JP2000244580A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

ゲートウェイ装置

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JP2000244580A
JP2000244580A JP4126399A JP4126399A JP2000244580A JP 2000244580 A JP2000244580 A JP 2000244580A JP 4126399 A JP4126399 A JP 4126399A JP 4126399 A JP4126399 A JP 4126399A JP 2000244580 A JP2000244580 A JP 2000244580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの伝送時間を短縮することができるゲー
トウェイ装置を提供すること。 【解決手段】本発明のゲートウェイ装置は、複数の回線
交換網とインターネットプロトコル網との間に夫々設け
られ、回線交換網から受信された圧縮データを伸張する
伸張部と、前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮
する圧縮部と、インターネットプロトコル網における伝
送速度を含む前記圧縮部によるデータの圧縮形式を設定
する設定部と、前記圧縮データがこの圧縮データを受信
すべき他のゲートウェイ装置にて伸張可能であり、且つ
当該圧縮データの回線交換網における伝送速度が前記設
定部によって設定された伝送速度以下である場合には、
当該圧縮データを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張
・圧縮処理が施されない状態でインターネットプロトコ
ル網へ送出させる制御部とを備える。このため、ゲート
ウェイ装置における伸張・圧縮処理を省略できるので、
回線交換網間におけるデータの伝送時間を短縮すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線交換網間で送
受信されるデータをインターネット・プロトコルネット
ワーク(IP網)で中継するために回線交換網とIP網と
の間に設けられるゲートウェイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声データの通信技術の1つには、音声
データがインターネットやイントラネット等のIP網を
通じて伝送されるものがある。この技術は、ボイスオー
バーIP(VoIP)接続と称され、VoIP接続に係る
アプリケーションソフトやシステムは、インターネット
・テレフォニー(IT)と称されている。
【0003】また、電話網等の回線交換網とIP網との
プロトコル変換を行うゲートウェイ機能を有し、回線交
換網とIP網との間で双方向の通信を実現するインター
ネット・テレフォニー・ゲートウェイ装置(以下、単に
「ゲートウェイ装置」という)と、このゲートウェイ装
置を用いて回線交換網間をIP網で中継するインターネ
ット・テレフォニー・システム(ITシステム)とが実用
化されている。このITシステムは、電話網のみを利用
する従来のシステムよりも通話料金を安くすることがで
きるので、ITシステムは、急速に普及している。
【0004】上記したITシステムでは、音声通信が回
線交換網間で行われる場合、ゲートウェイ装置同士が回
線交換網間の呼に対応する通信チャネルをIP網上に設
定し、音声データは設定された通信チャネルを用いて伝
送される。通信チャネルは、発呼側及び着呼側の各ゲー
トウェイ装置がH.323プロトコルに従った手順(以
下、「H.323手順」という)を実行することによっ
て設定される。H.323プロトコルは、ITU-Tに
て勧告されたVoIPに対応する通信プロトコルであ
る。
【0005】H.323手順は、大別して、(1)H.2
25プロトコルによる基本呼接続手順と、(2)H.24
5プロトコルによるゲートウェイ装置間の能力交換手順
と、(3)通話用チャネル(音声チャネル)の接続手順とか
らなり、これらの3つの手順が終了した後に、各回線交
換網に収容された端末装置間で音声データの送受信(通
話)が開始される。
【0006】H.245プロトコルによる能力交換手順
は、図5に示すようにして行われる。即ち、最初に、発
呼側のゲートウェイ装置(発ゲートウェイ)が、自身の能
力情報を含むメッセージ(H.245 Terminal Capability
Set(発))を送信する(ステップS1)。能力情報には、
例えば、発ゲートウェイによって実行可能なコーデック
(CODEC)形式(圧縮・伸張形式及び伝送速度を含む)
が含まれている。
【0007】着呼側のゲートウェイ装置(着ゲートウェ
イ)は、発ゲートウェイの能力情報を含むメッセージを
受信すると、その確認メッセージ(H.245 Remainal Ca
pability Set Ack)を送信した後(ステップS2)、自
身の能力情報を含むメッセージ(H.245 Terminal Capa
bility Set(着))を送信する(ステップS3)。
【0008】発ゲートウェイは、着ゲートウェイの能力
情報を含むメッセージを受信すると、その確認メッセー
ジ(H.245 Remainal Capability Set Ack)を送信す
る(ステップS4)。これによって、能力情報がゲートウ
ェイ装置間で相互に交換される。
【0009】その後、着ゲートウェイは、発ゲートウェ
イから確認メッセージを受信すると、H.245に係る
制御チャネルの接続メッセージ(H.245 Open Logical
Channel)を送信する(ステップS5)。
【0010】発ゲートウェイは、接続メッセージを受信
すると、その確認メッセージ(H.245Open Logical Cha
nnel Ack)を送信する(ステップS6)。これによって、
下り方向(発←着方向)のH.245に係る制御チャネル
がゲートウェイ装置間で設定される。
【0011】その後、着ゲートウェイは、発ゲートウェ
イから確認メッセージを受信すると、発ゲートウェイか
ら受信した能力情報と自身の能力情報とを対比し、相互
に実行可能な能力情報を抽出し、抽出された能力情報か
ら何れかを選択する。例えば、発ゲートウェイと着ゲー
トウェイとで相互に実行可能な複数のCODEC形式が
抽出された場合には、これらの複数のCODEC形式の
何れかが選択される。その後、着ゲートウェイは、選択
された能力情報(選択結果)を含むメッセージ(H.245 Re
quest Mode(発←着))を送信する(ステップS7)。
【0012】発ゲートウェイは、選択結果を含むメッセ
ージを受信すると、その確認メッセージ(H.245 Reques
t Mode Ack(発←着))を送信した後(ステップS8)、
H.245に係る制御チャネルの接続メッセージ(H.245
Open Logical Channel)を送信する(ステップS
9)。
【0013】着ゲートウェイは、接続メッセージを受信
すると、その確認メッセージ(H.245Open Logical Cha
nnel Ack)を送信する(ステップS10)。これによっ
て、上り方向(発→着方向)のH.245に係る制御チャ
ネルがゲートウェイ装置間で設定される。
【0014】その後、発ゲートウェイは、着ゲートウェ
イから確認メッセージを受信すると、着ゲートウェイと
同様にして、着ゲートウェイから受信した能力情報と自
身の能力情報とを対比し、相互に実行可能な能力情報を
抽出し、抽出された能力情報から何れかを選択する。そ
の後、発ゲートウェイは、選択結果を含むメッセージ
(H.245 Request Mode(発→着))を送信する(ステップ
S11)。
【0015】着ゲートウェイは、選択結果を含むメッセ
ージを受信すると、その確認メッセージ(H.245 Reques
t Mode Ack(発→着))を送信する(ステップS12)。
この確認メッセージは、発ゲートウェイによって受信さ
れる。
【0016】以上の手順によって、発ゲートウェイと着
ゲートウェイとは、能力交換を行い、相互に実行可能な
能力(CODEC形式等)の何れかを、上り方向及び下り
方向の各音声チャネルに割り当てるものとして選択す
る。
【0017】このようにして、各ゲートウェイ装置がC
ODEC形式等を設定した後、上り方向及び下り方向の
音声チャネルが設定され、各ゲートウェイ装置が音声デ
ータを受信すると、各ゲートウェイ装置は、受信した音
声データを設定されたCODEC形式に従って伸張・圧
縮し、設定された伝送速度で音声データを伝送する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した能
力交換手順では、各ゲートウェイ装置がCODEC形式
を選択可能なものの中から個別に選択していた。即ち、
各ゲートウェイ装置は、IP網に設定される音声チャネ
ルに係るCODEC形式を選択する場合に、その上流側
(回線交換網)から受信する音声データのCODEC形式
を考慮することがなく、また、各ゲートウェイ装置は、
回線交換網へ送出する音声データに係るCODEC形式
を選択する場合に、その上流側(IP網)の通信チャネル
に係るCODEC形式を考慮することがなかった。
【0019】このため、各ゲートウェイ装置にて上流側
のCODEC形式と異なるCODEC形式が選択された
場合には、図6に示すように、入力側の回線交換網(構
内交換機(PBX)をもって図示)にて既に圧縮された音
声データがゲートウェイ装置に受信されると、そのゲー
トウェイ装置は、圧縮された音声データを伸張し、伸張
された音声データを異なる圧縮形式で圧縮し、圧縮され
た音声データをIP網へ送出していた。また、IP網か
ら圧縮された音声データを受信したゲートウェイ装置
は、この圧縮された音声データを伸張し、伸張された音
声データを異なる圧縮形式で圧縮し、圧縮された音声デ
ータを回線交換網(PBX)へ送出していた。
【0020】また、各ゲートウェイ装置は、音声データ
の伸張・圧縮処理を機械的に行っていたので、仮に、ゲ
ートウェイ装置の受信側及び送信側のCODEC形式が
一致した場合でも、上記と同様に、ゲートウェイ装置
は、音声データの伸張・圧縮を行っていた。
【0021】以上のことは、各回線交換網に収容された
端末装置間における音声データの伝送に時間がかかる要
因の1つとなっていた。また、ゲートウェイ装置が不要
な伸張・圧縮処理を行うケースが生じていた。
【0022】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、音声データの伝送時間を短縮することができるゲ
ートウェイ装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。即ち、請求項
1の発明は、複数の回線交換網とインターネットプロト
コル網との間に夫々設けられ、回線交換網から受信した
データをインターネットプロトコル網へ送出するゲート
ウェイ装置であって、回線交換網から受信された圧縮デ
ータを伸張する伸張部と、前記伸張部によって伸張され
たデータを圧縮する圧縮部と、インターネットプロトコ
ル網における伝送速度を含む前記圧縮部によるデータの
圧縮形式を設定する設定部と、前記圧縮データがこの圧
縮データを受信すべき他のゲートウェイ装置にて伸張可
能であり、且つ当該圧縮データの回線交換網における伝
送速度が前記設定部によって設定された伝送速度以下で
ある場合には、当該圧縮データを前記伸張部及び前記圧
縮部による伸張・圧縮処理が施されない状態でインター
ネットプロトコル網へ送出させる制御部とを備えたこと
を特徴とする。
【0024】請求項1の発明によれば、ゲートウェイ装
置の入力側のデータの伝送速度がその出力側におけるデ
ータの伝送速度以上である場合には、ゲートウェイ装置
における伸張・圧縮処理が省略されるので、データ伝送
に要する時間を短縮することができる。
【0025】ここに、インターネットプロトコル網は、
レイヤ3の通信プロトコルにIP(インターネットプロ
トコル)を用いたネットワークであり、インターネット
やイントラネットが含まれる。
【0026】請求項2の発明は、複数の回線交換網とイ
ンターネットプロトコル網との間に夫々設けられ、イン
ターネットプロトコル網から受信したデータを回線交換
網へ送出するゲートウェイ装置であって、インターネッ
トプロトコル網から受信された圧縮データを伸張する伸
張部と、前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮す
る圧縮部と、回線交換網における伝送速度を含む前記圧
縮部によるデータの圧縮形式を設定する設定部と、前記
圧縮データがこの圧縮データを受信すべき回線交換網に
て伸張可能であり、且つ当該圧縮データのインターネッ
トプロトコル網における伝送速度が前記設定部によって
設定された伝送速度以下である場合には、当該圧縮デー
タを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処理が
施されない状態で当該回線交換網へ送出させる制御部と
を備えたことを特徴とする。
【0027】請求項2の発明によっても、請求項1の発
明と同様に、ゲートウェイ装置にて伸張・圧縮処理が省
略されるので、データ伝送に要する時間を短縮すること
ができる。
【0028】請求項3の発明は、第1回線交換網に接続
された第1ゲートウェイ装置と、第2回線交換網に接続
された第2ゲートウェイ装置と、第1ゲートウェイ装置
及び第2ゲートウェイ装置が接続されたインターネット
プロトコル網とを含むネットワークシステムにおいて、
第1ゲートウェイ装置は、第1回線交換網から第2回線
交換網へインターネットプロトコル網を通じて圧縮デー
タが送信される場合に、第1回線交換網から第1ゲート
ウェイ装置へ伝送される圧縮データのコーデック形式の
情報をコーデック情報として第2ゲートウェイ装置に与
える通知部と、第1ゲートウェイ装置から第2ゲートウ
ェイ装置へ伝送される圧縮データの圧縮形式を、第2ゲ
ートウェイ装置から受け取った第2ゲートウェイ装置に
て実行可能なコーデック形式の情報から選択する選択部
とを有し、第2ゲートウェイ装置は、第1ゲートウェイ
装置から受信した圧縮データを伸張する伸張部と、前記
伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部と、
前記通知部から受け取ったコーデック情報に対応するコ
ーデック形式が、第2ゲートウェイ装置にて実行可能で
あり且つこのコーデック形式にて圧縮された圧縮データ
を第2回線交換網が伸張可能な場合に、当該コーデック
情報に対応する圧縮形式を第2ゲートウェイ装置から第
2回線交換網へ伝送される圧縮データの圧縮形式として
決定する決定部と、前記決定部によって決定されたコー
デック形式の情報のみを前記第2ゲートウェイ装置にて
実行可能なコーデック形式の情報として第1ゲートウェ
イ装置に与える第2通知部と、前記選択部によって選択
された設定された第1ゲートウェイ装置から第2ゲート
ウェイ装置へ伝送される圧縮データの圧縮形式と、前記
決定部によって決定された第2ゲートウェイ装置から第
2回線交換網へ伝送される圧縮データの圧縮形式とが一
致した場合に、第1回線交換網から受信した圧縮データ
を前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処理が施
されない状態でインターネットプロトコル網へ向けて送
出させる制御部とを有することを特徴とする。
【0029】請求項3の発明によっても、第2ゲートウ
ェイ装置における伸張・圧縮処理を省略できるので、デ
ータの伝送時間を短縮することができる。請求項4の発
明は 請求項3の第1ゲートウェイ装置が、さらに、第
1回線交換網から受信した圧縮データを伸張する第2伸
張部と、前記第2伸張部によって伸張されたデータを圧
縮する第2圧縮部と、第1回線交換網から第1ゲートウ
ェイ装置へ伝送される圧縮データの圧縮形式と、前記選
択部によって選択された第1ゲートウェイ装置から第2
ゲートウェイ装置へ伝送される圧縮データの圧縮形式と
が一致した場合に、第1回線交換網から受信した圧縮デ
ータを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処理
が施されない状態でインターネットプロトコル網へ向け
て送出させる第2制御部とを有することで特定したもの
である。
【0030】請求項4の発明によると、第1ゲートウェ
イ装置においても伸張・圧縮処理を省略できるので、請
求項3の発明に比べて、第1回線交換網と第2回線交換
網との間のデータの伝送時間を短縮することができる。
【0031】請求項5の発明は、請求項3又は4の決定
部が、前記通知部から受け取ったコーデック情報に対応
するコーデック形式を第2ゲートウェイ装置から第2回
線交換網へ伝送される圧縮データの圧縮形式として決定
できない場合に、第2ゲートウェイ装置にて実行可能で
あり且つ第2回線交換網が伸張可能なデータのコーデッ
ク形式を第2ゲートウェイ装置から第2回線交換網へ伝
送される圧縮データの圧縮形式として決定し、前記第2
通知部は、前記通知部から通知されたコーデック形式と
決定部によって決定されたコーデック形式とのうち、圧
縮データの伝送速度が遅い方のコーデック形式の情報の
みを第2ゲートウェイ装置が実行可能なコーデック形式
の情報として第1ゲートウェイ装置に与えることで特定
したものである。
【0032】請求項5の発明によれば、第1ゲートウェ
イ装置又は第2ゲートウェイ装置において、データの伸
張・圧縮処理を省略することができる。請求項6の発明
は、下位網と上位網とが接続された通信装置であって、
下位網から受信された圧縮データを伸張する伸張部と、
前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
と、上位網における伝送速度を含む前記圧縮部によるデ
ータの圧縮形式を設定する設定部と、前記圧縮データの
下位網における伝送速度が前記設定部によって設定され
た伝送速度以下である場合には、当該圧縮データを前記
伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処理が施されな
い状態で上位網へ送出させる制御部とを備えたことを特
徴とする。
【0033】請求項7の発明は、上位網と下位網とが接
続された通信装置であって、上位網から受信された圧縮
データを伸張する伸張部と、前記伸張部によって伸張さ
れたデータを圧縮する圧縮部と、下位網における伝送速
度を含む前記圧縮部によるデータの圧縮形式を設定する
設定部と、前記圧縮データの上位網における伝送速度が
前記設定部によって設定された伝送速度以下である場合
には、当該圧縮データを前記伸張部及び前記圧縮部によ
る伸張・圧縮処理が施されない状態で下位網へ送出させ
る制御部とを備えたことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 《ネットワークシステムの全体構成》図1は、本発明の
実施形態によるゲートウェイ装置(以下、「GW」とい
う)10,20が適用されるネットワークシステム(IT
システム)の例を示す全体構成図である。図1に示すネ
ットワークシステムは、回線交換網1及び回線交換網2
がGW10又はGW20を介してIP網3に接続された
複合ネットワークである。IP網3は、例えばインター
ネットやイントラネットであり、LANやWANを用い
て構成されている。
【0035】図1において、各回線交換網1,2は、電
話網であり、複数の端末装置(電話機)を収容するPBX
からなる。各回線交換網1,2は、GW10又はGW2
0に接続されている。なお、各回線交換網1,2は、単
数又は複数の端末装置を収容する複数のPBXからなる
ものであっても良い。
【0036】各回線交換網1,2における各PBXは、
自身が属する回線交換網において、自身が収容する端末
装置(下位端末)間の音声通信を制御する。また、各PB
Xは、下位端末から受信した呼設定要求(発呼要求)が他
の回線交換網に属する端末装置との通信を要求するもの
である場合には、当該呼設定要求を自身と接続されたG
W(上位GW)に送信し、その後、当該呼設定要求を送信
した下位端末から受信した音声データを上位GWに送信
する。一方、各PBXは、上位GWから呼設定要求(着
呼要求)を受信した場合には、この着呼要求に対応する
呼を目的地に該当する下位端末に着信させ、その後、上
位GWから受信した音声データを当該下位端末へ送信す
る。
【0037】各GW10,20は、物理回線を通じてI
P網3に接続されており、IP網3を通じた回線交換網
間の呼設定処理を行う。即ち、各GW10,20は、自
身と接続されたPBX(下位PBX)から呼設定要求(発
呼要求)を受信した場合には、この呼設定要求の目的地
に対応する他のGWと自身との間で音声通信用の論理的
な通信チャネル(論理チャネル)をIP網3上に設定した
後、この論理チャネルを通じて下位PBXから受信した
音声データを他のGWへ伝送する。
【0038】一方、各GW10,20は、他のGWから
呼設定要求(着呼要求)を受信した場合には、当該他のG
Wと自身との間で音声データ伝送用の論理チャネルを設
定し、当該着呼要求を下位PBXに送信し、その後、設
定された論理チャネルを通じて当該他のGWから受信し
た音声データを下位PBXに送信する。
【0039】《ゲートウェイ装置の構成》図2は、図1
に示した各GW10,20の機能ブロック図である。各
GW10,20は、ほぼ同じ構成を有しているので、図
2には、例としてGW10の機能ブロック図が示されて
いる。
【0040】図2において、GW1は、回線交換網イン
ターフェイス(回線I/F)11と、Dチャネル中継線制
御部12と、交換処理部13と、シグナリング制御部1
4と、Bチャネル圧縮/伸張制御部15と、VoIP制
御部16と、H.225シグナリング制御部17と、
H.245制御部18と、IP網インターフェイス(I
PI/F)19と、VoIP圧縮/伸張部21とから構
成されている。
【0041】Dチャネル中継線制御部12,交換処理部
13,シグナリング制御部14,Bチャネル圧縮/伸張
部15,VoIP制御部16,H.225シグナリング
制御部17,H.245制御部18,IPI/F19及
びVoIP圧縮/伸張部21は、実際には、中央制御装
置(Central Control equipment:CC)と、CCの作業
領域やプログラムの格納場所として使用されるメインメ
モリ(MM)等からなる記憶装置と、データチャネル装置
(DCH)等の通信機器を含む周辺装置とによって実現さ
れる機能である。
【0042】回線I/F11は、複数の通信回線を通じ
て回線交換網1(PBX)と接続されている。複数の通信
回線は、m本のDチャネル(呼制御用情報の転送チャネ
ル)と、n本のBチャネル(ユーザ情報(音声データ等)の
転送チャネル)とからなるDチャネル中継線であり、回
線I/F11は、Dチャネル中継線I/Fである。
【0043】Dチャネル中継線制御部12は、回線I/
F11,交換処理部13,シグナリング制御部14及び
Bチャネル圧縮/伸張部21を制御することによって、
Dチャネル及びBチャネルに係る資源管理や呼の状態管
理を行うとともに、VoIP制御部16と連携し、回線
交換網1とIP網3とのプロトコル変換/インバンド接
続を実現する。
【0044】交換処理部13は、回線通話路スイッチを
制御することによって、回線I/F11に収容されたB
チャネル及びDチャネルの交換制御(回線捕捉,回線解
放)等を行う。
【0045】シグナリング制御部14は、端末装置の発
呼や切断等の状態変化を検出するとともに、選択信号
(端末装置から入力される電話番号に対応する信号)の送
受信を行う。
【0046】Bチャネル圧縮/伸張部15は、呼に応じ
て設定されたCODEC形式に従って、Bチャネルを通
じて回線I/F11が受信した音声データの伸張処理を
行うとともに、回線I/F11を通じて所定のBチャネ
ルへ送出される音声データの圧縮処理を行う。
【0047】VoIP制御部16は、H.225シグナ
リング制御部17,H.245制御部18,IPI/F
19及びVoIP圧縮/伸張部21を制御することによ
って、H.323プロトコル変換用資源の管理及びH.
323プロトコルに係る呼の状態管理を行うとともに、
Dチャネル中継線制御部12と連携し、回線交換網1と
IP網3とのプロトコル変換/論理チャネル接続を実現
する。
【0048】H.225シグナリング制御部17は、
H.323エンドポイント(着ゲートウェイ)との間で、
H.323プロトコルに従った呼制御シグナリングを行
う。H.245制御部18は、H.245プロトコルに
従って、CODEC形式等の能力交換手順(図4参照)を
行う。
【0049】IPI/F21は、IP網3を通じてGW
20との間で呼制御メッセージが格納された制御パケッ
トや、音声データが格納されたIPパケットを送受信す
るためのインターフェイス部である。
【0050】なお、Bチャネル圧縮/伸張制御部15と
VoIP圧縮/伸張部21との夫々が、本発明の伸張部
及び圧縮部に相当し、Dチャネル中継線制御部12及び
VoIP制御部16が、本発明の設定部,決定部,選択
部及び制御部に相当する。
【0051】《GWの動作》次に、上述した各GW1
0,20の動作を説明する。例として、図1に示した回
線交換網1における端末装置を発呼側の端末装置とし、
回線交換網2における端末装置を着呼側の端末装置とす
る場合における各GW10,20の動作を説明する。
【0052】〈第1の動作例〉いま、発信側の端末装置
がオフフックされ、選択番号(電話番号)が入力される
と、呼設定要求メッセージたるDチャネル中継線SET
UP(図3(a)参照)が回線交換網1からGW10へ送信
される。
【0053】GW10のDチャネル中継線制御部12
は、回線I/F11を介してDチャネル中継線SETU
Pを受け取ると、このDチャネル中継線SETUPに基
づく命令を交換処理部13及びシグナリング制御部14
に与える。これによって、交換制御部13及びシグナリ
ング制御部14は、Dチャネル中継線SETUPに含ま
れた各情報要素に示された圧縮形式のBチャネルを捕捉
し、所定の回線交換シグナリング手順に従って、回線交
換網1とGW10との接続処理を行う。
【0054】一方、Dチャネル中継線制御部12は、D
チャネル中継線SETUPから伝達能力情報要素(図3
(b)参照)を抽出するとともに、GW10とGW20と
の間でH.225プロトコルによるシグナリング手順を
実行するために必要な情報を抽出し、VoIP制御部1
6に与える。伝達能力情報要素には、図3(b)に示すよ
うに、音声データのCODEC形式(伝送速度を含む)に
係る情報が含まれている。
【0055】すると、VoIP制御部16は、H.22
5シグナリング制御部17に命令を与える。これによっ
て、H.225シグナリング制御部17が、伝達能力情
報要素を含むH.225SETUPのメッセージ(図3
(c)参照)を編集し、GW20へ送出する(通知部に相
当)。
【0056】これによって、GW10とGW20との間
でH.225プロトコルによるシグナリング手順が実行
される。このとき、GW20がH.225SETUPを
受信すると、H.225SETUPに含まれた伝達能力
情報要素(図3(b)参照)を含むSETUPメッセージが
編集され、回線交換網2へ送信される。
【0057】これによって、GW20では、H.225
シグナリング制御部15が、H.225のシグナリング
手順を行うとともに、VoIP制御部16及びDチャネ
ル中継線制御部12が、伝達情報要素に応じたCODE
C形式を、GW20から回線交換網2へ伝送される音声
データのCODEC形式として決定する(決定部に相
当)。そして、Dチャネル中継線制御部12は、交換処
理部13及びシグナリング制御部13に、回線交換網2
との間で、伝達能力情報要素(決定されたCODEC形
式)に応じたBチャネル及び制御用資源を捕捉させる(設
定部に相当)。
【0058】以上の手順によって、回線交換網1からG
W10へ伝送される音声データのCODEC形式(圧縮
形式及び伝送速度)と、GW20から回線交換網2へ伝
送される音声データのCODEC形式とが一致した状態
となる。但し、回線交換網2が“8Kbpsの線形圧
縮”に従って圧縮された音声データを伸張可能なことが
前提となる。
【0059】GW10とGW20との間でH.225の
シグナリング手順が終了すると、VoIP制御部16
が、H.245制御部18に命令を与え、H.245制
御部18が、H.245プロトコルによる能力交換手順
をGW10とGW20との間で行う。図4は、GW10
とGW20との間で実行される能力交換手順を示すシー
ケンス図である。なお、ここでは、能力情報中のCOD
EC形式(圧縮・伸張方式及び伝送速度を含む)について
のみ説明する。
【0060】図4に示すように、最初に、GW10が、
GW10の実行可能なCODEC形式を含むメッセージ
(H.245 Terminal Capability Set(発))を送信する
(ステップS11)。前提として、GW10の実行可能な
CODEC形式には、回線交換網1からGW10へ伝送
される音声データのCODEC形式と同じCODEC形
式が含まれているものとする。
【0061】GW20は、GW10のCODEC形式を
含むメッセージを受信すると、その確認メッセージ(H.2
45 Remainal Capability Set Ack)を送信する(ステ
ップS12)。
【0062】続いて、GW20は、GW20の実行可能
なCODEC形式を含むメッセージ(H.245 Terminal
Capability Set(着))を送信する(ステップS13)。こ
のとき、GW20は、GW20が実行可能なCODEC
形式であって、且つH.225のシグナリング手順にて
受信したH.225SETUP中の伝達能力情報要素に
含まれていたCODEC形式を、GW20の実行可能な
CODEC形式としてGW10へ送信する(第2通知部
に相当)。
【0063】例えば、回線交換網1とGW10との間を
伝送される音声データのCODEC形式が8Kbpsの
線形圧縮であった場合、H.225SETUPの伝達能
力情報要素(図3(c)参照)には、“8Kbpsの線形圧
縮”に係る情報が含まれる。このとき、GW20は、G
W20の実行可能なCODEC形式に“8Kbpsの線
形圧縮”が含まれている場合には、“8Kbpsの線形
圧縮”をGW20の実行可能なCODEC形式としてG
W10へ通知する。
【0064】GW10は、GW20のCODEC形式を
含むメッセージを受信すると、その確認メッセージ(H.2
45 Remainal Capability Set Ack)を送信する(ステ
ップS14)。
【0065】GW20は、GW10から確認メッセージ
を受信すると、H.245に係る制御チャネルの接続メ
ッセージ(H.245 Open Logical Channel)を送信する
(ステップS15)。
【0066】GW10は、接続メッセージを受信する
と、その確認メッセージ(H.245 OpenLogical Channel
Ack)を送信する(ステップS16)。GW20は、GW
10から確認メッセージを受信すると、下り方向(GW
10←GW20)に沿って伝送される音声データ(ペイロ
ード)のCODEC形式として、GW10から受信され
たGW10が実行可能なCODEC形式であって、且つ
H.225SETUP中の伝達能力情報要素に含まれて
いたCODEC形式(8Kbpsの線形圧縮)を選択し、
この選択結果を含むメッセージ(H.245 Request Mode
(発←着))を送信する(ステップS17)。
【0067】GW10は、選択結果を含むメッセージを
受信すると、その確認メッセージ(H.245 Request Mod
e Ack(発←着))を送信する(ステップS18)。その
後、GW10は、H.245に係る制御チャネルの接続
メッセージ(H.245 Open Logical Channel)を送信す
る(ステップS19)。
【0068】GW20は、接続メッセージを受信する
と、その確認メッセージ(H.245 OpenLogical Channel
Ack)を送信する(ステップS20)。これによって、上
り方向(GW10→GW20)のH.245に係る制御チ
ャネルがGW10とGW20との間で設定される。
【0069】GW10は、GW20から確認メッセージ
を受信すると、GW20から受信されたGW20が実行
可能なCODEC形式を、GW10からGW20へ送信
される音声データ(ペイロード)のCODEC形式として
選択し(設定部,選択部に相当)、この選択結果を含むメ
ッセージ(H.245 Request Mode(発→着))を送信する
(ステップS21)。
【0070】GW20は、選択結果を含むメッセージを
受信すると、その確認メッセージ(H.245 Request Mod
e Ack(発→着))を送信する(ステップS22)。この確
認メッセージは、GW10に受信される。
【0071】このようにして、H.245による能力交
換手順が終了すると、GW10のVoIP制御部16
(図2参照)は、回線交換網1からGW10へ伝送される
音声データ(インバンド情報)のCODEC形式(圧縮形
式及び伝送速度)と、GW10からGW20へ伝送され
る音声データ(ペイロード)のCODEC形式とが一致し
た状態となっているかを判定する。この動作例では、両
者が“8Kbpsの線形圧縮”で一致している。
【0072】すると、VoIP制御部16は、この旨を
GW10のDチャネル中継線制御部12に与える。Dチ
ャネル中継線制御部12は、Bチャネル圧縮/伸張制御
部15を、上り方向の音声データに対して伸張処理を行
わないモードに設定する(制御部,第2制御部に相当)。
一方、VoIP制御部16は、VoIP圧縮/伸張部2
1を、上り方向の音声データに対して圧縮処理を行わな
いモードに設定する(制御部,第2制御部に相当)。これ
により、その後にGW10によって回線交換網1から受
信された音声データ(上り方向の音声データ)は、伸張・
圧縮処理を施されることなくIP網3へ送出される。
【0073】同様に、GW20のVoIP制御部16
は、GW10からGW20へ伝送される音声データ(ペ
イロード)のCODEC形式と、GW20から回線交換
網2へ伝送される音声データ(インバンド情報)のCOD
EC形式とが一致した状態となっているかを判定する。
この動作例では、両者が“8Kbpsの線形圧縮”で一
致している。
【0074】すると、GW20のVoIP制御部16
は、この旨をGW20のDチャネル中継線制御部12に
与える。その後、GW20のVoIP制御部16は、V
oIP圧縮/伸張部21を、上り方向の音声データに対
して伸張処理を行わないモードに設定する(制御部に相
当)。一方、GW20のDチャネル中継線制御部12
は、Bチャネル圧縮/伸張制御部15を、上り方向の音
声データに対して圧縮処理を行わないモードに設定する
(制御部に相当)。これによって、GW20によってGW
10から受信された音声データ(上り方向の音声データ)
は、伸張処理及び圧縮処理を施されることなく回線交換
網2へ送出されることとなる。
【0075】従って、上り方向の音声データの伝送時間
から各GW10,20における伸張・圧縮処理に要する
時間を減じることができるので、端末装置間における上
り方向の音声データの伝送時間を短縮することができ
る。また、各GW10,20において、上り方向の音声
データの伸張・圧縮処理が省略されるので、各GW1
0,20のBチャネル圧縮/伸張制御部15及びVoI
P圧縮/制御部21の処理負担を軽減することができ
る。
【0076】さらに、上記処理に加え、回線交換網2か
らGW20へ伝送される音声データのCODEC形式
と、GW20からGW10へ伝送される音声データのC
ODEC形式とを、“8Kbpsの線形圧縮”で一致さ
せることができた場合には、上記したように、GW20
のBチャネル圧縮/伸張制御部15及びVoIP圧縮/
伸張部21が下り方向の音声データに対して伸張・圧縮
処理を行わないモードに設定される。
【0077】同様に、GW20からGW10へ伝送され
る音声データのCODEC形式と、GW10から回線交
換網1へ伝送される音声データのCODEC形式とを
“8Kbpsの線形圧縮”で一致させることができた場
合には、GW10のBチャネル圧縮/伸張制御部15及
びVoIP圧縮/伸張部21が下り方向の音声データに
対して伸張・圧縮処理を行わないモードに設定される。
【0078】これによって、各GW10,20におい
て、下り方向の音声データに対する伸張・圧縮処理が省
略されるので、下り方向の音声データの伝送時間を短縮
することができるとともに、各GW10,20における
Bチャネル圧縮/伸張制御部15及びVoIP圧縮/伸
張部21の処理負担を軽減することができる。
【0079】〈第2の動作例〉第1の動作例では、GW
20が、H.225SETUP中の伝達能力情報要素に
従って、GW20から回線交換網2へ伝送される音声デ
ータのCODEC形式を、回線交換網1からGW10へ
伝送される音声データのCODEC形式に一致させるこ
とができた場合について説明した。
【0080】しかしながら、GW20が両者を一致させ
ることができない場合がある。この場合、GW20は、
GW10,GW20及び回線交換網2が実行可能なCO
DEC形式の何れかをGW20から回線交換網2へ伝送
されるデータのCODEC形式として決定する(決定部
に相当)。
【0081】例えば、H.225によるシグナリング手
順の結果、回線交換網1からGW10へ伝送される音声
データのCODEC形式が“8Kbpsの線形圧縮”で
あるのに対し、GW20から回線交換網20へ伝送され
る音声データのCODEC形式として“16Kbpsの
線形圧縮”が決定されたとする。
【0082】この場合、図4に示したH.245による
能力交換手順は以下の通りとなる。即ち、ステップS1
3において、GW20は、回線交換網1からGW10へ
伝送される音声データのCODEC形式とGW20から
回線交換網2へ伝送される音声データのCODEC形式
とが一致しているか否かを判定する。
【0083】このとき、CODEC形式が一致している
場合には、上述した動作例1と同様の動作が行われる。
これに対し、本動作例のように、CODEC形式が一致
していない場合には、GW20は、2つのCODEC形
式を対比し、伝送速度(伝送帯域)が小さい方のCODE
C形式を選択し、GW20の実行可能なCODEC形式
として、“8Kbpsの線形圧縮”を含むメッセージを
GW10に送信する(第2通知部に相当)。
【0084】その後、GW20は、ステップS17にお
いて、“8Kbpsの線形圧縮”をIP網3における下
り方向のCODEC形式として選択した旨を含むメッセ
ージをGW10に送信する。
【0085】その後、GW10は、ステップS21にお
いて、“8Kbpsの線形圧縮”をIP網3における上
り方向のCODEC形式として選択した旨を含むメッセ
ージをGW20に送信する。
【0086】このようにして、H.245による能力交
換手順が終了すると、GW10では、動作例1と同様
に、Bチャネル圧縮/伸張制御部15が上り方向の音声
データを伸張しないモードに設定され、VoIP圧縮/
制御部21が上り方向の音声データを圧縮しないモード
に設定される。
【0087】これに対し、GW20では、VoIP圧縮
/伸張部21が、上り方向の音声データ(“8Kbps
の線形圧縮”で圧縮されたペイロード)を伸張するモー
ドに設定され、Bチャネル圧縮/伸張制御部15が、V
oIP圧縮/伸張部21にて伸張された音声データを
“16Kbpsの線形圧縮”形式で圧縮するモードに設
定される。
【0088】従って、GW10では、動作例1と同様
に、上り方向の音声データに伸張・圧縮処理が施される
ことなくIP網3へ送出されることとなるが、GW20
では、“8Kbpsの線形圧縮”で圧縮された音声デー
タが伸張され、“16Kbpsの線形圧縮”で圧縮され
た後、回線交換網2へ送出される。
【0089】この場合でも、GW10における伸張・圧
縮処理を省略できるので、音声データの伝送時間を短縮
することができ、GW10の処理負担を軽減することが
可能となる。
【0090】〈動作例3〉動作例2では、H.225に
よるシグナリング手順の結果、回線交換網1からGW1
0へ伝送される音声データのCODEC形式が“8Kb
psの線形圧縮”であるのに対し、GW20から回線交
換網20へ伝送される音声データのCODEC形式が
“16Kbpsの線形圧縮”となった場合について説明
した。
【0091】これとは逆に、回線交換網1からGW10
へ伝送される音声データのCODEC形式が“16Kb
psの線形圧縮”であるのに対し、GW20から回線交
換網20へ伝送される音声データのCODEC形式が
“8Kbpsの線形圧縮”となってしまう場合がある。
【0092】この場合には、図4に示したH.245に
よる能力交換手順は、動作例2と同様となる。即ち、ス
テップS13において、GW20は、上記した2つのC
ODEC形式を対比し、伝送速度(伝送帯域)が小さい方
のCODEC形式を選択し、GW20の実行可能なCO
DEC形式として、“8Kbpsの線形圧縮”を含むメ
ッセージをGW10に送信する。
【0093】その後、GW20は、ステップS17にお
いて、“8Kbpsの線形圧縮”をIP網3における下
り方向のCODEC形式として選択した旨を含むメッセ
ージをGW10に送信する。
【0094】その後、GW10は、ステップS21にお
いて、“8Kbpsの線形圧縮”をIP網3における上
り方向のCODEC形式として選択した旨を含むメッセ
ージをGW20に送信する。
【0095】このようにして、H.245による能力交
換手順が終了すると、GW10では、Bチャネル圧縮/
伸張制御部15が、上り方向の音声データ(16Kbp
sの線形圧縮で圧縮されたインバンド情報)を伸張する
モードに設定され、VoIP圧縮/伸張部21が、Bチ
ャネル圧縮/伸張制御部15にて伸張された音声データ
を“8Kbpsの線形圧縮”形式で圧縮するモードに設
定される。
【0096】これに対し、GW20では、動作例1と同
様に、Bチャネル圧縮/伸張制御部15が上り方向の音
声データを伸張しないモードに設定され、VoIP圧縮
/制御部21が上り方向の音声データを圧縮しないモー
ドに設定される。
【0097】従って、GW10では、“16Kbpsの
線形圧縮”で圧縮された上り方向の音声データが伸張さ
れ、“8Kbpsの線形圧縮”で圧縮されてIP網3へ
送出されることとなるが、GW20では、動作例1と同
様に、上り方向の音声データに伸張・圧縮処理が施され
ることなく回線交換網2へ送出される。
【0098】この場合でも、GW20における伸張・圧
縮処理を省略できるので、音声データの伝送時間を短縮
することができ、GW20の処理負担を軽減することが
可能となる。
【0099】上述した動作例1〜3における処理は、各
GW10,20が回線交換網1又は2から受信する音声
データが圧縮されている場合にのみ行われるようになっ
ていても良い。
【0100】
【発明の効果】本発明によるゲートウェイ装置によれ
ば、音声データの伝送時間を短縮することができるとと
もに、ゲートウェイ装置の処理負担を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるゲートウェイ装置を適
用したネットワークシステムの全体構成図
【図2】図1に示したゲートウェイ装置の機能ブロック
【図3】Dチャネル中継線SETUP情報要素及びH.
225SETUP情報要素の説明図
【図4】図1に示したゲートウェイ装置間におけるH.
225による能力交換手順を示すシーケンス図
【図5】H.225による能力交換手順を示すシーケン
ス図
【図6】従来の問題点の説明図
【符号の説明】
1,2 回線交換網(下位網) 3 IP網(上位網) 10,20 ゲートウェイ装置(通信装置) 11 回線交換網インターフェイス 12 Dチャネル中継線制御部 13 交換処理部 14 シグナリング制御部 15 Bチャネル圧縮/伸張制御部 16 VoIP制御部 17 H.225シグナリング制御部 18 H.245制御部 19 IP網インターフェイス 21 VoIP圧縮/伸張部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 昌之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA01 HA08 HC01 HC13 HD03 LA07 5K051 AA03 BB01 CC04 DD01 DD13 GG03 HH26 JJ05 JJ14 5K069 AA06 CA01 CB02 CB08 DA04 FC03 FC07 FC11 9A001 BB06 CC03 CC06 CC07 EE02 JJ25 KK56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回線交換網とインターネットプロト
    コル網との間に夫々設けられ、回線交換網から受信した
    データをインターネットプロトコル網へ送出するゲート
    ウェイ装置であって、 回線交換網から受信された圧縮データを伸張する伸張部
    と、 前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
    と、 インターネットプロトコル網における伝送速度を含む前
    記圧縮部によるデータの圧縮形式を設定する設定部と、 前記圧縮データがこの圧縮データを受信すべき他のゲー
    トウェイ装置にて伸張可能であり、且つ当該圧縮データ
    の回線交換網における伝送速度が前記設定部によって設
    定された伝送速度以下である場合には、当該圧縮データ
    を前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処理が施
    されない状態でインターネットプロトコル網へ送出させ
    る制御部とを備えたことを特徴とするゲートウェイ装
    置。
  2. 【請求項2】複数の回線交換網とインターネットプロト
    コル網との間に夫々設けられ、インターネットプロトコ
    ル網から受信したデータを回線交換網へ送出するゲート
    ウェイ装置であって、 インターネットプロトコル網から受信された圧縮データ
    を伸張する伸張部と、 前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
    と、 回線交換網における伝送速度を含む前記圧縮部によるデ
    ータの圧縮形式を設定する設定部と、 前記圧縮データがこの圧縮データを受信すべき回線交換
    網にて伸張可能であり、且つ当該圧縮データのインター
    ネットプロトコル網における伝送速度が前記設定部によ
    って設定された伝送速度以下である場合には、当該圧縮
    データを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧縮処
    理が施されない状態で当該回線交換網へ送出させる制御
    部とを備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】第1回線交換網が接続された第1ゲートウ
    ェイ装置と、第2回線交換網が接続された第2ゲートウ
    ェイ装置と、第1ゲートウェイ装置及び第2ゲートウェ
    イ装置が接続されたインターネットプロトコル網とを含
    むネットワークシステムにおいて、 第1ゲートウェイ装置は、 第1回線交換網から第2回線交換網へインターネットプ
    ロトコル網を通じて圧縮データが送信される場合に、第
    1回線交換網から第1ゲートウェイ装置へ伝送される圧
    縮データのコーデック形式の情報をコーデック情報とし
    て第2ゲートウェイ装置に与える通知部と、 第1ゲートウェイ装置から第2ゲートウェイ装置へ伝送
    される圧縮データの圧縮形式を、第2ゲートウェイ装置
    から受け取った第2ゲートウェイ装置にて実行可能なコ
    ーデック形式の情報から選択する選択部とを有し、 第2ゲートウェイ装置は、 第1ゲートウェイ装置から受信した圧縮データを伸張す
    る伸張部と、 前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
    と、 前記通知部から受け取ったコーデック情報に対応するコ
    ーデック形式が第2ゲートウェイ装置にて実行可能であ
    り且つこのコーデック形式にて圧縮された圧縮データを
    第2回線交換網が伸張可能な場合に、当該コーデック情
    報に対応する圧縮形式を第2ゲートウェイ装置から第2
    回線交換網へ伝送される圧縮データの圧縮形式として決
    定する決定部と、 前記決定部によって決定されたコーデック形式の情報の
    みを、前記第2ゲートウェイ装置にて実行可能なコーデ
    ック形式の情報として第1ゲートウェイ装置に与える第
    2通知部と、 前記選択部によって選択された第1ゲートウェイ装置か
    ら第2ゲートウェイ装置へ伝送される圧縮データの圧縮
    形式と、前記決定部によって決定された第2ゲートウェ
    イ装置から第2回線交換網へ伝送される圧縮データの圧
    縮形式とが一致した場合に、第1回線交換網から受信し
    た圧縮データを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・
    圧縮処理が施されない状態でインターネットプロトコル
    網へ向けて送出させる制御部とを有することを特徴とす
    るネットワークシステム。
  4. 【請求項4】前記第1ゲートウェイ装置は、 第1回線交換網から受信した圧縮データを伸張する第2
    伸張部と、 前記第2伸張部によって伸張されたデータを圧縮する第
    2圧縮部と、 第1回線交換網から第1ゲートウェイ装置へ伝送される
    圧縮データの圧縮形式と、前記選択部によって選択され
    た第1ゲートウェイ装置から第2ゲートウェイ装置へ伝
    送される圧縮データの圧縮形式とが一致した場合に、第
    1回線交換網から受信した圧縮データを前記伸張部及び
    前記圧縮部による伸張・圧縮処理が施されない状態でイ
    ンターネットプロトコル網へ向けて送出させる第2制御
    部とをさらに有することを特徴とする請求項3記載のネ
    ットワークシステム。
  5. 【請求項5】前記決定部は、前記通知部から受け取った
    コーデック情報に対応するコーデック形式を第2ゲート
    ウェイ装置から第2回線交換網へ伝送される圧縮データ
    の圧縮形式として決定できない場合に、第2ゲートウェ
    イ装置にて実行可能であり且つ第2回線交換網が伸張可
    能なデータのコーデック形式を第2ゲートウェイ装置か
    ら第2回線交換網へ伝送される圧縮データの圧縮形式と
    して決定し、 前記第2通知部は、前記通知部から通知されたコーデッ
    ク形式と前記決定部によって決定されたコーデック形式
    とのうち、圧縮データの伝送速度が遅い方のコーデック
    形式の情報のみを前記第2ゲートウェイ装置が実行可能
    なコーデック形式の情報として第1ゲートウェイ装置に
    与えることを特徴とする請求項3又は4記載のネットワ
    ークシステム。
  6. 【請求項6】下位網と上位網とが接続され、 下位網から受信された圧縮データを伸張する伸張部と、 前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
    と、 上位網における伝送速度を含む前記圧縮部によるデータ
    の圧縮形式を設定する設定部と、 前記圧縮データの下位網における伝送速度が前記設定部
    によって設定された伝送速度以下である場合には、当該
    圧縮データを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧
    縮処理が施されない状態で上位網へ送出させる制御部と
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】上位網と下位網とが接続され、 上位網から受信された圧縮データを伸張する伸張部と、 前記伸張部によって伸張されたデータを圧縮する圧縮部
    と、 下位網における伝送速度を含む前記圧縮部によるデータ
    の圧縮形式を設定する設定部と、 前記圧縮データの上位網における伝送速度が前記設定部
    によって設定された伝送速度以下である場合には、当該
    圧縮データを前記伸張部及び前記圧縮部による伸張・圧
    縮処理が施されない状態で下位網へ送出させる制御部と
    を備えたことを特徴とする通信装置。
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