JP4113106B2 - 性能測定装置および性能測定方法 - Google Patents
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Description
(第1の問題点)
測定条件を定義するオペレータは、ベンチマークを実行しようとする度に測定条件を毎回定義しなければならず、新たな測定条件の入力作業や修正作業を行わなければならなかった。
測定条件を定義する際、測定対象である情報処理システム(情報処理システムのアプリケーション)毎に異なる測定条件の定義が行われていた。例えば、情報処理システムとしてメールサーバの性能を測定する場合には、送受信される電子メールのデータサイズや、アクセスするユーザ数、およびユーザのアクセス頻度等の測定条件を定義していた。また、ウェブサーバの性能を測定する場合には、同時アクセス数、ユーザに提供する1つのコンテンツのデータサイズや、アプレットおよびサーブレットの有無等の測定条件を定義していた。
上記第1の問題点にて述べたように、異なる複数の条件でのベンチマークを実行するには、条件の一部分のみを変更した測定条件であっても、測定条件の各項目に対する入力作業を繰り返し行わねばならず、作業効率が非常に悪いとともに、オペレータによる測定条件の入力間違い等を引き起こしてしまうことがあった。変更された測定条件の異なる部分のみを再入力するようにしたとしても、測定条件の組み合わせが多くなると、再入力すべき測定条件を直し忘れたり、ある測定条件の入力を忘れてしまったりすることがあった。
図1は、本発明の実施形態による性能測定装置を適用したベンチマークテスト制御装置を備えるベンチマークテストシステムの一構成例を示すブロック図である。なお、図1においては、クライアント・サーバ型システムの1つであり、電子メールの送受信を行うメールシステムの性能を測定するベンチマークテストシステムを一例として示している。
メールサーバ103は、情報処理システム102にて電子メールを送受信したり、電子メールの管理を行ったりするものである。また、メールサーバ103は、ベンチマーク制御装置101からの指示に応じて、自らが有するCPUの数、メモリサイズ等のハードウェア構成を変更したり、テストパターン(測定条件)が変わる毎にベンチマークでの測定結果(CPU稼働率等のリソース情報)をベンチマーク制御装置101に供給したりする。
ユーザインタフェース部200は、ユーザインタフェース生成部202を有するユーザインタフェース制御部201と、例えばディスプレイのような表示装置を備えた表示部203と、例えばキーボードやマウスのような入力装置を備えた入力部204とにより構成される。
サーバ制御部221は、管理部210内のテストパターン制御部211から実行するテストパターンのパラメータファイルが供給され、ベンチマークを実行する際、供給されたパラメータファイルに基づいて、ハードウェア構成や初期状態設定等をメールサーバ103に指示する。
結果収集部225は、1つのテストパターンのベンチマークが終了する毎に、メールサーバ103およびクライアント端末104からベンチマークの実行結果(CPU稼働率、処理応答時間等)を収集し、管理部210内の結果記憶部215に供給し記憶させる。
図3は、図1に示すベンチマークテストシステムの処理動作を示すフローチャートである。
ステップS303にて、オペレータは、表示部203に表示された条件入力画面に従い入力部204を用いて、ベンチマークのパラメータの追加、削除を行ったり、パラメータの設定値を入力したりする。そして、パラメータの追加、削除、およびパラメータの設定値の入力が完了すると、パラメータおよび入力された設定値が管理部210内のテストパターン制御部211に供給される。
なお、図4においては、ベンチマークのパラメータの設定値を入力した条件入力画面を示している。
図5に示すように、テストパターン選択画面では、各パラメータ群にて設定された条件パターンの全ての組み合わせ、すなわち全テストパターンが、複数のパラメータ群を適当に組み合わせることで、X系列の条件パターンとY系列の条件パターンとに2次元化して表示される。図5においては、一例として図4におけるクライアント条件の条件パターン(3通り)をX系列の条件パターンとし、サーバ条件、トランザクション条件およびワークロード条件の条件パターンを組み合わせた条件パターン(12通り)をY系列の条件パターンとして示している。
ベンチマーク実行処理では、まず、ステップS601にて、テストパターン制御部211は、入力された条件パターンに基づいて作成された全テストパターンのリストから1つのテストパターンを選択する。ステップS601でのテストパターン制御部211によるテストパターンの選択は、全テストパターンのリストにおいて、以前に選択していないテストパターンを1つずつ選択していく。
図7(A)は、ベンチマークを実行したテストパターン毎に測定結果を表示する結果表示画面の一例を示す図である。
また、本発明をネットワーク環境で利用するべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュータで実行されるようになっていても良い。
すなわち、CPU801は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM802、あるいはHD811、あるいはFD812から読み出して実行することで、本実施形態での動作を実現するための制御を行う。
KBC805は、KB809や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC806は、CRT810の表示を制御する。
DKC807は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、および本実施形態における上記処理プログラム等を記憶するHD811およびFD812とのアクセスを制御する。
NIC808はネットワーク813上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
102 情報処理システム(メールシステム)
103 メールサーバ
104 クライアント端末
105 ネットワーク
200 ユーザインタフェース部
201 ユーザインタフェース制御部
202 ユーザインタフェース生成部
203 表示部
204 入力部
210 管理部
211 テストパターン制御部
212 テストパターン生成部
213 パラメータファイル生成部
214 測定条件ファイル格納部
215 結果記憶部
220 実行制御部
221 サーバ制御部
222 クライアント制御部
223 実行制御データ出力部
224 プロセス制御部
225 結果収集部
Claims (9)
- 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理システムの性能を測定する性能測定装置であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示手段と、
上記表示手段により表示された上記条件入力画面に従って、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力する入力手段と、
上記入力手段で入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成手段と、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理システムの構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成手段と、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理システムの構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理システムの性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御手段とを備え、
上記条件入力画面は、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスを提供する第1の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスの提供を受ける第2の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割されるとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目が設定され、且つ上記パラメータの同じ項目に複数の設定値が入力可能であることを特徴とする性能測定装置。 - 上記所定のサービスに関する入力部分には、サービスのトランザクションに関する条件入力部分と、サービスのワークロードに関する条件入力部分とが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の性能測定装置。
- 上記パラメータは、上記情報処理システムを構成する情報処理装置のハードウェアおよびソフトウェアの構成を設定するためのデータであることを特徴とする請求項1または2に記載の性能測定装置。
- 上記テストパターン生成手段により生成された全てのテストパターンのなかから上記情報処理システムの性能試験を実行するテストパターンを選択する選択手段をさらに備え、
上記試験実行制御手段は、上記選択手段により選択されたテストパターンに基づく上記情報処理システムの性能試験だけを実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の性能測定装置。 - 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理装置の性能を測定する性能測定装置であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示手段と、
上記表示手段により表示された上記条件入力画面に従って、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力する入力手段と、
上記入力手段で入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成手段と、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理システムの構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成手段と、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理装置の構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理装置の性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御手段とを備え、
上記条件入力画面は、上記所定のサービスを提供する情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記情報処理装置からサービスの提供を受ける情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割されるとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目が設定され、且つ上記パラメータの同じ項目に複数の設定値が入力可能であることを特徴とする性能測定装置。 - 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理システムの性能を測定する性能測定方法であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示ステップと、
表示された条件入力画面を介して、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力を受ける入力ステップと、
上記入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成ステップと、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理システムの構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成ステップと、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理システムの構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理システムの性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御ステップとを有し、
上記条件入力画面は、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスを提供する第1の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスの提供を受ける第2の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割して、上記条件入力画面を上記所定のサービスに関わらず共通の形式にするとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目を設定したうえで上記パラメータの同じ項目に複数の設定値を入力可能に条件入力画面に表示したことを特徴とする性能測定方法。 - 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理システムの性能を測定する性能測定方法であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示ステップと、
上記表示ステップにて表示された上記条件入力画面を介して、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力を受ける入力ステップと、
上記入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成ステップと、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理システムの構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成ステップと、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理システムの構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理システムの性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御ステップとを有し、
上記条件入力画面は、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスを提供する第1の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、少なくとも1つの情報処理装置からなり上記所定のサービスの提供を受ける第2の情報処理装置群のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割されるとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目が設定され、且つ上記パラメータの同じ項目に複数の設定値が入力可能に条件入力画面に表示することを特徴とする性能測定方法。 - 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理装置の性能を測定する性能測定方法であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示ステップと、
表示された条件入力画面を介して、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力を受ける入力ステップと、
上記入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成ステップと、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理装置の構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成ステップと、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理装置の構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理装置の性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御ステップとを有し、
上記条件入力画面は、上記所定のサービスを提供する情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記情報処理装置からサービスの提供を受ける情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割して、上記条件入力画面を上記所定のサービスに関わらず共通の形式にするとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目が設定され、且つ上記パラメータの同じ項目に複数の設定値を入力可能に条件入力画面に表示したことを特徴とする性能測定方法。 - 入力されたパラメータに基づいて、所定のサービスを提供する情報処理装置の性能を測定する性能測定方法であって、
上記パラメータを入力するための条件入力画面を表示する表示ステップと、
上記表示ステップにて表示された上記条件入力画面を介して、上記パラメータをパラメータ群毎にグループ化した条件パターンとして入力を受ける入力ステップと、
上記入力された条件パターンを基に互いに異なる項目の設定値からなる1組の設定値群を1つのテストパターンとして、入力された条件パターンの全ての組合せについて生成して格納手段に格納するテストパターン生成ステップと、
上記テストパターン毎に、当該テストパターンで性能試験を行うための上記情報処理装置の構成を設定するためのパラメータファイルを全てのテストパターンに対応して生成して格納手段に格納するパラメータファイル生成ステップと、
上記格納手段に格納されたテストパターンのうち以前に選択していない上記テストパターンを選択し、選択されたテストパターンに対応するパラメータファイルを上記格納手段から読み出して、読み出したパラメータファイルに従って上記情報処理装置の構成変更指示を行った上で構成変更された上記情報処理装置の性能試験を実行する処理を選択可能なテストパターンがなくなるまで繰り返し行う試験実行制御ステップとを有し、
上記条件入力画面は、上記所定のサービスを提供する情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記情報処理装置からサービスの提供を受ける情報処理装置のハードウェアに関する入力部分と、上記所定のサービスに関する入力部分とに分割されるとともに、上記所定のサービスに関する入力部分は、サービスの内容に応じて入力項目が設定され、且つ上記パラメータの同じ項目に複数の設定値が入力可能に条件入力画面に表示することを特徴とする性能測定方法。
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