JP2000249239A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JP2000249239A JP11056158A JP5615899A JP2000249239A JP 2000249239 A JP2000249239 A JP 2000249239A JP 11056158 A JP11056158 A JP 11056158A JP 5615899 A JP5615899 A JP 5615899A JP 2000249239 A JP2000249239 A JP 2000249239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端側において供給流体の向きを変更し且つ
該向きの変更よる供給特性の減少を回避したバルブの提
供。 【解決手段】 出口側Bbに逆流を防止する弁体31が
設けてある筒状のバルブBであって、該バルブBの取付
けられるタンクAの取付け孔2の外方から前記出口側B
bを先にして該バルブBに備えられている外周鍔12を
該タンクA面に当接するように差し入れ且つ該外周鍔1
2を該タンクAに溶着して用いるように構成してあり、
且つ、該バルブBにおける出口側Bb部の先端部が、当
該バルブBによって案内される流体Cの流れの向きを変
える筒壁部23’を備えており、しかも、前記出口側開
口24が入口側開口19よりも大きい開口面積となるよ
うに該バルブBにおける前記筒壁部23’に案内される
流体Cの流れの向きと斜めに交差する向きの開口24と
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタンクに備えられ
る逆流防止機能を備えたバルブ、特に、案内される流体
を、その流体の流れの向きを出口側において変えると共
に、この流れの変更に伴う流体の供給能力の減少を回避
するバルブの提供、並びに、タンクに対して溶着一体と
して用いられるプラスチック製のバルブにあって、弁体
による弁座の安定な閉止をなし得るようにしたバルブの
提供に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクにおける燃料の供給
口部分に、給油時などにおいて、この燃料タンク側から
ガソリンなどが逆流しないように、流体の逆流防止手段
を備えたバルブを設けるようにしている。
【0003】かかるバルブ100は、このバルブ100
の備えられる燃料タンク120がプラスチック製である
場合、図16において示されるように、このバルブ10
0を、その中間部分に環状の外周鍔103を備えた筒状
のプラスチック製のものとし、この外周鍔103の前後
を挿入筒部101、及びフィラーホース130取付け筒
部102とし、この挿入筒部101の先端開口を、該挿
入筒部の中心線に直交する向きの開口とし、この開口の
開口端面を弁座として該弁座に板状弁体105が鉛直の
向きに押し当てられるように設けた構成とし、この挿入
筒部101を、当該燃料タンク120に設けた取付け孔
121に対して水平の向きに差し込むと共に、前記外周
鍔103を当該燃料タンク120の取付け孔121の周
壁122部分に当接溶着するように構成したものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
バルブ100にあっては、燃料タンク120に対して、
該燃料タンク120の取付け孔121に該バルブ100
の挿入筒部101側を差し入れ溶着することによって、
このバルブ100を該燃料タンク120に取付け得ると
共に、該燃料タンク120側の内圧が高くなった場合に
あっても、当該燃料タンク120側からの燃料などの逆
流が防がれる特長を有する反面、フィラーホース130
から燃料タンク120に向けて該バルブ100で案内さ
れるガソリンなどの流体が、当該バルブ100の出口側
において、その向きを変更されることなく、そのまま、
当該燃料タンク120内に流入される不具合があった。
【0005】かかる点から、図17において示されるよ
うに、中間部分に環状の外周鍔103を備えた筒状のプ
ラスチック製をなすバルブ100を用意し、この外周鍔
103の前後を挿入筒部101、及び取付け筒部102
とし、さらに、この挿入筒部101の先端開口部分の筒
上部側を塞ぎ板部104によって塞ぐと共に、この塞ぎ
板部104の下端縁と当該先端開口部端との間に構成さ
れる該筒状部の中心線に直交する向きの半円弧状の開口
の開口端面を弁座として、この弁座に板状弁体105が
鉛直の向きに押し当てられるように設けられる構成と
し、この挿入筒部101を、当該燃料タンク120に設
けた取付け孔121に差し込み状態として、前記外周鍔
103を当該燃料タンク120の取付け孔121の周壁
122部分に当接溶着するようにバルブ100を構成す
ることが試みられた。
【0006】しかしながら、かかる構成からなるバルブ
100にあっては、燃料タンク120に備え付け構成さ
れるバルブ100の先端側において、当該供給燃料など
の流体の向きを変えて、これを燃料タンク120に供給
し得る特長を有する反面、当該バルブ100の出口側に
おける開口面積が、当該バルブ100における入口側に
おける開口面積よりも大幅に小さくなり、これによって
円滑な給油性が損なわれる不具合が考えられた。
【0007】この発明は、かかる従来のバルブにおける
不具合を解消し、バルブの先端側において、その供給流
体の向きを変更すると共に、この流体の向きの変更に伴
う流体供給特性の減少を回避し得るようになし、また、
かかる供給特性の減少回避の手段が誘起する流体遮断特
性の減少を効果的に回避し得るようにしたバルブの提供
を、その主要な目的の一つとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載に係る発明は、出口側に、少なくとも
出口側開口端面を弁座として、入口側から該出口側に向
けた流体の移動によって開き出し、且つ、出口側開口か
ら入口側に向けた逆流を防止する弁体が設けてある筒状
をなすバルブであって、該バルブが、該バルブの取付け
られるタンクの取付け孔の外方から前記出口側を先にし
て該バルブに備えられている外周鍔を該タンク面に当接
するように差し入れ且つ該外周鍔を該タンクに溶着して
用いるように構成してあると共に、このバルブにおける
出口側の先端部が、当該バルブによって案内される流体
の流れの向きを変える筒壁部を備えていると共に、前記
出口側開口が入口側開口よりも大きい開口面積となるよ
うに該バルブにおける前記筒壁部に案内される流体の流
れの向きと斜めに交差する向きの開口としてあることを
特徴とするバルブとしてある。
【0009】このように構成されるバルブにあっては、
出口側に流体の逆流を防止する弁体を備えたバルブを、
タンクに対して、その取付け孔の外側から当該バルブの
出口側を先にして差し入れ、且つ、これを該タンクに溶
着一体とすることが可能であり、しかも、このバルブに
案内される流体を当該バルブの出口側において、その供
給流量を減少することなく、その流れの向きを変え得る
ように設けることができる。
【0010】更に、かかる目的を達成するために請求項
2記載に係る発明は、前記請求項1記載のバルブが、外
周鍔を有する筒状体であって該外周鍔の前後がホースの
取付け筒状部と接続筒状部とされているプラスチック製
の第1筒状体と、この第1筒状体における前記接続筒状
部に接続されると共に先端部に弁体の備えられたプラス
チック製の第2筒状体とを有し、少なくとも前記弁体と
該弁体を備える前記第2筒状体とが、前記第1筒状体よ
りも膨潤し難いプラスチック材からなることを特徴とす
るバルブとしてある。
【0011】このように構成されるバルブにあっては、
当該バルブを、その出口側を先にして取付け孔に対して
外方から差し入れ、且つ、これをタンクに対して溶着一
体に取付け可能であると共に、該バルブにおける流体の
供給量に減少をもたらすことなく、該バルブに案内され
る流体を当該バルブの出口側において流れの向きを変
え、しかも、該バルブの出口側に備えられる弁体を、流
路の開閉性能の良好な状態に備えさせることが可能とさ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の典型的な一実施の
形態に係るバルブBについて詳細に説明する。
【0013】図1は、この実施の形態に係るバルブBの
備え付け状態を弁体31を弁座24bに当接している状
態を、図2は、この弁体31を流体Cの流圧によって開
き出している状態を、夫々断面図の状態で示している。
図3は、このバルブBを構成する各構成部品を分離した
状態を斜め上方から斜視図の状態で、さらに、図4で
は、これを下面側から同様に斜視図の状態で見て示して
いる。図5は、当該各構成部品の組み付けられたバルブ
Bを上面側から、図6では、これを正面側から、図7で
は、これを下面側から、図8では、更に、これを右側面
側から見て、夫々示すものであり、図9では、これをバ
ルブBの軸方向に縦断面で示している。また、図10
は、このバルブBにおける出口側開口部分における弁体
31による閉止状態を下面側から見た要部図としてあ
り、図11は、このバルブBを構成する第1筒状体11
と第2筒状体21との接合部をバルブBの直径方向で縦
断面することによって示している。更に、図12は、こ
のバルブBを構成する第1筒状体11を正面側から見
て、図13では、これを当該筒状体11の軸方向で縦断
面することによって、更に、図14は、これを左側面側
から見て、図15は、その要部を拡大断面することによ
って示している。
【0014】かかる実施の形態に係るバルブBは、出口
側Bbに、少なくとも出口側開口端面24aを弁座24
bとして、入口側Baから該出口側Bbに向けた流体C
の移動によって開き出し、且つ、出口側開口24から入
口側Baに向けた逆流を防止する弁体31が設けてある
筒状をなすバルブBであって、該バルブBが、該バルブ
Bの取付けられるタンクAの取付け孔2の外方から前記
出口側Bbを先にして該バルブBに備えられている外周
鍔12を該タンクA面に当接するように差し入れ且つ該
外周鍔12を該タンクAに溶着して用いるように構成し
てあると共に、このバルブBにおける出口側Bbの先端
部が、当該バルブBによって案内される流体Cの流れの
向きを変える筒壁部23’を備えていると共に、前記出
口側開口24が入口側開口19よりも大きい開口面積と
なるように該バルブBにおける前記筒壁部23’に案内
される流体Cの流れの向きと斜めに交差する向きの開口
24としてある。
【0015】このように構成されるバルブBにあって
は、出口側Bbに流体Cの逆流を防止する弁体31を備
えたバルブBを、タンクAに対して、その取付け孔2の
外側から当該バルブBの出口側Bbを先にして差し入
れ、且つ、これを該タンクAに溶着一体とすることが可
能であり、しかも、このバルブBに案内される流体Cを
当該バルブBの出口側Bb部において、その供給流量を
減少することなく、その流れの向きを変え得るように設
けることができる。
【0016】更に、かかる目的を達成するために請求項
2記載に係る発明は、前記請求項1記載のバルブBが、
外周鍔12を有する筒状体であって該外周鍔12の前後
がホース50の取付け筒状部11aと接続筒状部11b
とされているプラスチック製の第1筒状体11と、この
第1筒状体11における前記接続筒状部11bに接続さ
れると共に先端部に弁体31の備えられたプラスチック
製の第2筒状体21とを有し、少なくとも前記弁体31
と該弁体31を備える前記第2筒状体21とが、前記第
1筒状体11よりも膨潤し難いプラスチック材からなる
構成としてある。
【0017】このように構成されるバルブBにあって
は、当該バルブBを、その出口側Bbを先にして取付け
孔2に対して外方から差し入れ、且つ、これをタンクA
に対して溶着一体に取付け可能であると共に、該バルブ
Bにおける流体Cの供給量に減少をもたらすことなく、
該バルブBに案内される流体Cを当該バルブBの出口側
Bb部において流れの向きを変え、しかも、該バルブB
の出口側Bbに備えられる弁体31を、流路の開閉性能
の良好な状態に備えさせることが可能とされる。
【0018】この実施の形態に係るバルブBは、更に具
体的には、各種流体Cを、極力流体抵抗の少ない状態で
供給すると共に、 出口側Bbに逆流防止用の板状の弁体
31を備えたものとしてあり、典型的にはプラスチック
製のタンクA、より具体的には、自動車に備えられてい
る燃料タンクA’などのプラスチック製のタンクAに対
して、当該バルブBを差し込み状態で溶着一体に組み付
け用い得ると共に、ガソリンなどの燃料を供給する際に
給油性が損われず、しかも、備えられている逆流防止用
の弁体31が、少なくとも、当該弁体31及び該弁体3
1の備えられる第2筒状体21を構成するプラスチック
材の膨潤に伴って作動不良を生ずることのないように考
慮されたバルブBの提供をなすものである。
【0019】この実施の形態に係るバルブBは、当該バ
ルブBを、相互に水密的に接続して用いられるプラスチ
ック製の第1筒状体11とプラスチック製の第2筒状体
21と、プラスチック製の板状をなす逆流防止用の弁体
31とを少なくとも備えたものとして構成し、しかも、
この第1筒状体11と、第2筒状体21及び弁体31と
を夫々に膨潤性の異なる素材、より具体的には、第2筒
状体21及び弁体31を第1筒状体11よりも膨潤し難
いプラスチック材、例えばポリアセタールによって構成
すると共に、第1筒状体11をタンクAに対して溶着に
適したプラスチック材、例えば、高密度ポリエチレンに
よって構成してある。
【0020】先ず、ここでバルブBを構成する第1筒状
体11は、断面円形状の略直筒状をなす筒状体の略中央
部の外周の円周方向に環状をなすように外周鍔12を備
え、この外周鍔12から一方の側を、構成されるバルブ
Bにおける入口側Baとしてのフィラーホースなどのホ
ース50に差し込み止着される取付け筒状部11aとし
てあると共に、この外周鍔12に連続した環状隆起部1
3から先の当該外周鍔12の他方の側を第2筒状体21
に差し込み止めつけられる接続筒状部11bとしてあ
る。
【0021】ここでバルブBの構成に用いられる第1筒
状体11は、タンクAの周壁板部1に設けられている円
形の取付け孔2の開口径よりも大きい外径寸法の円環状
をなす外周鍔12を有すると共に、この取付け孔2に対
して、タンクAの外方から、当該タンクAの内方に向け
て第2筒状体21を備えた接続筒状部11bを略水平の
向きに差し入れて前記外周鍔12を当該タンクAの周壁
板部1に当接した際に、このタンクAの外方に、フィラ
ーホースなどのホース50を被嵌状態に接続止着できる
突き出し幅を備えた取付け筒状部11aを有し、また、
この外周鍔12を当該タンクAにおける周壁板部1に当
接した状態で、この外周鍔12を当該タンクAにおける
周壁板部1に対して溶着一体とした際に、この周側板1
に設けられている取付け孔2に略位置づけられる環状隆
起部13から当該タンクAの内方に突き出されている接
続筒状部11bが第2筒状体21に嵌め込み取付けられ
得る突き出し幅を備えたものとして構成されている。
【0022】かかる第1筒状体11における取付け筒状
部11aは、その筒内の略全長に亘るように金属製カラ
ー40、例えば、鋼パイプなどを密に嵌め入れ得るよう
に、稍々拡径の段差筒部14を備えた構成としてあると
共に、 この段差筒部14における拡径段差内に略収まる
長さと、肉厚寸法とを備えた金属製カラー40を当該段
差筒部14内に、その外周面を当該段差筒部14面に接
した状態で嵌め込み、この取付け筒状部11aの筒端に
おける筒口縁に沿って突設状態に成形用意されたカシメ
片15をこの嵌め入れ金属製カラー40の筒端に熱カシ
メ状態に変形押しつけ、この金属製カラー40を段差面
14aとの間で固定することによって、この金属製カラ
ー40の内面と接続筒状部11b側の筒内面とが略面一
の状態で連続する流通路を構成するようにしてある。
【0023】また、構成されるバルブBにおける入口側
Baとなる該取付け筒状部11aの先端部分の外周に
は、断面が山形状をなす係合隆起部16が、その円周方
向に設けてあり、当該取付け筒状部11aにおける筒
端、即ち、バルブBを構成する当該第1筒状体11にお
ける入口側Baの開口縁に向けて漸次隆起高さを低くす
る、所謂、先窄まりの構成としてある。
【0024】かかる構成の取付け筒状部11aに対応し
て外周鍔12の反対の側に段差隆起部13に連続して備
えられる接続筒状部11bは、この外周鍔12に連続し
て円周方向に備えられている環帯状をなす段差隆起部1
3に対して稍々外径寸法を細くした構成としてあると共
に、先端側の円周方向にOリング41の嵌めつけられる
環状溝17を有し、しかも、当該接続筒状部11bに被
嵌状態に嵌めつけられる第2筒状体21の掛合孔22a
に掛合される掛合突起18を、前記環状隆起部13に近
接した接続筒状部11bの外周面に、その円周方向に向
けて順次所定間隔を離した状態で複数個設けた構成とし
てある。
【0025】この接続筒状部11bの外周面から隆起す
るように設けられる掛合突起18は、第2筒状体21に
備えられれる掛合孔22aを構成する弾性掛合枠体22
を、当該接続筒状部11bを第2筒状体21における接
続筒状部21aに嵌め入れた際に、この掛合突起18に
よって押し上げると共に、当該弾性掛合枠体22の掛合
孔22aに位置づけられた際に、この掛合孔22a内
に、都合良く納まる形状、寸法を備えたものとして構成
してあり、より具体的には、当該接続筒状部11bにお
ける先端側から外周鍔12の備えられている側に向けて
漸次高くなるように隆起する傾斜案内面18aと、外周
鍔12の備えられている側にあって、この傾斜案内面1
8aの頂端から接続筒状部11bの外周面に向けて鉛直
に落ち込む掛合面18bとを備えた構成としてある。
【0026】かかるバルブBを構成する第1筒状体11
における流路は、これに接続される第2筒状体21の構
成する流路に向けて漸次抵抗が少なくなるように、該接
続筒状部11bの内径寸法が、外周鍔12の内側から、
その筒端側に向けて漸次大きくなる構成としてある。
【0027】かかる取付け筒状部11aと接続筒状部1
1bとの間に備えられている外周鍔12は、プラスチッ
ク製のタンクAに設けられている取付け孔2に対して、
この外周鍔12を備えて構成されるバルブBの第2筒状
体21の側を差し入れた際に、このタンクAにおける周
壁板部1に密着し、この取付け孔2を完全に覆い隠すと
共に、当該周壁板部1に対して溶着する溶着代12a
を、当該当接側、即ち、環状隆起部13の側の外周部分
に環状をなすように備えており、当該外周鍔12の基部
内周方向に環状溝12bを備えた構成としてある。尚、
この外周鍔12の周壁板部1に対する当接側と反対の側
に突片12cを突設してあり、この突片12cをガイド
として、バルブBをタンクAに対して溶着し得る構成と
してある。
【0028】また、かかる外周鍔12に連続して接続筒
状部11b側に備えられている環状隆起部13は、帯状
をなすように所定幅をもって接続筒状部11bから一定
の段差をもって隆起して構成してあり、前記外周鍔12
をタンクAの周壁板部1に溶着した際に、この環状隆起
部13の側方にタンクAの取付け孔2の内周面が略向き
合うように構成してあり、バルブBをタンクAに対して
当該バルブBの姿勢を維持した状態に装着し得るように
してある。
【0029】かかる第1筒状体11と共にバルブBを構
成する第2筒状体21は、前記第1筒状体11よりも膨
潤し難いプラスチック材、例えば、第1筒状体11をプ
ラスチック製のタンクAに対して溶着に適した素材とし
て、例えば、高密度ポリエチレンによって構成した場
合、この第1筒状体11に組付けられる第2筒状体21
をポリアセタールなどの膨潤し難い材によって構成し、
少なくとも、該第2筒状体21と共に該第2筒状体21
に備えられる弁体31を同様の素材、例えばポリアセタ
ールによって構成することによって、この逆流防止用の
弁体31が、弁座24bに対して、確実に密着して閉弁
状態を作り出し、且つ、流体Cの流入時に、確実に、開
弁状態となるように構成してある。
【0030】この第1筒状体11に対して外嵌めの状態
に装着用いられる第2筒状体21は、断面が円形の異径
筒状体によって構成してあり、当該第1筒状体11にお
ける接続筒状部11bの密に嵌合、止めつけられる直筒
状をなす接続筒状部21aと、この接続筒状部21aに
嵌合、止めつけられる接続筒状部11bの内径に略等し
い内径を備える出口側筒状部21bとを備えた構成とし
てあり、前記第1筒状体11に組み付けた際に、その出
口側Bbに流体Cの逆流を防止する弁体31を備える構
成としてある。
【0031】この接続筒状部21aに連続して設けられ
ている出口側筒状部21bは、この接続筒状部21aに
連続し、これよりも稍々細径となされる直筒状部21
b’の上部側が下部側よりも突き出された態様としてあ
ると共に、この下部側よりも突き出された筒上部側部2
1b”の先端部が下方に向けて湾曲した湾曲部23とし
てあり、この湾曲部23によって当該第2筒状体21の
筒内に案内される流体Cの流れの向きを下方に変える筒
壁部23’を構成するようにしてある。
【0032】また、この湾曲部23の先端と、前記直筒
状部21b’の下端とを通る線分、より具体的には、湾
曲部23の先端と、この先端に対して前記接続筒状部2
1aに位置づけられている直筒状部21b’の下端の先
端部とを通る傾めの線分を含んで構成される下向きの、
且つ、前記第1筒状体11の取付け筒状部11aにおけ
る金属製カラー40の直径寸法から算出される入口側開
口19の開口面積よりも大きい開口面積とされる出口側
開口24を備えたものとしてある。
【0033】この第2筒状体21の出口側筒状部21b
に備えられる出口側開口24は、より具体的には、前記
直筒状部21b’から前方に突き出すように構成されて
いる湾曲部23によって構成されている筒壁部23’に
案内される流体Cの流れの向きに対して、斜めに交差す
る下向きのものとして構成される。
【0034】特に、この実施の形態に係るバルブBに備
えられる出口側開口24は、直筒状部21b’の下端側
から、第2筒状体21の上部先端側である湾曲部23側
に向けて図4に示されるように漸次幅広となる形態に備
えられているものであって、より具体的には、図1及び
図2における前記直筒状部21b’の中心線を含む仮想
の水平面に対して均一の角度で交差する面を備えた出口
側開口24として構成されており、さらに具体的には、
前記直筒状部21b’の上部側で前方に突き出すように
該直筒状部21b’の中心線に対して斜めに交差する向
きの出口側開口24として構成し、且つ、この直筒状部
21b’の先端部の上部側を湾曲部23とし、この直筒
状部21b’に案内される流体Cの流れの向きを下方に
変える筒壁部23’とした構成としてある。
【0035】また、この第2筒状体21における接続筒
状部21aには、前記出口側筒状部21bと反対の側の
筒端から、この接続筒状部21aにおける筒部の延長部
分として、即ち、該接続筒状部21aにおける筒内径と
同一の内径の仮想円を内面とするように弾性掛合枠体2
2が突設してある。
【0036】この接続筒状部21aの筒端から突設され
る弾性掛合枠体22は、前記第1筒状体11に備えられ
ている掛合突起18の夫々に対応して、当該筒端の円周
方向に、所定間隔を離して、当該掛合突起18の設置数
と同一の個数のものとして設けてあり、これらの各弾性
掛合枠体22の内側の面が、接続筒状部21aの内側面
の延長面となるように構成してある。
【0037】この接続筒状部21aに備えられる弾性掛
合枠体22は、円周方向に長い概ね四角形状をなす突片
として、当該接続筒状部21aの筒端から突設されてい
ると共に、円周方向に長い掛合孔22aを、その板厚方
向に透設してあり、接続筒状部21aに対して外向きに
開き出すように弾性的に撓み、且つ、弾性的に復帰され
るように構成してある。
【0038】かかる第2筒状体21の先端側、即ち、前
記湾曲部23の先端側に、流体Cの逆流を防止する手
段、即ち、当該バルブBにおける入口側Baからの流体
Cの流入によって開き出し、且つ、背圧によって閉じら
れて、タンクA側から当該バルブBの入口側Baに向け
た逆流を防止する手段を備えた構成としてある。
【0039】この第2筒状体21に備えられる逆流の防
止手段は、同一平面をなすように備えられている前記出
口側開口24の出口側開口端面24aによって構成され
る弁座24b、より具体的には、該出口側開口端面24
aと該出口側開口端面24aの延長面24a’の一部と
によって構成される弁座24bと、この弁座24bに着
座して、これを塞いで逆流を防止する板状をなす弁体3
1と、この弁体31を当該出口側開口24に対して常時
押しつけて閉弁状態に付勢する付勢手段32、より具体
的にはネジリコイルバネ32’とを備え、前記湾曲部2
3の先端に当該第2筒状体21に一体に設けられた軸取
付け部25に、該弁体31に一体に備えられた軸33を
回動自在に組付け、且つ、この軸33に捲回されたネジ
リコイルバネの一方端を当該第2筒状体21の湾曲部2
3に、他方端を前記弁体31に押し当て、当該弁体31
を弁座24bに密着して、常時これを塞ぐ向きに付勢す
るようにしてある。
【0040】この逆流を防止する弁体31の軸33は、
該弁体31から一体に延設されている柄部34に対し
て、この流体Cの流れの向きに向けられた柄部34の軸
方向に直交する向きに一体に設けてあると共に、軸33
から更に 柄部34と反対の側に向けて該柄部34に一
体とされるストッパー部35が設けてあり、当該弁体3
1の最大開き位置を特定し得るようにしてあり、この軸
33、柄部34、ストッパー部35を備えた弁体31が
一体のプラスチック成形によって形成してあると共に、
前記第1筒状体11よりも膨潤し難いプラスチック材に
よって構成してある。
【0041】かかる逆流の防止手段を構成する弁体31
の取付けられる第2筒状体21の軸取付け部25は、該
第2筒状体21と同一の素材によって該第2筒状体21
と一体にプラスチック成形によって構成してあり、その
湾曲部23の先端側から出口側開口24の開口端面24
aの延長面24a’を備えた突き出し板部25aを一体
に設けてあると共に、この突き出し板部25aの先端を
略上方に向けて起立した起立板部25bとし、この起立
板部25bに一対の軸受け片25c、25cを設けてあ
り、この軸受け片25c、25cに設けた軸取付け孔2
5d、25dに対して、前記弁体31の軸33を回動自
在に軸支してある。
【0042】尚、この図示例にあっては、図4において
より良く理解できるように、前記出口側開口24の開口
横幅が、前記湾曲部23側で最大となるように構成して
あると共に、この開口で横幅が最大とされる位置から、
当該開口端面24aを上方に延長し、この延長面24
a’を含むように突き出し板部25aを構成してあるこ
とから、この出口側開口24の開口端面24a及び当該
延長面24a’の一部を弁座24b面とするように、弁
体31を基部側で幅が広く、しかも先端側で漸次幅狭と
なる形状としてある。
【0043】また、この図示例にあっては、出口側開口
24の開口端面24aの延長面24a’を備えて構成さ
れる突き出し板部25aから上方に向けて屈曲状に起立
する起立板部25bを当該湾曲部23における横方向、
即ち、流体Cの流れの向きに直交する向きに長くなるよ
うに設けてあると共に、この横方向に長い起立板部25
bに対して、所定の間隔を離して、板面を縦方向、即
ち、流体Cの流れ方向に向けた一対の軸受け片25c、
25cを、同一の高さ位置で、しかも互に板面を向き合
わせるように設け、この各軸受け片25c、25cに備
えられる軸取付け孔25dが同一の水平線に位置づけら
れる構成としてある。また、前記起立板部25bと前記
湾曲部23の外面との間には、この起立板部25bの撓
みを防止する補強リブ25eを設けるようにしてある。
【0044】かかる軸受け部25における軸取付け孔2
5dに対して弁体31の軸33を嵌め入れると共に、前
記付勢手段32によって、弁体31が、出口側開口24
における出口側開口端面24aと、延長面24a’の一
部からなる同一平面をなす弁座24bを覆って、常時、
この出口側開口24を完全に塞いだ状態に維持するよう
に組付けることによって、当該逆流防止手段を構成して
あり、より具体的には、軸33に捲装した付勢手段32
としてのネジリコイルバネ32’を、その蓄勢された状
態において、その一端側を、この出口側開口24を塞い
だ状態にある弁体31に対し、且つ、他端側を軸受け部
25の起立板部25bに対して夫々押し当て、当該弁体
31が、出口側開口24の弁座24b面に押し当てられ
る向きに付勢される構成としてある。
【0045】かかる構成の逆流の防止手段を構成する弁
体31に対する付勢手段32による付勢は、当該バルブ
Bにおける第1筒状体11の側からフィラーホースなど
のホース50によって燃料などの流体Cが供給された際
に、当該弁体31が、当該付勢手段32の付勢に抗して
回動されて出口側開口24を開き出すと共に、当該燃料
などの流体Cの供給が停止された際に、当該付勢手段3
2の付勢によって、弁体31を出口側開口24の弁座2
4b面に密着させ、当該流体の逆流を防止し得る付勢力
を備えたものとしてあり、特に、当該弁体31が、タン
クAなどにおけるガソリンなどの燃料中にあっても、前
記機能を奏し得る付勢力を備えたものとして構成してあ
る。
【0046】また、この図示例において、バルブBに備
えられている逆流の防止手段は、燃料などの流体Cの供
給に伴って開き出される弁体31が、当該バルブBを介
した流体Cの供給時における流体抵抗を極力生ずること
のないように、当該出口側開口24から前方に向けて開
き出された構成としてあり、しかも、この出口側開口2
4における抵抗を少なくした状態において、この出口側
開口24からタンクA内に案内されるガソリンなどの流
体Cの流れを極力変更し得るように、当該出口側開口2
4の前方で、前方の斜め下方に向けた面を維持し得るよ
うに構成してある。即ち、当該出口側開口端面24aと
の間で、この流体Cの供給時において、当該弁体31が
八字状に維持されるように、前記ストッパー部35が前
記起立板部25b上に当接するように構成してある。
【0047】このようにして構成される第1筒状体11
の環状溝17に対してゴム状弾性材、例えば、アクリロ
ニトリルブタジェンゴムなどからなるOリング41を嵌
めつけると共に、金属製カラー40をカシメ片15によ
って一体に嵌着状態に備えた第1筒状体11における接
続筒状部11bを、前記逆流の防止手段を備えた第2筒
状体21の接続筒状部21aに密に押し入れ、相互を水
密の状態に嵌め合せると共に、該第1筒状体11におけ
る掛合突起18を当該第2筒状体21における弾性掛合
枠体22における撓みを利用して掛合孔22a内に案内
し、この弾性掛合枠体22の弾性復帰を利用して、当該
掛合孔22aに前記掛合突起18を掛合し、これ等両者
を一体に組付けてバルブBを構成する。
【0048】このように略直筒状に構成されているバル
ブBを、プラスチック製のタンクA,例えば、高密度ポ
リエチレンの周壁板部1を有するタンクAに備えられた
取付け孔2に対して、当該タンクAの外側から内側に向
けて、当該バルブBの弁体31の側を先にして略水平の
向きにして、しかも、該弁体31の軸33の取付け側を
上方、即ち、出口側開口24が下向きに開口するように
差し入れると共に、このバルブBを構成する第1筒状体
11の外周鍔12における周壁板部1の側を向いている
面を、この取付け孔2の周側部方にある当該周壁板部1
の面に当接し、この状態において、前記突片12cをガ
イドとして、当該外周鍔12を周壁板部1に対して、溶
着機を用いて一体に溶着する。
【0049】このように構成されるバルブBは、例え
ば、自動車のタンクAなどに備えられると共に、流体C
のホース50、例えば、一方側が給油口に連通されるよ
うに備えられる軟質プラスチック材あるいはゴム状弾性
材などからなるフィラーホースなどを、このバルブBに
おける前記取付け筒状部11aに被嵌状態、より具体的
には、この取付け筒状部11aを当該ホース50に対し
て押し込み状態に嵌着すると共に、これに金属製バンド
(図示省略)を掛け回して締め付け、当該ホース50を
取付け筒状部11aに止着して用いるようにしてある。
【0050】このように構成されるバルブBにあって
は、ホース50からの燃料などの流体Cの供給が無い状
態では、弁体31が付勢手段32の付勢によって弁座2
4bに着座状態とされ、出口側開口24を閉じた状態に
維持する。従って、例えば、自動車の揺れ、転倒などに
よって、当該タンクA内にある燃料が給油口側に逆流す
る不具合を生ずることがない。
【0051】また、給油などによって流体CをバルブB
に供給した場合、この供給流体Cによって弁体31が開
き出され、タンクAに対して燃料などの流体Cの供給を
なすことができる。また、かかる燃料などの流体Cの供
給に際して、タンクA内の内圧が高い場合であっても、
この逆流の防止手段としての弁体31が弁座24bに密
着当接して、当該タンクA側から燃料などが逆流する不
具合を生ずることがない。
【0052】特に、この実施の形態に係るバルブBにあ
っては、バルブBを構成する出口側Bbの先端部が当該
バルブBによって案内される流体Cの流れの向きを変え
る筒壁部23’を備えていると共に、このバルブBを構
成する出口側開口24の開口面積が入口側開口19の開
口面積よりも大きくなるように構成してあることから、
バルブBに案内される流体Cを、その流れを変えながら
タンクAなどに導き入れることに伴って生ずる流体抵抗
を極力少なくし、給油性などの流体の供給能力が、当該
流体Cの流れの変更に伴って妨げられないように構成し
てある。
【0053】また、この実施の形態に係るバルブBにあ
っては、バルブBを構成する第1筒状体11を、当該バ
ルブBの備えられるタンクAに対して溶着に適したプラ
スチック材とし、逆流の防止手段30を備える第2筒状
体21を、少なくとも当該逆流の防止手段30を構成す
る弁体31と共に、前記第1筒状体11よりも膨潤し難
いプラスチック材によって構成してあり、バルブBのタ
ンクAなどに対する止着が容易であると共に、プラスチ
ック材の膨潤に伴う逆流の防止手段30の閉弁機能を損
わないバルブBとして構成してあり、出口側開口24を
前記のように開口面積を大きく且つ細長状に構成し、し
かも、これに伴って、当該出口側開口24を閉じる弁体
31を細長状に大きい構成としたことに伴うプラスチッ
ク材の膨潤に伴う不都合を回避するようにしてある。
【0054】
【発明の効果】この発明に係るバルブは、出口側に、少
なくとも出口側開口端面を弁座として、入口側から該出
口側に向けた流体の移動によって開き出し、且つ、出口
側開口から入口側に向けた逆流を防止する弁体が設けて
ある筒状をなすバルブであって、該バルブが、該バルブ
の取付けられるタンクの取付け孔の外方から前記出口側
側を先にして該バルブに備えられている外周鍔を該タン
ク面に当接するように差し入れ且つ該外周鍔を該タンク
に溶着して用いるように構成してあると共に、このバル
ブにおける出口側の先端部が、当該バルブによって案内
される流体の流れの向きを変える筒壁部を備えていると
共に、前記出口側開口が入口側開口よりも大きい開口面
積となるように該バルブにおける前記筒壁部に案内され
る流体の流れの向きと斜めに交差する向きの開口として
あることから、出口側に流体の逆流を防止する弁体を備
えたバルブを、タンクに対して、その取付け孔の外側か
ら当該バルブの出口側を先にして差し入れ、しかも、こ
のタンクに溶着一体とすることが可能であると共に、こ
のバルブに案内される流体を当該バルブの出口側部にお
いて、その供給流量を減少することなく、その流れの向
きを変え得るように設け得る特長を有している。
【0055】更に、前記構成からなるバルブにおいて、
該バルブが、外周鍔を有する筒状体であって該外周鍔の
前後がホースの取付け筒状部と接続筒状部とされている
プラスチック製の第1筒状体と、この第1筒状体におけ
る前記接続筒状部に接続されると共に先端部に弁体の備
えられたプラスチック製の第2筒状体とを有し、少なく
とも前記弁体と該弁体を備える前記第2筒状体とが、前
記第1筒状体よりも膨潤し難いプラスチック材からなる
構成としたことによって、当該バルブを、その出口側を
先にして取付け孔に対して外方から差し入れ、且つ、こ
れをタンクに対して溶着一体に取付け可能であると共
に、該バルブにおける流体の供給量に減少をもたらすこ
となく、該バルブに案内される流体を当該バルブの出口
側部において流れの向きを変え、しかも、該バルブの出
口側に備えられる弁体を、流路の開閉性能の良好な状態
に備えさせ得る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係るバルブの取付け状態
を弁体を閉じている状態で示す断面図
【図2】同弁体を開いている状態で示す断面図
【図3】同バルブの主要な構成部品を分離した状態を上
面から見て示す部品分離斜視図
【図4】同下面側から見て示す部品分離斜視図
【図5】同各部品を組み付けた状態の平面図
【図6】同正面図
【図7】同底面図
【図8】同右側面図
【図9】同断面図
【図10】同要部底面図
【図11】同断面図
【図12】同第1筒状体の正面図
【図13】同断面図
【図14】同左側面図
【図15】同要部拡大断面図
【図16】従来例を示す断面図
【図17】更に他の従来例を示す断面図
【符号の説明】
A タンク B バルブ Ba 入口側 Bb 出口側 C 流体 2 取付け孔 11 第1筒状体 11a 取付け筒状部 11b 接続筒状部 12 外周鍔 19 入口側開口 21 第2筒状体 23’ 筒壁部 24 出口側開口 24a 出口側開口端面 24a’延長面 24b 弁座 31 弁体 50 ホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口側に、少なくとも出口側開口端面を
    弁座として、入口側から該出口側に向けた流体の移動に
    よって開き出し、且つ、出口側開口から入口側に向けた
    逆流を防止する弁体が設けてある筒状をなすバルブであ
    って、 該バルブが、該バルブの取付けられるタンクの取付け孔
    の外方から前記出口側を先にして該バルブに備えられて
    いる外周鍔を該タンク面に当接するように差し入れ且つ
    該外周鍔を該タンクに溶着して用いるように構成してあ
    ると共に、 このバルブにおける出口側の先端部が、当該バルブによ
    って案内される流体の流れの向きを変える筒壁部を備え
    ていると共に、前記出口側開口が入口側開口よりも大き
    い開口面積となるように該バルブにおける前記筒壁部に
    案内される流体の流れの向きと斜めに交差する向きの開
    口としてあることを特徴とするバルブ。
  2. 【請求項2】 バルブが、外周鍔を有する筒状体であっ
    て該外周鍔の前後がホースの取付け筒状部と接続筒状部
    とされているプラスチック製の第1筒状体と、この第1
    筒状体における前記接続筒状部に接続されると共に先端
    部に弁体の備えられたプラスチック製の第2筒状体とを
    有し、少なくとも前記弁体と該弁体を備える前記第2筒
    状体とが、前記第1筒状体よりも膨潤し難いプラスチッ
    ク材からなることを特徴とする請求項1記載のバルブ。
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