JP2003154719A - インクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法 - Google Patents
インクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法Info
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Abstract
ることにより保管や輸送のコストを下げることができる
インクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法の提
供。 【解決手段】供給側の巻き芯に巻回されるインクフィル
ム1の巻き取り側端部に、自然状態では所定の曲率で円
筒状に変形する弾性シートからなるホルダー2が取り付
けられ、ホルダー2の巻き取り側先端部近傍に切り曲げ
形状21、巻き取り側の巻き芯に凹形状34を備えるも
のであり、ホルダー2が、梱包時には供給側の巻き芯に
巻回されたインクフィルム1を、使用時には巻き取り側
の巻き芯を弾性力で適度に押圧、保持するため、梱包時
の保持部材が不要となる。また、使用後には供給側の巻
き芯を巻き取り側の巻き芯として再利用することができ
るため、廃棄物を減らすことができる。
Description
びインクフィルムの取り扱い方法に関し、特に、廃棄物
を減らすことができるインクフィルム及びインクフィル
ムの取り扱い方法に関する。
機器に使用されている熱転写方式のプリンタの内、イン
クフィルムの形状が帯状で、短尺方向の寸法がプリンタ
の印字可能幅以上あるインクフィルムを使用するプリン
タは、例えば、図17に示すように、記録紙搬送用ロー
ラ71と、サーマルヘッド72の間に記録紙73とイン
クフィルム1とを挟み、記録紙搬送用ローラ71を回転
させて記録紙73を搬送しながら、サーマルヘッド72
に印字信号を送り発熱させることで、インクフィルム1
に塗布されているインクを溶かし、溶かしたインクを記
録紙73に転写させている。
73と一緒に搬送されるため、供給側の巻き芯75に巻
き付けられていたインクフィルム1は、巻き取り側の巻
き芯76に巻き取られる。
に示すように、インクフィルム1の先端部が巻き取り側
の巻き芯76に貼り付けられ、残りのインクフィルム1
は供給側の巻き芯75に巻き付けられた構造をしてい
た。この場合、印字を行うことで、インクフィルム1は
巻き取り側の巻き芯76に巻き取られていき、供給側の
インクフィルム1が全て巻き取り側の巻き芯76に巻き
取られると、使用者は供給側の巻き芯75と、インクフ
ィルム1を巻き取った巻き取り側の巻き芯76の双方を
プリンタ装置から取り外し廃棄していた。
た従来のインクフィルムの構造では、使用したインクフ
ィルム1と巻き取り側の巻き芯76だけでなく、供給側
の巻き芯75も廃棄することになるため、廃棄物が多く
なるという問題があった。
付品として装置の梱包箱内に同梱される場合や、消耗品
として店頭等で販売される場合等、インクフィルムカー
トリッジとして梱包される時は、インクフィルム1の破
損を防止するために、図19に示すように、インクフィ
ルム1を巻き付けた供給側の巻き芯75と、巻き取り側
の巻き芯76を接するように保持するため、粘着テープ
もしくは輪ゴム等の保持部材6を使用していた。この場
合、インクフィルム1を装置に取り付ける時は、前記保
持部材6を取り外し廃棄することになり、更に廃棄物が
増えるという問題があった。
巻き芯76とがセットとなって梱包されるため、インク
フィルム1としての梱包サイズが大きくなってしまい、
インクフィルム1を倉庫等に保管する場合の保管スペー
スが広く必要になり、インクフィルム1個当たりの保管
費用が高くなったり、インクフィルム輸送時の輸送費用
が高くなるという問題があった。
のであって、その主たる目的は、廃棄物を減らし、ま
た、梱包サイズを小さくすることにより保管や輸送のコ
ストを下げることができるインクフィルム及びインクフ
ィルムの取り扱い方法を提供することにある。
め、本発明のインクフィルムは、供給側の巻き芯に巻回
され、巻き取り側の巻き芯に巻き取られるインクフィル
ムであって、前記インクフィルムの巻き取り側端部に、
自然状態では所定の曲率で円筒状に変形する弾性シート
からなるホルダーが取り付けられているものである。
り側先端部近傍に、切り込みを折り曲げて形成した切り
曲げ部を備え、前記巻き取り側の巻き芯に、前記切り曲
げ部と勘合する凹部を備える構成とすることができる。
の先端が、前記ホルダーの円筒内側、かつ、巻き取り方
向と逆方向に向かって突出するように折り曲げられ、前
記巻き取り側の巻き芯の回動に対して、前記切り曲げ部
が前記凹部に引っかかって保持されることが好ましい。
き取り方向に向かって辺の幅が徐々に広くなる台形状に
形成され、前記巻き取り側の巻き芯に回動に対して、前
記切り曲げ部が台形の側辺に沿って移動して勘合し、前
記ホルダーと前記巻き芯との軸方向の位置ずれが修正さ
れる構成とすることもできる。
巻き取り方向の長さをL、前記巻き芯の外周長をL1、
該巻き芯に巻回された前記インクフィルムの外周長をL
2とした時に、L2/2<L<L1を満たすように、前
記ホルダーの長さが設定されることが好ましい。
は、供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の巻き芯に
巻き取られるインクフィルムの取り扱い方法であって、
前記インクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では
所定の曲率で円筒状に変形する弾性シートからなるホル
ダーを備え、前記ホルダーを前記供給側の巻き芯に巻回
された前記インクフィルムを覆うように被せて前記イン
クフィルムを梱包するものである。
印刷装置に装着するに際し、前記ホルダーを前記供給側
の巻き芯から外し、前記巻き取り側の巻き芯に被せ、前
記ホルダーの切り込みを折り曲げて形成した切り曲げ部
と前記巻き取り側の巻き芯に設けた凹部とを嵌合させる
ことにより、前記ホルダーと前記巻き芯との位置合わせ
と保持とを行う構成とすることができる。
インクフィルムを廃棄するに際し、前記巻き取り側の巻
き芯及び前記インクフィルムのみを廃棄し、前記供給側
の巻き芯を新しいインクフィルムの巻き取り側の巻き芯
として使用する構成とすることもできる。
1に示す様に、インクフィルム1の巻き取り側の先端に
ホルダー2が取り付けられており、このホルダー2は弾
性のあるシート材で作られ、ホルダー2が単独で放置さ
れた場合には、図2に示すように、インクフィルム1が
取り付けられる辺と直交する辺が、インクフィルム1の
巻き取り方向に丸く変形して所定の曲率の円筒状とな
り、その曲率の寸法Dはインクフィルムの巻き芯3の直
径d1以下の寸法になるように設定されている。また、
ホルダー2には、少なくとも1個以上の切り曲げ形状2
1を有しており、切り曲げ形状21は円筒の内側、か
つ、その先端部が巻き取り方向と逆方向を向くように形
成されている。
の巻き芯3は、端にシャフト4を取り付けられる構造に
なっており、このシャフト4を付け替えることでインク
フィルムの巻き取り側の巻き芯31にも、また供給側の
巻き芯32にも使用することができ、インクフィルムの
巻き取り側の巻き芯31として使用する場合は、巻き取
り駆動用のギヤ形状を有したシャフト41を取り付け、
供給側の巻き芯32として使用する場合はギヤ形状の無
いシャフト42を取り付けて使用する。
ルダー2の切り曲げ形状21と勘合する位置に凹形状3
4を有しており、切り曲げ形状21が凹形状34に引っ
かかることにより、ホルダー2と巻き芯3とが固定され
る。
は、梱包の際にはホルダー2が供給側の巻き芯3に被さ
るために梱包サイズを小さくすることができると共に、
ホルダー2の弾性力によりインクフィルム1を適度に押
圧して保持することができ、粘着テープや輪ゴムのよう
な保持部材6が不要になり、廃棄物を減少させることが
できる。
の巻き芯3から外して巻き取り側の巻き芯3に被せるだ
けでよく、また、ホルダー2には切り曲げ形状21、巻
き芯3には凹形状34が形成され、これらが勘合するこ
とにより位置合わせと固定が行われるため、インクフィ
ルム1の装着作業を容易かつ確実に行うことができる。
その好ましい一実施の形態において、供給側の巻き芯に
巻回され、巻き取り側の巻き芯に巻き取られるインクフ
ィルムの巻き取り側端部に、自然状態では所定の曲率で
円筒状に変形する弾性シートからなるホルダーが取り付
けられ、ホルダーの巻き取り側先端部近傍には、切り込
みを折り曲げて形成した切り曲げ部を備え、巻き取り側
の巻き芯には、切り曲げ部と勘合する凹部を備え、ホル
ダーの巻き取り方向の長さをL、巻き芯の外周長をL
1、巻き芯に巻回されたインクフィルムの外周長をL2
とした時に、L2/2<L<L1を満たすようにホルダ
ーの長さを設定することにより、梱包時には供給側の巻
き芯に巻回されたインクフィルムを、使用時には巻き取
り側の巻き芯を弾性力で適度に押圧、保持することがで
き、梱包時の保持部材が不要となる。また、使用後には
供給側の巻き芯を巻き取り側の巻き芯として再利用する
ことができるため、廃棄物を減らすことができる。
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
に係るインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方
法について、図1乃至図13を参照して説明する。図1
は、本発明のインクフィルムの構成を示す斜視図であ
り、図2は、巻き芯の軸に直交する面の断面図であり、
図3は、巻き芯にシャフトを取り付ける状態を示す図で
ある。また、図4乃至図8は、ホルダーと巻き芯との嵌
合方法を説明するための図であり、図9乃至図13は、
インクフィルムの装着手順を説明するための図である。
える電子機器に使用されている熱転写方式のプリンタに
使用するインクフィルムの内、インクフィルムの形状が
帯状で、短尺方向の寸法がプリンタの印字可能幅以上あ
るインクフィルムに関するものである。
取り側の先端にホルダー2が接着、もしくは粘着テープ
等の貼り付け手段5により取り付けられている。このホ
ルダー2は弾性のあるシート材で作られており、ホルダ
ー2の形状は、ホルダー2が単独で放置された場合に
は、図2に示すように、インクフィルム1が取り付けら
れる辺と直交する辺が、インクフィルム1の巻き取り方
向に丸く変形して所定の曲率の円筒状となり、その曲率
の寸法Dはインクフィルムの巻き芯3の直径d1より小
さい寸法になっている。
巻き芯3の周長L1より短く、またインクフィルム1を
供給側の巻き芯32に巻き付けた時の、インクフィルム
最外形の周長L2の1/2より長く設定されている。
少なくとも1個以上の切り曲げ形状21を有している。
この切り曲げ形状21は、ホルダー2とインクフィルム
1の取り付け部22と反対側の辺23の近傍に設けられ
る。切り曲げ形状21はホルダー2の内周方向に向いて
切り曲げられており、この切り曲げ形状21の折り曲げ
部21aは、辺23の方向に向いて設けられ、切り曲げ
た端面21bはホルダー2とインクフィルム1の取り付
け部の方向に向いた形状をしている。
芯3は、シャフト4を取り付けられる構造になってお
り、このシャフト4を付け替えることでインクフィルム
の巻き取り側の巻き芯31にも供給側の巻き芯32にも
使用することができ、インクフィルムの巻き取り側の巻
き芯31として使用する場合は、巻き取り駆動用のギヤ
形状を有したシャフト41を取り付け、供給側の巻き芯
32として使用する場合はギヤ形状の無いシャフト42
を取り付けて使用する。
2の切り曲げ形状21と勘合する位置で、切り曲げの幅
方向の寸法aより、幅方向の寸法Aが大きい凹形状34
が設けられている。巻き芯3にホルダー2をかぶせる様
に取り付けた時、ホルダー2から切り曲げ形状21の切
り曲げた端面21bが、巻き芯3の凹形状34に引っか
かる様に、凹形状34の断面形状は図7に示す様な形状
になっている。
態について、図2と図8を使用して説明する。
2に示した様にホルダー2の曲率のある1辺の長さL
は、インクフィルム1を供給側の巻き芯32に巻き付け
た時の、インクフィルム最外形の周長L2の1/2より
長くなっているため、図8に示すようにインクフィルム
1を供給側の巻き芯32に巻き付けると、ホルダー2が
巻き芯32に巻き付けられたインクフィルム1に被さる
様に密着する。これにより、本来、巻き芯3に巻き付け
られているだけで巻きずれを生じ、緩みやすくなってい
るインクフィルム1を、適度な押圧力で固定することが
できる。
法について、順を追って図を使用して説明する。
ー2により巻き付けられたインクフィルム1が緩むこと
なく固定されている巻き芯3に、供給側のシャフト42
を取り付ける。
密着しているホルダー2に、図10の図中矢印の方向に
力を加えホルダー2の弾性を利用して変形させて巻き芯
から取り外す。
いる巻き取り側の巻き芯31に、図11の様にホルダー
2をかぶせる様に取り付ける。ここで、図2に示すよう
にホルダーの曲率寸法Dがインクフィルムの巻き芯3の
直径d1より小さく、なおかつホルダー2が弾性のある
材質で製造されているため、ホルダー2を巻き芯3に密
着して取り付けることができる。このとき、ホルダー2
の切り曲げ形状21と巻き芯3の凹形状34は確実に勘
合していない可能性が高く、図12に示すような状態に
なっていると考えられる。
クフィルム1の巻き取り動作のため、図13中の矢印の
方向に回転することで、ホルダー2の切り曲げ形状21
と巻き取り側の巻き芯31の凹形状34は勘合し、ホル
ダー2の切り曲げ形状21の切り曲げた端面21bが、
巻き取り側の巻き芯31の凹形状34の面34aに引っ
かかり固定されてインクフィルム1の巻き取りが行われ
る。
取り側の巻き芯31に巻き取られていき、供給側の巻き
芯32に巻き付けられていたインクフィルム1が無くな
ると、使用者は使い終わったインクフィルム1、つまり
インクフィルム1が巻き付いた巻き取り側の巻き芯31
を装置から取り外す。このとき、巻き取り側の巻き芯3
1に取り付けられているシャフト41は繰り返し使用す
るため取り外され、巻き取り側の巻き芯31とそれに巻
き付いているインクフィルム1だけを廃棄する。また、
装置内に残っている今まで供給側の巻き芯32として使
用していた巻き芯3は、供給側のシャフト42を取り外
し、先ほど巻き取り側の巻き芯31から取り外したシャ
フト41を取り付けることで、引き続き巻き取り側の巻
き芯31として使用する。
に従って、新しいインクフィルム1を装置に取り付ける
ことにより、簡単にインクフィルムを装着することがで
きる。
構造及びインクフィルムの取り扱い方法によれば、梱包
の際にはホルダー2が供給側の巻き芯3に被さるために
梱包サイズを小さくすることができると共に、ホルダー
2の弾性力によりインクフィルム1を適度に押圧して保
持することができ、粘着テープや輪ゴムのような保持部
材6が不要になり、廃棄物を減少させることができる。
の巻き芯3から外して巻き取り側の巻き芯に被せるだけ
でよく、また、ホルダー2には切り曲げ形状21が形成
され、巻き芯の切り曲げ形状21に勘合する位置に凹形
状34が形成され、これらが勘合することにより位置合
わせと固定が行われるため、インクフィルム1の装着作
業を容易かつ確実に行うことができる。
棄する際には、供給側の巻き芯は巻き取り側の巻き芯と
して再利用することができるため、廃棄物を更に減少さ
せることができる。
に係るインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方
法について、図14乃至図16を参照して説明する。図
14乃至図16、ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明
するための図である。なお、本実施例は、巻き芯の凹形
状に改良を加えたことを特徴とするものであり、他の部
分の構造は前記した第1の実施例と同様である。
うに、巻き芯3に設けられている凹形状35を「ハの
字」状の形状にすることを特徴としている。これによ
り、ホルダー2の切り曲げ形状21と容易に勘合し、な
おかつ正確に位置決めできるようになる。
取り側の巻き芯31にかぶせるように取り付けられる。
このとき、ホルダー2の切り曲げ形状21と、巻き芯3
の凹形状34は、図12に示したような方向で勘合して
いないだけでなく、図15に示すように巻き芯3の軸方
向にもずれている可能性がある。
1をインクフィルム1の巻き取りのために回転させる
と、巻き芯3の「ハの字」になっている凹形状35が、
ホルダー2の切り曲げ形状21の受け入れ形状の役割を
果たす。ホルダー2の切り曲げ形状21が「ハの字」に
した凹形状の側面に沿うことにより、巻き芯3に対す
る、ホルダー2の位置が図中の矢印の方向に修正され、
図16に示すように、ホルダー2の切り曲げ形状21の
切り曲げた端面21bが巻き芯3の凹形状35の面35
aと引っかかるときにはホルダー2と巻き芯3の位置は
正確な位置に修正される。
びインクフィルムの取り扱い方法では、ホルダー2の切
り曲げ形状21と勘合する巻き芯の凹形状35を「ハ」
の字形状にすることにより、ホルダー2と巻き芯との軸
方向の位置がずれた場合でも、切り曲げ形状が「ハ」の
字の側面に沿って移動するために適正な位置に誘導する
ことができ、前記した第1の実施例よりもインクフィル
ムの装着を容易かつ確実に行うことができる。
ィルム及びインクフィルムの取り扱い方法によれば下記
記載の効果を奏する。
とができるということである。すなわち、従来のインク
フィルムは、図18に示すように、インクフィルム1の
先端部が巻き取り側の巻き芯76に貼り付けられ、残り
のインクフィルム1は供給側の巻き芯75に巻き付けら
れた構造をしていたため、印字を行い、インクフィルム
1を使い終わると、巻き取り側の巻き芯76だけでな
く、供給側の巻き芯75も廃棄していた。
うにインクフィルム1の先端にホルダー2を取り付け、
供給側の巻き芯32は、シャフト4を付け替えることで
引き続き巻き取り側の巻き芯31として使用することが
でき、インクフィルム1を使い終わった時の廃棄物は、
インクフィルム1とそれを巻き取った巻き取り側の巻き
芯31の内の巻き芯3だけということになり、廃棄物を
減らすことができる。
るということである。すなわち、従来のインクフィルム
は図19に示すようにインクフィルム1を巻き付けた供
給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を接する
ように保持するために保持部材6を使用していたが、本
発明のインクフィルムでは、図8に示すように、この機
能をホルダー2に持たせることにより保持部材6を無く
すことができ、この結果、廃棄物を減らすことができ
る。
ルム単体としての梱包サイズを小さくすることができ、
これにより倉庫等に保管する場合の保管スペースを削減
することができ、その結果、インクフィルム1個当たり
の保管費用を安くできるということである。また、輸送
時には輸送用ダンボール箱の中に、従来のインクフィル
ムより多く、本発明によるインクフィルムを詰め込むこ
とができることで、インクフィルム1個当たりの輸送費
用を安くできるという効果もある。
クフィルムを巻き付けた供給側の巻き芯75と、巻き取
り側の巻き芯76を接するように保持するために使用し
ていた保持部材6の機能を、図8に示したように、ホル
ダー2に持たせたことによる。すなわち、従来は、イン
クフィルム1とそのインクフィルム1を巻き取っていた
供給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を保管
するスペースが必要であったのに対し、ホルダー2に保
持部材の機能を持たせることにより、図8に示した様な
形態にインクフィルムを保管することができるからであ
る。
構造を示す斜視図である。
構造を示す断面図である。
図である。
の斜視図である。
の斜視図である。
の斜視図である。
の断面図である。
の断面図である。
視図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
芯との嵌合方法を説明するための斜視図である。
芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
ある。
斜視図である。
斜視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の
巻き芯に巻き取られるインクフィルムであって、 前記インクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では
所定の曲率で円筒状に変形する弾性シートからなるホル
ダーが取り付けられていることを特徴とするインクフィ
ルム。 - 【請求項2】前記ホルダーの巻き取り側先端部近傍に、
切り込みを折り曲げて形成した切り曲げ部を備え、前記
巻き取り側の巻き芯に、前記切り曲げ部と勘合する凹部
を備えることを特徴とする請求項1記載のインクフィル
ム。 - 【請求項3】前記切り曲げ部の先端が、前記ホルダーの
円筒内側、かつ、巻き取り方向と逆方向に向かって突出
するように折り曲げられ、前記巻き取り側の巻き芯の回
動に対して、前記切り曲げ部が前記凹部に引っかかって
保持されることを特徴とする請求項2記載のインクフィ
ルム。 - 【請求項4】前記凹部が、巻き取り方向に向かって辺の
幅が徐々に広くなる台形状に形成され、前記巻き取り側
の巻き芯に回動に対して、前記切り曲げ部が台形の側辺
に沿って移動して勘合し、前記ホルダーと前記巻き芯と
の軸方向の位置ずれが修正されることを特徴とする請求
項2又は3に記載のインクフィルム。 - 【請求項5】前記ホルダーの巻き取り方向の長さをL、
前記巻き芯の外周長をL1、該巻き芯に巻回された前記
インクフィルムの外周長をL2とした時に、 L2/2<L<L1を満たすように、前記ホルダーの長
さが設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか一に記載のインクフィルム。 - 【請求項6】供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の
巻き芯に巻き取られるインクフィルムの取り扱い方法で
あって、 前記インクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では
所定の曲率で円筒状に変形する弾性シートからなるホル
ダーを備え、前記ホルダーを前記供給側の巻き芯に巻回
された前記インクフィルムを覆うように被せて前記イン
クフィルムを梱包することを特徴とするインクフィルム
の取り扱い方法。 - 【請求項7】前記インクフィルムを印刷装置に装着する
に際し、前記ホルダーを前記供給側の巻き芯から外し、
前記巻き取り側の巻き芯に被せ、前記ホルダーの切り込
みを折り曲げて形成した切り曲げ部と前記巻き取り側の
巻き芯に設けた凹部とを嵌合させることにより、前記ホ
ルダーと前記巻き芯との位置合わせと保持とを行うこと
を特徴とする請求項6記載のインクフィルムの取り扱い
方法。 - 【請求項8】前記切り曲げ部の先端を、前記ホルダーの
円筒内側、かつ、巻き取り方向と逆方向に向かって突出
するように折り曲げて形成し、前記巻き取り側の巻き芯
の回動に際して、前記切り曲げ部を前記凹部に引っかけ
て保持することを特徴とする請求項7記載のインクフィ
ルムの取り扱い方法。 - 【請求項9】使用済みの前記インクフィルムを廃棄する
に際し、前記巻き取り側の巻き芯及び前記インクフィル
ムのみを廃棄し、前記供給側の巻き芯を新しいインクフ
ィルムの巻き取り側の巻き芯として使用することを特徴
とする請求項6乃至8のいずれか一に記載のインクフィ
ルムの取り扱い方法。 - 【請求項10】前記ホルダーの巻き取り方向の長さを
L、前記供給側の巻き芯の外周長をL1、該巻き芯に巻
回された前記インクフィルムの外周長をL2とした時
に、 L2/2<L<L1を満たすように、前記ホルダーの長
さを設定し、 梱包時の前記インクフィルムの保持力及び使用時の前記
巻き取り側の巻き芯の保持力を調整することを特徴とす
る請求項6乃至9のいずれか一に記載のインクフィル
ム。
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