JPH1178187A - カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置 - Google Patents

カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置

Info

Publication number
JPH1178187A
JPH1178187A JP23005597A JP23005597A JPH1178187A JP H1178187 A JPH1178187 A JP H1178187A JP 23005597 A JP23005597 A JP 23005597A JP 23005597 A JP23005597 A JP 23005597A JP H1178187 A JPH1178187 A JP H1178187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
case
cartridge
recording member
ink ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23005597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3549370B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Yamamoto
寿之 山本
Shusuke Kiuchi
秀典 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP23005597A priority Critical patent/JP3549370B2/ja
Publication of JPH1178187A publication Critical patent/JPH1178187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3549370B2 publication Critical patent/JP3549370B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカートリッジは、受像テープがロール
状で長尺に形成されて、テープ供給スプールに巻取られ
て、ケースに収納されているため、印刷後の受像テープ
がロール状にカールした巻き癖がついて、受像テープの
剥離テープを剥離するとき、あるいは剥離テープを剥離
した後、所定の場所に貼り付けるのに斜めになったりし
て、取り扱いが面倒であった。 【解決手段】 本発発明のカートリッジKは、記録部材
16を短冊状に形成し、且つ平坦な状態で第2ケース1
2に収納しているので、記録後の記録部材にカール等の
巻癖が発生せず取り扱いが容易である。また、記録部材
16を短冊状に形成しているので、切断機構あるいはハ
サミ等が不要になり、低コストの記録装置を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用カートリッ
ジおよびこのカートリッジを使用する記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状に巻取りされた長尺のラ
ベルシート等から成る受像テープと、インクリボンと
を、同一ケース内に収納したカートリッジを用いて、前
記受像テープにインクリボンのインクを転写して記録を
行うラベル作成用の記録装置が広く知られている。この
従来のカートリッジと記録装置について図9、図10に
基づいて説明する。 まず、従来のカートリッジRは図
9の要部断面図に示すように、外形が略矩形のケース1
の周囲に側壁1aが形成されて、該側壁1aによりケー
ス1の内部が遮蔽されるようになっている。また、図示
右上側に略コ字状に切り欠きされたヘッド挿入凹部1b
が形成され、該ヘッド挿入凹部1bの左側上部にテープ
搬送口1cが形成され、前記ヘッド挿入凹部1bの上部
右側にテープ排出口1dが開口して形成されている。ま
た、図示右側の側壁1aには2つの開口を備えたリボン
位置合わせ部1eが形成されている。また、前記ヘッド
挿入凹部1bの左側のケース1内部の図示上方の下面に
は略半円形のテープ巻き戻し窓1fが開放されて形成さ
れている。
【0003】また、前記ヘッド挿入凹部1bの左側に
は、紙等から成るロール状で長尺の受像テープ2を巻回
した、テープ供給スプール3が配設されている。そし
て、テープ供給スプール3の下部には、外周に複数の歯
車を有する歯車プレート3aが一体に形成されている。
そして、前記受像テープ2は、テープ搬出口1cからヘ
ッド挿入凹部1bに引き出される。そして、該ヘッド挿
入凹部1bで画像記録された受像テープ2が、テープ排
出口1dを通過してカートリッジRの外部に排出され
る。
【0004】また、前記ヘッド挿入凹部1bの下方に
は、所望の色のインクが塗布されたインクリボン4を巻
回したリボン供給スプール5と、このリボン供給スプー
ル5から繰り出されるインクリボン4を巻取るリボン巻
き取りスプール6が配設されている。そして、前記イン
クリボン4はテープ搬出口1cから引き出されて、前記
ヘッド挿入凹部1dに搬送され、後述するサーマルヘッ
ド7で受像テープ2にインクが転写されて画像記録され
る。そして、記録終了後の使用済みのインクリボン4
が、テープ排出口1dからケース1の内部に再び入っ
て、また、前記リボン位置合わせ部1eで一時的に外部
に引き出されてから、リボン巻き取りスプール6に巻取
られる。また、前記リボン位置合わせ部1eは、インク
リボン4がカラーの場合に、最初に印刷を開始する色を
外部から確認して、所望の色の印刷スタート位置を位置
決めするために設けられている。
【0005】前述のような従来のカートリッジRを用い
て受像テープ2に画像を記録する記録装置(図示せず)
には、前記カートリッジRを装着するカセット装着部
(図示せず)等が形成されている。このカセット装着部
には、図10に示すように、発熱部7aを有する回動可
能なサーマルヘッド7、プラテンローラ8、巻き戻しギ
ア9がそれぞれ配設されている。そして、カセット装着
部にカートリッジRを装着すると、カートリッジRのヘ
ッド挿入凹部1bにサーマルヘッド7が位置し、ヘッド
挿入凹部1bの図示上部外側で、前記サーマルヘッド7
と対向する位置に回転可能なプラテンローラ8が配設さ
れている。また、前記ケース1のテープ巻き戻し窓1f
に、外周に複数の歯車が形成されたテープ巻き戻しギア
9が位置し、該テープ巻き戻しギア9がテープ供給スプ
ール3の歯車プレート3aの歯車と噛み合うようになっ
ている。そして、インクリボン4にカラーリボンを用い
てカラー画像を記録するときに、前記テープ供給スプー
ル3の歯車プレート3aの歯車に噛み合っているテープ
巻き戻しギア9を回転駆動させる。そして、最初の色の
インクを転写して記録した受像テープ2を一旦巻き戻し
て、前記最初の色のインクを転写した上から、異なる色
のインクリボンのインクを繰り返し重ね記録して所望の
色のカラー画像が得られるようになっている。
【0006】前述のような構成の従来の記録装置のカッ
セト装着部にカートリッジRを載置し、図10に示すよ
うに、受像テープ2とインクリボン4とを重ね合わせた
状態でサーマルヘッド7とプラテンローラ8との間に案
内する。そして、サーマルヘッド7を回動させて、受像
テープ2とインクリボン4とを発熱部7aでプラテンロ
ーラ8に押圧して、サーマルヘッド7の発熱部7aを制
御して、プラテンローラ8を回転させて受像テープ2と
インクリボン4とをテープ排出口1d側に送りながら、
インクリボン7のインクを受像テープ2に転写して受像
テープ2に所望の画像を記録する。このような記録装置
は、特に細長のラベル等の印刷に好適であり、広く一般
に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のカートリッジRは、受像テープ2がロール状で
長尺に形成されて、テープ供給スプール3に巻取られて
ケース1に収納されているため、印刷後の受像テープ2
がロール状にカールした巻き癖がついて、受像テープ2
の剥離テープを剥離するとき、あるいは剥離テープを剥
離した後、所定の場所に貼り付けるときに斜めになった
りして、取り扱いが面倒であった。
【0008】また、受像テープ2がロール状の長尺であ
ったため、受像テープ2に所望の文字等を記録後、必要
な長さに切断して使用しなければならなかった。そのた
めに、記録装置にテープ切断機構を組み込んだりしなけ
ればならなかったので、記録装置が高価になっていた。
また、記録装置にテープ切断機構を組み込まない場合に
は、記録終了後の受像テープ2をハサミ、あるいはカッ
ター等を使って切断しなければならないという不具合が
あった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するする
ための第1の手段として本発明のカートリッジは、イン
クリボンと、該インクリボンの両端部をそれぞれ巻回す
る供給リールと巻取りリールと、前記インクリボンのイ
ンクを転写して画像を記録する短冊状の記録部材とを収
納したケースからなる構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、前記ケースに、ケース外に取り出した前記記
録部材をケース内に戻して収納する戻し収納部を設けた
構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、前記ケースは、前記インクリボンと供給リー
ルと巻取りリールとを収納した第1のケースと、前記記
録部材を収納した第2のケースとからなり、前記戻し収
納部を前記第1のケースに設けた構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第4の手
段として、前記ケースは、前記インクリボンと供給リー
ルと巻取りリールとを収納した第1のケースと、前記記
録部材を収納した第2のケースとからなり、前記戻し収
納部を前記第1のケースと第2のケースとの間に設けた
構成とした。
【0013】また、前記課題を解決するするための第5
の手段として、前記ケースに、前記記録部材を外部に供
給するための給紙ローラが挿入される給紙ローラ挿入部
が形成されている構成とした。
【0014】また、前記課題を解決するするための第6
の手段として、前記ケースに前記給紙ローラの先端を回
転自在に保持する保持部を形成した構成とした。
【0015】また、前記課題を解決するするための第7
の手段として、前記記録部材を平坦な状態でケースに収
納した構成とした。
【0016】また、前記課題を解決するするための第8
の手段として、前記記録部材は、剥離紙と受像紙からな
り、該受像紙に所望形状の切断線を形成した構成とし
た。
【0017】また、前記課題を解決するするための第9
の手段として、前記インクリボンには、複数の種類の色
のインクが長手方向に塗布されて、この複数の色のイン
クの塗布面積は、前記記録部材の記録領域と同等以上の
面積を有する構成とした。
【0018】また、前記課題を解決するするための第1
0の手段として、前記供給リールを収納する供給リール
収納部と、前記巻取りリールを収納する巻取りリール収
納部とを備え、該巻取りリール収納部の広さを前記供給
リール収納部の広さより広くした構成とした。
【0019】また、前記課題を解決するするための第1
1の手段として、本発明の記録装置は、前記請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、9、又は10記載のカー
トリッジを備え、該カートリッジ使用して記録する構成
とした。
【0020】また、前記課題を解決するするための第1
2の手段として、前記カートリッジを装着可能なカセッ
ト装着部と、前記インクリボンのインクを転写して記録
部材に記録を行う記録ヘッドとを備えて、前記カートリ
ッジに収納されている記録部材を下流側の記録ヘッドに
供給する給紙ローラを前記カセット装着部に配設した構
成とした。
【0021】また、前記課題を解決するするための第1
3の手段として、前記記録ヘッドより更に下流側に、左
右両方向に回転可能な搬送ローラを配設した構成とし
た。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態のカートリ
ッジKおよび記録装置を図1〜図7に基づいて説明す
る。まず、本発明のカートリッジKは、要部断面図であ
る図1に示すように、成形加工等で樹脂材料から成る第
1ケース11と第2ケース12とが一体に形成されて、
外形が略矩形で一方の片隅が階段状に形成されている。
そして、図示下方に第1ケース11が配設されて、該第
1ケース11の外周には、内部を遮蔽する側壁11aが
底板11bから所定の高さで突出して形成され、前記側
壁11aに上蓋(図示せず)がかぶせられて、内部が空
洞になっている。また、第1ケース11の図示右上方端
部には略コ字状の切り欠き部11cが形成され、該切り
欠き部11cの図示左側上部にリボン搬送口11dが開
口状態で形成されている。また、前記切り欠き部11c
の図示右側上部には側壁11aの端面で構成されたリボ
ン排出部11eが形成されている。また、第1ケース1
1の図示右側の側壁11aは略L字状の階段状の段部1
1fが形成されて、該段部11fの根元部分にはリボン
巻取り口11gが開口状態で形成されている。
【0023】また、第1ケース11の空洞内部は、図示
左側に巻取りリール収納部11hが形成され、図示右側
の前記切り欠き部11cに、供給リール収納部11jが
形成されている。そして、前記巻取りリール収納部11
hの広さを前記供給リール収納部11jの広さより広く
した構成となっている。また、前記リボン巻取り口11
gの下方の第1ケース11の内部には、リボンガイド1
1kが回転自在に、第1ケース11の底板11bと上蓋
(図示せず)とに軸止されている。また、第1ケース1
1内部の前記巻取りリール収納部11hには巻取りリー
ル13が、また、前記供給リール収納部11jには供給
リール14が、それぞれ回転自在に第1ケース11の底
板11bと上蓋とに軸止されている。また、前記巻取リ
ール13の回転中心には、ボビン孔13aが貫通して形
成されている。
【0024】また、前記第1ケース11の内部には、両
端部をそれぞれ前記巻取りリール13と供給リール14
とに巻回されたインクリボン15が収納されている。そ
して、該インクリボン15には複数の種類の色のインク
が長手方向に順番に塗布されて、例えば図6に示すよう
に、イエローY、マゼンタM、シアンCの色のインクが
順番に繰り返し塗布されている。また、前記複数の色の
インクは、少なくとも後述する記録部材16の記録幅と
同等の幅で、長手方向は記録部材16の印刷領域と同等
以上の長さで塗布されている。即ち、前記複数の色のイ
ンクの塗布面積は、記録部材16の記録領域と同等以上
の面積を有している。また、前記複数の色のインクの先
頭部には、それぞれの色が識別できるように、それぞれ
異なる幅を持つ検出マーカ15a、15b、15cが形
成されている。また、インクリボン15の終端には終端
マーカ(図示せず)が形成されている。
【0025】また、前記インクリボン15の搬送経路
は、前記切り欠き部11cのリボン搬送口11dから外
部の切り欠き部11cに引き出されて、後述する本発明
の記録装置により所望の記録が行われると、記録後のイ
ンクリボン15が、切り欠き部11cのリボン排出部1
1eにガイドされて、該リボン排出部11eを形成する
図示右側上部の側壁11aの外面に沿って下方の段部1
1fに導かれる。そして、この段部11fに形成されて
いるリボン巻取り口11gから、供給リール収納部11
jに再び引き込まれ、回転自在のリボンガイド11kに
ガイドされて、第1ケース11の図示下方側の側壁11
aの内面に沿って案内されて、図示左方向に引き回しさ
れ、巻取りリール13に巻取られるようになっている。
【0026】また、第1ケース11の図示上部側には第
2ケース12が、第1ケース11と一体で形成されてい
る。そして第2ケース12の外周には、内部を遮蔽する
側壁12aが底板12bから所定の高さで突出して形成
されて、前記側壁12aに上蓋(図示せず)がかぶせら
れて、内部が空洞になっている。また、第2ケース12
の図示右側下方の側壁12aが外側に広がるように形成
されて、第2ケース12の図示右側下方の隅部に、後述
する記録部材16を排出可能な受像紙排出口12cが形
成されている。
【0027】また、前記第2ケース12の空洞内部に
は、横長の短冊状に形成された紙等から成る記録部材1
6が、底板12bと直交する方向に直立状態で、第1ケ
ース11と第2ケース12とを仕切る側壁12aと平行
方向に、平坦な状態で整列されて複数収納されている。
前記記録部材16は、例えば図8(A)、(B)に示す
ように、表面に紙等から成る受像紙16aが配設され、
該受像紙16a裏面に粘着剤層16bが形成され、該粘
着剤層16bに剥離紙16cを粘着した状態で短冊状に
形成されている。前記記録部材16の受像紙16aに
は、外周より内側に、例えば外形が略矩形の切断線16
dが形成され、該切断線16dからシール状の受像紙1
6aを剥離紙16cから剥がすことができるようになっ
ている。また、前記切断線16dの切断深さは、少なく
とも粘着剤層16bまで達して、受像紙16aを剥離紙
16cから剥がしたとき、受像紙16aの裏面に粘着剤
層16bが一緒にくっついて、受像紙16aが剥離紙1
6cから剥がされるようになっている。また、前記切断
線16dは外形が矩形に限定されるものではなく、例え
ばハート状等の自由にデザインしたものにすることも可
能である。また、前記複数の記録部材16と、前記第2
ケース12の図示上部の側壁12aとの間には空隙12
dが設けられて、該空隙12dには板バネ等から成るバ
ネ部材17が配設されて、前記記録部材16の後方から
常に第1ケース11側の前方に所定の圧力で押圧するよ
うになっている。また、前記第1ケース11の切り欠き
部11cの図示左側の底板11bと第2ケースの底板1
2bとにまたがって、前記記録部材16を外部に供給す
るための後述する給紙ローラ24を挿入する給紙ローラ
挿入部18が開口状態で形成されている。
【0028】前述のような本発明のカートリッジKを用
いて、前記記録部材16に画像を印刷記録する本発明の
記録装置には、所望の画像を入力することができるキー
入力部(図示せず)、及び前記本発明のカートリッジK
を載置するカセット載置部が形成されている。このカセ
ット載置部には、前記記録部材16に所望の画像を記録
するための、発熱部20aを有するサーマルヘッドから
成る記録ヘッド20と、円筒状のプラテンローラ21と
がそれぞれ配設されている。前記記録ヘッド20は、少
なくとも前記記録部材16の幅方向の記録領域と同等の
記録幅が形成されている。また、前記カセット載置部に
カートリッジKを載置すると、図2に示すように、前記
記録ヘッド20に前記第1ケース11の切り欠き部11
cが位置し、該切り欠き部11cの図示右上方外部で、
記録ヘッド20の発熱部20aが対向する位置に回動自
在のプラテンローラ21が配設されている。そして、前
記記録ヘッド20は、その発熱部20aがプラテンロー
ラ21に対して接離自在に移動できるようになってい
る。
【0029】また、前記記録ヘッド20より更に下流側
で、且つ、前記プラテンローラ21の図示右隣りには、
左右両方向に回転可能な搬送ローラ22が配設されてい
る。また、該搬送ローラ22の外周の図示下方側には小
ローラ23が接して配設されて、該小ローラ23は前記
搬送ローラ22の回転に追従して回転できるようになっ
ている。そして、前記搬送ローラ22と小ローラ23と
の間に前記記録部材16を弾接狭持して、該記録部材1
6を前記搬送ローラ22の上流側および下流側の両方向
に搬送できるように搬送ローラ22が回転可能になって
いる
【0030】また、前記カセット載置部には、前記カー
トリッジKに収納されている記録部材16を下流側の前
記記録ヘッド20に供給する給紙ローラ24が、モータ
等の駆動源(図示せず)により回転可能に配設されてい
る。そして、この給紙ローラ24は円筒状の外形の一部
が平坦状にカットされたカット面24aを有するD字状
に形成されて、外周部に摩擦抵抗の大きいゴム等が被着
されている。本発明の記録装置のカセット載置部にカー
トリッジKを載置すると、前記給紙ローラ24がカート
リッジKの給紙ローラ挿入部18に挿入され、給紙ロー
ラ24のカット面24aが記録部材16から離れた対向
状態に位置する。そして、前記カット面24aと記録部
材16との間に所定の隙間が形成されて、給紙ローラ2
4が回転駆動する前の待機状態になるようになってい
る。
【0031】また、前記給紙ローラ24の図示下方の左
側には、カセット載置面から直立する回転可能な巻取り
ボビン25が配設されて、該巻取りボビン25に前記巻
取りリール13のボビン孔13aが係合するようになっ
ている。また、インクリボン15の巻取りは、巻取りボ
ビン25を時計方向に回転させる図示しない駆動源によ
り、巻取りリール13を回転させて、供給リール14に
巻回されているインクリボン15を巻取ることができ
る。なお、カートリッジKの上蓋(図示せず)に、前記
給紙ローラ24の先端を回転自在に保持する保持部を形
成しておけば、給紙ローラ24が両持ち支持となり、回
転がガタつくことはない。
【0032】また、前記搬送ローラ22の図示右隣りに
は、用紙検出センサ27が配設されて、該用紙検出セン
サ27で前記記録部材16が送られてきたことを検出す
ることができる。また、前記小ローラ23の図示下方
で、カートリッジKをカセット載置部に載置したときの
第1ケース11の段部11f近傍にはリボンセンサ28
が配設されて、該リボンセンサ28により前記インクリ
ボン15の色毎に形成されている検出マーカ15a、1
5b,15c及びリボンエンドマーカ(図示せず)を検
出できるようになっている。前記それぞれのセンサ2
7、28は反射型フォトセンサから成っている。
【0033】次に、本発明のカートリッジKを用いた記
録装置の記録動作に付いて説明する。図2は、記録装置
のカセット載置部にカートリッジKを載置した状態を説
明する概略図で、記録開始前の待機状態を示している。
そして、図2の状態から前記図示しない記録装置から記
録開始指令が出されると、給紙ローラ24がモータ等の
駆動源(図示せず)により時計方向の矢印A方向に回転
し、Dカット面24aの左端部が記録部材16を押圧す
る。すると、記録部材16はバネ部材17の作用で後方
の隙間12dがせばまる方向に移動する。そして、給紙
ローラ24を更に時計方向に回転させると、図3に示す
ように、給紙ローラ24の円筒状の外周面に摩擦された
最前部の1枚の記録部材16が、他の複数の記録部材1
6からはなされて下流側の記録ヘッド20に搬送され
る。そして、記録部材16の先端が前記搬送ローラ22
と小ローラ23と間に弾接狭持され、搬送ローラ22の
反時計方向の回転で記録部材16の先端は用紙検出セン
サ27の下流側に搬送される。
【0034】次に、給紙ローラ24が360°回転して
1回転すると、円筒状の外周が前記最前部の1枚の記録
部材16から離れて、前記カット面24aが第2ケース
12に収納されている記録部材16と対向する状態に戻
り、給紙ローラ24の記録部材16に対する押圧負荷が
なくなる。また、前記用紙検出センサ27が、送られて
きた記録部材16を検出してON状態になると、更に所
定距離記録部材16を搬送し、この記録部材16の後端
部が第2ケース12の用紙押さえ部12eからはずれる
と、搬送ローラ22を時計方向に反転させて、用紙検出
センサ27がOFF状態になるまで記録部材16を上流
側の第1ケース11と第2ケース12の間に設けた間隙
部12fに戻す。そして、用紙検出センサ27がOFF
状態になると搬送ローラ22の反転をストップさせる。
なお、前記間隙部12fを第1ケース11と第2ケース
12との間に設けたもので説明したが、図5に示すよう
に、この間隙部12fを特に形成せずに、インクリボン
15と、巻取り及び供給リール13、14とを収納した
第1ケース11側の上方を記録部材16の戻り収納部と
して利用しても良い。
【0035】次に、巻取りリール13が係合している巻
取りボビン25を時計方向のB方向に回転駆動させて、
前記リボンセンサ28が所望の色のインク、例えばイエ
ロー(カラー印刷の場合には最初の印刷はイエローから
行う)の検出マーク15aを検出すると、巻取りリール
13の回転をストップさせてリボン巻取り動作を一時停
止する。次に、記録ヘッド20を移動させて、その発熱
部20aをプラテンローラ21側に移動し、該プラテン
ローラ21との間に前記記録部材16とインクリボン1
5とを圧接狭持する。この状態で、搬送ローラ22を反
時計方向に回転させて、記録部材16を下流側の用紙検
出センサ27まで搬送する。また、このとき同時にイン
クリボン15も記録部材16と一緒に下流側に送られて
巻取りリール13により巻取られる。そして、用紙検出
センサ27が記録部材16の先端を検出してONになっ
た時点を印刷基準位置とし、この時点から、記録ヘッド
20の発熱部20aを発熱制御して、例えばイエローY
の色の印刷を開始し、同時に搬送ローラ22を回転させ
て記録部材16を所定の速度で下流側に搬送させなが
ら、記録部材16にイエローYの色のインクを転写して
所望の画像を記録する。そして、使用済みのインクリボ
ン15は、巻取りボビン25を回転駆動させて巻取りリ
ール13に巻取られてイエローYの色の印刷が終了す
る。
【0036】次に、記録ヘッド20をプラテンローラ2
1から離接し、搬送ローラ22をこれまでと逆方向の時
計方向に回転させて、用紙センサ17がOFFになるま
で前記記録部材16を再度上流側の第1ケース11と第
2ケース12の間の間隙部12fに戻す。そして、用紙
センサ17がOFFになると、リボン巻取り動作により
巻取りリール13を矢印B方向に回転させて、イエロー
Yの次の色、例えばマゼンタMの検出マーカ15bをリ
ボンセンサ28が検出するまでインクリボン15を巻取
る。 そして、リボンセンサ28が、マゼンタMの検出
マーカ15bを検出すると、再度記録ヘッド20をプラ
テンローラ21に圧接する。そして、搬送ローラ22を
反時計方向に回転させて記録部材16の先端の頭出しを
行い、前述したイエローYと同様の印刷動作で記録部材
16にマゼンタMの色を転写して繰り返し記録する。ま
た、前記イエローY、あるいはマゼンタMと同様の記録
動作でシアンCの色を転写して繰り返し記録する。
【0037】このような記録動作により、記録部材16
に所望の色のカラー画像の記録を行うと、搬送ローラ2
2を更に反時計方向に回転駆動させて、記録後の記録部
材16を記録装置の外部に排出して本発明の記録装置の
記録動作が終了する。次の2枚目の記録部材16に対し
ても、上記と同様の動作を繰り返すことで所望のカラー
画像の記録を行うことができる。前述のような記録動作
で所望の画像が記録された記録部材16が、例えば図8
(A)に示すようなものだと、切断線16dに沿ってシ
ール状の受像紙16aを剥がすと、裏面に粘着剤層16
bが付着した状態の受像紙16aが剥離紙16cから分
離されて剥がされる。この剥離紙16cから剥がされた
シール状の受像紙16aを、所望する場所に貼り付ける
と、粘着剤層16bの粘着力により前記シール状の受像
紙16aを接着面に密着した状態で貼り付けることがで
きる。なお、記録部材16の長さ方向のサイズが、前述
したものより長い、図7に示すような更に長尺状の記録
部材16′になった場合は、この長尺状の記録部材1
6′に合わせて、第2ケース12′だけを大きくするだ
けで、前述した本発明の記録装置を使ってパノラマ印刷
することもできる。この場合にはインクリボン15の各
色のインクの塗布面積は、長尺状の記録部材16′の印
刷領域と同等以上の面積を有するようにしたものを使用
する。
【0038】また、本発明の実施の形態では記録部材1
6を受像紙等からなる紙で説明したが、記録部材16は
紙に限定されるものではなく、プラスチック等の樹脂フ
ィルム等からなるもの、あるいは粘着材が付いてないも
のでもよい。また、前記インクリボン15は、図6に示
すようなカラー記録用のもので説明したが、カラー記録
用に限定されるものでなく、一色だけの例えば黒色イン
クだけを塗布したインクリボン15でも記録することが
できる。この場合には、画像と画像の間に所定の量記録
しない部分がある場合は、この記録しない部分だけ記録
ヘッド20をアップさせて、前記搬送ローラ22を回転
させて記録部材16だけを、前記記録しない部分の量だ
け搬送後、再度記録ヘッド20をヘッドダウンして残り
の画像を記録することができる。そのために、インクリ
ボン15のランニングコストを低減することができる。
【0039】また、前記インクリボン15にカラー記録
用のものを使用する際、各インクの色を検出する検出マ
ーカ15a、15b、15cを3種類設けたもので説明
したが、最初の色のイエローYの検出マーク15a1種
類だけを規準に、その後のマゼンタM、シアンCに付い
ては、前記イエローYの検出マーカ15aからの距離が
それぞれ一定であり、またその色の順番も決まっている
ので、搬送ローラ22の回転数(記録部材16の搬送距
離)に応じてマゼンタM、シアンCの記録位置を決めた
り、あるいは前記イエローYの検出マーカ15aの幅を
マゼンタM、シアンCの検出マーカ15b,15cより
広くして基準マーカとし、他の検出マーカ15b,15
cを同じ幅とし、前記検出マーカ15aの次の検出マー
カ15bをマゼンタMの検出マーカ、更に次の検出マー
カ15cをシアンCの検出マーカと判断させることも可
能である。更に、インクリボン15としてリボンエンド
マーカが形成されてないものを用いる場合、所定時間リ
ボン送り動作を行っても、マーカが検出されない場合を
リボン終端とするように制御することも可能である。更
に、インクリボン15の巻取り動作を、ヘッドダウン状
態で、且つ、用紙送り動作と連動するように構成するこ
とも可能であり、この場合、インクリボン15の巻取る
巻取りリール13の駆動モータと、給紙ローラ24の駆
動モータとを、同一の駆動モータとすることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明のカートリッジは、インクリボン
と、該インクリボンの両端部をそれぞれ巻回する供給リ
ールと巻取りリールと、前記インクリボンのインクを転
写して画像を記録する短冊状の記録部材とを収納するケ
ースからなるので、前記記録部材が短冊状に形成されて
おり、記録後の記録部材をハサミ等で切断する必要がな
く、記録装置から排出された記録後の記録部材の取り扱
いが容易である。
【0041】また、本発明のカートリッジは、ケース
に、ケース外に取り出した記録部材をケース内に戻して
収納する戻し収納部を設けたもので、同じ記録部材に繰
り返し記録することができ、すなわち、異なった色のイ
ンクを用いて重ね記録が可能となり、フルカラー記録を
行うことができる。
【0042】また、本発明のカートリッジは、ケース
に、記録部材を外部に供給するための給紙ローラが挿入
される給紙ローラ挿入部が形成されているので、この給
紙ローラ挿入部から給紙ローラがカートリッジの内部に
挿入されて、内部の記録部材を確実にカートリッジ外部
の記録ヘッドに供給することができる。
【0043】また、本発明のカートリッジは、前記ケー
スに前記給紙ローラの先端を回転自在に保持する保持部
を形成したので、カートリッジKカセット載置部に載置
したときに、前記保持部で給紙ローラの先端が支持され
て、給紙ローラが両持ち支持になるので、給紙ローラの
回転がガタつくことなく、記録部材を安定して送ること
ができる。
【0044】また、本発明のカートリッジは、前記記録
部材を平坦な状態でケースに収納しているので、ロール
紙のように記録部材がカールして巻癖がつくことなく、
更に記録後の記録部材の取り扱いが容易になる。
【0045】また、本発明のカートリッジは、前記記録
部材は、剥離紙と受像紙からなり、該受像紙に所望形状
の切断線を形成しているので、記録後の受像紙を記録部
材から容易に剥ぎ取ることができ、使い勝手が良い。
【0046】また、本発明のカートリッジは、インクリ
ボンに複数の種類の色のインクが長手方向に塗布され
て、この複数の色のインクの塗布面積は、前記記録部材
の記録領域と同等以上の面積を有するので、記録部材の
記録領域全面に確実に高品質のカラー画像を記録するこ
とができる。
【0047】また、本発明のカートリッジは、巻取りリ
ール収納部の広さを前記供給リール収納部の広さより広
くしたので、記録ヘッドの発熱部の発熱等で記録後のイ
ンクリボンにしわが生じたり、変形したりして、巻取り
リールに巻取られたパンケーキ状のインクリボンが巻太
りして外径が大きくなっても、巻取りリール収納部の方
の広さが広いので、インクリボンを最後まで確実に全部
巻取ることができる。
【0048】また、本発明の記録装置は、前記請求項
1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10記載の
カートリッジを備え、該カートリッジを使用して記録す
るので、記録後の記録部材の取り扱いが容易で、操作性
がよく、高品質の画像を記録できるすることができる。
【0049】また、本発明の記録装置は、カートリッジ
に収納されている記録部材を下流側の記録ヘッドに供給
する給紙ローラをカセット載置部に配設したので、前記
給紙ローラでカートリッジ内部の記録部材を、確実にカ
ートリッジ外部の前記記録ヘッドに供給することがで
き、記録部材に高品質の画像を記録することができる。
【0050】また、本発明の記録装置は、前記記録ヘッ
ドより更に下流側に、左右両方向に回転可能な搬送ロー
ラを配設したので、前記記録部材にカラー画像を記録す
る場合に、記録部材を繰り返し上流側および下流側の両
方向に位置ズレなく確実に搬送することができる。その
ために、本発明の記録装置は、インクリボンの複数の色
のインクを重ねて転写しても、色ズレ等のない鮮明な高
品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジの要部断面図。
【図2】本発明の記録装置に本発明のカートリッジを載
置した概略平面図。
【図3】本発明の記録装置の記録部材を記録ヘッドに搬
送する動作を説明する概略平面図。
【図4】本発明の記録装置の記録部材をケースの戻り収
納部へ搬送する動作を説明する概略平面図。
【図5】本発明の他のカートリッジを用いて、記録装置
により記録部材をケースの戻り収納部へ搬送する動作を
説明する概略平面図。
【図6】本発明のカートリッジのインクリボンを説明す
る概略図。
【図7】本発明の長尺状の記録部材を用いたその他のカ
ートリッジの実施の形態の要部断面図。
【図8】本発明の記録装置に用いられる記録部材の一実
施例を説明する図。
【図9】従来のカートリッジの要部断面図。
【図10】従来の記録装置に従来のカートリッジを載置
した概略平面図。
【符号の説明】
K カートリッジ 11 第1ケース 11b底板 11c切り欠き部 11h巻取りリール収納部 11j供給リール収納部 12 第2ケース 12b底板 13 巻取りリール 14 供給リール 15 インクリボン 16 記録部材 16a受像紙 16b粘着剤層 16c剥離紙 16d切断線 17 バネ部材 18 給紙ローラ挿入部 20 記録ヘッド 20a発熱部 21 プラテンローラ 22 搬送ローラ 23 小ローラ 24 給紙ローラ 24aカット面 25 巻取りボビン 26 供給ボビン 27 用紙検出センサ 28 リボンセンサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンと、該インクリボンの両端
    部をそれぞれ巻回する供給リールと巻取りリールと、前
    記インクリボンのインクを転写して画像を記録する短冊
    状の記録部材とを収納したケースからなることを特徴と
    するカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ケースに、ケース外に取り出した前
    記記録部材をケース内に戻して収納する戻し収納部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、前記インクリボンと供給
    リールと巻取りリールとを収納した第1のケースと、前
    記記録部材を収納した第2のケースとからなり、前記戻
    し収納部を前記第1のケースに設けたことを特徴とする
    請求項2記載のカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、前記インクリボンと供給
    リールと巻取りリールとを収納した第1のケースと、前
    記記録部材を収納した第2のケースとからなり、前記戻
    し収納部を前記第1のケースと第2のケースとの間に設
    けたことを特徴とする請求項2記載のカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記ケースに、前記記録部材を外部に供
    給するための給紙ローラが挿入される給紙ローラ挿入部
    が形成されていることを特徴とする請求項1、又は2記
    載のカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記ケースに前記給紙ローラの先端を回
    転自在に保持する保持部を形成したことを特徴とする請
    求項5記載のカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記記録部材を平坦な状態でケースに収
    納したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又
    は6記載のカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記記録部材は、剥離紙と受像紙からな
    り、該受像紙に所望形状の切断線を形成したことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載のカ
    ートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記インクリボンには、複数の種類の色
    のインクが長手方向に塗布されて、この複数の色のイン
    クの塗布面積は、前記記録部材の記録領域と同等以上の
    面積を有することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7又は8記載のカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記供給リールを収納する供給リール
    収納部と、前記巻取りリールを収納する巻取りリール収
    納部とを備え、該巻取りリール収納部の広さを前記供給
    リール収納部の広さより広くしたことを特徴とする請求
    項1、2、3、又は4記載のカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、又は10記載のカートリッジを備え、該カ
    ートリッジを使用して記録することを特徴とする記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジを装着可能なカセッ
    ト装着部と、前記インクリボンのインクを転写して記録
    部材に記録を行う記録ヘッドとを備えて、前記カートリ
    ッジに収納されている記録部材を下流側の前記記録ヘッ
    ドに供給する給紙ローラを前記カセット装着部に配設し
    たことを特徴とする請求項11記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドより更に下流側に、左
    右両方向に回転可能な搬送ローラを配設したことを特徴
    とする請求項12記載の記録装置。
JP23005597A 1997-07-15 1997-08-26 カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置 Expired - Fee Related JP3549370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23005597A JP3549370B2 (ja) 1997-07-15 1997-08-26 カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-189596 1997-07-15
JP18959697 1997-07-15
JP23005597A JP3549370B2 (ja) 1997-07-15 1997-08-26 カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1178187A true JPH1178187A (ja) 1999-03-23
JP3549370B2 JP3549370B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=26505559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23005597A Expired - Fee Related JP3549370B2 (ja) 1997-07-15 1997-08-26 カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3549370B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335292A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Canon Inc カートリッジ及びプリンタ装置
JP2007144697A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Canon Inc 記録装置
JP2007216590A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Canon Inc 記録紙インクシート一体型カセット及び該カセットを用いるプリンタ装置
JP2007229937A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Canon Inc カセット及びプリンタ装置
JP2008540197A (ja) * 2005-05-20 2008-11-20 プリニクス カンパニーリミテッド 熱転写リボン及び記録媒体一体型カートリッジとこれを採用する熱転写プリンタ
US8256974B2 (en) 2006-02-20 2012-09-04 Canon Kabushiki Kaisha Cassette for a printer
US8454252B2 (en) 2006-02-20 2013-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Cassette for a printer

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335292A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Canon Inc カートリッジ及びプリンタ装置
JP2008540197A (ja) * 2005-05-20 2008-11-20 プリニクス カンパニーリミテッド 熱転写リボン及び記録媒体一体型カートリッジとこれを採用する熱転写プリンタ
JP4763779B2 (ja) * 2005-05-20 2011-08-31 プリニクス カンパニーリミテッド 熱転写リボン及び記録媒体一体型カートリッジとこれを採用する熱転写プリンタ
JP2007144697A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Canon Inc 記録装置
JP4677329B2 (ja) * 2005-11-25 2011-04-27 キヤノン株式会社 記録装置、および、カセット
JP2007216590A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Canon Inc 記録紙インクシート一体型カセット及び該カセットを用いるプリンタ装置
JP4669406B2 (ja) * 2006-02-20 2011-04-13 キヤノン株式会社 カセット
US7976151B2 (en) 2006-02-20 2011-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Recording sheet/ink sheet integral cassette and printer apparatus utilizing the same
US8256974B2 (en) 2006-02-20 2012-09-04 Canon Kabushiki Kaisha Cassette for a printer
US8454252B2 (en) 2006-02-20 2013-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Cassette for a printer
JP2007229937A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Canon Inc カセット及びプリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3549370B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3038880B2 (ja) 熱転写記録装置
EP1820658B1 (en) Recording sheet/ink sheet integral cassette and printer apparatus utilizing the same
JP3431697B2 (ja) 印字テープ作成装置
JP2976823B2 (ja) 印字テープ作成用のカセットケース及びテープケース
JP3549370B2 (ja) カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置
JP2938384B2 (ja) 熱転写プリンタおよびこの熱転写プリンタに使用されるリボンカセット
KR20000005950A (ko) 잉크리본카트리지및프린터
US6082913A (en) Cartridge for printing
JPH11245458A (ja) 熱転写プリンタ
JP3714202B2 (ja) 印字装置及びテープカセット
JP2000118077A (ja) プリンタ
US5560722A (en) Tape unit having ribbon end tape
JPH1178190A (ja) 記録装置
JP3612819B2 (ja) テープ巻戻構造
JP4256154B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH079745A (ja) 印刷用カセットおよび印刷装置
JP4492201B2 (ja) プリンタ
JP3761401B2 (ja) ラインプリンタ
JPH11157698A (ja) 印刷装置
JP5235703B2 (ja) 印刷装置
JP3686799B2 (ja) サーマルヘッドおよび記録装置
JPH1148550A (ja) カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置
JPH11157157A (ja) カートリッジ
JPH03112664A (ja) 記録装置
JPH11188958A (ja) ラベルライタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031022

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20030610

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees