JPH0242624Y2 - - Google Patents

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JPH0242624Y2
JPH0242624Y2 JP5522086U JP5522086U JPH0242624Y2 JP H0242624 Y2 JPH0242624 Y2 JP H0242624Y2 JP 5522086 U JP5522086 U JP 5522086U JP 5522086 U JP5522086 U JP 5522086U JP H0242624 Y2 JPH0242624 Y2 JP H0242624Y2
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bobbin
circumferential surface
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inner circumferential
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、巻糸体を梱包する際巻糸体のボビ
ンの端部を梱包箱内の所定に位置に固定するため
に使用するボビンホルダーに関するものである。
〔従来の技術〕
巻糸体を梱包する際には、そのボビン端部を梱
包箱内の所定の位置に固定するために、ボビン端
に嵌合する突起又は凹所をもつたホルダーが用い
られている。そして、従来のボビンホルダーに
は、ボビン端の内側に嵌合する突起だけを備えた
もの、ボビン端の外側に嵌合する凹所だけを備え
たもの、及びその双方を備えたもの(例えば実開
昭59−186279及び実開昭59−186280)があるが、
これらのボビンホルダーのうち、第12図に示し
てあるような、ボビン3端の内周面3aに嵌合す
る突起16とボビン3端の外周面3bに嵌合する
凹所17bの双方を備えたボビンホルダー11
は、ボビン3の端部がその内周面3aと外周面3
bの双方から挾持された状態になるので、ボビン
端の保持力において優れている。特に、突起16
の高さが高い場合は、それがボビン3端の内周面
3aに深く嵌合されることになるので、更にその
保持力が優れている。
〔解決すべき問題点〕
ところが、従来品は、の突起16が円筒状であ
るために、それを輸送又は保管しておく際、この
突起16の背面に他のボビンホルダー11の突起
16を嵌合させておくことで、多数のボビンホル
ダー11を嵩ばらないように積み重ねておくこと
ができない、といつた欠点があつた。
そこでこの考案は、ボビン端の外周面に嵌合す
る凹所とボビン端の内周面に深く嵌合する高い突
起とを備えているが故に、上記したような長所を
有するボビンホルダーであつて、保管・輸送の際
には、突起の背面に他の突起を嵌合わせること
で、多数のボビンホルダーをコンパクトに積み重
ねておくことができる、巻糸体梱包用のボビンホ
ルダーを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記したような課題を解決したこの考案の巻糸
体梱包用ボビンホルダーは、ボビンの端部を支持
せしめる位置に孔があけられている孔あきパツド
に、この孔あきパツドの孔位置においてボビンの
端部に嵌合する突起部分とこの孔あきパツドの板
面に接触する基板部分とを備えた支持部材を組合
わせてなる、巻糸体梱包用ボビンホルダーであつ
て、 前記支持部材の突起部分が、一対の板状の部
分でもつて、正面視が倒立梯形近似の形状で側
面視が山形の、屋根状に形成されていて、この
突起部分の下端部でもつて、ボビンの内周面の
端部に接触するボビンの第1内周面支持部が構
成され、この突起部分の正面視における最も広
巾の部分でもつて、ボビンの端部から若干ボビ
ンの中に入つた位置でボビンの内周面に接触す
るボビンの第2内周面支持部が構成されている
こと、 前記支持部材は、突起部分の下方位が空所に
なつていて、この空所の外側位の基板部分でも
つてボビンの端面に接触するボビンの端面支持
部が形成されていること、 このホルダーには、上記ボビンの端面支持部
の外側位に、ボビンの外周面の下端部に接触す
るボビンの外周面支持部が形成されているこ
と、 を特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の巻糸体梱包用ボビンホルダーは、上
記のような構成であるから、これを使つて巻糸体
を集合包装する際には、ボビンの端部の内周面に
突起を嵌合させ、ボビンの端部の外周面をボビン
の外周面支持部に嵌合させて、ボビンの端面をボ
ビンの端面支持部に接触させると、この巻糸体の
ボビンは、このボビンホルダーによつて巻糸体を
梱包箱内の所定の位置に固定されることになるの
であるが、この考案のボビンホルダーによれば、
ボビンの内周面が、突起部分の下端部でもつて構
成されていてボビンの内周面の端部に接触するボ
ビンの第1内周面支持部と、正面視が倒立梯形近
似形状の突起部分の最も巾の広い部分でもつて構
成されていてボビンの内周面の若干中に入つた位
置に接触するボビンの第2内周面支持部の、双方
の支持部によつて支持されることになるので、ボ
ビン端の内周面に深く嵌合する高い円筒状の突起
を備えた前記従来品11同様に、ボビンが強固に
保持される。なお、前記従来品同様に、ボビン端
の外周面が、該外周面に接触するボビンの外周面
支持部によつて支持されていることは言うまでも
ない。
そして、この考案の巻糸体梱包用ボビンホルダ
ーは、上記のような構成であるから、これを使用
しないときには、すなわちそれを保管又は輸送す
る際には、空所になつている突起部分の下方位
に、他のボビンホルダーの突起部を嵌合させて突
起部分を重ね合わせると、多数のボビンホルダー
をコンパクトに積み重ねることができる。
〔実施例〕
一実施例を第1〜8図について説明すると、こ
の実施例の巻糸体梱包用ボビンホルダー1は、巻
糸体2のボビン3の端部を支持せしめる位置に孔
4,4……があけられている孔あきパツド5(第
2図)と、この適所に夫々3本宛平行な折線a,
b,c……を施してあつて(第4図)、それを一
対の上折線a,cと一対の上折線a,c間に位置
する下折線bに沿つて折り曲げると下折線bの位
置を頂点とする突起部分6が形成され、残余の部
分でもつて面一の扁平基板部分7が構成されるよ
うになつている(第3図)、帯状の支持部材8と
でもつて構成されている。
この実施例のボビンホルダー(第1図)は、1
枚の段ボール製の孔あきパツド5に、2枚の段ボ
ール製の支持部材8,8を組合わせたもので、各
支持部材8,8は、上記のように折り曲げ形成さ
れた各突起部分6を夫々各孔4位置において孔4
から上向きに突出され、その基板部分7を孔あき
パツド5の背面に接着されている。
前記支持部材8の突起部分6は、第5〜8図に
示してあるように、この考案にしたがつて、その
正面視が倒立梯形近似の形状でその側面視が山形
の、屋根状に形成されていて、この突起部分6の
下端部によつては、ボビン3の内周面3aの端部
に接触するボビンの第1内周面支持部6aが構成
され、この突起部分6の最も巾の広い部分でもつ
て、ボビン3の内周面3aの若干中に入つた位置
に接触する、ボビンの第2内周面支持部6bが構
成されている。
また、この支持部材8の上記突起部分6の下方
位、すなわち突起部分6の直下の投影部分は、空
所9になつていて、この支持部材8には、この空
所9を残した突起部分6の外側にのみ位置せしめ
て、すなわち上記空所9の外側においてボビン3
の端面3cに接触する基板部分7でもつて、ボビ
ンの端面支持部7aが構成されており、このボビ
ンの端面支持部7aの外側位に、前記孔あきパツ
ド5の孔4の壁面が位置されていて、この実施例
のボビンホルダー1には、この孔4の壁面でもつ
て、ボビン3の外周面3bの下端部に接触するボ
ビンの外周面支持部4aが形成されている。
この実施例のボビンホルダー1は、上記のよう
な構成であるから、これを使用して巻糸体2を梱
包した際には、ボビンホルダー1が梱包箱(図示
せず)内の所定の位置に固定されると、この実施
例のボビンホルダー1によつて保持される巻糸体
2のボビン3は、第6〜8図に示してある如く、
その内周面3aの下端部をボビンの第1内周面支
持部6a(4点)によつて支持され、その内周面
3aの若干中に入つた部位をボビンの第2内周面
支持部6b(4点)によつて支持され、その端面
3cをボビンの端面支持部7aによつて支持さ
れ、その外周面3bの下端部をボビンの外周面支
持部4aによつて支持されて、このボビンホルダ
ー1を介して、梱包箱(図示せず)内に固定され
る。
そして、この実施例のボビンホルダー1は、そ
れを保管又は輸送する際には、突起部分6の下方
位が空所9になつているので、この空所9に他の
ボビンホルダー1の突起部分6を嵌合させると、
複数のボビンホルダー1をコンパクトに積み重ね
ることができる。
次に、他の実施例について説明すると、上記実
施例においては、1枚の孔あきパツド4に組合わ
される支持部材が帯状の2枚の支持部材8,8で
ある例を示したが、他の実施例においては、この
支持部材は、これを、上記2枚の支持部材8,8
の基板部分7,7がその巾方向において一体に連
結されて1枚になつている支持部材(図示せず)
であつてもよく、また、上記実施例においては、
孔あきパツド5及び支持部材8を、共に段ボール
紙でもつて構成したが、他の実施例においては、
これらの素材は、段ボール紙以外の紙(例えば厚
紙、樹脂加工紙等)又はプラスチツク(プラ段、
プラスチツク板等)であつてもよい。
また、上記各実施例においては、支持部材が、
適宜の平板状の素材の裁断並びに折曲げ加工によ
つて所定の形状に形成されている例を示したが、
他の実施例においては、これをプラスチツクの一
体成形品でもつて所定の形状に形成してもよい。
その一例を第9〜11図について説明すると、
この実施例は、前記同様の孔あきパツド5の各孔
4に、夫々一個宛、プラスチツクの成形品からな
る支持部材8′を組合わせた場合に関し、この実
施例のボビンホルダー1′では、基板部分7′に、
孔4に嵌合する下向きの凸部7a′が形成されてい
て、この凸部7a′を孔4に嵌合させることで支持
部材7′が孔4を固定されており、ボビンの外周
面支持部が、支持部材8′の前記凸部7a′の内周
面7b′によつて構成されている。
また、第1〜8図に示した実施例においては、
ボビンの第2内周面支持部6bを、ボビン3の内
周面3aに点接触させるようにしてある例を示し
たが、他の実施例においては、第9〜11図に示
してある如く、ボビンの第2内周面支持部6bを
ボビン3の内周面3aに対して線接触させるよう
に構成しておいてもよく、このような線接触形式
とした場合には、ボビンの第2内周面支持部6b
の耐摩耗強度を向上せしめうる。
〔効果〕
この考案の巻糸体梱包用ボビンホルダーは、そ
の作用について詳述したように、これを使用して
巻糸体を梱包する際には、その突起部分によつて
構成されているボビンの第1内周面支持部とボビ
ンの第2内周面支持部の双方を、ボビンの内周面
に接触させてボビンを支持せしめることができ、
特に、ボビンの第2内周面支持部によつては、そ
れをボビンの内周面の深い位置に接触させること
で、ボビンを極めて強固に固定できるのである
が、この考案の巻糸体梱包用ボビンホルダーは、
これを使用しない状態においては、すなわちそれ
を保管又は輸送する際には、突起部分の背面の空
所に他のボビンホルダーの突起部分を突入嵌合さ
せると、多数のボビンホルダーをコンパクトに積
み重ねることができるから、その際の荷扱いが非
常に楽であり、場所をとらないからその保管なら
びに輸送を要するコストを大巾に低減させること
ができる、という長所をもつている。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図はこの考案に係る巻糸体梱包用ボビ
ンホルダーの一実施例を示したもので、第1図は
その斜視図、第2図は孔あきパツドの斜視図、第
3図は支持部材の斜視図、第4図は同展開斜視
図、第5図は要部の一部切欠拡大斜視図、第6図
は使用状態を示した同平面図、第7図は第6図の
−線断面図、第8図は第6図の−線断面
図、第9図は他の実施例を示した要部の一部切欠
平面図、第10図は第9図の−線断面図、第
11図は第9図のXI−XI線断面図、第12図は従
来品を示した断面図である。 1……ボビンホルダー、2……巻糸体、3……
ボビン、3a……内周面、3b……外周面、3c
……端面、4……孔、4a……ボビンの外周面支
持部、5……孔あきパツド、6……突起部分、6
a……ボビンの第1内周面支持部、6b……ボビ
ンの第2内周面支持部、7,7′……基板部分、
7a……ボビンの端面支持部、7b′……ボビンの
外周面支持部、8,8′……支持部材、9……空
所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボビンの端部を支持せしめる位置に孔があけ
    られている孔あきパツドに、この孔あきパツド
    の孔位置においてボビンの端部に嵌合する突起
    部分とこの孔あきパツドの板面に接触する基板
    部分とを備えた支持部材を組合わせてなる、巻
    糸体梱包用ボビンホルダーであつて、 前記支持部材の突起部分が、一対の板状の
    部分でもつて、正面視が倒立梯形近似の形状
    で側面視が山形の、屋根状に形成されてい
    て、この突起部分の下端部でもつて、ボビン
    の内周面の端部に接触するボビンの第1内周
    面支持部が構成され、この突起部分の正面視
    における最も広巾の部分でもつて、ボビンの
    端部から若干ボビンの中に入つた位置でボビ
    ンの内周面に接触するボビンの第2内周面支
    持部が構成されていること、 前記支持部材は、突起部分の下方位が空所
    になつていて、この空所の外側位の基板部分
    でもつてボビンの端面に接触するボビンの端
    面支持部が構成されていること、 このホルダーには、上記ボビンの端面支持
    部の外側位に、ボビンの外周面の下端部に接
    触するボビンの外周面支持部が形成されてい
    ること、 を特徴とする巻糸体梱包用ボビンホルダー。 2 前記支持部材が、前記突起部分と基板部分を
    一体に成形されたプラスチツクの成形品であ
    る、実用新案登録請求の範囲第1項に記載の巻
    糸体梱包用ボビンホルダー。 3 前記ボビンの外周面支持部が、前記支持部材
    に形成されて孔あきパツドの孔に嵌合された凸
    部の内周面である、実用新案登録請求の範囲第
    2項に記載の巻糸体梱包用ボビンホルダー。 4 前記支持部材が、紙又はプラスチツクのよう
    な任意の平板状の素材の所定の位置に一対の上
    折線とこの上折線間に位置する下折線とを施し
    て、上記一対の上折線間の平板部分でもつて、
    上記下折線の位置を頂点とする前記突起部分を
    構成すると共に、上記突起部分以外の部分でも
    つて、前記基板部分を構成したものである、実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の巻糸体梱
    包用ボビンホルダー。 5 前記ボビンの外周面支持部が、前記孔あきパ
    ツドにあけられた孔の壁面である、実用新案登
    録請求の範囲第4項に記載の巻糸体梱包用ボビ
    ンホルダー。 6 前記支持部材の基板部分が、前記孔あきパツ
    ドに固定されている実用新案登録請求の範囲第
    1〜5項のいづれか一つの項に記載の巻糸体梱
    包用ボビンホルダー。
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