JPH079874Y2 - テープ巻込用リール - Google Patents

テープ巻込用リール

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JPH079874Y2
JPH079874Y2 JP1990076748U JP7674890U JPH079874Y2 JP H079874 Y2 JPH079874 Y2 JP H079874Y2 JP 1990076748 U JP1990076748 U JP 1990076748U JP 7674890 U JP7674890 U JP 7674890U JP H079874 Y2 JPH079874 Y2 JP H079874Y2
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JP
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tape
reel
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JPH0434274U (ja
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徹 高田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、部品テーピング用キャリアテープのリール
に関する。さらに詳しくは、部品収納用の凹部が設けら
れた部品パッケージ用ホルダーテープのテープ巻込用リ
ールに関する。
【従来の技術】
近年、電子回路を組み立てるのに自動化が進められてい
る。その一手法として、電子部品をキャリアテープに包
装して電子部品実装装置に供給する、いわゆる「テーピ
ング法」が用いられている。 この「テーピング法」に用いられるキャリアテープは、
第3図に示されたように、電子部品17を収納するための
凹部18が一列に配列されたホルダーテープ13と、電子部
品17が収納されたホルダーテープ13の穴21の凹部18を塞
ぐためのパッケージングテープ16とからなっている。 第3図は、このキャリアテープで電子部品17をパッケー
ジする工程を示している。すなわち、ホルダーテープ13
を供給側のリール11から繰り出し、これを送り機構(図
示せず)により一定の速度で図において右方向に走行さ
せながら、巻取側のリール12に巻き取る。その間に電子
部品供給部14が配置され、ここから電子部品17が順次1
つずつ前記凹部18の中に収納されていく。その後、リー
ル15側から繰り出されたパッケージングテープ16がホル
ダーテープ13の上に重ねられ、シーラー19により、ホル
ダーテープ13にパッケージングテープ16が熱融着され
る。これによって電子部品17のキャリアテープへの包装
が完了し、キャリアテープが巻取側のリール12に巻き取
られる。このキャリアテープは、巻取側のリール12に所
定の長さ巻き取られるとカットされ、1本のリール分の
キャリアテープの巻装体が完成する。 第4図は、このキャリアテープから電子部品17を取り出
す工程を示している。すなわち、キャリアテープを巻き
込んだ前記リール12を供給側として、これからキャリア
テープを繰り出し、これを送り機構(図示せず)により
一定の速度で図において右方向に走行させながら、巻取
側のリール21に巻き取る。その間でホルダーテープ13か
らパッケージングテープ16が剥され、リール22に巻き込
まれる。そして、その先に配置された電子部品取出部20
で電子部品17が順次1つずつ前記凹部18の中から取り出
されていく。こうして取り出された電子部品17は、通
常、そのまま回路基板上に搭載される。 第2図は、前記キャリアテープが巻き込まれるテープ巻
込用リールの従来例を示す。このリールは、紙、段ボー
ル、あるいはプラスチック等で形成されたもので、中心
に円筒状の巻芯4を有し、巻芯4の両端に円板状の側板
1、2を平行に対向して取り付けたものである。キャリ
アテープの巻き込み開始端となる一方の端部は、前記巻
芯4の周面に粘着テープ等を用いて接着され、巻き込み
終了端となるキャリアテープの他方の端部は、やはり粘
着テープ等によって一方の側板1または2に接着、固定
される。 前記テープ巻込用リールでは、キャリアテープやホルダ
ーテープを長く巻き込むことができるように、側板1、
2の直径が比較的小さく、それらの間隔をホルダーテー
プ13の十数倍から数十倍の幅としたリールが用いられて
いる。 このリールに巻き込んでテープを輸送する場合に、一方
の側板1、2を床面に置いて、巻芯4を床面に対して立
てて輸送すると、リールに巻かれているテープが振動に
よってずれて、巻き緩みを起こし、テープが絡まりやす
い。 そこで従来においては、例えば、側板1、2を多角形と
したり、或は一部に直線部とすることで、側板1、2を
床上に安定して立てて搬送できるようにしたテープ巻込
用リールも提案されている。
【考案が解決しようとしている課題】
しかしながら、前記のようにして側板1、2を多角形と
したり、一部に直線部を設けて床上に立てる場合、巻芯
4と直線部との距離によってテープの巻量が制限され、
円形の側板1、2に比べて巻量が減少してしまう。すな
わち、側板1、2の縁一杯にテープを巻いた状態で側板
1、2を床に置いた場合、リールに巻き込んだテープが
床に接触するため、巻込用リールが不安定となる。さら
に、テープの外周部が圧迫されるため、テープが歪んで
巻かれたり、テープが変形してしまうことがある。そう
すると、部品が破損したり、テープの繰り出しが円滑で
なくなったりする。 本考案は、従来のテープ巻込用リールにおける前記の課
題に鑑み、テープを側板の縁一杯に巻き込むことが出
来、また、巻き込んだテープが床で圧迫されにくいテー
プ巻込用リールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するために、本考案において
採用した手段の要旨は、側板1、2と、円筒状の巻芯4
とを有し、巻芯4の両端面に側板1、2が平行に対向し
て取り付けられているテープ巻込用リールにおいて、側
板1、2の一部から突出した突出部5、5を形成し、こ
の突出部5、5の先端縁を、互いに平行で、且つ巻芯4
の中心軸からの距離が等しい直線状の縁辺3、3とした
ことを特徴とするテープ巻込用リールである。
【作用】
本考案のテープ巻込用リールでは、側板1、2の一部か
ら突出した突出部5、5の先端縁を、互いに平行で、且
つ巻芯4の中心軸からの距離が等しい直線状の縁辺3、
3としているので、この縁辺3、3を床の上に置くこと
により、巻芯4が床と平行になるようリールを置くこと
ができる。そして、テープを含むリール全体の重量が、
或る程度の長さを有する直線状の縁辺3、3に分散して
かかるため、側板1、2が折れ曲がりにくい。 さらに、直線状の縁辺3、3を有する突出部5、5は、
側板1、2の一部から突出しているので、縁辺3、3を
床の上に載せてテープ巻込用リールを置いた状態では、
側板1、2が床から或る程度の高さに保持される。その
ため、テープを側板1、2の縁一杯に巻き込んでも、テ
ープが床に接触しないため、テープの巻量を多くするこ
とができる。また、テープを側板1、2の縁一杯に巻き
込んでも、テープが床に押し付けられて、変形しない。
【実施例】
次に、第1図を参照しながら、本考案の実施例につい
て、具体的に説明する。 既に述べたように、リールは、紙、段ボール、あるいは
プラスチック等の材質で形成されたもので、中心に円筒
状の巻芯4を有し、巻芯4の両端に円板状の側板1、2
を平行に対向して取り付けたものである。 図示の例では、側板1、2は円板状であるが、この側板
1、2の一部から直線状に突出部5、5を突出し、その
先端縁を直線状とし、直線的な端縁3、3としている。
この直線状の端縁3、3は、両側の側板1、2において
互いに対応する部分に形成されており、これらは互いに
平行であって、且つ巻芯4の中心軸からの距離が何れも
等しい。このリールを搬送時や保管時に床面に置こうと
するときは、前述の直線状の端縁3、3を床面に当てて
置くようにする。この状態では、巻芯4は、床面とほぼ
平行であり、側板1、2は床面からやや離れて保持され
る。 既に述べたように、前記のような直線状の端縁3、3を
有する本考案によるリールを用い、その直線状の端縁
3、3を床面に置いた場合、テープを含むリール全体の
重量が、或る程度の長さを有する直線状の縁辺3、3に
分散してかかるため、側板1、2が折れ曲がりにくい。
また、テープを側板1、2の縁一杯に巻き込むことが可
能であるため、テープの巻量が減少することがない。し
かも、テープを側板1、2の縁一杯の巻いても、テープ
が床に当たることも無いので、テープが変形しない。 なお、リールは、紙、段ボール、あるいはプラスチック
等で作られるが、紙や段ボールを使用してリールを成形
した場合、紙や段ボールの筋目や繊維と直角に直線状の
端縁3、3を形成すると、強度上有利である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるテープ巻込用リール
では、巻芯4を床面に平行にして置いた場合に、輸送中
に側板1、2が変形し難い。これにより、テープの繰り
出しに支障を来さない。さらに、テープを側板1、2の
縁一杯に巻き込むことが出来るので、テープの巻込量を
多くすることが出来ると共に、テープが床に押し付けら
れて変形することもないので、部品の破損が無く、テー
プの繰り出しを円滑に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の各実施例を示すテープ巻込用リールの
斜視図、第2図は従来例を示すテープ巻込用リールの斜
視図、第3図は、電子部品のテーピング工程の概要を示
す概略説明図、第4図は、キャリアテープからの電子部
品の取出工程の概要を示す概略説明図である。 1、2……側板、3……端縁、4……巻芯、5……突出

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板(1)、(2)と、円筒状の巻芯
    (4)とを有し、巻芯(4)の両端面に側板(1)、
    (2)が平行に対向して取り付けられているテープ巻込
    用リールにおいて、側板(1)、(2)の一部から突出
    した突出部(5)、(5)を形成し、この突出部
    (5)、(5)の先端縁を、互いに平行で、且つ巻芯
    (4)の中心軸からの距離が等しい直線状の縁辺
    (3)、(3)としたことを特徴とするテープ巻込用リ
    ール。
JP1990076748U 1990-07-19 1990-07-19 テープ巻込用リール Expired - Lifetime JPH079874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076748U JPH079874Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 テープ巻込用リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076748U JPH079874Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 テープ巻込用リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434274U JPH0434274U (ja) 1992-03-23
JPH079874Y2 true JPH079874Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31618498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990076748U Expired - Lifetime JPH079874Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 テープ巻込用リール

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52166786U (ja) * 1976-06-10 1977-12-17
JPS5895078A (ja) * 1981-11-28 1983-06-06 アンプ インコーポレーテッド 巻き取りリ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434274U (ja) 1992-03-23

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