JP2022012394A - ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラム - Google Patents

ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することが可能なソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムを提供する。【解決手段】表示部35と、制御部31とを備える情報処理装置30を含み、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供システムであって、表示部35は、複数の開発コンポーネント及び複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェース200を表示し、制御部31は、複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネント305に接続されたリンク401~403、405を強調した表示態様で表示部35に表示させる。【選択図】図7

Description

本開示は、ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムに関する。
IoTに係る技術の進歩に伴い、プラント、工場、ビル、住居等における、あらゆる機器、センサ等がネットワークに接続され、これらを自動制御するシステムが提案されている。例えばプラント、工場等においては、分散制御システム、製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)、プラント情報管理システム(PIMS:Plant Information Management System)、基幹業務システム(ERP:Enterprise Resource Planning)等の種々のシステム(以下、エンジニアリングシステムともいう)が構築されている。
従来、これらのエンジニアリングシステムにおいて実装されるアプリケーション、ワークフロー、プログラム等のソフトウェアの開発は、例えばPLC(Programmable Logic Controller)等のプラントに設置された装置を用いて実現されている。また例えば特許文献1では、ソフトウェアの開発においてビジュアルプログラミングツールを用いて支援する技術が提案されている。具体的には特許文献1では機能等の各種処理のまとまりをオブジェクトとして表現し、処理間の関係をワイヤで接続することで、ソフトウェア開発を行うことが開示されている。
特開2020-42679号公報
しかしながら特許文献1の技術において、オブジェクトを多数組み合わせてソフトウェア開発をしようとした場合、組み合わせるオブジェクトの数が増大するに従い、オブジェクト同士の関係性を把握することが困難になり得る。すなわちソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性には改善の余地があった。
そこで本開示は、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することが可能なソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムを提供することを目的とする。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムは、
表示部と、制御部とを備える情報処理装置を含み、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供システムであって、
前記表示部は、前記複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示し、
前記制御部は、前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で前記表示部に表示させる。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で前記表示部に表示させる。そのため、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。すなわち幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
一実施形態において、前記制御部は、前記選択された開発コンポーネントを強調して前記表示部に表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクに加えて、開発コンポーネントも強調して表示される。そのため開発コンポーネント間の関係性をユーザはさらに容易に把握することできる。
一実施形態において、前記制御部は、前記選択された前記開発コンポーネントの入力ポートに接続されたリンクと、出力ポートに接続されたリンクを、異なる色で強調して前記表示部に表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、選択された前記開発コンポーネントの入力ポートに接続されたリンクと、出力ポートに接続されたリンクとが異なる色で強調して表示される。そのため、入力側と出力側とのそれぞれについて区別された態様で、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
一実施形態において、前記制御部は前記表示部に、前記選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを、前記選択された開発コンポーネントに接続されていないリンクよりも上位レイヤーに表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを上位レイヤーに表示させることにより、当該リンクを選択する操作をする際の操作性を向上させることができる。
一実施形態において、前記制御部は、前記選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクを強調して前記表示部に表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、間接的に接続されたリンクを強調表示することにより、ある開発コンポーネントの入力及び出力がどの開発コンポーネントに影響するかをユーザは容易に把握することができる。
一実施形態において、前記制御部は、前記選択された前記開発コンポーネントに直接接続されたリンクと、前記選択された前記開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクとを、異なる色で強調して前記表示部に表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、選択された前記開発コンポーネントに直接接続されたリンクと、前記選択された前記開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクとが異なる色で強調して表示される。そのため、直接接続されたリンクと間接的に接続されたリンクとのそれぞれについて区別された態様で、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
一実施形態において、前記複数の開発コンポーネントは、同一種類で、かつ同一の接続先開発コンポーネントに接続された少なくとも2つの開発コンポーネントを含み、
前記少なくとも2つの開発コンポーネントは、当該少なくとも2つの開発コンポーネントに対応する統合オブジェクトにより表示されてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、表示されるオブジェクトの数及びリンクの数を減らし、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
一実施形態において、前記制御部は、前記統合オブジェクトは、統合された開発コンポーネントの数を含む表示態様により表示されてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、ユーザは統合されている開発コンポーネントの数を容易に把握することができる。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法は、
複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供方法であって、
前記複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示するステップと
を含む。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法によれば、前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示する。そのため、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。すなわち幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムは、前記ソフトウェア開発環境提供プログラムが実行された場合に、プロセッサに、
前記複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示するステップと
を含む動作を実行させる。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムによれば、複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示する。そのため、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。すなわち幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムによれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
本開示によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースに係る技術を改善することが可能なソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムを提供することができる。
本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおけるユーザインタフェースを示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおけるトリガー選択ダイアログを示す図である。 トリガー選択ダイアログにおいて選択された開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを示す図である。 複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 強調表示されたリンクの接続先の変更に係る動作の概要を示す図である。 強調表示されたリンクの接続先の変更に係る動作の概要を示す図である。 強調表示されたリンクの接続先の変更に係る動作の概要を示す図である。 強調表示されたリンクの接続先の変更に係る動作の概要を示す図である。 リンクの線種を変更した場合の一例を示す図である。 選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクを強調した場合の表示例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおいて統合オブジェクトが表示されている一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10について、図面を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1乃至図3を参照して、本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10の概要及び構成を説明する。
本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10は、複数のサーバ20と、情報処理装置30とを備える。各サーバ20と情報処理装置30とは、例えば移動体通信網及びインターネット等を含むネットワーク40と通信可能に接続されている。各サーバ20は、例えばデータセンタ等に設置される。例えば各サーバ20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバである。概略として、ソフトウェア開発環境提供システム10は、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を、例えばクラウド上でユーザに提供する。ユーザは情報処理装置30を操作し、例えば情報処理装置30上のウェブブラウザにより複数のサーバ20により構成されるクラウドにアクセスし、ウェブブラウザにより表示されるインタフェース上で複数の開発コンポーネントを組み合わせて、ソフトウェア開発を行うことができる。なお図1においてソフトウェア開発環境提供システム10が備えるサーバ20は3台である例が示されているが、これに限られない。ソフトウェア開発環境提供システム10は、3台未満のサーバ20を備えてもよく、4台以上のサーバ20を備えていてもよい。またサーバ20の台数は1台であってもよい。
以下、本実施形態に係るサーバ20及び情報処理装置30の各構成を説明する。
図1に示されるように、サーバ20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21には、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせが含まれる。プロセッサは、CPU(central processing unit)若しくはGPU(graphics processing unit)などの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(field-programmable gate array)又はASIC(application specific integrated circuit)である。制御部21は、サーバ20の各部を制御しながら、サーバ20の動作に関わる処理を実行する。
記憶部22には、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせが含まれる。半導体メモリは、例えば、RAM(random access memory)又はROM(read only memory)である。RAMは、例えば、SRAM(static random access memory)又はDRAM(dynamic random access memory)である。ROMは、例えば、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)である。記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部22には、サーバ20の動作に用いられるデータと、サーバ20の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部23には、少なくとも1つの外部通信用インタフェースが含まれる。通信用インタフェースは、有線通信又は無線通信のいずれのインタフェースであってよい。有線通信の場合、通信用インタフェースは例えばLAN(Local Area Network)インタフェース、USB(Universal Serial Bus)である。無線通信の場合、通信用インタフェースは例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th generation)、若しくは5G(5th generation)などの移動通信規格に対応したインタフェース、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信に対応したインタフェースである。通信部23はサーバ20の動作に用いられるデータを受信し、またサーバ20の動作によって得られるデータを送信する。
サーバ20の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部21に相当するプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、サーバ20の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、サーバ20の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータをサーバ20として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従ってサーバ20の動作を実行することによりサーバ20として機能する。
本実施形態においてプログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読取り可能な記録媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又は半導体メモリである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記録したDVD(digital versatile disc)又はCD-ROM(compact disc read only memory)などの可搬型記録媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。またプログラムの流通は、プログラムを外部サーバのストレージに格納しておき、外部サーバから他のコンピュータにプログラムを送信することにより行ってもよい。またプログラムはプログラムプロダクトとして提供されてもよい。
サーバ20の一部又は全ての機能が、制御部21に相当する専用回路により実現されてもよい。すなわち、サーバ20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
情報処理装置30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、表示部35とを備える。
制御部31には、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせが含まれる。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASICである。制御部31は、情報処理装置30の各部を制御しながら、情報処理装置30の動作に関わる処理を実行する。
記憶部32には、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせが含まれる。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。ROMは、例えば、EEPROMである。記憶部32は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部32には、情報処理装置30の動作に用いられるデータと、情報処理装置30の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部33には、少なくとも1つの外部通信用インタフェースが含まれる。通信用インタフェースは、有線通信又は無線通信のいずれのインタフェースであってよい。有線通信の場合、通信用インタフェースは例えばLANインタフェース、USBである。無線通信の場合、通信用インタフェースは例えば、LTE、4G、若しくは5Gなどの移動通信規格に対応したインタフェース、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信に対応したインタフェースである。通信部33は、情報処理装置30の動作に用いられるデータを受信し、また情報処理装置30の動作によって得られるデータを送信する。
入力部34には、少なくとも1つの入力用インタフェースが含まれる。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーンである。入力部34は、情報処理装置30の動作に用いられるデータを入力する操作を受け付ける。入力部34は、情報処理装置30に備えられる代わりに、外部の入力機器として情報処理装置30に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
表示部35には、少なくとも1つの表示出力用インタフェースが含まれる。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイである。ディスプレイは、例えば、LCD(liquid crystal display)又は有機EL(electro luminescence)ディスプレイである。表示部35は、情報処理装置30の動作によって得られるデータを表示出力する。表示部35は、情報処理装置30に備えられる代わりに、外部の出力機器として情報処理装置30に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
情報処理装置30の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部31に相当するプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、情報処理装置30の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、情報処理装置30の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを情報処理装置30として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従って情報処理装置30の動作を実行することにより情報処理装置30として機能する。
本実施形態においてコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから送信されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、外部サーバからプログラムを受信する度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。外部サーバからコンピュータへのプログラムの送信は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP(application service provider)型のサービスによって処理を実行してもよい。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものが含まれる。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
情報処理装置30の一部又は全ての機能が、制御部31に相当する専用回路により実現されてもよい。すなわち、情報処理装置30の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図2は、情報処理装置30の表示部35において表示されるユーザインタフェースの一例である。ユーザは、情報処理装置30の入力部34を操作して、例えばウェブブラウザによりサーバ20にアクセスする。そしてユーザは、ウェブブラウザにおいて表示されたユーザインタフェース上で複数の開発コンポーネントを組み合わせてソフトウェア開発を行う。すなわち本実施形態において、情報処理装置30には、ソフトウェア開発環境提供システム10に特化したアプリケーション等をインストールする必要はない。換言すると情報処理装置30がウェブブラウザソフトを備えていれば、情報処理装置30からサーバ20に接続することでユーザはソフトウェア開発を行うことができる。
図2に示されるようにユーザインタフェース200は、ビルダ領域210と、開発コンポーネント選択領域220と、プロパティ領域240とを含む。ビルダ領域210は、複数の開発コンポーネントを配置、接続等するための領域である。ユーザは、ビルダ領域210において複数の開発コンポーネントを組み合わせて、ソフトウェア開発を行う。ビルダ領域210は、オーバービュー画面211を含む。オーバービュー画面211は、配置された開発コンポーネントの全体像を縮小画面により表示する。つまりオーバービュー画面211は、配置された全ての開発コンポーネントを縮小して表示する画面である。またオーバービュー画面211には、ビルダ領域210により表示されている範囲(以下、表示領域ともいう)が、表示範囲枠212により示される。ビルダ領域210の表示領域は、倍率調整ツール213~215により拡大及び縮小できる。開発コンポーネント選択領域220は、ビルダ領域210に配置可能な複数の開発コンポーネント221~230を表示する領域である。プロパティ領域240は、ビルダ領域210において選択された開発コンポーネントに係る設定情報等を表示及び編集する領域である。
本実施形態において開発コンポーネントは、例えばトリガー、アクション、コネクタ、及びロジック等の種別に分類される。図2に示される開発コンポーネント221~225は、トリガーに分類される。トリガーに分類される開発コンポーネントは、例えば温度センサ、湿度センサ、圧力センサ等のセンサからのセンサ値の取得、所定時間の経過、デバイスからの所定アラームの発生等、何らかのイベントの発生に係るコンポーネントである。開発コンポーネント226~230は、アクションに分類される。アクションに分類される開発コンポーネントは、演算処理、通知、データのアップロード等、イベントが生じた場合に行う動作及び処理等に係るコンポーネントである。開発コンポーネント231~233は、コネクタに分類される。コネクタに分類される開発コンポーネントは、データベース、機器等への接続、情報の追加、更新、削除等、外部リソースとの情報処理にかかるコンポーネントである。開発コンポーネント234~235は、ロジックに分類される。ロジックに分類される開発コンポーネントは、入力情報の論理和、フィルタリング処理等に係るコンポーネントである。ユーザは、マウスポインタ等を操作してユーザインタフェース200上でソフトウェアの開発を行う。例えばユーザは、マウスポインタを操作して開発コンポーネント選択領域220から所望の開発コンポーネントを選択し、ビルダ領域210に選択した所望の開発コンポーネントを配置及び接続等する。
図3は、本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおけるトリガー選択ダイアログを示す図である。図3に示すトリガー選択ダイアログ250は、ビルダ領域210に開発コンポーネントが1つも配置されていない場合に表示される。トリガー選択ダイアログ250は、ビルダ領域210に最初に配置する開発コンポーネントをユーザに選択させるダイアログ画面である。換言するとユーザは、トリガー選択ダイアログ250により、ソフトウェア開発の最初に行うべき操作を促される。これによりユーザはソフトウェア開発に容易に着手することができる。トリガー選択ダイアログ250は、開発コンポーネント251~255を含み、それぞれ開発コンポーネント選択領域220の開発コンポーネント221~225に対応する。
図4は、トリガー選択ダイアログ250において選択された開発コンポーネントがビルダ領域210に配置されたユーザインタフェースを示す図である。例えばユーザはマウスポインタを操作してトリガー選択ダイアログ250のセンサに係る開発コンポーネント251を選択したとする。この場合、図4に示すように、ビルダ領域210にセンサに対応する開発コンポーネント300が配置される。開発コンポーネント300には、プロパティが対応付けられる。プロパティは、開発コンポーネントに係る各種変数、条件式、設定情報等を含む。ユーザはプロパティ領域240において、各種の設定、変数、条件式等のプロパティをプルダウンメニュー等から選択して設定することにより、各開発コンポーネントに係る各種の動作等を規定する。つまりユーザは、プログラムコードを一切書く必要なく、開発コンポーネントの配置、接続、設定情報の設定をすればソフトウェア開発することができる。
図5は、ビルダ領域210に複数の開発コンポーネントを配置及び接続した状態の一例を示す。図5には、開発コンポーネント301~311が配置され、またこれらがリンク401~410により接続されている。リンク401は、開発コンポーネント301の出力が開発コンポーネント305の入力であることを示す。リンク402は、開発コンポーネント302の出力が開発コンポーネント305の入力であることを示す。リンク403は、開発コンポーネント303の出力が開発コンポーネント305の入力であることを示す。リンク404は、開発コンポーネント304の出力が開発コンポーネント306の入力であることを示す。リンク405は、開発コンポーネント305の出力が開発コンポーネント307の入力であることを示す。リンク406は、開発コンポーネント307の出力が開発コンポーネント306の入力であることを示す。リンク407は、開発コンポーネント306の出力が開発コンポーネント308の入力であることを示す。リンク408は、開発コンポーネント306の出力が開発コンポーネント309の入力であることを示す。リンク409は、開発コンポーネント306の出力が開発コンポーネント310の入力であることを示す。リンク410は、開発コンポーネント306の出力が開発コンポーネント311の入力であることを示す。開発コンポーネント301~311には、それぞれプロパティが対応付けられる。
図6は、ソフトウェア開発環境提供システム10による動作、すなわちソフトウェア開発環境提供方法の一例を示すフローチャートである。
はじめに情報処理装置30の制御部31は、表示部35にユーザインタフェース200を表示させる(ステップS10)。図5は、かかる場合に表示されるユーザインタフェース200の一例である。上述したようにユーザインタフェース200は、ビルダ領域210と、ビルダ領域210に配置可能な複数の開発コンポーネントを表示する開発コンポーネント選択領域220とを含む。ここでユーザインタフェース200の表示要求は、ユーザからの入力操作に基づく。例えば制御部31は、ユーザによるウェブブラウザ上での入力操作を入力部34により受け付ける。当該入力操作があると制御部31は、サーバ20と通信部33を介して通信し、ユーザインタフェース200に係るデータを受信する。そして制御部31は当該データに基づきユーザインタフェース200を表示部35に表示させる。なおサーバ20と情報処理装置30とにより、適宜、ユーザに係る認証処理等が行われてもよい。
次に入力部34は、ビルダ領域210に表示された開発コンポーネント301~311のいずれかひとつを選択する入力を受け付ける(ステップS20)。例えば入力部34は、開発コンポーネント305を選択する入力を受け付ける。
続いて制御部31は、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示部35に表示させる(ステップS30)。図7に、強調した表示態様の一例を示す。選択された開発コンポーネント305に接続されたリンクは、リンク401~403、及びリンク405である。これらのリンク401~403、及びリンク405は全て、選択された開発コンポーネント305に接続されていないリンクよりも強調して表示される。ここで制御部31は、選択された開発コンポーネントの入力ポートに接続されたリンクと、選択された開発コンポーネントの出力ポートに接続されたリンクを、異なる色で強調して表示させてもよい。本実施形態において開発コンポーネントの入力ポートは、各リンクの矢印形状がある端部に接続されたポートである。他方で開発コンポーネントの出力ポートは、各リンクの矢印形状とは反対側の端部に接続されたポートである。つまり選択された開発コンポーネントの入力ポートに接続されたリンクは、リンク401~403である。他方で選択された開発コンポーネントの出力ポートに接続されたリンクは、リンク404である。例えばリンク401~403は青色で強調表示されてもよい。他方でリンク404は、青色とは異なる色(例えば赤色)で強調表示されてもよい。
このように、本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10によれば、例えば図7に示されるように選択された開発コンポーネントに接続されたリンクが強調した表示態様で表示されるため、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。すなわち本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
ここで図7に示すように、制御部31は、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクに加えて、選択された開発コンポーネント(ここでは開発コンポーネント305)を強調して表示させてもよい。選択された開発コンポーネントも強調して表示することにより、開発コンポーネント間の関係性をユーザはより容易に把握することできる。
なお強調表示の態様はこれに限られない。例えば強調表示は、リンク又は開発コンポーネントの輝度、表示色の濃淡、コントラスト、又はこれらの組み合わせ等、任意のパラメータを適宜変更して行ってもよい。また強調表示は、これらのパラメータの変更以外にも、他のリンク又は開発コンポーネントと比較して視覚的に目立つ態様であれば、任意の態様で行われてよい。
本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10は、ビルダ領域210に開発コンポーネントが多数存在し、開発コンポーネント間の接続関係が複雑である場合に、より高い効果を奏し得る。図8は、配置された開発コンポーネント数が多い場合の一例である。図8では、開発コンポーネント321~335がビルダ領域210に配置されている。リンク421は、開発コンポーネント321の出力が開発コンポーネント326の入力であることを示す。リンク422は、開発コンポーネント321の出力が開発コンポーネント328の入力であることを示す。リンク423は、開発コンポーネント321の出力が開発コンポーネント329の入力であることを示す。リンク424は、開発コンポーネント321の出力が開発コンポーネント335の入力であることを示す。リンク425は、開発コンポーネント322の出力が開発コンポーネント327の入力であることを示す。リンク426は、開発コンポーネント322の出力が開発コンポーネント332の入力であることを示す。リンク427は、開発コンポーネント322の出力が開発コンポーネント334の入力であることを示す。リンク428は、開発コンポーネント323の出力が開発コンポーネント328の入力であることを示す。リンク429は、開発コンポーネント324の出力が開発コンポーネント329の入力であることを示す。リンク430は、開発コンポーネント325の出力が開発コンポーネント330の入力であることを示す。リンク431は、開発コンポーネント326の出力が開発コンポーネント331の入力であることを示す。リンク432は、開発コンポーネント328の出力が開発コンポーネント331の入力であることを示す。リンク433は、開発コンポーネント328の出力が開発コンポーネント333の入力であることを示す。リンク434は、開発コンポーネント328の出力が開発コンポーネント334の入力であることを示す。リンク435は、開発コンポーネント329の出力が開発コンポーネント334の入力であることを示す。リンク436は、開発コンポーネント329の出力が開発コンポーネント334の入力であることを示す。リンク437は、開発コンポーネント330の出力が開発コンポーネント333の入力であることを示す。
図8のように開発コンポーネント及びリンクが増えると、開発コンポーネント間の接続関係が把握困難になり得る。そこで制御部31は、開発コンポーネントを選択する入力に基づき当該開発コンポーネントに接続されたリンクを強調して表示させる。図9は、開発コンポーネント328が選択された場合の表示例を示す。この場合、開発コンポーネント328に接続されたリンク、すなわちリンク422、428、432、433、434が強調表示されている。このように選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調して表示することにより、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
さらに、制御部31は表示部35に、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを、選択された開発コンポーネントに接続されていないリンクよりも上位レイヤーに表示させる。これにより、当該リンクを選択する操作をする際の操作性を向上させることができる。例えば、図9において強調して表示されたリンクのうちリンク422の接続先を開発コンポーネント328から開発コンポーネント330に変更する場合について、図10~図13を用いて説明する。なおリンクの接続先の変更は、ソフトウェアのデバッグ、改良等において生じ得る操作であり、操作性の向上が、デバッグ、改良等における生産性を向上させる。
例えばリンク422の接続先を変更したい場合、ユーザは強調表示されたリンク422を選択する。入力部34は、当該選択操作を受け付ける。図10は、リンク422が選択された状態を示す図である。上述のように、強調表示されているリンク422は、強調表示されていないリンクよりも上位のレイヤーに表示されている。そのため、リンク423等、リンク422と重畳しているリンクがあったとしても、それらが誤って選択されることはない。
図11は、リンク422の端部422’を操作し、接続先を開発コンポーネント330に変更する途中の操作画面を表す図である。ユーザは、接続先を変更したいリンクの端部422’をドラッグアンドドロップ操作等することにより接続先を変更することができる。
図12は、リンク442の接続先が開発コンポーネント330に変更された後の状態を示す。図13は、開発コンポーネント330を選択した場合の表示例を示す図であり、リンク422の接続先が開発コンポーネント330に変更されていることがわかる。
なお、上記の実施形態においてリンクの基本的構成が、水平方向又は垂直方向の直線の組み合わせである例を示したが、これに限られない。リンクは水平方向、垂直方向、又は斜め方向に延びる直線、曲線、又はこれらの組み合わせであってもよく、リンクの線種を変更可能にしてもよい。図14は、図8の表示例においてリンクの線種を変更した場合を示す図である。このようにリンクの線種を切り替えられるようにすることで、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
また例えば、制御部31は、選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクを強調して表示部35に表示させてもよい。図15は、選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクを強調した場合の表示例を示す図である。図15では、開発コンポーネント305が選択されており、この場合、開発コンポーネント305に直接接続されたリンク及び間接的に接続されたリンクが強調されている。開発コンポーネント305に直接接続されたリンクとは、選択された開発コンポーネント305の入力ポート又は出力ポートに接続されたリンクである。図15の例では、リンク401~403、及びリンク405が、直接接続されたリンクである。また、開発コンポーネント305に間接的に接続されたリンクとは、直接接続されたリンク以外のリンクであって、入力側又は出力側に辿ると選択された開発コンポーネント305に到達するリンクである。換言すると間接的に接続されたリンクとは、直接接続されたリンク以外のリンクであって、開発コンポーネント305に直列して接続された開発コンポーネントを接続するリンクである。開発コンポーネント305の場合、リンク406~410は、いずれも入力側に辿ると開発コンポーネント305に到達する。したがってこれらのリンクは、開発コンポーネント305に間接的に接続されたリンクである。このように間接的に接続されたリンクを強調表示することにより、ある開発コンポーネントの入力及び出力がどの開発コンポーネントに影響するかをユーザは容易に把握することができる。なおリンク404は、開発コンポーネント305に間接的に接続されたリンクには含まれない。リンク404は、入力側及び出力側のいずれにおいても、一方向に辿っても開発コンポーネント305に到達しないためである。
なお直接接続されたリンクと、間接的に接続されたリンクとは、異なる態様で強調表示されてもよい。換言すると制御部31は、選択された開発コンポーネントに直接接続されたリンクと、選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクとを、異なる色で強調して表示部35に表示させてもよい。例えばリンク401~403が青色で強調表示され、リンク404が赤色で強調表示されている場合に、リンク406~410が、黒色で強調表示されてもよい。このようにすることで、直接接続されたリンクと、間接的に接続されたリンクとのそれぞれについて区別された態様で、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
また、ビルダ領域210に配置された複数の開発コンポーネントが複数の同種の開発コンポーネントを含む場合、これらの同種の開発コンポーネントは、複数開発コンポーネントを統合したオブジェクト(以下、統合オブジェクトという)により表示されてもよい。換言すると複数の同種の開発コンポーネントは、それぞれ個別のオブジェクトで表示される代わりに、統合オブジェクトにより表示されてもよい。同種の開発コンポーネントとは、同一のアイコンに対応付けられ、かつ同一の接続先開発コンポーネントに接続された開発コンポーネントである。例えば上述の図7のビルダ領域210に配置されている開発コンポーネント301、302、及び303のアイコンは、いずれも同一のアイコン(センサに係るアイコン)である。また開発コンポーネント301、302、及び303は、いずれも開発コンポーネント305に接続されている。つまり開発コンポーネント301、302、及び303は、同一の接続先開発コンポーネントに接続された開発コンポーネントである。従ってこれらを統合オブジェクトにより表示してもよい。図16は、これらの開発コンポーネントを統合オブジェクトにより表示した場合の一例を示す。図16では、図7における開発コンポーネント301、302、及び303は、統合オブジェクト501により置き換えられる。統合オブジェクト501は、統合された開発コンポーネントの種類が判別しやすいように、対応するアイコン(ここではセンサーを示すアイコン)を含む態様で表示される。また、各開発コンポーネント301、302、及び303と接続先開発コンポーネントとを接続していたリンク401、402、403は、単一のリンク401により表示される。このように統合オブジェクト501を表示することにより、ビルダ領域210におけるオブジェクトの数及びリンクの数を減らし、開発コンポーネント間の関係性をユーザは容易に把握することできる。
また統合オブジェクトは、統合された開発コンポーネントの数を示すバッジを含む表示態様により表示されてもよい。図16の統合オブジェクト501は、バッジ601を含む。図16では、開発コンポーネント301、302、及び303の3つのオブジェクトが統合されているため、バッジは当該「3」が示される。ユーザはバッジにより統合されている開発コンポーネントの数を容易に把握することができる。
なおここでは、ビルダ領域210に配置された複数の開発コンポーネントが複数の同種の開発コンポーネントを含む場合に、同種の開発コンポーネントが統合オブジェクトにより示される例を説明したが、これに限られない。例えばビルダ領域210に配置された複数の開発コンポーネントが複数の同種の開発コンポーネントを含む場合で、所定の条件を満たす場合に同種の開発コンポーネントが統合オブジェクトにより示されるようにしてもよい。所定の条件は、例えばビルダ領域210に配置された開発コンポーネント数、リンク数、表示倍率、またはこれらの組み合わせであってもよい。
また本実施形態では、情報処理装置30がサーバ20にウェブブラウザによりアクセスすることにより、ソフトウェア開発環境がユーザに提供される例を示したがこれに限られない。例えば情報処理装置30に、ソフトウェア開発環境提供システム10に係るアプリケーションをインストールして、当該アプリケーションを介してサーバ20と通信することにより、ソフトウェア開発環境がユーザに提供されてもよい。
10 ソフトウェア開発環境提供システム
20 サーバ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
30 情報処理装置
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 入力部
35 表示部
40 ネットワーク
200 ユーザインタフェース
210 ビルダ領域
211 オーバービュー画面
212 表示枠
213~215 倍率調整ツール
220 開発コンポーネント選択領域
221~235 開発コンポーネント
240 プロパティ領域
250 トリガー選択ダイアログ
251~255 開発コンポーネント
300~343 開発コンポーネント
401~438 リンク
422’ 端部
501 統合オブジェクト
601 バッジ

Claims (10)

  1. 表示部と、制御部とを備える情報処理装置を含み、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記表示部は、前記複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示し、
    前記制御部は、前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  2. 請求項1に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は、前記選択された開発コンポーネントを強調して前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  3. 請求項1又は2に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は、前記選択された前記開発コンポーネントの入力ポートに接続されたリンクと、出力ポートに接続されたリンクとを、異なる色で強調して前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は前記表示部に、前記選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを、前記選択された開発コンポーネントに接続されていないリンクよりも上位レイヤーに表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  5. 請求項1乃至4に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は、前記選択された開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクを強調して前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  6. 請求項5に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は、前記選択された前記開発コンポーネントに直接接続されたリンクと、前記選択された前記開発コンポーネントに間接的に接続されたリンクとを、異なる色で強調して前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記複数の開発コンポーネントは、同一種類で、かつ同一の接続先開発コンポーネントに接続された少なくとも2つの開発コンポーネントを含み、
    前記少なくとも2つの開発コンポーネントは、当該少なくとも2つの開発コンポーネントに対応する統合オブジェクトにより表示される、ソフトウェア開発環境提供システム。
  8. 請求項7に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記統合オブジェクトは、統合された開発コンポーネントの数を示すバッジを含む表示態様により表示される、ソフトウェア開発環境提供システム。
  9. 複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供方法であって、
    前記複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
    前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示するステップと
    を含むソフトウェア開発環境提供方法。
  10. ソフトウェア開発環境提供プログラムであって、前記ソフトウェア開発環境提供プログラムが実行された場合に、プロセッサに、
    複数の開発コンポーネント及び前記複数の開発コンポーネント同士を接続する複数のリンクが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
    前記複数の開発コンポーネントの1つが選択された場合、選択された開発コンポーネントに接続されたリンクを強調した表示態様で表示するステップと
    を含む動作を実行させるソフトウェア開発環境提供プログラム。
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