JP2002037537A - エンボスキャリアテープ用リール - Google Patents
エンボスキャリアテープ用リールInfo
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- B65H2701/50—Storage means for webs, tapes, or filamentary material
- B65H2701/51—Cores or reels characterised by the material
- B65H2701/511—Cores or reels characterised by the material essentially made of sheet material
- B65H2701/5112—Paper or plastic sheet material
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 輸送時にかさばらず、廃棄するときにも分別
の必要がないエンボスキャリアテープ用リールを提供す
る。 【解決手段】 回転軸の挿通孔１７を有する一対のフラ
ンジ１２、１２と、これらのフランジ１２、１２の中心
部を所定間隔で連結する軸部とをダンボール板で形成
し、かつ、前記軸部を折り畳み可能とする。例えば、一
対のフランジ１２、１２に、径方向に伸び、フランジ１
２の中央部側に基端１３ａを有するフラップ１３を打抜
き状に形成し、フランジ１２の周方向に伸びるスリット
１４を、フラップ１３の基端１３ａを含むフランジ１２
と同心の円上に設ける。各フランジ１２のフラップ１３
を引き起こし、一方のフランジ１２のフラップ１３の突
片１３ｂを他方のフランジ１２のスリット１４に挿入
し、フランジ１２どうしを固定してリール１１とする。
の必要がないエンボスキャリアテープ用リールを提供す
る。 【解決手段】 回転軸の挿通孔１７を有する一対のフラ
ンジ１２、１２と、これらのフランジ１２、１２の中心
部を所定間隔で連結する軸部とをダンボール板で形成
し、かつ、前記軸部を折り畳み可能とする。例えば、一
対のフランジ１２、１２に、径方向に伸び、フランジ１
２の中央部側に基端１３ａを有するフラップ１３を打抜
き状に形成し、フランジ１２の周方向に伸びるスリット
１４を、フラップ１３の基端１３ａを含むフランジ１２
と同心の円上に設ける。各フランジ１２のフラップ１３
を引き起こし、一方のフランジ１２のフラップ１３の突
片１３ｂを他方のフランジ１２のスリット１４に挿入
し、フランジ１２どうしを固定してリール１１とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ等の電子
部品を封入したエンボスキャリアテープを巻取り、自動
組立機等に供給するためのエンボスキャリアテープ用リ
ールに関するものである。
部品を封入したエンボスキャリアテープを巻取り、自動
組立機等に供給するためのエンボスキャリアテープ用リ
ールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】エンボスキャリアテープは、樹脂テープ
の長手方向に沿って所定間隔で凹部を形成し、この凹部
にコネクタ等の電子部品を挿入した後、その上にカバー
テープを被せてヒートシールして、電子部品を封入した
ものである。そして、上記電子部品が封入された状態の
エンボスキャリアテープを巻取り、自動組立機等に電子
部品を供給するために使用されるのがエンボスキャリア
テープ用リールである。
の長手方向に沿って所定間隔で凹部を形成し、この凹部
にコネクタ等の電子部品を挿入した後、その上にカバー
テープを被せてヒートシールして、電子部品を封入した
ものである。そして、上記電子部品が封入された状態の
エンボスキャリアテープを巻取り、自動組立機等に電子
部品を供給するために使用されるのがエンボスキャリア
テープ用リールである。
【０００３】図１８、図１９に示すように、エンボスキ
ャリアテープ用リール２７０は、封着装置２００の後段
に配置される。この封着装置２００によれば、製品挿入
ステージ２１０において樹脂テープの凹部に電子部品等
が挿入され、テープ供給手段２３０によりカバーテープ
３０が被せられ、テープ溶着手段２５０によりカバーテ
ープ３０が樹脂テープに溶着され、電子部品が封着され
た状態のエンボスキャリアテープ４０が製造される。そ
して、エンボスキャリアテープ用リール２７０により、
この製造されたエンボスキャリアテープ４０を巻き取っ
て、収納や搬送に適した形態とするものである。
ャリアテープ用リール２７０は、封着装置２００の後段
に配置される。この封着装置２００によれば、製品挿入
ステージ２１０において樹脂テープの凹部に電子部品等
が挿入され、テープ供給手段２３０によりカバーテープ
３０が被せられ、テープ溶着手段２５０によりカバーテ
ープ３０が樹脂テープに溶着され、電子部品が封着され
た状態のエンボスキャリアテープ４０が製造される。そ
して、エンボスキャリアテープ用リール２７０により、
この製造されたエンボスキャリアテープ４０を巻き取っ
て、収納や搬送に適した形態とするものである。
【０００４】なお、図１８において、カバーテープ３０
は、リール２３１に巻き取られた状態から引き出され、
供給されている。また、カバーテープ３０と樹脂テープ
とは、搬送経路を挟んで上下方向に配置されたヒータ２
５１と受けパッド２５２とで挟んで溶着するようになっ
ている。
は、リール２３１に巻き取られた状態から引き出され、
供給されている。また、カバーテープ３０と樹脂テープ
とは、搬送経路を挟んで上下方向に配置されたヒータ２
５１と受けパッド２５２とで挟んで溶着するようになっ
ている。
【０００５】従来、このエンボスキャリアテープ用リー
ルとして、例えば図２０に示すリール９１が知られてい
る。
ルとして、例えば図２０に示すリール９１が知られてい
る。
【０００６】このリール９１は、発泡スチロール製の軸
部９２で連結された、ダンボール板からなる一対のフラ
ンジ９３からなっており、低いコストで製造できる。そ
のため、自動組立機等において使用済みとなったものを
廃棄してもよく、回収の手間を省くことができる。
部９２で連結された、ダンボール板からなる一対のフラ
ンジ９３からなっており、低いコストで製造できる。そ
のため、自動組立機等において使用済みとなったものを
廃棄してもよく、回収の手間を省くことができる。
【０００７】なお、このリール９１は、通常、電子部品
を封入する工場と別の場所で製造されている。
を封入する工場と別の場所で製造されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
ール９１はかさばるため、リール９１を製造した場所か
ら使用される場所への輸送コストが高くなるという問題
点があった。また、発砲スチロール製の軸部９２は焼却
できないため、廃棄するときにフランジ９３との分別に
手間がかかるという問題があった。
ール９１はかさばるため、リール９１を製造した場所か
ら使用される場所への輸送コストが高くなるという問題
点があった。また、発砲スチロール製の軸部９２は焼却
できないため、廃棄するときにフランジ９３との分別に
手間がかかるという問題があった。
【０００９】そこで、本発明の目的は、輸送時にかさば
らず、廃棄するときにも分別の必要がないエンボスキャ
リアテープ用リールを提供することにある。
らず、廃棄するときにも分別の必要がないエンボスキャ
リアテープ用リールを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転軸の挿通孔を有する一対のフランジ
と、これらのフランジの中心部を所定間隔で連結する軸
部とを備え、両者はいずれもダンボール板からなってい
て、かつ、前記軸部が折り畳み可能な構造をなしている
ことを特徴とするエンボスキャリアテープ用リールを提
供するものである。
に、本発明は、回転軸の挿通孔を有する一対のフランジ
と、これらのフランジの中心部を所定間隔で連結する軸
部とを備え、両者はいずれもダンボール板からなってい
て、かつ、前記軸部が折り畳み可能な構造をなしている
ことを特徴とするエンボスキャリアテープ用リールを提
供するものである。
【００１１】本発明によれば、軸部を折り畳んでフラン
ジ間に形成される空間をなくすことで、多量に重ねて輸
送することができ、輸送コストを低減することができ
る。また、軸部とフランジのいずれもダンボール板から
なるので、廃棄のときに分別の必要がない。
ジ間に形成される空間をなくすことで、多量に重ねて輸
送することができ、輸送コストを低減することができ
る。また、軸部とフランジのいずれもダンボール板から
なるので、廃棄のときに分別の必要がない。
【００１２】本発明の好ましい態様によれば、前記軸部
は、前記一対のフランジの少なくとも一方に形成された
引き起こし可能な複数のフラップからなり、これらのフ
ラップを引き起こしてその先端部を他方のフランジに設
けたスリットに差し込むことにより、前記軸部が形成さ
れるように構成されている。
は、前記一対のフランジの少なくとも一方に形成された
引き起こし可能な複数のフラップからなり、これらのフ
ラップを引き起こしてその先端部を他方のフランジに設
けたスリットに差し込むことにより、前記軸部が形成さ
れるように構成されている。
【００１３】この態様によれば、フランジに形成された
フラップを引き起こしてその先端部を他方のフランジに
設けたスリットに差し込むことにより軸部が形成される
ので、フランジと別体の軸部を設ける必要がなく、部品
点数を減らすことができる。また、接着剤などを使用し
なくても、フランジに設けたフラップの先端部を差し込
むだけでフランジどうしを固定することができ、組立て
作業性がよい。
フラップを引き起こしてその先端部を他方のフランジに
設けたスリットに差し込むことにより軸部が形成される
ので、フランジと別体の軸部を設ける必要がなく、部品
点数を減らすことができる。また、接着剤などを使用し
なくても、フランジに設けたフラップの先端部を差し込
むだけでフランジどうしを固定することができ、組立て
作業性がよい。
【００１４】本発明の更に好ましい態様によれば、前記
軸部は、前記一対のフランジの中心部に接着される接合
部と、この接合部どうしを連結する複数の板状部材とか
らなり、これらの板状部は、互いに平行に形成されると
共に、前記接合部に対して引き起こし可能とされてい
る。
軸部は、前記一対のフランジの中心部に接着される接合
部と、この接合部どうしを連結する複数の板状部材とか
らなり、これらの板状部は、互いに平行に形成されると
共に、前記接合部に対して引き起こし可能とされてい
る。
【００１５】この態様によれば、軸部をフランジに予め
接合した状態で、軸部を折り畳んでフランジどうしを重
ね合わせることができるので、コンパクトな形状で輸送
することができ、使用時にはワンタッチで軸部を起こし
て組み立てることができる。また、フランジを共用し
て、板状部材の長さの異なる軸部に取り換えるだけで、
フランジの間隔の異なるリールとすることができる。
接合した状態で、軸部を折り畳んでフランジどうしを重
ね合わせることができるので、コンパクトな形状で輸送
することができ、使用時にはワンタッチで軸部を起こし
て組み立てることができる。また、フランジを共用し
て、板状部材の長さの異なる軸部に取り換えるだけで、
フランジの間隔の異なるリールとすることができる。
【００１６】本発明の更に好ましい態様によれば、前記
軸部は、筒状に連結可能な帯状部材からなり、かつ、該
帯状部材の幅方向に位置する両側辺には、前記一対のフ
ランジに設けたスリットに差し込まれる複数の突片が設
けられている。
軸部は、筒状に連結可能な帯状部材からなり、かつ、該
帯状部材の幅方向に位置する両側辺には、前記一対のフ
ランジに設けたスリットに差し込まれる複数の突片が設
けられている。
【００１７】この態様によれば、帯状部材の幅の異なる
軸部に取り換えるだけで、フランジの間隔の異なるリー
ルとすることができる。また、接着剤などを使用しなく
ても、フランジに設けたスリットに突片を差し込むだけ
でフランジと軸部を固定することができ、組立て作業性
がよい。
軸部に取り換えるだけで、フランジの間隔の異なるリー
ルとすることができる。また、接着剤などを使用しなく
ても、フランジに設けたスリットに突片を差し込むだけ
でフランジと軸部を固定することができ、組立て作業性
がよい。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１〜５には、本発明によるエン
ボスキャリアテープ用リールの一実施形態が示されてい
る。図１は同リールの分解斜視図、図２は同リールの斜
視図、図３はフラップが折り畳まれた状態のフランジの
平面図、図４はフラップが折り畳まれた状態のフランジ
の斜視図、図５はフラップが起こされた状態のフランジ
の斜視図である。
ボスキャリアテープ用リールの一実施形態が示されてい
る。図１は同リールの分解斜視図、図２は同リールの斜
視図、図３はフラップが折り畳まれた状態のフランジの
平面図、図４はフラップが折り畳まれた状態のフランジ
の斜視図、図５はフラップが起こされた状態のフランジ
の斜視図である。
【００１９】このリール１１は、ダンボール製の円板か
らなる一対のフランジ１２、１２からなる。
らなる一対のフランジ１２、１２からなる。
【００２０】フランジ１２は、フランジ１２の径方向に
伸び、フランジ１２の中央部側に基端１３ａを有する３
片のフラップ１３が、フランジ１２の周方向に等間隔で
打抜き状に形成されている。また、このフラップ１３の
先端には突片１３ｂが形成されている。
伸び、フランジ１２の中央部側に基端１３ａを有する３
片のフラップ１３が、フランジ１２の周方向に等間隔で
打抜き状に形成されている。また、このフラップ１３の
先端には突片１３ｂが形成されている。
【００２１】フランジ１２の中央部近傍には、フランジ
１２の周方向に伸びる３本のスリット１４が、フラップ
１３の基端１３ａを含むフランジ１２と同心の円上に等
間隔で設けられている。また、スリット１４からフラン
ジ１２の中心側には、３片の係止フラップ１５が、その
基端がスリット１４を含むようにフランジ１２の周方向
に等間隔で打抜き状に形成されている。更に、この係止
フラップ１５の先端側には、指を挿入するための孔１６
が形成されている。
１２の周方向に伸びる３本のスリット１４が、フラップ
１３の基端１３ａを含むフランジ１２と同心の円上に等
間隔で設けられている。また、スリット１４からフラン
ジ１２の中心側には、３片の係止フラップ１５が、その
基端がスリット１４を含むようにフランジ１２の周方向
に等間隔で打抜き状に形成されている。更に、この係止
フラップ１５の先端側には、指を挿入するための孔１６
が形成されている。
【００２２】フランジ１２の中心には、回転軸の挿通孔
１７が形成され、組立て形成したリール１１を所定位置
に回動可能に取付けられるようになっている。
１７が形成され、組立て形成したリール１１を所定位置
に回動可能に取付けられるようになっている。
【００２３】このフランジ１２を組立ててリール１１と
するには、まず、各フランジ１２のフラップ１３を引き
起こし（図５参照）、フラップ１３を挟むようにフラン
ジ１２どうしを対向して配置する（図１参照）。このと
き、一方のフランジ１２のフラップ１３の先端は、他方
のフランジ１２のスリット１４に対向するように配置す
る。そして、両フランジ１２の指挿入孔１６に指を挿入
してフランジ１２を保持しながら、一方のフランジ１２
のフラップ１３の突片１３ｂを他方のフランジ１２のス
リット１４に挿入し、フランジ１２どうしを固定してリ
ール１１とすることができる。このとき、フラップ１３
の突片１３ｂをスリット１４に挿入した後、係止フラッ
プ１５をフラップ１３が引き起こされた方向に折り曲げ
ることにより、突片１３ｂとスリット１４との係合力を
高めることができる。
するには、まず、各フランジ１２のフラップ１３を引き
起こし（図５参照）、フラップ１３を挟むようにフラン
ジ１２どうしを対向して配置する（図１参照）。このと
き、一方のフランジ１２のフラップ１３の先端は、他方
のフランジ１２のスリット１４に対向するように配置す
る。そして、両フランジ１２の指挿入孔１６に指を挿入
してフランジ１２を保持しながら、一方のフランジ１２
のフラップ１３の突片１３ｂを他方のフランジ１２のス
リット１４に挿入し、フランジ１２どうしを固定してリ
ール１１とすることができる。このとき、フラップ１３
の突片１３ｂをスリット１４に挿入した後、係止フラッ
プ１５をフラップ１３が引き起こされた方向に折り曲げ
ることにより、突片１３ｂとスリット１４との係合力を
高めることができる。
【００２４】上記構造からなるリール１１によれば、フ
ラップ１３を寝かした状態（図３、図４参照）にしてお
けば、フランジ１２はかさばらずに輸送することができ
る。また、軸部を構成するフラップ１３はフランジ１２
と一体になっているため、別体の軸部を必要とせず、部
品点数を減らすことができる。更に、廃棄のときに、分
別の必要がない。
ラップ１３を寝かした状態（図３、図４参照）にしてお
けば、フランジ１２はかさばらずに輸送することができ
る。また、軸部を構成するフラップ１３はフランジ１２
と一体になっているため、別体の軸部を必要とせず、部
品点数を減らすことができる。更に、廃棄のときに、分
別の必要がない。
【００２５】フランジ１２の強度を維持できる限りにお
いて、フラップ１３の数に制限はなく、適宜その数を変
えても良い。
いて、フラップ１３の数に制限はなく、適宜その数を変
えても良い。
【００２６】図６〜１０には、本発明によるエンボスキ
ャリアテープ用リールの他の実施形態が示されている。
図６は同リールの分解斜視図、図７は同リールの斜視
図、図８は同リールのフランジの平面図、図９は同リー
ルの軸部が折り畳まれた状態の平面図、図１０は軸部の
動作図、図１１はフランジに固着された軸部が折り畳ま
れた状態の平面図である。
ャリアテープ用リールの他の実施形態が示されている。
図６は同リールの分解斜視図、図７は同リールの斜視
図、図８は同リールのフランジの平面図、図９は同リー
ルの軸部が折り畳まれた状態の平面図、図１０は軸部の
動作図、図１１はフランジに固着された軸部が折り畳ま
れた状態の平面図である。
【００２７】このリール２１は、円板状をなす一対のフ
ランジ２２、２２と軸部２３とからなる。両者はともに
ダンボールからなっている。
ランジ２２、２２と軸部２３とからなる。両者はともに
ダンボールからなっている。
【００２８】フランジ２２は、指を挿入する孔２４が、
フランジ２２の周方向に等間隔で形成されている。ま
た、フランジ２２の中心には、回転軸の挿通孔２５が形
成され、組立て形成したリール２１を所定位置に回動可
能に取付けられるようになっている。
フランジ２２の周方向に等間隔で形成されている。ま
た、フランジ２２の中心には、回転軸の挿通孔２５が形
成され、組立て形成したリール２１を所定位置に回動可
能に取付けられるようになっている。
【００２９】図９に示すように、軸部２３は、円板状を
なす第１接合部２３ａを有する。接合部２３ａの対向す
る側部から、複数の板状部材２３ｂが平行に延出され、
更に、この板状部材２３ｂの他端は、円板が円弧状に分
割されてなる第２接合部２３ｃの内周に連結されてい
る。また、第１接合部２３ａの中心には、フランジ２２
の挿通孔２５に対応する挿通孔２３ｄが形成されてい
る。
なす第１接合部２３ａを有する。接合部２３ａの対向す
る側部から、複数の板状部材２３ｂが平行に延出され、
更に、この板状部材２３ｂの他端は、円板が円弧状に分
割されてなる第２接合部２３ｃの内周に連結されてい
る。また、第１接合部２３ａの中心には、フランジ２２
の挿通孔２５に対応する挿通孔２３ｄが形成されてい
る。
【００３０】この軸部２３を組立ててリール２１とする
には、まず、円弧状に分割された第２接合部２３ｃを環
状に合わせて、立体的な状態とする（図１０（ｂ）参
照）。そして、第１接合部２３ａと第２接合部２３ｃと
を、一対のフランジ２２のそれぞれの中央に固着して、
リール２１にすることができる。
には、まず、円弧状に分割された第２接合部２３ｃを環
状に合わせて、立体的な状態とする（図１０（ｂ）参
照）。そして、第１接合部２３ａと第２接合部２３ｃと
を、一対のフランジ２２のそれぞれの中央に固着して、
リール２１にすることができる。
【００３１】上記構造からなるリール２１によれば、図
１１に示すように、軸部２３の板状部材２３ｂを倒して
折り畳んだ状態にすることにより、軸部２３とフランジ
２２とを重ねて、かさばらずに輸送することができる。
また、使用時には、軸部２３の板状部材２３ｂを起こす
だけで、ワンタッチで組み立てることができ、作業性が
良好となる。また、フランジ２２と軸部２３は共にダン
ボール製なので、廃棄のときに、分別の必要がない。ま
た、軸部２３が輸送中に紛失する虞がない。
１１に示すように、軸部２３の板状部材２３ｂを倒して
折り畳んだ状態にすることにより、軸部２３とフランジ
２２とを重ねて、かさばらずに輸送することができる。
また、使用時には、軸部２３の板状部材２３ｂを起こす
だけで、ワンタッチで組み立てることができ、作業性が
良好となる。また、フランジ２２と軸部２３は共にダン
ボール製なので、廃棄のときに、分別の必要がない。ま
た、軸部２３が輸送中に紛失する虞がない。
【００３２】図１２〜１３には、本発明によるエンボス
キャリアテープ用リールの更に他の実施形態が示されて
いる。図１２は同リールの軸部が折り畳まれた状態の平
面図、図１３は軸部の動作図である。なお、以下の実施
形態において、前記実施形態に示したものと実質的に同
一部分には同符合を付して、その説明を省略することに
する。
キャリアテープ用リールの更に他の実施形態が示されて
いる。図１２は同リールの軸部が折り畳まれた状態の平
面図、図１３は軸部の動作図である。なお、以下の実施
形態において、前記実施形態に示したものと実質的に同
一部分には同符合を付して、その説明を省略することに
する。
【００３３】この軸部３３は、前記実施形態のリール２
１において、軸部２３の板状部材２３ｂを長さの異なる
３３ｂに変えたものである。前記軸部２３に代えて軸部
３３を使用することにより、フランジ２２どうしの間隔
の異なるリール２１とすることができる。
１において、軸部２３の板状部材２３ｂを長さの異なる
３３ｂに変えたものである。前記軸部２３に代えて軸部
３３を使用することにより、フランジ２２どうしの間隔
の異なるリール２１とすることができる。
【００３４】図１４〜１７には、本発明によるエンボス
キャリアテープ用リールの更に他の実施形態が示されて
いる。図１４は同リールの分解斜視図、図１５は同リー
ルの斜視図、図１６は同リールのフランジの平面図、図
１７は同リールの軸部が平面的な状態にあるときの平面
図である。
キャリアテープ用リールの更に他の実施形態が示されて
いる。図１４は同リールの分解斜視図、図１５は同リー
ルの斜視図、図１６は同リールのフランジの平面図、図
１７は同リールの軸部が平面的な状態にあるときの平面
図である。
【００３５】このリール４１は、円板状をなす一対のフ
ランジ４２、４２と筒状をなす軸部４３とからなる。両
者はともにダンボールからなっている。
ランジ４２、４２と筒状をなす軸部４３とからなる。両
者はともにダンボールからなっている。
【００３６】フランジ４２は、指を挿入する孔４４が、
フランジ４２の周方向に等間隔で形成されている。指挿
入孔４４の内周の一端には、フランジ４２の周方向に伸
びるスリット４５が設けられている。また、フランジ４
２の中心には、回転軸の挿通孔４６が形成され、組立て
形成したリール４１を所定位置に回動可能に取付けられ
るようになっている。
フランジ４２の周方向に等間隔で形成されている。指挿
入孔４４の内周の一端には、フランジ４２の周方向に伸
びるスリット４５が設けられている。また、フランジ４
２の中心には、回転軸の挿通孔４６が形成され、組立て
形成したリール４１を所定位置に回動可能に取付けられ
るようになっている。
【００３７】図１７に示すように、軸部４３は、平面的
な状態において帯状をなしている。幅方向に対向する側
部には、幅方向に突出する突片４３ａが、長さ方向に等
間隔で設けられている。また、長さ方向に対向する側部
の一方には、長さ方向に突出する係合突片４３ｂが設け
られ、他方の側部には、係合突片４３ｂが差し込まれる
係合スリット４３ｃが形成されている。更に、前記突片
４３ａの基部の片側には、前記フランジ４２に設けられ
たスリット４５に嵌合する嵌合スリット４３ｄが形成さ
れている。
な状態において帯状をなしている。幅方向に対向する側
部には、幅方向に突出する突片４３ａが、長さ方向に等
間隔で設けられている。また、長さ方向に対向する側部
の一方には、長さ方向に突出する係合突片４３ｂが設け
られ、他方の側部には、係合突片４３ｂが差し込まれる
係合スリット４３ｃが形成されている。更に、前記突片
４３ａの基部の片側には、前記フランジ４２に設けられ
たスリット４５に嵌合する嵌合スリット４３ｄが形成さ
れている。
【００３８】この軸部４３を組立ててリール４１とする
には、まず、帯状をなす軸部２３の係合突片４３ｂを係
合スリット４３ｃに差し込み筒状とする。そして、突片
４３ａの嵌合スリット４３ｄをフランジ４２のスリット
４５に嵌合させ、リール４１とすることができる。
には、まず、帯状をなす軸部２３の係合突片４３ｂを係
合スリット４３ｃに差し込み筒状とする。そして、突片
４３ａの嵌合スリット４３ｄをフランジ４２のスリット
４５に嵌合させ、リール４１とすることができる。
【００３９】上記構造からなるリール４１によれば、帯
状の軸部４３とフランジ４２とをそれぞれシート状に重
ねた状態で、かさばらずに輸送することができる。フラ
ンジ４２と軸部４３は共にダンボール製なので、廃棄の
ときに、分別の必要がない。また、接着剤などを使用し
なくても、フランジ４２に設けたスリット４５に突片４
３ａの嵌合スリット４３ｄを嵌合させるだけでフランジ
４２と軸部４３を固定することができ、組立て作業性が
よい。
状の軸部４３とフランジ４２とをそれぞれシート状に重
ねた状態で、かさばらずに輸送することができる。フラ
ンジ４２と軸部４３は共にダンボール製なので、廃棄の
ときに、分別の必要がない。また、接着剤などを使用し
なくても、フランジ４２に設けたスリット４５に突片４
３ａの嵌合スリット４３ｄを嵌合させるだけでフランジ
４２と軸部４３を固定することができ、組立て作業性が
よい。
【００４０】
【発明の効果】一対のフランジの中心部を所定間隔で連
結する軸部を、折り畳み可能な構造としたので、軸部を
折り畳んでフランジ間に形成される空間をなくすこと
で、多量に重ねて輸送することができ、輸送コストを低
減することができる。また、軸部とフランジとをダンボ
ール製としたので、廃棄のときに分別の必要がない。
結する軸部を、折り畳み可能な構造としたので、軸部を
折り畳んでフランジ間に形成される空間をなくすこと
で、多量に重ねて輸送することができ、輸送コストを低
減することができる。また、軸部とフランジとをダンボ
ール製としたので、廃棄のときに分別の必要がない。
【図１】本発明のエンボスキャリアテープ用リールの一
実施形態を示す分解斜視図である。
実施形態を示す分解斜視図である。
【図２】同リールの斜視図である。
【図３】同リールにおけるフラップが折り畳まれた状態
のフランジの平面図である。
のフランジの平面図である。
【図４】同リールにおけるフラップが折り畳まれた状態
のフランジの斜視図である。
のフランジの斜視図である。
【図５】同リールにおけるフラップが起こされた状態の
フランジの斜視図である。
フランジの斜視図である。
【図６】本発明によりエンボスキャリアテープ用リール
の他の実施形態を示す分解斜視図である。
の他の実施形態を示す分解斜視図である。
【図７】同リールの斜視図である。
【図８】同リールのフランジの平面図である。
【図９】同リールにおける軸部が折り畳まれた状態の平
面図である。
面図である。
【図１０】同リールにおける軸部の動作図である。
【図１１】同リールにおけるフランジに固着された軸部
が折り畳まれた状態の平面図である。
が折り畳まれた状態の平面図である。
【図１２】本発明によるエンボスキャリアテープ用リー
ルの更に他の実施形態における軸部が折り畳まれた状態
の平面図である。
ルの更に他の実施形態における軸部が折り畳まれた状態
の平面図である。
【図１３】同リールにおける軸部の動作図である。
【図１４】本発明によるエンボスキャリアテープ用リー
ルの更に他の実施形態を示す分解斜視図である。
ルの更に他の実施形態を示す分解斜視図である。
【図１５】同リールの斜視図である。
【図１６】同リールにおけるフランジの平面図である。
【図１７】同リールにおける軸部が平面的な状態にある
ときの平面図である。
ときの平面図である。
【図１８】封着装置の後段に配置されエンボスキャリア
テープ用リールを示す正面図である。
テープ用リールを示す正面図である。
【図１９】封着装置の後段に配置されエンボスキャリア
テープ用リールを示す斜視図である。
テープ用リールを示す斜視図である。
【図２０】従来のエンボスキャリアテープ用リールを示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
１１、２１、４１ エンボスキャリアテープ用リール １２、２２、４２ フランジ １３、２３、３３、４３ 軸部 １４、４５ スリット １７、２３ｄ、４６ 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 喜夫 神奈川県川崎市高津区久本３丁目５番８号 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 内 (72)発明者 梅田 晴男 東京都台東区浅草橋３−26−５ 株式会社 コバヤシ内 (72)発明者 李 暁 東京都品川区戸越６丁目10番17号 株式会 社トータルサウンドスタック内 Ｆターム(参考） 3E037 AA07 BA10 BC04 3E096 AA06 BA08 CA15 DA30 DC01 EA01X EA01Y FA19 FA40 GA01 3F058 AA03 AB01 CA13 DA05 DB05 JA05 JA08
Claims (4)
- 【請求項１】 回転軸の挿通孔を有する一対のフランジ
と、これらのフランジの中心部を所定間隔で連結する軸
部とを備え、両者はいずれもダンボール板からなってい
て、かつ、前記軸部が折り畳み可能な構造をなしている
ことを特徴とするエンボスキャリアテープ用リール。 - 【請求項２】 前記軸部は、前記一対のフランジの少な
くとも一方に形成された引き起こし可能な複数のフラッ
プからなり、これらのフラップを引き起こしてその先端
部を他方のフランジに設けたスリットに差し込むことに
より、前記軸部が形成されるように構成された請求項１
記載のエンボスキャリアテープ用リール。 - 【請求項３】 前記軸部は、前記一対のフランジの中心
部に接着される接合部と、この接合部どうしを連結する
複数の板状部材とからなり、これらの板状部は、互いに
平行に形成されると共に、前記接合部に対して引き起こ
し可能とされている請求項１記載のエンボスキャリアテ
ープ用リール。 - 【請求項４】 前記軸部は、筒状に連結可能な帯状部材
からなり、かつ、該帯状部材の幅方向に位置する両側辺
には、前記一対のフランジに設けたスリットに差し込ま
れる複数の突片が設けられている請求項１記載のエンボ
スキャリアテープ用リール。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000226525A JP2002037537A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | エンボスキャリアテープ用リール |
| US09/910,560 US6575398B2 (en) | 2000-07-27 | 2001-07-20 | Reel for embossed carrier tape |
| TW090118294A TW536521B (en) | 2000-07-27 | 2001-07-26 | Reel for embossed carrier tape |
| CNB01132869XA CN1192953C (zh) | 2000-07-27 | 2001-07-27 | 压花转送带用卷筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000226525A JP2002037537A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | エンボスキャリアテープ用リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002037537A true JP2002037537A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18720129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000226525A Pending JP2002037537A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | エンボスキャリアテープ用リール |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6575398B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002037537A (ja) |
| CN (1) | CN1192953C (ja) |
| TW (1) | TW536521B (ja) |
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| CN110451350A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-15 | 中山市美耐特光电有限公司 | 多功能柔性带收卷轴 |
| CN112644886A (zh) * | 2019-10-11 | 2021-04-13 | 株式会社村田制作所 | 带缚电子部件串用卷轴 |
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| US7876992B2 (en) * | 2007-11-27 | 2011-01-25 | Corning Cable Systems Llc | Drumless cable reel |
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| CA2853474C (en) * | 2011-10-25 | 2020-03-31 | Digital Innovations, Llc | System and method for the protection and storage of small electronic components |
| CN102583115A (zh) * | 2012-02-24 | 2012-07-18 | 大连竹菱包装工业有限公司 | 折叠式卷盘 |
| CN104692189A (zh) * | 2013-12-04 | 2015-06-10 | 铜陵市永生机电制造有限责任公司 | 一种易干燥线轴 |
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| JP6436432B2 (ja) * | 2015-06-18 | 2018-12-12 | Smc株式会社 | 紙製リール |
| US10526106B2 (en) | 2016-12-30 | 2020-01-07 | Inteplast Group Corporation | Bulk bin, bulk bin sleeve pack, and related method |
| US11993451B2 (en) | 2020-07-30 | 2024-05-28 | Inteplast Group Corporation | Bulk bin, bulk bin sleeve pack, and related method |
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-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000226525A patent/JP2002037537A/ja active Pending
-
2001
- 2001-07-20 US US09/910,560 patent/US6575398B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-26 TW TW090118294A patent/TW536521B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-07-27 CN CNB01132869XA patent/CN1192953C/zh not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| CN1192953C (zh) | 2005-03-16 |
| TW536521B (en) | 2003-06-11 |
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| CN1337350A (zh) | 2002-02-27 |
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