JP2000280408A - 離型フィルム - Google Patents

離型フィルム

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JP2000280408A
JP2000280408A JP8728799A JP8728799A JP2000280408A JP 2000280408 A JP2000280408 A JP 2000280408A JP 8728799 A JP8728799 A JP 8728799A JP 8728799 A JP8728799 A JP 8728799A JP 2000280408 A JP2000280408 A JP 2000280408A
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Kiyoshi Miyagi
清 宮城
Mikio Matsuoka
幹雄 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形同時転写シート用として好適な離型フィル
ムであって、転写する図柄や金属薄膜模様が、正確かつ
明瞭に転写でき、また、光沢を落とすことなく美麗な高
級感のある転写模様が得られる離型フィルムを提供する
こと。 【解決手段】厚さ5μm以上のプラスチックフィルムを
基材とし、該基材の片面に熱硬化性樹脂層を形成した積
層フィルムからなり、該熱硬化性樹脂層の厚さが0.0
5〜0.5μmであり、および該積層フィルムを70%
引張り変形した後の該熱硬化性樹脂層の表面に形成され
る、深さ0.05μm以上の凹部が50個/cm2以下
である離型フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写シートなどに使
用される離型フィルムに関し、詳しくは、成形同時転写
シートに使用される離型フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】表面に図柄や金属光沢を有する成形品を
製造する際、図柄などを被転写物(成形品)に転写する
転写シートが広く用いられている。この転写シートは、
例えば、プラスチックフィルムの基材上に、離型層、図
柄層または金属薄膜模様層、および接着層などを順次積
層形成したものである。
【0003】この転写シートを使用して転写を行う方法
として、成形時に同時に転写を行う方法(「成形同時転
写」)が一般的に用いられている。成形同時転写は、転
写シートを、射出成形機やブロー成型機等の金型に、転
写シートの接着層が成形樹脂と接する用にセッティング
し、成形樹脂を射出し、冷却後に金型より成形品を取り
出し、転写後のシートを剥離するものである。
【0004】この成形同時転写に使用する転写シート
は、例えば、離型層として、ワックス、脂肪酸アミド等
の他、熱硬化性樹脂からなる離型剤を用い、これらを基
材上に塗布して離型層を形成して離型フィルムを作製
し、次いで、この上に転写層、接着層を順次積層形成し
て得られる。
【0005】ところで、成形同時転写では、成形時(転
写時)に、金型の成形部分において転写シートが変形す
る。離型層に熱硬化性樹脂を用いた転写シートの場合、
成形同時転写時の転写シートの変形が小さいときは、離
型層の熱硬化性樹脂は基材のプラスチックフィルムに沿
った形で変形するが、転写シートの変形が大きいと、そ
の変形に追従できず、離形層の熱硬化性樹脂が部分的に
切断された状態になる。このように、離型層の熱硬化性
樹脂が部分的に切断された状態になると、転写後の図柄
や金属薄膜模様に、離型層の熱硬化性樹脂に生じた切断
の模様がそのまま現れ、所望の図柄や金属薄膜模様が得
られないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであり、その目的とするところは、成形
同時転写シート用として好適な離型フィルムであって、
成形同時転写シート用として使用した場合、転写する図
柄や金属薄膜模様が、正確かつ明瞭に転写でき、また、
光沢を落とすことなく美麗な高級感のある転写模様が得
られる離型フィルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の離型フィルム
は、厚さ5μm以上のプラスチックフィルムを基材と
し、該基材の片面に熱硬化性樹脂層を形成した積層フィ
ルムからなり、該熱硬化性樹脂層の厚さが0.05〜
0.5μmであり、および該積層フィルムを70%引張
り変形した後の該熱硬化性樹脂層の表面に形成される、
深さ0.05μm以上の凹部が50個/cm2以下であ
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0008】一実施態様として、上記離型フィルムの熱
硬化性樹脂層の表面粗さRaは0.02μm以下であ
る。
【0009】一実施態様として、上記離型フィルムの基
材の熱硬化性樹脂層を積層する側の表面粗さRaは0.
03μm以下である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を具体
的に説明する。
【0011】本発明の離型フィルムは、積層フィルムを
70%引張り変形した後の熱硬化性樹脂層の表面に形成
される、深さ0.05μm以上の凹部が50個/cm2
以下であり、好ましくは30個/cm2以下である。
【0012】この深さ0.05μm以上の凹部が50個
/cm2より多いと、転写された図柄などへの、熱硬化
性樹脂層に生じた切断の模様の影響が大きく、所望の図
柄などが得られにくくなり、好ましくない。
【0013】熱硬化性樹脂層の厚さは0.05〜0.5
μmであり、好ましくは0.1〜0.3μmである。こ
の熱硬化性樹脂層の厚さが0.05μm未満の場合は、
成形同時転写後のフィルムの離型性が安定せず、好まし
くない。また、0.5μmを越える場合は、成形同時転
写時の熱硬化性樹脂層の切断の発生が多く、このため、
転写された図柄などへの、熱硬化性樹脂層に生じた切断
の模様の影響が大きく、所望の図柄などが得られにくく
なり、好ましくない。
【0014】熱硬化性樹脂層の表面粗さRaは0.02
μm以下が好ましく、さらに好ましくは0.01μm以
下である。
【0015】転写により美麗で高級感のある図柄や金属
薄膜層を得るには、転写された図柄や金属薄膜の光沢を
高くする必要があり、転写された金属薄膜の光沢(グロ
ス)は90%以下になると好ましくない。熱硬化性樹脂
層の表面粗さは、転写後の図柄および金属薄膜の光沢に
影響する。熱硬化性樹脂層の表面粗さRaが0.02μ
mを越えると、転写された図柄などの光沢が低下し、好
ましくない。
【0016】本発明の離型フィルムは、基材の熱硬化性
樹脂層を積層する側の表面粗さRaが0.05μm以下
が好ましく、さらに好ましくは0.03μm以下であ
る。
【0017】基材の熱硬化性樹脂層を積層する側の表面
粗さRaを0.05μm以下にすることは、熱硬化性樹
脂層の表面粗さRaを0.02μm以下にすることに有
効である。特に熱硬化性樹脂層の厚さが小さいと、基材
の表面粗さが熱硬化性樹脂層の表面に影響しやすい。
【0018】このため、基材の熱硬化性樹脂層を積層す
る側の表面粗さRaが0.05μmを越えると、転写さ
れた図柄などの光沢が低下し、好ましくない。
【0019】熱硬化性樹脂層を形成する熱硬化性樹脂と
しては、熱硬化型のメラミン樹脂、アクリル樹脂、ウレ
タン樹脂、エステル樹脂、アルキッド樹脂、スチレン樹
脂、アミノ樹脂などに硬化剤および触媒を添加した樹脂
が挙げられる。この熱硬化性樹脂を基材上に塗布し加熱
硬化して熱硬化性樹脂層を形成することができる。
【0020】メラミン樹脂としては、ブチル基型メラミ
ン、エチル基型メラミン、メチル基型メラミン、イミノ
基型メラミン、イミノ基型エチル基型混合メラミン、ブ
チロール基型メラミン、エチロール基型メラミン、メチ
ロール基型メラミン、等が挙げられる。
【0021】また、アクリル樹脂としては、主鎖または
側鎖に、水酸基、メチロール基、エチロール基、ブチロ
ール基、アルコキシメチル基、アルコキシエチル基、ア
ルコキシブチル基、エポキシ基、イミノ基等を有する物
が挙げられ、例えば、水酸基を有するアクリレート、ま
たはカルボキシ基を有するアクリレートと、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、またはブチルメタ
クリレート等との共重合体が挙げられる。
【0022】また、熱硬化性樹脂は、上記熱硬化性樹脂
の混合物も好ましく用いられ、特に、転写シートの離型
性を好適なものにするために、熱硬化性樹脂の混合物を
用いるのが良い。特に、メラミン樹脂とアクリル樹脂の
混合物や、メラミン樹脂とエステル樹脂の混合物が好ま
しい。
【0023】メラミン樹脂とアクリル樹脂の混合比は、
重量比でメラミン樹脂:アクリル樹脂=100:1〜
1:100、特に100:5〜5:100が好ましい。
【0024】また、メラミン樹脂とエステル樹脂の混合
比は、重量比でメラミン樹脂:エステル樹脂=100:
1〜1:100、特に100:5〜5:100が好まし
い基材のプラスチックフィルムへの熱硬化性樹脂の塗布
の方法としては、グラビヤコート、グラビヤリバースコ
ート、リバースコート、ナイフコート、コンマドクター
コートなどが挙げられる。
【0025】基材のプラスチックフィルムの厚みは、離
型フィルムとしての強度を確保する点から、好ましくは
5〜5000μm、より好ましくは5〜500μmの範
囲である。
【0026】基材のプラスチックフィルムとしては、特
に限定はされないが、例えばポリオレフィン、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリメタクリレート等からなるプラスチッ
クフィルムが挙げられる。これらの中で特に好ましいの
は、ポリエステルフィルムである。
【0027】ポリエステルフィルムとしては、使用され
るポリエステルポリマーとして、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタレート、またはこれらのポリエステルの
構成成分を主成分とし共重合成分を用いた共重合体が挙
げられる。この中でもポリエチレンテレフタレートが特
に好適である。
【0028】ポリエステルポリマーに共重合体を用いる
場合、共重合成分としては、ジカルボン酸成分として、
アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸、また
はテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、および2,
6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、
またはトリメリット酸及びピロメリット酸等の3価以上
の多価カルボン酸等が用いられる。また、グリコール成
分として、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、プロピレングリコールお
よびネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール、ま
たはp−キシレングリコール等の芳香族グリコール、ま
たは1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グ
リコール、または平均分子量が150〜20000のポ
リエチレングリコール等が用いられる。
【0029】ポリエステルポリマーの共重合体における
共重合の比率は、好ましくは20モル%未満である。さ
らに好ましくは15モル%未満である。共重合の比率が
20モル%以上の場合は、フィルムの強度、透明性、耐
熱性が低下するため、好ましくない。
【0030】また、ポリエステルポリマーには、各種の
添加剤が含有されていても良い。添加剤としては、例え
ば、無機系滑剤、有機系滑剤、帯電防止剤、UV吸収
剤、着色剤、消泡剤、安定剤、および酸化防止剤等が挙
げられる。
【0031】また、ポリエステルフィルムの製造に用い
られるポリエステルポリマーの原料ペレットの固有粘度
は、0.45から0.70の範囲が好ましく、0.50
から0.65の範囲がさらに好ましい。固有粘度が0.
45よりも低いと、フィルムの耐引き裂き性が悪化し、
固有粘度が0.70より高いと、製膜時の濾圧上昇が大
きくなり高精度濾過が困難となり好ましくない。
【0032】ポリエステルフィルムとしては、未延伸フ
ィルム、一軸延伸フィルム、または二軸延伸フィルムを
用い得るが、この中でも二軸延伸フィルムが好ましい。
【0033】ポリエステルフィルムの製造は、通常の方
法で、例えば以下のように行える。
【0034】原料ポリマーペレットをホッパードライヤ
ー、パドルドライヤー等の乾燥機、または真空乾燥機を
用いて乾燥し、200〜300℃の温度で溶融しフィル
ム状に押し出す。押し出しに際してはTダイ法、チュー
ブラー法等、既存の任意の方法を採用して構わない。押
し出し後、急冷して未延伸フィルムを得る。
【0035】次に、必要により、得られた未延伸フィル
ムを、ポリエステルのTg−5℃以上、ポリエステルの
Tg+15℃未満の温度で、縦方向および/または横方
向に延伸する。延伸倍率は、縦方向、横方向についてそ
れぞれ、3.0倍以上、好ましくは3.5倍以上であ
る。
【0036】次に、必要により、70〜100℃の温度
で熱処理する。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これら
の実施例に限定されるものではない。
【0038】評価方法は下記の通りである。
【0039】(1)70%引張り変形のフィルムサンプ
ル作製 JIS C 2318の引張試験の方法に準じて、幅1
5mm、長さ240mmの試験片を用い、試験機のつか
みの間隔を100mmとし、試験片をこのつかみに取り
付け、1分間に200mmの速さで引張り、70%の伸
度まで引張り変形させて作製した。
【0040】(2)熱硬化性樹脂層表面の凹部の深さ 上記で作製した70%引張り変形のフィルムサンプルの
熱硬化性樹脂層表面について、非接触式三次元粗さ計
(マイクロマップ社製550)を使用し、フィルム面に
対して垂直方向の表面粗さを測定し、熱硬化性樹脂層が
切断した凹部について、深さ0.05μm以上の凹部の
1cm2当りの個数を算出した。測定サンプル数は10
とした。
【0041】(3)表面粗さRa フィルム試料を適当な大きさに切り取って、フィルム表
面および熱可塑性樹脂層の表面にAl蒸着を行い、非接
触式三次元粗さ計(マイクロマップ社製550)で、フ
ィルム面に対して垂直方向から観察する。測定は、1/
2インチのCCDカメラを用い、対物レンズは×10を
用いて、607μm×462μmの測定領域で表面粗さ
Raを求めた。このようにして求めた5点の値を平均し
てフィルム試料の表面粗さRa(μm)とした。
【0042】(4)転写成形サンプルの作製 熱硬化性樹脂層を形成した離型フィルムに、転写層(昭
和インク工業所製 スウェードインキNo.2)(厚さ
30μm)、接着層(昭和インク工業所製 HS−32
グレー)(厚さ5μm)を積層した転写シートを作製し
た。この転写シートを用い、ABS樹脂の試験片(10
0×100×2mm)を溶融温度250℃で射出成形し
て、成形同時転写を行い、転写成形サンプルを得た。
【0043】(5)グロス(光沢度) 上記で作製した転写成形サンプルについて、JIS K
7105の測定法に従い、光沢度計を用いて、60度
鏡面光沢度を測定した。
【0044】(実施例1)メチル化メラミン樹脂(住友
化学工業:スミマールM−100)9重量部、ステアリ
ン酸変性アルキッド樹脂1重量部を、トルエン/メチル
エチルケトン(6/4体積比)90重量部に溶解させ
て、固形分5重量%の塗布液(塗布液A)を調製した。
この塗布液を、厚さ25μm、表面粗さRaが0.02
5μmの二軸延伸ポリエステルフィルムの片面にグラビ
ヤコート法にて塗布した。塗布後、乾燥し、熱硬化さ
せ、熱硬化性樹脂層の厚さが0.2μmの離型フィルム
を得た。
【0045】(実施例2)熱硬化性樹脂層の厚さを0.
4μmとした以外は、実施例1と同様の方法でフィルム
を得た。
【0046】(実施例3)二軸延伸ポリエステルフィル
ムの表面粗さRaを0.011μmとした以外は、実施
例1と同様の方法でフィルムを得た。
【0047】(実施例4)塗布液として、メチル化メラ
ミン樹脂(三井サイテック社製:サイメル)6重量部、
アクリル樹脂(三菱レーヨン社製:ダイヤナール)3重
量部、ステアリン酸変性アルキッド樹脂1重量部を、ト
ルエン/メチルエチルケトン(6/4体積比)90重量
部に溶解させて調製した固形分5重量%の塗布液(塗布
液B)を用いた以外は、実施例1と同様の方法でフィル
ムを得た。
【0048】(比較例1)熱硬化性樹脂層の厚さを0.
6μmとした以外は、実施例1と同様の方法でフィルム
を得た。
【0049】(比較例2)二軸延伸ポリエステルフィル
ムの表面粗さRaを0.041μmとした以外は、実施
例1と同様の方法でフィルムを得た。
【0050】(比較例3)二軸延伸ポリエステルフィル
ムの表面粗さRaを0.041μmとし、熱硬化性樹脂
層の厚さを0.6μmとした以外は、実施例1と同様の
方法でフィルムを得た。
【0051】(比較例4)熱硬化性樹脂層の厚さを0.
6μmとした以外は、実施例4と同様の方法でフィルム
を得た。
【0052】実施例1〜4および比較例1〜4で得られ
たフイルムの評価結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、成形同時転写シート用
に好適な離型フィルムが得られる。本発明の離型フィル
ムは、成形同時転写シート用として使用する場合、転写
する図柄や金属薄膜模様が、正確かつ明瞭に転写でき、
また、光沢を落とすことなく美麗な高級感のある転写模
様が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B005 EA01 EA04 EB01 EC12 FB03 FC02X FC06X FC08X FC09X FD01X FD10X FE04 FG04X GA06 GB01 4F100 AK01A AK01B AK36 AK36K AK41A AK44 AK44K BA02 BA31 DD05B DD07A GB90 JB13B JK02B JK08B JL00 JL14 YY00A YY00B 4F202 AD10 CA11 CB01 CB19 CM73 CM74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ5μm以上のプラスチックフィルムを
    基材とし、該基材の片面に熱硬化性樹脂層を形成した積
    層フィルムからなり、該熱硬化性樹脂層の厚さが0.0
    5〜0.5μmであり、および該積層フィルムを70%
    引張り変形した後の該熱硬化性樹脂層の表面に形成され
    る、深さ0.05μm以上の凹部が50個/cm2以下
    である離型フィルム。
  2. 【請求項2】前記熱硬化性樹脂層の表面粗さRaが0.
    02μm以下である請求項1に記載の離型フィルム。
  3. 【請求項3】前記基材の前記熱硬化性樹脂層を積層する
    側の表面粗さRaが0.05μm以下である請求項1ま
    たは2に記載の離型フィルム。
  4. 【請求項4】前記基材がポリエステルフィルムである請
    求項1〜3のいずれかに記載の離型フィルム。
  5. 【請求項5】成形同時転写用離型フィルムである請求項
    1〜4のいずれかに記載の離型フィルム。
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