JP2725906B2 - 言語援助サービスを要求する呼の処理方式 - Google Patents

言語援助サービスを要求する呼の処理方式

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JP2725906B2
JP2725906B2 JP3144962A JP14496291A JP2725906B2 JP 2725906 B2 JP2725906 B2 JP 2725906B2 JP 3144962 A JP3144962 A JP 3144962A JP 14496291 A JP14496291 A JP 14496291A JP 2725906 B2 JP2725906 B2 JP 2725906B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線等のネットワ
ークにおいて、言語援助サービスを提供不可能な交換シ
ステムが、通話路を設定後に言語援助サービスの要求を
受けた場合、接続替えによりサービスを中断することな
く提供可能とする言語援助サービスを要求する呼の処理
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】需要の少ないサービスに対する呼の処理
機能を、全ての交換システムに具備することは経済的で
なく、ネットワーク内の一部の交換システムにこの機能
を具備し、処理する方式が一般的である。しかし、言語
援助サービスは、呼の設定後にサービスの要求がなされ
ることから、呼の設定段階ではサービスの有無を判断す
ることが不可能であり、呼設定段階で同サービスを利用
する可能性がある呼は全て言語援助サービスの提供機能
を具備する交換システムに転送しておくか、もしくは全
ての交換システムに言語援助サービスの提供機能を具備
させるか、何れかの方法を取る必要があった。
【0003】こゝで、転送による、従来の言語援助呼処
理方式の接続構成例を図3に示す。図中、1は言語援助
サービスの提供機能を具備する交換システム、2は言語
援助サービスの提供機能を具備しない交換システム、1
a,2aはそれぞれの交換システム1,2に対する着信
回線、1b,2bはそれぞれの交換システム1,2から
の発信回線、3は交換システム1内に存在する言語援助
サービスの処理機能である。
【0004】交換システム2に収容されている着信回線
2aから入呼があると、交換システム2では言語援助サ
ービスを要求する可能性のある呼は全て交換システム1
に転送していた。このため、直列2段連結した交換シス
テム1と交換システム2との間の発信回線2bとオーバ
ーラップするシステム間回線及び交換システム1の発信
回線1bを十分な容量として確保する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、サービスの多様
化にともない、需要の少ない特殊なサービスは特定の通
信ノードにその機能を集中化させ、交換システムは大量
のトラフィックを疎通する機能に専念するというネット
ワークの階層化構造が一般化してきており、全ての交換
システムに全てのサービスの呼の処理機能を具備させる
ことは、現実的ではない。
【0006】言語援助サービスを利用する可能性のある
呼の内、実際に言語援助サービスを要求する呼は非常に
少なく、言語援助サービスを要求する可能性のある呼を
全て言語援助サービスの提供機能を具備する交換システ
ムに転送すると、両システムの発信回線と着信回線及び
転送先交換システムの処理能力を圧迫することとなる。
【0007】例えば、言語援助サービス提供機能を具備
しない交換システムに言語援助サービスを利用する可能
性のある呼が100アーランの負荷、その内実際に言語
援助サービスを要求する呼が1アーランの負荷があると
すると、従来の方法では、この100アーランの負荷が
そのまま転送先交換システムの負荷となるが、その内実
際に言語援助サービスのために必要であった負荷は1ア
ーランであり、残り99アーランの負荷は本来転送元交
換システムのみで処理可能であった負荷を転送したこと
となり、転送先及び転送元の2つの交換システムで1つ
の呼を処理することとなり、結果として両方の交換シス
テムの処理能力の低下及び回線設備の設置量の無意味な
増大を招いていた。こゝにおいて、本発明は、当該課題
を解決するのに有効、適切な言語援助サービスを要求す
る呼の処理方式を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、本発
明が次の新規な特徴的構成方式を採用することにより達
成される。即ち、本発明の特徴は、言語援助サービスの
提供機能を具備する交換システムと当該機能を具備しな
い交換システムと両システムに収容される発信回線及び
着信回線と両システム間を接続するシステム間回線とを
有するネットワークにおいて、言語援助サービスの提供
機能を具備しない交換システムの着信回線より入呼があ
り、同システムの発信回線との間に通話路を設定後に言
語援助サービスの要求を受けた場合、言語援助サービス
の提供機能を具備する前記交換システムとの相互間で前
記システム間回線により新たにループ状の通話路を設定
し、その後、発信回線と着信回線と前記ループ状通話路
を1つの回線となるように接続替えすることにより、言
語援助サービスの提供機能を具備しない交換システムで
も言語援助サービスを提供可能とする言語援助サービス
を要求する呼の処理方式である。
【0009】
【作用】本発明方式は、前記のような方式により、ま
ず、言語援助サービス提供機能を具備しない交換システ
ムに入呼した呼は、一旦言語援助サービスの要求の有無
に関わらず通話路の設定を行い、その後、言語援助サー
ビスの要求があった時点で、言語援助サービス提供機能
を具備しない交換システムと言語援助サービス提供機能
を具備する交換システムとの間にシステム間回線を介し
てループ状の通話路を設定して、発信回線と着信回線と
当該ループ状通話路とを一回線とする新たに接続替えを
することから、言語援助サービス提供機能を具備しない
交換システムに入呼した呼に対しても言語援助サービス
を提供可能とする。
【0010】
【実施例】本発明方式の実施例を図面につき説明する。
図1は本実施例による言語援助サービスを要求する呼の
処理方式の接続構成例であり、図2は同・回線接続の形
成手順の説明図である。図中、cは交換システム1と交
換システム2との間のシステム間ループ回線である。な
お、図1に示す従来例と同一の要素には、同一の番号を
付した。
【0011】図1の構成例において、図2により、本実
施例の段階的回線接続形成手順を詳説する。まず、交換
システム2に着信回線2aから入呼があると、交換シス
テム2は発信回線2bとの間で通話路を設定する[図2
(a)参照]。次いで、着信回線2aより言語援助サー
ビス要求信号S1を受信すると、交換システム2は交換
システム1に対し、システム間ループ回線Cを設定する
ための回線設定要求信号S2の発信を行う[図2(b)
参照]。この要求信号S2は、通常の交換機間信号によ
るものであり、システム間ループ回線Cの設定要求であ
ることを識別可能とする。
【0012】引続き、交換システム1は、この回線設定
要求信号S2を受信し、交換システム2に対するシステ
ム間ループ回線Cを設定する[図2(c)参照]。さら
に、交換システム2は、システム間ループ回線Cの設定
完了により、着信回線2aと発信回線2bとの間の通話
路を、着信回線2a→システム間ループ回線c→発信回
線2bに接続替えを行い、接続替え終了後、言語援助サ
ービス要求信号S1を交換システム1に転送する[図2
d参照]。終には、交換システム1は、交換システム2
からの言語援助サービス要求信号S1を受信し、当該サ
ービスを提供する。以降の処理は、通常の言語援助サー
ビスを要求する呼の処理と同一である。
【0013】
【発明の効果】かくして、本発明において、例えば、言
語援助サービスを具備しない交換システムに対する全入
呼の20%が言語援助サービスを要求する可能性がある
呼であり、その内1%が実際に言語援助サービスを要求
する呼である場合、従来方式ではこの20%全てのトラ
フィックを言語援助サービスの処理機能を具備する交換
システムに転送していたのに対し、本発明方式では全体
の0.2%の呼を転送することで対応可能となる。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題の解決
は、本発明が次の新規な特徴的構成手段を採用すること
により達成される。即ち、本発明の特徴は、言語援助サ
ービスの提供機能を具備する交換システムと、言語援助
サービスの提供機能を具備しない交換システムとの混成
ネットワークにおいて、まず、前記言語援助サービスの
提供機能を具備しない交換システムの着信回線より入呼
があり、当該言語援助サービスの提供機能を具備しない
交換システムが発信回線との間に通話路を設定した後
に、前記着信回線より言語援助サービスの要求信号を受
信した場合、前記言語援助サービスの提供機能を具備し
ない交換システムと前記言語援助サービスの提供機能を
具備する交換システムとの相互間に、空き回線を利用し
て、前記言語援助サービスの提供機能を具備しない交換
システムから、前記言語援助サービスの提供機能を具備
する交換システムの言語援助処理機能を通り、前記言語
援助サービスの提供機能を具備しない交換システムに戻
るようなシステム間ループ回線を、パスを通してその都
度設定し、設定確認した後に、前記言語援助サービスの
提供機能を具備しない交換システムの前記着信回線、前
記システム間ループ回線、前記言語援助サービスの提供
機能を具備しない交換システムの前記発信回線の順に1
つの回線となるように新たに接続し、当該接続されたシ
ステム間ループ回線を通して、前記言語援助サービスの
提供機能を具備しない交換システムから前記言語援助サ
ービスの提供機能を具備する交換システムの前記言語援
助処理機能への制御信号を発信し、前記言語援助処理機
能の言語援助サービスを受けることができることによ
り、言語援助サービスの提供機能を具備する前記交換シ
ステムの言語援助サービスの処理機能を用いて、言語援
助サービスの提供機能を具備しない前記交換システムで
も言語援助サービスを提供可能としてなる言語援助サー
ビスを要求する呼の処理方式である。
【0015】以上のように、本発明によれば、実際に言
語援助サービス要求があった場合のみ言語援助サービス
の処理機能を具備しない交換システム2から当該処理機
能を具備する交換システム1間に回線を設定し、サービ
ス提供を可能とすることから、需要の少ないサービスの
提供のために全ての交換システムにサービス提供機能を
配備することによる経費増大、全ての呼を言語援助サー
ビス提供機能を具備する交換システムに転送することに
よる交換システムの処理能力低下、必要回線設備の増大
を防ぐことが可能となる等優れた効果を発揮する。な
お、本発明方式は、呼の設定後にサービス要求があるよ
うな他の特殊サービスにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の言語援助サービスを要求する呼の処理
方式の実施例を実行する接続構成例である。
【図2】(a)〜(d)は本発明方式による回線接続の
段階的形成手順の説明図である。
【図3】従来の、交換システム間における言語援助サー
ビスの要求を受けた際の回線接続例である。
【符号の説明】
1…言語援助サービスの提供機能を具備する交換システ
ム 2…言語援助サービスの提供機能を具備しない交換シス
テム 1a,2a…交換システム1及び交換システム2のそれ
ぞれの交換システムに対する着信回線 1b,2b…交換システム1及び交換システム2のそれ
ぞれの交換システムからの発信回線 3…交換システム1内に存在する言語援助サービスの処
理機能 C…交換システム1と交換システム2との間のシステム
間ループ回線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】言語援助サービスの提供機能を具備する交
    換システムと、言語援助サービスの提供機能を具備しな
    い交換システムとの混成ネットワークにおいて、 まず、前記言語援助サービスの提供機能を具備しない交
    換システムの着信回線より入呼があり、当該言語援助サ
    ービスの提供機能を具備しない交換システムが発信回線
    との間に通話路を設定した後に、前記着信回線より言語
    援助サービスの要求信号を受信した場合、前記言語援助
    サービスの提供機能を具備しない交換システムと前記言
    語援助サービスの提供機能を具備する交換システムとの
    相互間に、空き回線を利用して、 前記言語援助サービスの提供機能を具備しない交換シス
    テムから、前記言語援助サービスの提供機能を具備する
    交換システムの言語援助処理機能を通り、前記言語援助
    サービスの提供機能を具備しない交換システムに戻るよ
    うなシステム間ループ回線を、パスを通してその都度設
    定し、 設定確認した後に、前記言語援助サービスの提供機能を
    具備しない交換システムの前記着信回線、前記システム
    間ループ回線、前記言語援助サービスの提供機能を具備
    しない交換システムの前記発信回線の順に1つの回線と
    なるように新たに接続し、 当該接続されたシステム間ループ回線を通して、前記言
    語援助サービスの提供機能を具備しない交換システムか
    ら前記言語援助サービスの提供機能を具備する交換シス
    テムの前記言語援助処理機能への制御信号を発信し、前
    記言語援助処理機能の言語援助サービスを受けることが
    できることにより、 言語援助サービスの提供機能を具備する前記交換システ
    ムの言語援助サービスの処理機能を用いて、言語援助サ
    ービスの提供機能を具備しない前記交換システムでも言
    語援助サービスを提供可能とすること、 を特徴とする言語援助サービスを要求する呼の処理方
    式。
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