JP2000242079A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JP2000242079A JP2000242079A JP4155899A JP4155899A JP2000242079A JP 2000242079 A JP2000242079 A JP 2000242079A JP 4155899 A JP4155899 A JP 4155899A JP 4155899 A JP4155899 A JP 4155899A JP 2000242079 A JP2000242079 A JP 2000242079A
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Abstract
の現像剤収容部との隙間からの現像剤の溢出を防止する
ためのシール部材や、現像剤規制部材の配設部とシール
部材の端部との隙間からの現像剤の溢出を防止するため
の端部シール部材などのシール性を向上させる。また現
像剤規制部材の組み付け性を向上させる。 【解決手段】 端部シール部材7に、端部シール部材7
の配置姿勢を保持するための姿勢保持部材8を設ける。
姿勢保持部材8の先端部8aによって、シール部材6に
より現像ローラ1の軸方向端部外周面と現像剤容器2の
現像剤収容部2aとの隙間が確実に塞がれ、且つ、端部
シール部材7によりドクタブレード5側のシール部材6
の端部6aとドクタブレード5の配設部との隙間が確実
に塞がれるように、すなわち、シール部材6の端部6a
及び端部シール部材7の先端7aが、現像ローラ1の表
面側に押しつけられるように、端部シール部材7の配置
姿勢が保持される。
Description
像形成装置における現像装置に係り、詳しくは、現像ロ
ーラの軸方向端部外周面と現像剤容器の現像剤収容部と
の隙間からの現像剤の溢出を防止するためのシール部材
や、該現像ローラの表面に担持された現像剤の層厚を規
制する現像剤規制部材の配設部と該シール部材の端部と
の隙間からの現像剤の溢出を防止するための端部シール
部材などを備えた現像装置に関するものである。
この現像装置は、表面にトナーなどからなる現像剤10
を担持して搬送する現像剤担持体としての現像ローラ
1、該現像剤10を収容するための現像剤収容部2aと
該現像ローラ1の表面の一部を露出するための開口部2
bとを有する現像剤容器2、該現像剤容器2の現像剤収
容部2aに収容されている現像剤10を該現像ローラ1
に向けて供給する現像剤供給ローラ4、及び、該開口部
2bの近傍の該現像ローラ1の回転方向上流側に位置す
るように該現像剤容器2に取り付けられ、該現像ローラ
1の表面に担持された現像剤10を該表面との間に挟み
込むことにより、該現像ローラ1の表面に担持された現
像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクタタ
ブレード5などを備えている。
軸方向端部外周面と現像剤容器2の現像剤収容部2aと
の隙間を塞ぐように配置されて、該隙間からの現像剤1
0の溢出(トナー漏れ)を防止するシール部材6や、該
ドクタブレード5側の該シール部材6の端部6aと該ド
クタブレード5の配設部2Aとの隙間を塞ぐように配置
されて、該隙間からの現像剤10の溢出を防止する端部
シール部材7などが設けられている。
部2aに収容された現像剤10は、供給ローラ4の回転
により現像ローラ1の表面に供給される。これにより、
該現像ローラ1の表面に担持された現像剤10は、該現
像ローラ1の回転により該現像剤容器2の開口部2bに
向けて搬送される。そして、該現像剤10は、該ドクタ
ブレード5によって所定の層厚になるように、その搬送
量が規制された後、該現像ローラ1に対向するように配
置された感光体ドラムなどからなる像担持体20の表面
に供給される。これにより、該像担持体20の表面に形
成された潜像が該現像剤10により顕像化される。
現像剤担持体(現像ローラ)の回転方向下流側の端部付
近に、端部シール部材と同じ幅を有し端部シール部材の
端部が入り込む溝部を有するものが知られている(特開
平9−22185号公報)。
1の軸方向端部外周面と該現像剤容器2の現像剤収容部
2aとの隙間を塞ぐように配置されるシール部材6とし
ては、現像ローラ1に対する摺動性が高く、且つ、該隙
間を確実に塞ぐことができるシール材、例えば、ナイロ
ンやフッ素などの繊維をパイル織りして形成されたパイ
ルシール材6Aを、弾性スポンジなどで形成されたベー
ス材6B上に設けた2層構造のシール材が適している。
これに対し、ドクタブレード5側の該シール部材6の端
部6aと該ドクタブレード5の配設部2Aとの隙間を塞
ぐように配置される端部シール部材7としては、現像ロ
ーラ1に対する摺動性を考慮する必要がないので、安価
な素材で該隙間を確実に塞ぐことができる例えばスポン
ジ材のみで構成されたシール材が適している。
材からなるパイル構造のシール部材6と、スポンジ材か
らなる端部シール部材7とを備えた現像装置において
は、該シール部材6の方が該端部シール部材7よりも剛
性が大きいため、例えば図7に示すように、該シール部
材6の端部6aが、現像ローラ1の表面の接線方向に沿
って、ドクタブレード5側に向けて直線的に伸びてしま
う傾向があった。このため、この従来の現像装置では、
上記ドクタブレード5と該ドクタブレード5の基部を挾
持する一対のブレードブラケット5A,5Bとで構成さ
れたブレードユニット5Uを、上記現像剤容器2に取り
付ける際に、図7に示したように直線的に伸びた状態の
上記シール部材6の端部6a、及び、該シール部材6の
端部6aによって押し曲げられた上記端部シール部材7
の先端7aが、例えば図8に示すように、該ブレードユ
ニット5Uの取付時に座屈されてしまうことがあった。
は、上述のように、シール部材6の端部6a及び端部シ
ール部材7の先端7aが座屈されることにより、該シー
ル部材6の端部6aと該ドクタブレード5の配設部2A
との隙間を正確に塞ぐことができなくなって、現像剤容
器2の現像剤収容部2aに収容されている現像剤10が
該隙間を通して溢出する不具合があった。また、この現
像装置においては、上記シール部材6の端部6a及び上
記端部シール部材7の先端7aが座屈しないように、上
記ブレードユニット5Uを上記現像剤容器2に対して慎
重に取り付ける必要があるため、該ブレードユニット5
Uの組み付けに手間が掛かり、その生産性が低下する不
具合があった。
であり、その目的とするところは、現像ローラの軸方向
端部外周面と現像剤容器の現像剤収容部との隙間からの
現像剤の溢出を防止するためのシール部材や、該現像ロ
ーラの表面に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤
規制部材の配設部と該シール部材の端部との隙間からの
現像剤の溢出を防止するための端部シール部材などのシ
ール性、及び、該現像剤規制部材の組み付け性を向上さ
せることができる現像装置を提供することである。
に、請求項1の発明は、表面に現像剤を担持して搬送す
る現像ローラと、該現像剤を収容するための現像剤収容
部と該現像ローラの表面の一部を露出するための開口部
とを有する現像剤容器と、該現像ローラの軸方向端部外
周面の隙間を塞ぐように配置されて、該隙間からの現像
剤の溢出を防止するシール部材と、該開口部近傍の該現
像ローラの回転方向上流側に位置するように該現像剤容
器に取り付けられ、該現像ローラの表面に担持された現
像剤を該表面との間に挟み込むことにより、該現像ロー
ラの表面に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規
制部材と、該現像剤規制部材側の該シール部材の端部と
該現像剤規制部材の配設部との隙間を塞ぐように配置さ
れて、該隙間からの現像剤の溢出を防止する端部シール
部材と、を備えた現像装置において、上記端部シール部
材に、該端部シール部材の配置姿勢を保持するための姿
勢保持部材を設けたことを特徴とするものである。
ル部材に設けた姿勢保持部材によって、該端部シール部
材の配置姿勢が保持されるので、上記現像剤規制部材を
上記現像剤容器に取り付ける際の、上記シール部材の端
部及び該端部シール部材の先端の座屈が回避される。こ
れにより、該シール部材や端部シール部材のシール性が
向上される。また、上記端部シール部材が上記姿勢保持
部材によって配置姿勢を保持され、上記座屈が生じにく
い状態で、上記現像剤規制部材を取り付けることができ
るので、上記現像剤規制部材の上記現像剤容器に対する
上記座屈を生じさせない取り付けを比較的容易に行うこ
とができ、該現像剤規制部材の組み付け性、及び、現像
装置の生産性が向上される。
弾性体からなる薄板で形成されていることを特徴とする
ものである。
部材が弾性体からなる薄板で形成されているので、該姿
勢保持部材を設けたことによって上記端部シール部材が
大型化したり複雑化したりすることがない。これによ
り、現像装置の大型化や複雑化を回避でき、小型で低コ
ストな現像装置の提供が可能になる。
上記端部シール部材と一体的に構成されていることを特
徴とするものである。
部材が上記端部シール部材と一体的に構成されているの
で、上記現像剤容器に対する該端部シール部材の組付け
位置精度が向上され、該シール部材や端部シール部材の
シール性が向上される。また、上記現像剤容器に対して
該姿勢保持部材と該端部シール部材とが同時に組み付け
られるので、該現像剤規制部材の組み付け性、及び、現
像装置の生産性が向上される。
けて上記端部シール部材を押圧する押圧部材を設けたこ
とを特徴とするものである。
によって、該現像剤容器側に向けて上記端部シール部材
が押圧される。これにより、該現像剤容器からの該端部
シール部材の浮き上がり(剥がれ)が防止され、該端部
シール部材と該現像剤規制部材の配設部との隙間とのシ
ール性が向上される。ここで、該押圧部材は、該端部シ
ール部材を直接押圧してもよく、あるいは、上記姿勢保
持部材を介して間接的に該端部シール部材を押圧しても
よい。
の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に
係る現像装置の概略構成を示す断面図である。この現像
装置は、図6に示した現像装置と同様な、現像ローラ
1、現像剤容器2、現像剤供給ローラ4、ドクタタブレ
ード5、シール部材6、及び、端部シール部材7などを
備えている。上記現像ローラ1は、図1乃至図3に示す
ように、その回転軸1aの両端部に装着された軸受3を
介して、現像剤容器2に回転自在に保持されている。該
軸受3は、該現像剤容器2の両側部に形成された軸受保
持部2cに装着されている(図2及び図3参照)。ま
た、現像剤供給ローラ4は、例えばウレタンなどの発泡
体で構成されており、その支軸4aの両端部が、該現像
剤容器2の両側部に形成された軸受穴2dに挿通される
ことによって回転自在に保持されている(図2及び図3
参照)。該現像ローラ1の回転軸1aの一方の端部は、
該軸受3を貫通して外方に延出しており、該回転軸1a
の端部には駆動ギヤ11が取り付けられている。また、
該現像剤供給ローラ4の支軸4aの一方の端部は、該軸
受穴2dを貫通して外方に延出しており、該支軸4aの
端部には、図3に示すように、該現像剤供給ローラ4の
駆動ギヤ12が、該現像ローラ1の駆動ギヤ11に噛み
合うように取り付けられている。
画像形成装置に装着されることによって、該現像ローラ
1の駆動ギヤ11が、該画像形成装置側の駆動ギヤ(不
図示)に噛み合うように構成されており、該該画像形成
装置側の駆動ギヤが回転することによって、該駆動ギヤ
11,12を介して、該現像ローラ1及び該現像剤供給
ローラ4が、図1において矢印で示す方向にそれぞれ回
転される。これにより、現像剤容器2の現像剤収容部2
aに収容された現像剤10が、供給ローラ4の回転によ
り現像ローラ1の表面に供給され、該現像ローラ1の表
面に担持された現像剤10が、該現像ローラ1の回転に
より該現像剤容器2の開口部2bに向けて搬送される。
そして、該開口部2bに向けて搬送された現像剤10
は、上記ドクタブレード5によって所定の層厚になるよ
うに、その搬送量が規制された後、該現像ローラ1に対
向するように配置された像担持体20(図6参照)の表
面に供給される。
レス製の弾性板で形成されており、該ドクタブレード5
と該ドクタブレード5の基部を挾持する一対のブレード
ブラケット5A,5Bとでブレードユニット5Uが構成
されている。該ブレードユニット5Uは、図1及び図3
に示すように、そのドクタタブレード5の先端が、現像
剤容器2の開口部2bの近傍の像ローラ1の回転方向上
流側に位置するように、該現像剤容器2の両側部(手前
の側部は図示せず)に、止めネジ5Cにより取り付けら
れている。
に示すように、現像ローラ1の軸方向端部外周面と該現
像剤容器2の現像剤収容部2aとの隙間を塞ぐように、
現像剤容器2の両側部(手前側の側部は図示せず)に配
置されている。また、上記端部シール部材7は、図1乃
至図3に示すように、ドクタブレード5側の該シール部
材6の端部6aと該ドクタブレード5の配設部2Aとの
隙間を塞ぐように、現像剤容器2の両側部(手前側の側
部は図示せず)に配置されている。この端部シール部材
7の現像剤容器2の両側部に対する取付位置は、図4に
示すように、該現像剤容器2の両側部に形成された基準
ピン2に、該端部シール部材7に穿たれた丸穴7bを嵌
合させることによって位置決めされるようになってい
る。
たように、現像ローラ1に対する摺動性が高く、且つ、
該隙間を確実に塞ぐことができるシール材、例えば、ナ
イロンやフッ素などの繊維をパイル織りして形成された
パイルシール材6Aを、弾性スポンジなどで形成された
ベース材6B上に設けた2層構造のシール材が適してい
る。これに対し、端部シール部材7としては、現像ロー
ラ1に対する摺動性を考慮する必要がないので、安価な
素材で該隙間を確実に塞ぐことができる例えばスポンジ
材のみで構成されたシール材が適している。
からなるシール部材6と、スポンジ材からなる端部シー
ル部材7とを備えた現像装置においては、該シール部材
6の方が該端部シール部材7よりも剛性が大きいため、
図7に示したように、該シール部材6の端部6aが、現
像ローラ1の表面の接線方向に沿って、ドクタブレード
5側に向けて直線的に伸びてしまう傾向がある。このた
め、このような現像装置では、上記ブレードユニット5
Uを上記現像剤容器2に取り付ける際に、直線的に伸び
た状態のシール部材6の端部6a及び端部シール部材7
の先端7aが、図8に示したように、該ブレードユニッ
ト5Uによって座屈されて、該シール部材6の端部6a
と該ドクタブレード5の配設部2Aとの隙間が正確に塞
がれず、該現像剤容器2の現像剤収容部2aに収容され
ている現像剤10が該隙間を通して溢出することがあっ
た。また、この現像装置においては、上記シール部材6
の端部6a及び上記端部シール部材7の先端7aが座屈
しないように、上記ブレードユニット5Uを上記現像剤
容器2に対して慎重に取り付ける必要があるため、該ブ
レードユニット5Uの組み付けに手間が掛かり、その生
産性が低下する不具合があった。
ては、上記端部シール部材7に、該端部シール部材7の
配置姿勢を保持するための姿勢保持部材8を設けた構成
とする。このように構成した現像装置においては、上記
端部シール部材7に設けた姿勢保持部材8の先端部8a
によって、図1に示すように、上記シール部材6により
上記現像ローラ1の軸方向端部外周面と上記現像剤容器
2の現像剤収容部2aとの隙間が確実に塞がれ、且つ、
該端部シール部材7により上記ドクタブレード5側の該
シール部材6の端部6aと該ドクタブレード5の配設部
2Aとの隙間が確実に塞がれるように、すなわち、該シ
ール部材6の端部6a及び該端部シール部材7の先端7
aが、該現像ローラ1の表面側に押しつけられるよう
に、該端部シール部材7の配置姿勢が保持される。
ードユニット5Uを上記現像剤容器2に取り付ける際
の、上記シール部材6の端部6a及び該端部シール部材
7の先端7aの座屈が回避される。これにより、該シー
ル部材6や端部シール部材7のシール性が向上される。
また、上記端部シール部材7が上記姿勢保持部材8によ
って配置姿勢を保持され、上記座屈が生じにくい状態
で、上記ブレードユニット5Uを取り付けることができ
るので、該ブレードユニット5Uの上記現像剤容器2に
対する上記座屈を生じさせない取り付けを比較的容易に
行うことができ、該ブレードユニット5Uの組み付け
性、及び、現像装置の生産性が向上される。
らなる薄板で形成されていることが望ましい。すなわ
ち、該姿勢保持部材8を弾性体からなる薄板で形成する
ことによって、該姿勢保持部材8が設けられることによ
る上記端部シール部材7の大型化や複雑化が解消され
る。これにより、現像装置の大型化や複雑化を回避で
き、小型で低コストな現像装置の提供が可能になる。こ
のような姿勢保持部材8としては、例えば、厚さt=
0.075mm〜0.188mmのポリエステルフィル
ムが有効である。なお、上記現像剤容器2の開口部2b
の、上記現像ローラ1の回転方向下流側の部位には、該
現像ローラ1の表面と該開口部2bとの隙間からの現像
剤10の飛散を防止するための入口シール9が設けられ
ている。この入口シール9は、例えば、厚さt=0.1
mmのポリエステルフィルムで形成されている。また、
該入口シール9の端面と上記シール部材6の端面との間
の僅かな隙間は、該現像ローラ1の回転を阻害しないシ
リコーン系の充填材13で埋められている。
材7を現像剤容器2の両側部に取り付ける場合と同様、
図4に示すように、該現像剤容器2の両側部に形成され
た基準ピン2に、該姿勢保持部材8に穿った丸穴8bを
嵌合させることによって位置決めされるようになってい
る。従って、上記姿勢保持部材8は、上記端部シール部
材7と一体的に構成したものであってもよい。このよう
に、該姿勢保持部材8と該端部シール部材7と一体的に
構成することによって、上記現像剤容器2に対する該端
部シール部材7の組付け位置精度を向上させることがで
きる。すなわち、該端部シール部材7は、前述したよう
にスポンジ材で構成されているため、上述のように、該
現像剤容器2の両側部に形成された基準ピン2に、該端
部シール部材7に穿った丸穴7bを嵌合させて位置決め
しても、該端部シール部材7の変形によって位置ズレを
起こし易い。これに対して、該姿勢保持部材8と該端部
シール部材7と一体的に構成し、該現像剤容器2の両側
部に形成された基準ピン2に、該姿勢保持部材8に穿っ
た丸穴8bを嵌合させることによって位置決めすること
により、該端部シール部材7の面方向の位置ズレが発生
しなくなるので、現像剤容器2に対する該端部シール部
材7の組付け位置精度が向上される。これにより、該端
部シール部材7のシール性が向上される。また、現像剤
容器2に対して該姿勢保持部材8と該端部シール部材7
とを同時に組み付けることができるので、該ブレードユ
ニット5Uの組み付け性、及び、現像装置の生産性が向
上される。
部シール部材7と一体的に構成したものとしては、図5
(a),(b)に示すように、該端部シール部材7の外
側に該姿勢保持部材8を接着して(この場合、該端部シ
ール部材7の端部7aの折れ曲がる部分は接着してもて
もしなくてもよい)構成したもの、あるいは、図5
(c),(d)に示すように、該端部シール部材7の内
側全面に該姿勢保持部材8を接着して、該姿勢保持部材
8の弾性作用により該端部シール部材7の先端7aを内
側から引っ張るように構成したものの何れであってもよ
い。
び図3に示すように、上記ブレードユニット5Uの上記
現像剤容器2への取付部(ここでは、ブレードブラケッ
ト5A)に、該現像剤容器2側に向けて上記端部シール
部材7を押圧する押圧部材5Dを設けた構成としてもよ
い。この現像装置においては、上記押圧部材5Dによっ
て、該現像剤容器2側に向けて上記端部シール部材7が
押圧されるので、該現像剤容器2からの該端部シール部
材7の浮き上がり(剥がれ)が防止され、該端部シール
部材7と該ブレードユニット5Uとの隙間とのシール性
が向上される。ここで、該押圧部材5Dは、該端部シー
ル部材7を直接押圧してもよく、あるいは、上記姿勢保
持部材8を介して間接的に該端部シール部材7を押圧し
てもよい。
部材6や端部シール部材7を用いて、現像装置の回転部
や開口部からの現像剤の漏れを防止する構成を示した
が、この種のシール部材6や端部シール部材7は、粉体
を収納する粉体容器の回転部や開口部からの粉体の漏れ
を防止するための手段として広く応用することができ
る。従って、本発明は、上記現像装置に限らず、例えば
クリーニング装置やトナー補給装置などにも適用するこ
とが可能である。
ール部材に設けた姿勢保持部材によって、該端部シール
部材の配置姿勢が保持されるので、現像剤規制部材を現
像剤容器に取り付ける際の、シール部材の端部及び該端
部シール部材の先端の座屈を回避でき、該シール部材や
端部シール部材のシール性を向上させることができる。
また、現像剤容器に対して現像剤規制部材を比較的容易
に取り付けることができるようになるので、該現像剤規
制部材の組み付け性、及び、現像装置の生産性を向上さ
せることができるという優れた効果がある。
保持部材が弾性体からなる薄板で形成されているので、
該姿勢保持部材を設けたことによって上記端部シール部
材が大型化したり複雑化したりすることがなく、小型で
低コストな現像装置の提供が可能になるという優れた効
果がある。
保持部材が上記端部シール部材と一体的に構成されてい
るので、上記現像剤容器に対する該端部シール部材の組
付け位置精度が向上され、該シール部材や端部シール部
材のシール性を向上させることができる。また、上記現
像剤容器に対して該姿勢保持部材と該端部シール部材と
を同時に組み付けられるので、該現像剤規制部材の組み
付け性、及び、現像装置の生産性を向上できるという優
れた効果がある。
剤規制部材の上記現像剤容器への取付部に設けられた上
記押圧部材によって、該現像剤容器側に向けて上記端部
シール部材が押圧されるので、該現像剤容器からの該端
部シール部材の浮き上がり(剥がれ)を防止でき、該端
部シール部材と該現像剤規制部材の配設部との隙間との
シール性を向上させることができるという優れた効果が
ある。
図。
及び端部シール部材の取付部の概略構成を示す斜視図。
ローラ、及び、ブレードユニットの取付構造を示す概略
斜視図。
を示す概略斜視図。
シール部材と姿勢保持部材とを一体的に構成した例を示
す概略斜視図及び概略断面図。
ール部材の取付構造を示す概略斜視図。
ール部材の取付構造を示す概略断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】表面に現像剤を担持して搬送する現像ロー
ラと、 該現像剤を収容するための現像剤収容部と該現像ローラ
の表面の一部を露出するための開口部とを有する現像剤
容器と、 該現像ローラの軸方向端部外周面の隙間を塞ぐように配
置されて、該隙間からの現像剤の溢出を防止するシール
部材と、 該開口部近傍の該現像ローラの回転方向上流側に位置す
るように該現像剤容器に取り付けられ、該現像ローラの
表面に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規制部
材と、 該現像剤規制部材側の該シール部材の端部と該現像剤規
制部材の配設部との隙間を塞ぐように配置されて、該隙
間からの現像剤の溢出を防止する端部シール部材と、を
備えた現像装置において、 上記端部シール部材に、該端部シール部材の配置姿勢を
保持するための姿勢保持部材を設けたことを特徴とする
現像装置。 - 【請求項2】上記姿勢保持部材が、弾性体からなる薄板
で形成されていることを特徴とする請求項1記載の現像
装置。 - 【請求項3】上記姿勢保持部材が、上記端部シール部材
と一体的に構成されていることを特徴とする請求項1又
は2記載の現像装置。 - 【請求項4】上記現像剤容器側に向けて上記端部シール
部材を押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする請求
項1、2又は3記載の現像装置。
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JP4155899A JP3822994B2 (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP4155899A JP3822994B2 (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 現像装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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