JP2000255006A - 離型フィルム - Google Patents

離型フィルム

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JP2000255006A
JP2000255006A JP6349599A JP6349599A JP2000255006A JP 2000255006 A JP2000255006 A JP 2000255006A JP 6349599 A JP6349599 A JP 6349599A JP 6349599 A JP6349599 A JP 6349599A JP 2000255006 A JP2000255006 A JP 2000255006A
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Kiyoshi Miyagi
清 宮城
Mikio Matsuoka
幹雄 松岡
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写シートの変形が大きい場合でも、離型層
が極めて断裂しにくく美麗な仕上がりを保証する、成形
同時転写シート用の離型フィルムを提供すること。 【解決手段】 プラスチックフィルムを基材とし、該基
材の片面に熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とを混合してな
る樹脂層を離型層として形成した積層フィルムであっ
て、該樹脂層の膜厚tが、下記式 0.05(μm)≦t≦0.5(μm) を満足し、且つ、該積層フィルムを、その伸度が100
%となるよう伸張変形したとき、積層した樹脂層に生じ
る深さ0.05μm以上の凹部の数が1cm2あたり5
0個以下であることを特徴とする、成形同時転写用離型
フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形同時転写に用
いる転写シートに関し、更に詳しくは転写シートに用い
る離型フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】被転写物への転写によって図柄や金属光
沢を有する製品を製造する目的で、離型層、図柄層又は
金属薄膜模様層、及び接着層等を順次形成した転写シー
トが広く用いられている。それら転写シートを用いた転
写法としては、射出成形機やブロー成形機の金型に、接
着層が成形樹脂と接するように転写シートをセッティン
グした後、成形樹脂を射出又はブローし、冷却後金型よ
り成型品を取り出して転写後のシートを剥離する転写
法、いわゆる成形同時転写が一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成形同時転写シートの
離型層は、ワックス、脂肪酸アミド等の他、熱硬化性樹
脂からなる離型剤を塗布して離型層を形成し、次いでこ
の上に転写層、接着剤層を順次形成して転写シートを得
る方法が知られている。
【0004】 しかしながら、転写時には金型の成形部
分において転写シートが変形する。このとき、離型層に
熱硬化性樹脂を用いた従来の転写シートにおいては、転
写シートの変形が少ない場合には、離型層に用いた熱硬
化性樹脂が基材フィルムに沿った形で変形できるもの
の、転写シートの変形が大きい場合には、熱硬化性樹脂
が断裂した形で基材フィルムの上に残る。離型層の熱硬
化性樹脂が断裂すると、転写後の成型品表面の図柄や金
属薄膜模様層に、離型層に生じた断裂模様がそのまま現
れる結果となる。このように離型層に熱硬化性樹脂を用
いた従来の転写シートには、転写シートの変形が大きい
と所期の図柄や金属薄膜模様等が得られなくなる、とい
う欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この欠点
につき研究を重ねた結果、離型層に用いる樹脂として、
熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物を用いこれを基
材であるプラスチックフィルム上に積層して離型層であ
る樹脂層を形成させ、このときその樹脂層の膜厚tが
0.05(μm)≦t≦0.5(μm)となるように調
整することによって、上記欠点を解消できることを見出
した。
【0006】 加えて、転写シートの離型層の表面粗さ
Raを0.02μm以下にすることによって、転写した
図柄層や金属薄膜層の光沢を落とすことなく美麗な、高
級感のある転写模様を得ることができる、という更なる
利点も見出した。
【0007】 なおも更には、離型層の表面粗さRaを
0.02μm以下にするためには、樹脂層の膜厚tが
0.05(μm)≦t≦0.5(μm)を満足するとい
う条件下において、離型層を形成する側の基材フィルム
の表面粗さRaを0.03μm以下とすることが有利で
あることも見出した。
【0008】 すなわち本発明は、転写シートの構成に
おいて、プラスチックフィルムの片面に熱硬化性樹脂と
熱可塑性樹脂との混合物である樹脂層を離型層として形
成し、且つ該樹脂層の膜厚を0.05〜0.5μmにす
ることを特徴とする。こうすることにより、成形同時転
写に際して離型層の断裂を起こすことなく、所期の転写
模様を安定して得ることができるようになる。該樹脂層
の膜厚は、更に好ましくは、0.1〜0.3μmであ
る。成形同時転写に際して剥離層の断裂を起こさなくな
ることの実用的な目安は、本明細書中で後述するフィル
ムの100%伸張変形において、0.05μm以上の深
さを有する凹部の数が1cm2あたり50個以下に止ま
ることである。
【0009】 離型層の膜厚を上記範囲とするのが良い
のは、離型層の膜厚が0.05μm未満の場合は成形同
時転写に際して剥離性が安定せず、また0.5μmを超
えると基材フィルムの変形が100%以下でも離型層の
断裂が生じ易くなることが判明したためである。
【0010】 更に好ましくは、上記に加えて、本発明
の成形同時転写用離型フィルムは該樹脂層の表面粗さR
aが0.02μm以下であることを特徴とし、そうする
ことにより転写した図柄層や金属薄膜層の光沢を落とす
ことなく、美麗な高級感のある転写模様が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる熱硬化
性樹脂の例としては、熱硬化型のアクリル樹脂、メラミ
ン樹脂、ウレタン樹脂、エステル樹脂や、アルキド樹脂
を挙げることができる。またこれらの樹脂の混合物も用
いることができ、好ましくは、メラミン樹脂とエステル
樹脂の混合物や、メラミン樹脂とアクリル樹脂との混合
物が特に適している。
【0012】 離型層の表面粗さは、転写後の図柄及び
金属薄膜の光沢に関わる特性である。転写物において美
麗で高級感のある図柄や金属薄膜層を得るには、転写し
た図柄や金属薄膜の光沢を高くする必要があり、光沢
(「グロス」)が90%以下になるのは好ましくない。
【0013】 本発明におけるように離型層の厚みが
0.05〜0.5μmと薄い場合、基材であるプラスチ
ックフィルムの表面粗さがそのまま剥離層表面に反映し
やすいため、プラスチックフィルムの表面粗さRaは、
0.03以下とすることが好ましく、そうすることによ
り、転写した図柄や金属薄膜層に、期待した美麗で高級
感のある光沢を確保できるようになる。
【0014】 本発明において用いる熱硬化性樹脂の例
であるメラミン樹脂のうち、特に好ましい例としては、
ブチル型メラミン、エチル型メラミン、メチル型メラミ
ン、イミノ基型メラミン、イミノ型エチル基型混合メラ
ミン、ブチロール基型メラミン、エチロール基型メラミ
ン、メチロール基型メラミン等が挙げられるが、これら
に限定されない。
【0015】 また、本発明において用いる熱硬化性樹
脂の例である熱硬化性アクリル樹脂の特に好ましい例と
しては、主鎖及び/又は側鎖に水酸基、メチロール基、
エチロール基、ブチロール基、アルコキシメチル基、ア
ルコキシエチル基、アルコキシブチル基、エポキシ基、
イミノ基等を有するものが挙げられるが、これらに限定
されない。
【0016】 また本発明において用いる熱硬化性樹脂
の例として、水酸基を有するアクリレート、カルボキシ
ル基を有するアクリレートと、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート等との共
重合体が挙げられる。
【0017】 上記メラミン樹脂、アクリル樹脂以外
に、エステル樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ス
チレン樹脂、アミノ樹脂等を用いることができるが、転
写シートの剥離性を好適なものとするためにはこれらの
混合物を用いるのが適している。
【0018】 メラミン樹脂とアクリル樹脂との混合比
は、重量比でメラミン樹脂:アクリル樹脂=100:1
〜1:100の範囲でよいが、特に好ましくは100:
5〜5:100である。
【0019】 また本発明において用いる熱可塑性樹脂
としては、予め重合反応により2次元あるいは更に3次
元の長鎖高分子化された樹脂はもちろん、本発明の樹脂
層の形成に先立ち熱硬化性樹脂と混合する前において低
分子又はオリゴマー状であっても、熱硬化性樹脂との混
合行程において反応温度、反応時間等により2次元ある
いは更に3次元の高分子化合物となる樹脂であればよ
い。これらの熱可塑性樹脂としては、基本的には、熱硬
化性樹脂と混合可能なものであれば任意に選択し得る
が、なかでも芳香族ポリエステルを一成分として含有す
るポリエステル系樹脂又はポリエステルウレタン系樹脂
からなる樹脂が、優れた離型性や強度が得られやすいた
め、好ましく用い得る。
【0020】 このようなポリエステル系共重合樹脂の
例としては、酸成分がイソフタル酸、オルソフタル酸、
テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカ
ルボン酸類、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジカルボン酸、アゼライン酸等の芳香
族ジカルボン酸類、1,2−シクロヘキサンジカルボン
酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸、4−メチルヘキサヒドロ無
水フタル酸、3−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、2
−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、ジカルボキシ水素
添加ビスフェノールA、ジカルボキシ水素添加ビスフェ
ノールS、水素添加ダイマー酸、水素添加ナフタレンジ
カルボン酸、トリシクロデカンジカルボン酸などの脂環
族ジカルボン酸類と、グリコール成分として炭素数3〜
10のアルキレングリコールとからなる、ポリエステル
系共重合樹脂が挙げられる。
【0021】 本発明において好ましく用いられる炭素
数3〜10のアルキレングリコールの例としては、プロ
ピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,5
−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロ
パンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロ
パンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デ
カンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,2−シクロ
ヘキサンジメタノール等が挙げられる。
【0022】 芳香族ポリエステルを一成分として含有
するポリエステルウレタン系樹脂の例としては、上述の
ポリエステル系樹脂のようなポリエステルポリオール、
あるいは、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリヘキサ
メチレングリコール等のポリアルキレングリコール類等
のポリアルキルエーテル類や、ポリフェニレンオキサイ
ド等のポリアリールエーテル類等のポリエーテルポリオ
ールとポリイソシアネート類とを反応させることによっ
て得られるポリエステルウレタン系樹脂が挙げられる
が、ポリオール成分として上述のポリエステルポリオー
ル成分を含んでいると、芳香族ポリエステルを含むこと
となるので好ましい。ポリオール成分がポリエーテルポ
リオールのみであるポリウレタンの場合は、耐熱性が不
十分であり好ましくない。もちろん、ポリエステルポリ
オールとポリエーテルポリオールの両方をポリオール成
分としたポリウレタンであってもよい。
【0023】 上記ポリイソシアネート類としては、ト
リレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、フェニレンジイソシアネート、ビフェニルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、テ
トラメチレンジイソシアネート、ジメトキシビフェニレ
ンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ジ
メチルビフェニレンジイソシアネート、ジフェニレンジ
イソシアネート、ジイソシアネートジフェニルエーテ
ル、キシリレンジイソシアネート、ジイソシアネートメ
チルシクロヘキサン、ジイソシアネートジシクロヘキサ
ン、ジイソシアネートシクロヘキシルメタン、イソホロ
ンジイソシアネート等のジイソシアネート化合物等が挙
げられる。
【0024】 上記のポリエステルウレタン系樹脂のう
ちでも、ウレタン系プレポリマーを得、次いでこれを更
にジオール類やジアミン類等によって鎖延長したものが
より好ましく用い得る。鎖延長剤としてのジオール類と
しては、前記ジオール類のうちブタンジオール、ヘキサ
ンジオール等が、ジアミン類としてとしてエチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン等が好適であり、代表的
に用い得る。
【0025】 また、ポリウレタン系樹脂の例として
は、上記ポリエステル型ポリオール及びポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ポリヘキサメチレングリコールのよう
なポリアルキレングリコール類等のポリアルキルエーテ
ル類や、ポリフェニレンオキサイド等のポリアリールエ
ーテル類等のポリエーテル型ポリオール成分とポリイソ
シアネート類とを反応させることによって得られるポリ
ウレタン系樹脂を挙げることができる。上記ポリイソシ
アネート類の例としては、トリレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネ
ート、ビフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネー
ト、ジメトキシビフェニレンジイソシアネート、ナフタ
レンジイソシアネート、ジメチルビフェニレンジイソシ
アネート、ジフェニレンジイソシアネート、ジイソシア
ネートジフェニルエーテル、キシリレンジイソシアネー
ト、ジイソシアネートメチルシクロヘキサン、ジイソシ
アネートジシクロヘキサン、ジイソシアネートシクロヘ
キシルメタン、イソホロンジイソシアネート等のジイソ
シアネート化合物等がある。これらのうち、得られたウ
レタン系プレポリマーを更にジオール類やジアミン類等
によって鎖延長したものを、より好適に用い得る。鎖延
長剤としてのジオール類の例としては、前記のジオール
類のうちブタンジオール、ヘキサンジオール等が、ジア
ミン類の例としては、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン等が好適であり、代表的に用いられる。
【0026】 これらのうち、ポリウレタン系樹脂にお
いては、ポリオール成分としてポリエステルポリオール
成分を含んでいるポリエステルウレタン系樹脂であるこ
とが好ましい。ポリオール成分がポリエーテルポリオー
ルのみから形成されたポリエーテルポリウレタン系樹脂
である場合は、本発明の目的上、耐熱性等がポリエステ
ルポリウレタン系樹脂ほど十分ではなく、相対的には好
ましくない。
【0027】 もちろん、ポリエステルポリオールを含
むポリエステルウレタンの共重合成分として、先に挙げ
たポリエーテルポリオールを含んでいることは一向に差
し支えない。
【0028】 このような熱可塑性樹脂は、そのガラス
転移温度が−30℃〜30℃、特に−20℃〜10℃で
あることが好ましい。ガラス転移温度が−30℃より低
い場合には、離型層としての物性や耐熱性が不十分とな
り、逆に30℃より高いと離型層が脆くなり、断裂が生
じやすくなる。
【0029】上記の熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との混
合物よりなる離型層形成用樹脂の塗布膜厚は、0.05
〜0.5μmであることが好ましく、0.1〜0.3μ
mであることが更に好ましい。成形同時転写における離
型層の断裂防止効果は、従来の熱硬化性樹脂からなる離
型層に代えて熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物を
用い且つ前記所定範囲の膜厚とすることによって得られ
る。この所定範囲の膜厚とする限り、上記の熱硬化性樹
脂と熱可塑性樹脂との混合比率は適宜幅広い範囲から選
択し得るが、例えば、好ましい範囲としては、重量比で
熱硬化性樹脂:熱可塑性樹脂=80:20〜20:8
0、更に好ましい範囲としては、60:40〜40:6
0である。
【0030】 本発明において基材として使用するプラ
スチックフィルムとしては、特に制限はなく、例えばポ
リオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミ
ド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリレ
ート等からなる様々なプラスチックフィルムを使用する
ことができるが、これらのうちでも特に好ましいのは、
ポリエステル系フィルムである。
【0031】 これらのフィルムの厚みにも特に制限は
ないが、成形同時転写用としての一般的な強度特性を確
保する意味から、好ましくは1μm以上であればよく例
えば1〜5000μmの範囲のもの、より好ましくは5
μm以上であればよく例えば5〜500μmの範囲のも
のが推奨される。
【0032】 プラスチックフィルム層として好適に使
用されるポリエステルの例としては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレート又はこれらの樹脂の構成モノ
マー成分を主成分とする共重合体が用いられるが、なか
でもポリエチレンテレフタレートが特に好適である。
【0033】 共重合体を用いる場合、そのジカルボン
酸成分としては、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジ
カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
及び2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカル
ボン酸、トリメリト酸及びピロメリト酸等の他官能カル
ボン酸等が用いられる。またグリコール成分としては、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−
ブタンジオール、プロピレングリコール及びネオペンチ
ルグリコール等の脂肪族グリコール;p−キシレングリ
コール等の芳香族グリコール;1,4−シクロヘキサン
ジメタノール等の脂環族グリコール;平均分子量が15
0−20000のポリエチレングリコール等が用いられ
る。
【0034】 好ましい共重合体の比率は20%未満で
ある。20%以上になるとフィルム強度、透明性、耐熱
性が劣る場合がある。
【0035】 なお、上記ポリエステル系樹脂には、各
種の添加剤が含まれていてもよい。そのような添加剤の
例としては、帯電防止剤、UV吸収剤、安定剤等が挙げ
られる。
【0036】 また、ポリエステル系基材フィルムの樹
脂ペレットの固有粘度は、0.45〜0.70の範囲で
あることが好ましい。固有粘度が0.45よりも低い
と、耐引き裂き性を向上させるという本発明の効果を弱
める一方、0.70より大きいと濾圧上昇が大きくな
り、高精度濾過が困難となるためである。
【0037】 熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の混合物の
塗布の方法としては、例えばグラビアコート、グラビア
リバースコート、リバースコート、ナイフコート、コン
マドクターコートが可能である。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、本発明がこれら実施例に限定されることは
意図しない。
【0039】 以下、本発明において用いた評価方法に
ついて説明する。
【0040】(1)樹脂層の膜厚(t) フィルム表面の塗布量を固形分換算(A:g/m2)し、積
層する樹脂の比重を1g/cm3とすると、樹脂層の膜
厚(t)はA(μm)で表される。
【0041】(2)100%伸度でのサンプル作成 JIS C−2318の測定法に従い、幅15mm、長
さ240mmの試験片をとり、万能引張試験機 TMI RTM
100(東洋ボールドウィン(株)製)のつかみの間隔を
100mmとし、試験片をこのつかみに取り付け、1分
間に200mmの速さで引張り、100%の伸度まで変
形させた。
【0042】(3)フィルムの凹凸の高さ及び深さの測
定 非接触式三次元粗さ計(マイクロマップ社製 550)
を使用して測定する。上記の100%伸度を与えた後に
採取したサンプルの熱硬化性樹脂の表面を観察して上記
非接触式三次元粗さ計でフィルム面に対して垂直方向か
ら観察したときの大きさ、並びに高さ及び深さを測定し
た。熱硬化性樹脂の断裂によって生じる凹部の深さを測
定する。これらのうち深さ0.05μm以上の凹部を形
成している断裂の個数を計測し、1cm2あたりの個数
を求めた。
【0043】(4)表面粗さRa フィルム試料を適当な大きさに切り取って、Al蒸着を
行い、非接触三次元粗さ計(マイクロマップ社製 55
0)で、フィルム面に対して垂直方向から観察する。測
定は、1/2インチのCCDカメラを用い、対物レンズ
は×10を用いて、607μm×462μmの測定領域
で表面粗さRaを求めた。このようにして求めた5点の
値を平均してフィルム試料の表面粗さRa(μm)とし
た。
【0044】(5)グロス JIS K7105の測定法に従い、100×100m
mの大きさの試験片をとり、光沢計(グロスメーター
モデル1001DP(日本電色工業(株)製))を用いて60
度鏡面光沢度を測定した。
【0045】(6)ガラス転移点温度 ガラス転移点温度示差走査熱量計(DSC)(高性能示
差走査熱量計 DSC-10A(リガク(株)製))を用いて、
20℃/分の昇温速度で測定した。サンプルとして、試
料5mgをアルミニウム押え蓋型容器に入れ、クリンプ
して用いた。
【0046】<実施例1> 合成例(A):攪拌機、コンデンサー及び温度計を備え
た反応容器に、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸1
22重量部、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸50
重量部、ネオペンチルグリコール156重量部、1,6
−ヘキサンジオール414重量部、テトラブチルチタネ
ート0.255重量部を仕込み、160℃から250℃
まで4時間かけてエステル化反応を行った。次いで系内
を50分かけて5mmHgまで徐々に減圧し、更に0.
3mmHg以下の真空下、260℃にて60分間重縮合
反応を行った。得られた共重合体ポリエステル(A)
は、NMR等による組成分析の結果、酸成分がモル比で
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸/1,2−シクロ
ヘキサンジカルボン酸=71/29であり、グリコール
成分がモル比でネオペンチルグリコール/1,6−ヘキ
サンジオール=25/75であった。またガラス転移温
度は7℃であった。
【0047】 こうして得られた共重合ポリエステル
(A)3重量部、トルエン/メチルエチルケトン(比
率:6/4)27重量部とメチル化メラミン樹脂(住友
化学工業:スミマールM−100)6.3重量部、ステ
アリン酸変性アルキッド樹脂0.7重量部を、トルエン
/メチルエチルケトン(比率:6/4)63重量部に溶
解させて調製した固形分5重量%の塗布液(塗布液A)
を、厚さ38μm、表面粗さRaが0.025の二軸配
向ポリエステルフィルムの片面にグラビアコート法にて
塗布した。コート後、乾燥、熱硬化させ、樹脂層の膜厚
0.2μmのフィルムを得た。
【0048】<実施例2> 合成例(B):1,4−シクロヘキサンジカルボン酸の
代わりにイソフタル酸、及び1,2−シクロヘキサンジ
カルボン酸の代わりにオルソフタル酸を用いた以外は実
施例1と同様の方法で重合反応を行った。得られた共重
合ポリエステル(B)は、NMR等による組成分析の結
果、酸成分がモル比でイソフタル酸/オルソフタル酸=
71/29であり、グリコール成分がモル比でネオペン
チルグリコール/1,6−ヘキサンジオール=25/7
5であった。またガラス転移温度は10℃であった。
【0049】 こうして得られたポリエステル(B)5
重量部、トルエン/メチルエチルケトン(比率:6/
4)45重量部とメチル化メラミン樹脂(住友化学工
業:スミマールM−100)4.5重量部、ステアリン
酸変性アルキッド樹脂0.5重量部を、トルエン/メチ
ルエチルケトン(比率:6/4)45重量部に溶解させ
て調製した固形分5重量%の塗布液(塗布液B)を、厚
さ38μm、表面粗さRaが0.025の二軸配向ポリ
エステルフィルムの片面にグラビアコート法にて塗布し
た。コート後、乾燥、熱硬化させ、樹脂層の膜厚0.2
μmのフィルムを得た。
【0050】<実施例3>熱硬化させた樹脂層の膜厚が
0.4μmとなるように調整した以外は、実施例1同様
の材料及び方法により、同様のフィルムを得た。
【0051】<実施例4>熱硬化させた樹脂層の膜厚が
0.4となるように調整した以外は、実施例2と同様の
材料及び方法により、同様のフィルムを得た。
【0052】<実施例5>用いた二軸配向ポリエステル
フィルムの表面粗さRaを0.011μmとした以外
は、実施例1と同様の材料及び方法により、同様のフィ
ルムを得た。
【0053】<実施例6>塗布液として、メチル化メラ
ミン樹脂(三井サイテック社製:サイメル)6重量部、
アクリル樹脂(三菱レーヨン社製:ダイヤナール)3重
量部、ステアリン酸変性アルキッド樹脂1重量部を、ト
ルエン/メチルエチルケトン(比率:6/4)90重量
部に溶解させて調製した固形分5重量%の塗布液(塗布
液C)を用いた以外は、実施例1と同様の方法でフィル
ムを得た。
【0054】<比較例1>熱硬化させた樹脂層の膜厚が
0.6μmとなるように調整した以外は、実施例1と同
様の材料及び方法により、類似のフィルムを得た。
【0055】<比較例2>用いた二軸配向ポリエステル
フィルムの表面粗さRaを0.041μmとした以外
は、実施例1と同様の材料及び方法により類似のフィル
ムを得た。
【0056】<比較例3>用いた二軸配向ポリエステr
フィルムの表面粗さRaを0.041とし、熱硬化させ
た樹脂層の膜厚が0.6μmとなるように調整した以外
は、実施例1と同様の材料及び方法により、類似のフィ
ルムを得た。
【0057】<比較例4>塗布液Bを用い熱硬化性樹脂
の膜厚が0.6μmとなるように調整した以外は、実施
例2と同様の材料及び方法により、類似のフィルムを得
た。
【0058】<比較例5>塗布液Bを用い熱硬化性樹脂
の膜厚が0.6μmになるように調整した以外は、実施
例5と同様の材料及び方法により、類似のフィルムを得
た。
【0059】<比較例6> 合成例(C):酸成分として、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸及び1,2−シクロヘキサンジカルボン酸
の代わりに、イソフタル酸、テレフタル酸及びセバシン
酸を所要量用い、グリコール成分として、ネオペンチル
グリコール及び1,6−ヘキサンジオールの代わりに、
エチレングリコール及びネオペンチルグリコールを所要
量用いた以外は、実施例1と同様の方法により、共重合
ポリエステル(C)を得た。NMR等による組成分析の
結果、酸成分はモル比でイソフタル酸/テレフタル酸/
セバシン酸=45/45/10であり、グリコール成分
はモル比でエチレングリコール/ネオペンチルグリコー
ル=55/45であった。またガラス転移温度は45℃
であった。
【0060】 こうして得られた共重合ポリエステル
(C)5重量部、トルエン/メチルエチルケトン(比
率:6/4)45重量部とメチル化メラミン樹脂(住友
化学工業:スミマールM−100)4.5重量部、ステ
アリン酸変性アルキッド樹脂0.5重量部を、トルエン
/メチルエチルケトン(比率:6/4)45重量部に溶
解させて調製した固形分5重量%の塗布液(塗布液D)
を、厚さ38μm、表面粗さRaが0.025の二軸配
向ポリエステルフィルムの片面にグラビアコート法にて
塗布した。コート後、乾燥、熱硬化させ、樹脂層の膜厚
0.2μmのフィルムを得た。
【0061】<評価結果>上記各実施例及び比較例につ
いての評価結果を次の表1にまとめて示す。
【0062】
【表1】
【0063】 表1を参照して、実施例1〜6では、比
較例1〜6とは対照的に、成形同時転写離型面の表面粗
さRa、100%変形時の凹部の個数及びグロスの全て
において優れた性能が達成され、特に100%変形時の
凹部の個数が何れも0であった。個々のデータを見る
と、0.6μmという厚い塗布膜を有する比較例1にお
いて100%変形時に凹部が発生しその個数が155個
/cm2に達したのに対して、塗布膜厚が0.2μmで
他の条件が同一の実施例1では、100%変形時におけ
る凹部の発生が見られない。
【0064】 また、表面粗さRa0.041のフィル
ムを用いた比較例2において成形同時転写離型面の表面
粗さRaが0.022μmと増大し、グロスも83と低
下しているのに対して、表面粗さRa0.25のフィル
ムを用い他の条件は同一である実施例1では、成形同時
転写離型面の表面粗さRaが0.016と低く押さえら
れ、グロスについても93と十分高い値が達成されてい
る。
【0065】 また、表面粗さRa0.041のフィル
ムを用い且つ塗布膜厚を0.6と厚くした比較例3にお
いては成形同時転写離型面の表面粗さRaは好ましい範
囲に入ったものの、100%変形時に凹部が発生しその
個数は137個/cm2に達する結果となった。これに
対し、フィルム表面粗さRaを0.25μm、塗布膜厚
を0.2μmとした以外は同一条件の実施例1では、成
形同時転写離型面の表面粗さRaを0.016と低く維
持しつつ100%変形時にも凹部の発生をなくすことに
成功している。
【0066】 また、塗布膜厚を0.6と厚くした比較
例4において100%変形時に凹部が発生しその個数が
161個/cm2に達したのに対し、塗布膜厚が0.2
μmで他の条件が同一の実施例2では100%変形時に
も凹部の発生は見られなかった。
【0067】 また、塗布膜厚を0.6と厚くした比較
例5においても、100%変形時に凹部が発生しその個
数が173個/cm2に達したのに対し、同一の表面粗
さのフィルムを用い塗布膜厚が0.2μmである実施例
5では、100%変形時にも凹部の発生は見られなかっ
た。
【0068】 また比較例6からは、過度に高いガラス
転移温度を有する熱可塑性樹脂を用いるのは避けるべき
であることが分かる。
【0069】
【発明の効果】本発明による、離型層として熱硬化性樹
脂と熱可塑性樹脂との混合物の所定膜厚の層を備えた離
型フィルムを用いて得られる転写シートは、転写時の金
型の成形部分において大きく変形したときも、離型層の
樹脂が断裂せずにすむため、様々な転写条件下において
確実かつ美麗に転写を行うことが可能となる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA02 AA03 AA11 AA43 AA86 AE19 AF16 AH06 BA02 BB02 BC02 BC12 BC16 BC17 4F100 AK01A AK01B AK36B AK41A AK42B AK42K AL05B AL06B BA02 BA07 BA10A BA10B BA15 CC00B EJ38A GB90 JA05B JA20B JB13B JB16B JK08 JK15 JL14B JN21 YY00 YY00B 4J002 BG04W CC18W CF01W CF03W CF03X CK02W CK03X GJ00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムを基材とし、該基
    材の片面に熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とを混合してな
    る樹脂層を離型層として形成した積層フィルムであっ
    て、該樹脂層の膜厚tが、下記式 0.05(μm)≦t≦0.5(μm) を満足し、且つ、該積層フィルムを、その伸度が100
    %となるよう伸張変形したとき、積層した樹脂層に生じ
    る深さ0.05μm以上の凹部の数が1cm2あたり5
    0個以下であることを特徴とする、成形同時転写用離型
    フィルム。
  2. 【請求項2】 該樹脂層の表面粗さRaが下記式 Ra≦0.02(μm) を満足することを特徴とする、請求項1の成形同時転写
    用離型フィルム。
  3. 【請求項3】 該プラスチックフィルムとして、該樹脂
    層を形成する側における該樹脂層形成前の該プラスチッ
    クフィルムの表面粗さRaが、下記式 Ra≦0.03(μm) を満足するものを使用していることを特徴とする、請求
    項1又は2の成形同時転写離型フィルム。
  4. 【請求項4】 該熱可塑性樹脂のガラス転移温度が30
    ℃以下であることを特徴とする、請求項1ないし3の何
    れかの成形同時転写離型フィルム。
  5. 【請求項5】 該プラスチックフィルムが二軸延伸ポリ
    エステルフィルムであることを特徴とする、請求項1な
    いし4の何れかの成形同時転写用離型フィルム。
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