JP3549370B2 - カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置 - Google Patents

カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷用カートリッジおよびこのカートリッジを使用する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロール状に巻取りされた長尺のラベルシート等から成る受像テープと、インクリボンとを、同一ケース内に収納したカートリッジを用いて、前記受像テープにインクリボンのインクを転写して記録を行うラベル作成用の記録装置が広く知られている。
この従来のカートリッジと記録装置について図9、図10に基づいて説明する。 まず、従来のカートリッジRは図9の要部断面図に示すように、外形が略矩形のケース1の周囲に側壁1aが形成されて、該側壁1aによりケース1の内部が遮蔽されるようになっている。
また、図示右上側に略コ字状に切り欠きされたヘッド挿入凹部1bが形成され、該ヘッド挿入凹部1bの左側上部にテープ搬送口1cが形成され、前記ヘッド挿入凹部1bの上部右側にテープ排出口1dが開口して形成されている。
また、図示右側の側壁1aには2つの開口を備えたリボン位置合わせ部1eが形成されている。また、前記ヘッド挿入凹部1bの左側のケース1内部の図示上方の下面には略半円形のテープ巻き戻し窓1fが開放されて形成されている。
【0003】
また、前記ヘッド挿入凹部1bの左側には、紙等から成るロール状で長尺の受像テープ2を巻回した、テープ供給スプール3が配設されている。そして、テープ供給スプール3の下部には、外周に複数の歯車を有する歯車プレート3aが一体に形成されている。
そして、前記受像テープ2は、テープ搬出口1cからヘッド挿入凹部1bに引き出される。そして、該ヘッド挿入凹部1bで画像記録された受像テープ2が、テープ排出口1dを通過してカートリッジRの外部に排出される。
【0004】
また、前記ヘッド挿入凹部1bの下方には、所望の色のインクが塗布されたインクリボン4を巻回したリボン供給スプール5と、このリボン供給スプール5から繰り出されるインクリボン4を巻取るリボン巻き取りスプール6が配設されている。
そして、前記インクリボン4はテープ搬出口1cから引き出されて、前記ヘッド挿入凹部1dに搬送され、後述するサーマルヘッド7で受像テープ2にインクが転写されて画像記録される。
そして、記録終了後の使用済みのインクリボン4が、テープ排出口1dからケース1の内部に再び入って、また、前記リボン位置合わせ部1eで一時的に外部に引き出されてから、リボン巻き取りスプール6に巻取られる。
また、前記リボン位置合わせ部1eは、インクリボン4がカラーの場合に、最初に印刷を開始する色を外部から確認して、所望の色の印刷スタート位置を位置決めするために設けられている。
【0005】
前述のような従来のカートリッジRを用いて受像テープ2に画像を記録する記録装置(図示せず)には、前記カートリッジRを装着するカセット装着部(図示せず)等が形成されている。
このカセット装着部には、図10に示すように、発熱部7aを有する回動可能なサーマルヘッド7、プラテンローラ8、巻き戻しギア9がそれぞれ配設されている。そして、カセット装着部にカートリッジRを装着すると、カートリッジRのヘッド挿入凹部1bにサーマルヘッド7が位置し、ヘッド挿入凹部1bの図示上部外側で、前記サーマルヘッド7と対向する位置に回転可能なプラテンローラ8が配設されている。
また、前記ケース1のテープ巻き戻し窓1fに、外周に複数の歯車が形成されたテープ巻き戻しギア9が位置し、該テープ巻き戻しギア9がテープ供給スプール3の歯車プレート3aの歯車と噛み合うようになっている。
そして、インクリボン4にカラーリボンを用いてカラー画像を記録するときに、前記テープ供給スプール3の歯車プレート3aの歯車に噛み合っているテープ巻き戻しギア9を回転駆動させる。そして、最初の色のインクを転写して記録した受像テープ2を一旦巻き戻して、前記最初の色のインクを転写した上から、異なる色のインクリボンのインクを繰り返し重ね記録して所望の色のカラー画像が得られるようになっている。
【0006】
前述のような構成の従来の記録装置のカッセト装着部にカートリッジRを載置し、図10に示すように、受像テープ2とインクリボン4とを重ね合わせた状態でサーマルヘッド7とプラテンローラ8との間に案内する。
そして、サーマルヘッド7を回動させて、受像テープ2とインクリボン4とを発熱部7aでプラテンローラ8に押圧して、サーマルヘッド7の発熱部7aを制御して、プラテンローラ8を回転させて受像テープ2とインクリボン4とをテープ排出口1d側に送りながら、インクリボン7のインクを受像テープ2に転写して受像テープ2に所望の画像を記録する。
このような記録装置は、特に細長のラベル等の印刷に好適であり、広く一般に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したような従来のカートリッジRは、受像テープ2がロール状で長尺に形成されて、テープ供給スプール3に巻取られてケース1に収納されているため、印刷後の受像テープ2がロール状にカールした巻き癖がついて、受像テープ2の剥離テープを剥離するとき、あるいは剥離テープを剥離した後、所定の場所に貼り付けるときに斜めになったりして、取り扱いが面倒であった。
【0008】
また、受像テープ2がロール状の長尺であったため、受像テープ2に所望の文字等を記録後、必要な長さに切断して使用しなければならなかった。そのために、記録装置にテープ切断機構を組み込んだりしなければならなかったので、記録装置が高価になっていた。
また、記録装置にテープ切断機構を組み込まない場合には、記録終了後の受像テープ2をハサミ、あるいはカッター等を使って切断しなければならないという不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の手段として本発明のカートリッジは、長手方向に複数の色のインクが順番に繰り返して塗布されたインクリボンと該インクリボンの両端部をそれぞれ巻回し回転自在とされた供給リールおよび巻取りリールとを収納した第1のケースと、
前記インクリボンのインクを転写して画像を記録する短冊状の記録部材を収納した前記第1のケースと一体化されたところの第2のケースとからなり、
前記第1のケースと第2のケースとの間に、前記第2のケースから外部に搬送された前記記録部材が逆方向に搬送されて再び前記第2ケース側に戻される際に前記記録部材を収納するための間隙部を形成すると共に、プリンタの装着部に装着された際に、前記記録部材を外部に供給するための前記プリンタの給紙ローラが挿入される給紙ローラ挿入部を前記第1のケースと第2のケースとに跨って形成した構成とした。
【0010】
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記ケースに前記給紙ローラの先端を回転自在に保持する保持部を形成した構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記記録部材を平坦な状態でケースに収納したことを特徴とする請求項1、2記載のカートリッジ。
【0012】
また、前記課題を解決するための第4の手段として、前記記録部材は、剥離紙と受像紙からなり、該受像紙に所望形状の切断線を形成した構成とした。
【0013】
また、前記課題を解決するための第5の手段として、前記インクリボンの複数の色のインクの塗布面積は、前記記録部材の記録領域と同等以上の面積を有する構成とした。
【0014】
また、前記課題を解決するための第6の手段として、前記供給リールを収納する供給リール収納部と、前記巻取りリールを収納する巻取りリール収納部とを備え、該巻取りリール収納部の広さを前記供給リール収納部の広さより広くした構成とした。
【0015】
また、前記課題を解決するための第7の手段として、本発明の記録装置は、前記請求項1、2、3、4、5又記載のカートリッジを備え、該カートリッジを使用して記録する構成とした。
【0016】
また、前記課題を解決するための第8の手段として、前記カートリッジを装着可能なカセット装着部と、前記インクリボンのインクを転写して記録部材に記録を行う記録ヘッドとを備えて、前記カートリッジに収納されている記録部材を下流側の前記記録ヘッドに供給する給紙ローラを前記カセット装着部に配設したこ構成とした。
【0017】
また、前記課題を解決するための第8の手段として、前記記録ヘッドより更に下流側に、左右両方向に回転可能な搬送ローラを配設した構成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施の形態のカートリッジKおよび記録装置を図1〜図7に基づいて説明する。
まず、本発明のカートリッジKは、要部断面図である図1に示すように、成形加工等で樹脂材料から成る第1ケース11と第2ケース12とが一体に形成されて、外形が略矩形で一方の片隅が階段状に形成されている。
そして、図示下方に第1ケース11が配設されて、該第1ケース11の外周には、内部を遮蔽する側壁11aが底板11bから所定の高さで突出して形成され、前記側壁11aに上蓋(図示せず)がかぶせられて、内部が空洞になっている。
【0020】
また、第1ケース11の図示右上方端部には略コ字状の切り欠き部11cが形成され、該切り欠き部11cの図示左側上部にリボン搬送口11dが開口状態で形成されている。
また、前記切り欠き部11cの図示右側上部には側壁11aの端面で構成されたリボン排出部11eが形成されている。また、第1ケース11の図示右側の側壁11aは略L字状の階段状の段部11fが形成されて、該段部11fの根元部分にはリボン巻取り口11gが開口状態で形成されている。
【0021】
また、第1ケース11の空洞内部は、図示左側に巻取りリール収納部11hが形成され、図示右側の前記切り欠き部11cに、供給リール収納部11jが形成されている。そして、前記巻取りリール収納部11hの広さを前記供給リール収納部11jの広さより広くした構成となっている。
また、前記リボン巻取り口11gの下方の第1ケース11の内部には、リボンガイド11kが回転自在に、第1ケース11の底板11bと上蓋(図示せず)とに軸止されている
【0022】
また、第1ケース11内部の前記巻取りリール収納部11hには巻取りリール 13が、また、前記供給リール収納部11jには供給リール14が、それぞれ回転自在に第1ケース11の底板11bと上蓋とに軸止されている。
また、前記巻取リール13の回転中心には、ボビン孔13aが貫通して形成されている。
【0023】
また、第1ケース11の内部には、両端部をそれぞれ前記巻取りリール13と供給リール14とに巻回されたインクリボン15が収納されている。
そして、該インクリボン15には複数の種類の色のインクが長手方向に順番に塗布されて、例えば図6に示すように、イエローY、マゼンタM、シアンCの色のインクが順番に繰り返し塗布されている。
【0024】
また、前記複数の色のインクは、少なくとも後述する記録部材16の記録幅と同等の幅で、長手方向は記録部材16の印刷領域と同等以上の長さで塗布されている。即ち、前記複数の色のインクの塗布面積は、記録部材16の記録領域と同等以上の面積を有している。
また、前記複数の色のインクの先頭部には、それぞれの色が識別できるように、それぞれ異なる幅を持つ検出マーカ15a、15b、15cが形成されている。また、インクリボン15の終端には終端マーカ(図示せず)が形成されている。
【0025】
また、前記インクリボン15の搬送経路は、前記切り欠き部11cのリボン搬送口11dから外部の切り欠き部11cに引き出されて、後述する本発明の記録装置により所望の記録が行われると、記録後のインクリボン15が、切り欠き部11cのリボン排出部11eにガイドされて、該リボン排出部11eを形成する図示右側上部の側壁11aの外面に沿って下方の段部11fに導かれる。
そして、この段部11fに形成されているリボン巻取り口11gから、供給リール収納部11jに再び引き込まれ、回転自在のリボンガイド11kにガイドされて、第1ケース11の図示下方側の側壁11aの内面に沿って案内されて、図示左方向に引き回しされ、巻取りリール13に巻取られるようになっている。
【0026】
また、第1ケース11の図示上部側には第2ケース12が、第1ケース11と一体で形成されている。そして第2ケース12の外周には、内部を遮蔽する側壁12aが底板12bから所定の高さで突出して形成されて、前記側壁12aに上蓋(図示せず)がかぶせられて、内部が空洞になっている。
また、第2ケース12の図示右側下方の側壁12aが外側に広がるように形成されて、第2ケース12の図示右側下方の隅部に、後述する記録部材16を排出可能な受像紙排出口12cが形成されている。
【0027】
また、前記第2ケース12の空洞内部には、横長の短冊状に形成された紙等から成る記録部材16が、底板12bと直交する方向に直立状態で、第1ケース11と第2ケース12とを仕切る側壁12aと平行方向に、平坦な状態で整列されて複数収納されている。
前記記録部材16は、例えば図8(A)、(B)に示すように、表面に紙等から成る受像紙16aが配設され、該受像紙16a裏面に粘着剤層16bが形成され、該粘着剤層16bに剥離紙16cを粘着した状態で短冊状に形成されている。
前記記録部材16の受像紙16aには、外周より内側に、例えば外形が略矩形の切断線16dが形成され、該切断線16dからシール状の受像紙16aを剥離紙16cから剥がすことができるようになっている。
また、前記切断線16dの切断深さは、少なくとも粘着剤層16bまで達して、受像紙16aを剥離紙16cから剥がしたとき、受像紙16aの裏面に粘着剤層16bが一緒にくっついて、受像紙16aが剥離紙16cから剥がされるようになっている。
また、前記切断線16dは外形が矩形に限定されるものではなく、例えばハート状等の自由にデザインしたものにすることも可能である。
また、前記複数の記録部材16と、前記第2ケース12の図示上部の側壁12aとの間には空隙12dが設けられて、該空隙12dには板バネ等から成るバネ部材17が配設されて、前記記録部材16の後方から常に第1ケース11側の前方に所定の圧力で押圧するようになっている。
また、前記第1ケース11の切り欠き部11cの図示左側の底板11bと第2ケースの底板12bとにまたがって、前記記録部材16を外部に供給するための後述する給紙ローラ24を挿入する給紙ローラ挿入部18が開口状態で形成されている。
【0028】
前述のような本発明のカートリッジKを用いて、前記記録部材16に画像を印刷記録する本発明の記録装置には、所望の画像を入力することができるキー入力部(図示せず)、及び前記本発明のカートリッジKを載置するカセット載置部が形成されている。
このカセット載置部には、前記記録部材16に所望の画像を記録するための、発熱部20aを有するサーマルヘッドから成る記録ヘッド20と、円筒状のプラテンローラ21とがそれぞれ配設されている。
前記記録ヘッド20は、少なくとも前記記録部材16の幅方向の記録領域と同等の記録幅が形成されている。
また、前記カセット載置部にカートリッジKを載置すると、図2に示すように、前記記録ヘッド20に前記第1ケース11の切り欠き部11cが位置し、該切り欠き部11cの図示右上方外部で、記録ヘッド20の発熱部20aが対向する位置に回動自在のプラテンローラ21が配設されている。
そして、前記記録ヘッド20は、その発熱部20aがプラテンローラ21に対して接離自在に移動できるようになっている。
【0029】
また、前記記録ヘッド20より更に下流側で、且つ、前記プラテンローラ21の図示右隣りには、左右両方向に回転可能な搬送ローラ22が配設されている。
また、該搬送ローラ22の外周の図示下方側には小ローラ23が接して配設されて、該小ローラ23は前記搬送ローラ22の回転に追従して回転できるようになっている。そして、前記搬送ローラ22と小ローラ23との間に前記記録部材16を弾接狭持して、該記録部材16を前記搬送ローラ22の上流側および下流側の両方向に搬送できるように搬送ローラ22が回転可能になっている
【0030】
また、前記カセット載置部には、前記カートリッジKに収納されている記録部材16を下流側の前記記録ヘッド20に供給する給紙ローラ24が、モータ等の駆動源(図示せず)により回転可能に配設されている。
そして、この給紙ローラ24は円筒状の外形の一部が平坦状にカットされたカット面24aを有するD字状に形成されて、外周部に摩擦抵抗の大きいゴム等が被着されている。
本発明の記録装置のカセット載置部にカートリッジKを載置すると、前記給紙ローラ24がカートリッジKの給紙ローラ挿入部18に挿入され、給紙ローラ24のカット面24aが記録部材16から離れた対向状態に位置する。
そして、前記カット面24aと記録部材16との間に所定の隙間が形成されて、給紙ローラ24が回転駆動する前の待機状態になるようになっている。
【0031】
また、前記給紙ローラ24の図示下方の左側には、カセット載置面から直立する回転可能な巻取りボビン25が配設されて、該巻取りボビン25に前記巻取りリール13のボビン孔13aが係合するようになっている。
また、インクリボン15の巻取りは、巻取りボビン25を時計方向に回転させる図示しない駆動源により、巻取りリール13を回転させて、供給リール14に巻回されているインクリボン15を巻取ることができる。
なお、カートリッジKの上蓋(図示せず)に、前記給紙ローラ24の先端を回転自在に保持する保持部を形成しておけば、給紙ローラ24が両持ち支持となり、回転がガタつくことはない。
【0032】
また、前記搬送ローラ22の図示右隣りには、用紙検出センサ27が配設されて、該用紙検出センサ27で前記記録部材16が送られてきたことを検出することができる。
また、前記小ローラ23の図示下方で、カートリッジKをカセット載置部に載置したときの第1ケース11の段部11f近傍にはリボンセンサ28が配設されて、該リボンセンサ28により前記インクリボン15の色毎に形成されている検出マーカ15a、15b,15c及びリボンエンドマーカ(図示せず)を検出できるようになっている。前記それぞれのセンサ27、28は反射型フォトセンサから成っている。
【0033】
次に、本発明のカートリッジKを用いた記録装置の記録動作に付いて説明する。図2は、記録装置のカセット載置部にカートリッジKを載置した状態を説明する概略図で、記録開始前の待機状態を示している。
そして、図2の状態から前記図示しない記録装置から記録開始指令が出されると、給紙ローラ24がモータ等の駆動源(図示せず)により時計方向の矢印A方向に回転し、Dカット面24aの左端部が記録部材16を押圧する。
すると、記録部材16はバネ部材17の作用で後方の隙間12dがせばまる方向に移動する。そして、給紙ローラ24を更に時計方向に回転させると、図3に示すように、給紙ローラ24の円筒状の外周面に摩擦された最前部の1枚の記録部材16が、他の複数の記録部材16からはなされて下流側の記録ヘッド20に搬送される。そして、記録部材16の先端が前記搬送ローラ22と小ローラ23と間に弾接狭持され、搬送ローラ22の反時計方向の回転で記録部材16の先端は用紙検出センサ27の下流側に搬送される。
【0034】
次に、給紙ローラ24が360°回転して1回転すると、円筒状の外周が前記最前部の1枚の記録部材16から離れて、前記カット面24aが第2ケース12に収納されている記録部材16と対向する状態に戻り、給紙ローラ24の記録部材16に対する押圧負荷がなくなる。
また、前記用紙検出センサ27が、送られてきた記録部材16を検出してON状態になると、更に所定距離記録部材16を搬送し、この記録部材16の後端部が第2ケース12の用紙押さえ部12eからはずれると、搬送ローラ22を時計方向に反転させて、用紙検出センサ27がOFF状態になるまで記録部材16を上流側の第1ケース11と第2ケース12の間に設けた間隙部12fに戻す。
そして、用紙検出センサ27がOFF状態になると搬送ローラ22の反転をストップさせる。
なお、前記間隙部12fを第1ケース11と第2ケース12との間に設けたもので説明したが、図5に示すように、この間隙部12fを特に形成せずに、インクリボン15と、巻取り及び供給リール13、14とを収納した第1ケース11側の上方を記録部材16の戻り収納部として利用しても良い。
【0035】
次に、巻取りリール13が係合している巻取りボビン25を時計方向のB方向に回転駆動させて、前記リボンセンサ28が所望の色のインク、例えばイエロー(カラー印刷の場合には最初の印刷はイエローから行う)の検出マーク15aを検出すると、巻取りリール13の回転をストップさせてリボン巻取り動作を一時停止する。
次に、記録ヘッド20を移動させて、その発熱部20aをプラテンローラ21側に移動し、該プラテンローラ21との間に前記記録部材16とインクリボン15とを圧接狭持する。この状態で、搬送ローラ22を反時計方向に回転させて、記録部材16を下流側の用紙検出センサ27まで搬送する。
また、このとき同時にインクリボン15も記録部材16と一緒に下流側に送られて巻取りリール13により巻取られる。
そして、用紙検出センサ27が記録部材16の先端を検出してONになった時点を印刷基準位置とし、この時点から、記録ヘッド20の発熱部20aを発熱制御して、例えばイエローYの色の印刷を開始し、同時に搬送ローラ22を回転させて記録部材16を所定の速度で下流側に搬送させながら、記録部材16にイエローYの色のインクを転写して所望の画像を記録する。
そして、使用済みのインクリボン15は、巻取りボビン25を回転駆動させて巻取りリール13に巻取られてイエローYの色の印刷が終了する。
【0036】
次に、記録ヘッド20をプラテンローラ21から離接し、搬送ローラ22をこれまでと逆方向の時計方向に回転させて、用紙センサ17がOFFになるまで前記記録部材16を再度上流側の第1ケース11と第2ケース12の間の間隙部12fに戻す。
そして、用紙センサ17がOFFになると、リボン巻取り動作により巻取りリール13を矢印B方向に回転させて、イエローYの次の色、例えばマゼンタMの検出マーカ15bをリボンセンサ28が検出するまでインクリボン15を巻取る。 そして、リボンセンサ28が、マゼンタMの検出マーカ15bを検出すると、再度記録ヘッド20をプラテンローラ21に圧接する。
そして、搬送ローラ22を反時計方向に回転させて記録部材16の先端の頭出しを行い、前述したイエローYと同様の印刷動作で記録部材16にマゼンタMの色を転写して繰り返し記録する。
また、前記イエローY、あるいはマゼンタMと同様の記録動作でシアンCの色を転写して繰り返し記録する。
【0037】
このような記録動作により、記録部材16に所望の色のカラー画像の記録を行うと、搬送ローラ22を更に反時計方向に回転駆動させて、記録後の記録部材16を記録装置の外部に排出して本発明の記録装置の記録動作が終了する。
次の2枚目の記録部材16に対しても、上記と同様の動作を繰り返すことで所望のカラー画像の記録を行うことができる。
前述のような記録動作で所望の画像が記録された記録部材16が、例えば図8(A)に示すようなものだと、切断線16dに沿ってシール状の受像紙16aを剥がすと、裏面に粘着剤層16bが付着した状態の受像紙16aが剥離紙16cから分離されて剥がされる。
この剥離紙16cから剥がされたシール状の受像紙16aを、所望する場所に貼り付けると、粘着剤層16bの粘着力により前記シール状の受像紙16aを接着面に密着した状態で貼り付けることができる。
なお、記録部材16の長さ方向のサイズが、前述したものより長い、図7に示すような更に長尺状の記録部材16′になった場合は、この長尺状の記録部材16′に合わせて、第2ケース12′だけを大きくするだけで、前述した本発明の記録装置を使ってパノラマ印刷することもできる。この場合にはインクリボン15の各色のインクの塗布面積は、長尺状の記録部材16′の印刷領域と同等以上の面積を有するようにしたものを使用する。
【0038】
また、本発明の実施の形態では記録部材16を受像紙等からなる紙で説明したが、記録部材16は紙に限定されるものではなく、プラスチック等の樹脂フィルム等からなるもの、あるいは粘着材が付いてないものでもよい。
また、前記インクリボン15は、図6に示すようなカラー記録用のもので説明したが、カラー記録用に限定されるものでなく、一色だけの例えば黒色インクだけを塗布したインクリボン15でも記録することができる。この場合には、画像と画像の間に所定の量記録しない部分がある場合は、この記録しない部分だけ記録ヘッド20をアップさせて、前記搬送ローラ22を回転させて記録部材16だけを、前記記録しない部分の量だけ搬送後、再度記録ヘッド20をヘッドダウンして残りの画像を記録することができる。そのために、インクリボン15のランニングコストを低減することができる。
【0039】
また、前記インクリボン15にカラー記録用のものを使用する際、各インクの色を検出する検出マーカ15a、15b、15cを3種類設けたもので説明したが、最初の色のイエローYの検出マーク15a1種類だけを規準に、その後のマゼンタM、シアンCに付いては、前記イエローYの検出マーカ15aからの距離がそれぞれ一定であり、またその色の順番も決まっているので、搬送ローラ22の回転数(記録部材16の搬送距離)に応じてマゼンタM、シアンCの記録位置を決めたり、あるいは前記イエローYの検出マーカ15aの幅をマゼンタM、シアンCの検出マーカ15b,15cより広くして基準マーカとし、他の検出マーカ15b,15cを同じ幅とし、前記検出マーカ15aの次の検出マーカ15bをマゼンタMの検出マーカ、更に次の検出マーカ15cをシアンCの検出マーカと判断させることも可能である。
更に、インクリボン15としてリボンエンドマーカが形成されてないものを用いる場合、所定時間リボン送り動作を行っても、マーカが検出されない場合をリボン終端とするように制御することも可能である。
更に、インクリボン15の巻取り動作を、ヘッドダウン状態で、且つ、用紙送り動作と連動するように構成することも可能であり、この場合、インクリボン15の巻取る巻取りリール13の駆動モータと、給紙ローラ24の駆動モータとを、同一の駆動モータとすることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明のカートリッジは、第1のケースと第2のケースとの間に、第2のケースから外部に搬送された記録部材が逆方向に搬送されて再び第2ケース側に戻される際に記録部材を収納するための間隙部を形成してなるので、同じ記録部材に繰り返し記録することができ、すなわち、異なった色のインクを用いて重ね記録が可能となり、フルカラー記録を行うことができる。
【0041】
また、本発明のカートリッジは、第1のケースと第2のケースとに跨って形成された、プリンタの装着部に装着された際に、前記記録部材を外部に供給するための前記プリンタの給紙ローラが挿入される給紙ローラ挿入部を形成されているので、給紙ローラ挿入部から給紙ローラがカートリッジの内部に挿入されて、内部の記録部材を確実にカートリッジ外部の記録ヘッドに供給することができる。
【0042】
また、本発明のカートリッジは、ケースに給紙ローラの先端を回転自在に保持する保持部を形成したので、カートリッジをカセット載置部に載置したときに、前記保持部で給紙ローラの先端が支持されて、給紙ローラが両持ち支持になるので、給紙ローラの回転がガタつくことなく、記録部材を安定して送ることができる。
【0043】
また、本発明のカートリッジは、前記記録部材を平坦な状態でケースに収納したで、ロール紙のように記録部材がカールして巻癖がつくことなく、更に記録後の記録部材の取り扱いが容易になる。
【0044】
また、本発明のカートリッジは、前記記録部材は、剥離紙と受像紙からなり、該受像紙に所望形状の切断線を形成したので、記録後の受像紙を記録部材から容易に剥ぎ取ることができ、使い勝手が良い
【0045】
また、本発明のカートリッジは、前記インクリボンの複数の色のインクの塗布面積は、前記記録部材の記録領域と同等以上の面積を有するので、記録部材の記録領域全面に確実に高品質のカラー画像を記録することができる
【0046】
また、本発明のカートリッジは、巻取りリール収納部の広さを供給リール収納部の広さより広くしたので、記録ヘッドの発熱部の発熱等で記録後のインクリボンにしわが生じたり、変形したりして、巻取りリールに巻取られたパンケーキ状のインクリボンが巻太りして外径が大きくなっても、巻取りリール収納部の方の広さが広いので、インクリボンを最後まで確実に全部巻取ることができる。
【0047】
また、本発明の記録装置は、 前記請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載のカートリッジを備え、該カートリッジを使用して記録部材に記録するので、記録後の記録部材の取り扱いが容易で、操作性がよく、高品質の画像を記録できるすることができる。
【0048】
また、本発明の記録装置は、カートリッジに収納されている記録部材を下流側の前記記録ヘッドに供給する給紙ローラを前記カセット装着部に配設したので、給紙ローラでカートリッジ内部の記録部材を、確実にカートリッジ外部の前記記録ヘッドに供給することができ、記録部材に高品質の画像を記録することができる。
【0049】
また、本発明の記録装置は、記録ヘッドより更に下流側に、左右両方向に回転可能な搬送ローラを配設したので、記録部材にカラー画像を記録する場合に、記録部材を繰り返し上流側および下流側の両方向に位置ズレなく確実に搬送することができる。
そのために、本発明の記録装置は、インクリボンの複数の色のインクを重ねて転写しても、色ズレ等のない鮮明な高品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジの要部断面図。
【図2】本発明の記録装置に本発明のカートリッジを載置した概略平面図。
【図3】本発明の記録装置の記録部材を記録ヘッドに搬送する動作を説明する概略平面図。
【図4】本発明の記録装置の記録部材をケースの戻り収納部へ搬送する動作を説明する概略平面図。
【図5】本発明の他のカートリッジを用いて、記録装置により記録部材をケースの戻り収納部へ搬送する動作を説明する概略平面図。
【図6】本発明のカートリッジのインクリボンを説明する概略図。
【図7】本発明の長尺状の記録部材を用いたその他のカートリッジの実施の形態の要部断面図。
【図8】本発明の記録装置に用いられる記録部材の一実施例を説明する図。
【図9】従来のカートリッジの要部断面図。
【図10】従来の記録装置に従来のカートリッジを載置した概略平面図。
【符号の説明】
K カートリッジ
11 第1ケース
11b底板
11c切り欠き部
11h巻取りリール収納部
11j供給リール収納部
12 第2ケース
12b底板
13 巻取りリール
14 供給リール
15 インクリボン
16 記録部材
16a受像紙
16b粘着剤層
16c剥離紙
16d切断線
17 バネ部材
18 給紙ローラ挿入部
20 記録ヘッド
20a発熱部
21 プラテンローラ
22 搬送ローラ
23 小ローラ
24 給紙ローラ
24aカット面
25 巻取りボビン
26 供給ボビン
27 用紙検出センサ
28 リボンセンサ

Claims (9)

  1. 長手方向に複数の色のインクが順番に繰り返して塗布されたインクリボンと該インクリボンの両端部をそれぞれ巻回し回転自在とされた供給リールおよび巻取りリールとを収納した第1のケースと、
    前記インクリボンのインクを転写して画像を記録する短冊状の記録部材を収納した前記第1のケースと一体化されたところの第2のケースとからなり、
    前記第1のケースと第2のケースとの間に、前記第2のケースから外部に搬送された前記記録部材が逆方向に搬送されて再び前記第2ケース側に戻される際に前記記録部材を収納するための間隙部を形成すると共に、プリンタの装着部に装着された際に、前記記録部材を外部に供給するための前記プリンタの給紙ローラが挿入される給紙ローラ挿入部を前記第1のケースと第2のケースとに跨って形成したことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記ケースに前記給紙ローラの先端を回転自在に保持する保持部を形成したことを特徴とする請求項1記載のカートリッジ。
  3. 前記記録部材を平坦な状態でケースに収納したことを特徴とする請求項1、2記載のカートリッジ。
  4. 前記記録部材は、剥離紙と受像紙からなり、該受像紙に所望形状の切断線を形成したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のカートリッジ。
  5. 前記インクリボンの複数の色のインクの塗布面積は、前記記録部材の記録領域と同等以上の面積を有することを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載のカートリッジ。
  6. 前記供給リールを収納する供給リール収納部と、前記巻取りリールを収納する巻取りリール収納部とを備え、該巻取りリール収納部の広さを前記供給リール収納部の広さより広くしたことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のカートリッジ。
  7. 前記請求項1、2、3、4、5又記載のカートリッジを備え、該カートリッジを使用して記録することを特徴とする記録装置。
  8. 前記カートリッジを装着可能なカセット装着部と、前記インクリボンのインクを転写して記録部材に記録を行う記録ヘッドとを備えて、前記カートリッジに収納されている記録部材を下流側の前記記録ヘッドに供給する給紙ローラを前記カセット装着部に配設したことを特徴とする請求項7記載の記録装置。
  9. 前記記録ヘッドより更に下流側に、左右両方向に回転可能な搬送ローラを配設したことを特徴とする請求項8記載の記録装置。
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