JP2000255983A - タワークレーンのマストヘッド装着に関する方法と装置 - Google Patents

タワークレーンのマストヘッド装着に関する方法と装置

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JP2000255983A
JP2000255983A JP2000019350A JP2000019350A JP2000255983A JP 2000255983 A JP2000255983 A JP 2000255983A JP 2000019350 A JP2000019350 A JP 2000019350A JP 2000019350 A JP2000019350 A JP 2000019350A JP 2000255983 A JP2000255983 A JP 2000255983A
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JP
Japan
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jib
receiver
counter
mast
assembly
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Pending
Application number
JP2000019350A
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English (en)
Inventor
Michel Lissandre
ミシエル リサンドル
Yves Millet
イベ ミレー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Manitowoc Crane Group France SAS
Original Assignee
Potain SA
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/18Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
    • B66C23/26Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes for use on building sites; constructed, e.g. with separable parts, to facilitate rapid assembly or dismantling, for operation at successively higher levels, for transport by road or rail
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C21/00Cable cranes, i.e. comprising hoisting devices running on aerial cable-ways

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術の欠点を回避した、種々のタワークレ
ーンにおける、回転部分の構成部品を装着する方法及
び、装置を提供すること。 【解決手段】本発明は、タワークレーンの回転部分のマ
ストヘッドへの取付に関する。カウンタージブ(8)、カ
ウンタージブのタイロッド(19)及び別々の二つの部分で
作られたジブ受部の後方部分(22)から形成される第一組
立体を、地上であらかじめ組み立て、次いで持ち上げて
回動軸又はマストキャブ(10)の上に(18において)ビ
ン留めして組み立て、回転リンクロッド(48)を用いて一
時的にその場に保持する。ジブ(6)、ジブのタイロッド
(13,14)及びジブ受部の前方部分分(21)から形成される
別の組立体もまた、地上であらかじめ組み立て、次いで
持ち上げて回動軸又はマストキャブ(10)の上に(77に
おいて)ビン止めして組み立てる。ジブ受部(5)の前方
部分(21)及び後方部分(22)のそれぞれの頂部(28,47)を
次いで一時的ピン留めにより共に軸(78)に沿って接合
し、続いて軸(79)に沿って最終的にピン留めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タワークレーンの
回転部分の構成要素を取付ける方法及装置に関するもの
で、さらに詳細にはタワークレーンのマストヘッドの建
造及び装着に関する。
【0002】
【従来の技術】建築作業現場、または土木建築作業現場
で使用される重負荷クレーンは概して「頂部転回」し、
即ち、その高さが追加マスト要素によって調整可能な静
止マスト及び垂直軸線周りに配向可能であり、かつデリ
バリージブ及びカウンタ重りの支持体を構成するカウン
タジブとを備える回転頂部部品を有する。
【0003】さらに詳細には、このようなクレーンの回
転部分は通常、「ジブ受部」としても知られるマストヘ
ッドによって包囲された回動軸を含み、ジブ及びカウン
タジブはマストヘッドの各側面に載置される。ジブはジ
ブ受部の前面にその後方端部で関節で接合され、ジブ受
部の頂部をジブの一箇所にそれぞれ傾斜して接続するジ
ブタイロッドの一個又は多数のラインによって、ほぼ水
平な姿勢で保持される。同様に、カウンタジブはジブ受
部の後フェースに、その前方端部で関節で接合され、ジ
ブ受部の頂部をカウンタジブの一箇所にそれぞれ傾斜し
て接続するカウンタジブタイロッドの一個又は多数のラ
インによって、ほぼ水平な姿勢で保持される。
【0004】欧州特許出願番号EP0 635 450 A1には、本
出願の名称で、このようなタワークレーンのデリバリー
ジブ及びジブを取付ける方法が記載されている。この方
法によれば、ジブ要素を地上でそれらのジブタイロッド
に位置合わせし組立て、その後、ジブタイロッド、及び
多分カウンタジブのそれらもモービルクレーンなどの補
助巻上げギアを使用して、上昇させかつ位置合わせす
る。次に、同じ装置を使用して、タイロッドのラインの
自由端部がマストヘッド頂部に正しく提供されるように
ジブまたはカウンタジブ全体をタイロッドと共に持上
げ、上記取付けマストヘッドまで持って来て、このよう
にしてタイロッドをマストヘッド頂部に直接ピン留めす
る。
【0005】欧州特許出願番号EP0 846 650 A1にも、本
出願の名称で、本明細書に出てくる種類のタワークレー
ンのジブ及びジブロッドを取付ける方法が記載されてい
る即ち;
【0006】−第1ステップでは、カウンタジブが既存
の取付けマストヘッドの基部に結合され、ストラップと
上記マストヘッド頂部間の持上げ滑車装置を形成する取
付けケーブルを使用してタイロッドが位置合わされるま
でこのストラップを上昇させ、タイロッドがマストヘッ
ド頂部に直接ピン留めされる。
【0007】−第2ステップでは、ジブタイロッドまた
はロッドを用いて同様に行い、即ち、ジブをカウンタジ
ブの反対側面のマストヘッドの基部にピン留めにより結
合し、ジブタイロッドまたはタイロッドの自由端部をマ
ストヘッドに一時的に取付けられた取付けストラップに
接続し、前記ストラップと上記取付けられたマストヘッ
ドの頂部との間の持上げ滑車装置をさらに形成する上述
の取付けケーブルを使用して、一個のロッド又は互いに
結合されたタイロッドが位置合わせされるまで、このス
トラップを持上げ、かつジブタイロッド及びタイロッド
をマストヘッド頂部にピン留する。
【0008】この方法は、始めにジブ要素を地上で配置
して組み立てることによって、且つカウンタジブを持ち
上げ、そして予め装着されたマストヘッドに対しジブを
持ち上げるため、補助巻上げギアを使用することよっ
て、実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この解決手段は、その
ジブが多くのタイロッドを有する高負荷タワークレーン
の場合、特に欧州特許出願番号EP0 635 450 A1よりも好
ましいことが解る。しかし、それでもなおある欠点が存
在する。
【0010】特に、文書、欧州特許出願番号EP0 846 65
0 A1による方法には、ジブとカウンタジブタイロッドを
配置し且つピン留めするため、補助ウインチ及び滑車装
置を有し、またはハンドウインチ及び滑車装置を有する
特別な電動化が必要とされることから、本方法を実行す
る装置における構造的な複雑さが結果として生ずるの
は、確実である。
【0011】ジブとカウンタジブタイロッドとを配置し
且つピン留めするために、必要な滑車装置をセットアッ
プするのにも時間がかかる。この方法では相対的に長期
間補助巻上げギアも繋なぎ、巻上げギアは主動作のため
のみでなく上述の滑車装置を使用して、カウンタジブタ
イロッド及びジブタイロッドを持上げる中間動作中も、
使用しなければならない。最後に、検討中の方法では、
補助巻上げギアによって一時的に保持されているクレー
ンのそれらの部品に沿って、移動しなければならないこ
とを含む操作に対するリスクが確実にある場合、実行す
べきいくつかの手動ピン留め組立動作「Up in the Ai
r」が必要とされる。
【0012】その上、この種の方法は3つの「パケッケ
ージ」、即ち「ジブ」組立体、「カウンタジブ」組立体
及び「滑車装置付ジブ受部」組立体としてクレーンの回
転部分が必燃的に伴なう。これは、回転部分の構成部品
を格納し搬送するための著しい大きさの空間、かつ補助
巻上げギアが三つの「パケッケージ」を引き続いて上昇
させる手段も必要とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの欠点を
回避するためセットアップし、従って、その目的は考慮
中の種類のタワークレーンにおいて、同時に下記項目を
可能にするタワークレーンの回転部分の構成部品を取付
ける方法及び、装置を提供することである:
【0014】−ここで考えられる部品を入れ子状に重ね
て収納するためにロックする、回転部分の構成部品を格
納し搬送するのに必要な容積の低減;
【0015】−特に、滑車装置の削除及び上記したこれ
らの動作に、専用のその電動化によるクレーン取付け作
業に対する具体的で明確な構成要素数及び補助部品の低
減;
【0016】−「Up in the Air」を行った回転部分の
構成要素要素の組立て作業の簡素化及び作業数低減、及
び特に主パッケージ数の低減による「Up in the Air」
を実行した取扱い作業数及び、組立作業数の低減に必要
な作業に対するこれら作業のより安全化;
【0017】−移動クレーンなどの補助取付けギアが使
用される時間の低減。
【0018】本発明による方法はその端部に、タワーク
レーンの場合では:
【0019】−地上での、カウンタジブ、そのタイロッ
ドまたはロッド及び二つの別々の部分、即ち前部分及
び、後部分とに形作られるジブ受部の後部部分とによっ
て形成された組立体の組立に際して、かつジブ、そのタ
イロッドまたはロッド及びジブ受部の前部分とによって
形成された地上での他の組立体の組立てに際しても;
【0020】−ハンドリングギアまたは巻上げギアを使
用して、カウンタジブ、そのタイロッドまたはロッド及
びジブ受部の後部分及びによって形成された予め建造さ
れた組立体を持上げる際に、かつ水平軸線に沿ってピン
留めすることにより、回動軸またはこの回動軸に接続さ
れたマストまたはマストキャブ要素のこの組立体の組立
に際し;
【0021】−ハンドリングギアまたは巻上げギアを使
用して、ジブ、そのタイロッドまたはロッド及びジブ受
部の前部分によって形成された予め建造された組立体を
持上げる際に、かつ水平軸線に沿ってピン留めすること
により、回動軸またはマストキャブのこの組立体の組立
に際して;かつ
【0022】−ジブ受部の前部分及び後部分のそれぞれ
の頂部を結合するため少なくとも一つのピンを使用する
際に;マストヘッドまたはジブ受部、その後方端部でジ
ブ受部の前面に関節で接合され、かつ一個又は多数のタ
イロッドによりジブ受部頂部に接続されるデリバリージ
ブ、及びその前方端部でジブ受部の後フェースに関節で
接合され、かつ1個又は多数のタイロッドによってジブ
受部頂部へ接続されるカウンタジブとを有するその回転
部分を基本的に構成している。
【0023】このように,本発明は始めにジブ受部を2
つの部品、即ち、前部分及び後部分とにそれぞれ分割す
ることを本質的に基本としており、前部分及び後部分と
により個別の組立体が地上で予め建造されるようにな
り、これらの組立体の1つはカウンタジブ及びジブ受部
の後部分を有し、他の組立体はジブ及びジブ受部の前部
分を有している。これらの2つの予め建造された組立体
はその後、順に持上げられ、ピン留めすることにより回
動軸またはマストキャップ頂部に組立てられる。ジブ受
部の2つの構成要素部品はそれらの上方位置でピン留め
によって一体に結合され、その結果最終的に完全な概観
上三角形または多角形に形成される(側面から見た場
合)。
【0024】好都合なことには、ジブ、そのタイロッド
またはロッド及びジブ受部の前部分とによって形成され
た組立体の地上での組立ては、ジブ受部の前部分の基部
を関節接合方法でジブルートの後方端部に接続すること
によって、かつジブを基準としてジブ受部の前部分の前
後ピボット運動を制限する手段によりジブ受部の前部分
をジブルートに接続することによっても行われる。この
ように,例えば、5゜程度の許された角度をもった移動
により、ジブ受部の前部分及び後部分の頂部を容易に接
続する最後の動作が行われる。
【0025】ある特定な実施の形態においては、ジブ、
そのタイロッドまたはロッド及びジブ受部の前部分とに
よって形成された組立体の地上での組立て作業も、ジブ
のタイロッドまたは各タイロッドのための、タイロッド
の後部分をジブ受部の前部分頂部へ取付けるステップ
と;同じタイロッドのそれの前部分をジブの中間点に取
付けるステップと;補助ハンドリングギアまたは巻上げ
ギアによって引張られた吊り鎖を使用して互いにに接近
するタイロッドの後部分及び前部分を一緒に持ってくる
るステップと;かつタイロッドの後部分の前方端部をタ
イロッドの前部分の後端部にピン留めするるステップ;
とを有する。
【0026】このように,タイロッドは地上で行われる
た作業によって一緒にピン留めされ、かつ位置合わせさ
れた位置にある。
【0027】カウンタジブ、そのタイロッドまたはロッ
ド及びジブ受部の後部分によって形成された組立体を持
上げる作業は、第1実施の形態に従って、ジブ受部の後
部分の基部に固着されかつこの後部分によって運ばれた
たわみ部材の上方を通過する前吊り鎖と、この組立体が
持上げられかつ回動軸またはマストキャブにピン留めさ
れ、カウンタジブのタイロッドまたはロッドが位置合わ
せされかつ整然としている間カウンタジブの構造体をほ
ぼ水平に保持するようにカウンタジブの構造体に固着さ
れた後吊り鎖とを有する吊り鎖を使用して、行うことが
できる。
【0028】上記のものとは別の形態である他の実施の
形態では、カウンタジブ、そのタイロッドまたはロッド
及びジブ受部の後部分によって形成された組立体を持上
げる作業は、ジブ受部の後部分の基部に固着されるが、
如何なる形態にもたわんでいない前吊り鎖と、カウンタ
ジブの構造体に固着された後吊り鎖とを有する吊り鎖で
あって、両吊り鎖はカウンタジブの構造体を水平に対し
て傾斜した姿勢に保持するのに適切な長さのものである
吊り鎖を使用して、この組立体が持上げられ、かつ回動
軸またはマストキャブにピン留めされ、タイロッドまた
はロッドがたるんだままになるような様式でカウンタジ
ブの後部分が後方にピボット運動する間に行われる:カ
ウンタジブ構造体は水平に戻され、かつ前記組立体が回
動軸またはマストキャブにピン留めされ終わった後、タ
イロッドまたはロッドは引張られる。
【0029】カウンタジブ及びジブ受部の後部分を有す
る組立体が先ず組立てられ、その後ジブ及びジブ受部の
前部分を有する組立体が組立てられるとすると、この方
法も好都合なことに、これらの組立体の第1を回動軸ま
たはマストキャブにピン留めした後、遊びをとって一時
的に接続を行い、ジブ受部の前部分頂部が前記後部分頂
部にピン留めされるのを待機している間、ジブ受部の後
部分を直立姿勢に保持することから成っている。クレー
ンの動作時には使用されない、遊びを有する一時的接続
はジブ受部の後部分頂部を回動軸またはマストキャブに
接続するリテーニングリンクロッド及びスロットを使用
して行うことができる。
【0030】ジブ、そのタイロッドまたはロッド及びジ
ブ受部の前部分によって形成された組立体を持上げる作
業は、好ましくはジブをほぼ水平に保持して吊り鎖を使
用して、それが回動軸またはマストキャブにピン留めさ
れような時間までその後、前部分頂部をジブ受部の後部
分頂部に遊びをとっておおよそピン留めするように、ジ
ブをこのピン留めに使用したピンの周りに幾分上方にピ
ボット運動させることにより行われる。次に、ジブ受部
の後部分を前方に持ってきながら、ジブを反対方向にピ
ボット運動させて確定ピン留めを実行する。さらに具体
的には、ジブの反対方向のピボット運動はそのより重い
重量を勘案してジブ受部の後部分を前方に持ってきて、
それによって前記後部分頂部の確定ピン留めのための穴
が、その中心がカウンタジブ及びジブ受部の後部分を回
動軸またはマストキャブにピン留めするため軸線に対応
する円の弧状部に沿って進むようになる。これと同じ時
間中、ジブ受部の前部分頂部の確定ピン留めのための穴
は、その中心がジブのピン留めしかつジブ受部の前部分
を回動軸またはマストキャブにピン留めする軸線に対応
する円の別の弧状部に沿って進む。これらの運動によ
り、ジブ受部の2つの部品頂部の確定ピン留めのための
穴は、これらのピン留め穴の幾何学上の始動位置に関係
なく、前述の円の2つの弧状部の交差部の点で共通軸線
を必らず見出し、このように、常に確定ピン留めを行う
ことができる。理解されるように、クレーンの動作時後
者がその機能を遂行できるように必要に応じて、この確
定ピン留めはジブ受部を補強する。
【0031】上記に特定した取付け方法を実行するた
め、本発明の別の対象は次の組合せで基本的に構成され
る装置である:
【0032】−硬く曲がらないように共に結合された直
立体を含みかつタングまたはヨークを有するそれらの下
方端部で嵌合され、ジブルートの後方端部に形成された
ヨークまたはタング及び回動軸またはマストキャブに形
成されたヨークまたはタングと協働するジブ受部の前部
分、
【0033】−前部分から分離可能でかつタングまたは
ヨークを有するそれらの下方端部で嵌合され、カウンタ
ジブの構造体の前方端部に形成されたヨークまたはタン
グ及び回動軸またはマストキャブに形成されたヨークま
たはタングと協働するジブ受部の後部分、及び
【0034】−これら2つの部品が共にピン留めされる
ようにタングまたはヨークなどの相補部材を有するそれ
らのそれぞれの頂部にも形成されるジブ受部の前部分及
び後部分。
【0035】この装置のある実施の形態によれば、ジブ
受部の前部分は、共に関節で接合された二つの等しくな
い部分から作られた支柱によってジブルートの後方部分
に接続され、ジブ受部の前部分の前後方向のピボット運
動を制限するように支柱部分の1つがマストルートを支
承する部材を含んでいる。
【0036】別の有利な備えは、ジブ受部の前部分及び
後部分の頂部に形成された相補タングまたはヨークはそ
れぞれ、遊びをとったおおよそのピン留め及びタング及
びヨークの確定ピン留めのための対応する前方及び後方
の穴を有している。
【0037】全体的に、本発明の対象であるタワークレ
ーンのマストヘッドを取付ける方法及び装置は、従来技
術を越える次の利点を有する:
【0038】−もはやジブのタイロッドを位置合わせし
ピン留めするための電動化(その電源と共に)及び滑車
装置、及び場合によってはカウンタジブを備える必要が
なく、従って簡略化及び節約がもたらされる。
【0039】−ジブタイロッドを位置合わせしピン留め
する滑車装置の使用を削除することにより、本発明には
予備取付け及び取付け作業の時間節約するだけの余裕も
ある。
【0040】−ジブ、タイロッドまたはロッド及びジブ
受部の前部分によって形成された組立体、及びカウンタ
ジブ、タイロッドまたはロッド及びジブ受部の後部分に
よって形成された組立体に特に関連する予備取付け作業
の多くは地上レベルで、従って軽負荷ハンドリングギア
を使用して全く安全に行われる。
【0041】−即ち、一方ではジブ、タイロッドまたは
ロッド及びジブ受部の前部分によって形成された組立
体、他方では、カウンタジブ、タイロッドまたはロッド
及びジブ受部の後部分によって形成された組立体の単に
2つの「パッケージ」が高負荷ハンドリングギアで引き
続き取扱う必要があるだけである(従来技術の解決策で
は3パッケージの代わりに)。
【0042】−高負荷ハンドリングギアを使用してこれ
ら2つの組立体を取扱う作業は必要とするものなく、こ
れらの作業間で一方の後に他方を直ぐ行ってジブ及びカ
ウンタジブタイロッドの持上げなどの他の中間作業を行
う;このように,高負荷ハンドリングギアが繋がってい
る時間は最小になる。
【0043】−なお行なわなければならないピン留め作
業、「Up in the Air」すべてが、クレーンのマストに
垂直方向にライン内で行なわれるため、特に巻上げギア
のみによって保持されるクレーンの部品に沿って高所で
その周りを移動しなければならない従事している人々へ
の危険なしで行うことができる。
【0044】−各々がほぼ平坦形状の2つの分離可能な
部品から作られる場合は、ジブ受部は搬送や格納のため
の最小量の空間を取る。
【0045】−各部分が交差部材によって接続された2
つの直立体を有する簡単な平坦格子である、ジブ受部の
2つの部分のこの構造体も、如何なる容積の大きい機械
的な固定組立体も避けて製造をより容易にする。
【0046】−ジブの後方端部と、ジブ受部の前部分の
基部とマストキャブ頂部間の接続は単一箇所であり、さ
らに詳細には、ピン留めの同一軸線に沿った箇所であ
り、それ故、単純な三角形を可能にし、それによって内
部曲げ部材をすべて避けている(対になっている)。
【0047】−同様に、カウンタジブの前方端部とジブ
受部の後部分の基部とマストキャブ頂部間の接続は単一
箇所であり、さらに詳細には、ピン留めの同一軸線に沿
った箇所であり、それ故、単純な三角形を可能にし、そ
れによって内部曲げ部材をすべて避けている(対になっ
ている)。
【0048】本発明は如何なる場合においても、例とし
て、タワークレーンのマストヘッドを取付けるこの方法
のいくつかの実施の形態を図示し、かつこの方法を実行
する装置のいくつかの実施の形態を描写する後尾に添付
した次の図式図面を参照して、説明の目的でより良く理
解されよう:
【0049】
【発明の実施の形態】いくらかの図面に文字A、B、C
などで指示された拡大詳細が示される。
【0050】図1に描写されたタワークレーンは既知の
方法で、静止または移動基部シャーシ1、静止ピボット
3及び垂直軸線周りに配向され、かつそれ自体がマスト
ヘッドまたは「ジブ受部」5を有する回転部分4に包囲
された高さを調整可能なマスト2、クラブ7が進むデリ
バリージブ6、及びつ後い重り9を支承するカウンタジ
ブ8を有する。考察される例では、ジブ受部5は「マス
トキャブ」として知られるマスト10の短かい部分の頂
部に置かれ、マストキャブは回転部分4及び運転者キャ
ブ11が取付けられる側面に属する。
【0051】それ自体も既知の方法で、ジブ6がいくつ
かの位置合わせされた要素から格子細工状に作られ、そ
の後方端部でジブ受部5の基部及びマストキャブ10に
関節で接合される第1の、いわゆる「ジブルート」要素
12が水平軸線に関して含まれている。ジブ6はほぼ水
平姿勢でジブ受部5の頂部15に両方とも接続され、か
つジブ6の2つの中間点16及び17(間隔をおいて配
置される)にもそれぞれ接続された2つの傾斜タイロッ
ド13及び14によって保持される。タイロッド13及
び14それ自体が各々共に関節で接合されたいくつかの
連続する要素から形成されており、このように,「タイ
ロッドのライン」としても知られている。
【0052】カウンタジブ8はマストヘッド5に対して
ジブ6に対して反対側に配置され、カウンタジブ8の前
方端部は、水平軸線18の周りにジブ受部5の基部かつ
マストキャブ10に関節で接合される。このカウンタジ
ブ8は本明細書では、ほぼ水平姿勢で二重傾斜タイロッ
ド19によって保持され、タイロッド19はカウンタジ
ブ8の構造体の後方部分の2つの対称点20をジブ受部
5の頂部15へ接続している。タイロッド13及び14
のように、カウンタジブタイロッド19は共に関節で接
合されたいくつかの連続する要素から作られいる。カウ
ンタジブ8も格子細工構造を有する(図2をご覧下さ
い)。
【0053】ジブ受部5は、取外し可能でかつ互いに分
離可能な、即ち、図2の互いに分離した状態で描写され
た前部分21及び後部分22である2つの部品から成っ
ている。組立位置では、前部分21及び後部分22がジ
ブ受部5の頂部15で収斂する。
【0054】ジブ受部5の前部分21はジブ6と、さら
に詳細には、ジブルート12と関連する。この前部分2
1は、それらの頂部で共に結合されかつそれらの基部及
び中間高さで2つの水平交差部材24及び25によって
それぞれ共に接続された2つの収斂直立体23を有す
る。2つの直立体23の下方端部は各々がピン留め穴2
7で穴を開けられた、それぞれのタング26を有する。
2つの直立体23の互いに接近する上方端部は、一方が
前方穴で他方が後方穴である2つの穴29及び30で穴
を開けられた組立られた別のタング28である。
【0055】ジブルート12の後方端部には、各側面に
ヨーク31、ジブ受部5の前部分21の下方タング26
の1つを取り込む下方に面する開口が含まれている。
【0056】これらのタング26の各々のボス32、及
び安全ピン33(図3の詳細を参照)は各ヨーク31が
対応するタング26から外れるのを防止する。
【0057】さらに図2及び3を参照して、ジブ受部5
の前部分21は中間軸線37周りに互いに関節で接合さ
れる二つの等しくない部分35及び36から成っている
支柱34によってジブルート12にも接続される。より
長い第一部分35はジブ受部5の前部分21の交差部材
25に接続されたヨーク38へ一つの端部で関節で接合
される;その他端では、それはジブルート12の頂部部
材40に静止するように意図された支承プレート39を
有する。より短い第2部分36はジブルート12の頂部
部材40の後方端部に軸線41周りに関節で接合され
る。図3では、支柱34は折り畳まれた姿勢で描写され
ていて、その姿勢でジブ受部5の前部分21の前方回動
運動を制限する。折り畳まれた姿勢で、同じ支柱34は
ジブ受部5の前部分21の後方回動運動を制限する。ジ
ブ受部5の前部分21の二つの制限姿勢間の角度は5゜
の程度のものである。
【0058】ジブ受部5の後部分22はカウンタジブ8
に関連する。この後部分22はそれらの頂部で共に結合
されかつ2つの水平交差部材43及び44によってそれ
らの基部及び中間高さでそれぞれ共に接続された2つの
収斂する主直立体42を有する。2つの直立体42の下
方端部は各々が開口45で穴を開けられたそれぞれのタ
ング45を有する。各々が一方が前方のドリル穴であり
他方は後方のそれである2つのドリル穴を有する分岐体
である、2つの直立体42の互いに接近する上方端部は
ヨーク47で組立てられる。ジブ受部5の後部分22
も、ヨーク47の下でそれらの上方端部で関節で接合さ
れた2つのリテーニングリンクロッド48を有する。リ
テーニングリンクロッド48の下方端部はヨーク49を
支承する。
【0059】カウンタジブ8の前方端部には、各側面
に、ジブ受部5の後部分22の下方タング45の1つを
取り込む下方に面する開口を有するヨーク50が含まれ
ている。これらのタング45の各々のボス51、及び安
全ピン52は各ヨーク45が対応するタング45から外
れるのを防止する−図2及び4を参照。
【0060】特定の実施の形態(図10を参照)では、
ジブ受部5の後部分22は、主直立体42に関節で接合
されかつハンドリング吊り鎖 の附属装置の箇所の心違
いを補償するようにされたストラップ53を有する。
【0061】任意に、ジブ受部5の後部分22は、交差
部材44に関節で接合された少なくとも1つの接続バー
81を有する。一旦クレーンが十分組立てを終了し、ジ
ブ受部5の前部分21と後部分22間の接続を強化する
トライアンギュレーション・バーとして作用したら、こ
のバーはジブ受部の前部分21に取付けられる。
【0062】再び図2において、マストキャブ10はそ
の頂部に、マストキャブの2つの側面にそれぞれ配置さ
れかつ前方に面する2つのヨーク54、マストキャブの
2つの側面にそれぞれ配置されかつ後方に面する2つの
ヨーク55、及びマストキャブの2つの側面にそれぞれ
配置されかつ上方に面する2つのラグ56とを有する。
マストキャブ10の2つの前ヨーク54はジブ受部5の
前部分21の下方タング26及びジブルート12の後方
ヨーク31を取り込むようになっている。マストキャブ
10の2つの前ヨーク55はジブ受部5の後部分22の
下方タング45及びカウンタジブ8の前方ヨーク50を
取り込むように意図されている。最終的に、マストキャ
ブ10の各々がスロットで穴を開けられた2つのラグ5
6はジブ受部5の後部分22のリテーニングリンクロッ
ド48の下方ヨーク49を取り込むように意図されてい
る。
【0063】確定的に組立られた状態で、ジブ受部5の
後部分22の上方ヨーク47が同じジブ受部の前部分2
1の上方タング28を取り込み、これら2つの要素のネ
ステイング(→重ねて収納できる)がマストヘッドの頂部
15の領域を描写する図5に図示されていることも留意
されよう。
【0064】タワークレーンを取付ける手順を次に説明
する。
【0065】第1ステップは、軽負荷ハンドリング装置
を使用した地上でのカウンタジブ8の要素及び関連部品
の組立てである(4トン以下かまたはそれに等しい最小
負荷)。その後、カウンタジブ8の二重タイロッド19
の要素をカウンタジブ8、二重タイロッド19及び前記
後部分22により形成された概観上三角形の構造体を形
成するように、ジブ受部5の後部分22のまま所定位置
に置く。
【0066】第2ステップは、なお軽負荷ハンドリング
装置を使用した地上でのジブ6の要素及び関連部品の組
立てである。ジブ6の相次ぐ要素を互いに配置し組立
て、かつクラブ7も嵌合させる。ジブ受部の前部分21
をその支承プレート39のそばのジブルート12の頂部
部材40上に折り畳まれかつ静止するその支柱34と共
に持ってくる。ジブ8のタイロッド13及び14の2ラ
インも取付ける:これらタイロッド13及び14の後部
品13aまたは14aをジブ受部の前部分21頂部に配
置されたタング28の前方穴29周りに形成されたボス
83の上でつかまえた、クランプ部材によりつかまえた
姿勢で保持されている二重リンクロッド82で結合する
(図5を参照)。各タイロッド13及び14の、前部分
からまだ分離している、前部品13b及び14bをジブ
6の頂部部材40に箇所16または17で接続する。図
6の拡大詳細図A及びBに示すように、より長いタイロ
ッド14のため、後部品14aの前端部にはヨーク57
があり、かつこのタイロッドの前部品14bの後端部に
はタング58が好ましくはスロットと共にあるか、また
はその逆である。
【0067】ロッド14のラインの後部品14aの前端
部に取付けられた、頂部部材40に沿って回転可能なロ
ーラー59も存在する。
【0068】互いに密接するジブ6の各タイロッド13
及び14の2つの部品を持ってくるため、2つの移動可
能なプーリー61の上及び前述のハンドリングギアのフ
ック62の上を通過する吊り鎖60を使用できる−図6
の詳細図を参照。
【0069】吊り鎖60を使用して、上方タイロッド1
4のラインのより長い方の2つの部品14a及び14b
を先ず近くに寄せ集め、これらの部品をヨーク57をピ
ン接続することによりタング58及び遊びしろを残した
スロットに共にピン留めする−図7を参照。
【0070】その後、同じ吊り鎖60及び同じプーリー
61を使用して、タイロッド13の下方ラインのより短
い方の2つの部品13a及び13bを近くに寄せ集め、
これらの部品も最後に共にピン留めする−図8を参照。
【0071】これまで説明した作業はすべて地上で行う
ものである。
【0072】次のステップは、概して図9に図示したよ
うに、高負荷リフテングギア(例えば、10トンに等し
いかまたはそれ以上の最大使用負荷及び適当な吊り鎖を
使用して、カウンタジブ8、二重タイロッド19及びジ
ブ受部5の後部分22によって形成された組立体を取扱
ってこの組立体を持上げかつマストキャブ10の上にそ
れをもってくることである。
【0073】更にカウンタジブ8の前方端部及びジブ受
部5の後部22の基部は、水平軸18に沿ってマストキ
ャブ10にピン留めされる。図9の詳細Dが示すよう
に、ピン63がまたマストキャブ10の上部のジブ受部
56にジブ受部5の後部22の2つのリテーニングリン
クロッド48の下端部に位置するヨーク49をピン留め
するために用いられる。ジブ受部56に形成されたスロ
ット64の効果により、この結合が垂直方向の遊びを有
するので、従って固定された組立体は、スロット64の
一端にピン63が接触するまで、用いられるリフトギア
を用いて、軸18の周りに旋回することにより、最終的
には解除される。
【0074】このステップは、図10に説明されている
第1実施例中で、リフトギアの同一のホック67で吊る
されている、所定長の2つの前部スリング65及び2つ
の後部スリング66で製作されている一組の特別の目的
のスリングを用いて実施することができる。2つの前部
スリング65は、ジブ受部5の後部22の基部の点68
に取付けられ、オフセット締付点を構成するこのストラ
ップ53端部69を越えて片寄るように展開されたスト
ラップ53を通過する。2つの後部スリング66はカウ
ンタジブ構造8の後部に位置する対称点70に取付けら
れる。組立体が持上げられる時、カウンタジブ8の二重
タイロッド19は整列されてピンと張られ、カウンタジ
ブ8の構造はほぼ水平位置にとどまり、その位置はこの
組立体をマストキャブ10にピン留めする作業の間維持
される。
【0075】図11に説明されている第2実施例によれ
ば、問題の組立体は、特別の目的のスリングの他のセッ
トを用いて取扱われ、また所定の長さの2つの前部スリ
ング71及び2つの後部スリング72で製作されてい
る。2つの前部スリング71はジブ受部5の後部22の
基部の点68に取付けられ、この場合ホック67と締付
け点68の間のどの方向にも片寄ることはない。2つの
後部スリング72はカウンタジブ8の構造の後部に置か
れた点70に固定される。組立体が持上げられる時、2
つの前部スリング71は、ピン52によってジブ受部5
0に接触している位置にある、カウンタジブ8の構造に
関して後方にジブ受部5の後部22を旋回させ、その結
果、タイロッド19の線の要素73、74及び75が破
線を形成する。
【0076】カウンタジブ8の構造は、水平に対して非
常に大きな角度の、例えば15度又はそれ以上の角度を
形成するように取扱われる。カウンタジブ8の傾斜は、
マストキャブ10に組立体をピン留めする作業(前以っ
て規定されている)の間維持される。このピン留めを一
度行うと、カウンタジブ8は、それがほぼ水平位置に来
る迄、マストキャブ10にそれをピン留めするピン18
の周りに旋回し、二重タイロッド19の要素73、74
及び75は従って整列され、引っ張られる。図12〜1
4はカウンタジブ8、タイロッド又はロッド19及びシ
ャーシ1の後部分22によって形成される組立体及び組
立体の取扱いに関する第3の実施例を説明する。
【0077】図12は地上で行われる二重タイロッド1
9のピン留め操作を説明する。この操作に関し、ジブ受
部5の後部分22がカウンタジブ8の構造の前部の接合
部に設置され、軽負荷取扱いギアを用いてほぼ垂直な位
置に保持されている(例えば、わずかに後方に傾斜し、
その角度βは約87゜である)。
【0078】次に、図13に示されるように、同じ取扱
いギアが前方のジブ受部5の後部分22を前方傾斜位置
に傾斜させるために使用される(角度αは例えば約9度
に等しい)。そのギアが傾斜するように、ジブ受部5の
後部分22は、プリテンションをかけられた二重タイロ
ッド19をそれを用いて確保する。ジブ受部5の後部分
22のこの傾斜位置は、接合部に固定された後部ストッ
プによって維持され、タイロッド又はロッド19内のプ
リテンションを保持する(図13の詳細K参照)。
【0079】次に重作業リフトギア及び通常長さの前部
スリング71と後部スリング72、カウンタジブ8の構
造中に位置する夫々の固定点68、70を用いて、組立
体は図14に示されるように持ち上げられる。次いで、
重量の分布は、水平に対する6゜補助巻上げギアを、補
助巻上げギアを、補助巻上げギアを、のオーダーの傾斜
角δをカウンタジブ8に採用させる(ジブ受部5の後部
分22は約15゜に等しい角度δでそれ自身前方に傾斜す
る)。
【0080】前述のように、この最後の実施例では、ス
リング71、72を片寄らせる任意の部材が不要にな
る。カウンタジブの傾斜角αが6゜のオーダー以上であ
るものは、前述の実施例で達成した角度15度以上より
もここでは安全である。このより小さい角度αは、カウ
ンタジブ8を分解する時に、マストヘッドとマスト2へ
の水平負荷の導入を回避する。
【0081】次に、ジブ6、タイロッド13、14及び
ジブ受部5の前部分21で構成する組立体は重作業リフ
トギアを用いて取扱われ、この組立体は持上げられ、前
もって取付けられたカウンタジブ8を有する組立体の延
長上にマストキャブ10をもたらす。この操作は図15
に画かれ、リフトギアで用いられるスリングは76とし
て示されている。この操作中、図12の詳細Eで示され
るように、支柱34は折りたたまれたままである。2つ
のタイロッド13、14はゆるんだままである。ジブル
ート12の後部とジブ受部5の前部分21の基部は水平
軸77に沿ってマストキャブ10にピン留めされる。
【0082】更に、リフトギアが、マストキャブ10
(図15にその位置が示されている)にそれをピン留め
するピン77の周りに、少し上方にジブ6を旋回させる
ために用いられ、次いでジブ受部5の前部分21が後方
に旋回する。従って、ジブ受部5の前部分21のタング
28はジブ受部5の後部分22の頂部47に係合する。
図15の詳細Fで示されているように、タング28と頂
部47は舌部の後方孔30と頂部47の対応するドリリ
ングを挿通するピン78を用いて、遊びをもってほぼピ
ン留めされ、後方孔30の直径はピン78の直径より大
きい。
【0083】図16で示されている次のステップでは、
リフトギアを用いて、それをマストキャブ10にピン留
めするピン77の周りに反対方向に旋回させることによ
り、ジブ6は下に下げられ、ほぼ水平に戻される。前も
って実施されたおおよそのピン留めによって、ジブ受部
5の後部分22は前進させられ、後部分22の頂部は軸
18に中心をもつ円のアークを画き、一方ジブ受部5の
前部分21の頂部はピン77に中心をもつ円のアークに
沿って移動し、その運動は、タング28の前方穴29が
頂部47の対応するドリリングと整列する迄継続し、前
記2つの円のアークの交点に至る。それと共に、ジブ6
のタイロッド13、14は、支柱34が展開しながら、
整列され、ピンと張られる。
【0084】そして、タング28の前方穴29と頂部4
7の対応するドリリングにピン79を挿通することによ
り、前部分21の頂部とジブ受部5の後部分22を共
に、ロッド13、14を連結する二重リンクロッド82
に結合して、最終的なピン留めがなされる(図16、5
の詳細Gを参照)。次いで、ジブ受部5は三角形の剛構
造を構成し、その3側部は夫々マストキャブ10の頂
部、前部分21(特に直立体23)及び後部分22(特
に主直立体)によって形成されている。
【0085】ジブ受部5の後方部分22により支えられ
た、ガードレール付き小型プラットホーム80により、
ジブ受部5の前方部分21及び後方部分22のそれぞれ
の頂部を接続する前述のピン留め作業の実行に従事する
者を完全に安全にすることが出来る。
【0086】ピン79が一旦、ジブ受部5の前方部分2
1及び後方部分22のそれぞれの頂部を接続する最終的
ピン留めに使用されると、残りのリンクロッド48は無
負荷となり、ピン63が各スロット64の長さ方向に中
間点まで動く、ことに気付くであろう、−図16の詳細
図Jを参照。
【0087】ここで、ジブ受部5の頂部15と点16及
び17との間に伸びるタイロッド13及び14のみによ
り、ジブ6がほぼ水平位置に保たれて、スリング76を
ジブ6から外すことが出来る、−図17を参照。
【0088】最後に、今や使用出来るようになったリフ
トギアを用いて、釣り合い錘9を形成するブロックをこ
のカウンタージブ8の構造体後部まで上げてそこに固定
することにより、カウンタージブ8に荷重が掛かる−図
18を参照。ここでクレーンは使用準備が整う。
【0089】任意選択で、図15から17までに示すよ
うに、釣り合い錘9を作る一つ以上のブロックを、クレ
ーン組み立ての中間ステップの間にカウンタージブ8に
固定してもよい。
【0090】図19から22は、これまで記述したこと
の代案として、ジブ受部5上部ピン留めの別の変形を示
す。この代案形は、図20及び詳細NとRに明らかに見
られる以下の手段を採用する。
【0091】ジブ受部5の前方部分21は、その頂部
に、カウンタージブ8のタイロッド19の線をピン留め
するための後方孔30、及び二つの部分、即ちジブ受部
5の前方部分21及び後方部分22、を最終的ピン留め
するための前方孔29を有するタング28を含む。
【0092】ジブ受部5の後方部分22は、その頂部
に、ジブ受部5の二つの部分21及び22の最終的ピン
留めのための孔84の付いたヨーク47を有する。ヨー
ク47はまた、外部に、前記のホール84と同軸の横ワ
ッシャ85を有し、ヨーク47に溶接されたこれらワッ
シャ85は、最終的ピン留めのため使用されるピンの径
と等しい内径を有する。
【0093】カウンタージブ8のタイロッド19の線
は、その前端に、二つの取付リンクロッド86と87を
含む。第一リンクロッド86は、二つの対称形の板から
作られたダブルリンクロッドで、タイロッド19と、ジ
ブ受部5の後部22の頂部ヨーク47により支えられた
横ワッシャ85との間の連結を作る。第二リンクロッド
87は、詳細にはヨークの形状であって、ダブルリンク
ロッド86の内部に収容されており、タイロッド19の
線の端に、第一リンクロッド86と同じ点で接続されて
いる。第二リンクロッドの間の間隔は、少しだけ、例え
ば2mm、ダブルリンクロッド86のそれより短い。
【0094】カウンタージブ8は、待機している第一リ
ンクロッド(ダブルリンクロッド)86、第二リンクロ
ッド87を用いて、ダブルリンクロッド19をジブ受部
5の後方部分22の上端に接続することによりピン留め
される。ジブ6は、このジブの三角分割を、その上端、
詳しくはタング28の後方孔30において、カウンター
ジブ8の二重タイロッド19の端に、第二リンクロッド
87を用いて、接続することによりピン留めされる。
【0095】これらピン留め作業はジブ6を図18に示
す(ジブが上向きに少し枢軸回転された)位置に置いて
既に図15に示したのと同様の方法で実行される。
【0096】次のステップ(図20)において、ジブ6
を低く下げてジブ6のタイロッド13及び14に張力を
掛ける。同時に、カウンタージブ8のタイロッドの19
の線が第二リンクロッド87により前に動かされるの
で、第一リンク86により保持されたジブ受部5の後方
部分22が、それ自体の重量の下で前に動かされる。こ
のとき起こるジブ受部5の前方部分21と後方部分22
との間の相対運動は、第一リンクロッド86の中心間距
離と第二リンクロッド87の中心間距離との間の差にほ
ぼ相当するので、これによりジブ受部の二つの部分21
及び22の最終的ピン留め用のそれぞれの穴29及び8
4を、タイロッドに張力が掛かっている間に、完全に整
列させることが出来る。
【0097】ジブ受部5の前方部分21及び後方部分2
2の頂部は、このときピン79をあらかじめ整列させた
孔に挿入することにより共に最終的にピン留めされる−
図21の詳細図Rを参照。リテーニングリンクロッド4
8は、支柱34と同様に、このとき無負荷となる−図1
9の詳細図L及びMを図21の詳細図P及びQとそれぞ
れ比較せよ。
【0098】最後に、緊張したタイロッド13及び14
のみにより支えられているジブ6からスリング76を外
すことが出来る、このステップを図22に示す。
【0099】この代案形が前述の変形を超える利点とし
て有するのは、ジブ受部5の前方部分21及び後方部分
22の頂部にある孔の中心間距離を最早極めて正確に作
る必要がなく、寸法的束縛を避けていることである。
【0100】クレーンの回転部分4は、前述のものと反
対の一連の操作を用いて、分解することが出来る。先ず
最初にジブ受部5の二つの部分21及び22を分離し、
次い片手で、ジブ6、ジブ受部5の前方部分21、及び
タイロッド13及び14から作られた組立体を操作し、
他方の手で、カウンタージブ8,ジブ受部5の後方部分
22及び二重タイロッド19から作られた組立体を操作
する。一旦分離すると、ジブ受部5の二つの部分21及
び22は運搬及び保管のための最小のサイズになる。
【0101】以下の事項は請求項に規定する本発明の範
囲内である。
【0102】−ジブを有する組立体及びカウンタージブ
を有する組立体をあらかじめ構築するための操作順序を
変更すること、又は二つの組立体に関しこれらの操作を
同時に実行すること、
【0103】−前述し図示した例で考察したものと異な
る数のタイロッドを有するジブ及び/又はカウンタージ
ブを有するクレーンに、同様の方法を、必要な改良を加
えて、採用すること、
【0104】−分離可能であるが、(側面から見たと
き)三角形の代わりに長方形又は不平行四辺形のような
4面多辺形の形を持つ、前方部分と後方部分を接合する
ことにより、ジブ受部を作成すること、
【0105】−ジブ受部の前方又は後方部分を、二直立
体格子造り構造の代わりに、単一直立体の形で作製する
ことが可能なように、ジブ受部の二つの部分、又はそれ
らのうち一つ、の構造を変更すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が適用するタワークレーンの直立
状態にある全側面図
【図2】隣接部品、特にジブ及びカウンタジブのマスト
ヘッドの拡大斜視図
【図3】ジブルートの後部分及びジブ受部の前部分の下
方部分の側面から見た詳細図
【図4】カウンタジブの前部分及びジブ受部の後部分の
下方部分の側面から見た詳細図
【図5】結合された状態の前部分の上方部分及びジブ受
部の後部分の側面から見た詳細図
【図6】地上での組立の初期段階にある、ジブ及びその
タイロッド(部分的に描写した)によって及びジブ受部
の前部分によって形成された組立体を側面から見て描写
した図
【図7】地上での前記組立体の組立ての2つのより後段
階を図示する図6に類似の側面図
【図8】地上での前記組立体の組立ての2つのより後段
階を図示する図6に類似の側面図
【図9】カウンタジブ、タイロッドまたはロッド及びジ
ブ受部の後部分によって形成された組立体のマストキャ
ブへの取付けを原理的に図示する側面図
【図10】第一実施の形態における、特に前記組立体の
取扱いの視点から見た図9の動作を拡大し詳細に描写す
る図
【図11】前記組立体の取扱いに対する第二実行実施の
形態を図示する図10に類似の図
【図12】本組立体を組立てる第三実施の形態の次の段
階及び、それを取扱う実施形態を図示した図
【図13】本組立体を組立てる第三実施の形態の次の段
階及び、それを取扱う実施形態を図示した図
【図14】本組立体を組立てる第三実施の形態の次の段
階及び、それを取扱う実施形態を図示した図
【図15】ジブ、タイロッドまたはロッド及びジブ受部
の前部分によって形成された組立体をマストキャブに取
付ける第一ステップを図示した側面図
【図16】前記組立体をマストキャブに取付ける二段階
後のステップを図示した図5に類似の側面図
【図17】前記組立体をマストキャブに取付ける二段階
後のステップを図示した図5に類似の側面図
【図18】クレーンの回転部分を取付ける最終ステップ
を示す上記に類似の図
【図19】本発明の別の形態の取付けステップを図示し
た側面図
【図20】また別の形態に関連するジブ受部頂部の領域
の拡大斜視図
【図21】同じ別の形態の取付けにおける後ステップを
図示した図19に類似の側面図
【図22】同じ別の形態の取付けにおける後ステップを
図示した図19に類似の側面図
【符号の説明】
1 シャーシ 2 マスト 3 軸 4 回転部分 5 ジブ受部 6 デリバリージブ 7 クラブ 8 カウンタージブ 9 重り 10 マストキャップ要素 11 キャブ 12 ジブルート要素 13 ロッド 13a後方部分 13b前方部分 14 ロッド 14a後方部分 14b前方部分 15 頂部 16 タング 17 軸 18 水平軸線 19 タイロッド 20 点 21 前方部分 22 後方部分 23 直立材 24 部材 25 部材 26 ベース 28 頂部/タング 29 孔 30 穴 31 後端/ヨーク 32 ボス 33 安全ピン 34 手段/支柱 35 部分 36 部分 37 中間軸線 38 ヨーク 39 部材/プレート 40 部材 41 軸線 42 直立材 43 平行交差部材 44 平行交差部材 45 端部 47 ヨーク 48 ロッド 49 ヨーク 54 ヨーク 55 ヨーク 56 ラグ 57 ヨーク 58 タング 53 偏向部材 56 ラグ 63 ピン 65 前スリング 66 後スリング 69 ラグ 71 前スリング 72 後スリング 76 スリング 77 ピン 78 ピン 79 ピン 81 バー 82 ダブルリンク 83 ボス 85 ワッシャ 86 ダブルリンクロッド

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部分、詳細にはタワークレーンのマ
    ストヘッド、を装着する方法であって、タワークレーン
    の回転部分(4)は、マストヘッド即ちジブ受部(5)
    と、後端でジブ受部(5)の前面に関節接合され、一本
    以上のタイロッド(13、14)を用いてジブ受部
    (5)の頂部(15)に接続されたデリバリージブ
    (6)と、前端でジブ受部(5)の後面に関節接合され
    一本以上のタイロッド(19)を用いて、ジブ受部
    (5)の頂部(15)に接続されたカウンタージブ
    (8)とから成っており、その方法が−カウンタージブ
    (8)と、カウンタージブ(8)の単一または複数のタ
    イロッド(19)と、二つの別個の部分(21、22)
    即ち前方部分(21)と後方部分(22)とから作られ
    たジブ受部(5)の後方部分(22)と、により形成さ
    れる組立体を、地上で組み立て、ジブ(6)と、ジブ
    (6)の単一または複数のタイロッド(13、14)
    と、ジブ受部(5)の前方部分(21)と、により形成
    される別の組立体をもまた、地上で組み立てること、−
    操作用即ち昇降用ギヤを用いて、カウンタージブ(8)
    と、カウンタージブの単一または複数のタイロッド(1
    9)と、ジブ受部(5)の後方部分(22)とにより形
    成された前構築の組立体を持ち上げるステップと、水平
    軸(18)に沿って、回動軸の上又はこの回動軸に接続
    されたマスト即ちマストキャブ要素(10)の上にピン
    留めすることによりこの組立体を組み立てること、−操
    作用即ち昇降用ギヤを用いて、ジブ(6)と、ジブの単
    一または複数のタイロッド(13、14)と、ジブ受部
    (5)の前方部分(21)とにより形成された前構築の
    組立体を持ち上げるステップと、回動軸即ちマストキャ
    ブ(10)の上の水平軸(18)に沿うピン留めによっ
    て、この組立体を組み立てること、−ジブ受部(5)の
    前方部分(21)と後方部分(22)のそれぞれの頂部
    (28、47)を共に接続するため、少なくとも一つの
    ピン(78,79)を用いること、から成ることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 ジブ(6)と、ジブの単一または複数の
    タイロッド(13.14)と、ジブ受部(5)の前方部
    分(21)とにより形成される組立体の、地上での組み
    立てが、ジブ受部(5)の前方部分(21)の基部(2
    6)を関節接合方法で、ジブルート(12)の後端(3
    1)に接続し、ジブ(6)に対しジブ受部(5)の前方
    部分の前向きと後向きとの枢軸回転を制限する手段(3
    4)によって、ジブ受部(5)の前端をもまたジブルー
    ト(12)に接続することを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 ジブ受部(5)の前方部分(21)の二
    つの限界位置の間の角度が5°程度であることを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ジブ(6)と、ジブの単一または複数の
    タイロッド(13.14)と、ジブ受部(5)の前方部
    分(21)とにより形成される組立体の地上での組み立
    て作業が、その又は各々のタイロッド(13、14)に
    ついて、タイロッドの後方部分(13a、14a)をジ
    ブ受部(5)の前方部分(21)の頂部(28)に取付
    けること、同じタイロッドの前方部分(13b、14
    b)をジブ(6)の中間点(16,17)に取付けるこ
    と、操作用即ち昇降用補助ギヤにより引かれたスリング
    (60)を用いて、タイロッド(13、14)の後方部
    分(13a、14a)と前方部分(13b、14b)と
    を近付けること、タイロッドの後方部分(13a、14
    a)の前端(57)を、タイロッドの前方部分(13
    b、14b)の後端(58)にピン留めすることから成
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 カウンタージブ(8)と、カウンタージ
    ブの単一または複数のタイロッド(19)と、ジブ受部
    (5)の後方部分(22)とにより形成された組立体を
    持ち上げること、ジブ受部(5)の後方部分(22)の
    基部(68)に固定され、この後方部分により支えられ
    た偏向部材(53)の上を通過する前スリング(65)
    と、この組立体が持ち上げられ回動軸又はマストキャブ
    (10)にピン留めされる間、カウンタジブ(8)の構
    造体を概ね水平に保ち、カウンタージブ(8)の単一ま
    たは複数のタイロッド(19)が、整列して緊張してい
    るようカウンタジブ(8)の構造体に固定された後スリ
    ング(66)とを含むスリングを用いて実行されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 カウンタージブ(8)と、カウンタージ
    ブの単一または複数のタイロッド(19)と、ジブ受部
    (5)の後方部分(22)とにより形成された組立体の
    持ち上げが、ジブ受部(5)の後方部分(22)の基部
    (68)に固定されてはいるが、如何ようにも偏向され
    ない前スリング(71)と、カウンタジブ(8)の構造
    体に(70において)固定された後スリング(72)と
    を含むスリングを用いて実行され、スリング(71、7
    2)は、この組立体が持ち上げられて、回動軸又はマス
    トキャブ(10)にピン留めされる間、カウンタジブ
    (8)の構造体を水平に対し傾けて保つのに適した長さ
    であり、ジブ受部(5)の後方部分(22)は、単一ま
    たは複数のタイロッド(19)が緩みを持ったまま後向
    きに枢軸回転し、前記組立体が回動軸又はマストキャブ
    (10)にピン留めされた後、カウンタージブ(8)の
    構造体が水平に戻り単一または複数のタイロッド(1
    9)に応力がかかることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 関係組立体が上昇又はピン留めされてい
    る間、カウンタージブ(8)の構造体が、水平に対し、
    15°以上の角度(α)を作ることを特徴とする請求項6
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 カウンタージブの単一または複数のタイ
    ロッド(19)が、ジブ受部(5)の後方部分(22)
    を前に傾けることによりあらかじめ応力を掛けられた
    後、カウンタージブ(8)と、カウンタージブの単一ま
    たは複数のタイロッド(19)と、ジブ受部(5)の後
    方部分(22)とにより形成された組立体が、関係組立
    体が上昇又はピン留めされている間、構造体とカウンタ
    ージブ(8)とを概ね水平に又は少なくとも水平に対し
    少し傾けて保持するよう、(68、70において)カウ
    ンタージブ(8)に固定される前に、スリング(71)
    と後スリング(72)とを備えたスリングを用いて持ち
    上げられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 組立体が上昇又はピン留めされている
    間、カウンタージブ(8)の構造体が、水平に対し、6
    °程度の角度(α)を作ることを特徴とする請求項8に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 カウンタージブ(8)と、カウンター
    ジブの単一または複数のタイロッド(19)と、ジブ受
    部(5)の後方部分(22)とにより形成された組立体
    の移動ピボット又はマストキャブ(10)への(18に
    おける)ピン留めの後、ジブ受部(5)の前方部分(2
    1)の頂部(28)が(78、79において)前記後方
    部分の頂部(47)にピン留めされるのを待つ間、ジブ
    受部(5)の後方部分(22)を直立姿勢に保つため、
    遊びを持たせて、一時的接続(48、49、56、6
    3)をおこなうことを特徴とする請求項1〜4に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 ジブ(6)と、ジブの単一または複数
    のタイロッド(13.14)と、ジブ受部(5)の前方
    部分(21)とにより形成される組立体を持ち上げが、
    スリング(76)を用いるステップと、組立体が回動軸
    又はマストキャブ(10)にピン留めされる時期までジ
    ブ(6)を概ね水平に保つこと、次いでジブ受部(5)
    の前方部分(21)の頂部(28)を後方部分(22)
    の頂部(47)に、遊びを持たせて、おおむねピン(7
    8)留めするよう、ジブ(6)をこのピン留めに用いら
    れるピン(77)の周りに、上向きに少し枢軸回転させ
    ることにより実行されることを特徴とする請求項1〜1
    0のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ほぼピン(78)留めした後、ジブ
    (6)を反対方向に回転させて、ジブ受部(5)の後部
    部分(22)を前方に動かし、(79への)最終的ピン
    留め作業を実施してジブ受部(5)を強固にする、最終
    的なピン留め作業は、カウンタージブ(8)の回動軸又
    はマストキャブ(10)へのピン留め軸の上に中心を持
    つ円弧であって、その上をジブ受部(5)の後方部分
    (22)の頂部(47)の最終的ピン留めのための孔
    (84)が動く円弧と、ジブ(6)の回動軸又はマスト
    キャブ(10)へのピン留め軸の上に中心を持つ円弧で
    あって、その上をジブ受部(5)の前方部分(21)の
    頂部(28)の最終的ピン留めのための孔(29)が動
    く別の円弧との交点において実施することを特徴とする
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 −共に堅固に接合され下端でタング
    (16)又はヨークに固定された直立体(23)を含
    み、ジブルート(12)の後端に設けられたヨーク(3
    1)と又はタングと及び回動軸又はマストキャブ(1
    0)の上に設けられたヨーク(54)と又はタングと協
    働する、ジブ受部(5)の前方部分(21)と、−共に
    堅固に接合され下端でタング(45)又はヨークに固定
    された直立体(42)を含み、カウンタージブ(8)の
    前端に設けられたヨーク(50)と又はタングと及び回
    動軸マストキャブ(10)の上に設けられたヨークと又
    はタング(55)と協働する、前方部分(21)から分
    離することが出来るジブ受部(5)の後方部分(22)
    と、−ジブ受部(5)の前方部分(21)と後方部分
    (22)とはまた、これら二つの部分(21,22)が
    共にピン留め出来るよう、その各々の頂部に端部(2
    8)及びヨーク(47)のような相補部材を具備してい
    る、の組み合わせることから成る請求項1〜12のいず
    れか一項に記載のタワークレーンの回転部分の装着に関
    する方法を実施するための装置。
  14. 【請求項14】 ジブ受部(5)の前方部分(21)
    が、(37において)関節接合された二つの異なる部分
    (35、36)から作られた支柱(34)により、ジブ
    ルート(12)の後部において、ジブ受部(5)の前方
    部分(21)のジブ(6)に対する前向きと後向きとの
    枢軸回転を制限するよう、マストルート(12)に対し
    支持するための部材(39)を有する支柱(34)の複
    数の部分(35)の一つに接続されていることを特徴と
    する請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 ジブ(6)のその又は各々のタイロッ
    ド(13,14)が、ジブ受部(5)の前方部分(2
    1)の頂部にピン留めされた後方部分(13a,14
    a)と、後方部分から分離可能でジブ(6)の点(1
    6、17)に接続された前方部分(13b、14b)と
    を備え、後方部分(13a、14a)の前端がヨーク
    (57)を備え、前方部分(13b、14b)の後端
    が、好適にはスロット付きの、タング(58)を備える
    か、又は逆で、タイロッドの後方部分(13a、14
    a)と前方部分(13b、14b)とを、ヨーク(5
    7)をタング(58)に接続するピンにより共に接続出
    来るよう、互いに近付けて設けられたスリング(60)
    とプーリー(61)とを備えることを特徴とする請求項
    13又は14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 二本のタイロッド(13、14)を有
    するジブ(6)の場合に、二本のタイロッドの後方部分
    (13a、14a)が、ジブ受部(5)の前方部分(2
    1)の頂部に置かれたタング(28)の孔(29)の周
    りに形成されたボス(83)の上に固定されたダブルリ
    ンク(82)を用いて、共に接合されていることを特徴
    とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ジブ受部(5)の後方部分(22)
    が、この後方部分(22)の頂部(47)を可動ピボッ
    トに又はマストキャブ(10)に接続する設計のリテー
    ニングリンクロッド(48)を含み、好ましくは各リン
    クロッド(48)の下端は、各ラグ(56)の中に作ら
    れたスロットを通過するピン(63)を介して、マスト
    キャブ(10)のラグ(69)と協働する設計のヨーク
    (49)を支持することを特徴とする請求項13〜16
    のいずれか一項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ジブ受部(5)の後方部分(22)
    が、その主直立体(42)に関節接合され操作スリング
    (65)の取付点を偏倚させるように設計されたストラ
    ップ(53)を備えることを特徴とする請求項13〜1
    7のいずれか一項に記載の請求項5の方法を実施するた
    めの装置。
  19. 【請求項19】 装置が、カウンタージブ(8)のロッ
    ド又はタイロッド(19)の中の前張力を維持するた
    め、ジブ受部(5)の後方部分(22)を傾斜姿勢に保
    つストップに固定されることを特徴とする請求項13〜
    18のいずれか一項に請求項8又は9の方法を実施する
    ための装置。
  20. 【請求項20】 ジブ受部(5)の前方部分(21)と
    後方部分(22)との頂部に設けられた相補タング(2
    8)とヨーク(47)とが、タング(28)とヨーク
    (47)との、遊びを有する概略ピン留め(ピン78)
    と最終的ピン留め(ピン79)とのため、それぞれ、対
    応する前方と後方との孔(29、30)を有することを
    特徴とする請求項13〜19のいずれか一項に記載の装
    置。
  21. 【請求項21】 カウンタージブ(8)のロッド又はタ
    イロッド(19)が、前端に、二つの取付リンクロッ
    ド、即ちジブ受部(5)の後方部分(22)の頂部に設
    けられたヨーク(47)により支持された横ワッシャ
    (85)との接続に備えたダブルリンクロッド(86)
    と、別の、詳細にはヨーク(87)の形をした、ダブル
    リンクロッド(86)の内部に収容されダブルリンクロ
    ッド(86)の間より少し短い中心間距離を有するリン
    クロッドであって、最終的なピン留めの前に、ジブ受部
    (5)の前部(21)の頂部に設けられたタング(2
    8)の後部孔(30)に接続されるべく設計された別の
    リンクロッド(87)とを備えることを特徴とする請求
    項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 ジブ受部(5)の中間高さに、ジブ受
    部(5)の前方部分(21)と後方部分(22)との接
    続のため、また少なくとも一つのバー(81)が設けら
    れていることを特徴とする請求項13〜21のいずれか
    一項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 ジブ受部(5)の後方部分(22)の
    基部と、カウンタージブ(8)の前端と、マストキャブ
    (10)の頂部とが、同一ピン留軸(18)に沿って、
    一点で共に接合されていることを特徴とする請求項13
    〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 【請求項24】 ジブ受部(5)の前方部分(21)
    と、ジブ(6)の後端と、マストキャブ(10)の頂部
    とが、同一ピン留め軸(17)に沿って、一点で共に接
    合されていることを特徴とする請求項13〜23のいず
    れか一項に記載の装置。
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