JPH10124288A - アイコン表示装置 - Google Patents

アイコン表示装置

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JPH10124288A
JPH10124288A JP8278218A JP27821896A JPH10124288A JP H10124288 A JPH10124288 A JP H10124288A JP 8278218 A JP8278218 A JP 8278218A JP 27821896 A JP27821896 A JP 27821896A JP H10124288 A JPH10124288 A JP H10124288A
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JP
Japan
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icon
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file
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JP8278218A
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English (en)
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Masaya Katsumata
政也 勝俣
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像ファイルの画像データの特徴を判断するの
が容易で、経時変化画像ファイルについても全体の流れ
として画像を捕らえることができて視認性の良い動画ア
イコンを表示させること。 【解決手段】三次元画像データ又は経時変化画像データ
が画像ファイルの形式で複数保存された記憶装置3から
画像ファイルを選択させるために画像ファイルのアイコ
ンを表示させるアイコン表示装置である。この装置にお
いて、前記三次元画像データ又は前記経時変化画像デー
タを保存した各画像ファイルを動画アイコンとして登録
し、各画像ファイルのアイコンを同時表示する場合、各
画像ファイルに対して設定され画像ファイルのアイコン
を発生するタスクを時分割で動作させて画像ファイルか
らスライス画像又は平面画像を順番に取り出して動画用
コマとして使用することにより動画アイコンを表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像ファイ
ルの中から目的の画像データを格納している画像ファイ
ルをユーザに選択させるための情報として各画像ファイ
ルに格納している画像データに基づいて作成されたアイ
コンを発生させるアイコン発生装置に係り、特に走査型
顕微鏡で得られる複数枚のスライス画像を格納した画像
ファイルのアイコン作成に有効なアイコン表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ上において複数のデ
ータファイルから任意のファイルを選択する手段として
グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を利
用することができる。GUIを利用したファイル選択で
はユーザに複数のファイルの中から任意のファイルを選
択させるために各ファイルの内容を観念的に表現したア
イコンが使われている。
【0003】特に、画像データの格納された画像データ
ファイルの選択では、ファイルに格納されている画像デ
ータそのものを使用すればそのファイルに格納されてい
る画像データの内容をユーザに直観的に知らせることが
できることから、画像データのアイコン化が考えられて
いる。
【0004】三次元画像データを格納したデータファイ
ルのアイコンを発生させる方法として、画像ファイルを
構成するスライス画像の任意の1枚を縮小してアイコン
として登録し、ファイル選択メニュー上に二次元画像の
スライス画像であるアイコンを表示する方法がある。
【0005】ところが、上記したアイコン発生方法は、
立体的な三次元画像データを1枚のスライス画像で表現
するため三次元画像データの内容を正確にユーザに伝え
るには限界があった。
【0006】このため、本出願人は、画像ファイルを立
体情報が含まれた三次元アイコンとして登録してファイ
ル選択メニュー上に表示する方法を特願平6−3059
20号として特許出願している。
【0007】また、三次元画像ではなく観察対象の経時
変化を連続撮影した複数枚の二次元画像データが格納さ
れた経時変化画像ファイルの場合、経時変化画像の内の
任意の1枚を縮小しアイコンとして登録しておき選択す
ることができる。または、ファイルの日付、所有者、コ
メントをファイル情報として予めファイルと一緒に保存
しておき、これを手がかりに画像を選択することにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
のアイコン発生方法においても、データファイルに格納
された三次元画像または経時変化画像をアイコンに表現
しなければならないため限られた一部の情報をユーザに
提供するに過ぎない。このため、ユーザが選択したいフ
ァイルの候補をファイル選択メニューに表示された限ら
れた一部の情報から不確定な状態で選択後、ファイル選
択メニューの子画面へ移り、そのファイルを構成する一
枚一枚の画像を確認する作業が必要であった。確認作業
の結果、目的の画像ファイルと異なる場合は、再び親の
画面、つまりファイル選択メニューへ戻り、同様の作業
を繰り返す必要がある。また、お互いに類似した画像フ
ァイルが複数存在する場合は今までのアイコンだけでは
区別が難しく、確認作業を何度も繰り返して目的のファ
イルを特定しなければならなかった。
【0009】ファイル選択画面は1つであっても実際の
ファイルをオープンして確認作業が入ることになると、
事実上選択メニューが複数メニューからなるネスト構造
になってしまう。このため、ユーザにメニューを往復し
ながら目的のファイルを検索させる作業を強いることと
なり、検索工数が増加して使い勝手の悪いものとなって
しまう。
【0010】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、画像ファイルに格納されている画像データ
の特徴を判断するのが容易で、経時変化画像ファイルに
ついても断片的な一枚の画像ではなく全体の流れとして
画像を捕らえることができて視認性の良い動画アイコン
を発生することのできるアイコン表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のスラ
イス画像で構成される物体の三次元画像データ又は物体
の経時変化を捕えた複数枚の平面画像で構成される経時
変化画像データが画像ファイルの形式で複数保存された
記憶装置から1つの画像ファイルをユーザに選択させる
ために画像ファイルの画像データを使用したアイコンを
並べて表示させるアイコン表示装置において、前記三次
元画像データ又は前記経時変化画像データを保存した各
画像ファイルを動画アイコンとして登録し、各画像ファ
イルのアイコンを同時表示する場合、各画像ファイルに
対して設定され画像ファイルのアイコンを発生するタス
クを時分割で動作させて画像ファイルからスライス画像
又は平面画像を順番に取り出して動画用コマとして使用
することにより動画アイコンを表示させる。
【0012】本発明によれば、画像ファイルに保存され
ている三次元画像データ又は前記経時変化画像データを
動画用のコマデータとして使用して動画アイコンを表示
させるので、画像ファイルの内容を正確にユーザに伝え
ることができる。
【0013】したがって、ユーザが対象とする画像ファ
イルを選択するための画像選択メニューを1枚で構成で
き、各画像ファイルがアイコンとして同時に動画されて
いるので画像データの特徴を判断するのが容易である。
経時変化画像ファイルにおいても断片的な1枚の画像で
はなく、実験・測定での全体の流れとして画像ファイル
を捕らえることができるので視認性の良い画像選択メニ
ューが提供できる。
【0014】本発明は、複数枚のスライス画像で構成さ
れる物体の三次元画像データ又は物体の経時変化を捕え
た複数枚の平面画像で構成される経時変化画像データが
画像ファイルの形式で複数保存された記憶装置から1つ
の画像ファイルをユーザに選択させるために画像ファイ
ルの画像データを使用したアイコンを並べて表示させる
アイコン表示装置において、画像選択メニューの表示要
求を受けると、画像ファイルからスライス画像又は平面
画像を動画用コマとして順番に取り出して動画アイコン
を表示させるタスクを複数の画像ファイルに対してそれ
ぞれ生成するタスク生成手段と、前記複数のタスクを時
分割で動作させて同時に複数の動画アイコンを表示させ
るタスク管理手段と、動画アイコンを指定して画像ファ
イルが選択されると選択されなかった画像ファイルに対
応したタスクに対して終了要求を出すタスク終了手段と
を具備した。
【0015】本発明によれば、画像選択メニューの表示
要求を受けると、画像ファイルからスライス画像又は平
面画像を動画用コマとして順番に取り出して動画アイコ
ンを表示させるタスクが複数の画像ファイルに対してそ
れぞれ生成され、時分割で動作して同時に複数の動画ア
イコンが表示される。そして、動画アイコンを指定して
画像ファイルが選択されると選択されなかった画像ファ
イルに対応したタスクに対して終了要求が出されて各タ
スクが動作を終了させる。
【0016】また、画像ファイルの動画アイコンを表示
するコマデータとして、スライス画像で構成される物体
の三次元画像データ又は物体の経時変化を捕えた複数枚
の平面画像で構成される経時変化画像データそのもので
はなく、これらスライス画像又は平面画像をアイコン表
示サイズに合わせて加工した動画用コマデータを使用す
るようにしても同様の作用効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1はアイコン作成機能を備えた画像表示
システムの概略構成を示す図である。
【0018】この画像表示システムは、パーソナルコン
ピュータ等で構成され動画アイコンを作成する機能を備
えた制御部1、画像ファイルを選択するための画像選択
メニュー(画面)等が表示される表示部2、複数の画像
ファイルが記憶される記憶装置3、制御部1に対するオ
ペレータの指令を入力するためのキーボード4及びマウ
ス5を具備している。
【0019】この実施の形態は、記憶装置3に画像ファ
イルの形で記憶する画像データを走査型顕微鏡6から取
得する。走査型顕微鏡6は、走査型顕微鏡制御部7の制
御の下で標本のスライス画像を取り込むように動作す
る。走査型顕微鏡6で取り込んだ標本のスライス画像の
データを制御部1が記憶装置3に保存する。走査型顕微
鏡6が1つの立体標本を深さ方向に複数回走査すること
により得られた複数枚のスライス画像で3次元画像デー
タの画像ファイルを形成することになる。また、標本を
含む各種の観察対象を経時的に連続して取込んだ複数の
二次元画像データを集合してなる画像ファイルが記憶装
置3に記憶されている。すなわち、記憶装置3には3次
元画像データの画像ファイル及び経時変化画像データの
複数の画像ファイルが保存されているものとする。
【0020】制御部1は、複数の画像ファイルをそれぞ
れ示す動画アイコンを作成して、複数の画像ファイルの
中から1つの画像ファイルを選択するための画像選択メ
ニューに動画アイコンを表示して選択させる機能を備え
ている。制御部1のオペレーティング・システム(O
S)としてマルチタスクを導入しており、個々の画像フ
ァイルの動画アイコンを作成する複数のタスクを時分割
で切換えるものとする。
【0021】表示部2に表示した画像選択メニュー中の
任意の動画アイコンをマウス5でクリックすることによ
り選択アイコンを認識し、その選択されたアイコンに対
応した画像ファイルを表示部2に表示し、又はフィルタ
処理等の画像処理を実施できるように構成されている。
【0022】本実施形態では、画像選択メニューに表示
されるアイコンは、アイコンの対応する画像ファイルを
構成する二次元画像を動画用のコマとして使用した動画
となっている。以下、アイコンの作成方法、表示方法に
ついて詳しく説明する。
【0023】まず、画像データ取込み時でのデータ保存
方法について説明する。走査型顕微鏡6で得られた観測
データは走査型顕微鏡制御部7を通り、制御部1でその
まま或いは後処理が施され画像データとして記億装置3
に保存される。
【0024】図7には、走査型顕微鏡6で立体標本を複
数のスライス面で走査して得られる複数枚のスライス画
像からなる三次元画像データが示されている。同図に示
す例では、球状の物体Mが観察対象であり、画像はz方
向に観察する平面をずらして取込まれる9枚のxy平面
のデータである。
【0025】図8には、観察対象の経時変化を連続的に
捕らえた複数の二次元画像が示されている。固定したア
ングルで観察対象の物体MMを一定の時間間隔で撮影す
ることで得られた5枚の二次元画像が示されている。
【0026】図7の三次元画像データ及び図8の経時変
化画像データを、図2に示すデータフォーマットで記憶
装置3に記憶している。このフォーマットは、画像ファ
イルに関する付加情報が保存されるデータ付加情報領域
11、画像ファイルを構成する画像データが保存される
画像データ領域12、動画用アイコンデータが保存され
る動画アイコンデータ領域13が設定されている。画像
データ領域12に画像ファイルを構成する複数枚の二次
元画像データが深さ方向順または時間経過順に保存され
ている。
【0027】1つの画像ファイルをn枚の二次元画像デ
ータで構成しているとすれば、そのn枚の二次元画像デ
ータは画像データ領域12に画像データ1〜画像データ
nとして順番に保存される。
【0028】一方、動画アイコンを作成するのに用いら
れるコマデータは画像データ1〜nとは別に同じ数のn
個が動画アイコンデータ領域13に保存される。この例
では二次元画像データに対応したコマデータが動画アイ
コンデータ1〜動画アイコンデータnとして順番に保存
される。動画アイコンのコマデータには、対応する画像
データを縮小したものを使用することができる。つま
り、取込まれる各画像データがそれぞれ1024×76
8ドットであるとして、図5に示すような選択メニュー
画面で1つのアイコンが128×96ドットで表示する
ことが予定されているならば長さ比を縦横それぞれ1/
8になるように縮小して動画アイコンデータとして動画
アイコンデータ領域13の対応する位置に保存する。
【0029】次に、画像ファイルを選択するために表示
部2に表示する画像選択メニュー画面の動作について説
明する。制御部1で動作するように作られた走査型顕微
鏡制御プログラムが動作中、記憶装置3からのデータ読
出し要求があると画像選択メニュータスク21に起動が
掛けられる。
【0030】画像選択メニュータスク21の動作内容に
ついて図3のフローチャートを参照しながら説明する。
画像選択メニュータスク21が呼び出される時は、既に
ユーザが着目する画像ファイルの集合が選択されてお
り、表示部3に表示する画像ファイルの数が決まってい
るものとする。通常、画像ファイルの集合はあるディレ
クトリ下やフォルダ中に存在するファイル全体からな
り、そこに属するファイル数も決定できる。
【0031】画像選択メニュータスク21は、画像選択
メニューに表示可能な動画アイコンの数だけ子タスクを
作成する。例えば、画像選択メニューに一度に表示可能
な画像ファイルのアイコン数がN個であれば、図4に示
すように画像選択メニュータスク21が親タスクとなっ
てN個の子タスクを作成する(ステップS1)。子タス
ク1〜Nは、後述する動画処理により各々対応する画像
ファイルの動画アイコンを発生させて画像選択メニュー
の所定位置に表示させる。
【0032】図5に画像ファイル1〜Nに対応した各動
画アイコンが表示された画像選択メニューが示されてい
る。この画像選択メニューに動画アイコンを表示させて
いる各子タスク1〜Nが各自の画像ファイルの選択を認
識して親タスクに通知する。
【0033】親タスク21は、ある子タスクからその画
像ファイルが選択されるのを待つ(ステップS2)。子
タスクから親タスク21へその画像ファイルが選択され
たことを通知されると、その事を他の子タスクヘ通知し
てそれら他の子タスクを終了させる(ステップS3)。
この結果、親タスク21は実際に表示させる画像ファイ
ルが特定できたので、その画像ファイルの画像データを
記憶装置3から取り出して表示処理を行なう(ステップ
S4)。
【0034】一方、親タスク21によって作られた子タ
スク1〜Nは、図5に示す画像選択メニューの各アイコ
ン表示位置に各々対応する画像ファイルの動画アイコン
を表示させる。各子タスク1〜Nは、図6のフローチャ
ートにしたがった動画アイコン表示処理を実行する。
【0035】まず、動画アイコンのコマ数を調べてカウ
ンタを初期化する(ステップT1)。当該動画アイコン
に対応した画像ファイルに画像データと一緒に記憶して
いる動画アイコンデータ領域13の動画用アイコンデー
タの数が動画アイコンのコマ数となる。図2に示す画像
ファイルであればコマ数はnである。
【0036】次に、その画像ファイルが選択されたか否
かチェックし(ステップT2)、選択されていなければ
カウンタの数値(c)で示す順番の画用アイコンデータ
を表示する(ステップT3)。一番最初であれば、カウ
ンタc=1であるので画用アイコンデータ1を表示す
る。
【0037】動画用アイコンデータを1枚表示したら、
親タスク21からの終了要求が来たかどうか調べる(ス
テップT4)。終了要求が来ていなければカウンタの数
値cをインクリメントして、又はカウント数がステップ
T1で調べたコマ数に達していればカウント値をc=1
に戻してからステップT2の処理へ戻る(ステップT
5)。
【0038】上記したステップT2からステップT5の
処理を、この子タスクが動画表示している動画アイコン
が選択されるか、この子タスクへ終了要求が来るまで繰
り返す。このようにして、動画用アイコンデータ1〜n
を順番に所定の速度で繰り返し表示することにより動画
用アイコンデータ1〜nをコマ送りすることによる動画
アイコンが画像選択メニューの該当位置に表示される。
【0039】一方、ステップT2の処理において、この
子タスクが担当している動画アイコン(画像ファイル)
が選択されたならば、親タスク21へそのことを報告す
る(ステップT6)。画像ファイルの選択方法の一例と
して、画像選択メニューに表示している動画アイコンの
マウス5によるクリックが考えられる。キーボード4か
ら位置制御できるカーソルによっても同様に選択でき
る。
【0040】その後、この子タスクの終了処理を行な
い、自タスクを終了させる(ステップT7)。また、ス
テップT4の処理において、親タスク21からタスク終
了要求が来たことを検出したときも、ステップT7へ移
行して自タスクの終了を行なう。
【0041】なお、画面選択メニューで動画アイコン表
示要求が選択されるまでは、親タスク21のみで子タス
クは生成されていない。動画アイコン表示要求後、親タ
スク21により表示したい動画アイコン分だけ子タスク
が生成される。これら子タスクが動作している状態では
親タスクは子タスクからの応答を待っているだけであ
る。これらの子タスクはそれぞれが自分の動画アイコン
のみ表示しているがOSが各子タスクを時分割でタスク
実行時間を与えることにより、ユーザからは全ての動画
アイコンが同時に動作しているように見える。
【0042】いずれかの画像ファイルが選択されると全
ての子タスクは消滅し、親タスクつまり画像選択メニュ
ーのみの動作へ移行する。親タスク21は子タスクから
の応答待ちループから抜け出し、選択された画像ファイ
ルの表示作業へとフローが進む。
【0043】このような実施の形態によれば、それぞれ
の画像ファイルを構成している複数の二次元画像データ
を動画用コマとして使用することにより作成される動画
アイコンによってそれぞれの画像ファイルの内容をアイ
コン化したので、三次元画像の深さ方向の情報、経時変
化画像での時間を追った情報をアイコンによって再現す
ることができる。しかも、画像選択メニューに表示する
複数の動画アイコンは複数ファイル分同時に動作させる
ことができるので、選択メニュ−1画面でファイル間の
確認、比較を実現し、サブ画面へのネスト、つまり、画
面の切換え回数を減らすことができる。
【0044】ユーザは画像選択メニューで再現される動
画アイコンを見ながら目的とするファイルを選択するこ
とができ、ユーザが選択を行った選択メニュータスクで
は直ちに動画処理を中断し、そのデータを表示する機能
へ処理を渡すことができるので、ユーザは動画による画
像選択メニューからこの1画面だけで画像ファイルの比
較を行なつたり、目標ファイルの選択を行うことができ
る。この結果、ファイル検索作業の時間を削減すること
ができる。本発明は上記実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施
可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、画
像ファイルに格納されている画像データの特徴を判断す
るのが容易で、経時変化画像ファイルについても断片的
な一枚の画像ではなく全体の流れとして画像を捕らえる
ことができて視認性の良い動画アイコンを発生すること
のできるアイコン表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像表示システムの
ハードウエア構成図である。
【図2】画像ファイルのデータフォーマットを示す図で
ある。
【図3】実施の形態の画像表示システムにおける親タス
クの動作内容を示すフローチャートである。
【図4】親タスクと子タスクの生成関係を示す図であ
る。
【図5】画像選択メニューを表示させた画面構成を示す
図である。
【図6】実施の形態の画像表示システムにおける子タス
クの動作内容を示すフローチャートである。
【図7】立体標本のスライス画像を示す図である。
【図8】観察対象の経時変化を捕らえた複数の二次元画
像を示す図である。
【符号の説明】
1…制御部 2…表示部 3…記憶装置 4…キーボード 5…マウス 6…走査型顕微鏡 7…走査型顕微鏡制御部 21…画像選択メニュータスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のスライス画像で構成される物体
    の三次元画像データ又は物体の経時変化を捕えた複数枚
    の平面画像で構成される経時変化画像データが画像ファ
    イルの形式で複数保存された記憶装置から1つの画像フ
    ァイルをユーザに選択させるために画像ファイルの画像
    データを使用したアイコンを並べて表示させるアイコン
    表示装置において、 前記三次元画像データ又は前記経時変化画像データを保
    存した各画像ファイルを動画アイコンとして登録し、各
    画像ファイルのアイコンを同時表示する場合各画像ファ
    イルに対して設定され画像ファイルのアイコンを発生す
    るタスクを時分割で動作させて画像ファイルからスライ
    ス画像又は平面画像を順番に取り出して動画用コマとし
    て使用することにより動画アイコンを表示させることを
    特徴とするアイコン表示装置。
  2. 【請求項2】 複数枚のスライス画像で構成される物体
    の三次元画像データ又は物体の経時変化を捕えた複数枚
    の平面画像で構成される経時変化画像データが画像ファ
    イルの形式で複数保存された記憶装置から1つの画像フ
    ァイルをユーザに選択させるために画像ファイルの画像
    データを使用したアイコンを並べて表示させるアイコン
    表示装置において、 画像選択メニューの表示要求を受けると、画像ファイル
    からスライス画像又は平面画像を動画用コマとして順番
    に取り出して動画アイコンを表示させるタスクを複数の
    画像ファイルに対してそれぞれ生成するタスク生成手段
    と、 前記複数のタスクを時分割で動作させて同時に複数の動
    画アイコンを表示させるタスク管理手段と、 動画アイコンを指定して画像ファイルが選択されると選
    択されなかった画像ファイルに対応したタスクに対して
    終了要求を出すタスク終了手段とを具備したことを特徴
    とするアイコン表示装置。
  3. 【請求項3】 複数枚のスライス画像で構成される物体
    の三次元画像データ又は物体の経時変化を捕えた複数枚
    の平面画像で構成される経時変化画像データが画像ファ
    イルの形式で複数保存された記憶装置から1つの画像フ
    ァイルをユーザに選択させるために画像ファイルの画像
    データを使用したアイコンを並べて表示させるアイコン
    表示装置において、 画像選択メニューの表示要求を受けると、画像ファイル
    からスライス画像又は平面画像を加工した動画用コマデ
    ータを順番に取り出して動画アイコンを表示させるタス
    クを複数の画像ファイルに対してそれぞれ生成するタス
    ク生成手段と、 前記複数のタスクを時分割で動作させて同時に複数の動
    画アイコンを表示させるタスク管理手段と、 動画アイコンを指定して画像ファイルが選択されると選
    択されなかった画像ファイルに対応したタスクに対して
    終了要求を出すタスク終了手段とを具備したことを特徴
    とするアイコン表示装置。
JP8278218A 1996-10-21 1996-10-21 アイコン表示装置 Withdrawn JPH10124288A (ja)

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