JP3511351B2 - 多重化通信装置 - Google Patents

多重化通信装置

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JP3511351B2 JP08337297A JP8337297A JP3511351B2 JP 3511351 B2 JP3511351 B2 JP 3511351B2 JP 08337297 A JP08337297 A JP 08337297A JP 8337297 A JP8337297 A JP 8337297A JP 3511351 B2 JP3511351 B2 JP 3511351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通線信号方式で
の回線交換による多重化方式を用いた多重化通信装置に
関し、とくに分割呼制御が可能な多重化通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、共通線信号方式を用いた回線交換
により多重化を行う多重化通信装置では、一括呼制御方
式を用いていた。これは、発呼するときの相手先番号を
任意の指定桁数まで蓄積し、着番号として呼設定メッセ
ージにより発呼を行う方式である。
【0003】この方式では、相手先番号の任意の桁数が
蓄積されるまでの時間が、そのまま通信を開始するまで
のロスタイムとなってしまう。このロスタイムをできる
だけ短時間にする方式が分割呼制御方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した分割呼制御方
式は、多重化通信装置では実現しているものがなく、こ
の実現方法が必要であった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、分割呼制御を実現することが
可能な多重化通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1記
載の発明は、複数の音声やデータ等の端末装置を接続
し、当該端末装置からの音声やデータ情報を多重化して
相手装置に伝送する多重化通信装置において、前記端末
装置からのダイヤルを含む呼制御に関する情報の格納お
よび参照が可能なメモリ部と、前記端末装置から発信要
求を受けると、ダイヤル情報を含まない発呼メッセージ
を前記相手装置に送出し、当該発呼メッセージに対する
応答メッセージを受けると、前記端末装置からすでに受
けている、前記メモリに格納されたダイヤルをダイヤル
情報として前記相手装置に送出し、この後、前記端末装
置からのダイヤルが前記メモリ部に格納される都度に、
ダイヤル情報を前記相手装置に対して送出して呼接続制
御を行う呼制御部とを備えることを特徴とする。
【0007】また、本発明による請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、呼制御部が、前記端
末装置から受けたダイヤルが最終桁と認識した際に、最
終桁であることを含む前記ダイヤル情報を、前記相手装
置に送出することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、分割して呼制御を行うた
めの着番号情報、各呼毎の識別情報およびその番号桁数
情報のそれぞれを格納するメモリ部を設け、呼制御部に
よってメモリ部に蓄積した呼制御情報を分割し、あるい
は分割した呼制御情報を蓄積することで分割呼制御を実
現し、呼制御に必要なダイヤル待ち時間を減少させるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による多重化通信
装置が適用される多重化通信システムの概要図で、複数
のデータ端末装置(DTE)1および複数の音声端末装
置2がケーブル3を介して多重化通信装置4収容されて
いる。多重化通信装置4は伝送容量の大きい専用回線5
と接続されている。
【0010】データ端末装置1および音声端末装置2
は、相手側のデータ端末装置や音声端末装置とデータや
音声情報の伝送を行うときは、専用回線5に接続されて
いる多重化通信装置4に対してデータおよび音声情報を
伝送する。
【0011】多重化通信装置4は自装置内に保持してい
る専用回線5の通信速度に応じた多重化情報と、それを
効率よく制御するための呼制御情報とによって、データ
および音声情報を固定接続または動的接続で専用回線5
に送り出して通信を行う。
【0012】この多重化通信システムにおいては、同一
回線を固定接続帯域と動的接続帯域との2つに分けて使
用し、固定接続は固定接続データによって予め設定固定
されており、動的接続は動的接続帯域に動的(接続の要
求に応じて)に設定され、この動的接続用の呼制御デー
タをDpチャンネルを介して送るように構成されてい
る。
【0013】図2は、本発明による多重化通信装置の構
成を示すブロック図で、図1に示す構成部分と同一部分
には同一符号を付し、その部分の詳細説明は省略する。
この多重化通信装置4は、多重化制御部11、メモリ部
12、呼制御部13、ダイヤル情報蓄積メモリ部14、
DTEインターフェイス(i/f)部15および音声イ
ンターフェイス(i/f)部16を具備している。
【0014】多重化制御部11はメモリ部12に対して
データや音声情報および通信速度情報の登録および読み
出しを行う。また、多重化制御部11は通信速度情報に
基づいて多重化処理を行うとともに、呼制御部13に対
して多重化情報による効率的な呼制御処理を指示し、専
用回線5に対する通信制御を行う。
【0015】呼制御部13はダイヤル情報蓄積メモリ部
14に対してDpチャンネルの呼制御に関するダイヤル
情報の設定および参照を行うとともに、分割呼制御時に
は分割されたダイヤル情報をメモリ部14に蓄積し、番
号チェック処理に使用できるように制御する。
【0016】多重化制御部11で多重化したデータは専
用回線5の多重化データ伝送部5aにより送受信を行
う。呼制御部13で生成した呼制御情報はDpチャンネ
ル伝送部5bにより相手装置との効率的な多重化制御を
行う。
【0017】次に、図3〜図6に示すシーケンス図を参
照しながら、多重化通信装置における呼制御シーケンス
について説明する。まず、図3に示す分割発呼シーケン
ス図と図4に示す分割着呼シーケンス図とを参照しなが
ら、分割発呼および分割着呼の動作について説明する。
【0018】発呼側のPBX(構内交換機)からEO部
(端局)に発呼起動(SS=ON)が出されると、EO
部はC/W低速部に呼設定Setup(“0”)のメッセージ
を送出する。
【0019】また、発呼側のEO部は呼設定Setupを送
出すると、PBXに対して確認信号を送出する。この確
認信号はウィンクスタート時のウィンクパルスとなる。
次いで、PBXはEO部に最初のダイヤル情報を送出
する。
【0020】呼設定Setupが中継・制御部を介して着呼
側のC/W低速部に達すると、着呼側のC/W低速部は
呼設定確認Setup-Ackのメッセージを返送し、ダイヤル
情報などの付加情報を要求する。この呼設定確認Setup
-Ackは中継・制御部および発呼側のC/W低速部を介し
て発呼側のEO部に達する。
【0021】この後、発呼側のPBXからEO部に次の
ダイヤル情報が送出されるので、発呼側のEO部は呼
設定確認Setup-Ackを受けると、すでに受けているダイ
ヤル情報およびダイヤル情報をユーザ情報Info(
)としてC/W低速部および中継・制御部を介して着
呼側に送る。
【0022】以下、同様にして発呼側のEO部はダイヤ
ル情報が送られてくるとユーザ情報Info()として
送出し、ダイヤル情報が送られてくるとユーザ情報I
nfo()として送出し、最終桁であるダイヤル情報が
送られてくると展開テーブルで最終桁であることを確認
してユーザ情報Info(:END)として送出する。
【0023】着呼側では呼設定Setup、ユーザ情報Inf
o()、ユーザ情報Info()、ユーザ情報Info
()、ユーザ情報Info(:END)をC/W低速部で受
けると、着番号(特番)チェックでポートを特定し、こ
の例ではユーザ情報Info()を受けた後にC/W低速
部からEO部に呼設定Setup、ユーザ情報Info(
)、ユーザ情報Info()、ユーザ情報Info(:EN
D)の順に送出される。
【0024】着呼側のEO部は呼設定Setupを受けると
着呼側のPBXに対して着信起動(SR=ON)を送出
する。PBXは着信起動を受けるとEO部に対して確認
信号を送出する。この確認信号はウィンクスタート時の
ウィンクパルスとなる。次いで、EO部はPBXに対し
てダイヤル情報〜を順次送出する。
【0025】着呼側のC/W低速部はユーザ情報Info
(:END)を受けると、全呼設定情報の受け付けが完了
したことを通知するための呼設定受付Callproc のメッ
セージを返送する。また、着呼側のEO部はダイヤル情
報〜をPBXに送出し終ると、着呼者を呼び出し中
である旨を発呼者に通知するために呼出Allert のメッ
セージを送出する。
【0026】また、着呼側のPBXは着呼者が応答する
と、応答信号(SS=ON)をEO部に送出する。EO
部はこの応答信号を受けて、着呼者が応答した旨を発呼
者に通知するために応答Connectのメッセージを送出す
る。
【0027】発呼側のEO部は、呼設定受付Callproc
、呼出Allert および応答Connectの各メッセージを
受けると、発呼側のPBXに対して応答信号(SR=O
N)を送出する。また、発呼側の中継・制御部は応答C
onnectを受けると、応答確認Connect-Ackのメッセージ
を着呼側のEO部に返送する。こうしてチャンネルが接
続されると、発呼者と着呼者との通信が始まる。
【0028】次に、こうして接続されたチャンネルを、
自側から切断する場合の切断シーケンスについて、図5
に示すシーケンス図を参照しながら説明する。まず、切
断側のPBXからEO部に対して切断信号(SS=OF
F)が送出されると、EO部は呼解放の要求を意味する
切断Disc のメッセージを相手側に送出する。
【0029】これを受けた相手側から呼番号解放要求を
意味する解放Relerseのメッセージを受けると、EO部
はPBXに切断応答(SR=OFF)を出し、C/W低
速部に受付可を出す。また、切断側の中継・制御部は相
手側から解放Relerseのメッセージを受けると、呼番号
解放完了通知を意味する解放完了Rel-Comp のメッセー
ジを相手側に返送する。これで呼解放が完了する。
【0030】図6は、網側から切断する場合の切断シー
ケンス図である。まず、網側から呼解放の要求を意味す
る切断Disc のメッセージが来ると、EO部はそれを受
けてPBXに切断信号(SR=OFF)を出す。
【0031】また、中継・制御部は切断Disc のメッセ
ージを受けると、解放Relerseのメッセージを網に返送
する。そして、網から解放完了Rel-Comp のメッセージ
を受けると、中継・制御部はEO部に解放Relerseのメ
ッセージを送出する。EO部はこれを受けてPBXに切
断応答(SS=OFF)を出し、C/W低速部に受付可
を出す。これで呼解放が完了する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、Dpチャンネルによる
呼制御を行う際に、従来の一括呼制御方式に止まらず、
分割呼制御方式に対応することができ、一括呼制御時の
全ダイヤル情報の蓄積および送出時のロスタイムを効率
よく低減し、呼制御全体にかかる時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多重化通信装置が適用される多重
化通信システムの概要を示すブロック図である。
【図2】本発明による多重化通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】分割発呼シーケンス図である。
【図4】分割着呼シーケンス図である。
【図5】自側からの切断シーケンス図である。
【図6】網側からの切断シーケンス図である。
【符号の説明】
1 データ端末装置(DTE) 2 音声端末装置 3 ケーブル 4 多重化通信装置 5 専用回線 5a 多重化データ伝送部 5b Dpチャンネル伝送部 11 多重化制御部 12 メモリ部 13 呼制御部 14 ダイヤル情報蓄積メモリ部 15 DTEインターフェイス部 16 音声インターフェイス部
フロントページの続き (72)発明者 和田 功 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 昭62−133893(JP,A) Anderson,J.R.,Int elligent Networks Principles and App lications,英国,The I nstitution of Elec trical Engineers, 2002年12月25日,60 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 1/54 - 1/56 H04Q 3/42 H04Q 3/54 - 3/62 H04Q 3/70 - 3/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声やデータ等の端末装置を接続
    し、当該端末装置からの音声やデータ情報を多重化して
    相手装置に伝送する多重化通信装置において、前記端末装置からのダイヤルを含む 呼制御に関する情報
    の格納および参照が可能なメモリ部と、前記端末装置から発信要求を受けると、ダイヤル情報を
    含まない発呼メッセージを前記相手装置に送出し、当該
    発呼メッセージに対する応答メッセージを受けると、前
    記端末装置からすでに受けている、前記メモリに格納さ
    れたダイヤルをダイヤル情報として前記相手装置に送出
    し、この後、前記端末装置からのダイヤルが前記メモリ
    部に格納される都度に、ダイヤル情報を前記相手装置に
    対して送出して呼接続制御を行う 呼制御部とを備えるこ
    とを特徴とする多重化通信装置。
  2. 【請求項2】 前記呼制御部は、前記端末装置から受け
    たダイヤルが最終桁と認識した際に、最終桁であること
    を含む前記ダイヤル情報を、前記相手装置に送出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の多重化通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Anderson,J.R.,Intelligent Networks Principles and Applications,英国,The Institution of Electrical Engineers,2002年12月25日,60

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