JP2002252709A - 帯域圧縮通信方式 - Google Patents

帯域圧縮通信方式

Info

Publication number
JP2002252709A
JP2002252709A JP2001050760A JP2001050760A JP2002252709A JP 2002252709 A JP2002252709 A JP 2002252709A JP 2001050760 A JP2001050760 A JP 2001050760A JP 2001050760 A JP2001050760 A JP 2001050760A JP 2002252709 A JP2002252709 A JP 2002252709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bandwidth
compression
telephone
trunk
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001050760A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Yamamoto
伸吾 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Telecom Technologies Ltd filed Critical Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority to JP2001050760A priority Critical patent/JP2002252709A/ja
Publication of JP2002252709A publication Critical patent/JP2002252709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換網を通して接続された通話路において、
音声の帯域圧縮伸張が複数回繰り返されることによる音
声品質の劣化を救済する。 【解決手段】 PHS電話機のように電話機で既に交換
機の伝送帯域巾よりも狭い帯域巾に圧縮されている場合
には、中継線における帯域圧縮伸張を禁止し、一回の帯
域圧縮で電話機相互間を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディジタル音声通
信網における帯域圧縮に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル交換機においては、波
形符号化による64kbpsの圧伸パルス符号変調(以
下、PCMと略称する)が採用されており、パーソナル
・ハンディホーン・システム(以下、PHSと略称す
る)における電話機は、波形符号化による32kbps
の適応差分パルス符号変調(以下、ADPCMと略称す
る)が採用されており、また中継線においては、一例を
あげると、線形予測符号化の一種であり8kbps以下
に圧縮可能なCSACELPと呼ばれる符号化等が採用
されている。
【0003】このような環境においては、今、中継線に
8kbpsのCSACELPを採用したとすれば、32
kbpsに圧縮されたPHS電話機の帯域を、一旦64
kbpsのPCMに変換し、更に中継線で8kbpsに
圧縮して、これを64kbpsに伸張し、場合によって
は再度32kbps圧縮してアナログ音声に戻すことが
行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方式では、音声の帯域圧縮が複数回行われ
るので、音声品質が劣化すると言う問題があった。
【0005】本発明は、ディジタル交換機における帯域
巾64kbpsからの圧縮を少なくとも一度に止め、音
声品質の劣化を最小限に止めることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、複数のディジタル交換機
のうち少なくとも一つが、ディジタル交換機の伝送帯域
巾より狭い音声帯域巾に圧縮する機能を有する電話機を
収容しており、前記複数のディジタル交換機が帯域圧縮
可能な仮想パケット中継線あるいはパケット中継線で接
続された交換網において、前記交換網で接続しようとす
る電話機の少なくとも一方がディジタル交換機の伝送帯
域巾より狭い帯域巾に圧縮されている場合には、仮想パ
ケット中継線あるいはパケット中継線では帯域圧縮せず
に伝送し、電話機での圧縮を含め一回の帯域圧縮伸張で
電話機間を接続することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、電話機間の接続路におい
て複数回の圧縮伸張を繰り返すことを防止できる。
【0008】本発明の請求項2に記載の帯域圧縮通信方
式は請求項1に記載の発明において、発呼側ディジタル
交換機がダイヤル番号によって被呼電話機の帯域圧縮方
式および圧縮帯域巾を識別し、発呼側ディジタル交換機
の制御で仮想パケット中継線あるいはパケット中継線に
おける帯域圧縮を禁止することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、発呼側のディジタル交換
機において、発呼電話機、被呼電話機両方の帯域圧縮方
式、圧縮帯域巾を識別できるので、発呼側ディジタル交
換機で帯域圧縮の禁止を制御できる。
【0010】本発明の請求項3に記載の帯域圧縮通信方
式は請求項1あるいは請求項2に記載の発明において、
発呼側電話機の帯域巾が被呼側電話機の圧縮帯域巾より
も広い場合、発呼電話機の帯域巾を発呼側ディジタル交
換機の出中継線トランクあるいは中継装置で被呼電話機
の帯域圧縮方式により所定圧縮帯域巾に圧縮することを
特徴とする。
【0011】本発明によれば、発呼側ディジタル交換機
において被呼側電話機の帯域巾に圧縮できるので、中継
線の帯域巾を狭くできる。
【0012】本発明の請求項4に記載の帯域圧縮通信方
式は請求項1あるいは請求項2に記載の発明において、
発呼側電話機の帯域巾が被呼側電話機の帯域巾よりも狭
い場合、発呼電話機の帯域圧縮方式および圧縮帯域巾を
被呼側ディジタル交換機の入中継線トランクあるいは中
継装置で、被呼電話機の帯域圧縮方式により所定帯域巾
に伸張することを特徴とする。
【0013】本発明によれば、被呼側ディジタル交換機
において発呼側電話機の帯域巾に圧縮できるので、中継
線の帯域巾を狭くできる。
【0014】本発明の請求項5に記載の帯域圧縮通信方
式は請求項1あるいは請求項2に記載の発明において、
発呼側電話機の帯域巾および被呼側電話機の帯域巾が、
共にディジタル交換機の伝送帯域巾より狭く、且つ帯域
圧縮方式、圧縮帯域巾が同じ場合には、ディジタル交換
機、仮想パケット中継線あるいはパケット中継線で帯域
の圧縮も伸張も行わないことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、圧縮された電話機の帯域
巾で通話できるので、通話路における音声品質の劣化は
なくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すシステム構成図の一例である。
【0017】図1において、1はディジタル構内交換機
(以下、PBXと略称する)、2、3、4もそれぞれ別
の場所に設置されたディジタルPBXである。
【0018】5はインターネットで、PBX間を接続す
る仮想ディジタル中継線を構成する。
【0019】11、21、31、41はそれぞれPBX
1、2、3、4に収容されたアナログあるいはディジタ
ル電話機で、アナログ電話機はPBXのライン回路(図
示省略)において64kbpsのPCM符号に、ディジ
タル電話機は電話機内で64kbpsのPCM符号に変
換される。
【0020】12、22、32、42はそれぞれPBX
1、2、3、4の無線通信エリア内にあるPHS電話機
PS(パーソナルステーション)で、音声は32kbp
sのADPCMに符号化される。
【0021】13、23、33、43はそれぞれPBX
1、2、3、4に収容されたPHS基地局BSで、32
kbpsのADPCMで動作する。
【0022】14、24、34、はインターネットプロ
トコル(以下、IPと略称する)のインタフェースをも
ったトランクTであり、64kbps〜8kbpsのC
SACELPによる圧縮伸張機能および64kbps〜
32kbpsのADPCMによる圧縮伸張機能をもつ。
15、25、35はインターネットに接続されるルータ
Rである。
【0023】16,46は非同期転送モード(以下、A
TMと略称する)の中継装置ATMで64kbps〜8
kbpsのCSACELPによる圧縮伸張機能および6
4kbps〜32kbpsのADPCMによる圧縮伸張
機能をもつ。
【0024】図2のシーケンスチャートによって、PB
X1に収容されたPHS電話機PS12から発信し、イ
ンターネット上の仮想ディジタル中継線を介して、PB
X2に収容された電話機21を呼出す場合の動作の概要
を説明する。
【0025】PHS電話機PS12から発信すると(シ
ーケンスS101)無線信号によって基地局BS13を
起動する(シーケンスS102)。
【0026】基地局BS13が起動されたことによっ
て、PBX1では発呼検出を行う(シーケンスS10
3)。
【0027】PBX1は発呼電話機の帯域圧縮方式およ
び圧縮帯域巾は勿論、他のPBXに収容されている全電
話機の帯域圧縮方式および圧縮帯域巾をデータテーブル
としてもっており、収容されている中継線の帯域圧縮方
式および圧縮帯域巾のデータをもつと共に圧縮、非圧縮
の制御もできる。
【0028】PBX1は発呼電話機のデータを解析し
て、発呼電話機の帯域圧縮方式(ADPCM)および圧
縮帯域巾(32kbps)を知る(シーケンスS10
4)。
【0029】続いてダイヤル番号が送られてくるとこれ
を受信し(シーケンスS105)、被呼電話機がPBX
2に収容された電話機21であることを識別して、接続
先のIPアドレスを解析する(シーケンスS106)。
また被呼電話機21のデータを解析して(シーケンスS
107)被呼電話機の帯域圧縮方式(圧伸PCM)と圧
縮帯域巾(64kbps)を知る。
【0030】発呼電話機12と被呼電話機21の圧縮帯
域巾を照合し、発呼電話機で既に32kbpsに圧縮さ
れているので中継線での圧縮禁止を決定する(シーケン
スS108)。
【0031】PBX1はIPトランクT14を捕捉し、
基地局BS13と接続する(シーケンスS109)。こ
の時IPトランクT14に圧縮禁止指示を送る。
【0032】IPトランクT14、ルータR15を通し
てインターネットへPBX2のIPアドレスを送出する
(シーケンスS110)。これによって仮想パケット中
継線によってIPトランクT14、ルータR15は、ル
ータR25、IPトランクT24と接続される。
【0033】PBX1はPBX2に対して共通線信号で
ダイヤル番号を送出すると共に、IPトランクT24で
32kbpsのADPCMを64kbpsの圧伸PCM
に伸張するよう指示する(シーケンスS111)。
【0034】PBX2ではIPトランクT24を32k
bps〜64kbpsの伸張モードにセットすると共
に、電話機21へ接続する(シーケンスS112)。
【0035】これによって電話機21を呼出し(シーケ
ンスS113)、電話機で応答すれば通話に入る(シー
ケンスS114)。
【0036】このようにしてPHS電話機PS12から
IPトランクT24までは32kbpsのADPCMで
接続され、IPトランクT24から電話機21までは6
4kbpsの圧伸PCMで接続されるので、システム内
での圧伸は一度で済み、インターネットの仮想パケット
中継線で8kbpsに圧縮する場合に比べて通話品質が
向上する。
【0037】通話が終ると、PBXで終話を検出し(図
5、シーケンスS401)、共通線信号で両電話機間の
チャネルの開放を指示する(シーケンスS402)。ま
た共通線信号で圧縮伸張禁止を解除する指示を送出する
(シーケンスS403)。これによって平常状態に戻
る。
【0038】次に図3のシーケンスチャートによって、
図1のPBX2に収容された電話機21から発信し、P
BX3の通話エリア内にあるPHS電話機PS32を呼
出す場合について動作を説明する。
【0039】電話機21から発信すると(シーケンスS
201)、PBX2で発呼検出する(シーケンスS20
2)。
【0040】発呼電話機21のデータを解析して64k
bpsの圧伸PCMであることを識別する(シーケンス
S203)。
【0041】発呼電話機21からのダイヤル番号を受信
すると(シーケンスS204)、接続先のIPアドレス
を解析する(シーケンスS205)。
【0042】この場合、PBX3とは直接仮想ディジタ
ル中継線を持たないので、仮想ディジタル中継線を有す
るPBX1へ接続し、全ての接続情報を一旦PBX1へ
送り、PBX1を介在させてPBX3へ接続する方法
(図3におけるXのシーケンス)と、PBX2でPBX
1のIPアドレスと共にPBX3のIPアドレスも識別
し、ルータR15を介して直接PBX3に接続する方法
(図3におけるYのシーケンス)があり、どちらの方法
を採用するかによってIPアドレス解析の内容が異な
る。
【0043】PBX1を介在させる場合にはPBX2は
PBX1のIPアドレスのみを識別する。
【0044】続いて被呼電話機PS32のデータを解析
して、被呼電話機が32kbpsのADPCMであるこ
とを知る(シーケンスS206)。
【0045】これによって、PBX2は64kbpsの
圧伸PCMを32kbpsのADPCMに圧縮するこ
と、および中継線では32kbpsのまま圧縮禁止で中
継することを決定する(シーケンスS207)。
【0046】IPトランクT24を捕捉して発呼電話機
21と接続し(シーケンスS208)、IPトランクT
24に64kbpsの圧伸PCMを32kbpsのAD
PCMへ圧縮することを指示する(シーケンスS20
9)。
【0047】そしてインターネットへPBX1のIPア
ドレスを送出する(シーケンスS210)。
【0048】PBX1へ接続されると、PBX2は共通
線信号によりダイヤル番号と圧縮禁止指示を送出する
(シーケンスS211)。
【0049】PBX1では自局への呼ではないので、P
BX2と共通線信号でネゴシエーションをする(シーケ
ンスS212)。そしてPBX3への呼であるから、P
BX3のIPアドレスをPBX2に返す(シーケンスS
213)。
【0050】PBX2はインターネットへルータR15
経由でPBX3のIPアドレスを送出する(シーケンス
S214)。
【0051】PBX2とPBX3がルータR25〜ルー
タR15〜ルータR35の経路で接続されると、PBX
3へダイヤル番号と圧縮伸張禁止指示を送出する(シー
ケンスS215)。
【0052】PBX3ではIPトランクT34を圧縮伸
張禁止モードにセットすると共に、PHS基地局BS3
3へ接続する(シーケンスS216)。
【0053】PHS基地局BS33からPHS電話機P
S32を呼出し(シーケンスS217)、被呼者が応答
すれば通話に入る(シーケンスS218)。
【0054】PBX2がPBX3のIPアドレスを識別
し、PBX1を介在させずに接続する場合には、シーケ
ンスS209から直接シーケンスS214へ進み、シー
ケンスS214でルータR15経由のルート指定でPB
X3のIPアドレスをインターネットに送出してやる。
【0055】これによって、PBX2内では64kbp
sで接続し、IPトランクT24で32kbpsのAD
PCMに帯域圧縮して、以後は32kbpsでPHS電
話機PS32まで接続するので、システム内での圧伸は
一度で済む。従って、システム内での音声品質の劣化は
小さくて済む。
【0056】この場合にもPBXで終話を検出すると
(図5、シーケンスS401)、共通線信号でチャネル
の開放を指示し(シーケンスS402)、圧縮伸張禁止
の解除を指示する(シーケンスS403)。
【0057】図4のシーケンスチャートによって、図1
のPBX2に収容された電話機21から発信し、PBX
4の通話エリア内にあるPHS電話機PS42を呼出す
場合の動作を説明する。
【0058】電話機21から発信すると(シーケンスS
301)、PBX2で発呼検出する(シーケンスS30
2)。
【0059】発呼電話機21のデータを解析して64k
bpsの圧伸PCMであることを識別する(シーケンス
S303)。
【0060】発呼電話機21からのダイヤル番号を受信
すると(シーケンスS304)、接続先のIPアドレス
を解析する(シーケンスS305)。
【0061】この場合、PBX4とは直接仮想パケット
中継線を持たないので、仮想パケット中継線を有するP
BX1へ接続し、全ての接続情報を一旦PBX1へ送
り、PBX1を介在させてPBX4へ接続する。PBX
1を介在させるのでPBX2はPBX1のIPアドレス
を識別する。
【0062】続いて被呼電話機PS42のデータを解析
して、被呼電話機が32kbpsのADPCMであるこ
とを知る(シーケンスS306)。
【0063】これによって、PBX2は64kbpsの
圧伸PCMを32kbpsのADPCMに圧縮するこ
と、および中継線では32kbpsのまま圧縮禁止で中
継することを決定する(シーケンスS307)。
【0064】IPトランクT24を捕捉して発呼電話機
21と接続し(シーケンスS308)、IPトランクT
24に64kbpsの圧伸PCMを32kbpsのAD
PCMへ圧縮することを指示する(シーケンスS30
9)。
【0065】そしてインターネットへPBX1のIPア
ドレスを送出する(シーケンスS310)。
【0066】PBX1へ接続されると、PBX2は共通
線信号でダイヤル番号と圧縮禁止指示を送出する(シー
ケンスS311)。
【0067】PBX1では自局への呼ではないので、P
BX2と共通線信号を使ってネゴシエーションをする
(シーケンスS312)。そしてPBX4への呼である
から、PBX1で交換接続をする。
【0068】PBX1は中継装置ATM16を捕捉し、
中継線トランクT14と接続する(シーケンスS31
3)と共に、中継装置ATM16および46へ圧縮伸張
禁止の指示を送出する(シーケンスS314)。
【0069】PBX2とPBX4がルータR25〜ルー
タR15〜IPトランクT14〜中継装置ATM16〜
中継装置ATM46の経路で接続されると、PBX4へ
ダイヤル番号を送出する(シーケンスS315)。
【0070】PBX4では中継装置ATM46とPHS
基地局BS43を接続する(シーケンスS316)。
【0071】PHS基地局BS43から無線でPHS電
話機PS42を呼出し(シーケンスS317)、被呼者
が応答すれば通話に入る(シーケンスS318)。
【0072】これによって、PBX2内では64kbp
sで接続し、IPトランクT24で32kbpsのAD
PCMに帯域圧縮して、以後は32kbpsでPHS電
話機PS42まで接続するので、システム内での圧伸は
一度で済む。従って、システム内での音声品質の劣化は
小さくて済む。
【0073】通話が終ると、PBXで終話信号を検出し
(図6、シーケンスS501)、電話機間の接続チャネ
ルを共通線信号によって開放の指示をする(シーケンス
S502)。
【0074】中継装置ATM16および46に対してチ
ャネル開放を指示する(シーケンスS503)と共に、
中継装置ATM16および46に対し圧縮伸張禁止の解
除を指示する(シーケンスS504)。
【0075】また他の関連装置に対しても共通線信号で
圧縮伸張禁止の解除を指示する(シーケンスS50
5)。これによって平常状態に戻る。
【0076】PHS電話機から発信し、PHS電話機を
呼ぶ場合には、双方が32kbpsのADPCMである
ので、交換接続路の全経路において圧縮伸張を禁止にす
れば、32kbpsの通話路ができるので、PHS電話
機における圧縮のみで電話機間を接続でき、音声品質の
劣化を防止できる。
【0077】このように、インターネットの仮想パケッ
ト中継線およびATMのパケット中継線は、共に8kb
psへの帯域圧縮機能をもっているが、接続する両端の
電話機が64kbpsのときのみ圧縮し、少なくとも一
方の電話機の帯域が64kbpsより狭い帯域に圧縮さ
れている場合には、圧縮禁止モードにすることによっ
て、音声品質の劣化を防ぐことができる。
【0078】ATMにおいてはパケットをセルと呼ぶ
が、ここではセルも含めてパケットと呼んでいる。
【0079】以上の実施の形態では、構内交換機でネッ
トワークを構成した場合について説明したが、構内交換
機の代わりにボタン電話装置が使われても同じ効果を有
する。また本発明を、国際交換網を含む公衆通信網に適
用しても同じ効果が得られる。
【0080】また圧縮方式も一例として32kbpsの
ADPCMと、8kbpsのCSACELPを取り上げ
たが、どのような圧縮方式、どのような帯域巾であって
も同様の効果が得られる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、交換網において音声帯
域の圧縮と伸張を繰り返すことによる音声品質の劣化を
救済し、劣化の度合いを一回の帯域圧縮と伸張によるも
のに止める効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成図で
ある。
【図2】接続のシーケンスチャートである。
【図3】接続のシーケンスチャートである。
【図4】接続のシーケンスチャートである。
【図5】復旧のシーケンスチャートである。
【図6】復旧のシーケンスチャートである。
【符号の説明】 1 構内交換機PBX 2 構内交換機PBX 3 構内交換機PBX 4 構内交換機PBX 5 インターネット 11 電話機 12 PHS電話機PS 13 PHS基地局BS 14 IPトランクT 15 ルータR 16 中継装置ATM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディジタル交換機のうち少なくと
    も一つが、ディジタル交換機の伝送帯域巾より狭い音声
    帯域巾に圧縮する機能を有する電話機を収容しており、
    前記複数のディジタル交換機が帯域圧縮可能な仮想パケ
    ット中継線あるいはパケット中継線で接続された交換網
    において、前記交換網で接続しようとする電話機の少な
    くとも一方がディジタル交換機の伝送帯域巾より狭い帯
    域巾に圧縮されている場合には、仮想パケット中継線あ
    るいはパケット中継線では帯域圧縮せずに伝送し、電話
    機を含め一回の帯域圧縮伸張で電話機間を接続すること
    を特徴とする帯域圧縮通信方式。
  2. 【請求項2】 発呼側ディジタル交換機がダイヤル番号
    によって被呼電話機の帯域圧縮方式および圧縮帯域巾を
    識別し、発呼側ディジタル交換機の制御で仮想パケット
    中継線あるいはパケット中継線における帯域圧縮を禁止
    することを特徴とする請求項1に記載の帯域圧縮通信方
    式。
  3. 【請求項3】 発呼側電話機の帯域巾が被呼側電話機の
    圧縮帯域巾よりも広い場合、発呼電話機の帯域巾を発呼
    側ディジタル交換機の出中継線トランクあるいは中継装
    置で被呼電話機の帯域圧縮方式により所定圧縮帯域巾に
    圧縮することを特徴とする請求項1あるいは請求項2に
    記載の帯域圧縮通信方式。
  4. 【請求項4】 発呼側電話機の帯域巾が被呼側電話機の
    帯域巾よりも狭い場合、発呼電話機の帯域圧縮方式およ
    び圧縮帯域巾を被呼側ディジタル交換機の入中継線トラ
    ンクあるいは中継装置で、被呼電話機の帯域圧縮方式に
    より所定帯域巾に伸張することを特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2に記載の帯域圧縮通信方式。
  5. 【請求項5】 発呼側電話機の帯域巾および被呼側電話
    機の帯域巾が、共にディジタル交換機の伝送帯域巾より
    狭く、且つ帯域圧縮方式、圧縮帯域巾が同じ場合には、
    ディジタル交換機、仮想パケット中継線あるいはパケッ
    ト中継線で帯域の圧縮も伸張も行わないことを特徴とす
    る請求項1あるいは請求項2に記載の帯域圧縮通信方
    式。
JP2001050760A 2001-02-26 2001-02-26 帯域圧縮通信方式 Pending JP2002252709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050760A JP2002252709A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 帯域圧縮通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050760A JP2002252709A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 帯域圧縮通信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002252709A true JP2002252709A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18911671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001050760A Pending JP2002252709A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 帯域圧縮通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002252709A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244580A (ja) * 1999-02-19 2000-09-08 Fujitsu Ltd ゲートウェイ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244580A (ja) * 1999-02-19 2000-09-08 Fujitsu Ltd ゲートウェイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5910946A (en) Wireless internet network architecture for voice and data communications
US7596129B2 (en) Home gateway systems and methods to establish communication sessions
EP0656166B1 (en) Reestablishment of call after disconnect
US6560223B1 (en) Wireless multi-site networking using signaling and voice-over-IP
RU2273108C2 (ru) Система обеспечения и способ работы терминала, по меньшей мере, в двух режимах связи
US7221662B2 (en) Tone detection elimination
US6353745B1 (en) Method for providing performance features for mobile subscribers via a communications network
EP1416704A1 (en) Talking apparatus adaptor; circuit connection method; circuit connection program; and recorded medium
EP0972399B1 (en) Connection of a computer to a telephone exchange
EP0939522A1 (en) Method of communicating with subscriber devices through a global communication network
US7272135B1 (en) Gateway apparatus
US5995604A (en) Method of preventing fraudulent toll calls by key system users
US6169750B1 (en) Voice packet multiplexer with voice transit switching function
JP2959627B2 (ja) 無線パケット音声着信装置
JP2002252709A (ja) 帯域圧縮通信方式
RU2212117C2 (ru) Установление соединения в системе стационарной беспроводной связи
US20040028202A1 (en) Method and system for providing conference feature between internet call and telephone network call in a webphone system
JP4154184B2 (ja) 音声端末及び音声通信方法
JP2798574B2 (ja) サブアドレスダイヤルイン制御方法
JPH11275618A (ja) 音声サービス機能を備えた通信システム
US6510180B1 (en) Embedded software negotiation of PCM companding format
JP2001345804A (ja) 電話システム、ターミナルアダプタ装置、及び電話機
JPH10155023A (ja) 簡易型携帯電話及びその着信鳴動方法
JPS5990486A (ja) 構内通信システム
JPH0282743A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601