JPH021320Y2 - - Google Patents

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JPH021320Y2
JPH021320Y2 JP1984139022U JP13902284U JPH021320Y2 JP H021320 Y2 JPH021320 Y2 JP H021320Y2 JP 1984139022 U JP1984139022 U JP 1984139022U JP 13902284 U JP13902284 U JP 13902284U JP H021320 Y2 JPH021320 Y2 JP H021320Y2
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winding tube
winding
tube
flanges
folded
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器等に使用される長尺の圧着
端子等を巻取るリール。詳しくは内面に傾斜部を
有する鍔体の巻取り筒への強固な取付けと、巻取
り筒へ捲回する圧着端子等のスムーズな巻取りを
可能とするリールに関する。
(従来の技術) 従来、圧着端子等を捲回するリールは、図面第
8に示すように、巻取り筒15の開口端に嵌合突
部16を貼つた鍔体17,18を対応し、これの
嵌合突部16を巻取り筒15の開口端に嵌着して
巻取り筒15に鍔体17,18を取付けたもの。
第9図に示す鍔体19,20の中央に金属製の
嵌合部材21を取付けて、この嵌合部材21に巻
取り筒22の開口端を嵌合して巻取り筒22へ鍔
体19,20を取付けたもの。
第10図に示すように巻取り筒23の開口端に
嵌合突部24を有する鍔体25,26を対応し
て、この嵌合突部24を巻取り筒23へ嵌合し、
且つ巻取り筒23へ挿入した金属製又は紙製の軸
杆27の端部を鍔体25,26に貫通して、その
両端を鍔体25,26の外側へ折り重ねて貼着し
たもの。
第11図に示すように巻取り筒28の開口端に
嵌合突部29を設けた鍔体30を対応して、この
嵌合突部29を巻取り筒28へ嵌合した後、巻取
り筒28へ挿入した紙管31の端部を鍔体30へ
貫通して、該紙管31の端部に金属製の止め具3
2を打込んで巻取り筒28に鍔体30を取付けた
もの。
が存した。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のリールは、巻取り筒へ鍔体を直接取
付けたものであるから、鍔体の巻取り筒への強固
な止着は得られず、又、金属製嵌合部材や軸杆等
を使用する為、之等に錆びを生じて容易に欠損し
鍔体の離脱を起こし、前記と同様鍔体の巻取り筒
への確実・強固な取付けは期待できなし、更に巻
取り筒へ連続する圧着端子を巻き付けた場合、鍔
体の内面は垂直となつているから、巻取り筒の端
部にに至るまで前記端子を確実に巻き付けること
ができなく、巻取り筒の中間部が盛り上がつた不
体裁な巻取り状態となる問題点があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解消するた
めになされたもので、巻取り筒の端部に接着した
鍔体へ被覆シートを套設して、これに傾斜部を設
けることにより、鍔体の確実・強固な止着と、圧
着端子等の確実な捲回を得ることのできるリール
の提供を目的としている。
ロ 考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、巻
取り筒の筒端側に設けた折返し片に鍔体を接着
し、且つ巻取り筒に被覆シートを嵌めてこの被覆
シートにより前記折返し片及び鍔体の内面を覆
い、該被覆シートを鍔体へ接着して巻取り筒の端
部に鍔体を取付けると共に、前記被覆シートに折
返し片の厚さ分の傾斜部を形成したリールの構成
にある。
(作用) 本考案のリールは、被覆シートを嵌めた巻取り
筒の両端折返し片に鍔体を当てて貼着し、更に被
覆シートにより折返し片と鍔体の内面を覆つて、
そのまま被覆シートを鍔体へ貼着し、巻取り筒の
端部に鍔体を取付け、この貼着に伴つて、被覆シ
ートの内面に前記折返し片の厚み分の傾斜部を形
成したもので、これの巻取り筒へ圧着端子等の長
尺ものを巻き付けるが、このとき圧着端子を前記
傾斜部に案内させて回動するリールに対し左右に
移動させながら巻けば無駄のないきれいで確実な
捲回が得られる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面第1図乃至第4図において符号1は紙管に
より形成した巻取り筒を示し、長尺の紙管より所
定寸法裁断したものを使用し、両端に折返し片
2,3を設けてある。
4及び5は巻取り筒1の折返し片2,3に貼着
する鍔体で、左右一対で円盤形をなし、中心を折
返し片2,3に対応させて接着させる。
6,6は鍔体4,5を取付ける前に巻取り筒1
へ嵌めた被覆シートで、第1図及び第2図に示す
ように鍔体4,5と略同じ大きさに裁断した紙製
のものか、第3図、第4図に示すように鍔体4,
5より稍大きく裁断したものを使用し、前記折返
し片2,3及びこれに貼着した鍔体4,5の内面
7を覆い鍔体4,5へ貼着する。その際大きく裁
断したものは鍔体4,5へ折返し、その折返し部
8を貼着する。
9は被覆シート6,6に形成した傾斜部で、前
記折返し片2,3の覆いにより、巻取り筒1より
鍔体4,5の外端側に向かつて広がる折返し片
2,3の厚み分の傾斜をなす。
第5図乃至第7図に基づいて他の実施例を説明
する。
この例によるものは巻取り筒1の変形を示すも
ので、これによる巻取り筒1は基板10へ等間隔
の折曲げ線11と、端部に切込み線12,13と
を入れ側端にのりしろ14を設けて、第6図に示
すように折曲げ線11を順次折り曲げて多角筒を
形成し、該多角筒の切込み線12,13より開い
て折り曲げ、折返し片2,3を得て、巻取り筒1
へ被覆シート6,6を嵌めてから折返し片2,3
に鍔体4,5を当てて接着するが、折返し部8を
鍔体4,5の外側へ折返して貼着するもので、被
覆シート6,6には折返し片2,3の厚み分の傾
斜部9が形成される。
ハ 考案の効果 本考案のリールは前記のように構成されている
から、巻取り筒への鍔体の取付けは折返し片の接
着と、被覆シートの貼着により確実・強固となる
ため、鍔体が巻取り筒より容易に外れてこれに巻
いた連続する圧着端子等の巻き崩れを生ずること
はない。
被覆シートにより巻取り筒の折返し片並びに鍔
体の内面を覆つて貼着することにより折返し片の
厚み分の傾斜部を設けてあるから、捲回時、巻き
付けた圧着端子は、この傾斜部に案内されるの
で、巻取り筒の端部に至るまで確実・容易に巻付
けることができて、無駄のないきれいな捲回を得
ることができる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係るリールの実施例を示
す一部を縦断した正面図。第2図は仝上の分解し
た状態を示す説明図。第3図は被覆シートを稍大
きく形成したものを示す一部を縦断したしようめ
ず。第4図は仝上の分解状態を示す説明図。第5
図は他の実施例を示す巻取り筒の展開図。第6図
は仝上の巻取り筒の側面図。第7図は仝上のリー
ルを示す一部を縦断した正面図。第8図乃至第1
0図は従来のリールを示す一部を縦断した正面
図。第11図は他の従来例の一部を切欠いた縦断
正面図である。 図において1は巻取り筒、2,3は折返し片、
4,5は鍔体、6,6は被覆シート、7は内面、
9は傾斜部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取り筒1の筒端側に設けた折返し片2,3に
    鍔体4,5を接着し、且つ巻取り筒1に被覆シー
    ト6,6を嵌めてこの被覆シート6,6により前
    記折返し片2,3及び鍔体4,5の内面7を覆
    い、該被覆シート6,6を鍔体4,5へ接着して
    巻取り筒1の端部に鍔体4.5を取付けると共
    に、前記被覆シート6,6に折返し片2,3の厚
    さ分の傾斜部9を形成したことを特徴とするリー
    ル。
JP1984139022U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH021320Y2 (ja)

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JP1984139022U JPH021320Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP1984139022U JPH021320Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JPS6156370U JPS6156370U (ja) 1986-04-15
JPH021320Y2 true JPH021320Y2 (ja) 1990-01-12

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240053Y2 (ja) * 1986-05-13 1990-10-25
JPH038685Y2 (ja) * 1986-06-05 1991-03-04
JP2009102151A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Ueda Shiko Kk 長尺物用リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5196617U (ja) * 1975-01-31 1976-08-03

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