JP2000255904A - リール - Google Patents

リール

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JP2000255904A
JP2000255904A JP11061222A JP6122299A JP2000255904A JP 2000255904 A JP2000255904 A JP 2000255904A JP 11061222 A JP11061222 A JP 11061222A JP 6122299 A JP6122299 A JP 6122299A JP 2000255904 A JP2000255904 A JP 2000255904A
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reel
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Prior art date
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JP11061222A
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English (en)
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Teruyasu Sakurai
輝泰 櫻井
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Yayoi Co Ltd
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Yayoi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送効率を向上し得ると共に、効率良く保管し
得るようにする。 【解決手段】本発明は、一端及び他端にそれぞれ第1の
係合部が設けられたリールコア部と、それぞれリールコ
ア部の一端又は他端の第1の係合部と着脱自在に係合す
る第2の係合部が設けられた一対のリール側壁部とを設
けるようにしたことにより、搬送時及び保管時にこのリ
ールをリールコア部と、リール側壁部とに容易に分解す
ることができ、かくして搬送効率を向上し得ると共に、
効率良く保管し得るリールを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリールに関し、例え
ば電子部品の搬送に用いられるリールに適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリールとして、図13
(A)及び(B)に示すように構成されたものがある。
かかる構成のリール1においては、筒状でなるリールコ
ア部2の一端及び他端にそれぞれ円盤状でなる一対の第
1又は第2のリール側壁部3又は4が取り付けられて形
成されている。
【0003】実際上第1及び第2のリール側壁部3及び
4においては、図14に示すように、板状でなるリング
部5の中央の穴部5Aに、受け皿形状でなるリール側壁
コア部6の中央部の凸部6Aがその先端部分を当該リン
グ部5の一面5Bから突出させるように嵌め込まれて形
成されている。
【0004】そしてこの第1及び第2のリール側壁部3
及び4においては、リング部5の穴部5Aから突出させ
たリール側壁コア部6の凸部6Aの先端部分をリールコ
ア部2の一端又は他端の穴部2Aに図示しない接着剤を
介して圧入するようにして固着されている。
【0005】かくしてかかる構成のリール1において
は、図15に示すように、複数の凹部7Aに電子部品が
収納されたテープ状収容体7が何重にも巻き付けられ、
この状態で所定の搬送元から所定の搬送先に搬送される
ことにより多数の電子部品を一括して搬送し得るように
なされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
リール1においては、リールコア部2にテープ状収容体
7が巻き付けられた状態で所定の搬送元から所定の搬送
先に搬送されるものの、当該搬送先からテープ状収容体
7が取り除かれた状態で搬送元に返送され、これにより
テープ状収容体7の搬送に何度も用いられるようになさ
れている。
【0007】ところがかかる構成のリール1において
は、第1及び第2のリール側壁部3及び4間にテープ状
収容体7を保持するための比較的大きな空間が形成され
ており、当該リール1を搬送先から搬送元に返送するに
は、リールコア部2と、第1及び第2のリール側壁部3
及び4とが固着されていることにより、このリール1の
みならずに第1及び第2のリール側壁部3及び4間の比
較的大きな空間をも搬送することになり、搬送効率が著
しく低い問題があった。
【0008】またかかる構成のリール1を保管する場合
にも、このリール1を搬送先から搬送元に返送する場合
と同様に当該リール1と共に、第1及び第2のリール側
壁部3及び4間の比較的大きな空間をも保管することに
なり、効率良く保管し難い問題があった。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、搬送効率を向上し得ると共に、効率良く保管し得る
リールを提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、一端及び他端にそれぞれ第1の係
合部が設けられたリールコア部と、それぞれリールコア
部の一端又は他端の第1の係合部と着脱自在に係合する
第2の係合部が設けられた一対のリール側壁部とを設け
るようにした。
【0011】この結果、搬送時及び保管時にこのリール
をリールコア部と、リール側壁部とに容易に分解するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0013】図1(A)及び(B)において、10は全
体として本発明によるリールを示し、筒状でなるリール
コア部11と、円盤状でなる一対の第1及び第2のリー
ル側壁部12及び13とにより組立分解自在に組み立て
られて構成されている。
【0014】この場合第1及び第2のリール側壁部12
及び13においては、シート状でなるリング部14の中
央の穴部に、受け皿形状でなるリール側壁コア部15が
嵌め込まれて形成されており、当該リール側壁コア部1
5がリールコア部11の一端又は他端にそれぞれ取り付
けられている。
【0015】実際上リング部14は、図2に示すよう
に、シート状の発泡スチロールでなるベース材の表面に
所定のコート紙を貼着するようにして形成されている。
【0016】またリール側壁コア部15は、図3(A)
及び(B)に示すように、所定の金属部材でなり、中央
部にリング部14の中央の穴部に対応する凸部15Aが
形成されている。この凸部15Aの先端部分の最外周に
は、当該凸部15Aの根元部分に設けられたフランジ1
5Bとほぼ平行となるように複数の爪部15C〜15F
(この実施の形態の場合には4個)が設けられている。
【0017】この場合各爪部15A〜15Fは、図4
(A)及び(B)に示すように、凸部15Aの側壁にそ
の先端部分から根元部分の方向に沿ってコ字状の切り欠
き15Gが形成され(図4(A))、当該切り欠き15
Gの内側部分が打ち出されるようにして形成されている
(図4(B))。
【0018】そして実際に第1及び第2のリール側壁部
12及び13においては、図5(A)及び(B)に示す
ように、リール側壁コア部15の凸部15Aの側壁に切
り欠きが形成された状態で当該凸部15Aがその先端部
分を突出させるようにリング部14中央の穴部14Aに
嵌め込まれ、この状態で各切り欠きの内側部分が打ち出
されることにより各爪部15C〜15Fがこのリング部
14とほぼ平行となるように配設されている。
【0019】一方リールコア部11は、図6(A)及び
(B)に示すように、筒状の塩化ビニールでなり、一端
及び他端にそれぞれリール側壁コア部15の爪部15C
〜15Fと着脱自在に係合するL字状の切り欠き部11
A〜11Fが設けられている。
【0020】この場合リールコア部11の一端に形成さ
れた各切り欠き部11A〜11Dには、当該一端から他
端の方向に伸びる第1の導入部11AX〜11DXと、
当該第1の導入部11AX〜11DXの先端部からほぼ
垂直にこのリールコア部11の円周方向に沿った矢印a
に示す一方向に伸びる第2の導入部11AY〜11DY
とが設けられると共に、これら第2の導入部11AY〜
11DYの先端部に当該第2の導入部11AY〜11D
Yの幅よりもリールコア部11の一端側にわずかに幅の
広い幅広部11AZ〜11DZが設けられている。
【0021】またリールコア部11の他端に形成された
各切り欠き部11E〜11Hには、当該他端から一端の
方向に伸びる第1の導入部11EXと、当該第1の導入
部11EXの先端部からほぼ垂直にこのリールコア部1
1の円周方向に沿った矢印aとは逆の他方向に伸びる第
2の導入部11EY〜11HYとが設けられると共に、
これら第2の導入部11EY〜11HYの先端部に当該
第2の導入部11EY〜11HYの幅よりもリールコア
部11の他端側にわずかに幅の広い幅広部11EZ〜1
1HZが設けられている。
【0022】そして各切り欠き部11A〜11Fの第1
の導入部11AX〜11EXは、第1及び第2のリール
側壁部12及び13におけるリング部14及び爪部15
C〜15F間の距離よりもわずかに長くなるようにリー
ルコア部11の対応する一端又は他端からの深さが選定
されている。
【0023】これによりこのリール10の組立時には、
図7に示すように、リールコア部11を第1及び第2の
リール側壁部12及び13によって挟み込むようにして
当該リールコア部11の各切り欠き部11A〜11Fの
第1の導入部11AX〜11EXにそれぞれリール側壁
コア部15の対応する爪部15C〜15Fを挿入する。
【0024】そして第1及び第2のリール側壁部12及
び13をそれぞれリールコア部11に押し付けながらそ
の円周方向に沿って互いに逆の方向に回転させることに
より、図8に示すように、各爪部15C〜15Fを対応
する第1の導入部11AX〜11EXから対向するリン
グ部14側に付勢させた状態で第2の導入部11BY〜
11HXを介して幅広部11AZ〜11HZまで移動さ
せる。
【0025】この場合各爪部15C〜15Fは、リング
部14側に付勢されていることによりその一端側が第2
の導入部11BY〜11HXの側壁から幅広部11AZ
〜11HZの一段下がった側壁に落ち込み、かくしてこ
の幅広部11AZ〜11HZに保持される。
【0026】従ってこのリール10においては、各爪部
15C〜15Fと対向するリング部14とによって、幅
広部11AZ〜11HZ及びリールコア部11の対向す
る一端又は他端間を挟み込むようにしてリールコア部1
1の一端及び他端にそれぞれ第1又は第2のリール側壁
部12又は13を固定することができ、かくしてリール
コア部11と、第1及び第2のリール側壁部12及び1
3とにより容易に組み立てることができるようになされ
ている。
【0027】因みにこのリール10においては、第1及
び第2のリール側壁部12及び13の各爪部15C〜1
5Fの先端が円弧状に形成され、これにより各爪部15
C〜15Fの先端が切り欠き部11A〜11Fを介して
リールコア部11の表面から突出しても、当該リールコ
ア部11に巻き付けられるテープ状収容体がこの爪部1
5C〜15Fによって破損することを防止し得るように
なされている。
【0028】またこのリール10においては、各爪部1
5C〜15Fの一端側が幅広部11AZ〜11HZの一
段下がった側壁に落ち込んでいるものの、その他端側が
第2の導入部11BY〜11HXの側壁に乗っているた
め、第1及び第2のリール側壁部12及び13をそれぞ
れその円周方向に沿って互いに組み立て時とは逆の方向
に回転させることにより、各爪部15C〜15Fを対応
する切り欠き部11A〜11Fの幅広部11AZ〜11
HZから第2の導入部11BY〜11HXを介して第1
の導入部11AX〜11EXまで移動させることかでき
る。
【0029】従ってこの状態において、第1及び第2の
リール側壁部12及び13をリールコア部11から離す
方向に移動させることによりリール10をリールコア部
11と、第1及び第2のリール側壁部12及び13とに
容易に分解することができるようになされている。
【0030】以上の構成において、このリール10で
は、第1及び第2のリール側壁部12及び13のリール
側壁コア部15に爪部15C〜15Fを設けると共に、
リールコア部11の一端及び他端にそれぞれ爪部15C
〜15Fと着脱自在に係合するL字状の切り欠き部11
A〜11Fを設けるようにする。
【0031】そして第1及び第2のリール側壁部12及
び13によりリールコア部11を挟み込むようにして各
切り欠き部11A〜11Fに対応する爪部15C〜15
Fを挿入し、この状態において第1及び第2のリール側
壁部12及び13をそれぞれこのリールコア部11の一
端又は他端に押し付けながらその円周方向に沿って互い
に逆方向に回転させるようにして各爪部15C〜15F
を対応する第1の導入部11AX〜11EXから第2の
導入部11AY〜11HYを介して幅広部11AZ〜1
1HZまで移動させて保持するようにしてリール10を
組み立てるようにする。
【0032】従ってこのリール10では、必要に応じて
第1及び第2のリール側壁部12及び13をそれぞれそ
の円周方向に沿って互いに組み立て時とは逆の方向に回
転させれば、リールコア部11と、第1及び第2のリー
ル側壁部12及び13とに容易に分解することができ
る。
【0033】このためこのリール10を搬送先から搬送
元へ返送する際に、このようにリールコア部11と、第
1及び第2のリール側壁部12及び13とに分解すれ
ば、リール10と共に、第1及び第2のリール側壁部1
2及び13間の空間までも搬送することなく、当該リー
ル10をその構成部品でなるリールコア部11と、第1
及び第2のリール側壁部12及び13として搬送するこ
とができ、かくして搬送効率を向上させることができ
る。
【0034】またこのリール10の保管時にも、リール
コア部11と、第1及び第2のリール側壁部12及び1
3とに分解すれば、このリール10を搬送先から搬送元
に返送する場合と同様に第1及び第2のリール側壁部1
2及び13間の比較的大きな空間までも保管することな
く、当該リール10をリールコア部11と、第1及び第
2のリール側壁部12及び13として保管することがで
き、かくして効率良く保管することができる。
【0035】さらにこのリール10では、リールコア部
11の一端及び他端にそれぞれ第2の導入部11AY〜
11HYが互いに逆方向に伸びるように切り欠き部11
A〜11Fを形成したため、リール10の組み立て時に
リールコア部11に第1及び第2のリール側壁部12及
び13をそれぞれ互いに逆方向に回転させるようにして
容易に取り付けることができると共に、当該リール10
の分解時に第1及び第2のリール側壁部12及び13を
それぞれ互いに組み立て時とは逆の方向に回転させるよ
うにして当該第1及び第2のリール側壁部12及び13
をリールコア部11から容易に分割することができる。
【0036】以上の構成によれば、第1及び第2のリー
ル側壁部12及び13のリール側壁コア部15に爪部1
5C〜15Fを設けると共に、これに対応させてリール
コア部11の一端及び他端にそれぞれ爪部15C〜15
Fに着脱自在に係合するL字状の切り欠き部11A〜1
1Fを設けるようにしたことにより、搬送時及び保管時
にこのリール10を第1及び第2のリール側壁部12及
び13と、リールコア部11とに容易に分解することが
でき、かくして搬送効率を向上し得ると共に、効率良く
保管し得るリールを実現することができる。
【0037】なお上述の実施の形態においては、リール
側壁コア部15において凸部15Aの側壁に切り欠き部
15Gを形成し、当該切り欠き部15Gの内側部分を打
ち出すようにして爪部15C〜15Fを形成するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
の他種々の方法によって爪部を形成するようにしても良
い。
【0038】因みに爪部を形成する方法としては、図9
に示すように、リール側壁コア部20において凸部20
Aの底部分にその最外周から中心方向に沿ってコ字状の
切り欠き20Bを形成し、当該切り欠き20Bの内側部
分をフランジ20Cとほぼ平行となるように折り返すよ
うにして爪部20Dを形成する方法がある。
【0039】また図10に示すように、受け皿形状のリ
ール側壁コア部22を形成すると共に、図11に示すよ
うに、円形のベース板の最外周の所定位置に爪部23A
が突出するように設けられた板状部材23を形成し、図
12(A)及び(B)に示すように、リング部14の中
央の穴部にリール側壁コア部22の凸部22Aをその先
端部分が突出するように嵌め込んだ後、このリール側壁
コア部22の凸部22Aの底部分に板状部材23を固定
するようにして当該リーク側壁コア部22に爪部23A
を設ける方法もある。
【0040】また上述の実施の形態においては、第1及
び第2のリール側壁部12及び13の各爪部15C〜1
5Fの先端を円弧状に形成するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、これら各爪部15C
〜15Fをリールコア部11の厚みよりも短くなるよう
にその長さを選定するようにしても良く、この場合もリ
ールコア部11に巻き付けられるテープ状収容体がこの
爪部によって破損することを防止することができる。
【0041】さらに上述の実施の形態においては、リー
ルコア部11の一端及び他端にそれぞれ第2の導入部1
1AY〜11HYが互いに逆方向に伸びるように切り欠
き部11A〜11Fを形成するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、リールコア部11の
一端及び他端にそれぞれ第2の導入部が同一方向に伸び
るように切り欠き部を形成するようにしても良い。
【0042】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を上述したテープ状収容体が巻き付けられるリール1
0に適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、電線が巻き付けられるリール等のよう
に、この他種々のリールに広く適用することができる。
【0043】さらに上述の実施の形態においては、一端
及び他端にそれぞれ第1の係合部が設けられたリールコ
ア部として、筒状の塩化ビニールでなるリールコア部1
1を適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、筒状の紙でなるリールコア部のよう
に、この他種々の形状及び部材でなるリールコア部を適
用することができる。
【0044】さらに上述の実施の形態においては、それ
ぞれリールコア部の一端又は他端の第1の係合部と着脱
自在に係合する第2の係合部が設けられた一対のリール
側壁部として、リング部14と、リール側壁コア部15
とから形成された第1及び第2のリール側壁部12及び
13を適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、所定の部材で一体成形するようにし
たリール側壁部等のように、この他種々のリール側壁部
を適用することができる。
【0045】さらに上述の実施の形態においては、第1
の係合部としてL字状の切り欠き部11A〜11Fを適
用し、また第2の係合部として爪部15C〜15Fを適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、着脱自在に係合させることができれば、この
他種々の第1及び第2の係合部を適用することができ
る。
【0046】さらに上述の実施の形態においては、切り
欠きの第2の導入部の先端部に設けられた爪部を保持す
る保持部として、幅広部11AZ〜11HZを適用する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、爪部を保持することができれば、第2の導入部の先
端部分を鋸歯状に形成する等のように、この他種々の保
持部を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、一端及び
他端にそれぞれ第1の係合部が設けられたリールコア部
と、それぞれリールコア部の一端又は他端の第1の係合
部と着脱自在に係合する第2の係合部が設けられた一対
のリール側壁部とを設けるようにしたことにより、搬送
時及び保管時にこのリールをリールコア部と、リール側
壁部とに容易に分解することができ、かくして搬送効率
を向上し得ると共に、効率良く保管し得るリールを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリールの一実施の形態を示す正面
図及び側面図である。
【図2】リング部を示す正面図である。
【図3】リール側壁コア部を示す上面図及び断面図であ
る。
【図4】爪部の説明に供する略線的斜視図である。
【図5】第1及び第2のリール側壁部の組み立ての説明
に供する略線的斜視図及び上面図である。
【図6】リールコア部を示す正面図及び側面図である。
【図7】リールの組み立て説明に供する正面図である。
【図8】切り欠き部内の爪部の移動の説明に供する略線
図である。
【図9】他の実施の形態による爪部の説明に供する略線
的斜視図である。
【図10】他の実施の形態によるリール側壁コア部を示
す上面図及び断面図である。
【図11】他の実施の形態による板状部材を示す正面図
である。
【図12】他の実施の形態によるリール側壁コア部と、
板状部材との取り付けの説明に供する略線的斜視図及び
上面図である。
【図13】従来のリールの構成を示す正面図及び側面図
である。
【図14】従来の第1及び第2のリール側壁コア部と、
リールコア部との取り付けの説明に供する断面図であ
る。
【図15】電子部品の搬送時のリールの形態を示す側面
図である。
【符号の説明】
10……リール、11……リールコア部、11A〜11
F……切り欠き部、11AX〜11EX……第1の導入
部、11AY〜11HY……第2の導入部、11AZ〜
11HZ……幅広部、12……第1のリール側壁部、1
3……第2のリール側壁部、14……リング部、15、
20、22……リール側壁コア部、15A、20A、2
2A……凸部、15C〜15F、20D、23A……爪
部、23……板状部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端及び他端にそれぞれ第1の係合部が設
    けられたリールコア部と、 それぞれ上記リールコア部の上記一端又は他端の上記第
    1の係合部と着脱自在に係合する第2の係合部が設けら
    れた一対のリール側壁部とを具えることを特徴とするリ
    ール。
  2. 【請求項2】上記第1の係合部は、 上記一端及び他端から対向する上記一端又は他端方向に
    伸びる第1の導入部と、当該第1の導入部からほぼ垂直
    に伸びる第2の導入部とを有するL字状の切り欠きでな
    り、 上記第2の係合部は、 上記第1の係合部に対応する爪部でなることを特徴とす
    る請求項1に記載のリール。
  3. 【請求項3】上記リールコア部は、 上記一端及び他端に上記第2の導入部が互いに逆方向に
    伸びるように上記切り欠きが形成されたことを特徴とす
    る請求項2に記載のリール。
  4. 【請求項4】上記リール側壁部は、 上記爪部の先端が円弧状に形成されたことを特徴とする
    請求項2に記載のリール。
  5. 【請求項5】上記リール側壁部は、 上記爪部が上記リールコア部の厚みよりも短くなるよう
    に長さが選定されたことを特徴とする請求項2に記載の
    リール。
  6. 【請求項6】上記リールコア部は、 上記切り欠きの上記第2の導入部の先端部に上記爪部を
    保持する保持部が設けられたことを特徴とする請求項2
    に記載のリール。
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