JP2000255827A - 板状媒体搬送装置 - Google Patents
板状媒体搬送装置Info
- Publication number
- JP2000255827A JP2000255827A JP11054983A JP5498399A JP2000255827A JP 2000255827 A JP2000255827 A JP 2000255827A JP 11054983 A JP11054983 A JP 11054983A JP 5498399 A JP5498399 A JP 5498399A JP 2000255827 A JP2000255827 A JP 2000255827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- plate
- medium
- shaped medium
- transport device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 板状媒体の搬送時の板状媒体とローラとの衝
突による衝撃の低減を図り、さらに搬送ジャム等を防止
して円滑な搬送を行うことができる板状媒体搬送装置を
提供する。 【解決手段】 リーダ/ライタ8の下流側の従動ローラ
5を支持するローラアーム7には、ガイド片7Aが一体
に設けられている。このガイド片7Aは、ローラアーム
7の従動ローラ5を支持部より、上流側に延在してい
る。このガイド片7Aは、媒体4の搬送方向に対して小
さい傾斜角度の傾斜面7Bを有している。このガイド片
7Aを設けることにより、リーダ/ライタ8から排出さ
れた媒体4の先端部は、従動ローラ5に至る前に、ガイ
ド片7Aの緩やかな傾斜面7Bに滑らかに受け取られ、
傾斜面7Bをスライドしてフィードローラ3と従動ロー
ラ5との間に導かれる。
突による衝撃の低減を図り、さらに搬送ジャム等を防止
して円滑な搬送を行うことができる板状媒体搬送装置を
提供する。 【解決手段】 リーダ/ライタ8の下流側の従動ローラ
5を支持するローラアーム7には、ガイド片7Aが一体
に設けられている。このガイド片7Aは、ローラアーム
7の従動ローラ5を支持部より、上流側に延在してい
る。このガイド片7Aは、媒体4の搬送方向に対して小
さい傾斜角度の傾斜面7Bを有している。このガイド片
7Aを設けることにより、リーダ/ライタ8から排出さ
れた媒体4の先端部は、従動ローラ5に至る前に、ガイ
ド片7Aの緩やかな傾斜面7Bに滑らかに受け取られ、
傾斜面7Bをスライドしてフィードローラ3と従動ロー
ラ5との間に導かれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やフィルム等の
シート状の媒体やメモリカード等の媒体、さらには手帳
等の冊子状の媒体等を搬送する板状媒体搬送装置に関す
る。
シート状の媒体やメモリカード等の媒体、さらには手帳
等の冊子状の媒体等を搬送する板状媒体搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の板状媒体搬送装置と
して、図6に示すような構造のものが知られている。こ
の搬送装置は、預金通帳等の磁気ストライプを記録、再
生する装置に設けられたものである。預金通帳等の媒体
4は、図中の左側から右側(矢線X方向)に搬送され、
この媒体4の搬送路に沿って上下一対のガイド板9、1
0が設けられている。
して、図6に示すような構造のものが知られている。こ
の搬送装置は、預金通帳等の磁気ストライプを記録、再
生する装置に設けられたものである。預金通帳等の媒体
4は、図中の左側から右側(矢線X方向)に搬送され、
この媒体4の搬送路に沿って上下一対のガイド板9、1
0が設けられている。
【0003】媒体4の搬送路には、磁気ストライプのリ
ーダ/ライタ8が設けられており、このリーダ/ライタ
8のヘッド部と対向する位置に1つのフィードローラ
(駆動ローラ)2が設けられ、媒体4がリーダ/ライタ
8のヘッド部とフィードローラ2との間を給送されるこ
とにより、磁気ストライプに記録されたデータの読み取
り、または磁気ストライプへのデータの書き込みが行わ
れる。また、リーダ/ライタ8に対向するフィードロー
ラ1の両側にも、それぞれフィードローラ1、3が設け
られている。そして、各フィードローラ1、3に対向し
て従動ローラ14、5が設けられている。
ーダ/ライタ8が設けられており、このリーダ/ライタ
8のヘッド部と対向する位置に1つのフィードローラ
(駆動ローラ)2が設けられ、媒体4がリーダ/ライタ
8のヘッド部とフィードローラ2との間を給送されるこ
とにより、磁気ストライプに記録されたデータの読み取
り、または磁気ストライプへのデータの書き込みが行わ
れる。また、リーダ/ライタ8に対向するフィードロー
ラ1の両側にも、それぞれフィードローラ1、3が設け
られている。そして、各フィードローラ1、3に対向し
て従動ローラ14、5が設けられている。
【0004】各フィードローラ1、2、3は、媒体4の
搬送路に対して固定した位置に配置され、駆動モータに
よって同期して回転駆動することにより、媒体4を搬送
する。一方、従動ローラ14、5は、それぞれローラア
ーム15A、15Bに回転自在に支持されている。各ロ
ーラアーム15A、15Bは、それぞれ支持軸180
A、180Bに回転自在に軸支され、従動ローラ14、
5が搬送路に接離する方向(図中矢線R方向)に回転可
能となっている。また、各支持軸180A、180Bに
は、捩りコイルバネ6A、6Bが装着されており、従動
ローラ14、5が各フィードローラ1、3に圧接する方
向に、各ローラアーム15A、15Bを付勢している。
搬送路に対して固定した位置に配置され、駆動モータに
よって同期して回転駆動することにより、媒体4を搬送
する。一方、従動ローラ14、5は、それぞれローラア
ーム15A、15Bに回転自在に支持されている。各ロ
ーラアーム15A、15Bは、それぞれ支持軸180
A、180Bに回転自在に軸支され、従動ローラ14、
5が搬送路に接離する方向(図中矢線R方向)に回転可
能となっている。また、各支持軸180A、180Bに
は、捩りコイルバネ6A、6Bが装着されており、従動
ローラ14、5が各フィードローラ1、3に圧接する方
向に、各ローラアーム15A、15Bを付勢している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の搬
送装置において、板状媒体4が搬送されてくると、特に
リーダ/ライタ8の排出側のフィードローラ3と従動ロ
ーラ5に、媒体4の先端部が噛み込む直前に、従動ロー
ラ5に衝突し、大きな衝撃が媒体4に加わる。このこと
により、磁気ストライプのリーダ/ライタ8から媒体4
に記録される磁気データに大きな乱れが生じ、正常な記
録が行われず、書き込みエラーとなってしまう。さら
に、媒体4の搬送速度が速い場合等には、媒体4にキズ
がついてしまい、最悪の場合には、媒体4の破損につな
がってしまう恐れがある。
送装置において、板状媒体4が搬送されてくると、特に
リーダ/ライタ8の排出側のフィードローラ3と従動ロ
ーラ5に、媒体4の先端部が噛み込む直前に、従動ロー
ラ5に衝突し、大きな衝撃が媒体4に加わる。このこと
により、磁気ストライプのリーダ/ライタ8から媒体4
に記録される磁気データに大きな乱れが生じ、正常な記
録が行われず、書き込みエラーとなってしまう。さら
に、媒体4の搬送速度が速い場合等には、媒体4にキズ
がついてしまい、最悪の場合には、媒体4の破損につな
がってしまう恐れがある。
【0006】また、このような障害を回避するため、例
えば図15に示すように、上下のガイド板9、10にガ
イド用のリブ9A、10Aを設け、媒体4の搬送角度を
矯正して従動ローラ5に衝突する角度を小さくし、媒体
4に加わる衝撃を緩和することも可能である。しかしな
がら、上下のリブ9A、10Aの間隔Cを媒体4の厚み
に近づけると、媒体4の搬送不良を招き易くなり、ま
た、各部材の組み立て精度等を厳格に設定しなければな
らず、実際の製造上、極めて困難が伴うものとなる。
えば図15に示すように、上下のガイド板9、10にガ
イド用のリブ9A、10Aを設け、媒体4の搬送角度を
矯正して従動ローラ5に衝突する角度を小さくし、媒体
4に加わる衝撃を緩和することも可能である。しかしな
がら、上下のリブ9A、10Aの間隔Cを媒体4の厚み
に近づけると、媒体4の搬送不良を招き易くなり、ま
た、各部材の組み立て精度等を厳格に設定しなければな
らず、実際の製造上、極めて困難が伴うものとなる。
【0007】また、このような問題は、上述のような磁
気ストライプを有する通帳等の媒体に限らず、キャッシ
ュカート等の磁気カードや、ICを内蔵したメモリカー
ド等の樹脂製カード媒体、さらには紙やフィルム等のシ
ート媒体を搬送する装置においても、同様に生じるもの
である。
気ストライプを有する通帳等の媒体に限らず、キャッシ
ュカート等の磁気カードや、ICを内蔵したメモリカー
ド等の樹脂製カード媒体、さらには紙やフィルム等のシ
ート媒体を搬送する装置においても、同様に生じるもの
である。
【0008】そこで本発明の目的は、板状媒体の搬送時
の板状媒体とローラとの衝突による衝撃の低減を図り、
さらに搬送ジャム等を防止して円滑な搬送を行うことが
できる板状媒体搬送装置を提供することにある。
の板状媒体とローラとの衝突による衝撃の低減を図り、
さらに搬送ジャム等を防止して円滑な搬送を行うことが
できる板状媒体搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、板状媒体を搬送する搬送路に面して配置さ
れ、前記板状媒体の搬送をガイドする第1のローラと、
前記板状媒体の搬送路を挟んで前記第1のローラと対向
して配置される第2のローラと、前記第2のローラを前
記第1のローラに対して接離する方向に変位可能に支持
する支持手段と、前記支持手段を前記第2のローラが前
記第1のローラに圧接する方向に付勢する付勢手段とを
有する板状媒体搬送装置において、前記支持手段に、前
記第2のローラよりも搬送路の上流に延在し、前記板状
媒体の先端部が前記第2のローラに当接する前に前記板
状媒体の先端部に当接して衝撃を吸収し、前記板状媒体
の先端部を前記第1のローラと第2のローラの間に導く
緩衝手段を設けたことを特徴とする。
するため、板状媒体を搬送する搬送路に面して配置さ
れ、前記板状媒体の搬送をガイドする第1のローラと、
前記板状媒体の搬送路を挟んで前記第1のローラと対向
して配置される第2のローラと、前記第2のローラを前
記第1のローラに対して接離する方向に変位可能に支持
する支持手段と、前記支持手段を前記第2のローラが前
記第1のローラに圧接する方向に付勢する付勢手段とを
有する板状媒体搬送装置において、前記支持手段に、前
記第2のローラよりも搬送路の上流に延在し、前記板状
媒体の先端部が前記第2のローラに当接する前に前記板
状媒体の先端部に当接して衝撃を吸収し、前記板状媒体
の先端部を前記第1のローラと第2のローラの間に導く
緩衝手段を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明の板状媒体搬送装置において、搬送
路の上流から送られてきた板状媒体の先端部は、第1の
ローラと第2のローラの間に至る前に、まず、緩衝手段
に当接する。ここで緩衝手段は、板状媒体の先端部との
衝撃を緩衝し、板状媒体の先端部を第1のローラと第2
のローラの間に導く。したがって、板状媒体を滑らかに
搬送でき、例えば搬送路中で実行される各処理(データ
の書き込みや読み出し等)に衝撃を与えることなく、適
正な処理を確保でき、また、媒体にストレスを与えるこ
ともなくなり、さらに、媒体が搬送路中で詰ってしまう
搬送ジャム等の障害も防止できる。
路の上流から送られてきた板状媒体の先端部は、第1の
ローラと第2のローラの間に至る前に、まず、緩衝手段
に当接する。ここで緩衝手段は、板状媒体の先端部との
衝撃を緩衝し、板状媒体の先端部を第1のローラと第2
のローラの間に導く。したがって、板状媒体を滑らかに
搬送でき、例えば搬送路中で実行される各処理(データ
の書き込みや読み出し等)に衝撃を与えることなく、適
正な処理を確保でき、また、媒体にストレスを与えるこ
ともなくなり、さらに、媒体が搬送路中で詰ってしまう
搬送ジャム等の障害も防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による板状媒体搬送
装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態による板状媒体搬送装置の構成を示す
概略側面図であり、図2は、図1に示す板状媒体搬送装
置の概略平面図である。なお、図6に示す従来例と共通
の構成については同一符号を付して説明する。本例の搬
送装置は、板状媒体である預金通帳等を搬送して、その
裏面に設けられた磁気ストライプ(磁気テープを皮着し
たもの)に対し、データの記録、再生を行う装置に設け
られたものである。預金通帳等の媒体4は、所定のペー
ジを開いた状態で、装置内に挿入され、図中の左側から
右側(矢線X方向)に搬送され、磁気ストライプへの処
理を施された後、図中の右側から左側(矢線Xと逆方
向)に排出される。本例において搬送路の上流、下流と
は、媒体4の挿入方向について上流、下流の意味である
ものとする。
装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態による板状媒体搬送装置の構成を示す
概略側面図であり、図2は、図1に示す板状媒体搬送装
置の概略平面図である。なお、図6に示す従来例と共通
の構成については同一符号を付して説明する。本例の搬
送装置は、板状媒体である預金通帳等を搬送して、その
裏面に設けられた磁気ストライプ(磁気テープを皮着し
たもの)に対し、データの記録、再生を行う装置に設け
られたものである。預金通帳等の媒体4は、所定のペー
ジを開いた状態で、装置内に挿入され、図中の左側から
右側(矢線X方向)に搬送され、磁気ストライプへの処
理を施された後、図中の右側から左側(矢線Xと逆方
向)に排出される。本例において搬送路の上流、下流と
は、媒体4の挿入方向について上流、下流の意味である
ものとする。
【0012】本例の搬送装置では、媒体4の搬送路に沿
って上下一対のガイド板9、10が設けられている。ま
た、本例において、上側のガイド板9には、媒体4の高
さ位置を規制する一対のリブ9Aが設けられている。ま
た、媒体4の搬送路には、磁気ストライプ17のリーダ
/ライタ8が設けられており、このリーダ/ライタ8の
ヘッド部と対向する位置に1つのフィードローラ(駆動
ローラ)2が設けられ、媒体4がリーダ/ライタ8のヘ
ッド部とフィードローラ2との間を給送されることによ
り、磁気ストライプ17に記録されたデータの読み取
り、または磁気ストライプ17へのデータの書き込みが
行われる。また、リーダ/ライタ8に対向するフィード
ローラ2の搬送方向の両側にも、それぞれフィードロー
ラ1、3が設けられている。そして、各フィードローラ
1、3に対向して従動ローラ14、5が設けられてい
る。
って上下一対のガイド板9、10が設けられている。ま
た、本例において、上側のガイド板9には、媒体4の高
さ位置を規制する一対のリブ9Aが設けられている。ま
た、媒体4の搬送路には、磁気ストライプ17のリーダ
/ライタ8が設けられており、このリーダ/ライタ8の
ヘッド部と対向する位置に1つのフィードローラ(駆動
ローラ)2が設けられ、媒体4がリーダ/ライタ8のヘ
ッド部とフィードローラ2との間を給送されることによ
り、磁気ストライプ17に記録されたデータの読み取
り、または磁気ストライプ17へのデータの書き込みが
行われる。また、リーダ/ライタ8に対向するフィード
ローラ2の搬送方向の両側にも、それぞれフィードロー
ラ1、3が設けられている。そして、各フィードローラ
1、3に対向して従動ローラ14、5が設けられてい
る。
【0013】各フィードローラ1、2、3は、媒体4の
搬送路に対して固定した位置に配置され、駆動モータ1
2、ベルト13A及びプーリ13Bによって同期して回
転駆動することにより、媒体4を搬送する。リーダ/ラ
イタ8は、圧縮コイルバネ16によってヘッド部8Aが
フィードローラ2に圧接する方向に付勢されており、媒
体4の通過時に適宜後退し、フィードローラ2とヘッド
部8Aとの間で媒体を挟持し、磁気ストライプ17に対
するデータの書き込み、読み出しを行う。また、上述し
た上側のガイド板9のリブ9Aは、フィードローラ3の
近傍に設けられている。
搬送路に対して固定した位置に配置され、駆動モータ1
2、ベルト13A及びプーリ13Bによって同期して回
転駆動することにより、媒体4を搬送する。リーダ/ラ
イタ8は、圧縮コイルバネ16によってヘッド部8Aが
フィードローラ2に圧接する方向に付勢されており、媒
体4の通過時に適宜後退し、フィードローラ2とヘッド
部8Aとの間で媒体を挟持し、磁気ストライプ17に対
するデータの書き込み、読み出しを行う。また、上述し
た上側のガイド板9のリブ9Aは、フィードローラ3の
近傍に設けられている。
【0014】一方、従動ローラ14、5は、それぞれロ
ーラアーム15A、7に回転自在に支持されている。各
ローラアーム15A、7は、それぞれ支持軸180A、
180Bに回転自在に軸支され、従動ローラ14、5が
搬送路に接離する方向(図中矢線R方向)に回転可能と
なっている。また、各支持軸180A、180Bには、
捩りコイルバネ6A、6Bが装着されており、従動ロー
ラ14、5が各フィードローラ1、3に圧接する方向
に、各ローラアーム15A、7を付勢している。また、
詳しくは、上流側の従動ローラ14を支持するローラア
ーム15Aは、支持軸180Aに対して下流側に従動ロ
ーラ14を支持するものである。
ーラアーム15A、7に回転自在に支持されている。各
ローラアーム15A、7は、それぞれ支持軸180A、
180Bに回転自在に軸支され、従動ローラ14、5が
搬送路に接離する方向(図中矢線R方向)に回転可能と
なっている。また、各支持軸180A、180Bには、
捩りコイルバネ6A、6Bが装着されており、従動ロー
ラ14、5が各フィードローラ1、3に圧接する方向
に、各ローラアーム15A、7を付勢している。また、
詳しくは、上流側の従動ローラ14を支持するローラア
ーム15Aは、支持軸180Aに対して下流側に従動ロ
ーラ14を支持するものである。
【0015】一方、下流側の従動ローラ5を支持するロ
ーラアーム7は、支持軸180Bに対して上流側に従動
ローラ5を支持するものである。そして、この下流側の
従動ローラ5を支持するローラアーム7には、本発明の
特徴となる緩衝手段としてのガイド片7Aが一体に設け
られている。このガイド片7Aは、ローラアーム7の従
動ローラ5を支持した部位より、さらに搬送路の上流側
に延在したものである。このガイド片7Aは、媒体4の
搬送方向に対して小さい傾斜角度の傾斜面7Bを有して
いる。
ーラアーム7は、支持軸180Bに対して上流側に従動
ローラ5を支持するものである。そして、この下流側の
従動ローラ5を支持するローラアーム7には、本発明の
特徴となる緩衝手段としてのガイド片7Aが一体に設け
られている。このガイド片7Aは、ローラアーム7の従
動ローラ5を支持した部位より、さらに搬送路の上流側
に延在したものである。このガイド片7Aは、媒体4の
搬送方向に対して小さい傾斜角度の傾斜面7Bを有して
いる。
【0016】そして、ガイド片7Aの傾斜面7Bの先端
側(上流側)は、図1に示すように、フィードローラ3
に従動ローラ5が接した状態で、下側のガイド板10よ
り低い位置に配置されている。また、ガイド片7Aの傾
斜面7Bの基端側(下流側)は、従動ローラ5の上面よ
りわずかに低い位置にせり上がっている。したがって、
傾斜面7Bは、従動ローラ5の円弧にほぼ連続した状態
で形成されている。このようなガイド片7Aを設けるこ
とにより、リーダ/ライタ8から排出された媒体4の先
端部は、従動ローラ5に至る前に、ガイド片7Aの緩や
かな傾斜面7Bに滑らかに受け取られ、傾斜面7Bをス
ライドしてフィードローラ3と従動ローラ5との間に導
かれる。
側(上流側)は、図1に示すように、フィードローラ3
に従動ローラ5が接した状態で、下側のガイド板10よ
り低い位置に配置されている。また、ガイド片7Aの傾
斜面7Bの基端側(下流側)は、従動ローラ5の上面よ
りわずかに低い位置にせり上がっている。したがって、
傾斜面7Bは、従動ローラ5の円弧にほぼ連続した状態
で形成されている。このようなガイド片7Aを設けるこ
とにより、リーダ/ライタ8から排出された媒体4の先
端部は、従動ローラ5に至る前に、ガイド片7Aの緩や
かな傾斜面7Bに滑らかに受け取られ、傾斜面7Bをス
ライドしてフィードローラ3と従動ローラ5との間に導
かれる。
【0017】そして、媒体4の先端部が傾斜面7Bをス
ライドする際に、ローラアーム7が下方に回転変位する
ことにより、媒体4の先端部は、従動ローラ5にぶつか
ることなく、フィードローラ3と従動ローラ5との間に
かみ込まれる。したがって、媒体4の先端部に衝撃が生
じないため、媒体4の後端側に衝撃が伝わることもな
く、リーダ/ライタ8におけるデータの書き込み、読み
出し処理への悪影響を防止でき、適正な処理を行うこと
が可能となる。なお、ローラアーム7(すなわちガイド
片7A)を形成する材料としては、滑り抵抗の小さいも
のが好ましく、例えばジュラコン(ポリアセタール)等
の樹脂材を用いることができる。また、傾斜面7Bにつ
いても、できるだけ滑らかな面に形成する。
ライドする際に、ローラアーム7が下方に回転変位する
ことにより、媒体4の先端部は、従動ローラ5にぶつか
ることなく、フィードローラ3と従動ローラ5との間に
かみ込まれる。したがって、媒体4の先端部に衝撃が生
じないため、媒体4の後端側に衝撃が伝わることもな
く、リーダ/ライタ8におけるデータの書き込み、読み
出し処理への悪影響を防止でき、適正な処理を行うこと
が可能となる。なお、ローラアーム7(すなわちガイド
片7A)を形成する材料としては、滑り抵抗の小さいも
のが好ましく、例えばジュラコン(ポリアセタール)等
の樹脂材を用いることができる。また、傾斜面7Bにつ
いても、できるだけ滑らかな面に形成する。
【0018】次に、以上のような構成の搬送装置の動作
について図3〜図5に基づきさらに詳細に説明する。ま
ず、図3において、通帳のように厚い媒体4が、フィー
ドローラ1、2、3が矢線Q方向に回転することによ
り、図中の左から右方向(矢線X方向)へ磁気ストライ
プリーダ/ライタ8により通帳の磁気ストライプ17に
情報を記録しながら搬送されてきた場合、下流側のフィ
ードローラ3と従動ローラ5に噛み込む前に、従動ロー
ラ5を保持しているローラアーム7に設けたガイド片7
Aの傾斜面7Bに当接する。
について図3〜図5に基づきさらに詳細に説明する。ま
ず、図3において、通帳のように厚い媒体4が、フィー
ドローラ1、2、3が矢線Q方向に回転することによ
り、図中の左から右方向(矢線X方向)へ磁気ストライ
プリーダ/ライタ8により通帳の磁気ストライプ17に
情報を記録しながら搬送されてきた場合、下流側のフィ
ードローラ3と従動ローラ5に噛み込む前に、従動ロー
ラ5を保持しているローラアーム7に設けたガイド片7
Aの傾斜面7Bに当接する。
【0019】この傾斜面7Bは、媒体の搬送方向(下部
搬送ガイド板10)に対してなす角が小さく、またすべ
り抵抗値が非常に低い材料でできているため、媒体4の
搬送への影響は非常に小さく、磁気ストライプ17への
記録においても、書き込みデータ等の乱れ量も微少です
むことになる。
搬送ガイド板10)に対してなす角が小さく、またすべ
り抵抗値が非常に低い材料でできているため、媒体4の
搬送への影響は非常に小さく、磁気ストライプ17への
記録においても、書き込みデータ等の乱れ量も微少です
むことになる。
【0020】次に、図3よりさらに媒体4が搬送されて
きた状態が図4である。この状態では、上部搬送ガイド
板9のリブ9Aとローラアーム7に挟まれた状態とな
る。この時のリブ9Aとローラアーム7の間隔Aが、媒
体4の厚さBよりも小さい値の場合は、B−Aの値だけ
ローラアーム7が矢線P方向に下降する。この動作は、
捩りコイルバネ6Bにより実現されている。この時、フ
ィードローラ3と従動ローラ5とは若干隙間が開いてい
るため、媒体4のフィードローラ3と従動ローラ5への
突入時の衝撃も微少となることから、磁気ストライプ1
7への記録時の書き込みデータの乱れ量も微少となる。
また、リブ9Aとローラアーム7の間隔Aが、媒体4の
厚さBよりも大きい値の場合は、ローラアーム7は矢線
P方向に下降せず、従動ローラ5への媒体4の突入時の
衝撃を緩和させるためのリブの役割のみを果たすことに
なる。
きた状態が図4である。この状態では、上部搬送ガイド
板9のリブ9Aとローラアーム7に挟まれた状態とな
る。この時のリブ9Aとローラアーム7の間隔Aが、媒
体4の厚さBよりも小さい値の場合は、B−Aの値だけ
ローラアーム7が矢線P方向に下降する。この動作は、
捩りコイルバネ6Bにより実現されている。この時、フ
ィードローラ3と従動ローラ5とは若干隙間が開いてい
るため、媒体4のフィードローラ3と従動ローラ5への
突入時の衝撃も微少となることから、磁気ストライプ1
7への記録時の書き込みデータの乱れ量も微少となる。
また、リブ9Aとローラアーム7の間隔Aが、媒体4の
厚さBよりも大きい値の場合は、ローラアーム7は矢線
P方向に下降せず、従動ローラ5への媒体4の突入時の
衝撃を緩和させるためのリブの役割のみを果たすことに
なる。
【0021】次に、図5は、完全にフィードローラ3と
従動ローラ5で媒体4を噛み込んだ状態である。この状
態では、従動ローラ5が下降した分、ローラアーム7も
下降するため、媒体搬送に対する影響はない。なお、以
上の図3〜図5の動作例では、通帳等の厚い媒体につい
ての搬送動作について説明したが、カード等の薄い媒体
では図示して説明するまでもなく、搬送は通常通りに行
われ、かつ、従動ローラ5への衝撃も微少であることか
ら、媒体へキズ、破れ等が無くなることとなる。したが
って、本例の搬送装置では、厚みの異なる複数種類の媒
体の搬送に有効に適用することができる。また、本例の
ように、通帳が任意のページで開かれた状態で挿入さ
れ、磁気データの処理や記帳等を行う装置について有効
である。
従動ローラ5で媒体4を噛み込んだ状態である。この状
態では、従動ローラ5が下降した分、ローラアーム7も
下降するため、媒体搬送に対する影響はない。なお、以
上の図3〜図5の動作例では、通帳等の厚い媒体につい
ての搬送動作について説明したが、カード等の薄い媒体
では図示して説明するまでもなく、搬送は通常通りに行
われ、かつ、従動ローラ5への衝撃も微少であることか
ら、媒体へキズ、破れ等が無くなることとなる。したが
って、本例の搬送装置では、厚みの異なる複数種類の媒
体の搬送に有効に適用することができる。また、本例の
ように、通帳が任意のページで開かれた状態で挿入さ
れ、磁気データの処理や記帳等を行う装置について有効
である。
【0022】以上のような本例の搬送装置によれば、従
動ローラ5のローラアーム3に従動ローラ5とともに下
降動作が可能な搬送ガイドリブとなるガイド片7Aを設
けることから、このガイド片7Aが媒体4の搬送時の障
害となることなく、滑らかに媒体4を導くことができ
る。すなわち、本例によれば、従動ローラ5の近傍に自
由な高さのリブ(すなわちガイド片7A)を設けること
が可能であり、媒体4が従動ローラ5に衝突する際の、
媒体4への衝撃を緩和させることができ、媒体4に対す
るデータの書き込みや読み取りを正確に行うことができ
る。また、従動ローラ5のローラアーム3に従動ローラ
5とともに下降動作が可能な搬送ガイドリブとなるガイ
ド片7Aを設けることから、ガイド板10の材質に拘束
されない滑りのよい材料によってガイド片7Aを設ける
ことが可能であるので、さらに媒体4を滑らかに搬送す
ることができる。
動ローラ5のローラアーム3に従動ローラ5とともに下
降動作が可能な搬送ガイドリブとなるガイド片7Aを設
けることから、このガイド片7Aが媒体4の搬送時の障
害となることなく、滑らかに媒体4を導くことができ
る。すなわち、本例によれば、従動ローラ5の近傍に自
由な高さのリブ(すなわちガイド片7A)を設けること
が可能であり、媒体4が従動ローラ5に衝突する際の、
媒体4への衝撃を緩和させることができ、媒体4に対す
るデータの書き込みや読み取りを正確に行うことができ
る。また、従動ローラ5のローラアーム3に従動ローラ
5とともに下降動作が可能な搬送ガイドリブとなるガイ
ド片7Aを設けることから、ガイド板10の材質に拘束
されない滑りのよい材料によってガイド片7Aを設ける
ことが可能であるので、さらに媒体4を滑らかに搬送す
ることができる。
【0023】図8は、本発明の第2の実施の形態による
板状媒体搬送装置の構成を示す概略側面図である。本例
の搬送装置では、ローラアーム3に設けたガイド片7A
の先端部にガイドローラ19を設けたものである。ガイ
ドローラ19は、搬送路に対して従動ローラ5よりも後
退した位置に配置されており、従動ローラ5より大きい
径を有するものである。
板状媒体搬送装置の構成を示す概略側面図である。本例
の搬送装置では、ローラアーム3に設けたガイド片7A
の先端部にガイドローラ19を設けたものである。ガイ
ドローラ19は、搬送路に対して従動ローラ5よりも後
退した位置に配置されており、従動ローラ5より大きい
径を有するものである。
【0024】このようなガイドローラ19は、媒体4の
先端部が従動ローラ5に至る前に、ガイドローラ19に
当接する。この当接部分は、ガイドローラ19が太径で
あり、かつ従動ローラ5より後退した位置に配置されて
いることから、媒体4の先端部に対し、より平行に近い
角度の傾斜面で当接することになり、媒体4の衝突時の
衝撃力を大幅に軽減できる。また、従動ローラ5の下降
とともに、ガイドローラ19も下降するため、媒体の厚
さが厚い場合も搬送不良を起こさない。
先端部が従動ローラ5に至る前に、ガイドローラ19に
当接する。この当接部分は、ガイドローラ19が太径で
あり、かつ従動ローラ5より後退した位置に配置されて
いることから、媒体4の先端部に対し、より平行に近い
角度の傾斜面で当接することになり、媒体4の衝突時の
衝撃力を大幅に軽減できる。また、従動ローラ5の下降
とともに、ガイドローラ19も下降するため、媒体の厚
さが厚い場合も搬送不良を起こさない。
【0025】なお、以上の例は、磁気ストライプを有す
る通帳等を搬送する装置を例に説明したが、本発明はこ
れに限らず、キャッシュカート等の磁気カードや、IC
を内蔵したメモリカード等の樹脂製カード媒体、さらに
は紙やフィルム等のシート媒体を搬送する装置として、
同様に適用し得るものである。そして、本発明では、各
種冊子状の媒体やカード状の媒体、さらにはシート状の
媒体を、広く板状媒体というものとする。
る通帳等を搬送する装置を例に説明したが、本発明はこ
れに限らず、キャッシュカート等の磁気カードや、IC
を内蔵したメモリカード等の樹脂製カード媒体、さらに
は紙やフィルム等のシート媒体を搬送する装置として、
同様に適用し得るものである。そして、本発明では、各
種冊子状の媒体やカード状の媒体、さらにはシート状の
媒体を、広く板状媒体というものとする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の板状媒体搬
送装置では、板状媒体の搬送路を挟んで配置される第
1、第2のローラのうち、第2のローラを第1のローラ
に対して接離する方向に変位可能に支持する支持手段
に、第2のローラよりも搬送路の上流に延在し、板状媒
体の先端部が第2のローラに当接する前に板状媒体の先
端部に当接して衝撃を吸収し、板状媒体の先端部を前記
第1のローラと第2のローラの間に導く緩衝手段を設け
た。
送装置では、板状媒体の搬送路を挟んで配置される第
1、第2のローラのうち、第2のローラを第1のローラ
に対して接離する方向に変位可能に支持する支持手段
に、第2のローラよりも搬送路の上流に延在し、板状媒
体の先端部が第2のローラに当接する前に板状媒体の先
端部に当接して衝撃を吸収し、板状媒体の先端部を前記
第1のローラと第2のローラの間に導く緩衝手段を設け
た。
【0027】したがって、板状媒体を滑らかに搬送で
き、例えば搬送路中で実行される各処理(データの書き
込みや読み出し等)に衝撃を与えることなく、適正な処
理を確保でき、また、媒体にストレスを与えることもな
くなり、さらに、媒体が搬送路中で詰ってしまう搬送ジ
ャム等の障害も防止できる効果がある。
き、例えば搬送路中で実行される各処理(データの書き
込みや読み出し等)に衝撃を与えることなく、適正な処
理を確保でき、また、媒体にストレスを与えることもな
くなり、さらに、媒体が搬送路中で詰ってしまう搬送ジ
ャム等の障害も防止できる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態による板状媒体搬送
装置の構成を示す概略側面図である。
装置の構成を示す概略側面図である。
【図2】図1に示す板状媒体搬送装置の概略平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す板状媒体搬送装置の動作を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図4】図1に示す板状媒体搬送装置の動作を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図5】図1に示す板状媒体搬送装置の動作を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図6】従来の板状媒体搬送装置の第1の構成例を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図7】従来の板状媒体搬送装置の第2の構成例を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による板状媒体搬送
装置の構成を示す概略側面図である。
装置の構成を示す概略側面図である。
1、2、3……フィードローラ(第1のローラ)、4…
…媒体、5、14……従動ローラ(第2のローラ)、6
A、6B……捩りコイルバネ、7、15A……ローラア
ーム、7A……ガイド片、7B……傾斜面、8……リー
ダ/ライタ、9、10……ガイド板、9A……リブ、1
2……駆動モータ、13A……ベルト、13B……プー
リ、16……圧縮コイルバネ、17……磁気ストライ
プ、19……ガイドローラ、180A、180B……支
持軸。
…媒体、5、14……従動ローラ(第2のローラ)、6
A、6B……捩りコイルバネ、7、15A……ローラア
ーム、7A……ガイド片、7B……傾斜面、8……リー
ダ/ライタ、9、10……ガイド板、9A……リブ、1
2……駆動モータ、13A……ベルト、13B……プー
リ、16……圧縮コイルバネ、17……磁気ストライ
プ、19……ガイドローラ、180A、180B……支
持軸。
Claims (11)
- 【請求項1】 板状媒体を搬送する搬送路に面して配置
され、前記板状媒体の搬送をガイドする第1のローラ
と、 前記板状媒体の搬送路を挟んで前記第1のローラと対向
して配置される第2のローラと、 前記第2のローラを前記第1のローラに対して接離する
方向に変位可能に支持する支持手段と、 前記支持手段を前記第2のローラが前記第1のローラに
圧接する方向に付勢する付勢手段とを有する板状媒体搬
送装置において、 前記支持手段に、前記第2のローラよりも搬送路の上流
に延在し、前記板状媒体の先端部が前記第2のローラに
当接する前に前記板状媒体の先端部に当接して衝撃を吸
収し、前記板状媒体の先端部を前記第1のローラと第2
のローラの間に導く緩衝手段を設けた、 ことを特徴とする板状媒体搬送装置。 - 【請求項2】 前記板状媒体の搬送路上に、前記板状媒
体を処理する処理手段を有し、前記第1のローラと第2
のローラは、前記処理手段の下流であって、前記処理手
段から前記板状媒体の搬送方向の長さより短い距離を有
する位置に配置されていることを特徴とする請求項1記
載の板状媒体搬送装置。 - 【請求項3】 前記緩衝手段は、前記板状媒体の搬送路
に対して小さい傾斜角度を有する傾斜面により前記板状
媒体の先端部が当接する衝撃を緩衝するものであること
を特徴とする請求項1または2記載の板状媒体搬送装
置。 - 【請求項4】 前記支持手段は、前記第2のローラを回
転自在に支持するローラアームと、前記第2のローラよ
りも搬送路の下流に配置され、前記ローラアームの基端
部を回転自在に支持する支持軸とを有し、 前記ガイド手段は、前記ローラアームに連接されて前記
第2のローラよりさらに搬送路の上流側に延在する状態
で設けられていることを特徴とする請求項1、2、また
は3記載の板状媒体搬送装置。 - 【請求項5】 前記付勢手段は、前記支持軸に設けられ
た捩りバネであることを特徴とする請求項4記載の板状
媒体搬送装置。 - 【請求項6】 前記緩衝手段は、前記ローラアームより
搬送路の上流側に延在した部位にガイドローラを回転自
在に支持したものであり、前記ガイドローラは、前記第
2のローラよりも搬送路から離れた位置に配置されてい
ることを特徴とする請求項4記載の板状媒体搬送装置。 - 【請求項7】 前記第1のローラは駆動ローラであり、
前記第2のローラは従動ローラであることを特徴とする
請求項1、2、3、4、5または6記載の板状媒体搬送
装置。 - 【請求項8】 前記板状媒体は、冊子状の媒体であるこ
とを特徴とする請求項1記載の板状媒体搬送装置。 - 【請求項9】 前記板状媒体は、樹脂製のカード状の媒
体であることを特徴とする請求項1記載の板状媒体搬送
装置。 - 【請求項10】 前記板状媒体は、可撓自在なシート状
の媒体であることを特徴とする請求項1記載の板状媒体
搬送装置。 - 【請求項11】 前記処理手段は、前記板状媒体にデー
タの書き込み、読み出しを行う手段であることを特徴と
する請求項8、9または10記載の板状媒体搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11054983A JP2000255827A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 板状媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11054983A JP2000255827A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 板状媒体搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255827A true JP2000255827A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=12985896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11054983A Pending JP2000255827A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 板状媒体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000255827A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010176532A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Fujitsu Frontech Ltd | 冊子状媒体の搬送ユニット |
CN102267293A (zh) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | 株式会社Pfu | 图像读取设备 |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP11054983A patent/JP2000255827A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010176532A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Fujitsu Frontech Ltd | 冊子状媒体の搬送ユニット |
CN102267293A (zh) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | 株式会社Pfu | 图像读取设备 |
JP2011254251A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Pfu Ltd | 画像読取装置 |
US8830544B2 (en) | 2010-06-01 | 2014-09-09 | Pfu Limited | Image reading apparatus |
CN104580814A (zh) * | 2010-06-01 | 2015-04-29 | 株式会社Pfu | 图像读取设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8998206B2 (en) | Medium feeding direction switching mechanism and medium issuing and collecting device | |
JP2000255827A (ja) | 板状媒体搬送装置 | |
JPH02305739A (ja) | 通帳印字装置における印字媒体搬送機構 | |
JP4982234B2 (ja) | 媒体搬送装置 | |
JP3156455B2 (ja) | 冊子状媒体の磁気データ処理機構及び冊子状媒体処理装置 | |
JP2728353B2 (ja) | 媒体送り装置 | |
JP2007186315A (ja) | 媒体搬送装置 | |
JPS6057112B2 (ja) | 磁気カ−ド搬送装置 | |
JP2000225740A (ja) | 冊子印字装置 | |
JP2549805Y2 (ja) | 異巾カード兼用磁気カードリーダ | |
JP4102331B2 (ja) | 磁気ストライプ書き込み装置 | |
JP2919416B2 (ja) | 印字装置の媒体ガイド機構 | |
JPS62254284A (ja) | カ−ド搬送装置 | |
JP3064731B2 (ja) | 自動改札機 | |
JP3488346B2 (ja) | 媒体送り装置 | |
JP2018001710A (ja) | 記録装置 | |
JP2580668Y2 (ja) | カード印字部の送り装置 | |
JP3962307B2 (ja) | 冊子類取扱い装置 | |
JP2659505B2 (ja) | カード記録再生装置 | |
JP4354606B2 (ja) | 磁気ストライプ読み取り書き込み装置 | |
JP2002063550A (ja) | カードリーダ | |
JPS6316025Y2 (ja) | ||
JP2013145535A (ja) | 媒体搬送装置 | |
JPH09180012A (ja) | 発券装置 | |
JPH0469790A (ja) | 通帳類取扱い装置 |