JP2000257753A - 管の内面接合方法およびそのための治具 - Google Patents
管の内面接合方法およびそのための治具Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L1/00—Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water
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Abstract
が大きくても接合治具の取り扱いが容易で、しかも新た
に接合する管の開口部を広く開くことができるようにす
る。 【解決手段】 既設の管の端部の外周に形成されたカラ
ーの内部に新たな管3の接合端部を挿入して両管を互い
に接合するに際し、この新たな管3における接合端部と
は反対側の端部5に、この反対側の端部5の端面6に接
する押圧部22と、この反対側の端部5の外周に形成さ
れたカラー2の先端部に引っ掛かるフック部23とを備
えた接合治具21を装着して、この接合治具21を管内
における既設の管側から牽引する。
Description
よびそのための治具に関する。
設の管の端部の外周に形成されたカラーの内部に新たな
管の接合端部を挿入して両管を互いに接合するようにし
た、カラー形式の継手構造を持つ樹脂管がある。この種
の樹脂管のうち、FRPM管のような口径の大きな樹脂
管は、内面から接合されることが多い。
内面接合方法を示すものである。ここで、1は既設の管
であり、水平方向に敷設されている。この管1は、その
端部の外周にカラー2が管軸方向に突出した外ばめ状態
で形成されている。また3は新たな管であり、既設の管
1のカラー2に挿入される接合端部4を一端側に有する
とともに、反対側の端部5の外周には同様のカラー2を
有している。6は端部5の端面であり、カラー2の内周
側に形成されている。
る際には、管内における既設の管1、1どうしの接合端
部4と端部5との隙間7に接合装置8を引っ掛ける。こ
の接合装置8は、移動用の車輪9を有した台車構造のも
のとされ、管2の内部を管軸方向に自由に移動可能であ
る。また、新たに接合する管3の端面6に接合治具10
を装着する。この接合治具10は、棒状または板状に形
成され、管3の径方向に沿った方向に配置されて、その
一端および他端がそれぞれ端面6に接した状態で装着さ
れる。そして、接合装置8と接合治具10との間にワイ
ヤ11をわたし、このワイヤ11によって接合治具10
に引き込み力を作用させて牽引することで、新たな管3
を既設の管1に向けて移動させ、新たな管3の接合端部
4を既設の管1のカラー2の内部に挿入する。12はシ
ールパッキンであり、新たな管3の接合端部4の外周に
取り付けられて、カラー2の内周と接合端部4の外周と
の間をシールする。
を用いている理由は、この新たな管3のカラー2に引き
込み力を作用させると、このカラー2における特に端部
5への取付け部に異常を生じる場合があるためである。
管の場合には、接合治具10も大きくなってその重量が
大きく、したがって取り扱い不便であるうえに、図示の
ように新たな管3の開口部における径方向に沿った方向
に装着されることで、作業者が管3への出入りを行いに
くくなるという問題点がある。
して、接合する管の口径が大きくても接合治具の取り扱
いが容易で、しかも新たに接合する管の開口部を広く開
くことができるようにすることを目的とする。
本発明は、既設の管の端部の外周に形成されたカラーの
内部に新たな管の接合端部を挿入して両管を互いに接合
するに際し、この新たな管における前記接合端部とは反
対側の端部に、この反対側の端部の端面に接する押圧部
と、この反対側の端部の外周に形成されたカラーの先端
部に引っ掛かるフック部とを備えた接合治具を装着し
て、この接合治具を管内における既設の管側から牽引す
るものである。
させる際に、この新たな管における接合端部とは反対側
の端部に装着されるとともに、管内における既設の管側
から牽引されることによって、新たな管の接合端部を既
設の管の端部の外周に形成されたカラーの内部に挿入さ
せるための治具が、前記新たな管の反対側の端部の端面
に接する押圧部と、この反対側の端部の外周に形成され
たカラーの先端部に引っ掛かるフック部とを備えたもの
である。
新たな管の端部の端面に接する押圧部と、この端部の外
周に形成されたカラーの先端部に引っ掛かるフック部と
を備えているだけで足り、この新たな管の端面とそのカ
ラーの先端部における周方向の一部分に装着するだけで
よいため、新たな管の開口部における径方向にわたって
装着する必要がなく、したがって小形かつ軽量に構成で
きて取り扱いが容易であり、また新たな管の開口部が広
く開くことによって良い作業環境を得ることが可能とな
る。
合される水平方向の新たな管であり、図4に示したもの
と同様の構成であって、カラー2と、このカラー2が外
ばめ状態で固定されている端部5と、その端面6とを有
する。21は本発明にもとづく接合治具で、管3のカラ
ー2および端部5の周方向に沿って互いに180度の間
隔をおいた二箇所の位置、すなわち水平な管径方向に沿
った二箇所の位置に、それぞれ装着されている。11は
ワイヤである。
す。この接合治具21は、フック構造とされて、押圧部
22とフック部23とを備えている。押圧部22は、管
3の端面6に接するように構成されて、この端面6に、
管3に対し管軸方向に作用する既設の管への引き込み力
Fを付与させることが可能である。そして押圧部22
は、強度上の問題なく引き込み力Fを付与させることが
できるように、管3の径方向および周方向に沿ってそれ
ぞれ適当寸法を有するように構成されている。フック部
23は、カラー2の先端開口部に引っ掛かるように構成
されている。ただし、このフック部23は、図示のよう
にカラー2に対し管径方向にのみ引っ掛かり、管軸方向
には引っ掛からないように構成されている。また接合治
具21には、押圧部22よりも管径方向に沿った内側の
位置、すなわち端部5における管壁よりも管内側の位置
に、管3の内部に通されたワイヤ11を接続するための
ワイヤ接続部24が設けられている。このワイヤ接続部
24は、ボルト・ナットなどによって構成することがで
きる。
設の管と接合する際には、上述のように一対の接合治具
10を管3における水平な径方向に沿った二箇所の位置
に装着し、押圧部22を端面6に接触させるとともに、
フック部23をカラー2の先端開口部に引っ掛ける。そ
して、接続部24にワイヤ11を接続して、このワイヤ
11を既設の管の方へ引っ張る。
によって押圧部22が管3の端部5を押し、それによっ
て管3を既設の管1に向けて移動させ、両者を接合させ
ることができる。このとき、接続部24が押圧部22よ
りも管径方向の内側に位置するため、ワイヤ11による
牽引を行うとそれにもとづくモーメントが作用し、押圧
部22が管径方向の内向きの方向Dに回転移動しようと
するが、フック部23がカラー2の先端部に引っ掛かっ
ているため、このような回転移動の発生が防止され、し
たがって押圧部22が端面6から離脱することが防止さ
れる。しかも、フック部23は単にカラー2に引っ掛か
っているだけであり、カラー2の端面には接していない
ため、カラー2には引き込み力が伝達されず、したがっ
てその付け根の部分に異常が発生することも防止され
る。
の図3の接合治具21は、カラー2の内周にシールパッ
キン12が取り付けられた構成の管3に適用できるもの
で、。フック部23におけるシールパッキン12に対応
する部分に、このシールパッキン12を避けるための切
欠部25が形成されている。このように、押圧部22と
フック部23とを備えた一対の接合治具21を、管3に
おける周方向の二箇所の位置すなわちたとえば上述のよ
うに水平な径方向に沿った二箇所の位置に装着して、そ
れぞれをワイヤ11で牽引すればよいので、接合治具を
新たな管3の開口部における径方向にわたって装着する
必要がなく、したがって小形かつ軽量に構成できて取り
扱いが容易であり、また新たな管3の開口部が広く開く
ことになって良い作業環境を得ることができる。
を管3における水平な径方向沿った二箇所の位置に装着
したものを例示したが、これに代えて、たとえば垂直な
径方向に沿った二箇所の位置に装着することもできる。
また、管3の周方向に沿った三箇所以上の位置に装着す
ることもでき、可能であれば一箇所の位置に装着しただ
けの状態で作業することもできる。
の端部の外周に形成されたカラーの内部に新たな管の接
合端部を挿入して両管を互いに接合するに際し、この新
たな管における前記接合端部とは反対側の端部に、この
反対側の端部の端面に接する押圧部と、この反対側の端
部の外周に形成されたカラーの先端部に引っ掛かるフッ
ク部とを備えた接合治具を装着して、この接合治具を管
内における既設の管側から牽引するため、接合治具は、
新たな管の端部の端面に接する押圧部と、この端部の外
周に形成されたカラーの先端部に引っ掛かるフック部と
を備えているだけで足り、この新たな管の端面とそのカ
ラーの先端部における周方向の一部分に装着するだけで
よいため、新たな管の開口部における径方向にわたって
装着する必要がなく、したがって小形かつ軽量に構成で
きて取り扱いが容易であり、また新たな管の開口部が広
く開くことによって良い作業環境を得ることができる。
図である。
である。
示す図である。
た管の接合作業を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 既設の管の端部の外周に形成されたカラ
ーの内部に新たな管の接合端部を挿入して両管を互いに
接合するに際し、この新たな管における前記接合端部と
は反対側の端部に、この反対側の端部の端面に接する押
圧部と、この反対側の端部の外周に形成されたカラーの
先端部に引っ掛かるフック部とを備えた接合治具を装着
して、この接合治具を管内における既設の管側から牽引
することを特徴とする管の内面接合方法。 - 【請求項2】 既設の管に新たな管を接合させる際に、
この新たな管における接合端部とは反対側の端部に装着
されるとともに、管内における既設の管側から牽引され
ることによって、新たな管の接合端部を既設の管の端部
の外周に形成されたカラーの内部に挿入させるための治
具であって、前記新たな管の反対側の端部の端面に接す
る押圧部と、この反対側の端部の外周に形成されたカラ
ーの先端部に引っ掛かるフック部とを備えたことを特徴
とする管の内面接合治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06415199A JP3724971B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 管の内面接合方法およびそのための治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06415199A JP3724971B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 管の内面接合方法およびそのための治具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000257753A true JP2000257753A (ja) | 2000-09-19 |
JP3724971B2 JP3724971B2 (ja) | 2005-12-07 |
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JP06415199A Expired - Fee Related JP3724971B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 管の内面接合方法およびそのための治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3724971B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017003039A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 積水化学工業株式会社 | 管接続用治具及び管接続方法 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP06415199A patent/JP3724971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017003039A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 積水化学工業株式会社 | 管接続用治具及び管接続方法 |
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JP3724971B2 (ja) | 2005-12-07 |
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