JPH074222Y2 - 電子部品テープ状包装体 - Google Patents

電子部品テープ状包装体

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JPH074222Y2
JPH074222Y2 JP14456488U JP14456488U JPH074222Y2 JP H074222 Y2 JPH074222 Y2 JP H074222Y2 JP 14456488 U JP14456488 U JP 14456488U JP 14456488 U JP14456488 U JP 14456488U JP H074222 Y2 JPH074222 Y2 JP H074222Y2
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JP
Japan
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tape
electronic component
component
chip
carrier tape
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JP14456488U
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JPH0266463U (ja
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昇治 金井
洋一 山本
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子部品を収納凹部に収納して搬送するテー
プ状包装体の改良に関するものである。
[従来の技術] この種従来の電子部品のテープ状包装体の一例を、第2
図〜第4図に示す。小形電子部品、特にチップ状電子部
品は、時代のニーズに合せて、種々の民生機器や産業機
器の広汎な分野へ進展し、大量に生産され、使用されて
いる。それらチップ状電子部品の製造プロセスの重要さ
は言うをまたないが、その包装手段も又、搬送途中にお
ける製品の破損を防止し、精度を維持させながら、省力
化を図らなければならず、重要な事柄の一つである。そ
れに、これらチップ状電子部品を回路基板に組み込む場
合、量産向きに自動化されたチップマウンタを使用する
のが普通であるから、自動操作に適した包装の工夫も必
要である。
第2図〜第4図において、4は円筒形チップ状磁器コン
デンサである。チップ状電子部品はレジスタ、インダク
タ等でも包装に関してはほぼ同様である。形状も角柱
形、平角形等があるが、これらも梱包手段は同じように
できる。ここでは、それら小形電子部品の代表例として
円筒形チップ状磁器コンデンサ(以下電子部品と言う)
の場合について説明する。1はテープ状包装体で、キャ
リアテープ5とカバーテープ6が積層接着され、一対を
なしている。そして、同キャリアテープ5には、電子部
品4を収納する凹部であるチップホール2が形成されて
いる。
前記キャリアテープ5のチップホール2に、電子部品4
を図示されていない自動挿入機により連続的に挿入した
後、カバーテープ6を重ね合せて、ホットメルト加工に
より熱的にキャリアテープ5と接着し、チップホール2
を閉鎖してテープ状包装体1となすものである。送り穴
3は、前述の自動挿入機のキャリアテープ送り歯車のピ
ッチに合せて鑽孔されている。この従来例では送り穴3
をテープ1の両側端に設けてあるが、片側のみで移動さ
せる形式のものもある。
以上のように、電子部品4はキャリアテープ5のチップ
ホール2に、独立して収納され、第3図に示すように、
図示されていないリールにAの部分から巻き始め、チッ
プ部品装着部Bが続き、次いで空のチップホール部Cが
あり、最後はリーダ部Dになって巻き終る。A部とC部
では、10ピッチ程度のチップホールを空のままにしてお
く。回路基板に組み込む場合は、リーダ部Dの方から矢
印の方向に引き出して使用する。1リールに3000個前後
の電子部品が収納され、何リールか一括して梱包箱に入
れられて移送される。回路基板に組み込む場合、第5図
に示すようにキャリアテープ5からカバーテープ6を矢
印で示したように剥離して、電子部品4を取り出し、使
用していた。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の技術では、電子部品をキャリアテープの長手
方向に対して、第2図の従来例に示すように直角に一定
間隔で収納していた。すなわち、キャリアテープの長手
方向に対して、一定間隔でチップホール2の長手方向が
直角になるように、チップホールを形成していた。また
正方形状の電子部品等、縦、横の寸法が等しいものにつ
いては、その一辺がキャリアテープの長手方向と直角に
なるように形成されていた。しかし、このような構成で
は、高い収納効率が得られないといった技術的課題があ
った。
本考案の目的は、このような従来技術の課題を解決でき
る、単位当りの収納効率の高い電子部品テープ状包装体
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記本考案の目的は、積層接着される一対の長尺なテー
プからなり、少なくとも一方のテープに部品収納凹部を
形成し、この部品収納凹部に電子部品を収納し、他方の
テープをこのテープに重ね合わせて接着し、上記部品収
納凹部を閉じてなる電子部品テープ状包装体において、
上記部品収納凹部の部品収納部がテープの長手方向に対
して傾けて形成され、かつ上記部品収納凹部がテープの
長手方向に連なって形成されていることを特徴とする電
子部品テープ状包装体によって達成される。
[作用] 上記のように構成された電子部品テープ状包装体によれ
ば、部品収納凹部であるチップホールが連なって形成さ
れていても、部品収納部をテープの長手方向に対して傾
けてあるので、チップホールの角の部分で電子部品の移
動を防止した状態で収納できる。従って、テープの単位
長さ当りの収納効率を高めることが可能となる。
[実施例] 以下、本考案の電子部品テープ状包装体の一実施例につ
いて、第1図(a),(b)を参照して説明する。
第1図(a)において、4は電子部品である。従来例で
も説明した通り、本考案の電子部品包装体は、種々の小
形電子部品に同じ様な形態で適用できるものであるが、
ここではその代表的な例として、円筒形チップ状磁器コ
ンデンサについて述べる。電子部品4は、長尺なキャリ
アテープ5に設けられた、部品収納凹部であるチップホ
ール2の部品収納部に収納される。収納後、前記キャリ
アテープ5と一対をなすカバーテープ6を、同キャリア
テープ5と積層接着し、前記チップホール2を閉じて電
子部品テープ状包装体を構成する。同カバーテープ6の
幅は、キャリアテープ5より狭く出来ており、送り穴3
を塞いだり、キャリアテープ5よりはみださないように
接着される。従って、キャリアテープ5の送り穴3のあ
る部分は、カバーテープ6が無い。前記送り穴3は、電
子部品4を自動的にキャリアテープ5のチップホール2
の部品収納部に挿入する 自動挿入機あるいは、電子部
品4を回路基板に組み入む、自動搭載機の送り機構にセ
ットできるように鑽孔されている。本実施例では、送り
穴3をキャリアテープの片側に設けてあるが、両側端に
設けてもよい。
上記電子部品テープ状包装体では、電子部品4の収納凹
部であるチップホール2の部品収納部が、キャリアテー
プ5の長手方向に対して傾いた形で設けられ、そのチッ
プホール2が長手方向に連なって形成されている。第1
図(b)は、チップホール2の傾斜角θを説明する図
で、キャリアテープ5の長手方向に平行な線をX軸、こ
れに直交する線をY軸とし、チップホール2の左辺がY
軸となす角θがおよそ18°の場合の例である。同角θは
任意に選択することができるが、チップホール2の角部
で電子部品4の移動を防止できる範囲で同角θができる
だけ小さいほうが、また電子部品の幅方向に対する長さ
方向の比が大きいほうが、キャリアテープ5の単位長さ
当りの収納効率がより向上するといった効果がある。
第1図の実施例では、チップホール2をキャリアテープ
5に設けたが、チップホール2を電子部品4の厚さ方向
に2分割して、キャリアテープ5側に半分、その対をな
す半分をカバーテープ6側に設け、両者を合せて一個の
チップホール2を形成して電子部品包装体としても良
い。
[考案の効果] 前記説明から分るように、本考案の電子部品収納凹部は
連らなって形成されていても、その収納凹部の角部分で
電子部品の移動を防止した状態で収納でき、従ってテー
プ状包装体の単位長さ当りの収納効率を高める効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本考案の電子部品テープ状包装体の一
実施例を示す平面図、第1図(b)は同実施例の説明
図、第2図、第3図は従来の電子部品包装体の例を示す
平面図、第4図は同従来例を示す横断面図である。 2……チップホール、4……電子部品、5……キャリア
テープ、6……カバーテープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層接着される一対の長尺なテープからな
    り、少なくとも一方のテープに部品収納凹部を形成し、
    この部品収納凹部に電子部品を収納し、他方のテープを
    このテープに重ね合わせて接着し、上記部品収納凹部を
    閉じてなる電子部品テープ状包装体において、上記部品
    収納凹部の部品収納部がテープの長手方向に対して傾け
    て形成され、かつ上記部品収納凹部がテープの長手方向
    に連なって形成されていることを特徴とする電子部品テ
    ープ状包装体。
JP14456488U 1988-11-05 1988-11-05 電子部品テープ状包装体 Expired - Lifetime JPH074222Y2 (ja)

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JP14456488U JPH074222Y2 (ja) 1988-11-05 1988-11-05 電子部品テープ状包装体

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JP14456488U JPH074222Y2 (ja) 1988-11-05 1988-11-05 電子部品テープ状包装体

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JPH0266463U JPH0266463U (ja) 1990-05-18
JPH074222Y2 true JPH074222Y2 (ja) 1995-02-01

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JP14456488U Expired - Lifetime JPH074222Y2 (ja) 1988-11-05 1988-11-05 電子部品テープ状包装体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3342585B2 (ja) * 1994-07-27 2002-11-11 エスエムケイ株式会社 Fpcコネクタのテーピング方法
US9984914B2 (en) * 2015-09-02 2018-05-29 Qualcomm Incorporated Carrier tape

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JPH0266463U (ja) 1990-05-18

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