JP3827051B2 - ツール装置及びネットワークシステム構築方法並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ツール装置及びネットワークシステム構築方法並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
よく知られているように、例えばFAシステムなどにおいては、PLCとスレーブをデバイスネット等のネットワークを介して接続したネットワークシステムを構築する。そして、スレーブは、複数のI/Oユニットを備え、そのI/Oユニットに、センサやリレーその他の各種機器が連結されている。これにより、例えばスレーブに接続されたセンサで検出したセンシング情報がネットワークを介してPLCに取り込まれる。そして、PLCは、取得したセンシング情報を解析し、そのセンシング結果に基づいて動作すべき機器に対して制御命令を送るようになっている。
【0003】
このとき、PLCとスレーブ間でデータの通信を行うためには、スレーブのI/OをPLCのメモリに割り付ける必要がある。また、PLCはラダープログラムによって制御されている。そこで従来は、システム運用前にまず係る割り付けなどをラダー言語を用いて設定し、プログラミングするようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の装置・システムでは以下に示す問題があった。すなわち、上記したように、PLCなどのラダープログラムは、通信先のI/Oやコントローラの情報を自らの内部メモリに取り込み演算を実施している。そのため、ユーザーは通信に接続された機器がPLC内のメモリのどこに割り付けられるかや、PLCのメモリ構成等を把握した上でプログラミングが必要であった。また、PLCは通信先のI/Oについては全て内部メモリに取り込んでおく必要があり、システムが大きくなるにつれ、通信性能の低下とメモリ量の増加が問題となった。特に、あまりなじみの無いラダープログラムでプログラミングする必要から、上記した問題がより顕著となる。
【0005】
本発明は、上記した背景に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、上記した問題を解決し、ラダープログラムや具体的な各機器のメモリなどの中身を知らなくても、表示画面にしたがって処理することにより視覚・感覚的に全体のシステム構成を理解しながらネットワークシステムを構築(特にどの機器とどの機器がどういう条件でデータを送受するかのコネクション情報等のソフト部分)することのできるツール装置及びネットワークシステム構築方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係るツール装置は、表示手段と入力手段とを備え、その入力手段からの入力により、前記表示手段の表示画面を通じてコントローラを含むネットワークシステムを構築するためのツール装置であって、ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報(実施の形態では、部品等を示す「マーク」に相当)と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段(実施の形態では、「部品データベース13e」に相当)と、前記入力手段の操作入力により、前記記憶手段に記憶された接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを選択し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理、前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理、前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器間の通信パラメータ情報を前記入力手段より受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づき、各機器間で行われるデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理、その生成した前記コネクション情報を前記コントローラに各機器に対してダウンロードする処理、を行う処理手段と、を備えた(請求項1)。
また、前記ネットワークシステムは、コントローラと、接続機器が接続されてコントローラと通信するスレーブとを含み、前記処理手段のダウンロードする処理は、前記コネクション情報を前記コントローラおよびスレーブにダウンロードする処理とすると良い。
【0007】
このようにすると、ユーザー等のツール装置を使用する人は、表示手段の表示画面(作業領域)に機器を表す表示情報が表示されるので、データを送受する機器同士を画面上で選択すると、当該機器同士が線で結ばれる(結線される)。係る線は、画面上で実際に表示されるので、どの機器とどの機器が連結されてデータ通信がされるのかが視覚的に理解できる。
【0008】
また、実際にデータ通信するための通信パラメータ情報を入力することになるが、これも、具体的な機器間でのデータ送受をするために必要なメモリの割り付け等は、その機器のIN/OUT情報(どの端子・メモリが入力/出力かの情報)等を記憶手段に格納される機器に関連付けて登録しておくことにより、ツール装置側で自動的に行うことができる。つまり、メモリ割り付けのように機器内部の構造を知らなくてはできず、煩雑な処理であるものの、機器固有のものはあらかじめデータベース化することにより、ユーザーがいちいち設定する必要がなくなる。そして、条件が変動するものの比較的わかりやすい送信間隔やデータサイズなどの通信する際の条件を入力するだけで足りる。
【0009】
そして、入力された条件やもともと保有していたデータ・情報に基づいてコネクション情報を生成し、各機器に対して必要なコネクション情報をダウンロードする。これにより、ネットワークに接続された実際の各機器が、通信可能状態になる。つまり、ネットワークシステムが構築される。
【0010】
このように、ユーザーは、画面を見ながら使用する機器を画面上で配置し、結線する(ユーザーの処理は、連接する機器を選択するだけでもよい)といった簡単で、視覚的に容易に理解しやすい処理を行うことで、ツール装置がネットワークシステムを構築するに必要な処理を実行する(ネットワークプログラミングする)ので、システム構築が容易に行える。
【0011】
また、前記処理手段は、前記表示手段の表示画面上の機器表示領域において、前記記憶手段に記憶された前記機器の表示情報を表示する処理、を行い、前記表示情報を配置する処理は、前記入力手段からの入力により前記機器表示領域(実施の形態では、「部品表示領域11a」に相当)に表示された機器の表示情報の中から選択された機器の表示情報を前記作業領域中の指定された位置に表示する機能を備えるとよい。係る構成にすると、作業領域に配置する機器の選択が、視覚的に理解でき、必要とする機器を簡単に探すこともできるので作業性が向上する。
【0012】
また、前記処理手段は、前記表示画面に表示された結ぶ線が前記入力手段により選択されると、選択された結ぶ線に対応する通信パラメータの入力画面を表示し、その表示の際に少なくともコネクション番号、送信元、送信先、データサイズ、通信方法、送信間隔の情報を確認できるように表示する処理、前記通信パラメータの入力画面を介して入力手段により設定された前記通信パラメータ情報を、前記選択された結ぶ線に関連付けて登録する処理、を行うものとするとより好ましい(請求項3)。個々の線に関連付ける表示をすれば、ユーザーは画面を見ることにより、その通信パラメータ情報が、どの機器とどの機器を接続したものであるかが一目で理解でき、それの適否も簡単に判断できる。
【0013】
さらに、前記表示される結ぶ線と、前記通信パラメータ情報を関連付けて記憶し、前記結ぶ線を指示することにより前記通信パラメータ情報を表示する機能を設けるとなおよい。この記憶は、例えば、CADなどにおける結ぶ線のラインプロパティとして記憶することにより、簡単に管理できる。このように構成すると、一旦通信パラメータ情報を設定した後でも、その結ぶ線をクリックなどにより選択することにより、当該設定した情報を再度見ることができ、また、簡単に修正することもできる。
【0014】
さらにまた、前記記憶手段は、複数の入力情報に基づいて出力を制御する機器にとっての入出力関係を演算機能により定義したファンクションブロック情報を記憶しており、前記処理手段は、前記記憶手段に記憶された機器の表示情報およびファンクションブロック情報を使用し、前記表示手段の表示画面上の作業領域において、複数の入力情報に基づいて出力を制御する機器にとっての入力を決定する場合、前記入力手段からの入力により、複数の機器の表示情報およびファンクションブロック情報を配置する処理、前記入力手段からの入力により入力対象となる機器の表示情報とファンクションブロック情報とが指定されるとその間を結ぶ線を表示し、出力対象となる機器の表示情報とファンクションブロック情報とが指定されるとその間を結ぶ線を表示する処理、前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器とファンクションブロック間の通信パラメータ情報を受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づいてデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理、その生成した前記コネクション情報を前記ファンクションブロックの連結対象の機器に対してダウンロードする処理、を備えるとよい(請求項4)。
【0015】
ネットワークシステムは、単純にINが1つの機器のみで構成されることはあまりなく、PLC等の2つ以上のIN情報を受け、それに基づいて出力を決定するような機器が存在する。係る場合、実施の形態でも説明するように、当該機器のうちそのネットワーク(データ通信)に必要な機能を1つのファンクションブロック或いは複数のファンクションブロックの組み合わせで表現し、画面上では係るファンクションブロックを用いて処理する。これにより、画面上での操作は、IN情報が1つのものでも複数ある演算機能付きのものでも同じように操作できる。そして、コネクションをベースにした通信パラメータ情報とコントロール機能(演算機能)の融合が図れる。
【0016】
また、本発明に係るネットワークシステム構築方法は、表示手段と入力手段とを備え、その入力手段からの入力により、前記表示手段の表示画面を通じてコントローラを含むネットワークシステムを構築するためのツール装置における方法であって、ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段に記憶された機器の表示情報を使用し、前記入力手段の操作入力により、前記記憶手段に記憶された接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを選択し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理ステップ、前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理ステップ、前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器間の通信パラメータ情報を前記入力手段より受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づき、各機器間で行われるデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理ステップ、その生成した前記コネクション情報を前記コントローラにダウンロードする処理ステップ、を実行するようにした(請求項4)。
【0017】
さらにまた、本発明に係る記憶媒体では、ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段に記憶された機器の表示情報を使用し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理、前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理、前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器間の通信パラメータ情報を前記入力手段より受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づき、各機器間で行われるデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理、その生成した前記コネクション情報を直接または間接的に各機器に対してダウンロードする処理、をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能に記憶した(請求項5)。
*用語の定義
「表示情報」は、ネットワークに接続される機器を、表示手段の表示画面上に表示する際に、当該機器であることをユーザー等の使用者に視覚的にわかるようにするための情報(データ)であり、実施の形態ではマークである。そのように図形イメージで表現したものであれば、直感的に理解しやすく好ましい。また、そのように図形に限らず、例えば「センサ1」,「モータ」,「加減速機能付きモータ」等の文字で表現したものでもよい。さらには、両者の中間で四角形などの枠で当該文字を囲むようにしたものでもよい。
【0018】
「直接的にダウンロード」するとは、対象とする機器に対して直接配線したり、或いはネットワークを介して直接データを送信し、当該機器にロードさせることを意味する。また、間接的にダウンロードするとは、一旦別の機器等を介して該当する機器にデータをロードすることを意味する。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の好適な一実施の形態を示している。同図に示すように、ネットワーク1を介して接続された各機器2間でデータの送受を行うネットワークシステムを実際に稼働可能な状態に構築するためにプログラミングをする方法やそのためのツール装置等についての発明である。
【0020】
まず、本発明の処理対象で最終的に構築するネットワークシステムについて簡単に説明すると、上記機器2は、例えばPLC等のコントローラであったり、そのコントローラに管理されるスレーブであったりする。よく知られているように、スレーブは、複数のI/Oモジュール(I/Oユニット)を有し、このI/Oモジュールに、センサやリレー等の各種部品が連結されている。
【0021】
そして、例えばスレーブに接続されたセンサで検出したセンシング情報は、ネットワークを介して所定のPLCに送信される。このPLCは、取得したセンシング情報を解析し、そのセンシング結果に基づいて動作すべき機器(より具体的には、その機器に接続されたリレーやモータ等の接続装置)に対して制御命令を送るようになっている。
【0022】
この時、係るネットワークシステムを構築するには、単に各機器を物理的にネットワークに接続するのみならず、各スレーブの各I/Oモジュール番号を各コントローラのメモリ(番地)に割り付けたり、PLCでどのような演算処理をするかのプログラムを組む等のプログラミング処理が必要となる。そこで本発明は係るプログラミング処理を簡単に行えるようにするものである。
【0023】
まず、ツール装置10は、モニタ等の表示部11と、キーボードやマウスその他のポインティングデバイス等の入力部13と、入力部13から与えられる情報に基づいて所定の信号処理をする処理部13と、ネットワーク1に接続する通信インタフェース部14を備えている。さらに、この処理部13は、入力部12を介して与えられた情報にしたがい処理した結果等を表示部11に表示する機能ももっている。そして、具体的には図2に示すようになっている。
【0024】
すなわち、表示部11と接続しデータの送受を制御する表示部インタフェース13aと、入力部12と接続しデータの送受を制御する入力部インタフェース13bと、実際に信号処理するMPU13cを備え、作業領域となるメモリ13eを使いながら入力部12を介して与えられる命令にしたがい、部品データベース13dをアクセスしながらネットワークを構築するためのデータを作成し、それを通信インタフェース14を介して各機器2に対してダウンロードすることによりシステムを構築するようになる。
【0025】
ここで部品データベース13dは、各機器2にとりつけられる接続装置等の部品についての情報を格納している。さらに、演算機能を持ったファンクションブロックFBについても格納している。このファンクションブロックは、入力と出力並びに入出力関係のみ定義したものである。ここで入出力関係とは、例えば「AND(全ての入力が1のときに出力が1になる)演算をする」や、「ある同一の出力(入力が1つの場合と、入力が複数でそれについて所定の演算をするものを含む)を複数の相手に与えるというようなデータの送り先が1対1でない場合の分配機能」など、内部の具体的な処理はブラックボックス化し、あくまでも入力と出力を特定したものである。そして、1または複数のファンクションブロックにより、PLCの機能を表現することができる。
【0026】
そして、部品データベース13dは、図3に示すように、部品(ファンクションブロックを含む)等の名称と、表示部11の表示画面上に表示する表示情報たるマーク及びその部品等についての情報を記憶している。この情報は、その部品等自体を特定するための情報や、その特性・性能(ファンクションブロックの場合には、入出力関係等)を示す情報などがあり、例えばある端子の番号とそのデータ方向(IN/OUT)の関係や、データサイズの採り得る種類等がある。もちろんこれ以外のものでもかまわない。
【0027】
そして、MPU13cは、その部品データベース13dをアクセスし、所定の基準にしたがい、図4に示すように表示部11の部品表示領域11aに、部品を示すマークMを出力表示するようになっている。この出力表示する部品は、図示の例では便宜上ランダムに各種の部品を表示しているが、例えばテキスト入力或いはポインティングデバイスを用いて部品の種類を特定し、それに該当する部品を表示したりすることができる。もちろん、表示する部品の選択は任意であり、要は、表示画面上に部品を示すマークMが出力表示されるようになっていればよい。
【0028】
そして、ユーザーはポインティングデバイス等を用い、表示画面上のポインタPを選択するマークの上に移動するとともにクリック等してそれを選択し、その選択したマークを表示部11の作業領域11bの任意の位置にセットする。このセットの仕方は、例えばマウスを操作し「ドラック」を行うことにより簡単にできる。もちろん、マークの上で一旦クリックしてそれを選択し、作業領域の任意の位置で再度クリックなどすることにより当該領域にマウス等を移動し、そこでクリックすることなどによって設定してもよく、その他各種の方法で設定をすることができる。
【0029】
そして、処理部13(主としてMPU13c)の機能,動作フローは図5,図6に示すようになっている。すなわち、まず、ツール装置10の電源を投入したならば、必要な部品を呼び出し、作業領域11bの所定位置に配置する(ST1〜ST3)。つまり、MPU13cとしては、入力部12からの指示にしたがい部品データベース13dに格納されている所定のマークを部品表示領域11aに表示し、その表示されたマークの中で選択されたマークを、作業領域11b中の指示された場所に表示する。
【0030】
そして、上記部品の呼び出し(選択)並びに配置処理(ST2,ST3)をネットワークを構築しようとする全ての部品について行い、その部品配置処理を完了する(ST4)。これにより、作業領域11bには、図7に示すように所定位置に部品が配置された状態が表示される。
【0031】
次いで、ファンクションブロックの配置処理に移行する。すなわち、まずファンクションブロックが必要か否かを判断し(ST5)、必要であればファンクションブロックを呼び出し(所望のファンクションブロックを選択し)、作業領域11b上の任意の場所に配置する(ST6,ST7)。そして、係る選択・配置処理を繰り返し実行することにより、全てのファンクションブロックについて配置する(ST8)。これにより、作業領域は、図8に示すように部品等が任意の場所に表示される。
【0032】
なお、ユーザーの操作、並びにMPUの処理としては、表示(処理)対象が部品からファンクションブロックに変わるものの、いずれも部品データベースに格納されたマークを表示し、それを選択・配置するため、上記した部品の配置処理と同様の処理を行うことになる。よって、便宜上ステップ2〜4とステップ5〜8を分けて処理するようにしたが、それらを混在させながら行うようにしてもよいし、ファンクションブロック側を先に実行してもよい。
【0033】
次いで、ポインティングデバイス等を操作し、作業領域11bに表示された中の所定の2つのマークをクリックすることなどによって当該2つのマークを選択する(ST9)。この選択する2つのマークは、直接データの送受を行う2つの要素(部品及びまたはファンクションブロック)であり、入力及びまたは出力が複数存在する場合には、その番号(番地)も特定する。
【0034】
この選択を受けたならば、MPU13cは先端された2つの要素の入出力を結線する。つまり、図9に示すように、2つの要素を線Lで結ぶ(当該線Lを表示する)。この2点間を線Lで結ぶ処理は、CADシステム等で用いられる技術を適用することができる。すなわち、その線LをCADの結線ラインとして表示することができる。そして、CADの結線ラインとして表示することで機器間の接続がビジュアルに把握できる。
【0035】
また、この図7〜図9は単純な例についての具体例を示したが、例えば図10,図11に示すように機器の内部にコネクションが複数存在する場合にも適用できる。つまり、モータ(図中二重丸で示す部品)Mが加減速機能付きのモータであり、センサ1がONでスタートし、かつ、センサ2の#1がONの場合には加速し、センサ2の#2がONの場合には減速するような場合、図10に示すようにPLCは2つのファンクションブロックFBで実現できる。そして、図11に示すように、センサ2と2つの出力をそれぞれ各ファンクションブロックの入力に連結したり、センサ1の1つの出力をそれぞれ各ファンクションブロックの入力に連結するなどの結線を行う。これにより、#4がONのときには加速され、#5がONのときは減速されることになる。
【0036】
次いで、この表示された線Lを選択する(ST11)。すると、その線(ライン)についての通信パラメータの入力画面が表示されるので(図12参照)、ユーザーは入力部12を用いて必要なパラメータを入力する(ST12)。MPU13cにとっては、このステップ11,12に基づく処理は、指示された線により結ばれている2つの要素を認識し、データがどこからどこへ流れるのかを特定する。
【0037】
この特定は、例えば部品データベース13dの各要素をアクセスし、対応する情報から各端子のデータ方向などを入手することにより簡単に行える。そして、コネクション番号と、データの送信元−送信先のデータを作成し、該当箇所に表示する(図13参照)。ここで、コネクション番号は、重複しなければ任意の基準で決定することができ、例えば、ステップ11の結線の選択された順番で昇順させながら決定することができる。
【0038】
そして、キーボード(テンキー)等の入力部12を用いてデータサイズ並びに送信間隔を入力するとともに、通信方法を「サイクリック」か「イベント」を選択する。この入力並びに上記した自動設定したデータをあわせて図13のようにその結果を表示する。これにより、ユーザーは内容を確認できる。さらに、本形態では、その線自体に、上記の通信パラメータを関連付けて登録する。そして、これら作成したデータは、メモリ13eに格納される。係る結線並びに通信パラメータ入力処理を繰り返し実行することにより、ネットワークを構築するための全ての要素についてデータ入力する(ST13)。
【0039】
そして、上記したように線LをCADの結線ラインとして表示することで機器間の接続がビジュアルに把握でき、しかも、CAD上での結線ラインにラインプロパティを付加できる構造にすることで、上記通信パラメータをラインプロパティの情報として登録することができる。すると、結線ラインをクリックするだけで、各コネクションにおけるネットワーク設定値の読み込みや変更も簡単に管理できる。
【0040】
なお、この結線処理(ST9,ST10)並びに通信パラメータ設定処理(ST11,ST12)についても、必ずしも結線とそのパラメータ設定を連続して行う必要はなく、例えば結線を先にまとめて行い、その後パラメータ設定を行うようにしてもよく、また各処理を適宜ランダムに実行していってもよい。さらには、上記した部品やファンクションブロックの配置を含めて適宜の順番で実施してもよい。
【0041】
そして、全ての結線と通信パラメータの入力が完了したならば、ステップ14に進み、実行(システム構築用データ生成)命令を受けると、それまで作成した部品・ファンクションブロックの結線状況並びに通信パラメータ情報を読み出し、そこからコネクション情報・ファンクションブロック割り付け情報を生成する(ST15)。
【0042】
ここでコネクション情報とは、どの部品及びまたはファンクションブロック間のデータ通信を行うに際し、送信元と受信先並びに送信データのデータサイズを関連付けたテーブル(コネクションNoで管理する)である。一例を示すと図14に示すようになる。そしてこの情報は、実際には通信パラメータに基づいて設定できる。
【0043】
また、ファンクションブロックは、実際にはネットワークに接続されている演算実行ブロック(PLC等)により実現されるので、ファンクションブロック情報は、その割り付けを行う。つまり、ファンクションブロックとのコネクションは、実際にはPLCのメモリとのコネクションとして構築される。よって、例えば図14に示す例では、括弧書きで記載しているように、ファンクションブロックの#1は、実際にはPLC1#1に割り付けられることを意味する。つまり、係る括弧書きの部分がファンクションブロック割り付け情報であり、これは、あらかじめファンクションブロックとPLCを対応付けしておくことにより生成できる。
【0044】
そして、このようにして各情報が生成できたならば、各機器に対してダウンロードする(ST16)。すなわち、図1に示すように、ツール装置10は、ネットワーク1を介して各機器2とデータ通信ができるようになっている。そこで、ステップ15で生成した情報のうち、ダウンロード先の機器が送信元か受信先のいずれかに該当するものを抽出してコネクション情報テーブルを作成し、それをネットワークを介してダウンロードさせる。このとき、ファンクションブロックは、ファンクションブロック割り付け情報にしたがい実際の機器(PLC等)に置き換えた情報を登録することになる。
【0045】
これにより、各機器2は、実際にデータを送受信するためのコネクション情報を受け取り、データ通信可能となり、ネットワークシステムが構築、つまり、ネットワークプログラミングが実行される。なお、係るプログラミング実行後は、ツール装置10はネットワーク10から取り外してもよいし、そのまま残して監視・管理用装置やメンテナンス・ネットワーク再構築のための上位ホストとして使用するようにしてもよい。
【0046】
また、ネットワークを構成する機器は、それぞれがコネクション情報を持つことにより、データの送受信をするに際しそのコネクション情報を参照することにより、送信するデータを必要とする相手機器に対し、そのデータのみを直接送信することができる。つまり、従来は必ずPLC等のコントローラを経由しなければ伝送できなかったスレーブ間通信も可能となる。また、PLC等にデータを送信する場合に、従来はその機器が保有する全てのデータを一括して送信するようにしたが、受信先のPLCにとって必要なデータのみを選択し送信することもできる。
【0047】
なお、上記したコネクション情報や、実際の部品等の配置・結線・通信パラメータ等の接続情報は、ダウンロードとともに消去するようにしてもよいし、その後のメンテナンス等のために記憶手段に記憶保持させてもよい。そして、記憶させるようにした場合、例えば図15に示すフローチャートを実行することによりシステム変更が容易に行える。
【0048】
すなわち、入力部12を介してMPU13cに編集モードの指示があると(ST21)、上記各手段に記憶保持させた接続情報を読み出し(ST22)、それに基づいて表示部11に現在の接続情報を視覚(ビジュアル)的に表示する。つまり、各要素のマークを所定位置に表示するとともに、各マークを結ぶ線を表示する(ST23)。
【0049】
次いで、編集したい対象、例えば機器を交換等したい場合には、対応する危機を選択し、また、通信パラメータを変更したい場合には、線を選択する(ST24)。これに基づきプロパティ、つまり通信パラメータ等を表示し、その表示によりデータの入力可能モードとなる(ST25)。これを受けて入力部12を操作し、データの再入力をする(ST26)。そして、実行(システム構築用データ生成)命令を受けると、修正済みの部品・ファンクションブロックの結線状況並びに通信パラメータ情報を読み出し、そこからコネクション情報・ファンクションブロック割り付け情報を生成する(ST27)。その後、各機器に対してダウンロードして処理を終了する(ST28)。
【0050】
なおこのダウンロードするに際し、変更があった機器がわかっている場合には、その機器をコネクション情報にもつ機器のみに対してデータ更新をするようにしてもよいし、一括して全ての機器のデータ更新をするようにしてももちろんよい。
【0051】
係る構成にすると、コネクション単位(コネクション番号で管理される単位)でのIN/OUTの接続を、CADの結線ラインとして表示することで機器間の接続がビジュアルに把握できる。そして、CAD上での結線ラインにラインプロパティを付加できる構造にすることで、結線ラインをクリックするだけで、各コネクションにおけるネットワーク設定値の読み込みや変更が可能となり、PLCを知らなくてもネットワークの構築ができる。さらに、コネクション単位でネットワークパラメータの編集が可能なため、ネットワーク設定の変更時に全てのシステムを停止させる必要がなく、必要なコネクションのみを停止させることが可能となる。そのため、メンテナンス時やシステム立ち上げ時、システム拡張時に便利となる。そして、コネクション単位で最適な設定が可能となる。
【0052】
上記した実施の形態は、ツール装置に組み込んだ状態を前提として説明したが、上記した各処理(例えば各図に示したフローチャートを実行するための処理)をコンピュータに実行させるためのプログラムとし、係るプログラムは所定の記録媒体に記録して提供するようにしてもよい。
【0053】
すなわち、図16,図17に示すように、記録媒体としては、フロッピーディスク(FD)20やCD−ROM21などがあり、係る記録媒体20,21に格納されたプログラムは、FDドライブ22やCD−ROMドライブ23を介してコンピュータ24に接続された(内蔵された)HDユニット25にインストールされ、これにより、コンピュータ24は、上記した実施の形態で説明したツール装置を構成することになる。
【0054】
具体的には、実施の形態における図5,図6に示すフローチャートを実施するためのプログラムが、HDユニット25にインストールされ、例えば、使用の都度HDユニット25から内部メモリ26に転送され、そこにおいて各種処理を高速に行うことができる。また、部品データベース13eは、HDユニット25などにより実現される。
【0055】
さらに、コンピュータに組み込んだ状態では、キーボード27やマウス28が、入力部12を構成することになり、また、表示部11としてのディスプレイに各種データを表示するようになる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るツール装置及びネットワークシステム構築方法並びに記録媒体では、ユーザー等のツール装置を使用する人は、表示手段の表示画面(作業領域)に機器を表す表示情報が表示され、データを送受する機器同士を画面上で選択すると、当該機器同士が結線される。このように、各機器やそれを結ぶ線が画面上で実際に表示されるので、どの機器とどの機器が連結されてデータ通信がされるのかが視覚的に理解できる。
【0057】
そして、ネットワークを構築する場合に、どの機器からどの機器へどのような通信条件(通信パラメータ情報)でデータを送ればよいかということがわかっていれば、各機器の内部構造や、メモリ割り付け等がわからなくても、また、ラダープログラムなどのPLCを制御するプログラム言語に対する理解が少なくてもネットワークシステムを構築することができる。よって、専門知識があまりない人であっても簡単にネットワークシステムを構築(ネットワークプログラミング)することができる。
【0058】
さらに、本発明によれば、PLC等の演算機能を持った(IN情報が複数)機器と、IN情報が1つのものを同様の操作で処理することができるので、作業性が向上する。また、請求項2のように構成すれば、機器に対応する表示情報の作業領域への配置が容易に行え、作業性がより向上する。さらに、請求項3のように構成すれば、結ぶ線を見ることにより、表示された通信パラメータが、どの機器とどの機器の間でのデータ通信についてのものかがすぐに理解でき、その適否も正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施の形態を示す図である。
【図2】本発明に係るツール装置の一実施の形態を示す図である。
【図3】部品データベースの一例を示す図である。
【図4】表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図5】主としてMPUの機能を説明するフローチャート(その1)である。
【図6】主としてMPUの機能を説明するフローチャート(その2)である。
【図7】作用を説明する図である。
【図8】作用を説明する図である。
【図9】作用を説明する図である。
【図10】作用を説明する図である。
【図11】作用を説明する図である。
【図12】作用を説明する図である。
【図13】作用を説明する図である。
【図14】作用を説明する図である。
【図15】編集モードの機能を説明するフローチャートである。
【図16】本発明に係る記録媒体を実施するシステム構成を示す図である。
【図17】本発明に係る記録媒体を実施するシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 機器
10 ツール装置
11 表示部
12 入力部
13 処理部
13a 表示部インタフェース
13b 出力部インタフェース
13c MPU
13d 部品データベース
13e メモリ
14 通信インタフェース
20 FD(記録媒体)
21 CD−ROM(記録媒体)
22 FDドライブ
23 CD−ROMドライブ
24 コンピュータ
25 HDユニット
26 内部メモリ
27 キーボード
28 マウス
Claims (5)
- 表示手段と入力手段とを備え、その入力手段からの入力により、前記表示手段の表示画面を通じてコントローラを含むネットワークシステムを構築するためのツール装置であって、
ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段と、
前記入力手段の操作入力により、前記記憶手段に記憶された接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを選択し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理、
前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理、
前記表示手段の表示画面を通じて接続機器の入力または出力について通信パラメータ情報を前記入力手段の操作入力により設定し、その通信パラメータ情報および接続機器とファンクションブロックとの結線情報に基づき、コネクション情報を生成する処理、
その生成した前記コネクション情報を前記コントローラにダウンロードする処理、を行う処理手段と、
を備えたことを特徴とするツール装置。 - 前記ネットワークシステムは、コントローラと、接続機器が接続されてコントローラと通信するスレーブとを含み、
前記処理手段のダウンロードする処理は、前記コネクション情報を前記コントローラおよびスレーブにダウンロードする処理である、ことを特徴とする請求項1に記載のツール装置。 - 前記処理手段は、
前記表示画面に表示された結ぶ線が前記入力手段により選択されると、選択された結ぶ線に対応する通信パラメータの入力画面を表示し、その表示の際に少なくともコネクション番号、送信元、送信先、データサイズ、通信方法、送信間隔の情報を確認できるように表示する処理、
前記通信パラメータの入力画面を介して入力手段により設定された通信パラメータ情報を、前記選択された結ぶ線に関連付けて登録する処理、を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載のツール装置。 - 表示手段と入力手段とを備え、その入力手段からの入力により、前記表示手段の表示画面を通じてコントローラを含むネットワークシステムを構築するためのツール装置における方法であって、
ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段に記憶された機器の表示情報を使用し、前記入力手段の操作入力により、前記記憶手段に記憶された接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを選択し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理ステップ、
前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理ステップ、
前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器間の通信パラメータ情報を前記入力手段より受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づき、各機器間で行われるデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理ステップ、
その生成した前記コネクション情報を前記コントローラにダウンロードする処理ステップ、
を実行するネットワークシステム構築方法。 - ネットワークシステムのコントローラにとっての入力対象または出力対象となる接続機器を表す表示情報と、入出力と演算機能とを定義したファンクションブロック情報と、を記憶する記憶手段に記憶された機器の表示情報を使用し、前記表示手段の表示画面上の作業領域に接続機器の表示情報とファンクションブロック情報とを配置する処理、
前記入力手段での操作入力により、前記表示手段の表示画面に表示されたファンクションブロック情報と、入力対象または出力対象の接続機器の表示情報とが指定され、指定された入力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の入力との間を結ぶ線を表示し、指定された出力対象機器の表示情報とファンクションブロック情報の出力との間を結ぶ線を表示する処理、
前記表示手段の表示画面に表示された前記結ぶ線のうち前記入力手段で選択された結ぶ線で連結された機器間の通信パラメータ情報を前記入力手段より受け取り、その受け取った前記通信パラメータ情報に基づき、各機器間で行われるデータの送受関係を示すコネクション情報を生成する処理、
その生成した前記コネクション情報を直接または間接的に各機器に対してダウンロードする処理、を
コンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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