JPH0240053Y2 - - Google Patents
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- JPH0240053Y2 JPH0240053Y2 JP1986072475U JP7247586U JPH0240053Y2 JP H0240053 Y2 JPH0240053 Y2 JP H0240053Y2 JP 1986072475 U JP1986072475 U JP 1986072475U JP 7247586 U JP7247586 U JP 7247586U JP H0240053 Y2 JPH0240053 Y2 JP H0240053Y2
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Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、線状、帯状又はチユーブ状の製品
をそれに巻きつけて輸送するためのリールボビン
に関するものである。
をそれに巻きつけて輸送するためのリールボビン
に関するものである。
小型のリールボビンの中にはプラスチツク製の
ものもあるが、比較的大型の従来公知のリールボ
ビンは、その殆どが木製である。
ものもあるが、比較的大型の従来公知のリールボ
ビンは、その殆どが木製である。
ところが、この木製のリールボビンは、複数個
の木製の部材を釘付けすることで作られていて、
それを簡単に組立てたり分解したりすることがで
きるようにはなつていないので、強度的には非常
に優れているのであるが、この木製のリールボビ
ンには、次のような問題があつた。すなわち、 素材コストが高いので、普通使い捨てされる
リールボビンとしては、そのために要する製品
のコストが高くつきすぎる。
の木製の部材を釘付けすることで作られていて、
それを簡単に組立てたり分解したりすることがで
きるようにはなつていないので、強度的には非常
に優れているのであるが、この木製のリールボビ
ンには、次のような問題があつた。すなわち、 素材コストが高いので、普通使い捨てされる
リールボビンとしては、そのために要する製品
のコストが高くつきすぎる。
重く且つ嵩ばる完成品を、その製造場所から
その使用場所まで輸送しなければならないの
で、その輸送コストも高くつく。
その使用場所まで輸送しなければならないの
で、その輸送コストも高くつく。
素材であるから、普通使い捨てされるリール
ボビンとしては、その廃棄処分に大変困る。
ボビンとしては、その廃棄処分に大変困る。
木製のリールボビンは重いので、その荷扱い
は、決して容易であるとは言えない。
は、決して容易であるとは言えない。
そこで、この考案は、上記したような問題点を
解決するために、リールボビンを段ボールでもつ
て次のように作ることを提案するものである。す
なわち、実施例に対応する図面を参照して説明す
ると、この考案は、何れも段ボールを素材として
なる、一対の側板4,4と、一本の角筒状の芯2
と、任意数の円板状の骨板3と、任意数の巻芯板
5との組合せからなり、上記一対の側板4,4に
は、夫々、その内側面に上記骨板3の外周面と同
一径の外周面を備えた段部42aが突設されると
共に、その板面の適所に2条の平行な長孔43,
43が形成されており、上記角筒状の芯2には、
その両端部に、夫々上記長孔43,43を貫通し
た上で折り曲げられるフラツプ23,24が一対
宛連設されると共に、各角部に、夫々同数の角筒
横断方向の長孔30が芯2の端部から同一の距離
に配して形成されており、上記各骨板3には、そ
の中心に上記角筒状の芯2の外周面に嵌合する角
孔31が形成されていて、一対の側板4,4が、
その両端部のフラツプ23,24を各側板の長孔
43,43に挿通した上で側板の外側面に沿つて
折り曲げられ且つ該フラツプを側板に固定された
角筒状の芯2でもつて連結されており、角筒状の
芯2の角部の長孔30には、この芯2の外嵌めさ
れた骨板3の角孔31の辺が係合されており、両
側板4,4の前記段部42a,42aと骨板3の
外周面に前記巻芯板5が巻付けられていること、
を特徴とする段ボール製のリールボビンにある。
解決するために、リールボビンを段ボールでもつ
て次のように作ることを提案するものである。す
なわち、実施例に対応する図面を参照して説明す
ると、この考案は、何れも段ボールを素材として
なる、一対の側板4,4と、一本の角筒状の芯2
と、任意数の円板状の骨板3と、任意数の巻芯板
5との組合せからなり、上記一対の側板4,4に
は、夫々、その内側面に上記骨板3の外周面と同
一径の外周面を備えた段部42aが突設されると
共に、その板面の適所に2条の平行な長孔43,
43が形成されており、上記角筒状の芯2には、
その両端部に、夫々上記長孔43,43を貫通し
た上で折り曲げられるフラツプ23,24が一対
宛連設されると共に、各角部に、夫々同数の角筒
横断方向の長孔30が芯2の端部から同一の距離
に配して形成されており、上記各骨板3には、そ
の中心に上記角筒状の芯2の外周面に嵌合する角
孔31が形成されていて、一対の側板4,4が、
その両端部のフラツプ23,24を各側板の長孔
43,43に挿通した上で側板の外側面に沿つて
折り曲げられ且つ該フラツプを側板に固定された
角筒状の芯2でもつて連結されており、角筒状の
芯2の角部の長孔30には、この芯2の外嵌めさ
れた骨板3の角孔31の辺が係合されており、両
側板4,4の前記段部42a,42aと骨板3の
外周面に前記巻芯板5が巻付けられていること、
を特徴とする段ボール製のリールボビンにある。
この考案に係る段ボール製のリールボビン1は
上記のように構成されているので、そのを構成し
ている各部材が、夫々次のような作用を奏する。
すなわち、角筒状の芯2の外周に外嵌めされた骨
板3は、その角孔31の四辺を、芯2の各角部に
形成されている角筒横断方向の長孔30,30…
に係合されているので、この骨板3は、角筒状の
芯2の長手方向の所定の位置において、つまり芯
2の端部から同一の距離に配して形成された各長
孔30位置において、該長孔30によつて、角筒
状の芯2に対して直交した状態に保持されてい
る。
上記のように構成されているので、そのを構成し
ている各部材が、夫々次のような作用を奏する。
すなわち、角筒状の芯2の外周に外嵌めされた骨
板3は、その角孔31の四辺を、芯2の各角部に
形成されている角筒横断方向の長孔30,30…
に係合されているので、この骨板3は、角筒状の
芯2の長手方向の所定の位置において、つまり芯
2の端部から同一の距離に配して形成された各長
孔30位置において、該長孔30によつて、角筒
状の芯2に対して直交した状態に保持されてい
る。
また、一対の側板4,4は、角筒状の芯2の両
端部に夫々連設されている各一対宛のフラツプ2
3,24,23,24が、一対の側板4,4の各
長孔43,43,43,43に挿通された上、各
側板4の外側面に沿つて折り曲げられて、そこに
固定されているので、この一対の側板4,4は、
このフラツプ23,24,23,24でもつて、
角筒状の芯2の両端部においてこの芯2に連結さ
れ、この芯2に対して直交した状態に保持されて
いる。
端部に夫々連設されている各一対宛のフラツプ2
3,24,23,24が、一対の側板4,4の各
長孔43,43,43,43に挿通された上、各
側板4の外側面に沿つて折り曲げられて、そこに
固定されているので、この一対の側板4,4は、
このフラツプ23,24,23,24でもつて、
角筒状の芯2の両端部においてこの芯2に連結さ
れ、この芯2に対して直交した状態に保持されて
いる。
また、このリールボビン1を構成している巻芯
板5は、上記のようにして何れも芯2に対し直交
状態に保持された、骨板3の外周面と、一対の側
板4,4の各内側面に形成してある段部42a,
42aとに巻き付けられており、上記段部42a
は骨板3と同一の外周面を備えているので、この
巻芯板5は、この段部42aと、芯2に外嵌めさ
れた所要数の骨板3の外周面とによつて、それの
表面に線状、帯状又はチユーブ状の製品を巻きつ
けたとき、それがへこまないように、その板面を
その背面から支持されている。
板5は、上記のようにして何れも芯2に対し直交
状態に保持された、骨板3の外周面と、一対の側
板4,4の各内側面に形成してある段部42a,
42aとに巻き付けられており、上記段部42a
は骨板3と同一の外周面を備えているので、この
巻芯板5は、この段部42aと、芯2に外嵌めさ
れた所要数の骨板3の外周面とによつて、それの
表面に線状、帯状又はチユーブ状の製品を巻きつ
けたとき、それがへこまないように、その板面を
その背面から支持されている。
そして、この考案のリールボビンは、上記のよ
うな構成であるから、芯2に外嵌めした骨板3の
角孔31を芯2の長孔30に係合させ、両側板
4,4の各長孔43に夫々挿入した芯2のフラツ
プ23,24を側板4の外側面に沿つて折り曲げ
固定し、側板4の内側面に形成してある段部42
aと骨板3の外周面に巻芯板5を巻き付けること
でもつて、これを極めて簡単に組立てることがで
き、上記フラツプ23,24を側板4の外側面に
沿つて折り曲げてあつても、未だそれを該折り曲
げ状態に固定することなく、且つ、巻芯板5を未
だ前記段部42aと骨板3に巻きつけていない状
態においては、これを簡単に分解することができ
る。
うな構成であるから、芯2に外嵌めした骨板3の
角孔31を芯2の長孔30に係合させ、両側板
4,4の各長孔43に夫々挿入した芯2のフラツ
プ23,24を側板4の外側面に沿つて折り曲げ
固定し、側板4の内側面に形成してある段部42
aと骨板3の外周面に巻芯板5を巻き付けること
でもつて、これを極めて簡単に組立てることがで
き、上記フラツプ23,24を側板4の外側面に
沿つて折り曲げてあつても、未だそれを該折り曲
げ状態に固定することなく、且つ、巻芯板5を未
だ前記段部42aと骨板3に巻きつけていない状
態においては、これを簡単に分解することができ
る。
一実施例を第1〜8図について説明すると、こ
の実施例のリールボビン1は、何れも段ボールを
素材としてなる、一本の角筒状の芯2と一枚の円
板状の骨板3と一対の側板4,4と巻芯板5との
組合わせでもつて構成されている。
の実施例のリールボビン1は、何れも段ボールを
素材としてなる、一本の角筒状の芯2と一枚の円
板状の骨板3と一対の側板4,4と巻芯板5との
組合わせでもつて構成されている。
角筒状の芯2は素材板2′を第3図に示してあ
るような平面形状に打ち抜いたものでもつて構成
されており、この素材板2′には、折線(a,b,
c,d)を介して4枚の側面板21a,21b,
21c,21dと連結片22が順に連設され、一
対の側板21a,21cの両端部には、夫々折線
(e,f)を備えたフラツプ23,24が連設さ
れ、各フラツプ23,24端には、折線(g,
h)を介して夫々副フラツプ25,26が連設さ
れ、側板21aには、その両端部に折線(i,
j)を有する舌片状の楔片27と副フラツプ26
の挿入孔28が形成され、副フラツプ26には、
楔片27の挿入孔29が形成されており、各フラ
ツプ23,24には、芯孔6が形成され、この素
材板2′の第3図上の上下端と各折線(a,b,
c,d)には、芯2の各角部に夫々位置せしめら
れる長孔30が第3図上の巾方向の中心位置に形
成されている。
るような平面形状に打ち抜いたものでもつて構成
されており、この素材板2′には、折線(a,b,
c,d)を介して4枚の側面板21a,21b,
21c,21dと連結片22が順に連設され、一
対の側板21a,21cの両端部には、夫々折線
(e,f)を備えたフラツプ23,24が連設さ
れ、各フラツプ23,24端には、折線(g,
h)を介して夫々副フラツプ25,26が連設さ
れ、側板21aには、その両端部に折線(i,
j)を有する舌片状の楔片27と副フラツプ26
の挿入孔28が形成され、副フラツプ26には、
楔片27の挿入孔29が形成されており、各フラ
ツプ23,24には、芯孔6が形成され、この素
材板2′の第3図上の上下端と各折線(a,b,
c,d)には、芯2の各角部に夫々位置せしめら
れる長孔30が第3図上の巾方向の中心位置に形
成されている。
なお、上記フラツプ23,24に形成されてい
る各折線(e,f)は、側板4の後述する一対の
長孔43,43に各フラツプ23,24を挿入し
て、その基部を該長孔43,43に嵌合せしめた
状態において各フラツプ23,24を夫々前記側
板4の外側面に沿わせて折り曲げうる如き位置
に、形成されている。
る各折線(e,f)は、側板4の後述する一対の
長孔43,43に各フラツプ23,24を挿入し
て、その基部を該長孔43,43に嵌合せしめた
状態において各フラツプ23,24を夫々前記側
板4の外側面に沿わせて折り曲げうる如き位置
に、形成されている。
上記のような構成の素材板2′は、それを上記
折線(a,b,c,d)に沿つて夫々90゜宛折り
曲げ、側面板21aの内側に連結片22を重ねる
と、第6図に示してあるような角筒状の芯2にな
る。連結片22は、接着材でもつてこれを側面板
21aの内側に貼りつけておいてもよいが、第3
図に示してある如く連結片22の巾が側面板21
aの巾とほぼ等しい場合には、これを側面板21
aの内側に単に接解させておくだけでもよい。
折線(a,b,c,d)に沿つて夫々90゜宛折り
曲げ、側面板21aの内側に連結片22を重ねる
と、第6図に示してあるような角筒状の芯2にな
る。連結片22は、接着材でもつてこれを側面板
21aの内側に貼りつけておいてもよいが、第3
図に示してある如く連結片22の巾が側面板21
aの巾とほぼ等しい場合には、これを側面板21
aの内側に単に接解させておくだけでもよい。
骨板3は、素材段ボールを第4図に示してある
ような平面形状に打ち抜いたものでもつて構成さ
れていて、この骨板3には、その中央に前記角筒
状の芯2に外嵌する角孔31が形成され、その円
周面に巻芯板5を挿入するための切込み32が形
成されている。
ような平面形状に打ち抜いたものでもつて構成さ
れていて、この骨板3には、その中央に前記角筒
状の芯2に外嵌する角孔31が形成され、その円
周面に巻芯板5を挿入するための切込み32が形
成されている。
各側板4は、素材段ボールを夫々第5図に示し
てあるような平面状に打抜いた2枚の円板41.
42(なお第6図参照)を一体に貼り合わせるこ
とで構成されており、各側板4には、上記円板4
2の外周面でもつて前記骨板3と同一径の段部4
2aが形成されると共に、その板面には前記芯2
のフラツプ23,24を挿入するための一対の長
孔43,43と、芯孔7が形成されている。な
お、44は、段部42aに形成してある、巻芯板
5を挿入するための切込みである。
てあるような平面状に打抜いた2枚の円板41.
42(なお第6図参照)を一体に貼り合わせるこ
とで構成されており、各側板4には、上記円板4
2の外周面でもつて前記骨板3と同一径の段部4
2aが形成されると共に、その板面には前記芯2
のフラツプ23,24を挿入するための一対の長
孔43,43と、芯孔7が形成されている。な
お、44は、段部42aに形成してある、巻芯板
5を挿入するための切込みである。
巻芯板5は、方形に裁断された片面段ボールで
構成されている(第7図)。
構成されている(第7図)。
この実施例のリールボビン1は、上記のような
素材板2′からなる芯2(第6図)に、骨板3を
外嵌めした上、骨板3を芯2の角部を形成してあ
る長孔30位置で45゜回転させると、その角孔3
1の各辺が長孔30に係合し、骨板3が芯2に対
し直交して固定される。芯2の両側の各フラツプ
23,24に、両側の側板4,4の各孔43,4
3を挿入した上、各フラツプ23,24を夫々折
線(e,f)に沿つて折り曲げ、各副フラツプ2
5,26を夫々折線(g,h)に沿つて折り曲
げ、副フラツプ25,26を長孔43,43と挿
入孔28に夫々挿し込み、副フラツプ26に形成
されている挿入孔29に楔片27を挿入すると、
副フラツプ29が抜け止めされるから、一対のフ
ラツプ23,24は側板4の外側面の上に折り重
なつて固定される(第1,7図)。
素材板2′からなる芯2(第6図)に、骨板3を
外嵌めした上、骨板3を芯2の角部を形成してあ
る長孔30位置で45゜回転させると、その角孔3
1の各辺が長孔30に係合し、骨板3が芯2に対
し直交して固定される。芯2の両側の各フラツプ
23,24に、両側の側板4,4の各孔43,4
3を挿入した上、各フラツプ23,24を夫々折
線(e,f)に沿つて折り曲げ、各副フラツプ2
5,26を夫々折線(g,h)に沿つて折り曲
げ、副フラツプ25,26を長孔43,43と挿
入孔28に夫々挿し込み、副フラツプ26に形成
されている挿入孔29に楔片27を挿入すると、
副フラツプ29が抜け止めされるから、一対のフ
ラツプ23,24は側板4の外側面の上に折り重
なつて固定される(第1,7図)。
この状態において、両側板4,4の段部42
a,42a間に巻芯板5を架け渡してそれを該段
部42aと骨板3の外周面に巻きつけ、その端部
を段部42a及び骨板3に形成されている前記切
込み44,32に挿入して固定すると、この考案
のリールボビン1が組立てられる(第8図)。
a,42a間に巻芯板5を架け渡してそれを該段
部42aと骨板3の外周面に巻きつけ、その端部
を段部42a及び骨板3に形成されている前記切
込み44,32に挿入して固定すると、この考案
のリールボビン1が組立てられる(第8図)。
なお、上記実施例においては、挿入孔28に挿
入された副フラツプ26上の挿入孔29に、側面
板21a一部を切り開いて形成してある楔片27
を挿入することで、フラツプ23,24を側板4
の外側面に沿つて折り曲げ固定してある例を示し
たが、他の実施例においては、このように副フラ
ツプ26とか楔片27によることなく、側板4の
外側面に沿つて折り曲げた一対のフラツプ23,
24を、接着剤又は粘着テープ等を使用して該折
り曲げ状態に固定してもよい。なお、上記実施例
においては側板4の外周が円形である例を図示し
たが、他の実施例においては多角形であつてもよ
い。
入された副フラツプ26上の挿入孔29に、側面
板21a一部を切り開いて形成してある楔片27
を挿入することで、フラツプ23,24を側板4
の外側面に沿つて折り曲げ固定してある例を示し
たが、他の実施例においては、このように副フラ
ツプ26とか楔片27によることなく、側板4の
外側面に沿つて折り曲げた一対のフラツプ23,
24を、接着剤又は粘着テープ等を使用して該折
り曲げ状態に固定してもよい。なお、上記実施例
においては側板4の外周が円形である例を図示し
たが、他の実施例においては多角形であつてもよ
い。
また、上記実施例においては、巻芯板5の端部
を切込み44,32に係合させることで、それを
段部42a,42a及び骨板3の外周面に固定し
てある例を示したが、他の実施例においては、接
着剤を併用してもよく、また接着剤のみで固定し
てもよく、更に、必要とあらば巻芯板5の両側に
第7,8図に仮想線で示してあるような糊代片5
aを形成しておいて、この糊代片5aを側板4に
接着してもよい。なお、巻芯板5は他の実施例に
おいては板紙であつてもよい。
を切込み44,32に係合させることで、それを
段部42a,42a及び骨板3の外周面に固定し
てある例を示したが、他の実施例においては、接
着剤を併用してもよく、また接着剤のみで固定し
てもよく、更に、必要とあらば巻芯板5の両側に
第7,8図に仮想線で示してあるような糊代片5
aを形成しておいて、この糊代片5aを側板4に
接着してもよい。なお、巻芯板5は他の実施例に
おいては板紙であつてもよい。
また、上記実施例においては、骨板3が一枚で
ある例を示したが、芯2が長い場合には、芯2
に、この骨板3を多数枚外嵌めしておくと、この
考案のリールボビン1に必要な強度を付与せしめ
うることができる。
ある例を示したが、芯2が長い場合には、芯2
に、この骨板3を多数枚外嵌めしておくと、この
考案のリールボビン1に必要な強度を付与せしめ
うることができる。
この考案のリールボビンは段ボールを素材とし
てなるものであるから、木製の従来品に比し、そ
の製造コストが格段に安い。
てなるものであるから、木製の従来品に比し、そ
の製造コストが格段に安い。
この考案の段ボール製リールボビンは、上記し
たような形状の一対の側板と、一本の角筒状の芯
と、任意数の円板状の骨板と、任意数の巻芯板と
でもつて構成されているので、これをその製造場
所からその使用場所迄輸送する際には、これを上
記各部品に分解しておくと、嵩ばらない。何故な
ら、単体に分解された側板と骨板は、共に扁平な
板状体であるから嵩ばらないし、単体に分解され
た角筒状の芯は、それを構成している段ボールが
角筒状に連結されている場合には、それを折線に
沿つて押し潰すと、それを扁平に折畳むことがで
きるし、この角筒状の芯を構成している段ボール
は、必ずしもこれを角筒状に連結しておく必要が
ないので、それを角筒状に連結しておかなかつた
場合には、それを展開すると、それを扁平にでき
るからである。
たような形状の一対の側板と、一本の角筒状の芯
と、任意数の円板状の骨板と、任意数の巻芯板と
でもつて構成されているので、これをその製造場
所からその使用場所迄輸送する際には、これを上
記各部品に分解しておくと、嵩ばらない。何故な
ら、単体に分解された側板と骨板は、共に扁平な
板状体であるから嵩ばらないし、単体に分解され
た角筒状の芯は、それを構成している段ボールが
角筒状に連結されている場合には、それを折線に
沿つて押し潰すと、それを扁平に折畳むことがで
きるし、この角筒状の芯を構成している段ボール
は、必ずしもこれを角筒状に連結しておく必要が
ないので、それを角筒状に連結しておかなかつた
場合には、それを展開すると、それを扁平にでき
るからである。
したがつて、この考案のリールボビンは、それ
を構成している上記各部材を、完成品に組立てる
前の単体の形で使用場所まで輸送し、それを使用
場所において組立てることにすれば、嵩ばらない
し軽いので、これを低コストにて輸送することが
できる。
を構成している上記各部材を、完成品に組立てる
前の単体の形で使用場所まで輸送し、それを使用
場所において組立てることにすれば、嵩ばらない
し軽いので、これを低コストにて輸送することが
できる。
なお、この考案のリールボビンの組立て作業
は、作用について説明したように、芯の骨板を外
嵌めして骨板の角孔を芯の長孔に係合させ、芯の
フラツプを両側板の長孔に挿入してそれを側板の
外側面に沿つて折曲げ固定し、両側板の段部と骨
板の外周面に巻芯板を巻き付け固定するだけでよ
いので、これを非常に簡単に行うことができる。
は、作用について説明したように、芯の骨板を外
嵌めして骨板の角孔を芯の長孔に係合させ、芯の
フラツプを両側板の長孔に挿入してそれを側板の
外側面に沿つて折曲げ固定し、両側板の段部と骨
板の外周面に巻芯板を巻き付け固定するだけでよ
いので、これを非常に簡単に行うことができる。
そして、このようにして出来上がつた本考案の
リールボビンは、素材が段ボールであるから、軽
く、且つ木製品のようにとげが手にささる心配も
ないので、手荷扱いが非常に容易であるといつた
長所をもつており、軽いということは、それを片
持ち式の巻取、巻出し機にかけた場合において非
常に有利である、といつた長所にもなつている。
リールボビンは、素材が段ボールであるから、軽
く、且つ木製品のようにとげが手にささる心配も
ないので、手荷扱いが非常に容易であるといつた
長所をもつており、軽いということは、それを片
持ち式の巻取、巻出し機にかけた場合において非
常に有利である、といつた長所にもなつている。
しかも、この考案のリールボビンを構成してい
る上記角筒状の芯には、各角部に、夫々同数の角
筒横断方向の長孔が、芯の端部から同一の距離に
配して形成されており、上記各骨板には、その中
心に上記角筒状の芯の外周面に嵌合する角孔が形
成されているので、この考案にしたがつた上記角
筒状の芯の角部の上記長孔には、骨板を若干回動
変位させるだけで、この芯に外嵌めした骨板の角
孔の辺を極めて容易に係合させることができるの
であるが、このようにして角筒状の芯の長孔にそ
の角孔を係合された骨板は、すでに「作用」の項
でその作用を説明したように、角筒状の芯の長手
方向の所定の位置において、つまり芯の端部から
同一の距離に配して形成された各長孔位置におい
て、角筒状の芯に対して直交した状態に保たれる
ことになるのであるから、このような骨板の外周
面に巻付けられた巻芯板は、角筒状の芯に外嵌め
された任意数(少なくとも一枚)の骨板によつ
て、その巾方向の中間部分の板面を、その表面に
線状又はチユーブ状の製品を巻付けたときそこが
へこまないように、その背面から支えられている
ことになる。
る上記角筒状の芯には、各角部に、夫々同数の角
筒横断方向の長孔が、芯の端部から同一の距離に
配して形成されており、上記各骨板には、その中
心に上記角筒状の芯の外周面に嵌合する角孔が形
成されているので、この考案にしたがつた上記角
筒状の芯の角部の上記長孔には、骨板を若干回動
変位させるだけで、この芯に外嵌めした骨板の角
孔の辺を極めて容易に係合させることができるの
であるが、このようにして角筒状の芯の長孔にそ
の角孔を係合された骨板は、すでに「作用」の項
でその作用を説明したように、角筒状の芯の長手
方向の所定の位置において、つまり芯の端部から
同一の距離に配して形成された各長孔位置におい
て、角筒状の芯に対して直交した状態に保たれる
ことになるのであるから、このような骨板の外周
面に巻付けられた巻芯板は、角筒状の芯に外嵌め
された任意数(少なくとも一枚)の骨板によつ
て、その巾方向の中間部分の板面を、その表面に
線状又はチユーブ状の製品を巻付けたときそこが
へこまないように、その背面から支えられている
ことになる。
したがつてこの考案にしたがつたリールボビン
は、上記巻芯板からなる製品巻付胴の部分の強度
が大である、といつた長所をもつている。
は、上記巻芯板からなる製品巻付胴の部分の強度
が大である、といつた長所をもつている。
また、この考案のリールボビンは、段ボール製
であるから、その廃棄処理が非常に容易であると
いつた長所ももつている。
であるから、その廃棄処理が非常に容易であると
いつた長所ももつている。
第1図はこの考案に係るリールボビンの一実施
例を示した縦断正面図(断面は第2図の−線
に沿う)、第2図は同縦断側面図(断面は第1図
の−線に沿う)、第3図は芯の展開図、第4
図は骨板の側面図、第5図は側板の内側面図、第
6図はリールボビンの分解斜視図、第7図は同組
立途中の斜視図、第8図は同組立斜視図である。 1……リールボビン、2……芯、3……骨板、
4……側板、5……巻芯板、22,23……フラ
ツプ、30……長孔、31……角孔、42a……
段部、43……長孔。
例を示した縦断正面図(断面は第2図の−線
に沿う)、第2図は同縦断側面図(断面は第1図
の−線に沿う)、第3図は芯の展開図、第4
図は骨板の側面図、第5図は側板の内側面図、第
6図はリールボビンの分解斜視図、第7図は同組
立途中の斜視図、第8図は同組立斜視図である。 1……リールボビン、2……芯、3……骨板、
4……側板、5……巻芯板、22,23……フラ
ツプ、30……長孔、31……角孔、42a……
段部、43……長孔。
Claims (1)
- 何れも段ボールを素材としてなる、一対の側板
4,4と、一本の角筒状の芯2と、任意数の円板
状の骨板3と、任意数の巻芯板5との組合せから
なり、上記一対の側板4,4には、夫々、その内
側面に上記骨板3の外周面と同一径の外周面を備
えた段部42aが突設されると共に、その板面の
適所に2条の平行な長孔43,43が形成されて
おり、上記角筒状の芯2には、その両端部に、
夫々上記長孔43,43を貫通した上で折り曲げ
られるフラツプ23,24が一対宛連設されると
共に、各角部に、夫々同数の角筒横断方向の長孔
30が芯2の端部から同一の距離に配して形成さ
れており、上記各骨板3には、その中心に上記角
筒状の芯2の外周面に嵌合する角孔31が形成さ
れていて、一対の側板4,4が、その両端部のフ
ラツプ23,24を各側板の長孔43,43に挿
通した上で側板の外側面に沿つて折り曲げられ且
つ該フラツプを側板に固定された角筒状の芯2で
もつて連結されており、角筒状の芯2の角部の長
孔30には、この芯2の外嵌めされた骨板3の角
孔31の辺が係合されており、両側板4,4の前
記段部42a,42aと骨板3の外周面に前記巻
芯板5が巻付けられていること、を特徴とする段
ボール製のリールボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072475U JPH0240053Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072475U JPH0240053Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183672U JPS62183672U (ja) | 1987-11-21 |
JPH0240053Y2 true JPH0240053Y2 (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=30915952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986072475U Expired JPH0240053Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240053Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6156370B2 (ja) * | 1978-11-20 | 1986-12-02 | Shinnittetsu Kagaku |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5196617U (ja) * | 1975-01-31 | 1976-08-03 | ||
JPH021320Y2 (ja) * | 1984-09-13 | 1990-01-12 |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP1986072475U patent/JPH0240053Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6156370B2 (ja) * | 1978-11-20 | 1986-12-02 | Shinnittetsu Kagaku |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183672U (ja) | 1987-11-21 |
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