JP4354606B2 - 磁気ストライプ読み取り書き込み装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行等の金融機関で使用される窓口装置、ATM(オート・テラー・マシン)、記帳機、通帳発行機等の通帳取り扱い装置に使用され、特に、複数種の通帳または複数種の磁気ストライプ部を設けた通帳に対して、磁気データの読み取り、書き込みを行う磁気ストライプ読み取り書き込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、通帳の説明図である。図10は、従来の磁気ストライプ読み取り書き込み装置である。図11は、図10の要部を示す平面図である。図12は、図11の要部を示す側面図である。図13は、ガイドカム部の形状に沿って磁気ヘッドの上下動を説明する説明図である。図9において、201は通帳であり、データを記録可能な磁気ストライプ202を有する。
金融機関等において用いられ、通帳等の情報記録媒体に貼り付けられている磁気ストライプの情報を読み取りまたは書き込む磁気ストライプ読み取り書き込み装置は、図10に示されているものがある。従来の磁気ストライプ読み取り書き込み装置は、単一の通帳の単一の磁気ストライプ仕様の情報を読み取りまたは書き込むものであった。
【0003】
図10〜図13において、101はフレーム、102は通帳等の媒体に設けられた磁気ストライプに対して磁気データの読み取り書き込みを行う磁気ヘッドである。103は磁気ヘッド102を移動させるためのキャリッジ部である。104は前記キャリッジ部103を移動させるための駆動モータである。105・106はガイドシャフトで、キャリッジ部103を移動可能に支持して該キャリッジ部103の移動の際の案内となる。
【0004】
107はキャリッジ部103に駆動力を伝達するためのリードネジである。このリードネジ107の両端はベアリングを介してフレーム101に支持され、リードネジ107の一方の端部の先端部には被駆動歯車108が固定されており、この被駆動歯車108にアイドル歯車109、アイドル歯車109に駆動モータ104に取り付けられた駆動歯車110が噛合っている。キャリッジ部103はリードネジ107と噛合うリードブロック111が取り付けられ、リードネジ107が回転するとガイド105・106に案内され直線移動する。
【0005】
112はキャリッジ部103のホームポジションを検出するためのフォトインタラプタで遮蔽板113で検出する。
図12は、図11の磁気ストライプ読み取り書き込み装置のキャリッジ部103の側面図である。
【0006】
115は磁気ヘッド102を保持するための磁気ヘッドホルダで、この磁気ヘッドホルダ115の上部に、磁気ヘッド102が回動可能に取り付けられている。116は前記磁気ヘッドホルダ115を支持するアームで、前記キャリッジ103に回転可能に支持され回転中心121を中心に回転し、その一端部に、前記磁気ヘッドホルダ115を回転可能な状態で支持し、他の一端にはローラ117が回転可能にとりつけられている。前記ローラ117はガイドカム118のガイド部に沿って移動する。
119は圧縮コイルスプリングで、キャリッジ部103の底部に形成された凹部と磁気ヘッドホルダ115との間に設けられ、磁気ヘッドホルダ115を上方に押し上げる力を加えている。
【0007】
そして、キャリッジ部103が移動すると圧縮コイルスプリング119によりローラ117がガイドカム118のガイド部118aに沿って移動し、ガイドカム118のガイド部118aの形状に従いアーム116が回転させられ、磁気ヘッド102が上下動するようになっている。119はホトセンサで駆動モータ104に取り付けられたスリットディスク120のスリットを検出して位置やその他の制御に使用する。図13はガイドカム部の形状に沿って磁気ヘッドの上下動説明する説明図で、以下に従来の磁気ストライプ読み取り書き込み装置の動作説明を行う。
【0008】
まず、図示せぬ上位の制御基板よりキャリッジ部103をホームポジションに戻す命令が発せられると、キャリッジ部103がホームポジションにきたことを検出するフォトインタラプタ113のある方向にキャリッジ部103を移動させるため駆動モータ104を回転させる。この時、キャリッジ部103がガイドカム118のガイド部118a 以外の部所に存在するならば、磁気ヘッド102は最上点に位置して矢印R方向に水平に移動し、ガイドカム118のガイド部118a の形状に沿ってアーム116に設けられたローラ117が図13に示すようなローラ117の移動奇跡を描きながらR方向に移動する。これにより磁気ヘッド102も磁気ヘッド102の移動奇跡のように圧縮コイルスプリング119に抗しながら下降をはじめる。
【0009】
さらに、キャリッジ部103を矢印R方向に移動させると、磁気ヘッド102は最下点までさがる。そしてフォトインタラプタ112をキャリッジ部103に設けた遮閉板113が遮り、フォトインタラプタ112の出力がOFFからONに変化する。この時、図示せぬ上位の制御基板は、この位置をホームポジションとして設定する。以下、このホームポジションを基準として磁気ヘッド102の駆動と信号の送受を制御する。次に、磁気データの書き込み時および読み取り時の動作の説明を行う。
【0010】
まず、データの書き込み命令が図示せぬ上位の制御基板より発せられると、駆動モータ104を回転させ、ネジの噛合いによりキャリッジ部103はガイドシャフト105・106に沿って直線移動し、キャリッジ部103が回転しないように支持された状態でなめらかに図11にて矢印F方向に摺動する。ホームポジションから矢印F方向にキャリッジ部103が移動すると、ガイドカム118のガイド部118aにより、アーム116は圧縮コイルスプリング119により回転して磁気ヘッドホルダ115を上げ始め、これにより、最下点に位置していた磁気ヘッド102は上昇をはじめる。さらに移動すると図13の如く磁気ヘッド102は最上点まで上がって安定した状態となり、図示しない媒体の磁気ストライプに圧接する。そして、この状態で所定量キャリッジ部103を移動させると、その位置から磁気データの書き込みを開始し、所定の磁気データの書き込みが終了する。
【0011】
次に読み取り時の動作について説明する。データの読み取り命令が図示せぬ上位の制御基板より発せられると、駆動モータ104が逆回転し、ネジの噛合いによりキャリッジ部103はガイドシャフト105・106に沿って直線移動し、キャリッジ部103が回転しないように支持された状態でなめらかに矢印R方向に摺動する。書き込みが終了した位置から矢印R方向にキャリッジ部103が移動して読み取りの動作が完了すると、ガイドカム118のガイド部118aにより、アーム116は圧縮コイルスプリング119に抗して回転し磁気ヘッドホルダ115を下げ始め、これにより、最上点に位置していた磁気ヘッド102は下降をはじめる。さらに移動するとアーム116は回転し磁気ヘッド102は最下点まで下がってホームポジションに戻り読み取りが終了する。
なお、書き込み、読み取り動作終了後、ホームポジションに戻り磁気ヘッド102を最下点位置に退避させるのは、磁気ヘッド102に邪魔されず媒体を次の部位へスムーズに搬送するためである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通帳の磁気ストライプの仕様は、発行元である金融機関等によって異なっている。また、近年の金融機関の合併や協業により、仕様の異なる複数種の通帳を取り扱う必要があるが、従来の技術では所定の仕様にのみ対応して、磁気ストライプの読み取り書き込みを行うため、仕様の異なる複数種の磁気ストライプに対応することができないという問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1の磁気ヘッドと、第2の磁気ヘッドと、第1・第2の磁気ヘッドを磁気ストライプに沿った方向に移動させる駆動機構と、駆動機構による第1・第2の磁気ヘッドの移動に伴い、第1・第2の磁気ヘッドをそれぞれ上下動させ磁気ストライプと接触しない位置に退避させる退避機構をそなえた磁気ストライプ読み取り書き込み装置において、第1・第2の磁気ヘッドを搭載支持するキャリジと、第1・第2の磁気ヘッドの上下動をそれぞれ案内するカム部と、カム部の形状に沿って磁気ヘッドを上下動させる機構と、第1・第2の磁気ヘッドを磁気ストライプに接する位置に移動することを阻害する阻害バーとを設け、阻害バーを第1・第2の磁気ヘッドのいずれか一方の上下動を阻害する位置に移動する。また、磁気ストライプ読み取り書き込み中は前記阻害バーの移動を不可能にし、磁気ヘッドが退避位置にある時のみ、阻害バーを移動することを可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態の詳細を図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態において、従来技術と同一の構成には同一の符号を付す。
図1は、本発明の実施の形態の要部を示す平面図である。図2は、本発明の実施の形態の要部側面図である。図3は、本発明の実施の形態のガイドカム部の形状に沿って磁気ヘッドの上下動を説明する動作説明図である。図4、図5は、本発明の実施の形態の阻害バーの動作説明図である。図6は、本発明の実施の形態の阻害バー移動時の不具合を説明する説明図である。図7、図8は、本発明の実施の形態のリミッタの動作を説明する説明図である。
【0015】
図1、図2において、1は第1の磁気ヘッド、2は第2の磁気ヘッドで通帳等の媒体に設けられた磁気ストライプに対して磁気データの読み取り書き込みを行う。3は第1の磁気ヘッド1第2の磁気ヘッド2を搭載したキャリッジ部である。4は前記キャリッジ部3を移動させるための駆動モータである。5、6はガイドシャフトで、キャリッジ部3を支持して該キャリッジ部3の移動の際の案内となる。
【0016】
7はキャリッジ部3に駆動力を伝達するためのリードネジである。このリードネジ7の両端はベアリングを介して図示せぬフレームに支持され、リードネジ7の一方の端部の先端部には被駆動歯車8が固定されており、この被駆動歯車8にアイドル歯車9、アイドル歯車9に駆動モータ4に取り付けられた駆動歯車10が噛合っている。キャリッジ部3はリードネジ7と噛合うリードブロック11が取り付けられ、リードネジ7が回転するとガイド5、6に案内され直線移動する。
12はキャリッジ部3のホームポジションを検出するためのフォトインタラプタで遮蔽板13で検出する。
【0017】
15は第1の磁気ヘッド1を保持するための第1の磁気ヘッドホルダで、16は第2の磁気ヘッド2を保持するための第2の磁気ヘッドホルダである。この磁気ヘッドホルダ15・16の上部には第1の磁気ヘッド1・第2が回動可能に取り付けられ、また、下部には第1のローラ17・第2のローラ18が回転可能にとりつけられている。19・20は第1の回転支点21・第2の回転支点22を中心に回転する第1・第2のアームで回転支点21・22の支点の反対にて前記磁気ヘッドホルダ15・16を上下方向に回動可能な状態で支持している。ローラ17・18はガイドカム23のガイド部23a・23bに沿って移動する。ガイドカム23は略コの字型に形成されその両端部にガイド部23a・23bが設けられ底部から突起部23cがのびている。
【0018】
25は阻害バーである。阻害バー25は前記第1の磁気ヘッド1と前記第2の磁気ヘッドを磁気ストライプに接する位置に移動することを阻害する阻害バーでガイドカム23の逆U字型の内側X面とY面間を移動する。25はレバーで一端は前記阻害バー24に連結され、他端はアクチュエータ29が連結され、中央部に設けられた回転支点26にて回動しアクチュエータ29の動力をリンク28を介してレバー25を回動し前記阻害バー24に伝達する。27はスプリングである。
30・31は第1・第2の圧縮コイルスプリングで、キャリッジ部3の底部に形成された第1・第2の凹部と磁気ヘッドホルダ15・16との間に設けられ、磁気ヘッドホルダ15・16を上方に押し上げる力を加えている。
【0019】
そして、キャリッジ部3が移動すると圧縮コイルスプリング30・31によりこのローラ17・18がガイドカム23のガイド部23a・23bに沿って移動する。ガイドカム23のガイド部23a・23bの形状に従い、磁気ヘッド1・磁気ヘッド2が上下動するようになっている。32はホトセンサで駆動モータ4に取り付けられたスリットディスク33のスリットを検出して位置等の制御に使用している。
34はリミッタでガイドカム23の底部の突起部23cに一端を取り付けられている。リミッタ34は板バネ材料で作られ自由端の中央部に形成された突起部34a はガイドカム23の逆U字型の内側X面とY面の間にはまり込んでいて阻害バー24の移動を不可能にしている。また、突起部34aの両側には肩部34bが設けられ、キャリッジ3がホームポジションにある時、肩部34bがキャリッジ部3に押されて変形し突起部34a が外れ阻害バー24の移動を可能にしている。
【0020】
以下に動作の説明を行う。
まず、図示せぬ上位の制御基板よりキャリッジ部3をホームポジションに戻す命令が発せられると、キャリッジ部3がホームポジションにきたことを検出するフォトインタラプタ12のある方向にキャリッジ部3を移動させるため駆動モータ4を回転させる。この時、キャリッジ部3がガイドカム23のガイド部23a・23b以外の部所に存在するならば、磁気ヘッド1および磁気ヘッド2は最上点に位置して矢印R方向に水平に移動し、ガイドカム23のガイド部23a・23bの形状に沿って磁気ヘッドホルダ15・16に設けられたローラ17・18が図3に示すようなローラ17・18の移動奇跡を描きながらR方向に移動する。これにより磁気ヘッド1・2も磁気ヘッド1・2の移動奇跡のように圧縮コイルスプリング30・31に抗しながら下降をはじめる。
【0021】
さらに、キャリッジ部3を矢印R方向に移動させると、磁気ヘッド1・2は最下点までさがる。そしてフォトインタラプタ12をキャリッジ部3に設けた遮蔽板13が遮り、フォトインタラプタ12の出力がOFFからONに変化する。この時、図示せぬ上位の制御基板は、この位置をホームポジションとして設定する。以下、このホームポジションを基準として磁気ヘッド1および磁気ヘッド2の駆動と信号の送受を制御する。
【0022】
次に、図1〜図4を用いて、磁気データの書き込み時および読み取り時の動作の説明を行う。
アクチュエータ29がOFFで阻害バー24がスプリング27によりガイドカム23の逆U字型の内側Y面に当たった状態を説明する。
データの書き込み命令が図示せぬ上位の制御基板より発せられると、駆動モータ4が回転し、ネジの噛合いによりキャリッジ部3はガイドシャフト5・6に沿って直線移動し、キャリッジ部3が回転しないように支持された状態でなめらかに矢印F方向に摺動する。ホームポジションから矢印F方向にキャリッジ部3が移動すると、第1の磁気ヘッド1は図3のように移動する。ホームポジションから矢印F方向にキャリッジ部3が移動すると、ガイドカム23のガイド部23aにより、第1の磁気ヘッドホルダ15は第1の圧縮コイルスプリング30により回転して上げ始め、これにより、最下点に位置していた第1の磁気ヘッド1は上昇をはじめる。さらに移動すると第1の磁気ヘッドホルダ15は回転し第1の磁気ヘッド1は最上点まで上がって安定した状態となり、図示しない媒体の磁気ストライプに圧接する。そして、この状態で所定量キャリッジ部3を移動させると、その位置から磁気データの書き込みを開始し、所定の磁気データの書き込みが終了する。
【0023】
また、第2の磁気ヘッド2は図4のように移動し、ホームポジションから矢印F方向にキャリッジ部3が移動すると、ガイドカム23のガイド部23bにより、第2の磁気ヘッドホルダ16は第2の圧縮コイルスプリング31により回転して上げ始め、これにより、最下点に位置していた第2の磁気ヘッド2は上昇をはじめる。さらに移動すると第2のローラ18は磁気ストライプに接する位置に移動することを阻害する阻害バー24に当接し、よって、第2の磁気ヘッド2は磁気ストライプに接する位置まで上がることが出来ない。そして、この状態で所定量キャリッジ部3を移動させても書き込みが出来ない。
【0024】
次に読み取り時の動作について説明する。
データの読み取り命令が図示せぬ上位の制御基板より発せられると、駆動モータ4が逆回転し、ネジの噛合いによりキャリッジ部3はガイドシャフト5、6に沿って直線移動し、キャリッジ部3が回転しないように支持された状態でなめらかに書き込みが終了した位置から矢印R方向に摺動する。書き込みが終了した位置から矢印R方向にキャリッジ部3が移動すると、第1の磁気ヘッド1は磁気ストライプに接しているので読み取りの動作が出来るが、第2の磁気ヘッド2は磁気ストライプに接していないので読み取りが出来ない。ガイドカム23のガイド部23aにより、第1の磁気ヘッドホルダ15は第1の圧縮コイルスプリング30に抗して下げ始め、これにより、最上点に位置していた第1の磁気ヘッド1は下降をはじめる。さらに移動すると第1の磁気ヘッドホルダ15は回転し第1の磁気ヘッド1は最下点まで下がってホームポジションに戻り読み取りが終了する。
【0025】
また、アクチュエータ29がONで阻害バー25がスプリング27に抗してガイドカム23の逆U字型の内側X面に突き当たった状態は図5に示す通りで、第1の磁気ヘッド1と第2の磁気ヘッド2の作用が逆になるだけであるので説明を省略する。
【0026】
さらに、アクチュエータ29に電流を流した状態で駆動モータ4を回転させ、第1の磁気ヘッド1側の磁気ストライプにデータを読み書きしている途中で、アクチュエータ29に流れている電流が事故等により突然切れてしまうと、図6に示すように、阻害バー24は、スプリング27の力によって矢印の方向に移動しガイドカム23のY面に当たる前に第2のローラ18に当たる。この状態で駆動モータ4が回転すると第2のローラ18の側面に阻害バー24が当たったまま移動することになり破損するおそれがある。
【0027】
そこで、図7、図8に示すように、リミッタ34を設ける。リミッタ34は板バネ材料で作られガイドカム23の底部の突起部23aに一端を固定し、自由端の中央部に形成された突起部34a はガイドカム23の逆U字型の内側X面とY面の間にはまり込んでいて阻害バー24の移動を不可能にしている。また、突起部34aの両側には肩部34bが設けられ、キャリッジ3がホームポジションにある時、肩部34bがキャリッジ部3に押されて変形し突起部34a がガイドカム23の逆U字型の内側X面とY面の間から外れ阻害バー24の移動を可能にしている。
【0028】
なを、書き込み、読み取り動作終了後、ホームポジションに戻った状態にて、磁気ヘッド1、2を最下点位置に退避させるのは、磁気ヘッド1、2に邪魔されず媒体を次の部位へスムーズに搬送するためである。また、磁気ヘッドホルダ15、16のローラ17、18が阻害バー24のZ面から離れてガイドカム23のガイド部23a,23bに移動した時、阻害バー24とローラ17、18の間には隙間Gができガイドカム23の逆U字型の内側X面とY面との間の移動を可能にする 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の磁気ヘッドの上下動を説明する動作説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の阻害バー移動時の動作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の阻害バー移動時の動作説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の阻害バー移動時の不具合を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のリミッタの動作を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施の形態のリミッタの動作を説明する説明図である。
【図9】通帳の説明図である。
【図10】従来の磁気ストライプ読み取り書き込み装置である。
【図11】図10の要部を示す平面図である。
【図12】図11の要部を示す平面図である。
【図13】ガイドカム部の形状に沿って磁気ヘッドの上下動を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 第1の磁気ヘッド
2 第2の磁気ヘッド
3 キャリッジ
15 第1の磁気ヘッドホルダ
16 第2の磁気ヘッドホルダ
17 第1のローラ
18 第2のローラ
23 ガイドカム
24 阻害バー
34 リミッタ
Claims (2)
- 第1の磁気ヘッドと、第2の磁気ヘッドと、
前記第1・第2の磁気ヘッドを磁気ストライプに沿った方向に移動させる駆動機構と、
前記駆動機構による前記第1・第2の磁気ヘッドの移動に伴い、該第1・第2の磁気ヘッドをそれぞれ上下動させ、磁気ストライプと接触しない位置に退避させる退避機構をそなえた磁気ストライプ読み取り書き込み装置において、
前記第1・第2の磁気ヘッドを搭載支持するキャリジと、
前記第1・第2の磁気ヘッドの上下動をそれぞれ案内するカム部と、
前記カム部の形状に沿って前記磁気ヘッドを上下動させる機構と、
前記第1・第2の磁気ヘッドを磁気ストライプに接する位置に移動することを阻害する阻害手段とを設け、
前記阻害手段を前記第1・第2の磁気ヘッドのいずれか一方の上下動を阻害する位置に移動することを特徴とする磁気ストライプ読み取り書き込み装置。 - 請求項1記載の磁気ストライプ読み取り書き込み装置において、
前記阻害手段の移動を制限する移動制限手段を設け、前記第1・第2の磁気ヘッドが退避位置にある時のみ該移動制限手段を解除し前記阻害手段を移動可能とすることを特徴とする磁気ストライプ読み取り書き込み装置。
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