JP2819583B2 - 現像装置 - Google Patents
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- JP2819583B2 JP2819583B2 JP1031825A JP3182589A JP2819583B2 JP 2819583 B2 JP2819583 B2 JP 2819583B2 JP 1031825 A JP1031825 A JP 1031825A JP 3182589 A JP3182589 A JP 3182589A JP 2819583 B2 JP2819583 B2 JP 2819583B2
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- film sleeve
- toner
- drive roller
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0817—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
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- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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- G03G15/0896—Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
- G03G15/0898—Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894 for preventing toner scattering during operation, e.g. seals
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法による複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の現像装置に関する。
クシミリ等の現像装置に関する。
従来、前記現像装置として、 i.トナー収容部と、 ii.該トナー収容部の側部に設けた駆動ローラと、 iii.該駆動ローラよりも長い周長を有し、駆動ローラに
外装された筒状の薄膜スリーブと、 iv.トナー収容部に面する薄膜スリーブを駆動ローラの
外周部に密着させる押圧手段と、 v.前記駆動ローラに密着する薄膜スリーブの外面に接触
し、薄膜スリーブに保持されたトナーを規制することに
より、薄膜スリーブの外面に荷電トナー薄層を形成する
規制手段と、 からなるものが、本出願人により、特開昭63−226676号
公報で提案されている。
外装された筒状の薄膜スリーブと、 iv.トナー収容部に面する薄膜スリーブを駆動ローラの
外周部に密着させる押圧手段と、 v.前記駆動ローラに密着する薄膜スリーブの外面に接触
し、薄膜スリーブに保持されたトナーを規制することに
より、薄膜スリーブの外面に荷電トナー薄層を形成する
規制手段と、 からなるものが、本出願人により、特開昭63−226676号
公報で提案されている。
前記現像装置では、駆動ローラに密着された薄膜スリ
ーブは、駆動ローラよりも長い周長を有するので、密着
部と反対側の領域、つまり静電潜像担体との対向領域
で、薄膜スリーブは駆動ローラから離れ、両者の間に空
間部が形成される。
ーブは、駆動ローラよりも長い周長を有するので、密着
部と反対側の領域、つまり静電潜像担体との対向領域
で、薄膜スリーブは駆動ローラから離れ、両者の間に空
間部が形成される。
また、薄膜スリーブは、これと駆動ローラとの摩擦力
により駆動ローラとともに回転し、トナー収容部のトナ
ーを保持する。
により駆動ローラとともに回転し、トナー収容部のトナ
ーを保持する。
薄膜スリーブの外面に保持されたトナーは、規制手段
で荷電トナー薄層に成形され、静電潜像担体との対向部
で静電潜像に供給される。
で荷電トナー薄層に成形され、静電潜像担体との対向部
で静電潜像に供給される。
このように、前記現像装置では、薄膜スリーブが駆動
ローラに一定圧力で接触し、安定した搬送力を駆動ロー
ラから受けられることが必要である。
ローラに一定圧力で接触し、安定した搬送力を駆動ロー
ラから受けられることが必要である。
しかしながら、前記押圧手段として、薄膜スリーブの
後部にウレタンフォーム等の弾性パッドを設け、これを
現像槽と薄膜スリーブを外装した駆動ローラとで挾持
し、弾性パッド自身の弾性回復力だけをもって薄膜スリ
ーブを駆動ローラに圧接させた場合、弾性パッドの回復
力が経時的に低下するので、弾性パッドとこれに接触し
つつ移動する薄膜スリーブとの間からトナーが漏れた
り、薄膜スリーブと駆動ローラとの間に十分な摩擦力が
得られなくなるという問題点が生じる。
後部にウレタンフォーム等の弾性パッドを設け、これを
現像槽と薄膜スリーブを外装した駆動ローラとで挾持
し、弾性パッド自身の弾性回復力だけをもって薄膜スリ
ーブを駆動ローラに圧接させた場合、弾性パッドの回復
力が経時的に低下するので、弾性パッドとこれに接触し
つつ移動する薄膜スリーブとの間からトナーが漏れた
り、薄膜スリーブと駆動ローラとの間に十分な摩擦力が
得られなくなるという問題点が生じる。
また、薄膜スリーブの両端外周面に接触する弾性パッ
ドと、これらを連結する弾性パッドとを別部材で構成す
ると、それらの継目部分からトナーが漏れ出るという問
題点がある。
ドと、これらを連結する弾性パッドとを別部材で構成す
ると、それらの継目部分からトナーが漏れ出るという問
題点がある。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
で、トナー収容部の前部に設けた回転する駆動ローラ
と、該駆動ローラよりも長い周長を有し、駆動ローラに
外装された薄膜スリーブと、該薄膜スリーブのトナー収
容部に面する部分を押圧し、前記薄膜スリーブの外面に
保持されたトナーを規制する規制手段と、前記薄膜スリ
ーブの底面、トナー収容部側両側外面において現像槽と
の間に夫々介在された底面シール部、サイドシール部と
からなり、これら底面シール部とサイドシール部を継目
なく一体に形成したシール手段と、前記サイドシール部
に引張力を加えて薄膜スリーブを駆動ローラに密着させ
る押圧手段と、で現像装置を構成したものである。
で、トナー収容部の前部に設けた回転する駆動ローラ
と、該駆動ローラよりも長い周長を有し、駆動ローラに
外装された薄膜スリーブと、該薄膜スリーブのトナー収
容部に面する部分を押圧し、前記薄膜スリーブの外面に
保持されたトナーを規制する規制手段と、前記薄膜スリ
ーブの底面、トナー収容部側両側外面において現像槽と
の間に夫々介在された底面シール部、サイドシール部と
からなり、これら底面シール部とサイドシール部を継目
なく一体に形成したシール手段と、前記サイドシール部
に引張力を加えて薄膜スリーブを駆動ローラに密着させ
る押圧手段と、で現像装置を構成したものである。
前記構成によれば、薄膜スリーブはシール部、とりわ
け引張力が加えられているサイドシール部によって駆動
ローラの外周面に密着される。
け引張力が加えられているサイドシール部によって駆動
ローラの外周面に密着される。
また、サイドシール部は押圧手段によって安定的に引
張力が加えられるので、薄膜スリーブの駆動ローラに対
する密着力が安定するとともに、薄膜スリーブとサイド
シールとの間からのトナーの漏れを安定的に阻止する。
張力が加えられるので、薄膜スリーブの駆動ローラに対
する密着力が安定するとともに、薄膜スリーブとサイド
シールとの間からのトナーの漏れを安定的に阻止する。
以下、前記発明を具体化した実施例の現像装置につい
て添付図面を参照して説明する。
て添付図面を参照して説明する。
第1,2図において、現像装置(1)は、現像部(2)
と、トナーホッパ(40)とで構成されている。
と、トナーホッパ(40)とで構成されている。
現像部(2)の現像槽(3)において、上板(5)の
両側には押圧機構(6)が設けてある。押圧機構(6)
では、ハウジング(7)の前部にローラ(9)が前後に
移動できるように収容してあり、前記ローラ(9)はハ
ウジング(7)の中に設けたスプリング(8)によって
前方に付勢されている。
両側には押圧機構(6)が設けてある。押圧機構(6)
では、ハウジング(7)の前部にローラ(9)が前後に
移動できるように収容してあり、前記ローラ(9)はハ
ウジング(7)の中に設けたスプリング(8)によって
前方に付勢されている。
現像槽(3)の底板(11)には、ポリエステルフィル
ム等からなるシール部材(12)が設けてある。このシー
ル部材(12)は、底板(11)に固定された底面シール部
(13)と、その両側を延設したサイドシール部(14),
(14)とからなり、裏面には前記底面シール部(13)、
サイドシール部(14)に沿ってウレタンフォーム等から
なる弾性シール部材(15)が貼着されており、サイドシ
ール部(14),(14)はローラ(9),(9)の外周面
に沿って上板(5)上に延設され、先端がハウジング
(7),(7)に設けた突起(10),(10)に夫々係止
してある。なお、シール部材(12)、弾性シール部材
(15)は夫々継目のない一体物が使用されている。
ム等からなるシール部材(12)が設けてある。このシー
ル部材(12)は、底板(11)に固定された底面シール部
(13)と、その両側を延設したサイドシール部(14),
(14)とからなり、裏面には前記底面シール部(13)、
サイドシール部(14)に沿ってウレタンフォーム等から
なる弾性シール部材(15)が貼着されており、サイドシ
ール部(14),(14)はローラ(9),(9)の外周面
に沿って上板(5)上に延設され、先端がハウジング
(7),(7)に設けた突起(10),(10)に夫々係止
してある。なお、シール部材(12)、弾性シール部材
(15)は夫々継目のない一体物が使用されている。
また、底板(11)の一端側には、接触子(17)、本体
電源接続端子(18)がボルト(19)で固定してある。
電源接続端子(18)がボルト(19)で固定してある。
駆動ローラ(20)は、芯金(21)にゴム等の円筒体
(23)を密着状態に外装し、一端にギヤ(24)を設けた
もので、前記円筒体(23)の外周に薄膜スリーブ(25)
が外装してある。薄膜スリーブ(25)は、ニッケル電鋳
薄膜を駆動ローラ(20)の周長よりも僅かに長い周長を
有する円筒体に形成したもので、外周面はブラスト処理
等によって粗面化してあり、駆動ローラ(20)に外装さ
れた状態で僅かに弛みを有している。
(23)を密着状態に外装し、一端にギヤ(24)を設けた
もので、前記円筒体(23)の外周に薄膜スリーブ(25)
が外装してある。薄膜スリーブ(25)は、ニッケル電鋳
薄膜を駆動ローラ(20)の周長よりも僅かに長い周長を
有する円筒体に形成したもので、外周面はブラスト処理
等によって粗面化してあり、駆動ローラ(20)に外装さ
れた状態で僅かに弛みを有している。
薄膜スリーブ(25)を外装した駆動ローラ(20)は、
薄膜スリーブ(25)の両端でサイドシール部(14),
(14)を押圧し、スプリング(8),(8)に付勢され
たローラ(9),(9)に抗しながら現像槽(3)の前
部開口部(4)に収容され、芯金(21)の両端に設けた
支軸(22),(22)を現像槽(3)の側壁に設けた軸受
を介して回転可能に支持される。また、接触子(17)が
薄膜スリーブ(25)の外周面に圧接される。
薄膜スリーブ(25)の両端でサイドシール部(14),
(14)を押圧し、スプリング(8),(8)に付勢され
たローラ(9),(9)に抗しながら現像槽(3)の前
部開口部(4)に収容され、芯金(21)の両端に設けた
支軸(22),(22)を現像槽(3)の側壁に設けた軸受
を介して回転可能に支持される。また、接触子(17)が
薄膜スリーブ(25)の外周面に圧接される。
なお、駆動ローラ(20)の円筒体(23)の外周面と薄
膜スリーブ(25)の内周面との摩擦係数をμ1、薄膜ス
リーブ(25)の外周面とサイドシール部(14)との摩擦
係数をμ2とするとμ1》μ2の関係が付与されてお
り、駆動ローラ(20)が矢印(a)方向に回転すると、
これと共に薄膜スリーブ(25)も同方向に移動する。
膜スリーブ(25)の内周面との摩擦係数をμ1、薄膜ス
リーブ(25)の外周面とサイドシール部(14)との摩擦
係数をμ2とするとμ1》μ2の関係が付与されてお
り、駆動ローラ(20)が矢印(a)方向に回転すると、
これと共に薄膜スリーブ(25)も同方向に移動する。
駆動ローラ(20)の装着により、サイドシール部(1
4),(14)はスプリング(8),(8)によって引張
力が加わり、薄膜スリーブ(25)に密着される。また、
駆動ローラ(20)の外周面と所定間隔を以て現像槽
(3)の内面側壁に形成された押え壁(16),(16)に
裏面の弾性シール部材(15)が圧接される。さらに、底
面シール部(13)も裏面の弾性シール部材(15)が底板
(11)に圧接される。
4),(14)はスプリング(8),(8)によって引張
力が加わり、薄膜スリーブ(25)に密着される。また、
駆動ローラ(20)の外周面と所定間隔を以て現像槽
(3)の内面側壁に形成された押え壁(16),(16)に
裏面の弾性シール部材(15)が圧接される。さらに、底
面シール部(13)も裏面の弾性シール部材(15)が底板
(11)に圧接される。
このように、薄膜スリーブ(25)の後部は、押圧機構
(6)、サイドシール部(14),(14)、弾性シール部
材(15)によって駆動ローラ(20)に密着される結果、
前部に薄膜スリーブ(25)の弛みが集中し、駆動ローラ
(20)と薄膜スリーブ(25)の間には空間部(S)が形
成される。
(6)、サイドシール部(14),(14)、弾性シール部
材(15)によって駆動ローラ(20)に密着される結果、
前部に薄膜スリーブ(25)の弛みが集中し、駆動ローラ
(20)と薄膜スリーブ(25)の間には空間部(S)が形
成される。
以上のようにして現像槽(3)に装着された駆動ロー
ラ(20)の薄膜スリーブ(25)には、上板(5)に設け
た規制板(26)の先端規制部(27)がサイドシール部
(14),(14)の間で圧接される。
ラ(20)の薄膜スリーブ(25)には、上板(5)に設け
た規制板(26)の先端規制部(27)がサイドシール部
(14),(14)の間で圧接される。
なお、前記先端規制部(27)は丸棒で構成してある
が、規制板(26)の先端をU又はV字形状に加工して構
成するようにしてもよい。
が、規制板(26)の先端をU又はV字形状に加工して構
成するようにしてもよい。
撹拌羽根(28)は、両端の軸(29),(29)に開口部
(31)を有する羽根(30)を設けたもので、駆動ローラ
(20)の後部に設けたトナー収容部(32)に回転可能に
設けてある。
(31)を有する羽根(30)を設けたもので、駆動ローラ
(20)の後部に設けたトナー収容部(32)に回転可能に
設けてある。
トナーホッパ(40)は、現像部(2)の後部に取り付
けてあり、これによって前記トナー収容部(32)の後部
が仕切られている。
けてあり、これによって前記トナー収容部(32)の後部
が仕切られている。
トナーホッパ(40)は、前部にトナー収容部(32)に
通じる開口部(41)を有し、内部に撹拌羽根(42)を収
容している。
通じる開口部(41)を有し、内部に撹拌羽根(42)を収
容している。
トナーは、トナー収容部(32)とトナーホッパ(42)
に収容してある。なお、トナーとしては非磁性のものが
好適に用いられるが、磁性トナーであってもよい。
に収容してある。なお、トナーとしては非磁性のものが
好適に用いられるが、磁性トナーであってもよい。
前記構成を備えた現像装置(1)は、複写機等の本体
に収容され、駆動ローラ(20)との間に空間部(S)を
有する薄膜スリーブ(25)が感光体ドラム(100)に接
触される。また、本体電源接続端子(18)が本体電源に
接続される。さらに、駆動ローラ(20)はギヤ(24)を
介して、そして、撹拌羽根(28),(42)は夫々図示し
ないギヤ機構を介して、本体駆動系に駆動連結される。
に収容され、駆動ローラ(20)との間に空間部(S)を
有する薄膜スリーブ(25)が感光体ドラム(100)に接
触される。また、本体電源接続端子(18)が本体電源に
接続される。さらに、駆動ローラ(20)はギヤ(24)を
介して、そして、撹拌羽根(28),(42)は夫々図示し
ないギヤ機構を介して、本体駆動系に駆動連結される。
次に、前記現像装置(1)を用いて現像を行う場合の
動作について説明する。
動作について説明する。
駆動ローラ(20)、撹拌羽根(28),(42)は、駆動
源(図示せず)によって夫々矢印(a),(b),
(c)方向に回転すると、駆動ローラ(20)と共に薄膜
スリーブ(25)も矢印(a)方向に移動し、トナー収容
部(32)、トナーホッパ(40)のトナーも夫々矢印
(b),(c)方向に移動する。
源(図示せず)によって夫々矢印(a),(b),
(c)方向に回転すると、駆動ローラ(20)と共に薄膜
スリーブ(25)も矢印(a)方向に移動し、トナー収容
部(32)、トナーホッパ(40)のトナーも夫々矢印
(b),(c)方向に移動する。
トナー収容部(32)のトナーは、薄膜スリーブ(25)
の表面に付着して矢印(a)方向に搬送され、薄膜スリ
ーブ(25)と規制板(26)の先端規制部(27)とで形成
されるクサビ状の取込部に取り込まれて規制板(26)の
圧接部に達し、薄膜スリーブ(25)の表面に薄層状に均
一に塗布されるとともに、所定の正又は負の極性に摩擦
帯電される。
の表面に付着して矢印(a)方向に搬送され、薄膜スリ
ーブ(25)と規制板(26)の先端規制部(27)とで形成
されるクサビ状の取込部に取り込まれて規制板(26)の
圧接部に達し、薄膜スリーブ(25)の表面に薄層状に均
一に塗布されるとともに、所定の正又は負の極性に摩擦
帯電される。
薄膜スリーブ(25)に保持された薄層トナーは、駆動
ローラ(20)の回転とともに感光体ドラム(100)との
対向部(現像領域)(X)に搬送され、感光体ドラム
(100)の表面電位と、接触子(17)等を介して薄膜ス
リーブ(25)に印加されているバイアス電圧との電位差
に基づく電界により、感光体ドラム(100)の表面に形
成されている静電潜像に移動してトナー像を形成する。
ローラ(20)の回転とともに感光体ドラム(100)との
対向部(現像領域)(X)に搬送され、感光体ドラム
(100)の表面電位と、接触子(17)等を介して薄膜ス
リーブ(25)に印加されているバイアス電圧との電位差
に基づく電界により、感光体ドラム(100)の表面に形
成されている静電潜像に移動してトナー像を形成する。
ここで、感光体ドラム(100)と接する薄膜スリーブ
(25)は、駆動ローラ(20)との間に空間部(S)を有
しており、駆動ローラ(20)とは非接触状態にあるた
め、薄膜スリーブ(25)はそれ自身の剛性のみで感光体
ドラム(100)にソフトに、しかも適当なニップ幅をも
ってむらなく接触し、感光体ドラム(100)の静電潜像
に対し、均一なトナー像を形成する。
(25)は、駆動ローラ(20)との間に空間部(S)を有
しており、駆動ローラ(20)とは非接触状態にあるた
め、薄膜スリーブ(25)はそれ自身の剛性のみで感光体
ドラム(100)にソフトに、しかも適当なニップ幅をも
ってむらなく接触し、感光体ドラム(100)の静電潜像
に対し、均一なトナー像を形成する。
現像領域(X)で静電潜像に供給されることなく残留
したトナーは、薄膜スリーブ(25)とともに矢印(a)
方向に搬送され、底面シール部材(13)の接触部を通過
してトナー収容部(32)に搬送される。そして、トナー
を消費した部分にトナーが補充され、前記動作を繰り返
す。
したトナーは、薄膜スリーブ(25)とともに矢印(a)
方向に搬送され、底面シール部材(13)の接触部を通過
してトナー収容部(32)に搬送される。そして、トナー
を消費した部分にトナーが補充され、前記動作を繰り返
す。
このようにしてトナー収容部(32)のトナーが消費さ
れると、トナーホッパ(40)の中で回転する撹拌羽根
(42)の回転に基づいて移動するトナーが、開口部(4
1)を通りトナー収容部(32)に補充される。
れると、トナーホッパ(40)の中で回転する撹拌羽根
(42)の回転に基づいて移動するトナーが、開口部(4
1)を通りトナー収容部(32)に補充される。
ここで、現像装置(1)の現像部(2)では、トナー
に接する薄膜スリーブ(25)と現像槽(3)との隙間
は、弾性シール部材(15)とシール部材(2)とでシー
ルされているので、それらの間からトナーが漏れ出るこ
とはない。また、サイドシール部(14),(14)は押圧
機構(6),(6)のスプリング(8),(8)によっ
て安定的に引張力が加えてあるので、シール部材(12)
と薄膜スリーブ(25)との接触面を通じてトナーが漏れ
出ることはない。さらに、シール部材(12)、弾性シー
ル部材(15)は夫々継目無く一体的に形成されているの
で、さらにシール性は完全なものとなっている。
に接する薄膜スリーブ(25)と現像槽(3)との隙間
は、弾性シール部材(15)とシール部材(2)とでシー
ルされているので、それらの間からトナーが漏れ出るこ
とはない。また、サイドシール部(14),(14)は押圧
機構(6),(6)のスプリング(8),(8)によっ
て安定的に引張力が加えてあるので、シール部材(12)
と薄膜スリーブ(25)との接触面を通じてトナーが漏れ
出ることはない。さらに、シール部材(12)、弾性シー
ル部材(15)は夫々継目無く一体的に形成されているの
で、さらにシール性は完全なものとなっている。
なお、前記実施例では、薄膜スリーブ(25)として
は、ニッケルよりなる導電性金属薄膜を用いたもので説
明したが、クロム等からなるものや、ポリアミド、ポリ
エステル等の樹脂シール、あるいは金属薄膜に樹脂シー
トを積層したものであってもよい。
は、ニッケルよりなる導電性金属薄膜を用いたもので説
明したが、クロム等からなるものや、ポリアミド、ポリ
エステル等の樹脂シール、あるいは金属薄膜に樹脂シー
トを積層したものであってもよい。
また、前記実施例では、薄膜スリーブ(25)へのバイ
アス電圧を接触子(17)を介して印加しているが、シー
ル部材(12)として樹脂フィルム等に金属薄膜を蒸着し
た導電性部材を用い、これにバイアス電圧を印加すれ
ば、部品点数が減るとともに、薄膜スリーブとの接触面
積が大きくなるため、通電不良を防ぐことができる。
アス電圧を接触子(17)を介して印加しているが、シー
ル部材(12)として樹脂フィルム等に金属薄膜を蒸着し
た導電性部材を用い、これにバイアス電圧を印加すれ
ば、部品点数が減るとともに、薄膜スリーブとの接触面
積が大きくなるため、通電不良を防ぐことができる。
〔発明の効果〕 以上の説明で明らかなように、本発明にかかる現像装
置によれば、シール部材はサイドシール部とこれを連結
する本体部とで一体的に継目無く形成してあるので、シ
ール部材自身の中からトナーが外部に漏れ出るというこ
とはない。
置によれば、シール部材はサイドシール部とこれを連結
する本体部とで一体的に継目無く形成してあるので、シ
ール部材自身の中からトナーが外部に漏れ出るというこ
とはない。
また、サイドシール部には引張力が加えてあるので、
該サイドシール部と接触しつつ移動する薄膜スリーブと
の間からのトナーの漏れを長期に亘って安定的に阻止す
ることができるとともに、薄膜スリーブを一定の力で安
定的に押し付けることができ、薄膜スリーブはスリップ
することなく駆動ローラと共に回転される。
該サイドシール部と接触しつつ移動する薄膜スリーブと
の間からのトナーの漏れを長期に亘って安定的に阻止す
ることができるとともに、薄膜スリーブを一定の力で安
定的に押し付けることができ、薄膜スリーブはスリップ
することなく駆動ローラと共に回転される。
第1図は現像装置の断面図、第2図は現像部の分解斜視
図である。 1……現像装置、2……現像部、3……現像槽、4……
開口部、6……押圧機構、12……シール部材、13……底
面シール部、14……サイドシール部、15……弾性シール
部材、20……駆動ローラ、25……薄膜スリーブ、26……
規制板、40……トナーホッパ部、S……空間部。
図である。 1……現像装置、2……現像部、3……現像槽、4……
開口部、6……押圧機構、12……シール部材、13……底
面シール部、14……サイドシール部、15……弾性シール
部材、20……駆動ローラ、25……薄膜スリーブ、26……
規制板、40……トナーホッパ部、S……空間部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−226676(JP,A) 特開 昭63−202770(JP,A) 特開 昭63−210974(JP,A) 実開 昭64−29653(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08
Claims (1)
- 【請求項1】トナー収容部の前部に設けた回転する駆動
ローラと、該駆動ローラよりも長い周長を有し、駆動ロ
ーラに外装された薄膜スリーブと、該薄膜スリーブのト
ナー収容部に面する部分を押圧し、前記薄膜スリーブの
外面に保持されたトナーを規制する規制手段と、前記薄
膜スリーブの底面、トナー収容部側両側外面において現
像槽との間に夫々介在された底面シール部、サイドシー
ル部とからなり、これら底面シール部とサイドシール部
を継目なく一体に形成したシール手段と、前記サイドシ
ール部に引張力を加えて薄膜スリーブを駆動ローラに密
着させる押圧手段と、からなることを特徴とする現像装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1031825A JP2819583B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 現像装置 |
US07/476,609 US5057868A (en) | 1989-02-10 | 1990-02-07 | Developing apparatus having a sealing construction for preventing a toner leakage |
DE19904003974 DE4003974A1 (de) | 1989-02-10 | 1990-02-09 | Entwicklungseinrichtung mit einer abdichtkonstruktion zum verhindern von tonerleckschaden |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1031825A JP2819583B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02230172A JPH02230172A (ja) | 1990-09-12 |
JP2819583B2 true JP2819583B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12341858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1031825A Expired - Lifetime JP2819583B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 現像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819583B2 (ja) |
DE (1) | DE4003974A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2582948B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1997-02-19 | 富士通株式会社 | 現像器 |
US6975342B2 (en) * | 2002-10-17 | 2005-12-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Print cartridge |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4800411A (en) * | 1986-04-10 | 1989-01-24 | Ricoh Company, Ltd. | Magnetic brush development device for electrostatic latent images |
GB2197258B (en) * | 1986-09-05 | 1991-05-22 | Ricoh Kk | Electrostatic recording apparatus |
US4791882A (en) * | 1986-10-08 | 1988-12-20 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Loosely mounted outer sleeve member with biasing means |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1031825A patent/JP2819583B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-09 DE DE19904003974 patent/DE4003974A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4003974C2 (ja) | 1992-05-07 |
DE4003974A1 (de) | 1990-08-16 |
JPH02230172A (ja) | 1990-09-12 |
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