具備
    る網構造表示編集装置において、 前記表示手段の画面に表示する網構造情報を記憶した記
    憶手段と、 前記表示手段の画面に表示されたオブジェクトから、一
    つまたは複数のオブジェクトを、新たに作成する連結線
    の元もしくは連結線の先として指定し、また前記表示手
    段の画面に表示されたオブジェクトから、片方の端のオ
    ブジェクトが未指定である連結線の未指定端としてオブ
    ジェクトを選択する指定手段と、 前記表示手段の画面に表示された一つまたは複数のオブ
    ジェクトからの連結線もしくは該オブジェクトへの連結
    線のもう片方の端のオブジェクトが未指定であることを
    表示する表示駆動手段と、 を設けたことを特徴とする網構造表示編集装置。
  2. 【請求項2】 前記連結線の端として指定する指定手段
    は、連結線が無向線であるならば、その端として指定
    し、連結線が有向線であるならば、その元もしくはその
    先もしくはその両方として指定することができるもので
    ある請求項1記載の網構造表示編集装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段により、現在注目している
    オブジェクトを未指定の端のオブジェクトとして選択可
    能か否かを表示するメニュー表示手段を設けたことを特
    徴とする請求項1または2記載の網構造表示編集装置。
  4. 【請求項4】 前記指定手段は、連結線の片方の端のオ
    ブジェクトはすでに定められているが、もう片方が定め
    られていないときに、未決定の端のオブジェクトを指定
    する際に、連結線の種類・向きを変更することができる
    ものである請求項1または2記載の網構造表示編集装
    置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、すでに両端が定まって
    いる連結線について、その両端のオブジェクトを指定す
    ることによって指定された連結線が、無向線ならばそれ
    を有向線に、有向線ならば無向線もしくは逆方向の有向
    線に変更することができるものである請求項1、2、3
    または4記載の網構造表示編集装置。
  6. 【請求項6】 前記指定手段は、更に、新たに削除する
    連結線の端としてオブジェクトを指定することができる
    ものである請求項1、2、3、4または5記載の網構造
    表示編集装置。
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JP3378900B2 (ja) 1996-06-25 2003-02-17 富士通株式会社 オブジェクト編集方法,オブジェクト編集システム及び記録媒体

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"OS IV GDP/EX説明書(図形編集・出力プログラム)V10L20用",富士通株式会社,1991年 6月30日,第1版,p.191−192

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